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八幡平市安代地区から二戸市浄法寺町にかけて流れる安比川の流域沿いは、古来より漆の文化が根付く地域です。上流域には木地師・中流域には塗師・下流域には掻き子が多く住み、地域で一体的な漆器製作が行われていました。
その文化的価値が認められ、『”奥南部”漆物語~安比川流域に受け継がれる伝統技術』として日本遺産に登録されています。
ここでは、木地製作と漆塗りの工程、使用する道具、当地域の特色ある漆器など、藩政時代から現在に至るまでの歴史を交え紹介しています。
漆器の製作工程
当地域の特色ある漆器