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定例記者会見(令和7年10月)

 報道機関に発表したものを掲載しています。

 発表項目内容の詳細については、各担当部署に問い合わせてください。

開催日

 令和7年10月2日

市長挨拶

  10月の定例記者会見に皆さまお集まりいただき、ありがとうございます。
今年度も半年が過ぎました。だいぶ朝晩も寒くなってまいりまして、八幡平市でも稲刈りが進んできているところです。
 まず、冒頭で、私事にはなりますが、本日10月2日から、2期目がスタートいたしました。9月21日告示の八幡平市長選挙は、無投票となりましたが、再選を果たすことができました。これまで以上にスピード感をもって公約達成に向けて取り組んでいきたいと思っています。
 また、今日の発表項目にもありますが、10月の3連休には、市内では大きなイベント「八幡平山賊まつり」があります。その後は大更駅前を中心としたイベント「はちマルシェ2025」、荒屋新町駅前でのあしろマルシェがあり、イベントが盛りだくさんですので、ぜひ足を運んで、取材していただければと思います。
 これから紅葉の時期を迎えますが、ご存じの通り、八幡平樹海ラインが通行止めとなっています。新聞にも取り上げられましたが、国の災害査定が認められたという話も聞いております。県が9月定例会の中で予算措置をして、春からになるとは思いますが、工事が始まるということで、早期の開通を期待します。
 アスピーテラインも道路の一部が崩落して、山頂付近の熊沼近くが片側通行になっていますが、紅葉の時期になりましたら誘導員を配置するなど渋滞対策をしっかりと行っていきたいと思っています。​

発表項目

 次第 [PDFファイル/435KB]

 発表項目一括 [PDFファイル/8.11MB]

  1. 県立平舘高校への県外生徒の募集につなげるおためし地域留学in八幡平を開催​​​
  2. 八幡平市立病院まるわかりフェスタを開催します​​​
  3. 市博物館7年度企画展「木地師 金作さんの椀づくり」を開催します​​​
  4. 市戦没者追悼式を実施します​​​
  5. 中学生による人権尊重に関する意見発表会を開催​​​​
  6. 市制20周年記念 7年度市民憲章推進大会を開催します
  7. 第28回少年少女の詩「江間章子賞」授与式を行います
  8. 7年度八幡平市芸術祭を開催します
  9. 市民健康講座「親子ふれあい体操」を開催します
  10. 10月に市内で行われるイベントを紹介します
  11. 令和7年八幡平市議会第3回臨時会を開催します

1.県立平舘高校への県外生徒の募集につなげるおためし地域留学in八幡平を開催

県立平舘高校への県外生徒の募集につなげるおためし地域留学in八幡平を開催 [PDFファイル/814KB]

昨年度から始まっている地域みらい留学につなげるために、お試しで学生を参加させるということなのですが、おためし地域留学の事業自体は初めて行うものですか。

 初めてです。

このつながりから、来年度以降入学する学生たちが増えていくことを期待しているものですか。

 その通りです。地域みらい留学は、令和6年度からの取り組みで、東京で平舘高校を紹介するなどしてきたのですが、残念ながら今年度の留学には至りませんでした。1人でも県外からの留学生を受け入れたいということで、今回おためし地域留学を行います。幸い5名の方がいらっしゃっていただけるということで、そのうち1名でも留学していただき、成果を出したいと考えています。1つずつ進めていきたいと思っています。
 なお、おためし地域留学の前週には、平舘高校の文化祭「紫薫祭」が10月18、19日の2日間行われますが、日曜日の19日が一般公開の日です。これまで高校生が作ってきた熔岩流パンですとか、様々なものが午前中には売り切れたりしておりますので、もしよろしければ、10月19日の紫薫祭もぜひ取材いただければと思います。

​​おためし地域留学の上限枠が5名ということで、5名参加されるということでよろしいでしょうか。

 その通りです。

応募は何人くらいあったのでしょうか。

 5名の募集枠で、先着順です。定員になりましたが、キャンセル待ちということで、男子5名、女子5名の枠も作っております。もしキャンセルが出られたらそちらからということで、キャンセル待ちに応募してくださっている方もいると伺っています。

参加する5名はどの地域から来市しますか?

 神奈川県から1人、埼玉県から1人、東京都から2人、愛知県から1人です。

おためし地域留学を含め、平舘高校の入学生を県外から募集する時の、強みという点で、一番どこを売りにしていますか?

 現状では、相撲が、体育の分野で全国でも相当優秀な成績を残しているということで、現在でも、市外から相撲のクラブ活動を目的に入学する生徒もいます。ただ、それだけでは、県外から入学者を呼ぶことは難しく、平舘高校の魅力をどう発信していくかというところで、これから取り組もうという内容は色々ありますが、1つはずっと継続して取り組んできたムラサキです。西根地区にムラサキの生息地があるということから、ムラサキの育成栽培、そして染め物まで継続して活動し、ずっと続いてきていたというところは1つの強みです。他には、家政科学科が一生懸命取り組んでいる商品開発で、溶岩流パンや、安比とコラボしたバジルクッキー、高校生の東北大会で準優勝した乾燥味噌汁「熔岩流黒坦々スープ」など、一生懸命そういった取り組みを内外に発信しています。このようなことが小人数でできますので、誰もが自分が主役になれるということが、大きな魅力ではないかなと捉えています。

実際に入学するとなると、住まいの確保を考えていく必要があると思いますが、市長の公約にもありましたが、寮の整備といったようなことは、今後どのようにしていくお考えですか?

 今後、県教育委員会とも詰めながら進めていきたいと考えています。さきほどの魅力化の話にも繋がりますが、私の公約にも掲げさせていただいたのは、いわゆるIT無料育成人材の公営塾のようなもの、スパルタキャンプの平舘高校版、公営塾版というものを、平舘高校でもできるというような形を作っていければ、全国にどんどん発信して、生徒を集められる可能性があるのではと考えています。受講できる設備、環境と寮を一体的に整備しながら、取り組んでいきたいと思っています。ただ、来年すぐにできるわけではないので、内閣府の地方創生推進交付金などさまざま考えながら展開していかなければと思っています。その間のつなぎとしては、下宿、アパートといったところに、きちんと生徒の面倒を見られる方を置いて、数年間は対応していかなければいけないかなと考え、準備しようと思っています。

地域みらい留学は、何人でも入学できるものでしょうか。

 地域みらい留学は、国内で、かつ県外からというものです。岩手県では、岩手留学、県外からの県内募集ということでいわて留学という制度があります。制度的には募集定員の2割以内とされていますが、平舘高校は普通科4人、家政科学科4人と各学科、定員の1割の募集にしています。この8人という枠ですが、家政科学科が募集停止になると枠が4人になってしまいます。そのあたりは、県教育委員会の方に、要望を含めて、特区なり、枠外についても、葛巻町や西和賀町といった事例がありますので、そういうところも参考にしながら、増やせる可能性があれば、取り組んでいきたいと考えています。

2.八幡平市立病院まるわかりフェスタを開催します

八幡平市立病院まるわかりフェスタを開催します [PDFファイル/620KB]

3.市博物館7年度企画展「木地師 金作さんの椀づくり」を開催します

市博物館7年度企画展「木地師 金作さんの椀づくり」を開催します [PDFファイル/744KB]

4.7年度生涯学習推進大会を開催します

7年度 市戦没者追悼式を実施します [PDFファイル/984KB]

5.中学生による人権尊重に関する意見発表会を開催

中学生による人権尊重に関する意見発表会を開催 [PDFファイル/672KB]

6.市制20周年記念 7年度市民憲章推進大会を開催します

市制20周年記念 7年度市民憲章推進大会を開催します [PDFファイル/612KB]

7.市制20周年記念 第28回少年少女の詩「江間章子賞」授与式を行います

第28回少年少女の詩「江間章子賞」授与式を行います [PDFファイル/783KB]

8.7年度八幡平市芸術祭を開催します

7年度八幡平市芸術祭を開催します [PDFファイル/925KB]

昨年はハロウ安比校の学生が展示部門に作品を出したということで、今年も出す予定ということですが、舞台部門の方にもハロウ安比校の学生が関わることはあるのでしょうか。

舞台発表につきましては、一昨日、ハロウ安比校から正式に出演の申し出がありました。資料で添付したリーフレットに掲載することができませんでしたが、30人程度の生徒による吹奏楽の演奏を予定しています。詳細が決まりましたら、周知を図っていきます。

9.市民健康講座「親子ふれあい体操」を開催します

市民健康講座「親子ふれあい体操」を開催します [PDFファイル/593KB]

市民健康講座案内チラシ [PDFファイル/821KB]

10.10月に市内で行われるイベントを紹介します

10月に市内で行われるイベントを紹介します [PDFファイル/347KB]

山賊まつりチラシ [PDFファイル/3.28MB]

はちマルシェチラシ1 [PDFファイル/977KB]

はちマルシェチラシ2 [PDFファイル/860KB]

11.令和7年八幡平市議会第3 回臨時会を開催します

令和7八幡平市議会第3回臨時会を開催します [PDFファイル/454KB]

その他(岩手山入山規制について)

噴火警戒レベルが2に上がって今日でちょうど1年が経ちました。この1年の経過や、観光面への影響のほか、来年7月に東側のみ入山規制の解除の方針が県から示されたことを受けての市長の所感を教えてください。

 昨年10月2日に噴火警戒レベル2に引き上げられ、当日に入山規制がなされて1年が経ちました。今年7月1日の岩手山山開きは、登山口付近で、神事は行いましたけれども、登山はできないということで、本当に残念だったと思っています。直接的に、どれだけの登山者が登山できなくなって、どういう影響があったかという、人数的なところは把握できていません。滝沢の馬返しの方など、登山口によって、宿泊先への影響も違っているのではないかと感じていますし、盛岡の宿泊施設にはそれなりに影響があったのではないかなと思っています。登山愛好家の方々からは1日でも早い入山規制の解除という要望やお話は承っておりました。今回、来年7月に向けての方向性が出たということでは、すべてクリアできるわけではありませんが、一定の評価をしており、ひと安心と感じていいところではあります。
 ただ、このあいだ新聞の1面に載りましたけども、あくまで幹事会での検討です。これから、その幹事会の検討結果をもって、我々も参加する協議会の方で、具体的に意見交換を行うわけであります。来年7月までの間に、また火山の動きがどうなるかという予断を許さないところはありますが、幹事会の中でも触れられていた、登山者の安全対策について、我々もできるところはしっかり行っていきたいと思います。
 また、1990年代の岩手山の噴火騒ぎ、噴火の危険性があった時に、岩手山と秋田駒ケ岳周辺で、火山砂防堰堤の整備に合同で取り組もうとなりまして、平成2年から35年ぐらいかけて、かなり多くの火山砂防堰堤の整備を国に進めて頂き、八幡平市エリアについては全部完成しました。
 今回、火山砂防堰堤がマグマ噴火の影響をどれだけ食い止められるかは、よく分からないところもありますが、噴火による土石流などの発生については、火山砂防堰堤が全部完成しているので、当時と比べ、ハード対策もかなり進んでいると思っています。それに加え、先ほど申し上げたように、登山者の安全確保のための連絡手段、避難場所といったような、これまでも進めてきたものもありますので、さらに充実させて、被害を防ぎ止めるよう頑張っていきたいと思っています。
 その上で、来年7月1日に、もし可能であれば、全面入山規制解除を視野に入れた動きなどあればいいかなというところで、状況を見ていきたいと思っています。
 噴火警戒レベルを2に引き上げるというのは、気象庁が決めることで、去年の10月2日は山体の膨張とか、火山性地震の回数とかも踏まえた上で、レベル2にあげますという話になりましたが、今度レベル1に引き下げるという場合の具体的な基準というのが、よく分からないところもあります。
 私たちも、引き下げのタイミングは、どういう時なのかという点を、気象台からしっかりとデータをいただき、その推移を見ながら、有識者の皆さんの意見もあるかと思いますが、来年に向けて良い方向に行けるように願うところであります。しっかり対応していきたいと思っています。​

その他(緊急猟銃について)

クマの緊急銃猟について、八幡平市は、いつからの導入になりそうでしょうか。

 対応という点では、県が作っているガイドラインをベースに、八幡平市としての対応マニュアルは策定しております。また、猟友会の皆さんに何かあった場合の保険というものも、9月1日の段階で加入をしておりますので、対応という点では、対応可能な状態になっています。いつからこれをやりますという話ではなく、事案が発生した時に対応できるかどうかの準備ができているかどうかのことと思いますので、そういった視点ということでしたら、今まさに対応を整えているところでございました。ご承知の通り、最終的な発砲許可者というものも、首長のケースが多いと思うのですが、国・県のガイドラインによりますと、緊急性を鑑みると、首長までの連絡手段の時間等、あとは現場の状況を判断すると、職員に許可の判断権限を与えるのが望ましいという表現もあります。
 実際、当市においては、所管である農林課長が現場での許可対応を行うということでマニュアルを整えたところです。いつからということで言ったら、保険に加入したのが9月1日なので、猟友会も含めての保障というか、体制を組めたのが保険に加入した日から、9月1日から準備ができましたということになろうかと思います。
本日行った市幹部職員による庁議で、今おっしゃった緊急銃猟の関係のいろいろなことを部長級でイメージを共有しました。具体的に事案が発生した場合どう動くかというところは、研修をしたり、訓練をしたりと、これからやっていかなければならないと思います。
 市街地での対応ですが、本市の課題は、市街地というよりは、山林や農地など周りに家がないところで、小屋で襲われるなど、緊急銃猟という仕組みの外の部分で、人身被害が起こってきています。今まで起きてきた型の人身被害を、この緊急銃猟の仕組みで解決できるかというと、あくまでも市街地での対応に限るということになります。
このように山、川などでの被害については、また別の対策が必要だと思っています。電気牧柵とか色々なもので一部、対応しているところはありますが、そもそも台数がどうなのかということも感じています。
 もう1つは、対応は猟友会がメインとなってくるわけでありますが、猟友会の皆さんも高齢化し、銃を所持する許可も非常にハードルが高い中で、猟友会だけに任せる仕組みでいいのか、10年後、20年後にどうなるのかという不安を共有しました。
 国に対しては、さらにどういったことで対策を講じていくのか、色々意見交換をしていかなければいけないと思っています。我々としても、どうすればいいのか持ち合わせていませんので、市町村レベルで対応するということが可能なのかどうかは非常に不安なところもありますので、国や県と意見交換をしていきたいと思っています。

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