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臨時記者会見会見(令和7年2月)

 報道機関に発表したものを掲載しています。

発表項目内容の詳細については、各担当部署に問い合わせてください。

開催日

令和7年2月14日

市長挨拶

 本日は令和7年度の当初予算につきまして、その内容を本日ご説明申し上げるということで、ご出席いただき大変ありがとうございます。
まずは私から主要な政策方針について、挨拶を兼ねてお話させていただきます。
予算の概要説明書の表紙にもありますとおり、八幡平市は発足してから今年の9月1日で、20年を迎えることととなります。
 この節目の年に、色々な事業等も行うわけではありますが、あらためて20年を振り返り、これから先の10年間を見据えた将来への投資、いわゆる明日への投資と、八幡平市の更なるブランド力向上を目指しながら、当初予算を編成したところでございます。
 まず重点施策として、まずは大更駅前の賑わい創出、そしてはちまんたいジオパワー操業による温室効果ガスの排出削減、地熱電力の資源調査と企業誘致の推進、農業の振興、観光物産の振興、そして子育て支援を主な項目として、魅力あるまちづくりの実現に向けて取り組んでまいりたいということでございます。

【大更駅前のにぎわい創出について】
 最初に大更駅前賑わい創出についてですが、この事業は昨年から建設に着手しておるわけでございますけれども、この(仮称)大更駅前顔づくり施設につきましては、子育て支援施設、そして図書館、賑わい創出などの機能を持つ複合施設として、今年11月の完成を予定しているところでございます。
 令和8年4月の運用開始を目指しまして、現在、指定管理者の指定や備品購入などについて内容を詰めておりますが、予算措置をし、これらを進めるとともに、大更駅前沿道の新たな商業用地の分譲に取り組みまして、仮称大更駅前顔づくり施設を核とした一体的な賑わいづくりを推進していくものでございます。

【はちまんたいジオパワー操業による温室効果ガスの排出削減、地熱電力の地産地消と企業誘致の推進】
 次に、はちまんたいジオパワー操業による温室効果ガスの排出削減、地熱電力の地産地消と企業誘致の推進についてです。昨年7月23日に設立いたしました地域新電力会社、はちまんたいジオパワーにつきましては、ご案内の通り今月から、市内の契約していただいた民間施設への電力供給が行われているところであります。
 市内全ての高圧受電の公共施設につきましても、この電力に切り替えておりまして、地球温暖化対策実行計画に掲げる温室効果ガス総排出量の削減目標の達成に大きく貢献できる状況となってきております。
 今後は供給拡大を図りまして、地熱電力の地産地消と地域経済循環を進めて、地熱発電による電力供給が可能な市としてのブランド力の向上を図り、市内への企業誘致につなげていきたいと考えているものでございます。

【農業振興について】
 次に農業の振興についてですが、6年度に続きまして、令和7年度も新規就農、親元就農、振興作物の支援を進めて、物価高騰対策として、乳用牛あるいは肉用牛の経営支援をしてまいります。
 安代りんどうのアフリカルワンダでの栽培、そしてそこからオランダ市場への輸出も今年7シーズン目を迎えています。1月22日から29日まで、私もルワンダ現地に行きまして、その状況を視察し、政府関係者の皆様と意見交換をしてきたところです。今シーズンは200万本以上の輸出を目指しております。ルワンダからオランダ市場への輸出については、切り花1本あたり日本円に換算すると約2倍の非常に高い単価で取引されているということでして、その売れた分のロイヤルティ契約も我々は結んでおり、大きな効果も期待されるものでございます。
 また、鉢物のリンドウをEUで生産するために、この苗の培養施設が現地に整備されました。1月に私が行った時に、現地の農業省の高官等もお呼びして、その施設の完成式典が開催されたところです。これにより、培養施設によって苗を育て、EUに輸出し、特にドイツなどで鉢物のリンドウを作るプロジェクトです。安代りんどうは日本一のリンドウから世界のリンドウへとブランド力を高めていく大きなチャンスになったと思っています。
 それから、ほ場整備も順調に進めています。市役所の向かいの後藤川ほ場整備も順調ですが、新たに安代地区でのほ場整備も進める予定となっていす。

【観光物産振興について】
 次に、観光物産振興についてです。令和5年3月に観光庁から高付加価値旅行者の誘客に向けた集中的な支援等を行うモデル観光地として選定されました。令和6年3月にはマスタープランを策定しているところです。八幡平エリアの特別感の醸成とストーリーの設定により、海外の富裕層が訪れたいエリアとしての認知度向上と地場産品の販売につなげ、観光産業の持続化を図りたいと考えています。物産につきましては、令和7年度に八幡平市で市の産業まつりを開催します。市内外の皆様が市の特産品に直接触れる機会を創出したいと考えています。

【子育て支援について】
 次に、子育て支援についてです。妊娠期に10万円、出産後に50万円の経済的支援を、出産・子育て応援給付金という名前で実施してきましたが、これを法改正に伴い、妊婦のための支援給付金として継続してまいります。また、国が行う保育料無償化に加え、県と連携して行う第2子以降3歳未満の子供の保育料無償化も継続し、妊娠期から切れ目のない一体的子育て支援策を実施します。

 これらの重要政策のほか、7年度は西根・松尾地区の中学校の統合について建設用地の決定に向けて取り組みます。冒頭でもお話しましたが、令和7年9月1日は市制施行20周年という節目を迎えることから、記念式典をはじめ、各種記念事業を開催します。特に4月27日にはNHKのど自慢の開催を決定しており、市内外で大きな反響を得ています。令和7年度の一般会計の総額は211億100万円で、前年度対比で28億2200万円の大幅な増額、率にして15.4%となります。主に(仮称)大更駅前顔づくり施設の建設工事費や施設開設に向けた備品整備によるものです。以上となりますが、この後概要説明書に従って課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。

大更駅前顔づくり施設について、図書館とかを含めた現時点での見込み総事業費はいくらですか。またデジタル田園都市国家構想交付金の交付額についても教えてください。​​

 大更駅前顔づくり施設は、令和6年4月に市内事業者と19億7340万円で契約し、現在着工しているところです。説明資料のNo.15にあります子育て世代活動支援センターの遊具や絵本などの備品が623万円、これに加えましてNo.29市立図書館の備品が2億2000万円となっております。先ほどの工事契約額は19億7340万円となっておりますが、6年度、7年度の2か年に支払がわたっており、6年度の支払額はこれから確定いたします。No.20の予算額19億9400万円には、7年度の工事支払額に加えて、備品やPRイベント等の額が含まれているというような形です。単純にNo.15、No.20、No.29を足した額、22億2100万円ほどが令和7年度の事業費総額として見ていただければと思います。
 大更駅前顔づくり施設整備にかかる内閣府の交付金の件ですが、6年度が「デジタル田園都市国家構想交付金」が1億2500万円、7年度から新しい名称となる「新しい地方経済・生活環境創生交付金」が3億7500万円で、併せて2年で5億円の国の支援を受けて進めるということで想定をしております。内閣府に新しい地方経済・生活環境創生本部が立ち上がったため、交付金の名称が変わるものです。内閣府のホームページでは、6年度の採択事業としてこの大更駅前顔づくり施設整備事業が紹介されておりますので、ご覧いただければと存じます。

​はちまんたいジオパワーに関連しNo.22の調査事業と絡めてということですが、23番の企業立地促進事業の関連性を伺いたい。​

 23番の企業立地促進事業は、市内に工場建設を行った場合に、県と併せて補助を行っているというものです。これまでも西根インターチェンジ前の製薬会社さんや、旧松尾地区の製薬会社さんが拡張する際に支援をしてきたという中で、今回は松尾八幡平インターチェンジ前、鬼清水工場適地に工場が建設中であり、2億円ほどの支援を行う予算となっています。はちまんたいジオパワーに関連した企業誘致とは別の内容の予算です。

No.22番の市産業用地基本計画調査事業について、令和7年度の予算は、今年度に行っている可能性調査を踏まえた具体化というとらえ方でよろしいでしょうか?7年度の概要を伺いたい。

 一般財団法人日本立地センターと連携し、6年度は可能性調査を行っているところでございます。その延長で、調査を踏まえて次は、具体的にどの場所で、どの面積まで造成が可能かというところを7年度は実施していくということです。6年度は、インフラや土地の状況などの可能性調査をしまして、7年度はその結果を受けて具体的にこの辺りでどのくらいの面積が取れるのかというところを計画し、後は本当にそこを造成していくかどうかという判断をしていくという事になろうかと思っておりました。一連の流れで行っているものでございます。

市制20周年の記念事業の、1900万円の予算の中にNHKのど自慢が入っているということでしょうか

 はい。記念式典、のど自慢、そして沢田知可子さんのコンサートも今検討しているところで、そういった全てが含まれた予算というところでございます。沢田さんのコンサートは岩手日報広華会さん主催で行っていただくことで進んでおり、市は共催という形で進めるという事になります。

統合中学校の建設用地の決定が7年度というお話でしたが、何か予算があるものでしょうか、事務経費の中で対応ということですか。

 こちらについては事務経費の中で進めておりまして、特段これに対する委託費などは計上しておりません。検討委員会の委員報酬などを措置しております。

 

発表項目

 次第 [PDFファイル/463KB]

  1. 令和7年度八幡平市一般会計当初予算(案)の概要
  2. 令和7年八幡平市議会第1回定例会を開催します

1.令和7年度八幡平市一般会計当初予算(案)の概要

八幡平市一般会計当初予算(案)の概要 [PDFファイル/884KB]

2.令和7年八幡平市議会第1回定例会を開催します

令和7年八幡平市議会第1回定例会を開催します [PDFファイル/458KB

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(市長冒頭あいさつのみ)準備中

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