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定例記者懇談会(令和6年4月)

 

 

  1. 報道機関に発表したものを掲載しています。

表項目内容の詳細については、各担当部署に問い合わせてください。

開催日

令和6年4月2日

市長挨拶

来年度、八幡平市は合併してから20年となります。令和6年度は節目を迎える八幡平市の、さらなる市勢発展のための重要な1年です。本年度の八幡平市の7つの重点事項を、まず最初に説明させていただきます。
本年度の一般会計の総額は182億7900万円の予算規模となりました。(仮称)大更駅前顔づくり施設につきましては、3月22日に工事の入札が執行されました。今度の4月16日に臨時議会を開催する予定で、そこでお認めいただければ、本契約ということで、いよいよ工事に着工し、来年11月の施設の完成を目指して進めていくところです。そういった大型事業もありますが、対前年比で約1億2千万円、0.7%の減で、地方債の残高も10億7千万円ほど減額することができまして、メリハリある予算になったと思っています。
重点施策について申し上げますと、先ほどの(仮称)大更駅前顔づくり施設の建設と併せて、大更駅前西側に整備をしました道路の沿線上の商業区画10区画の分譲でございます。八幡平市の30年後、50年後を見据えた新たな商店街形成と賑わい創出となる大きな取り組みであります。この顔づくり施設については、内閣府のデジタル田園都市国家構想交付金・地方創生拠点整備タイプというものがありますが、この交付内示を3月28日に内閣府からいただきました。建設の総事業費は20億ほどですが、このうちの図書館を除く1階、2階部分について、デジタル田園都市国家構想交付金・地方創生拠点整備タイプの対象となる施設ということで、昨年秋ごろから申請しておりましたが、大きな財源をいただくことで、この建設にも弾みがつき、大変ありがたいと思っています。さらに申し上げれば、デジタル田園都市国家構想交付金・地方創生拠点整備タイプは全国で41件の採択があり、そのうちの11の事例に取り上げていただき、内閣府のホームページに紹介していただいたところで、私たちも非常に喜んでいるところです。
2つ目は地域新電力の会社の設立です。地熱発電の電力を市内の公共施設や企業に売電して、地域経済への循環と、市が表明しているゼロカーボンシティーの実現、企業誘致につなげるための取り組みとして、これまで数年間にわたって検討してまいりましたが、ようやく地域新電力の会社が実現いたします。7月には会社の設立、そして事業開始は1月になるかと思いますが、ここに向けて準備を進めています。安比地熱発電所が本年3月に運転を開始したことで、市内に3カ所目の地熱発電が整備されたわけですが、すべてがFIT(固定価格買取制度)で東北電力ネットワークに売電され、これまでは地熱発電の電気はどこでも買えるという状況でありました。市が一部出資して地域新電力の会社を作ることにより、この会社を通じて市内の企業・事業所・公共施設に限定して売電することで、企業誘致に大きな弾みがつくのではないかということです。これは東京での企業説明会等のときにも、どうやったら購入できるんだということをお話をいただいているなかで、私たちの企業誘致や、カーボンニュートラルの実現という意味では、非常に大きな取り組みであります。
3つ目は、昨年度八幡平エリアが、観光庁から高付加価値エリアということで、旅行者の誘客に向けての集中的な支援を行うモデルエリアに選定されまして、昨年度末にマスタープランを策定したところであります。海外の富裕層が訪れるエリアとしての認知度向上によって、多くの訪日外国人の国内観光の誘客にも弾みがつく取り組みだと思っています。
ハロウスクールも今年度で3年目となりますが、新たな(仮称)安比高原小学校の建設の動きもあるなかで、高付加価値インバウンドモデルエリアに認定されことは、大きなインパクトがあると思います。さらに(仮称)八幡平スマートインターチェンジも整備が進む中で、その波及効果がエリア一体、八幡平市全体に及ぶことは、非常に大きな認定であったと思います。
4点目ですが、八幡平市の物産振興についてです。八幡平市には良質な農産物や世界一のリンドウなど、魅力あふれた地場産品があるわけですが、この魅力発信と売り込みの展開が一本化できていないということが課題としてありました。このことについて、商工観光課に新たに物産振興係を設け、情報発信に取り組み、地場産品のとりまとめを一本化し、全国に展開していきたいと思います。
次に5点目として、八幡平市では妊娠届け出時に10万円、出生時に50万円、併せて60万円の現金給付のほかに、第2子以降の保育料の全額免除など子育て支援については、他の市町に先駆けて取り組んでいるところです。そういった金銭的な支援と併せて、(仮称)大更駅前顔づくり施設の2階には子育てワンストップサービスの機能として、そこに行けば子育て相談とか、健診とかいろんなことが受けられる、安心して子育てすることができる環境を作る取り組みも行ってまいります。相乗効果を上げながら子育て支援を更に強化していきたいと思います。
6点目として、農業振興につきましては、現在、役所近くの田の圃場整備を行っておりますが、他にも市内では安代の赤坂田地区、戸沢地区、まだ決定ではありませんが、大更でもそういう動きがあります。このように規模拡大を図りながら、スマート農業にもしっかり取り組んでいきたいと考えております。
そして、物価高騰対策として、昨年度末の補正予算で計上した20パーセントプレミアム商品券により、市内経済の循環を図っていきたい。この7つの重点項目を軸にいろいろなことに取り組んでいきたいと思います。
また、コロナで中止・延期していたイベントについてもコロナ以前よりも多く開催し、市の賑わいを取り戻していかなければならないということで、そういう重要な令和6年度ととらえております。全職員一丸となって大きな成果を上げるべく取り組んでいきたいと思います。

発表項目

  1. LINEなども活用し、新たな有害鳥獣害対策に取り組みます。
  2. 八幡平市市制施行20周年記念ロゴマーク決定
  3. 令和6年八幡平市議会第1回臨時会を開催します
  4. 西根総合支所が大更駅前に移転します
  5. 令和6年春の全国交通安全運動の黄色い羽根街頭配布を実施
  6. 桜と雪のコラボレーション 八幡平スプリングフェスティバル2024を開催します

1.LINEなども活用し、新たな有害鳥獣害対策に取り組みます​

発表項目1 LINEなども活用し、新たな有害鳥獣害対策に取り組みます [PDFファイル/436KB]

(資料)6年度市有害鳥獣駆除事業の取り組み [PDFファイル/757KB]

LINEアプリについて、若い人にとってはクマの目撃情報を提供しやすくなると思いますが、他の有害鳥獣対策も含めて、市長として新しい取り組みに期待することは?

八幡平市の、特に安代・田山地区については、これまでも日常的にクマが出没している状況にあったと思いますが、昨年はクマの餌となるものが、かつて無いほど大凶作で、それが人身被害につながり、亡くなられる方も発生しました。
市民の方々も、このような状況に非常に危機感を持ち、これまで目撃情報を通報しなかった人も目撃を通報する状況となりました。市では人身被害を出さないようにしたいという思いから、出没を発見したときは、できるだけそこに近寄らないようにすることに取り組むことが必要という考えで、速報性という意味では、公式ラインアプリを使った今回の仕組みはとても有効なものと認識しています。市公式ラインの登録件数が2千数百件ということで、早めに登録件数を増やしていくことが、市民への目撃情報の周知につながっていくものと考えています。いかにその場面に出くわさないかが重要であるので、しっかり対応していきたいと考えています。

LINEのクマ情報アプリについて、目撃情報を通報する場合に、名前や電話番号を入力するのは、いたずら防止などの目的ですか?

目撃情報を通報する場合に、ご本人さんの名前、電話番号を入力するのは、市から目撃者ご本人に問い合わせをする場合を想定していることと、誤った情報の入力を抑止し、データの正確性を高めていきたい、そういった趣旨です。なお、入力していただいた個人情報が表に出ることはありません。

2.​​八幡平市市制施行20周年記念ロゴマーク決定

発表項目2 八幡平市市制施行20周年記念ロゴマーク決定 [PDFファイル/255KB]

(資料) 市制20周年記念事業ロゴマーク最終選考結果 [PDFファイル/199KB]

 

最優秀賞に選ばれた作品について、最優秀賞となった評価ポイントは?

一次選考で20作品を選考し、その後、市が委嘱している市政モニターの意見も聞いたうえで絞り込みをし、最終的に市長である私と、副市長、教育長で最優秀賞1点、優秀賞4点を決定したものです。
最優秀作品は、ロゴのデザイン性、文字とのバランスの点から、八幡平市制20周年ということの伝わり易さ、そこのところが良かったと最終選考では判断しています。

市政モニターは、一般市民の方ですか?

そうです。

最優秀賞に選ばれた作品の作者である天野さんについて、八幡平市とのこれまでのかかわりは?

天野さんとは、これまで市とのかかわりはありませんが、岩手県内では盛岡市のマンホールのデザインに、天野さんのデザインが採用された経歴があるようです。

3.令和6年度八幡平市議会第1回臨時会を開催します

発表項目3 令和6年八幡平市議会第1回臨時会を開催します [PDFファイル/127KB]

4.西根総合支所が大更駅前に移転します

発表項目4 西根総合支所が大更駅前に移転します [PDFファイル/167KB]

(資料) 西根総合支所移転のお知らせ [PDFファイル/490KB]

(資料) 西根総合支所新庁舎開庁式開催要領(案) [PDFファイル/52KB]

(資料) 西根総合支所の主な業務 [PDFファイル/562KB]

5.令和6年春の全国交通安全運動の黄色い羽根街頭配布を実施

発表項目5 令和6年春の全国交通安全運動の黄色い羽根街頭配布を実施[PDFファイル/170KB]

(資料) 6年度黄色い羽根街頭配布実施個所一覧 [PDFファイル/137KB]

6.桜と雪のコラボレーション 八幡平スプリングフェスティバル2024を開催します

発表項目6 桜と雪のコラボレーション 八幡平スプリングフェスティバル2024を開催します [PDFファイル/201KB]

 

小林陵侑選手のTEAM ROYのイベントについて、地元での期待感などについて教えてください。

開催へ向けた取り組みの期間が短かいですが、詳細が決まりましたらお知らせしていきたい。学校にも周知し、見に来てもらうこと、参加してもらう人を募っていきたい。特にジャンプをしたことがない子供たちが体験し、ジャンプに興味をもっていただければ、その後につながる可能性が大きい。小学校のころからジャンプをする環境はとても難しいので、そのきっかけづくりをサポートできればと思います。

スプリングフェスティバル2024のイベント全体への期待感と、その中で特に注目しているイベントについて教えてください。

TEAM ROYのイベントを除けば、毎年開催しているものですが、新型コロナウイルスの分類が5月4日から5類になりましたが、4月の段階では2類でしたので、去年以上の集客が見込めるものと思っています。また、樹海ラインの開通のPRに力を入れていき、4月の後半には、アスピーテラインと樹海ラインが両方開通し、周回できる状態になります。そのことを発信していきたい。

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