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定例記者懇談会(令和6年1月)

報道機関に発表したものを掲載しています。

表項目内容の詳細については、各担当部署に問い合わせてください。

開催日

令和6年1月5日

市長挨拶

まずは1月1に発生した能登半島地震の被害にあわれて亡くなられた方々のご冥福と、被災した皆様に改めてお見舞いを申し上げたいと思います。一日も早い復旧と被災した皆様には一日も早く日常を取り戻していただけるように願うばかりであります。私共といたしましても、市単独での支援は難しいところがありますので、岩手県市長会や岩手県、全国市長会等の動きに連動しながら協力していきたいと思っているところであります。コロナが5類に移行して初めての年明けになるわけでありますが、スキー場では外国人の観光客の入込も増えてきているという実感を得ております。ただ、雪が少ないということで今週末に予定していた田山クロスカントリー大会は中止になりました。来週以降も大会が続くわけでありますが、場所を変更すなどの対策を講じながら大会自体は開催していく方向でいくということであります。円安の状況が続いておりますが、海外の情勢が不安定で、世界を見ると混沌とした状況になっていて、国内においても物価高騰など皆さんの生活も厳しい状況になっています。そういった中で賃金の上昇なども昨年は引き上げられる企業も多かったわけですが、当市に目を向ければ、年金取得者が多いということや、大きな企業が無いということで賃金の上昇も追いついていないような所も見受けられます。市内の経済の動きは鈍く、当市では5%ののプレミアム商品券を発行しておりますが、例年に比べて商品券の売れ行きが良くない状況です。その対策として1月14日に10%のプレミアム商品券を販売するということで商工会が動いていますし、国が経済対策として行う所得税、住民税の減税4万円や非課税世帯への7万円給付なども1月以降順次行われていくわけですが、国の経済対策と併せて市の施策も検討していきたいと考えております。日本の人口は社人研の推計によれば減少すると発表されていますが、前回の2040年の社人研推計では14,680人であったものが今回は15,153人と多少ではありますが上方修正されたということで、最近ではハロウ校の開校等いろいろな動きが出てきていますので、少しは期待が持てるのかなと思っています。人口減少をただ嘆くのではなく、これからの展開を考えて変えていくような施策を行っていく、そして皆さんの不安を解消していく事が我々の役目であると考えております。そして今年は年度内に大更駅前顔づくり施設の入札を行い、整備に着工していきます。これまで大更駅周辺整備事業では、駅舎の改築や市立病院の移転などに取組み、昨年は道路も完成しましたが、いよいよ顔づくり施設に着工し、令和7年の秋口の完成を目指して進めていく。そこを賑わい創出の拠点としながら新しい商店の張り付けを行い、商店街の形成を進めていくという重要な年になっていくわけですので、商工会等と連携しながらしっかりと取組んでいきたいと思っております。それから、当市は農産物の品質が非常に高いという評価を受けていますが、発信力と食材の供給体制が弱いということを感じていました。改めて発信力と供給体制の強化に取り組んでいくという思いであります。観光振興については昨年の3月に観光庁の高付加価値インバウンドモデルエリアに認定されて、3月までにマスタープランを策定するということで取組んでいます。富裕層の外国人観光客を呼ぶためにどういうプランを練っていくかという事をマスタープランに落とし込むわけでありますけれども、その波及効果として国内の旅行客も八幡平エリアに注目していただけるようなきっかけになるものと思っておりますので、積極的に取り組んでまいりたいと思っております。コロナ後の外国人観光客の入込数を、コロナ前の状況を超えるくらいの勢いで取組んでいきたいと思っております。

発表項目

  1. 物価高騰対応重点支援給付金の実施について
  2. 八幡平市冬季特別対策助成の実施について
  3. 令和6年八幡平市防犯隊・交通指導隊合同初点検の実施について
  4. 各種スキー大会の開催について
  5. 令和5年度第2回空き家利活用セミナーの開催について
  6. 八幡平ゆきフェスティバル2024の開催について
  7. 発表項目以外の質疑応答

1.物価高騰対応重点支援給付金の実施について

発表項目1 物価高騰対応重点支援給付金の実施について [PDFファイル/139KB]

事業費と対象世帯数を教えてください。

事業費は217,000千円、対象世帯数は3,087世帯となっています。対象者には12月27日に郵送しておりまして28日から受付を開始しています。

2.八幡平市冬季特別対策助成の実施について

発表項目2 八幡平市冬季特別対策助成の実施について [PDFファイル/139KB]

事業費と対象世帯数を教えてください。

事業費は23,706千円、対象世帯数は2,992世帯となっています。対象者には12月27日に郵送しておりまして28日から受付を開始しています。

3.令和6年八幡平市防犯隊・交通指導隊合同初点検の実施について

発表項目3 令和6年八幡平市防犯隊・交通指導隊合同初点検の実施について [PDFファイル/114KB]

4.各種スキー大会の開催について

発表項目4 各種スキー大会の開催について [PDFファイル/134KB]

5.令和5年度第2回空き家利活用セミナーの開催について

発表項目5 令和5年度第2回空き家利活用セミナーの開催について [PDFファイル/125KB]

セミナーチラシ [PDFファイル/666KB]

6.八幡平ゆきフェスティバル2024の開催について

発表項目6 八幡平ゆきフェスティバル2024の開催について [PDFファイル/147KB]

7.発表項目以外の質疑応答

今年の抱負をお願いします。

能登半島の地震について報道を見ても大変な状況であると感じていますが、我が市に置き換えたときに、豪雨災害など常に心掛けていかなければならない訳ですが、改めていざ災害が起きたときに命を守る行動が大切になってくると思います。そのためにどうしていくかということですが、これまでも避難行動要支援者個別計画の策定に取り組んでいて、社会的弱者と呼ばれる方をどう救うかということが一番のポイントになってくると思いますが、地域の方々がそういった方々をしっかりと支えていくということが大切で、もっとこのような取組を強化していかなければならないと思っています。そしてコロナが5類に見直されて人流が活発化してきたわけですが、ただ待っているだけではなく、もう一度テコ入れして観光客の誘致にしっかりと取組む年にしていきたい。人口減少が叫ばれている中で、ハロウ校の開校などいろいろなことが動いていく。我々が期待しているのは(仮称)安比高原小学校が開校するという事で、県外からも子供たちが来てくれる。そういったところに取組んでくれる事業者がでてきたり、また安比地熱発電所が今年3月にオープンする予定になっていますので、相乗効果は非常に大きいわけですので、決して未来は暗くないわけであります。そういったいろいろなことを市政の発展につなげていく、そういった取り組みを今後更に強化していく。そのために何をしてくかという事を市民の声を聴きながらわかりやすい表現でみんなと共有し、皆さんとともに将来に向かって取り組んでいく、そういった1年にしたいと思っています。

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