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ペットの飼い方

ペットを飼う事は、想像以上に大変なことです。ペットも一つの命を持っています。安易な気持ちで飼ってはいけません。飼い始める前には、次のことを検討しましょう。

あなたはそのペットを最期まで飼えますか?

どのペットも子どもの時は小さくてかわいいものです。しかし種類によっては飼い主より大きくなるかもしれません。またペットも高齢になれば介護が必要になります。最期を看取る事は飼い主ならば当然のことです。
ペットを飼うことは命を預かることです。よく考えた上で飼いましょう。
アパートや借家の場合、動物を飼えない場合がほとんどです。後のトラブルの原因になるので、事前に家主への確認が必要です。
持ち家の場合も、ペットを飼うために十分な設備を用意する必要があります。
始めは手をかけていても、後々飽きてしまい世話をしなくなるようではいけません。
家族に動物が苦手な人がいても、飼い主が不在のときは残った家族が世話をする必要があります。

しつけはできますか? マナーを守れますか?

しつけの不十分なペットは、無駄吠えや咬み癖などトラブルの元になります。しつけは飼い主とペットとの良好な関係を築くためにも必要不可欠です。ペットがあなたの主人になっているようではいけません。
マナー違反の飼い方を不快に思う人はたくさんいます。散歩中のフンの放置や放し飼いはマナー違反です。直ちに改めてください。

経済的に余裕はありますか?

ペットを飼うためにも経済的な余裕が必要です。特にペットの治療費は人間の場合よりも高額になります。治療費を払えないからと言う理由でペットを動物病院に連れていかないことは動物虐待です。

ペットの責任を負えますか?

万が一ペットが物を壊したり人に危害を加えれば、飼い主が責任を負うことになります。「ペットのしたことは知らない」というような言い逃れはできません。
放し飼いは迷子や交通事故の原因になります。特に犬の場合は、人や他の犬を咬んだり、危害を加えなくとも恐怖感を与えるので、散歩の時も必ずリードをしてください。また猫は性質上繋いで飼う事は困難ですが、ノラ猫を増やさないためにも、室内で飼うように努めましょう。

ペットの身元を表示しましょう

毎年多くの迷子のペットが飼い主のもとに戻ることなく殺処分されています。
ペットが迷子になった場合、飼い主の連絡先などをペットに表示することで、飼い主のもとに戻る可能性が格段に高くなります。自分のペットには鑑札や名札などを装着しましょう。また、マイクロチップの装着についてもご検討ください。
ペットが迷子になった場合は、自分で探すことも重要ですが、お早めに市役所や保健所、警察署などに連絡してください。特徴に当てはまるような動物が保護された場合には連絡があります。

多頭飼育・繁殖制限について

多くの動物を飼育する事は、飼い主の経済的負担が大きくなります。複数のペットを飼う際は、自分が責任を持てる範囲内の頭数にしましょう。
またペットの子供を望まない場合、繁殖制限を行なう事は飼い主の義務です。不妊・去勢手術は繁殖を制限するための有効な手段になるほか、高齢になったときに発症しやすい病気を未然に防いだり、飼いやすい性格になる等の様々な利点があります。施術を希望する場合は、動物病院にご相談ください。

ノラ猫について

ノラ猫がいすわるのには何か理由があります。かわいそうだからといってエサをあげると猫が居座り、さらにノラ猫を増加させる原因になります。自分に飼う意志がないのであれば、絶対にエサをあげてはいけません。
飼い猫には、ノラ猫と区別するためにも首輪を装着しましょう。

お問い合わせ先:本庁市民課または各総合支所地域振興係

  • 本庁・・・・74-2111
  • 西根総合支所・・・・76-2111
  • 安代総合支所・・・・72-2111