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新規就農・親元就農したいあなたを応援します!
八幡平市で農業を始めませんか?これから農業を始めたい人や親族から農業を継承したい人に向けた、様々な支援策をご用意しております。
下記の内容をご確認のうえ、八幡平市で就農を考えている、あなた!まずはご相談ください!
1. 八幡平市の農業
広大な面積を誇る当市では、肥沃な平坦地や川沿いの中山間地域と起伏にとんだ地域であり、市の南部と北部では気候条件も異なることから、市の特産物である「りんどう」「ほうれんそう」など幅広い農業生産活動が営まれています。
特にも「ほうれんそう」と「りんどう」は、夏季冷涼な気候もあり、名誉ある農林水産祭天皇杯を受賞するなど輝かしい実績があります。
2. 就農までの道のり
実際に就農するまでは、おおまかに以下のようなスケジュールとなります。
【新規参入者】 |
【親元就農者】 |
|
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1年目 |
【情報収集・体験期間】 〇関係機関への相談・情報収集 〇農家見学 〇短期農作業体験 ※農業経験等により、体験期間を省くこともあります。 ≪活用できる事業≫ ◇新鮮いわて農業チャレンジ体験研修(岩手県農業公社事業)<外部リンク> ◇いわて新農業人チャレンジファーム(岩手県農業公社事業)<外部リンク> |
【研修期間】 〇就農前の研修 〇就農計画の作成(青年等就農計画) 〇自己資金の準備 〇農地の準備 〇施設・機械の整備 ≪活用できる事業≫ ◇就農準備資金(国事業)<外部リンク> ◇各種農業研修(岩手県農業大学校事業) ◇青年等就農資金(日本政策金融公庫事業)<外部リンク> |
2年目 |
【研修期間】 〇就農前の研修 〇計画の作成(青年等就農計画) 〇自己資金の準備 〇農地の準備 〇施設・機械の整備 ≪活用できる事業≫ ◇就農準備資金(国事業)<外部リンク> ◇各種農業研修(岩手県農業大学校事業) ◇青年等就農資金(日本政策金融公庫事業)<外部リンク> |
【研修期間】 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ |
3年目 |
【研修期間】 ↓ ↓ |
【就農開始】 ≪活用できる事業≫ ◇経営開始資金(国事業)<外部リンク> ◇経営発展支援事業(国事業)<外部リンク> |
4年目以降 |
【就農開始】 ≪活用できる事業≫ ◇経営開始資金(国事業)<外部リンク> ◇経営発展支援事業(国事業)<外部リンク> |
※他機関の事業については、募集期間が過ぎている・終了している事業がある場合があります。詳しくは、事業担当機関や市までお問い合わせください。
※就農開始以降に活用できる事業は上記表以外にもあります。生産作物や就農状況等により、活用できる事業が違いますので、支援の中で随時ご紹介しております。
3. サポート体制
研修期間中や就農後も市だけでなく、八幡平農業改良普及センター、八幡平営農経済センター(JA)などの関係機関と協力し、生産販売や経営などのサポートを行います。
4. 農業を始めるその前に…
農業者に求められること
農業者は生産者であり、経営者です。栽培する作物に関する専門的知識だけでなく、経理や在庫管理など経営管理能力も必要となり、それを自身で判断していかなければいけません。
また、農業は仕事と生活の場が一緒のため、伝統行事や冠婚葬祭など地域との付き合いも密接になります。農地に関する共同作業など参加・協力を求められることもあるため、地域との交流を大切にしていけることも重要です。それ以外にも農業は多くの関係者・業種と関わりを持っていく必要があります。
収入について
農業はやり方次第では、収入をさらに増やしていけますが、就農してから最初の収入を得るまで、そして安定した収入を得るまでには、数年かかります。軌道に乗るまで、根気と試行錯誤が必要となります。
また、農業は天候に左右されることが多い職業でもあります。台風や局所的な異常気象により、収入が大幅に減少するリスクも念頭に置かなければいけません。
5. よくある質問
Q 自己資金がなくてもよいのか?
A. 生活面、営農準備を考慮して自己資金を用意しましょう。
市または国では、研修期間中の生活費の助成(新規就農者研修支援金、就農準備資金)を行っていますが、その不足分として、また営農開始までの資材購入等の営農準備にも資金が必要となるので、自己資金の準備が必要です。
Q 農地を持っていないが、どうしたらよいか?
A. 関係機関と協力のうえ、農地のマッチングを支援します。
ご要望に応じて地域を選定し、市農業委員会及び岩手県農業公社(農地中間管理機構)と協力のうえ、農地の貸し借りのお手伝いをしています。
Q 就農前の研修は、行う必要があるのか?農業をやりながらではダメか?
A. 安定した経営を早期に確立するために必要です。
農業で生計を立てていくためには、高度な技術力・経営管理能力が必要です。就農後では日々の作業に追われ、自身のみで技術を身に着けていくことは困難です。
研修受入農家のマッチングや市の生活費助成(新規就農者研修支援金)など研修サポートや各種研修の紹介を行いますので、時間をかけて必要なスキルを獲得することをお勧めします。