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農作業での事故発生を防ごう
春の農作業安全月間です
田植えや野菜等の種まきが始まり、農業用機械を操作することが多い時期になりました。全国的に農業機械作業による死亡事故が多発している状態が続いています。特に乗用型の農業機械の作業時におけるシートベルトやヘルメットの着用を徹底し、作業前の安全点検を行うよう心がけましょう。また、公道で農業用機械を運転する際は、事故のないよう十分注意し重大な事故の発生を防ぎましょう。
実施期間
令和7年4月15日(火曜日)から6月15日(日曜日)
令和7年度岩手県農作業安全運動スローガン
「忘れずに!点検・確認・安全管理 無事故で終える収穫作業」
安全確認と予防対策、事故の要因と対策 [PDFファイル/2.27MB]
農作業中の熱中症対策
農作業は、こまめな水分と塩分の補給や休憩を取るよう心掛け、熱中症を予防しましょう。
乗用型トラクターの安全対策について
耕うんや代かきなどの作付準備が本格的に始まる4月は、例年、乗用型トラクターの転落・転倒事故が多く発生する傾向があります。
また、トラクターに装着したロータリーに巻き込まれた重傷事故が報告されており、詰まりの除去などトラクター作業機の調整中に可動部に巻き込まれる事故が後を絶ちません。
乗用型トラクター作業では、以下の基本を徹底するようお願いいたします。
1.安全キャブ・フレーム付きの機種を使用してヘルメットとシートベルトを装着する。
2.離席する際は可動部を停止する。
※運転者の離席を検知して可動部を自動で停止する機能をもつ機種の販売が一部で始まりました。新たにトラクターの購入を検討されている方は、こうした安全性の高い機種を選択することもご検討ください。
・「農作業死傷事故の発生状況」(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/jikojoho.html<外部リンク>
農作業後は道路に泥を落とさないように注意しましょう。
農地でトラクターなどの農業用機械を使用した後、道路に泥を落としたまま移動される事例がたびたび発生しております。
車道や歩道に落ちた泥のかたまりは、道路を汚すだけでなく、自転車や歩行者、オートバイ、自動車など通行の妨げにもなり大変危険です。
環境美化と交通安全のため、農作業後に田や畑から道路へ出る際には、必ず泥を落としてから移動するようお願いします。また、やむを得ず道路を汚してしまった場合には、早めに泥の除去をしていただくようお願いします。
農作物の盗難防止
近年、生産者の方々が丹精込められて作られた農作物が盗まれる被害が全国各地で起きています。生産者の皆さんにとっては、営農意欲を失わせる深刻な事態です。
農林水産省では、地域の盗難被害の状況や防犯対策の実態を調査し、その結果をもとに農作物の盗難を防ぐ際の参考となる啓発資料をまとめておりますので、ご確認ください。
「農作物の盗難の実態と対応策」<外部リンク>
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