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八幡平市市民憲章並びに市の花・鳥・木の制定の経緯

1 西根町・松尾村・安代町合併協議会の協定内容

 合併協議会では、慣行に従い、「市章、市民憲章、市民歌及び市の花・鳥・木については、新市において定める」と調整したことを受け、まちづくりの指標となる市民憲章と市のシンボルとなる花・鳥・木について、八幡平市誕生1周年を契機に、市民の一体感の醸成を図るとともに、八幡平市が未来に向かって理想のまちづくりを目指していくため、平成18年11月3日に制定しました。

2 市民憲章、市の花・鳥・木の制定経緯

 市民憲章と市の花・鳥・木の制定にあたっては、八幡平市の限りない発展と市民の幸せを願いながら制定します。このため、平成18年7月1日から8月18日までの間、市内在住者、市出身者及び市内通勤・通学者から作品・意見を公募しました。

 応募された市民憲章の作品、市の花・鳥・木に対する意見から採用作品等を選考するため、6月27日に八幡平市市民憲章選定委員会(委員長:赤澤義昭、副委員長:目時東次郎、委員:松舘巌、佐々木清造、佐々木裕子)を設置し、以来4回にわたる選定委員会を開催し、10月6日に選定委員会としての市民憲章草案と市の花・鳥・木を決定し、市長に報告しました。

 市は、選定委員会から報告された市民憲章草案と市の花・鳥・木を基に制定することにしました。

制定までの経緯

平成18年6月27日(火曜日) 第1回市民憲章選定委員会
(市民憲章選定委員会の設置、委員長・副委員長の選出、市民憲章と市の花・鳥・木の制定方法の決定、公募方法及び公募内容について決定)
7月1日(土曜日) 市民憲章、市の花・鳥・木の公募開始
8月18日(金曜日) 市民憲章、市の花・鳥・木の公募締切
(市民憲章応募作品:7編、市の花・鳥・木の応募数:10点)
9月7日(木曜日) 第2回市民憲章選定委員会
(市民憲章の文章構成の決定、市民憲章採用候補作品2編の選定)
9月21日(木曜日) 第3回市民憲章選定委員会
(採用候補作品2編の委員会補筆案の決定、市の花・鳥・木についての選考)
10月6日(金曜日) 第4回市民憲章選定委員会
(市民憲章採用候補作品1編の選定、委員会草案の決定、市の花・鳥・木の選定)
市民憲章選定委員会から選定結果について市長報告
16日(月曜日) 市民憲章、市の花・鳥・木の制定内容について庁議決定
20日(金曜日) 市議会議員全員協議会において市民憲章、市の花・鳥・木の制定内容について説明
11月3日(金曜日) 市民憲章と市の花・鳥・木の制定告示
市民憲章制定・推進大会において正式発表
(市民憲章採用原文応募者の表彰(最優秀賞受賞者:松尾寄木 伊藤勇一(58歳))

3 市民憲章

(1)市民憲章

 八幡平市は、岩手山・八幡平・安比高原の裾野に広がる大自然にめぐまれた農(みのり)と輝(ひかり)の大地です。わたくしたちは、心を一つにして、お互いの幸せを願い、ここに市民憲章を定めます。

  • 1、わたくしたちは、自然をはぐくみ、景観にすぐれたまちをつくります。
  • 1、わたくしたちは、心身をきたえ、活力にみちたまちをつくります。
  • 1、わたくしたちは、ふれあいを大切に、人情あふれるまちをつくります。
  • 1、わたくしたちは、共に学び働き、暮らしのゆたかなまちをつくります。
  • 1、わたくしたちは、限りない未来に向け、希望にもえるまちをつくります。

(2)制定にあたっての基本的な考え方

 市民憲章草案の作成にあたっては、応募された作品をもとに、市民憲章募集要項、新市建設計画、市総合計画基本構想、合併前の旧3町村の町民・村民憲章、県内外市民憲章の事例を参考とし、市民憲章選定委員会において次のとおり基本的な考え方を取りまとめ、検討しました。

  • 八幡平市の歴史や風土を踏まえ、市民がまちに対する愛情を醸成するとともに、まちづくりへの参加意欲が喚起されるようなものであること。
  • 八幡平市の将来像である「農と輝の大地」を考慮し、八幡平市の将来の発展を表現したものであること。
  • 自分の住むまちを誇りに思えるようなものであること。
  • 簡易な口語体で親しみ易い表現のものであること。
  • 前文と本文の2部構成のものであること。
  • 補作については、応募者の理念を尊重し、作品の概念を変えない程度に、最低限の字句補筆にすること。

(3)本案の解説

ア 前文

 前段部分では、八幡平市の地理的な特徴と新市の将来像である「農と輝の大地」を表現し、後段部分では、市民が連携・協働による幸せに満ちたまちづくりの基本理念を述べ、そうしたまちを未来に向かって創造していくという、制定の意思を示していいます。

イ 本文

 文章は5箇条の構成とし、それぞれ「自然環境の保全」、「健康づくり」、「連携・思いやり」、「学習・勤労」、「未来への希望」といった領域における市民の取組み姿勢を示しています。

わたくしたちは、自然をはぐくみ、景観にすぐれたまちをつくります。

趣旨

八幡平市が、豊かな緑や良質な水、美しい景観にあふれる地域であることから、今後もこの貴重な財産をはぐくみ、環境保全に努め、責任をもって次代へ継承していくことを示しています。

わたくしたちは、心身をきたえ、活力にみちたまちをつくります。

趣旨

健やかで、生きがいや喜びにあふれた暮らしの実現のため、市民が健康づくりに努め、活力みなぎる安全なまちをつくっていくことを示しています。

わたくしたちは、ふれあいを大切に、人情あふれるまちをつくります。

趣旨

地域社会における奉仕や相互扶助の意識をはぐくみ、さらには思いやりの心をもって、市民だれもがあたたかさを実感でき、安心して暮らしやすいまちを協働の力でつくっていくことを示しています。

わたくしたちは、共に学び働き、暮らしのゆたかなまちをつくります。

趣旨

市民が夢や希望をもって学習したり、働くことにより、教養・情操を高める人づくりや産業振興による地域の活性化が図られ、精神的・経済的に豊かに暮らすことのできるまちをつくっていくことを示しています。

わたくしたちは、限りない未来に向け、希望にもえるまちをつくります。

趣旨

先人たちが築いてきた八幡平市の魅力をさらに高め、未来に引き継いでいくためには、創造性あふれる人材が育っていくことにより、明るく希望にみちたまちをつくっていくことを示しています。

ウ その他

 冒頭に付けるすべての番号は横書きでは「1、」、縦書きでは「一、」とし、読み方は「ひとつ」と読むこととします。市の将来像である「農と輝の大地」の「農」には「(みのり)」、「輝」には「(ひかり)」と読みがなを付けることとします。

4 市の花・鳥・木

(1)市の花・鳥・木

区分 選定結果 選定理由
市の花 リンドウ リンドウ科の多年草で、青紫色の鐘形の花を咲かせ、八幡平市は品質・生産量とも日本一を誇ります。海外への輸出も拡大し、躍進を続ける市を象徴するのにふさわしい花です。
市の鳥 ヤマドリ 日本固有のキジ科の留鳥で、まだら模様のある茶褐色の羽毛と筋模様の長い尾のある美しい鳥です。市内全域の山林に生息し、市民に馴染みの深い鳥です。
市の木 アカマツ マツ科の常緑針葉高木で、本県産の代表的樹種です。市内いたるところに生育し、樹齢120年を超えるアカマツ天然林もあり、そのたくましさは伸びゆく市にふさわしい木です。

(2)制定に当たっての基本的な考え方

 市のシンボルとなる花・鳥・木については、応募された意見をもとに、市の花・鳥・木募集要項、旧3町村の花・鳥・木、市内における生息・生育やゆかり等を参考にし、市民憲章選定委員会において、次のとおり選定にあたっての基本的考え方を取りまとめ、検討しました。

各シンボルの選定は、それぞれ応募されたものの中から選定すること。

(市の花:リンドウ、サクラ、市の鳥:ヤマドリ、キジ、市の木:アカマツ、オオシラビソ、ブナ、マツ、ヒメコマツ、サクラ、シラカバの中から選定)

  • 八幡平市のイメージにふさわしいものであること。
  • 八幡平市民になじみが深いものであること。
  • 八幡平市民に親しまれているものであること。
  • 八幡平市を象徴するものであること。
  • 表記については、旧3町村の表示と学術用語の表示を踏まえ、カタカナ表示とする。