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令和5年度 校長あいさつ

 本校は令和3年度に学校教育目標を改新し、「挑戦と努力を継続し、自他を高め、社会に貢献する生徒の育成」としました。また、副題兼目指す生徒像として次の3つを掲げています。1つ目は凡事徹底「基礎・基本を大切にする生徒」、2つ目は校訓でもある修文錬磨「学問・技術・礼儀を身に付けるため、学び・鍛え・磨く生徒」、3つ目は進取果敢「自ら生き方を考え、目標を設定し、取り組む生徒」です。毎日の小さな一つ一つのことへの徹底により、本校は多くの成果を上げてきました。

 

 さて、本校は59年の歴史の中で、例年にはない初めてのことがいくつかあります。2つ取り上げてみます。1つ目は、学年の学級数が初めて2学級になる学年があるということです。開校して4年目、この校舎が建設された当時・昭和43年は、学年の学級数は7~8学級でした。全校生徒数も900人を超えていました。今の本校はその4分の1以下です。全国的に少子化は話題になっていますが、八幡平にもその波がやってきています。2つ目は、2・3年生ともにクラス替えをして1学期をスタートするということです。生徒には1学期始業式にてこのことを伝えるとともに、「今の学級になったことは、これからの学校生活のスタートラインに立ったことに過ぎない。例えば、1時間後の未来で決まっていることは何一つなく、すべてはあなた次第、一緒の学級になった皆さん次第。元気で明るい学級にしようと思えばできるし、一人一人を認め合い大切にしようと思えばできる。」と加え、未来に向かって前向きに考え進むことや、自ら積極的に学級を良くする・高める行動への期待を話しました。目指す生徒像に迫る取組をすることで、本校の歴史に残る結果や足跡が残せるものと信じています。

 

 社会全般で、いよいよコロナ禍から抜け出し、制限も解除されつつあります。生徒には中学生として与えられている学習する権利や、様々な活動のための時間を可能な限り保障し、昨年度よりも充実させていきたいと考えています。保護者や地域の方々のお力もたくさんお借りしながら職員一同頑張ってまいります。ご協力、よろしくお願いいたします。

 

 

令和五年四月    
 校長 寺 澤 幸 昌