農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい 11月号 No.269 Nov. 2017 1ページ 無限の可能性にプログラミングが翼を与える 主な内容 八幡平市所信表明 … 2~3ページ      地熱×八幡平市 地域資源と地熱発電について考える … 4~5ページ 2~3ページ 所信表明 八幡平の恵まれた自然環境、資源を活かし、市民がともに暮らし、しあわせを実感できるまちづくりを 10月10日に召集された市議会第3回臨時会で、9月の市長選挙で再任された田村正彦市長が、4期目就任のあいさつをし、市民の代表である市議会に自らの姿勢を示しました。ここではその全文を紹介します。 平成29年八幡平市議会第3回臨時会の開会にあたり、貴重なお時間を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。私から改めて、市長就任のあいさつを述べさせていただきます。 私は、このたびの市長選挙におきまして、多くの市民の皆さまから温かいご支援とご支持をいただき、4期目の市政運営をお預かりすることとなりました。これは、市民の皆さまからの、これまでの3期12年の取組への評価と、私の掲げました、これからのまちづくりビジョンや、「医療、福祉、子育て支援対策」、「誘致企業を含む地場産業の振興対策」などに対する期待の現れであると受け止めており、心から厚く御礼申し上げますとともに、改めて、その重責に身の引き締まる思いであります。 また、このたびの選挙戦を通じまして、本市が取り組む政策に関する情報を、市民の皆さまに、隅々まで行き届かせることの重要性を改めて強く認識したところであり、今後の市政運営にあたりましては、しっかりとした情報を基に、市民の皆さまに、正しく理解していただけるよう、鋭意取り組んでまいります。 さて、今後、本市が直面する少子高齢化、人口減少社会におきましても、持続的に発展していくためには、人口の自然増・社会増や、人々の生活を支えるまちの基盤づくりに取り組んでいくことはもとより、時代潮流の変化に伴う課題や社会ニーズをいち早く捉え、将来を見据えて、着実に対応していくことが必要不可欠であります。 そのため、私は、引き続き市民サービスの向上を図ることはもとより、必要な未来への投資に勇気をもって実行し、今を生きる市民の皆さまと、将来を担う子供たちのために、市政運営に全身全霊で取り組んでまいる所存であります。 さて、この4年間を振り返りますと、特に心に刻む二つの大きな出来事がありました。 その一つ目は、町村合併に伴う重要事業のひとつであります「市役所本庁舎の完成」であります。市役所新庁舎の建設は、合併協議会で多くの協議・検討が重ねられ、合併協定書に盛り込まれた事業として取り組んだものであります。合併後5年を基本とするという協定内容からは遅れましたが、市議会の皆さま、市民の皆さまのご協力をいただきJR花輪線北森駅の併設という付加価値を付け完成を見たところです。新庁舎の開庁が、まさに旧3町村合併の集大成であり、八幡平市の新たな出発点となりました。 二つ目は、昨年10月に開催されました第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」本大会であります。市民の温かいおもてなしの心で多くの関係者をお迎えし、無事終了することが出来ました。この国体開催で培われた市民のスポーツに対する関心とおもてなしの心は国体のレガシー(遺産)として今後とも培われるものと確信いたしております。改めて市民の皆さまと議会のご協力に感謝の意を表するものです。 地方自治に目を向けますと、今年度は地方自治法が施行されて70周年を迎える極めて意義深い年であります。改めて地方自治の意義と重要性を認識し、基礎自治体としての自主性および自立性が十分発揮され、今後の地方自治の更なる進展を期待するものであります。 私は、7月11日に開催された全国市長会過疎関係市連絡協議会総会において全国市長会過疎関係都市連絡協議会長に選任されました。 国土の半数を占めている過疎地域は、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食糧・水・エネルギーの供給を担っている需要な地域です。 人口減少・少子高齢化が課題となっている過疎地域が担っている役割を今後も発揮していくためには、法期限が平成32年度までとなっている過疎地域自立促進特別措置法の延長による過疎対策事業の継続が必要となります。特にも、過疎対策事業債、辺地対策事業債は有用性が高く、行政を執行する上で重要な制度です。市町村が幅広く各種施策が実施できるよう法期限の延長と所用額の確保を国に訴えなければなりません。 国に対し、過疎地域に対する支援の充実と、平成33年度以降についても現行の過疎地域自立促進特別措置法と同様の、あるいは内容を充実した支援を継続して受けることができるよう、要望活動などを実施していきたいと考えております。 これからの4年間の市政運営におきましては、市民の皆さまにお約束した公約の実現と、第2次八幡平市総合計画の着実な実行であります。 具体的には、平成30年度予算編成過程において政策・施策に反映してまいります。 合併以来、市の将来像であります「農と輝の大地」の実現のため、さまざまな施策を展開してまいりました。今後におきましても、これらの施策を充実、強化させ、環境の変化に対応しながら市民の所得向上に努めてまいります。 第2次総合計画も2年が経過しました。なんとか第2次総合計画の芽出しをし、私は苗に育て、次の八幡平市を担う人が畑に移植し、果実を生む環境をつくり出すのが私の4期目の責務と考えております。 我々地方自治体は、国の政策に振り回されておりますが、国の政策がいかように変わったとしても、変化に柔軟に対応しながら、ここで暮らしてよかったと思えるよう、しあわせを感じられるようなまちづくりを目指してまいります。 私は、市民の皆さまに対し、より正確な情報発信に努めるとともに、公平な政治を信条に、八幡平の恵まれた自然環境、資源を活かし、市民がともに暮らし、しあわせを実感できるまちづくりのため、全身全霊を尽くしてまいる所存であります。 市民の皆さま、市議会議員各位におかれましては、今後とも市政運営に格別のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、4期目の市長就任のあいさつとさせていただきます。 4~5ページ 地熱×八幡平市 地域資源と地熱発電について考える 地熱シンポジウムin八幡平2017を開催 10月15日、地熱シンポジウムin八幡平2017は岩手山焼走り国際交流村で開催されました。 10月8日の「地熱発電の日」記念事業として開催された同シンポジウムには、地熱開発関係者や市民ら約80人が参加。全国各地でまちづくりに関わる山崎亮氏、低温蒸気を使った調理研究に取り組むスチーミング調理技術研究会の平山一政氏が基調講演しました。 パネルディスカッションでは、山崎氏がコーディネーターを務め、平山氏、田村正彦市長、沸騰地熱塾塾生の古屋亮輔さん、山下直基さん、 山下諒さんが登壇。平舘高校の地熱探検隊によるVTR発表や塾生が、地熱活用による「熱水ハウス」での農産物や加工品作り、地熱関連施設などを巡る2泊3日の学習プログラムなどのアイデアを発表しました。 参加者は同シンポジウムを通じて、これからの地熱資源の利活用について理解を深めました。 暮らす人々の生活から地域資源利用を考える studio-L 代表 山崎 亮 氏 東北芸術工科大学教授。地域住民課題解決のコミュニティデザインに携わる。 地域づくりとはどのようなことでしょうか。地域づくりをやりましょうと表面的に地域を変えても、いずれ元に戻ってしまう気がします。地域とはそこに住む人の人生の積み重ねであり、人生とは日々の積み重ねです。人の意識が変わると、行動、生活、人生が変わります。そのような人たちがたくさん集まると地域が変わります。 もし地域を変える必要があるとすれば、まずは日々の生活や人生を中心に捉え、自分自身が楽しんで生活できるか、その次に地域資源を見渡して、生かせるかもしれない、という発想で考えることを提案します。 温泉熱利用で調理法や健康法・農業が変わる スチーミング調理技術研究会代表 平山 一政 氏 蒸気技術専門家。蒸気などを利用した食品の調理や加工を研究している。 50℃洗い・70℃蒸しを聞いたことがありますでしょうか。テレビ番組でも紹介されてブームになりましたが、50℃洗いや70℃の蒸気で蒸すことで、野菜が元気になり、味も良くなり、腐敗菌が減少して日持ちするようになるなど、さまざまな効果が表れます。 50℃のお湯を畑にまくことでも効果がみられます。トウモロコシでは、根の張りが強くなり、農薬の削減にもつながりました。 50℃洗い・70℃蒸しに、地熱資源をうまく利用することができれば、人々の生活が変わります。 平舘高校の生徒たちが地熱探検隊として見学 8月21日、平舘高校普通科進学コースの2、3年生25人は「地熱探検隊」を結成して、地熱施設を巡るツアーに参加しました。 探検隊は、地熱を利用してマッシュルームや馬ふん堆肥を製造しているジオファーム八幡平、松川地熱発電所、地熱蒸気を利用して染色している㈱地熱染色研究所の工房や展示室を見学しました。 生徒からは「市職員が地熱染の服や装飾品を身に付けてPRする」「地熱のマスコットキャラクターを制作」などの提案が寄せられました。 スマートファームプロジェクト熱水ハウス生産のバジル初出荷 上寄木熱水ハウスを活用し「スマートファームプロジェクト」で育てたバジルの初出荷式は10月24日、市役所で行われました。 初出荷式では、再生可能エネルギーや園芸事業などを手掛けるグリーンリバーホールディングス(福岡市)の長瀬勝義社長、IoT利用のコンサルタント会社モビマス(東京都)の兒玉則浩社長、田村正彦市長ら関係者が出席。バジルをパック詰めにし、出荷しました。 同プロジェクトは、IoT(さまざまな機器をインターネットでつなぐ技術)と縦型水耕栽培管理システムでハーブや葉物野菜を生産する最新手法の事業です。 6ページ 澤 柊汰 第72回国民体育大会「2017愛顔つなぐえひめ国体」 ホッケー競技 少年男子 優勝 不来方高3年(ポジション・GK) ~さらなる高みを目指して~壮士凌雲 第72回国民体育大会「2017愛顔つなぐえひめ国体」ホッケー競技少年男子は、10月1日から5日までの5日間、愛媛県の松前町ホッケー公園ホッケー場で行われました。 岩手県選抜チームは決勝で、横田高単独で出場している島根県チームと3‒3で優勝を分け合い、2000年以来17年ぶりの日本一に輝きました。 全3試合で岩手県のゴールを守り、優勝に貢献した本市出身の澤柊汰選手に、競技を始めたきっかけ、国体での思い出、今後についてなど、インタビューしました。 国体を振り返ってどのような大会でしたか。 愛媛県との初戦は、地元の大声援にのまれないようにプレーすることができ、逆転勝ちした福井県との試合は、リードされていても焦らず粘り強く戦うことができました。島根県との決勝は、自分が点を入れられなければ負けることはないと必死にプレーし、失点はしてしまいましたが、チームとして最後まで気持ちが切れなかったことが、追い付けた要因だと思います。 ホッケーの魅力は。 一番の魅力はスピード。試合展開のスピードも速いですが、シュートのボールスピードは、サッカーと比べものにならないくらい速いです。GKは、そのシュートスピードと正面から向かい合うポジションで、防具を付けていても怖いですし、痛いですが(笑)、自分が防いで勝ったときは、とてもうれしいです。 今後の目標は。 大学に進み、ホッケーを続けます。常に上を目指し、将来的には「日本代表」でプレーすることが目標です。 また、自分も高校からホッケーを始め、どっぷりのめり込んでしまった一人。やってみれば楽しいことが分かってもらえると思うので、普及もしていきたいです。 Sawa Shuta PROFILE/平成11年、八幡平市南寄木出身。松尾中卒。身長174センチ、体重70キロ。中学時代はサッカー部に所属し、ポジションはGK。サッカーを続けるつもりで入学するも、先輩の誘いを受けホッケーを始める。今、夢中なことは「ホッケー」と、すっかりホッケーのとりこに。 第72回国民体育大会「2017愛顔つなぐえひめ国体」 ホッケー競技少年男子【試合結果】 ▶準々決勝(10月3日)5-1愛媛県 ▶準決勝(10月4日)2-1福井県 ▶決勝(10月5日)3-3島根県 7ページ 各種スポーツ大会成績(敬称略、●内の数字は順位) ◎日本空手協会第19回県空手道選手権大会(9月24日、久慈市民体育館) 【形】◆個人▼幼児❶柴崎敦雅(西根支部)❸西本剛琉(西根支部)▼小学3・4年初級❶佐々木海鈴(西根支部)❸小林悠人(西根支部)▼小学3・4年中級❶谷地賜乃(西根支部)❷鈴木一絋(西根支部)▼小学5・6年中級❷柴崎光祈(西根支部)▼中学男子❸古川賛(西根支部) 【組手】◆個人▼幼児❶柴崎敦雅❸西本剛琉▼小学3・4年初級❸佐々木海鈴▼小学3・4年中級❸鈴木一絋 ◎第32回県中学校駅伝競走大会(9月29日、花巻市日居城野運動公園陸上競技場) ◆男子❽西根中(千葉友太・川村愛斗・里舘陸・山下颯馬・五十嵐玲司・清水畑永和) ◎第11回フィールドXレース(10月1日、市総合運動公園多目的運動広場) ■スプリントフィールドクロスレース部門 【男子】◆一般❶平船悠仁(平舘高陸上部)❸山本雄太郎(市陸協) 【女子】◆一般❶山本恵里(市陸協)❷関柚月(盛岡中央高、安代中卒)❸木村夏海(平舘高)◆中学生❷工藤ひかる(西根) ■ロングフィールドクロスレース部門【男子】◆40歳未満▼10キロ❷山本竜(秋田県・花輪高、松尾中卒)▼4キロ❶関根芳樹◆小学生高学年❸和井内飛沫(田山スポ少)◆小学生低学年❸佐々木知洋(松野) 【女子】◆40歳未満▼4キロ❸関根めぐみ▼2キロ❶関柚月◆中学生❶伊藤凜(西根)❸八幡優那(安代・スキー部) 【ファミリーペア】❷花﨑龍海・楓羽❸渡辺良平・悠飛 ◎第12回Uー15全国KWB野球秋季大会(10月7~10日、千葉県・ナスパ・スタジアムほか) 【男子】❸岩手県選抜〔佐々木春磨(安代中)・畠山夢叶(安代中)ほか〕 ◎第12回市長杯争奪市民野球大会 (10月15日、市総合運動公園野球場ほか) ❶サンデース❷BBC松尾❸遠忠❸DHジャンキース【関連23㌻】 ◎鹿角サマージャンプ・コンバインド大会(10月15日、秋田県・花輪スキー場) 【男子】◆一般❹永井陽一(市スキー連盟)◆小学生❹工藤琉翔(田山スポ少) 【女子】❷工藤稀凜(秋田県・花輪高、安代中卒) ◎第25回東北高等学校相撲選抜大会(平舘高等学校創立70周年記念大会)(10月21日、市松尾相撲場)【関連22㌻】 ◆団体❶平舘高(長内龍・上川力・松浦和啓)◆個人選手権❶長内龍 ◆体重別個人▼100キロ級❷松浦和啓▼100キロ以上級❶長内龍 体育施設の利用調整会議を開催します 市体育協会では、市体育協会加盟団体・市内スポーツ少年団・市社会登録団体などを対象に、市総合運動公園体育館・西根地区体育館およびアリーナまつおの利用調整会議を右表のとおり開催します。 希望する団体は、申込書に必要事項を記入の上、期限内に提出してください。 対象施設 市総合運動公園体育館、西根地区体育館 会議日時 11月16日木曜日午後6時半から 会議場所 市総合運動公園体育館 調整期間 12月1日金曜日から平成30年3月31日土曜日まで 調整時間 午後5時から9時まで 申込期限 11月15日水曜日 申し込み・問い合わせ先 同会本部(電話番号70-1600) 対象施設 アリーナまつお 会議日時 11月17日金曜日1部:午後2時半から、2部:午後6時半から 会議場所 松尾コミュニティセンター 調整期間 12月1日金曜日から平成30年3月31日土曜日まで 調整時間 1部:平日の午前9時から午後5時まで、2部:平日の午後5時から9時までと土日祝の終日 申込期限 11月16日木曜日 申し込み・問い合わせ先 同会松尾事務所(電話番号76-3237) 8ページ NEWS&INFORMATION 子どもに関するテーマについて意見交わし理解深める 市生涯学習推進大会、市PTA連絡協議会研修会開催 市生涯学習推進大会と市PTA連絡協議会研修会は9月30日、西根地区市民センターで合同開催され、市民やPTA会員など約160人が出席しました。 活動発表では、柏台小PTAの畑香織副会長が「少人数だが、学校とPTA一丸となり活動していきたい」と語り、西根一中PTAの中村裕会長は、体力低下の解消に取り組んだ元気・体力アップ60運動を成果としつつ「事務局主導の活動が多く、保護者の声を反映できていない」と課題も挙げました。 また、平舘高生徒会は、来年度一新する制服や、間近に迫った紫薫祭などを紹介しました。 活動発表の後は、いわてこどもの心研究懇話会と県青少年育成県民会議の協力により、4分科会に分かれ研修を開催しました(分科会の内容は下欄のとおり)。 各分科会からの報告を受けた同懇話会の長山洋会長は「教育と福祉を別の問題と捉える傾向にあるが、横断的な情報交換できる話し合いの場を今後も作ってほしい」と期待を込めました。 (一社)県私立幼稚園連合会会長・盛岡幼稚園理事長 坂本 洋 氏 幼稚園教育要領・学習指導要領の改訂で、子どもたちに非認知能力(やる気、自制心、粘り強さ、立ち直る力、協調性など)が求められる。 【演題】くじけない子の育ちを支える心のケア~心の強さ、意欲を高める非認知能力をどう育てるか~ (公社)県青少年育成県民会議 専門職員 能登谷 拓 氏 スマホは子どものおもちゃじゃない。ネット依存やいじめが起きないように、ルールを作って、親がしっかりコントロールを。 【演題】ネットと子ども~子どもが安全にスマホを利用する方法~ 元県立松園養護学校校長 木村 泰雄 氏 障がいは人格であり個性。相互に尊重し支え合い、多様な在り方を認め合える社会を実現していかなければならない。 【演題】障がい児・者への支援~多様性:共に生き、共に学ぶ~ もりおかこども病院 主任管理栄養士 村里 智子 氏 生活習慣病はほとんどの場合、肥満が原因で、子どもの頃からの悪い生活習慣によって起こる。そのため、小児の生活習慣病予防は極めて需要。 【演題】子どもも自分も生活習慣病にならないために~家庭でもできる!気をつけたい食のポイント~ 会のラストには声楽家(雅声会会員)工藤和子氏とピアニスト平野珠実氏によるミニコンサート「童謡の中に子育てをみる」が行われました。 9~11ページ 市役所からのHOT LINE 第48回衆議院議員総選挙を執行 市の投票率は56・97% 衆議院の解散に伴う第48回衆議院議員総選挙は、10月22日に執行され、市内15カ所の投票所で、小選挙区選挙と比例代表選挙、最高裁判所裁判官国民審査の投票が行われました。 即日開票の結果、岩手県第2区では、鈴木俊一氏(自民・前)が12万9884票を獲得し、当選しました。市の投票率は、小選挙区と比例代表が56・97%、国民審査が56・84%でした。 第48回衆議院議員総選挙は、9月28日の衆議院解散に伴い、10月10日に公示されました。岩手県第2区からは2人が立候補。12日間の選挙戦が展開されました。 投票日の10月22日は、午前7時から投票が開始され、有権者はそれぞれの一票を投じました。投票は午後6時で締め切られ、午後8時から西根地区体育館で即日開票されました。 開票の結果、岩手県第2区では、鈴木俊一氏が12万9884票(うち八幡平市での得票数は7327票)を獲得し、当選しました。 選挙当日の市の有権者数は、小選挙区と比例代表が2万3143人、国民審査が2万3132人でした。 投票者数は、小選挙区が1万3185人、比例代表が1万3184人、国民審査が1万3148人となりました。 投票率は、小選挙区と比例代表が56・97%、国民審査が56・84%でした。 平成26年12月14日に執行された第47回衆議院議員総選挙の投票率(小選挙区、比例代表ともに52・46%)と比較すると、今回は4.51ポイント増えました。 また、期日前投票率は、小選挙区と比例代表が17.34%で、前回の13.67%より3.67ポイント増となりました。 小選挙区選挙八幡平市開票結果※届出順に記載 候補者氏名 得票数 畑 浩治 5,614 鈴木 俊一 7,327 比例代表選挙八幡平市開票結果※届出順に記載 政党名 得票数 公明党 1,065 日本維新の会 251 日本のこころ 95 社会民主党 228 日本共産党 973 幸福実現党 106 自由民主党 4,812 希望の党 3,183 立憲民主党 2,010 小選挙区投票結果 当日の有権者数 投票者数 投票率 男 11,049 6,477 58.62 女 12,094 6,708 55.47 計 23,143 13,185 56.97 比例代表投票結果 当日の有権者数 投票者数 投票率 男 11,049 6,477 58.62 女 12,094 6,707 55.46 計 23,143 13,184 56.97 国民審査投票結果 当日の有権者数 投票者数 投票率 男 11,045 6,453 58.42 女 12,087 6,695 55.39 計 23,132 13,148 56.84 各選挙の投票数結果 小選挙区 比例代表 国民審査 有効 12,941 12,723 12,859 無効 244 461 285 計 13,185 13,184 13,144 ※最高裁判所裁判官国民審査は、全員が罷免されない結果になりました。 あなたの声をまちづくりに生かします 市は、市政やまちづくりへの提言・アイデアを募集しています。 ■わたしの提言 提言用紙は下表に示す場所に設置しております。 11月より、投函実績に伴う業務の効率化や投函されてから回収するまでのタイムラグ解消のため、市役所本庁舎以外の施設は、提言箱を撤去し、郵送用封筒によるポストへの投函に切り替えました。提言用紙と一緒に設置していますので、ご利用ください。(※市役所本庁舎には、引き続き提言箱を設置しています。) 平成28年度の提言は33件。うち提言箱投函件数は23件(市役所本庁舎19件・市役所本庁舎以外の施設4件)でした。 ■市長とのフリートーク 市長と直接語り合う「市長とのフリートーク」も開催しています。市内で活動する5人以上の団体やグループなどであれば申し込みすることができます。 表 提言用紙設置場所一覧 市役所本庁舎 寺田コミュニティセンター 安代診療所 西根総合支所 松尾コミュニティセンター 田山診療所 安代総合支所 畑コミュニティセンター 松尾鉱山資料館 田山支所 荒屋コミュニティセンター 松尾八幡平ビジターセンター 西根地区市民センター 五日市コミュニティセンター 岩手山焼走り国際交流村 大更コミュニティセンター 浅沢コミュニティセンター 道の駅にしね 田頭コミュニティセンター 舘市コミュニティセンター 自然休養村なかやま荘 平舘コミュニティセンター 国保西根病院 綿帽子温泉館あずみの湯 ■問い合わせ先 企画財政課広報広聴係(電話番号・内線1201) 滞納処分により差し押さえた財産を公売します 市は、市税の滞納処分で差し押えた財産を一般公売します。買い受けを希望する人は、必要事項を確認の上、公売にご参加ください。 ■公売財産 軽自動車(スズキ ジムニー) ▶見積価額 150,000円 ▶基本情報 ※写真は右図のとおり 初年度登録年月 平成20年3月 車体の色 シルバー ミッション オートマチック 走行距離 69,000キロ 自動車検査証期限 期限切れ 状態など 小傷、サビ、汚れなどがあります。ブースターケーブル接続によるエンジン始動は確認しています。(現状内容を保証するものではありません。) 引き渡し 現状有姿での引き渡しとなります。引き渡し場所は西根総合支所車庫です。 その他 市は瑕疵担保責任を負いません。車検の有効期限が切れていますので、レッカー車などにより引き取りできる人のみご参加ください。また、車検取得、名義変更などについては落札者ご自身で行っていただきます。 ■公売日時 11月30日木曜日の午前10時半から ※受け付けは午前10時20分まで ■公売会場 市役所多目的ホール棟 ■公売方法 一般競争入札 ■売却決定日 12月7日木曜日 ■参加に必要な物  ❶印鑑(個人:参加者本人の印、法人:代表者印)❷委任状(代理人が入札する場合に必要) ■その他  ❶公売前に滞納市税が完納された場合は、公売を中止します。 ❷買い受け代金は、売却決定後の12月7日木曜日に一括納付してください。 ❸市税滞納者は、公売に参加できません。 ❹下見を希望する人は、事前に税務課収納係にご予約ください。11月24日金曜日、27日月曜日、28日火曜日の午前10時から午後3時までの期間で対応します。 ■問い合わせ先 税務課収納係(電話番号・内線1129) 家庭でできる環境保全 一緒に学んでみませんか 市と市公衆衛生組合連合会では、家庭でできるごみ減量やリサイクルで環境保全を考える講演会を開催します。 市は『みんなで守り育て、次世代に継承する自然豊かなふるさと八幡平市』をキャッチフレーズに、環境保全に取り組んでいます。 私たち一人一人の行動が、地域の環境を改善し、地球全体の環境保全につながります。 ■日時 11月29日水曜日の午後2時から4時まで ■場所 西根地区市民センター2階大ホール ■内容 演題「今日からチャレンジごみ減量!」 講師=県地球温暖化防止活動推進員 若生和江氏 ■入場料 無料 ■問い合わせ先 市民課環境衛生係(電話番号・内線1068) 市職員採用試験を実施します  市は、平成30年度採用予定の市職員採用試験を下表のとおり行います。 表 職種(採用予定人数)、受験資格、試験日など 職種(採用予定人数) 受験資格 試験日会場 理学療法士(1人) 理学療法士免許(平成30年3月末までに取得見込み含む)を有し、昭和61年4月2日以降に生まれた人 平成30年1月11日木曜日西根病院会議室 臨床工学技士(1人) 臨床工学技士免許(平成30年3月末までに取得見込み含む)を有し、昭和47年4月2日以降に生まれた人 平成30年1月11日木曜日西根病院会議室 漆工技術研究センター技師兼安比塗漆器工房技師(1人) 漆工の技術研究に必要な知識および実技経験を10年以上有し、高校卒業以上で、昭和57年4月2日以降に生まれた人 平成30年1月12日金曜日市役所3階大会議室 ■申し込み方法 受験申込書に必要事項を記入の上、申し込みください。 ■申込期間 12月20日水曜日まで 郵送の場合も12月20日必着です。ご注意ください。 ■受験案内など 「受験案内」や「受験申込書」は、市役所総務課、西根・安代両総合支所に備え付けてあります(市ホームページにも掲載しています)。  「受験案内」や「受験申込書」の郵送を希望する場合は、封筒に「職員採用試験案内請求」と朱書きし、82円切手を貼った宛先明記の返信用封筒を同封の上、総務課(〒028‒7397、八幡平市野駄21‒170)宛てにお早めにお送りください。 ■問い合わせ先 総務課(電話番号・内線1231) 差出有効期間切れの個人番号カード交付申請用封筒はそのまま使用できます 平成27年10月から各世帯に配達された「通知カード」および「個人番号カード交付申請書」と一緒に送付している個人番号カード交付申請用の返信用封筒(料金受取人払)の差出有効期間が、左図のとおり29年10月4日までとなっていますが、31年5月31日まで切手を貼らずにそのまま使用することが可能となりました。 また、申請者自身で印刷して利用できる封筒様式などをマイナンバー総合サイトからダウンロードすることができますので、郵送で申請される人はご利用ください。 「個人番号カード交付申請」は、スマートフォンや、パソコンからも申請することができます。 ■問い合わせ先 市民課戸籍住民係(電話番号・内線1064) 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 11月20日 月曜日 ■博物館休館日 ■地域振興課=定例行政相談 9:30~12:00(市役所本庁舎) ■西根総合支所=定例行政相談 9:30~12:00(西根地区市民センター) ■安代総合支所=定例行政相談 9:30~12:00(田山コミセン) 11月21日 火曜日 ■図書館休館日 ■健康福祉課=△乳幼児健康相談離乳食講習【受付】 9:30~9:50(市役所多目的ホール棟)△もうすぐパパママ教室【受付】 9:40~10:00(市役所多目的ホール棟) ■松尾コミセン=健康講座「フラダンスをはじめてみよう」 10:00~11:30 11月22日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日 17:15~19:00(市民課) ■健康福祉課=1歳6カ月児健診【受付】 13:00~13:30(市役所多目的ホール棟) ■体育協会=タグラグビー教室 18:00~19:30(市総合運動公園体育館) 11月23日 木曜日・祝日 ■勤労感謝の日 ■市役所閉庁日 △当番医(市内)平舘クリニック・(鹿角)小坂町診療所△当番薬局(市内)白樺薬局・(鹿角)黒沢薬局 11月24日 金曜日 ■図書館=県立図書館巡回展「岩手のミステリー作家たち」 ※12月3日まで 11月25日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■田頭コミセン=コミセンまつり 10:00~16:00 ■寺田コミセン=ヨガ教室 10:30~12:00 ■図書館=おはなしのじかん 14:30~15:00 11月26日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■体育協会=西根地区男女混合バレーボール大会 9:00~15:00(市総合運動公園体育館) ■田頭コミセン=コミセンまつり 10:00~15:00 ■博物館=写仏・写経講座「初級」 14:00~16:00 △当番医(市内)西根病院・(鹿角)かづの厚生病院△当番薬局(市内)大更調剤薬局・(鹿角)ファーマックスかづの薬局 11月27日 月曜日 ■博物館休館日 11月28日 火曜日 ■図書館休館日 ■松尾コミセン=健康講座「フラダンスをはじめてみよう」 10:00~11:30 ■大更コミセン=ビニールバレーボールリーグ 19:20~21:00 11月29日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■体育協会=タグラグビー教室 18:00~19:30(市総合運動公園体育館) ■松尾コミセン=パソコン講座「チラシと年賀状」 18:30~20:30 11月30日 木曜日 12月1日 金曜日 ■図書館休館日 ■議会事務局=市議会12月定例会・議案上程ほか(予定) 12月2日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■図書館=△新刊子どもの本を読む会 10:00~11:30△クリスマスお話会 13:00~15:00 12月3日 日曜日 ■市役所閉庁日 △当番医(市内)森整形外科・(鹿角)かづの厚生病院△当番薬局(市内)あさひ薬局・(鹿角)花輪調剤薬局 12月4日 月曜日 ■博物館休館日 ■議会事務局=市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月5日 火曜日 ■図書館休館日 ■健康福祉課=乳児健診【受付】 13:00~13:15(市役所多目的ホール棟) ■議会事務局=市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月6日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日 17:15~19:00(市民課) ■大更コミセン=大更ふれあい大学「クリスマスリース作り」 9:00~12:00 ■健康福祉課=3歳児健診【受付】 13:00~13:30(市役所多目的ホール棟) ■松尾コミセン=△移動図書 13:15~15:05(松尾地区内)△パソコン講座「チラシと年賀状」 18:30~20:30 ■寺田コミセン=健康体操教室 13:30~15:00 ■議会事務局=市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月7日 木曜日 ■広報はちまんたい発行日 ■平舘コミセン=干支のくるみ絵作り 9:00~16:00 ■大更コミセン=干支のくるみ絵講座 9:30~15:00 ■松尾コミセン=△健康講座「フラダンスをはじめてみよう」 10:00~11:30△移動図書 13:00~14:55(松尾地区内) ■寺田コミセン=茶道教室寺子屋⑦「閉校式」 15:00~17:00 ■議会事務局=市議会12月定例会・休会(予定) 12月8日 金曜日 ■健康福祉課=もうすぐパパママ教室【受付】 18:10~18:30(市役所多目的ホール棟) ■議会事務局=市議会12月定例会・議案審議(予定) 12月9日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■寺田コミセン=ヨガ教室 10:30~12:00 12月10日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■田頭コミセン=楽しい親子料理教室 10:00~13:00 ■図書館=△干支あみぐるみ教室 10:00~15:00△Tom&Tam Story Time 11:00~11:30 ■博物館=△ギャラリートーク② 13:00~13:30△写仏・写経講座「中級」 14:00~16:00 △当番医(市内)吉田内科呼吸器科医院・(鹿角)本田医院△当番薬局(市内)スマイル薬局・(鹿角)ファーマックスかづの薬局 12月11日 月曜日 ■博物館休館日 ■図書館=干支あみぐるみ教室 10:00~15:00 ■議会事務局=市議会12月定例会・休会(予定) 12月12日 火曜日 ■図書館休館日 ■健康福祉課=1歳児健診【受付】 13:00~13:15(市役所多目的ホール棟) ■荒屋コミセン=移動図書13:00~14:50(荒沢地区) ■議会事務局=市議会12月定例会・委員長報告ほか(予定) 12月13日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日 17:15~19:00(市民課) ■松尾コミセン=△輝楽大学「お正月飾り制作」 9:30~12:00△パソコン講座「チラシと年賀状」 18:30~20:30 ■寺田コミセン=七時雨大学⑦ 10:00~15:00 ■荒屋コミセン=移動図書11:40~14:50(田山地区) ■健康福祉課=1歳6カ月児健診【受付】 13:00~13:30(市役所多目的ホール棟) 12月14日 木曜日 ■寺田コミセン=△幼児映画会 10:00~10:30(寺田保育所)△子ども映画会 15:20~16:00 ■大更コミセン=子ども映画会 15:30~16:30 12月15日 金曜日 12月16日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■寺田コミセン=ヨガ教室 10:30~12:00 ■図書館=八幡平短歌会 13:00~15:30 12月17日 日曜日 ■市役所閉庁日 △当番医(市内)にしね眼科クリニック・(鹿角)笹村整形外科△当番薬局(市内)みのり薬局・(鹿角)日本調剤薬局 休日救急当番医 (当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 平舘クリニック(電話番号74-3120) 西根病院(電話番号76-3111) 森整形外科(電話番号76-2318) 吉田内科呼吸器科医院(電話番号70-1100) にしね眼科クリニック(電話番号70-2711) 鹿角(市外局番0186) 小坂町診療所(電話番号29-5500) かづの厚生病院(電話番号23-2111) 本田医院(電話番号35-3002) 笹村整形外科(電話番号30-0035) 休日当番薬局  (当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 白樺薬局(電話番号74-3363) 大更調剤薬局(電話番号70-1320) あさひ薬局(電話番号75-2227) スマイル薬局(電話番号75-2871) みのり薬局(電話番号75-2333) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話番号35-3200)※日曜・祝日開局 村木薬局(電話番号22-0372)※日曜開局 ファーマックスかづの薬局(電話番号30-0033) 花輪調剤薬局(電話番号30-0066) 日本調剤薬局(電話番号30-1193) 小児救急入院受入当番病院 11月20日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 11月21日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 11月22日 水曜日 盛岡赤十字病院、019-637-3111 11月23日 木曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 11月24日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月25日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月26日 日曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 11月27日 月曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月28日 火曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 11月29日 水曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月30日 木曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月1日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月2日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月3日 日曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月4日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月5日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 12月6日 水曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月7日 木曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月8日 金曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月9日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月10日 日曜日 盛岡赤十字病院、019-637-3111 12月11日 月曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月12日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 12月13日 水曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月14日 木曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月15日 金曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 12月16日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手県立中央病院、019-653-1151 12月17日 日曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 △日曜・祝日の日中(9:00~17:00) 休日救急当番医へ  日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。また、時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。まずは盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 △症状が軽い場合(19:00~23:00) 盛岡市夜間急患診療所【内科、小児科】へ  盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話番号019-654-1080) △症状が重い場合 小児救急入院受入当番病院へ  症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。夜間は17:00から翌朝9:00まで。  なお、土曜日の13:00(祝日の土曜は9:00)から17:00は、もりおかこども病院を受診してください。 岩手医大・県立中央病院の出張診療日  西根病院(電話76-3111)呼吸器(第3月曜日、午後2時から)、血液(第3水曜日、午後2時から)、神経(第3木曜日、午後2時から)、糖尿病(毎週火曜日、午前中)、循環器(第2・4水曜日、午前10時から)  安代診療所(電話72-3115) 外科(毎週木曜日午前中、第1・3・5水曜日午前中) ※西根病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。診療日は変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 盛岡消費生活センター出前相談会(要予約) ■日時 12月12日火曜日午後1時から4時まで ■場所 市役所本庁舎 ■担当 市役所市民課(電話番号・内線1066) 年金相談(要予約) ■日時 12月14日木曜日午前10時から午後3時半まで ■場所 市役所多目的ホール棟 ■担当 盛岡年金事務所(電話番号019-623-6211) 人権相談【人権週間】 ■日時 12月11日月曜日午前9時から正午まで ■場所 市役所本庁舎、西根地区市民センター、荒屋コミセン ■担当 市役所市民課(電話番号・内線1074) くらしとお金の安心相談会(要予約) ■日時 12月15日金曜日午前10時から午後3時まで ■場所 荒屋コミセン ■担当 市民課(内線1066) 市税納期(納期限11月30日)固定資産税(第4期)、国民健康保険税(第5期) 市税納期(納期限12月25日)市県民税(第4期)、国民健康保険税(第6期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14、15ページ お知らせ 秋の火災予防運動 全国一斉に実施中 11月9日木曜日から15日水曜日までの1週間、秋の全国火災予防運動を実施しています。  また、八幡平消防署では随時、防火座談会や初期消火訓練を行っていますので、希望する人はお問い合わせください。 ■問い合わせ先 同署(電話番号76-2119)、松尾出張所(電話番号74-2119)、安代出張所(電話番号72-2119) 八幡平消防フェスタ開催 はしご車がやってきます 八幡平消防署では、同署を会場に消防フェスタを開催します。 ■日時 11月19日日曜日の午前10時から午後1時まで ■内容 はしご車や防災用品の展示、放水体験、煙体験など ■問い合わせ先 同署(電話番号76-2119) 食育への理解と関心を 県民みんなで深めよう 県では「おべんとう ひとつひとつが たからもの!食育でみんな元気に!」をテーマに、食育推進県民大会を開催します。 ■日時 11月23日(木・祝)の午後1時10分から4時まで ■場所 アイーナ ■申し込み方法 県庁のホームページから申込用紙をダウンロードし、メールまたはファクスで申し込みください。 ■申込期限 11月19日日曜日 ■問い合わせ先 県庁県民くらしの安全課(電話番号019-629-5385) 県民手帳・能率手帳 市役所窓口で販売中 市は、平成30年1月22日月曜日まで30年版の岩手県民手帳などを販売しています。 ■価格 △県民手帳700円△県能率手帳800円 ■販売窓口 市役所総務課、西根・安代両総合支所、田山支所 ■問い合わせ先 市役所総務課情報統計係(電話番号・内線1241) 保護者・教職員による 「教育を語る会」を開催 教育を語る会実行委員会では、子どもを取り巻くスマホトラブルと、その対応について考える講演会を開催します。入場料は無料、申し込みは不要です。 ■日時 11月24日金曜日の午後6時半から8時まで ■場所 西根地区市民センター ■問い合わせ先 同会事務局(大更小)・青野(電話番号76-2239) 加工食品の原料原産地 表示制度説明会を開催 県と盛岡市では、9月から施行された加工食品の原料原産地表示制度について、説明会を開催します。 ■日時 12月13日水曜日の午後1時半から4時まで ■場所 キャラホール ■申し込み方法 県庁のホームページから申込用紙をダウンロードし、メールまたはファクスで申し込みください。 ■申込期限 11月22日水曜日 ■問い合わせ先 県庁県民くらしの安全課(電話番号019-629-5322) 森林計画に関する 住民懇談会を開催 東北森林管理局岩手北部森林管理署では、馬淵川上流流域国有林の森林計画に関する住民懇談会を開催します。募集人数は30人です。 ■日時 平成30年1月18日木曜日の午後1時半から4時まで ■場所 新安比温泉静流閣 ■申込期限 12月13日水曜日 ■問い合わせ先 同署(電話番号72-2221) 冬の隠れ脱水対策 介護教室で学ぼう 介護老人保健施設岩鷲苑では、「冬の隠れ脱水症状」をテーマに介護教室を開催します。費用は無料です。 ■日時 11月24日金曜日の午後1時半から2時半まで ■問い合わせ先 同施設(電話番号76-5611) 福祉のまちづくりを 推進する事業へ助成 (福)県共同募金会では、地域の福祉向上を目的に活動する県内のボランティア・NPO団体、町内会・自治会などの住民グループの活動を支援するため、助成事業を募集します。 ■申請期限 11月30日木曜日 ■申請方法 同会のホームページから申請用紙をダウンロードし、市社会福祉協議会へ提出してください。 ■問い合わせ先 同会(電話番号019-637-8889)または市社会福祉協議会(電話番号74-4400) 国の安全を支える自衛官 候補生を募集しています 防衛省では、自衛官候補生を募集しています。 ■試験日 ❶11月19日日曜日❷12月10日日曜日 ■応募期間 ❶11月14日火曜日まで ❷11月27日月曜日から12月5日火曜日まで ■試験会場 陸上自衛隊岩手駐屯地 ■問い合わせ先 自衛隊岩手地方協力本部盛岡募集案内所(電話番号019-641-5191) 研修生として漆器制作 技術を習得しませんか 市安代漆工技術研究センターでは、平成30年度漆工技術研修生を若干名募集しています。 ■応募期限 11月30日木曜日 ■問い合わせ先 同センター(電話番号72-2111・内線3910) 仕事と学業を両立し 就農を志す人を支援 盛岡農業高では、平成30年度特別専攻科入学生を募集します。 ■修業年限 2カ年 ※週2日 ■応募資格 高等学校の卒業者(見込みを含む) ■応募期間 11月22日水曜日から12月6日水曜日まで ■試験日 12月13日水曜日 ■問い合わせ先 同校特別専攻科(電話番号019-688-4211) ひなぎく幼稚園 新入園児募集中 (学)西根学園ひなぎく幼稚園では、平成30年度の入園児を募集しています。 ■募集園児 3歳児(20人) ※2歳児(年度内に満3歳になる幼児)、満3歳児、4歳児、5歳児も若干名募集しています。 ■受付日時 11月25日土曜日午前10時から11時まで ※定員に満たない場合は随時募集します。 ■その他 △預かり保育 月曜日から土曜日まで、時間は午後6時まで(預かり保育料は無料)△給食 月曜日から金曜日まで提供△送迎 バスでの送迎可 ■問い合わせ先 同園(電話番号76-5011) 平成30年4月から働く 保育士募集しています (福)杉の子会では、保育士(正職員・パート)を募集しています。 ■問い合わせ先 平舘保育園(電話番号74-2025) 林業に就職したい人向け アカデミー研修生募集中 県は、平成30年度いわて林業アカデミーの研修生を募集します。 ■研修期間 1年間 ■応募資格 高等学校の卒業者(見込みを含む)で30歳未満の人 ■応募期間 12月4日月曜日から12月22日金曜日まで ■問い合わせ先 県林業技術センター(電話番号019-697-1536) 女性をめぐる人権問題の 電話相談を受け付けます 11月13日月曜日から19日日曜日までは女性の人権ホットライン強化週間です。期間中、受付時間を延長して相談に応じます。 ■相談時間 △平日 午前8時半から午後7時まで△土日 午前10時から午後5時まで ■専用相談電話 電話番号0570-070-810 ■問い合わせ先 盛岡地方法務局人権擁護課(電話番号019-624-9859) 離婚や養育費などの悩み 弁護士へ相談しませんか ひとり親家庭などを対象に、弁護士による無料法律相談を行います。 ■日時 11月14日火曜日の午前10時から午後3時まで ■会場 西根地区市民センター ■問い合わせ先 (一社)県母子寡婦福祉連合会(電話番号019-623-8539) 女性のための法律相談会 お気軽にご相談ください 県司法書士会では、女性司法書士による女性のための無料法律相談会を開催します。相談所を開設するほか、電話による相談にも応じます。予約は不要です。 ■日時 11月18日土曜日の午前10時から午後4時まで ■相談会場 県司法書士会館 ■専用電話回線 △0120-823-815(フリーダイヤル)△019-623-3355(通話料有料) ■問い合わせ先 同会(電話番号019-621-7072) 土地の境界に関する 相談にお答えします 県土地家屋調査士会では、土地の境界問題に特化した無料相談会を開催します。予約は不要です。 ■日時 12月2日土曜日の午前10時から午後4時まで ■会場 アイーナ ■問い合わせ先 同会(電話番号019-622-1276) 鳥インフルエンザの 発生を事前に防ごう 渡り鳥が飛来する季節になりました。渡り鳥から鳥インフルエンザに感染する可能性がありますので、鶏舎への野鳥の侵入防止や、鶏舎とその周辺の消毒など、予防対策を必ず行いましょう。 ■問い合わせ先 県中央家畜保健衛生所(電話番号019-688-4111) 検察審査会制度に ご理解とご協力を 検察審査会制度は、検察官が被疑者を不起訴にした善し悪しを、20歳以上の国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が審査する制度です。11月中旬に候補者に対し通知を行います。 ■問い合わせ先 盛岡検察審査会事務局(電話番号019-622-3391) 16ページ よろこびおくやみ(9月届け出分) 健やかに ◎男の子 齊藤 大雅(大泰・セリカ/下町三区) 畠山 長月(長太・範子/柏台三丁目) 伊藤 瞭(研・千晶/小福田) 佐藤 惺梛(博一・志穂/両沼) ◎女の子 遠藤 寿音(寿彦・麻美/駅前) 福島 遥菜(大介・加奈恵/柏台三丁目) 松尾 茜音(竜也・由香/中松尾) 畠山 叶空(好貴・瑠美/上寄木) 伊藤 千桜(竜也・仁美/帷子) お幸せに 菅野 勇哉  /両沼 遠藤 京香  /両沼 小野寺 翔  /盛岡市 武田 沙映  /山子沢 八幡 直樹  /新興矢神 黒川 一葉  /青森県 向井 元信  /大久保 鎌田 莉菜  /大久保 佐々木 俊幸 /共新 竹田 里美  /共新 安らかに 八幡 惠子   90歳 田山下 三浦 寅𠮷   91歳 日瀬通 小林 善辰   85歳 東 畠山 福志   94歳 曲田横間 伊藤 信男   86歳 中平笠 髙橋 ノリ子  71歳 中平笠 五十嵐 清子  93歳 金沢 中軽米 ヨエコ 75歳 寄木新田 鈴木 清八   86歳 野駄 八⻆ アヤ   82歳 山崎 工藤 タカ   94歳 中村 工藤 竹松   87歳 高宮 八⻆ 万悦   76歳 山崎 櫻川 サキ   99歳 荒屋新町 工藤 ユミ子  78歳 北村 田村 文男   62歳 荒木田 竹田 半治   85歳 渋川 渋谷 定已   84歳 松川 髙橋 ヨシ   96歳 上野駄 髙橋 俊雄   84歳 中松尾 留目 秀雄   78歳 下町三区 藤森 勘次郎  86歳 荒屋新町 ■人口の動き【9月30日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 15,980人(21人減) 6,322世帯(4世帯増) 松尾地区 5,837人(2人減) 2,356世帯(4世帯増) 安代地区 4,521人(1人減) 1,865世帯(3世帯増) 合計 26,338人(24人減) 10,543世帯(11世帯増) 男性 12,590人(11人減) 女性 13,648人(13人減) 出生11人 死亡31人 転入32人 転出36人 ■交通事故発生件数など ( )は前年同月の数 項目 9月 人身事故 0件(5件) 物損事故 36件(32件) 負傷者 0人(7人) 死者 0人(0人) 飲酒運転 1件(0件) 火災 0件(1件) 救急 101件(94件) 17ページ 保健のひろば 健康福祉課健康推進係 電話番号・内線1082 生活習慣病と呼ばれる糖尿病 規則正しい食事と有酸素運動で予防しましょう 平成28年に厚生労働省が実施した「国民健康・栄養調査」では、糖尿病が疑われる成人の推計が初めて1千万人に上りました。 糖尿病(2型)は生活習慣病の一つと言われ、治療せずに放置しておくと、恐ろしい合併症を引き起こす病気です。 生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などが影響して病気の発症や進行につながります。生活習慣を改善することで、糖尿病の発症や進行を予防することができます。 〇糖尿病の原因は? 膵臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなることや、食べ過ぎ、運動不足、過度のストレスなどが原因です。 〇食事のポイント ❶三食きちんと食べること ちょうどよいカロリーでも、まとめ食いをすると血糖値の急な上昇や肥満のリスクが高まります。血糖値を安定させるためにも、一日三食を毎日できるだけ同じ時間に食べましょう。 ❷よくかんで食べること ゆっくり、よくかんで食べると、少量でも満腹感が得られ、血糖値の上昇も緩やかになり、膵臓の負担も少なくなります。 〇運動のポイント ❶継続できる運動をする 毎日、続ける運動はウオーキングなどの有酸素運動がお勧めです。少し汗ばむ程度で、人と会話できるくらいが望ましいでしょう。 ❷食後の1から2時間以内に 血糖値が最も上昇する食後の1から2時間以内がお勧めです。運動の前には十分に準備体操をして、運動後もストレッチや軽いランニングなどのクールダウンを必ず行いましょう。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 電話番号・内線1106 防ごう!子ども虐待 近年、子どもの虐待に関する通報・相談件数が全国的に増え続けています。 虐待は単に親の身勝手な行為であると捉えられがちですが、その背景には経済的な不安やストレス、社会的な孤立など、さまざまな問題が潜んでいます。 子どもへの虐待は大きく4つに分類されます。これらが重複して起きていることが少なくありません。 身体的虐待 殴る、蹴る、タバコの火でやけどをさせるなど 心理的虐待 無視する、言葉でおどす、DV(配偶者への暴力)があるなど ネグレクト 食事を与えない、入浴させない、病気を放置するなど 性的虐待 子どもの人権を無視して性的侵害行為を強要する、わいせつな映像を見せるなど 皆さんの周りで気になる家庭を見かけたら、すぐに児童相談所や市の担当窓口まで連絡、相談をしてください。 児童相談所△県福祉総合相談センター(電話番号019-629-9608) ◆気づいてください!親と子のSOSサイン 虐待を受けている子どもやその親は、何らかのサインを出しています。 子どもからのサイン ◆不自然な傷やケガがある ◆いつも汚れた服装でいる ◆夜遅くまで遊んでいたり、家に帰りたがらない ◆喜怒哀楽の表情が乏しい。笑顔が少ない ◆子どもの姿は見えないが泣いている声をよく聞く 親からのサイン ◆近所や地域の中で孤立している ◆頻繁に子どもを家に残して外出している。 ◆子どもや家族への不満をよく口にする ◆感情の起伏が激しく、子ども扱いが荒っぽい 虐待のサインに気づき、連絡することは子どもの命を救うだけでなく、その親にも手を差し伸べることになります。 18ページ 博物館だより 漆文化を残し伝える取り組み 安比川流域の漆器文化を伝える塗室 江戸時代、安比川流域では豊富な森林資源を生かした漆器生産が行われていました。 昭和初期以降は、戦争の影響や時代の変遷とともに瀬戸物や安価なプラスチック製品が市場を席巻し、漆器生産は衰退していきました。 当時、漆を塗る職人の各家にあった塗室(漆を塗る職人が作業をする部屋)は、現在では県内で唯一、浅沢地区岩屋の小山田家塗室が残っており、当時の漆器文化を知る上で重要なものとなっています。 漆器生産の再興を目指し、昭和58年に安代町漆器センター(現・八幡平市安代漆工技術研究センター)、平成11年に安比塗漆器工房を設立。現在は「安比塗」として、受け継がれています。 漆室保存で研究者たちが意見交換 ミニシンポジウム「3D技術と漆器文化:岩手に現存する最後の塗室~最新技術で保存する岩屋小山田家塗室~」は9月24日、県立大学(滝沢市)で開かれました。 同シンポジウムでは、三須田善暢氏ら県立大石神研究グループの他、榊原健二氏(株式会社TOKU PCM)、高橋勇介氏(岩手工藝美術協会顧問)、当館の外崎理紗学芸員が登壇。 安比川流域で栄えた漆器産業の歴史を報告したほか、塗室を撮影した映像やレーザー計測データなどを基に、最新の3D技術で復元する方法や、模型を作成して多くの人に関心を持ってもらう活用方法を紹介。現存する塗室の今後の保存方法を探りました。 図書館だより 文学散歩で陸前高田市へ 復興へと歩む陸前高田市を訪ねる 市立図書館では、10月24日に文学散歩を開催し、20人が参加しました。今回の文学散歩は、震災復興へと歩む陸前高田市を訪ねました。 晴天に恵まれ、ガイドの案内で震災遺構の気仙中学校や道の駅高田松原タピック45、建物に被災松が使用された震災追悼施設、7月に新しくオープンした陸前高田市立図書館を見学しました。 参加者は「実際に見学して津波の恐ろしさを感じた」「今後の復興についても考えさせられた」などと感想を述べました。 ◆一足早いクリスマスお話会 市立図書館では、一足早い「クリスマスお話会」を開催します。参加者には、手作りのプレゼントもあります。 △開催日 12月2日土曜日 △時間 午後0時半から3時まで △内容 巣内文恵さん(岩手町)によるわらべ歌や松ぼっくりツリーの工作など ◆図書館の開館時間が変わります 12月2日土曜日から3月末までの期間、図書館の開館時間が下記の通り変わります。 △月曜日から土曜日:午前9時から午後6時まで △日曜日・祝日:午前9時から午後5時まで ※本の返却は返却ポストを利用できます。 ※松尾・荒屋両コミュニティセンター図書室は変更ありません。 19ページ サークル・サークル 南平笠太鼓愛好会 メンバー18人(10月1日現在) 代表者:福士 博之さん=南平笠= ◎結成何年目ですか? 昭和30年代に発足しました。人材不足により活動を休止した年もありましたが、活動期間約60年と歴史ある団体です。 活動を休止した時には、伝統ある盆踊りを絶やしたくないとの思いで、2人から人集めを始め、今のメンバー(太鼓12人、踊り手6人)を確保するまでに至りました。もちろん、純粋に自分たちが仲間と楽しみたいとの気持ちもありましたが。 ◎活動の内容は? 老人ホームなどの介護施設や各地区の夏祭りで活動しています。 今年も市内で開催された10カ所以上の祭りに呼んでいただきました。 ◎活動の魅力は? 太鼓を叩く前に、鳴りの要である締め方を行い、響かせたときの高揚感は魅力です。また、重い太鼓を担ぎ、踊り手と一体となった輪には、いつでも気持ちいい汗が流れます。昔から先祖供養のために行われていた盆踊りは、当時の楽しい雰囲気を思い起こさせ、地域のつながりを今でも感じさせてくれます。時代は変われど、雰囲気そのままに人の輪を広げてくれるものだと思っています。 ◎今後の目標は? 伝統を受け継ぎ、存続していくことが目標です。そのためには、若い世代への引き継ぎ、唄い手や踊り手の確保に努めていきます。興味のある人はご連絡ください。また「自分たちの祭りやイベントに来てほしい」など、依頼も受け付けていますので、ぜひご相談ください。 ■問い合わせ先 代表・福士博之(電話番号090-4638-3777) 地域おこし協力隊だよりvol.42 今月の担当 玉木 陽子 さん 秋になり、岩手山や周辺の山々の紅葉が始まりました。9月24日、私は県民の森が主催する「きのこ教室」に参加しました。 このイベントは、県民の森の野山を散策し、採集したキノコが「食用」か「毒性」かを判別する勉強会で、毎年大人気です。応募は満員で、子どもからご年配の人まで、たくさんの参加者でにぎわいました。 講師から、キノコの生えそうな場所を教わり、一生懸命に探しますが私には見つけられません。野山にはキノコの他にも、ドングリやトチの実、山ブドウを発見し、むしろ私はそちらの方に夢中になっていました。熊の好物であるヤマボウシの実を食べてみると、甘くてクリーミーな味がして、新しい発見でした。 森林ふれあい学習館フォレストiに戻って、参加者が採集したキノコの鑑定会が始まりました。机にキノコを並べ、講師が選別します。私が採集したキノコは残念ながら「毒性」ばかりでしたが、森林に囲まれてマイナスイオンを浴びた喜びと、実りの秋を堪能することができ、とても満足した一日となりました。 温泉郷に住む私にとって、すぐそばの野山が、まるで宝の山のようで、改めて八幡平市の良さを感じたのでした。 20~21ページ NEWS&INFORMATION 笑う門には福来る 笑って、楽しく、心身ともに健康! 市老人クラブ「女性の集い」(市老人クラブ連合会主催)は10月2日、西根地区市民センターで開かれ、老人クラブ会員約200人が参加し、笑いと健康について体験しながら学びました。 笑い(ラフター)ヨガティーチャーの釜澤俊一氏が「笑いヨガで、笑って元気!笑って健康!笑って幸せ!」と題して講演しました。脳を活性化させるプログラム「シナプソロジー」では、数字に合わせた動きを覚えたところで数字を英語や色に変更。混乱による適度な刺激を脳に与え、活性化を図りました。 また、笑いの体操とヨガの呼吸法を組み合わせた「笑いヨガ」では、手拍子や掛け声と一緒に会場中に笑いが伝染。額にうっすらと汗をかき、上着を脱ぐ参加者も見受けられ、1時間半の講演はあっという間でした。 講演を受けて、市老人クラブ連合会の千葉孝志会長は「健康で自立した生活を送り、まだまだ地域づくりに役立つ老人の存在感を示していきたい」と力強く語りました。  この集いは、女性の視点に立った老人クラブ活動、友愛活動、地域づくりの実践に向け情報交換を行い、参加者相互の交流を図ることを目的に毎年開催されています。 岩手地区中学校総合文化祭ポスターの部 小澤美桜里さんの作品が最優秀賞を受賞 第16回岩手地区中学校総合文化祭のポスターに、西根中2年の小澤美桜里さんの作品が選ばれ、10月12日に盛岡市民文化ホール(マリオス大ホール)で行われた同祭の開会式で表彰されました。 6月下旬にテーマ「咲き誇る夢と希望 ~輝け!私たちの大輪の花」が発表され、岩手地区の各中学校へ8月末を期限に作品を募集。小澤さんの作品が見事、最優秀賞に選ばれました。 小澤さんは「テーマを聞いて明るいイメージが湧いたので、楽しそうに歌っている女の子と鮮やかに咲く花を描きました」と笑顔を浮かべ、話してくれました。 経験を生かして、動画で市を盛り上げる 地域おこし協力隊に熊谷拓朗さんが就任 市地域おこし協力隊員辞令交付式は10月2日、市役所で行われました。 田村正彦市長は、新たに隊員となる熊谷拓朗さんに辞令を交付し、「地域の皆さんと連携、交流を深めながら、八幡平FANを通じて情報発信してほしい」と激励しました。 熊谷さんは安代地区出身。前職では東京の映像関連の会社に勤務し、映像機器の操作や映像編集の業務に従事していました。 普段は、企画財政課広報広聴係に席を置き、主に動画を担当します。すでに山賊まつりなどアップしている動画もありますので、皆さんご覧ください。 安代診療所 遠藤芳夫医師が着任 遠藤芳夫 安代診療所長 新潟県長岡市出身。内科医で、約15年間、北海道の地域医療現場に携わる。 10月2日から、安代診療所に遠藤芳夫所長(62)が着任しました。 遠藤所長は「場所がどこであっても、行政や他の医療機関などと連携して取り組むことが大切。地域の皆さんの役に立てるよう、しっかりやっていきたい」と意気込みました。 同診療所の診療日は次のとおり。 診療日 月曜日・火曜日、第2・4水曜日、金曜日 受付時間 (午前)8時半から11時半まで、(午後)1時から4時半まで 診療日第1・3・5水曜日、木曜日 受付時間 (午前)8時半から11時半まで 祝100歳 あっぱれご長寿 盛内 ナミさん 大正6年10月8日生まれ =秋葉= 盛内ナミさんの長寿祝い金贈呈式は10月13日、介護老人保健施設あしろ苑で行われ、家族や同施設の職員などが参加し、長寿を祝いました。 浅沢地区岩屋出身の盛内さんは荒屋新町へ嫁ぎ、水稲やたばこ、養蚕、酪農などを営んで、3人の子どもを育て上げました。 長寿の秘訣をご家族に伺うと「山に入ることが大好きで、山菜やきのこ、栗などを1年分採ってきては、調理して振る舞ったり、手先が器用で手芸や庭の手入れをしたりと、何でも楽しんで挑戦してきたことです」と笑顔で話してくれました。 間羽松地区の「にこにこサロン」 雑巾贈呈を続け15回目を迎える 間羽松地区の高齢者サロン「にこにこサロン」は10月2日、間羽松公民館で特別養護老人ホームむらさき苑へ雑巾100枚を贈呈しました。 「にこにこサロン」は、お年寄りの笑顔が絶えない場所にしようと平成15年10月から始まり、毎月1回を基本に開催。むらさき苑や介護老人保健施設ふれんどりー岩泉(岩泉町)などの高齢者福祉施設に雑巾を贈る活動は、今回で15回目を数え、贈った雑巾は1,500枚に及びます。 サロン代表の瀬川美代子さんは「15回にわたり雑巾を贈る活動を続けることができ、皆さんに感謝したい。1回でも長く続けていきたい」と笑みを浮かべました。 西根第一中の伊藤夢希さんが意見発表 部活動で得た思いやる気持ちの大切さ 第22回中学生による人権尊重に関する意見発表会は10月26日、雫石町中央公民館(野菊ホール)で開かれました。 盛岡広域の中学校10校からそれぞれ代表者1人が登壇し、雫石中の全校生徒など約500人の前で発表しました。 本市からは、伊藤夢希さん(西根第一中3年)が「ひとつ」と題し発表。伊藤さんはバスケットボール部キャプテンの重責から苛立ちや焦りが生まれ自己嫌悪に。 しかし、相手を尊重し、思いやることに気付き、やがてメンバー一人一人がまとまり、ひとつのチームとなって試合に臨めた経験から「今後も思いやる気持ちを持って前に進みたい」と語りました。 22~23ページ 話題ピックアップ 共生社会の実現へ向け 岩手県手をつなぐ育成会県大会・本人大会 第51回岩手県手をつなぐ育成会県大会・本人大会は10月1日、同育成会(親の会)会員ならびに本人、障がい者施設・学校関係者など約400人が参加し、安比高原で開かれました。 大会では、昨年7月に相模原市の障がい者支援施設でおきた残虐な事件が二度と繰り返されぬよう、障がいのある人もない人も、人格と個性を尊重し支え合う共生社会の実現を目指すことを固く誓い、障がい者理解の活動を進めていくことを確認し合いました。 雨にも負けず太鼓披露 八幡平山賊まつり 八幡平山賊まつりは、10月7日から9日まで、さくら公園イベント広場で開かれました。  初日は雨模様だったものの、3日間で約2万6千人が来場。市内外の特産品の販売、保育園児のお遊戯や小・中学生による太鼓の演奏、吹奏楽の発表などが行われました。八幡平太鼓を披露した田村紗和さん(柏台小6年)は「山賊まつりでの太鼓演奏は今回が最後でした。練習の成果を出すことができて良かったです」と満足げに話してくれました。 今年も姉妹都市と交流 第71回田老地区体育大会 第71回田老地区体育大会は10月8日、姉妹都市である宮古市の田老第一中学校校庭で開催されました。 大会には、本市から総勢28人の選手団が参加。徒競走や綱引きなど、おなじみの種目のほか、漁具を使って、アワビの貝殻やウニに見立てたタワシをすくい上げる「田老名物」レースが行われ、沿岸ならではの種目に悪戦苦闘する参加者へ声援が送られていました。 アトラクションでは、さくらさんさ愛好会16人がさんさ踊りを披露し、大会に華を添えました。 国保事業の運営を審議 市国民健康保険運営協議会委員辞令交付式 市国民健康保険運営協議会委員辞令交付式は10月24日、市役所で行われ、委員9人に田村正彦市長より辞令が交付されました。 辞令交付後には、国民健康保険にかかる研修会も併せて行われ、平成30年度からの制度改革の内容についての理解を深めました。 同協議会は、国民健康保険事業の運営に関する予算や条例、保険税率、保健事業などを審議するために設置され、委員の任期は2年間となります。 プログラミンGoood‼ 第1回アクセルキャンプ 小学生向けのプログラミング教室「アクセルキャンプ」は10月28日、29日の両日、西根総合支所で行われ、小学生とその保護者が参加し、プログラミングでドローンの自動飛行などを体験しました。  アクセルキャンプは、市起業家支援センターに入居している阿部拓磨さんが実施する同センター初の事業。参加した佐々木青輝君(大更小3年)は「プログラミングは少し難しかったけど、ドローンを動かせて楽しかった」と満足した表情を浮かべました。 白球追い掛け愉快適悦 第12回八幡平市長杯争奪市民野球大会 第12回八幡平市長杯争奪市民野球大会は10月15日、市総合運動公園野球場を主会場に行われ、10チームが参加し、優勝を争いました。 市野球協会に登録しているチームはもちろん、この大会のためだけに、職場の仲間や中学校の同級生らと結成したチームも多数出場。高校生から60代までの幅広い世代が参加しました。 選手は皆、ひたむきに白球を追い、満面の笑みを浮かべ、純粋に野球を楽しんでいました。 24ページ  キラリひかりびと 交通指導隊40年 市民に寄り添い 無事故を願う 平成29年度交通安全功労者 交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)表彰を受賞 髙橋 忠一さん(たかはし ちゅういち)70歳=中村= 昭和22年生まれ。酪農と水稲を営む。52年に旧西根町交通指導隊へ入隊。62年から同指導隊の隊長を務める。平成21年から県交通指導隊連絡協議会副会長に就任。39年間の交通事故防止活動が評価され9月7日に交通対策本部長表彰を受賞した。 「まさか自分が受賞するとは思わなかった。関わる全ての人へ感謝したい」と目を細めるのは、交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)表彰を受賞した市交通指導隊長の髙橋忠一さん。 昭和52年に旧西根町役場担当課長からの勧めで入隊し、今年で40年目、隊長を務めて30年目になります。市内保育所(園)、小中学校での交通安全教室の開催、高齢者宅や大更地内の飲食店への定期的な訪問など、さまざまな場で交通事故防止を呼び掛けてきました。 交通運動期間中には毎日、県道沿いの街頭に立って交通指導を行い、田頭小学校の児童を見守ってきました。髙橋さんは「“隊長さん、おはよう”と大きな声であいさつされたり、手を振ってくれたりすることで、元気をもらってきた。謝恩会で、児童たちから手作りの感謝のメダルを贈られた時は感激した。そのおかげで長年、続けてこられた」と笑顔で振り返ります。 現在、飲酒運転は減少したものの、事故は以前として絶えません。髙橋さんは「子どもたちやお年寄りが道路を歩いていたら、自分の家族だと思って、待つ心のゆとりを持ってほしい。市民の安全確保のため、若い人もぜひ指導隊に入隊してほしい」と、協力を呼び掛けました。 編集後記 ▽スマートファームプロジェクトの取材で、まさに未来型農業を体験しました。ハウスに行かずに栽培管理ができることは、一人で広大なハウスを管理できることにもつながります。このプロジェクトの今後に期待したいです。竜 ▽森の大橋や松川渓谷の紅葉もいいですが、身近なところでもきれいな紅葉に出会うことができました。皆さんも自分だけの隠れ紅葉スポットありますか。多