農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい 8月号 No.266 Aug. 2017 1ページ 豆力士たちの初土俵 はっけよい! 主な内容 市観光振興計画を策定しました … 2~5ページ      駆け出せ 今、ここから 岩手山焼走りマラソン全国大会 … 6~7ページ      タイ・タマサート大学生12人が八幡平市へ … 8ページ 2~5ページ 市観光振興計画を策定しました 1 計画策定に当たって 全国33カ所の国立公園の中から、環境省の「国立公園満喫プロジェクト」の一つに十和田八幡平国立公園が選ばれました。同プロジェクトが掲げる『最大の魅力は自然そのもの』をコンセプトに、本市の自然、温泉、食を世界に向けて売り込んでいきます。 国を挙げて「観光先進国」に 国は、自然・文化・気候・食という豊富な観光資源に恵まれた我が国の特性を活かし、地域の魅力を開花させることにより「観光先進国」になることを目指そうと、平成28年3月30日に『明日の日本を支える観光ビジョン』を閣議決定しました。 国を挙げて観光を国の基幹産業にするためのさまざまな施策に取り組み、国内外から多くの観光客が地方を訪れ、域内の旅行消費額を増やす環境づくりを目指しています。 また、国は本市のように定住人口が減少していく地方の人口減少分を補うため、観光をはじめとする交流人口の拡大による地方のにぎわいの創出、地域経済の循環を掲げています。 ナショナルパーク この観光先進国を目指す施策の中で特に注目されるのが、国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてブランド化する「国立公園満喫プロジェクト」です。 全国33カ所の国立公園の中から8地区を選定。その一つに十和田八幡平国立公園が選ばれ、八幡平山頂見返り峠地区などのビューポイントの景観整備、外国人向けガイドツアーの開発やクオリティの高い宿泊施設の充実、海外への情報発信強化に取り組むこととしています。 市観光振興計画の位置づけ 本市においても「八幡平市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で、観光振興による交流人口の拡大を施策の一つとして取り組むこととしており、観光を重要な政策と位置付けています。 25年度に策定した『八幡平市滞在型観光振興計画』の理念を継承しながら、急激に変化する社会、旅行者動向、受入実態を勘案し、観光関係者が一丸となって実践できる手引き書として、29年度から33年度までの5カ年の具体的なアクションプランとなる『八幡平市観光振興計画』を策定しました。 2 本市の観光の現状 計画の策定には、現状の把握が必要です。基礎データを分析し、その結果から観光計画の立案、施策内容の効果検証、新規事業の検討材料として活用することにより、マーケットの実態に沿った観光戦略を立てていきます。 今回、紹介するデータのほか、本計画書では休日の居住地別滞在者数、夫婦・カップル、家族など観光客を属性で分けた動態調査、外国人観光客の国籍内訳のデータも掲載しています。 1、観光入り込み客数の推移 市の観光入り込み客数は、平成23年の東日本大震災の影響を大きく受けることなく、26年度まで順調に伸びました。27年度は4度目となる冬季国体スキー競技会が行われ、入り込み客の増加が期待されましたが、記録的な雪不足に見舞われ、一般の日帰り客が大きく減った影響を受け減少に転じました。 2、宿泊者数の推移 市の宿泊者数と観光入り込み客数とは異なる傾向で、24年度は東日本大震災後の旅行・消費を控える風潮、震災後の景気の悪化を受けた廃業や営業期間の短縮など宿泊施設数の減少が影響したと推察されます。27年度には冬季国体スキー競技会の開催や台湾をはじめとする東アジアなどからの訪日外国人の増大も相まって回復基調に転じています。 3、教育旅行者の受け入れ状況 市の教育旅行者数は、東日本大震災翌年度の23年度に前年度の約4分の1まで落ち込みましたが、その後順調に回復し、26年度には東日本大震災前の水準以上に回復・成長しています。 4、外国人観光入り込み客数の状況 市の外国人観光入り込み客数は、年率で約3割成長しています。今後、日本が「観光先進国」となるため、国もさまざまな施策に力を入れており、さらなる伸びが期待されます。 国籍別で見ると、台湾、韓国、中国が多く、月別で見ると10月、1月に多くなる傾向にあります。詳しくは、本計画書をご覧ください。 表1本市の「年度別」外国人観光入り込み客数 外国人観光入り込み客数 25年度、17,891人回 26年度、22,364人回 27年度、28,448人回 3 本市の観光の課題 ①基礎データの整備と戦略策定 ②興味・関心度を底上げし、行動させる情報発信 ③ノウハウのある人材からの学び、効果の拡大 ④継続可能な「仕組み」の構築 ⑤販路の開拓・拡大 ⑥本市のワンストップ窓口の機能強化 4 将来像と数値目標 本市の観光の将来像(テーマ)を「日本の美しい四季と暮らし ナショナルパーク八幡平」と掲げました。 また、アクションプランの進捗状況における問題点の洗い出し、施策の見直し、新規実施を検討するため、次のとおり成果指標を定めました。 表省略 5 観光振興のための8つのアクションプラン 本市の将来像「日本の美しい四季と暮らし ナショナルパーク八幡平」を具現化し、国内外を問わず広く観光客が集まる地域となり、成果指標として設定した数値を向上させるため、次の8つに重点を置き、本計画期間における活動を推進します。 ❶八幡平市版DMOの設立 ❷「ナショナルパーク八幡平」ブランドの構築 ❸戦略策定のためのマーケティングデータの収集 ❹スポーツ・健康をキーワードにした観光 ❺山里・雪国の暮らし・自然エネルギー ❻観光イベントの強化 ❼人材育成(ガイド・市民の参画意識) ❽広域周遊ルート、観光圏の広域連携・協力 ❶八幡平市版DMOの設立 観光客受け入れのためのプラットフォーム(八幡平市版DMO)を組織化し、地域と観光の融合を図ることで“ナショナルパーク八幡平”に多くの観光客をお迎えする流れを作ります。本計画のアクションプランは、全て八幡平市版DMOの確立が前提となります。 【八幡平市版DMOに求められる役割】 ▼年間を通じて国内外問わず、あらゆるターゲット客に地域に訪れ続けてもらうようにするための情報発信およびデータ分析・戦略策定 ▼多様な関係者のツーリズムへの関わりを作ることにより、あらゆる旅行者のニーズに対応できる観光サービスの提供 「八幡平市版DMOのイメージ」は次ページの図のとおりです。 図省略 ❷「ナショナルパーク八幡平」ブランドの構築 「八幡平といえば○○」「○○といえば八幡平」のブランド構築、確立を目指します。また、国内外に向けてナショナルパーク八幡平の価値を高めるため、誰が見ても分かりやすい多言語表記の「案内板」「パンフレット」の整備をしていきます。 ❸戦略策定のためのマーケティングデータの収集 具体的なターゲットを定めて戦略を立案するために、定期的な来訪者実態調査を行います。また、調査結果を元に顧客像に対応した具体的な施策とアクションプランを検討します。 ❹スポーツ・健康をキーワードにした観光 スポーツ合宿・大会誘致のためのセールスを実施します。 また、50キロトレイルや樹氷を鍵にしたバックカントリーなどのプログラムを整備し、ブランド構築を目指します。 ❺山里・雪国の暮らし・自然エネルギー ナショナルパーク八幡平は、環境・自然学習・グローバル人材育成・キャリア教育につながる学びの場です。 日本で初めて商用運転を開始した地熱発電所をはじめ、雪氷エネルギーを利用した雪冷房りんどう培養育苗生施設など多様な再生可能エネルギーを学ぶプログラムを整備します。 ❻観光イベントの強化 既存イベントの採算性・集客人員を精査し、今後の発展・拡大が見込み難いイベントについては、他のイベントと共同開催するなど見直しを行い、イベントの魅力アップ、集客拡大を目指します。 また、本市の農畜産物のブランド力を生かした食をメインテーマとした大規模なイベントを計画し、農業の経済効果の拡大を図ります。 ❼人材育成(ガイド・市民の参画意識) ナショナルパーク八幡平をより多くの来訪者に体感してもらうため「ナショナルパーク八幡平ガイド認証制度」を立ち上げ、外国語や障害のある人への対応など幅広いガイドの育成を図るとともに、円滑な受付体制整備、体系的な情報発信を目指します。 市民向け講座・プログラムを開設し、市民の興味・関心度の底上げをするとともに、市内外に魅力を発信する機運の醸成を目指します。 ❽広域周遊ルート、観光圏の広域連携・協力 北東北の玄関口(交通拠点)である盛岡市、鹿角街道、産業遺産のつながりがある鹿角市と連携強化を図ります。 また、共同実施によるプログラムの充実、共同セールス・プロモーションにより、露出回数のアップ、認知度の向上を目指します。 計画の詳細は、市ホームページで閲覧できます。 ■問い合わせ先 市役所商工観光課観光振興係(電話番号・内線1313) 6~7ページ 駆け出せ 今、ここから 岩手山焼走りマラソン全国大会 第26回岩手山焼走りマラソン全国大会が7月2日、岩手山焼走り国際交流村を発着点とする岩手山パノラマラインの折り返しコースで開催されました。 大会には、1歳から89歳まで計1,816人のランナーが出場。一般と中学生の男女14種目、ファミリーの部が行われました。 選手たちは、沿道からの声援を受けながら、岩手山を臨むコースを快走。ゴール後は、ボランティアからキュウリやトマト、豚汁の振る舞いを受け、レースで疲れた体を癒やしました。 各種目の結果は、次ページの表のとおりです(敬称略)。 各種目上位入賞者(3位以内) 一般10キロ 招待選手 ❶三嶋 淳司 駒澤大 31分59秒 ❷平松 亮介 駒澤大 32分43秒 ❸狩野 未基 駒澤大 33分17秒 16から39歳 男 ❶岩渕 慎矢 盛岡市 33分56秒 ❷宇部 雄太 妹は荒ぶる受験生 34分24秒 ❸吉田 雄一朗 盛岡三高 35分0秒 16から39歳 女 ❶田口 綺乃 盛岡三高 40分52秒 ❷町田 美湖 盛岡三高 42分35秒 ❸庄司 夏子 千葉恵製菓 42分47秒 40から59歳 男 ❶本舘 正雄 笹間クラブ 37分5秒 ❷安倍 義博 チームアテルイ 37分38秒 ❸兼平 昭浩 盛岡市 37分44秒 40から59歳 女 ❶畠山 望美 盛岡市 41分41秒 ❷赤坂 玲子 盛岡ヒールフリー 42分38秒 ❸菅原 めぐみ 胆沢南走会 42分50秒 60歳以上 男 ❶杉澤 隆司 レストランきの字クラブ 41分17秒 ❷浅利 誠司 あさりちゃん2号 42分35秒 ❸深谷 龍治 大曲走友会 43分26秒 60歳以上 女 ❶小熊 淳子 宮城県大河原町 49分26秒 ❷佐藤 裕子 ㈱岩泉きのこ産業 50分21秒 ❸吉田 きよ子 一関レディース 51分22秒 一般5キロ 16から39歳 男 ❶佐々木 飛鳥 八幡平市 15分50秒 ❷阿部 清孝 岩手自衛隊 16分1秒 ❸紺野 颯志 専大北上高 16分7秒 16から39歳 女 ❶遠藤 寧々 盛岡市立高 19分32秒 ❷菅原 愛香 盛岡市立高 20分17秒 ❸紺野 憧和 専大北上高 20分20秒 40から59歳 男 ❶森谷 俊樹 盛岡市 18分3秒 ❷千葉 義弘 盛岡市 18分8秒 ❸小野寺 栄光 チームアンバイ 18分18秒 40から59歳 女 ❶柴田 真由美 滝沢市 19分26秒 ❷坂本 理絵 盛岡市 21分49秒 ❸土橋 真美 北上市 22分6秒 60歳以上 男 ❶安保 淳 チーム一葉 19分51秒 ❷菊池 健一 チーム大吾郎 20分19秒 ❸金野 剛一 千厩AC 20分44秒 60歳以上 女 ❶小野寺 たけ子 千厩AC 24分15秒 ❷菊池 久美子 釜石市 24分39秒 ❸澤田 芳子 滝沢市 25分10秒 中学生3キロ 男 ❶佐藤 隼 西根一中 10分15秒 ❷河内 勇弥 一関一高附属中 10分30秒 ❸本堂 諒及 西根一中 10分50秒 中学生3キロ 女 ❶吉田 菜央 盛岡市 12分28秒 ❷澤口 りる 花巻市立石鳥谷中 12分42秒 ❸長山 未夢 西根中 13分23秒 ファミリー2キロ 2人1組 ❶宮竹 南央哉、宮竹 利史哉 チームしろくま 6分34秒 ❷山田 泰裕、山田 陸 陸上塾 7分20秒 ❸鴨反 美香、鴨反 旺佑 盛岡市 7分32秒 大会前にコース清掃 西根ライオンズクラブ(丹内勇幸会長、会員70人)は6月28日、会員約20人が参加し、岩手山焼走りマラソン全国大会のコースである岩手山パノラマラインの沿道を清掃しました。 丹内会長は「岩手山麓の雄大な自然を満喫しながら、きれいなコースを気持ちよく走ってもらいたい」と語りました。 同クラブは、大会前にコースの沿道清掃を行って今年で7年目。陰ながら大会の盛り上げに貢献しています。 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県予選大会(6月3~10日、大船渡市・三陸総合運動公園ほか) ❸岩鷲ベースボールクラブ ◎第30回わんぱく相撲盛岡場所(6月18日、盛岡市・県営武道館相撲場) 【男子】▽3年生 ❷岩崎想矢(大更小)❸武田昇馬(大更小)❹武田明馬(大更小)▽4年生 ❶工藤琉誠(大更小)❹佐々木勇吾(大更小)▽5年生 ❸佐々木真篤(大更小)▽6年生 ❸田村昂大(平舘小)❹工藤煌斗(大更小) 【女子】▽3・4年生 ❷井上璃子(平舘小)▽5・6年生 ❷佐々木蘭(大更小)❸日戸菜々(大更小) ◎第65回岩手地区中学校総合体育大会(6月17~19日、市総合運動公園体育館ほか) ◆バスケットボール【男子】❶西根中 ◆サッカー ❶西根中 ◆バレーボール【女子】❷松尾中 ◆ソフトテニス【男子】▽団体 ❶安代中❷西根一中▽個人 ❶花﨑楓羽・清水畑永和(西根中) ◆柔道【男子】▽個人50キロ級 ❷上野凛都(西根一中)▽個人55キロ級 ❷岩本大輝(西根一中)【女子】▽個人44キロ以下級 ❶渡辺真侑(西根一中) ◎東北高等学校選手権大会 ◆相撲(6月24・25日、山形県鶴岡市小真木原相撲場) ◇団体 ❷平舘高 ◇階級別個人戦▽100キロ級 ❶松浦和啓(平舘高) ◇個人選手権 ❺津志田亜睦(平舘高)❺長内龍(平舘高) ◎第69回県民体育大会 ◆ライフル射撃(7月1日、田山射撃場ほか) 【女子】◇成年▽ライフル3姿勢60発 ❶坂本由美子(県体協) ◇少年▽ビームライフル立射40発 ❷宮野莉央奈(西根中) ◎第17回県中学校KWB選手権(7月8・9日、市総合運動公園野球場ほか) ❷IWATE地区選抜 ◎第37回全日本サマージャンプ朝日大会(7月9日、北海道士別市朝日三望台シャンツェ) 【男子】▽少年 ❶小林龍尚(盛岡中央高) ◎第55回東日本実業団相撲選手権大会(7月9日、市松尾相撲場) ◇個人▽重量級 ❶遠藤翔太(三研ソイル)❷森隆宣(三研ソイル)❸遠藤貴幸(三研ソイル) ◎第64回県中学校総合体育大会(6月17日、県営武道館相撲場) ◇団体 ❷西根一中 ◇個人▽1年生 ❸松浦旬哉(西根一中)▽2年生 ❶松浦正弥(西根一中)❸田村竜也(西根一中) ◎第64回県相撲選手権(6月23日、市松尾相撲場) ◇団体 ❶八幡平A ◇個人▽2部 ❶津志田亜睦(平舘高)❷長内龍(平舘高)❸松浦和啓(平舘高) 8ページ タイ・タマサート大学生12人が八幡平市へ 日・タイ交流は21回目 延べ300人を超える タイ国タマサート大学の学生・教員13人は、7月12日から22日までの11日間、本市に滞在し、日本の生活・文化を体験しました。 今回で21回目となるタマサート大学日本生活文化体験旅行。本市を訪れた生徒らは延べ300人を超えます。 訪問団は13日、八坂神社祭典で引かれる山車の太鼓体験に参加し、児童と一緒に太鼓を叩きました。タイとのテンポの違いを肌で感じ、笑顔があふれました。17日は、八幡平ロイヤルホテルを訪問し、職場体験を実施。食器洗いや宴会場の会場作りなどを体験しました。 18日の日・タイ文化交流会では、タイと日本の郷土芸能の相互披露や、両国の料理を紹介し合い、関係者やホストファミリーらと交流を深めました。 保育園や学校、老人介護保健施設を訪問するなど、地域住民との触れ合いを楽しみました。 初めての学生受け入れ 緊張解け家族の一員に わが家の3人の子どもたちにも良い経験になると思い、初めてホストファミリーを引き受けました。 最初はお互い緊張しましたが、ティンさんを囲んでお酒を飲んだ時、緊張が解けて話が弾みました。ラム肉を食べたり、花火をしたりして、楽しい日々を過ごしました。 ティンさんの希望で、バレーボールを題材とした漫画の舞台である軽米町に出かけ、すごく喜んでもらえた事は、とても良い思い出です。 これからもずっと、ティンさんは家族の一員です。 市民の優しさに感謝し 退官後の事業継続願う 私は八幡平市との交流事業に、学生の引率で1回目から参加していますが、今年の9月末で定年退官します。 観光で日本を訪れる学生は多いのですが、学校訪問やお祭りなどを体験でき、さまざまな日本文化に触れ合うことができるのは、日本でも八幡平市だけです。 ホストファミリーの会を始め、市民の皆さまのおかげで20年以上も事業が続いていること、そして学生をわが子のように慕ってくれていることに深く感謝いたします。 今後もこの交流がずっと続くことを願っています。 9ページ 東北サミット初開催 東北、日本の農業をリードする 東北認定農業者が八幡平市に集結 来年から米の生産数量目標が廃止され、農政の転換期を迎えようとしています。また、農家の高齢化や担い手不足などの課題を抱え、新時代に適切に対応して、農業を次の世代へ継承することが求められています。 そのためには、人口減少や地球温暖化などの環境の変化に適応した農業経営や地域農業を確立していくことが必要です。特にも、認定農業者には地域農業の担い手として期待が高まっています。 そのような中、自らの経営改善と地域農業・農村の発展を目指す東北地方の意欲ある認定農業者が、八幡平市に集結しました。 第1回東北認定農業者サミットは6月29日、30日の2日間の日程で開催され、青森県を除く東北5県から認定農業者ら約370人が参加しました。 29日は、八幡平ロイヤルホテルを会場に講演、パネルディスカッション、夜には交流会も行われました。 東北の農業の現状と今後 東北大大学院農学研究科の伊藤房雄教授が「これからの東北農業の展開について」と題して講演し、米の生産数量目標の廃止や人口減少など農業を取り巻く環境の変化に対応するため、高収益農家や生きがい優先農家など多様な担い手が共存した全員参加型の地域農業の必要性について解説しました。 さまざまな取り組みを紹介 パネルディスカッションでは、ベテラン、若手、女性の認定農業者6人を交え「目指そうとする経営とその戦略」と題し意見を交わしました。 福島県石川町でリンゴ園を経営する大野農園㈱代表取締役の大野栄峰さんは、労働の軽減と購買につなげることを目的に、参加者を募り、果実の木を剪定した枝を拾って焼きりんごを作り交流したイベントなどを紹介。新しい農業の形や可能性について発表しました。 課題である担い手不足について、今後を担う若手の認定農業者から「農業の魅力を発信し、今までの農業イメージや意識を変え、若い人が次へつなげたいと思える業種にしたい」「意欲がある若い人を起用し、もっと前に出て成長する機会を増やしてほしい」など前向きな意見が出されました。 継続開催で東北の農業を活性化 今後は、各県持ち回りで開く予定。市認定農業者協議会の小林仁会長は「東北の認定農業者が一堂に会して意見交換する場を八幡平市から始められてよかった。来年も継続し、東北の農業者の連携を深め、高め合いたい」と力強く語りました。 30日は、①八幡平市②八幡平市・岩手町③雫石町の3コースに分かれ、農事組合法人や観光農園などを視察しました。 6次産業に力を入れる(株)サラダファームの観光イチゴ園や直売店などを見学 田村恵吾氏の農園ではトマトの高規格ハウスを見学し、研修生受け入れによる担い手育成について聞きました 農事組合法人岩手山麓デイリーサポートでは良質な完全混合飼料(TMR)供給の取り組みについて聞きました 10~11ページ 市役所からのHOT LINE ツキノワグマにご注意ください ◎市内の山には多くのクマが生息 毎年、市内の山沿いの農地などで、クマによる農作物被害が発生しているほか、近年は、人里での目撃例も多くなっています。登山などで入山するときや山林付近で農作業をするときは、十分注意してください。 ◎クマの出没を防ぐためには 被害に遭わないためにも、まずはクマの出没を防ぐための対策をしましょう。 △農作業や入山する際の注意点 ・ラジオや鈴など音の出るもので自分の存在を知らせる。雨の日や川の近くでは、人間の臭いや物音が伝わりづらいため、特に大きな音を出す。 ・クマの行動が活発な早朝や夕方は、特に注意する。 △クマが出没しづらい環境づくり ・クマを誘引する生ごみなどを適切に処理する。野菜や果樹などをそのままにしておくと、クマをおびき寄せることになります。また、草刈り機などで使うガソリンなどの揮発性物質もクマを誘引するので、保管場所に注意しましょう。 ・農地や住宅周辺の茂みや低木の刈り払いを行う。クマなどの野生動物は、体が丸見えになることを嫌います。そのため、身が隠せる茂みを無くすことで、出没しづらくなります。 ◎もしもクマに遭遇してしまったら 野生動物が相手のため、確実に安全な方法はありませんが、もし、クマに遭遇してしまった場合、落ち着いて、背を向けずにゆっくりとその場を離れましょう。大声を出したり、走って逃げたりすると、クマも驚いて襲ってくる可能性があります。また、子グマを見かけたら、近くに親グマがいる可能性が高いため、その場をすぐに離れるようにしましょう。 ◎農作物被害を防ぐために クマによる農作物被害を防ぐためには、電気柵の設置が有効です。市は、鳥獣害防止を目的とした設置に対し、費用の一部を補助しています。設置前に申請する必要がありますので、導入を予定している場合は、お問い合わせください。 ■補助額 電気柵設置費用の2分の1(上限額6万円) ■問い合わせ先 農林課林業係(電話番号・内線1339) 9月10日日曜日午前8時から安代地区で防災訓練を実施します 市は、災害時に迅速かつ効率的な災害対策活動ができるよう、次のとおり防災訓練を実施します。 会場となる安代小周辺の市道は交通を規制しますので、係員の指示に従って通行するようご理解とご協力をお願いします。 ■日時 9月10日日曜日午前8時から10時45分まで ■場所 安代小およびその周辺 ※一般参加者の駐車場はありませんので、安代総合支所の駐車場をご利用ください。 ■問い合わせ先 防災安全課消防防災係(電話番号・内線1264) 主な防災訓練の内容 ❶避難訓練、避難所開設・運営訓練 当日の午前8時から9時までの間に防災行政無線で荒屋地区に避難広報を実施。避難指示を受けた地域の皆さんは、避難場所に避難してください。 △避難場所 安代小体育館 ❷火災防御訓練 消防団および防災関係機関と連携し、火災防御訓練を行います。 ❸孤立者救助・救出訓練 孤立者救援のため、救助用のヘリが飛来します。騒音などで付近の住民の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。 ❹応急食料炊き出し訓練 避難者へ提供する食事として、支援者による応急炊き出しを実施します。 市食生活改善推進員養成教室の受講生を募集します 市は、市食生活改善推進員養成教室の受講生を募集します。食生活改善推進員とは、食の豊富な知識と調理の技術を身につけて、家族や地域の食生活改善や食育の推進を行うボランティアです。 養成教室を受講して食生活改善推進員になってみませんか。 ■対象 ・健康づくりや食生活に関心のある人     ・市内在住の人(学生は除く)     ・食生活改善推進員としてボランティア      活動をしていただける人      ※活動は平成30年度からしていただきます。 ■定員 20人 ■養成教室の開催日、時間、場所 第1回 9月20日水曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 第2回 10月5日木曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 第3回 10月17日火曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 第4回 11月2日木曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 第5回 11月30日木曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 第6回 12月14日木曜日 午前10時から午後3時まで 市役所多目的ホール棟 ■申込期限 8月31日木曜日 ■参加費 受講料は無料、テキスト代1,728円、調理実習がある時は材料費の一部として1回・100円 ■申し込み・問い合わせ先 健康福祉課健康推進係(電話番号・内線1082) 新婚世帯に最大24万円支援します 市は、本年度から結婚に伴う経済的負担を軽減するため、新婚世帯に対し、新生活にかかる費用を支援します。 ■補助対象期間 平成29年4月1日から30年2月28日水曜日まで ■補助対象経費 補助対象期間中に要した、次の❶から❸のいずれかとなります。(最大24万円まで) ❶住宅取得にかかる費用 ❷住宅賃貸に係る費用 ❸引っ越しする際に要した費用で、引っ越し業者または運送業者へ支払った費用 ■補助対象者 次の①から⑦までの要件を全て満たす人に限ります。 ①平成29年4月1日から30年2月28日水曜日までの期間に入籍した夫婦 ②申請時点で、夫婦とも市内に住民登録をしていること ③夫婦の所得を合わせた合計額が340万円未満であること ④生活保護などの公的制度による家賃補助を受けていないこと ⑤市税の滞納が無いこと ⑥家賃の滞納が無いこと ⑦今までに同じ補助金を受給していないこと ■申請期限 平成30年3月15日木曜日 ■問い合わせ先 地域福祉課福祉総務係(電話番号・内線1114) 地域福祉計画に関する意見交換会の参加者募集 市は、今後の福祉施策の方向性を示す市地域福祉計画(平成30年度から34年度までの5カ年計画)の策定にあたり、広く市民の皆さまの意見を取り入れるため、意見交換会を市内4カ所で開催します。  住んでいる地域の「強み」と「課題」について、グループごとに話し合うワークショップの手法を用いて実施します。 ■対象者 市内に居住している20歳以上の人 ■申込期限 開催日の前日までに電話で申し込みください。 ■意見交換会の日時、場所 9月28日木曜日 田山コミュニティセンター(スポーツ交流館) 午後6時半から8時半まで 10月3日火曜日 松尾コミュニティセンター 午後6時半から8時半まで 10月5日木曜日 田頭コミュニティセンター 午後6時半から8時半まで 10月11日水曜日 大更コミュニティセンター 午後6時半から8時半まで ※希望する場所に参加してください。 ■申し込み・問い合わせ先 地域福祉課福祉総務係(電話番号・内線1113) 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 8月21日 月曜日 ■博物館休館日 ■地域振興課=定例行政相談 9:30~12:00(市役所本庁舎) 8月22日 火曜日 ■図書館休館日 ■体育協会=女性限定シェイプアップ教室 18:30~20:00(荒屋コミセン) 8月23日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■体育協会=第10回市民ゲートボールまつり 8:30~16:00(アリーナ松尾) ■議会事務局=市議会9月定例会・議案上程ほか(予定) 8月24日 木曜日 ■図書館=本のクリニック 10:00~15:00 ■大更コミセン=子ども映画会 15:30~16:30(東大更学童保育クラブ) ■寺田コミセン=茶道教室寺子屋③ 15:30~17:00 ■議会事務局=市議会9月定例会・一般質問(予定) 8月25日 金曜日 ■田頭コミセン=田頭曙大学修学旅行 8:30~16:30(花巻温泉) ■健康福祉課=親子教室【受付】 9:40~9:55(市役所多目的ホール棟) ■体育協会=女性限定シェイプアップ教室 14:00~15:30(市総合運動公園体育館) ■議会事務局=市議会9月定例会・一般質問(予定) 8月26日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■図書館=おはなしのじかん 14:30~15:00 8月27日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■寺田コミセン=寺田地区大運動会 8:30~15:00(寺田小学校グラウンド) ■平舘コミセン=平舘地区大運動会 9:00~15:00(平舘小学校グラウンド) △当番医(市内)西根病院・(鹿角)かづの厚生病院△当番薬局(市内)大更調剤薬局・(鹿角)日本調剤薬局 8月28日 月曜日 ■博物館休館日 ■健康福祉課=献血【受付】 9:30~11:30(安代総合支所) ■体育協会=水中ゆっくりウォーキング教室 18:30~19:30(松尾B&G海洋センター) 8月29日 火曜日 ■図書館休館日 ■健康福祉課=乳幼児健康相談離乳食講習【受付】 9:30~9:50(市役所多目的ホール棟) 8月30日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■健康福祉課=△午後から健診【受付】 13:30~15:00(市役所多目的ホール棟)△夕方健診【受付】 17:00~19:00(市役所多目的ホール棟) 8月31日 木曜日 ■健康福祉課=健診結果説明会 9:30~11:00(田山コミセン)、13:30~15:00(荒屋コミセン) ■大更コミセン=子ども映画会 15:30~16:30 9月1日 金曜日 ■図書館休館日 ■健康福祉課=健診結果説明会 9:30~11:00(田頭コミセン)、13:30~15:00(市役所多目的ホール棟) ■舘市コミセン=陶芸教室・工房見学 10:30~13:00(「松毬工房」大更) ■体育協会=女性限定シェイプアップ教室 14:00~15:30(荒屋コミセン) 9月2日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■図書館=新刊子どもの本を読む会 10:00~11:30 ■五日市コミセン=パークゴルフ 15:00~16:00(苺渕河川公園) 9月3日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■田頭コミセン=田頭地区壮年ソフトボール大会 8:30~15:00(三ツ森グラウンドほか) ■松尾コミセン=松尾地区大運動会 9:00~12:30(松尾総合運動公園) ■地域振興課=あっぴリレーマラソン2017大会 10:00~14:00(安比高原) ■安代総合支所=市敬老会 10:30~13:00(細野地区=細野コミセン、畑地区=畑コミセン、五日市地区=五日市コミセン、浅沢地区=浅沢コミセン) △当番医(市内)東八幡平病院・(鹿角)大里医院△当番薬局(市内)柏台薬局・(鹿角)ファーマックスかづの薬局 9月4日 月曜日 ■博物館休館日 ■健康福祉課=市敬老会「松尾地区」 10:30~13:30(八幡平ロイヤルホテル) 9月5日 火曜日 ■図書館休館日 ■博物館臨時休館日 ■健康福祉課=△市敬老会「大更地区」 10:30~13:30(八幡平ロイヤルホテル)△乳児健診【受付】 13:00~13:15(市役所多目的ホール棟) ■安代総合支所=市敬老会「荒屋地区」 10:30~13:00(新安比温泉静流閣) 9月6日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■博物館臨時休館日 ■健康福祉課=△市敬老会「田頭地区」 10:30~13:30(八幡平ロイヤルホテル)△3歳児健診【受付】 13:00~13:30(市役所多目的ホール棟) ■安代総合支所=市敬老会「田山地区」 10:30~13:00(新安比温泉静流閣) ■松尾コミセン=移動図書 13:15~15:05(松尾地区内) 9月7日 木曜日 ■博物館臨時休館日 ■健康福祉課=市敬老会「平舘地区」 10:30~13:30(八幡平ロイヤルホテル) ■松尾コミセン=移動図書 13:00~14:55(松尾地区内) ■体育協会=ヨガ教室 18:00~19:30(市総合運動公園体育館) 9月8日 金曜日 ■博物館臨時休館日 ■健康福祉課=市敬老会「寺田地区」 10:30~13:30(八幡平ロイヤルホテル) ■体育協会=ヨガ教室 14:00~15:30(荒屋コミセン) 9月9日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■博物館臨時休館日 ■図書館=おはなしのじかん 14:30~15:00 9月10日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■博物館臨時休館日 ■防災安全課=市防災訓練 8:00~10:45(安代小周辺) ■体育協会=安代地区ソフトボール選手権大会 8:30~17:00(田山グラウンド) ■平舘コミセン=平舘地区体育祭 9:00~12:00(市総合運動公園体育館) ■商工観光課=IWATEハチマンタイダイナマイト 10:00~16:00(さくら公園イベント広場) ■図書館=Tom&Tam Story Time 11:00~11:30 △当番医(市内)西根病院・(鹿角)かづの厚生病院△当番薬局(市内)あさひ薬局西根中学校前店・(鹿角)ヘルシークラブ厚生病院前薬局 9月11日 月曜日 ■博物館休館日 ■市民課=人権相談 9:00~12:00(市役所本庁舎、西根地区市民センター、若者センター) ■松尾コミセン=輝楽大学「講話・歴史学」 9:30~12:00 ■図書館=あみぐるみ教室 10:00~15:00 9月12日 火曜日 ■図書館休館日 ■博物館=企画展「おかえり 松尾釜石環状列石展」 9:00~16:30 ※平成30年1月14日まで ■健康福祉課=1歳児健診【受付】 13:00~13:15(市役所多目的ホール棟) ■荒屋コミセン=移動図書 13:00~14:50(荒沢地区) 9月13日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■健康福祉課=△2歳6カ月児歯科健診【受付】 9:00~9:15(市役所多目的ホール棟)△1歳6カ月児健診【受付】 13:00~13:30(市役所多目的ホール棟) ■大更コミセン=大更ふれあい大学「交通安全講習会」 10:00~12:00 ■荒屋コミセン=移動図書 11:40~14:50(田山地区) 9月14日 木曜日 ■広報はちまんたい発行日 ■寺田コミセン=茶道教室寺子屋④ 15:30~17:00 ■体育協会=ヨガ教室 18:00~19:30(荒屋コミセン) 9月15日 金曜日 ■寺田コミセン=七時雨大学④ 9:00~15:00 ■体育協会=ヨガ教室 14:00~15:30(市総合運動公園体育館) 9月16日 土曜日 ■市役所閉庁日 ■図書館=八幡平短歌会  13:00~15:30 9月17日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■田頭コミセン=ゲートボール大会 8:30~13:00(竹花ゲートボール場) ■商工観光課=ノスタルジックカーin八幡平 9:00~14:00(さくら公園イベント広場) △当番医(市内)平舘クリニック・(鹿角)本田医院△当番薬局(市内)白樺薬局・(鹿角)ファーマックスかづの薬局 9月18日 月曜日・祝日 ■敬老の日 ■市役所閉庁日 ■選挙管理委員会=市長選挙期日前投票 8:30~20:00(市役所多目的ホール棟、西根・安代総合支所) ※23日まで ■博物館=ギャラリートーク① 13:00~13:30 △当番医(市内)にしね眼科クリニック・(鹿角)長橋医院△当番薬局(市内)みのり薬局・(鹿角)黒沢薬局 9月19日 火曜日 ■図書館休館日 ■博物館休館日 ■地域振興課=定例行政相談 9:30~12:00(市役所本庁舎) 9月20日 水曜日 ■市役所本庁窓口延長日  17:15~19:00(市民課) ■西根総合支所=定例行政相談 9:30~12:00(西根地区市民センター) ■安代総合支所=定例行政相談 9:30~12:00(田山コミセン) 9月21日 木曜日 ■選挙管理委員会=市長選挙期日前投票 8:30~20:00(大更・田頭コミセン、平舘体育館、寺田柔剣道場、旧柏台出張所、田山スポーツ交流館) ※23日まで ■健康福祉課=献血【受付】 9:30~12:00、13:30~16:30(市役所結のひろば) ■図書館=本のクリニック 10:00~15:00 ■寺田コミセン=△幼児映画会 10:00~10:30(寺田保育所)△子ども映画会 15:20~16:00 9月22日 金曜日 ■健康福祉課=親子教室【受付】 9:40~9:55(市役所多目的ホール棟) 9月23日 土曜日 ■秋分の日 ■市役所閉庁日 ■健康福祉課=△子宮頸がん・乳がん検診【受付】 9:00~10:00、13:30~14:30(市役所多目的ホール棟)△献血【受付】 15:00~16:30(マックスバリュ西根店) ■田山コミセン=田山の恵み軽トラ市 10:00~12:00(「だんぶり茶屋」丑山口) ■図書館=おはなしのじかん 14:30~15:00 △当番医(市内)吉田内科呼吸器科医院・(鹿角)大湯リハビリ病院△当番薬局(市内)スマイル薬局、さいとう薬局・(鹿角)黒沢薬局 9月24日 日曜日 ■市役所閉庁日 ■選挙管理委員会=市長選挙投票日 7:00~18:00(市内各投票所) △当番医(市内)西根病院・(鹿角)かづの厚生病院△当番薬局(市内)大更調剤薬局・(鹿角)日本調剤薬局 休日救急当番医 (当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 西根病院(電話番号76-3111) 東八幡平病院(電話番号78-2511) 平舘クリニック(電話番号74-3120) にしね眼科クリニック(電話番号70-2711) 吉田内科呼吸器科医院(電話番号70-1100) 鹿角(市外局番0186) かづの厚生病院(電話番号23-2111) 大里医院(電話番号22-1251) 本田医院(電話番号35-3002) 長橋医院(電話番号23-7612) 大湯リハビリ病院(電話番号37-3511) 休日当番薬局  (当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 大更調剤薬局(電話番号70-1320) 柏台薬局(電話番号71-1001) あさひ薬局西根中学校前店(電話番号70-2311) 白樺薬局(電話番号74-3363) みのり薬局(電話番号75-2333) スマイル薬局(電話番号75-2871) さいとう薬局(電話番号72-2130) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話番号35-3200)※日曜・祝日開局 村木薬局(電話番号22-0372)※日曜開局 日本調剤薬局(電話番号30-1193) ファーマックスかづの薬局(電話番号30-0033) ヘルシークラブ厚生病院前薬局(電話番号30-0080) 小児救急入院受入当番病院 8月21日 月曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月22日 火曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月23日 水曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 8月24日 木曜日 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月25日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月26日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 8月27日 日曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月28日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 8月29日 火曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月30日 水曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 8月31日 木曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月1日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月2日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月3日 日曜日 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月4日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月5日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 9月6日 水曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月7日 木曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月8日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月9日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月10日 日曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月11日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月12日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 9月13日 水曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月14日 木曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月15日 金曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月16日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月17日 日曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月18日 月曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月19日 火曜日 川久保病院、019-635-1305 9月20日 水曜日 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月21日 木曜日 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月22日 金曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 9月23日 土曜日 もりおかこども病院、019-662-5656 / 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月24日 日曜日 岩手医科大学付属病院、019-651-5111 △日曜・祝日の日中(9:00~17:00) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。また、時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。まずは盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 △症状が軽い場合(19:00~23:00) 盛岡市夜間急患診療所【内科、小児科】へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話番号019-654-1080) △症状が重い場合 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。夜間は17:00から翌朝9:00まで。 なお、土曜日の13:00(祝日の土曜は9:00)から17:00は、もりおかこども病院を受診してください。 岩手医大・県立中央病院の出張診療日  西根病院(電話76-3111)呼吸器(第3月曜日、午後2時から)、血液(第3水曜日、午後2時から)、神経(第3木曜日、午後2時から)、糖尿病(毎週火曜日、午前中)、循環器(第2・4水曜日、午前10時から)  安代診療所(電話72-3115) 外科(毎週木曜日、午前中) ※西根病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。診療日は変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 盛岡消費生活センター出前相談会(要予約) ■日時 9月12日火曜日午後1時から4時まで ■場所 市役所本庁舎 ■担当 市役所市民課(電話番号・内線1066) 年金相談(要予約) ■日時 9月14日木曜日午前10時から午後3時半まで ■場所 市役所多目的ホール棟 ■担当 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) ※ 人権相談、定例行政相談はカレンダー内に記載しています くらしとお金の安心相談会(要予約) ■日時 9月15日金曜日午前10時から午後3時まで ■場所 市役所本庁舎 ■担当 市民課(内線1066) 市税納期(納期限8月31日) 市県民税(第2期)、国民健康保険税(第2期) 市税納期(納期限10月2日) 固定資産税(第3期)、国民健康保険税(第3期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14、15ページ お知らせ 国保運営協議会の 委員を募集します 市は、国民健康保険事業の運営に広く被保険者の意見を反映させるため、協議会委員を募集します。 ■募集人員 3人 ■任期 2年(会議は年3回程度) ■応募資格 次の条件を満たす人 △9月1日現在、20歳から70歳までの人△市国保加入者で、今後2年以上継続して加入する見込みのある人△国保税の滞納がない世帯の人△市議会議員、市のほかの審議会などの委員でない人△平日の会議に出席できる人 ■報酬 市の規定に基づき支給 ■応募期限 8月25日金曜日 ■問い合わせ先 市役所市民課国保年金係(電話番号・内線1069) 農業振興地域整備計画 変更申し出を受け付け 市は、本年度2回目の農業振興地域整備計画の変更(除外、軽微変更)申し出を受け付けします。 ■申し出可能要件 経済事情の変動その他情勢の推移により変更が必要(緊急性が高い)と認められるもの ■申し出期間 9月1日金曜日から9月29日金曜日まで ■申し出書類 市ホームページからダウンロードするか、市農林課からお取り寄せください。 ■問い合わせ先 市役所農林課農政係(電話番号・内線1333) ひとり親家庭の就業 自立を後押しします 県ひとり親家庭等就業・自立センターでは、ひとり親家庭の親御さんを対象に、受講料無料の❶パソコン講座❷介護職員初任者研修を開催します。  託児希望者は、事前に登録手続きが必要です。 ❶パソコン講座(定員10人) ◆期間 9月21日木曜日から28日木曜日まで【全6回】 ◆時間 午前9時半から午後4時半まで ◆場所 ㈲ノーティ盛岡本宮校(盛岡市本宮7-12-37) ◆申込期限 9月13日水曜日 ❷介護職員初任者研修(定員12人) ◆期間 10月5日木曜日から11月9日木曜日まで【全20回】 ◆時間 研修1回目は午前9時から午後5時15分まで ※2回目以降は、お問い合わせください。 ◆場所 ニチイ学館盛岡校(マリオス5階) ◆申込期限 9月15日金曜日 ■問い合わせ先 県母子寡婦福祉連合会(電話番号019-653-8539) 建築物防災週間に合わせ 防災相談所を設置します 8月30日水曜日から9月5日火曜日までは「建築物防災週間」です。  県では、防災査察を実施。安全管理の状況を確認し、必要に応じた指導を行います。  また、期間中に建築物防災相談所を設置し、地震対策や火災などの防災に関する相談に応じます。 ■相談所設置場所 △県県土整備部建築住宅課(電話番号019-629-5936)△盛岡広域振興局土木部(電話番号019-629-6650) OA経理科技術講習で 女性の資格取得を支援 県立産業技術短期大学校では、女性の就労支援のため、日商簿記検定試験3級の資格取得を目指し、パソコンの基本操作を習得する講習を行います。 ■期間 8月28日月曜日から10月3日火曜日まで ■場所 総合教育センター学院矢幅駅前教室 ■定員 14人 ※女性に限る ■申込期限 8月22日火曜日 ■費用 教材費3,600円程度 ■問い合わせ先 総合教育センター学院(電話番号019-638-6309) 美しい自然環境を守る 仕事をしてみませんか 市は、焼走り熔岩流や岩手山周辺地域を管理する自然公園保護管理員1人を募集しています。 ■業務期間 9月中旬から11月30日木曜日まで ■業務内容 登山道の整備(刈り払い、倒木撤去)や啓発活動など ■申し込み方法 市商工観光課窓口に備え付けの履歴書に必要事項を記入し、持参または郵送してください。履歴書は、市ホームページからダウンロードすることもできます。 ■申込期限 8月31日木曜日 ■面接日 9月初旬予定(筆記試験はありません) ■問い合わせ先 市役所商工観光 課自然公園係(電話番号・内線1312) 見届けよう公正な選挙 投票立会人募集中です 市選挙委員会は、各種選挙における投票所の立会人を募集しています。 ■応募資格 投票日現在、満18歳以上で市内に3カ月以上住所を有している人 ※高校生は投票日当日のみ ■報酬 1日当たり1万700円(期日前投票は9,500円) ■応募期間 随時 ※市長選挙は8月31日木曜日まで ■問い合わせ先 市選挙委員会事務局(電話番号・内線1220) 特別児童扶養手当には 所得状況届の提出必要 特別児童扶養手当の受給者で、引き続き手当の受給資格を得るには、所得状況届の提出が必要です。  市から書類を送付しますので、期間内に手続きをしてください。 ■提出期間 8月14日月曜日から9月11日月曜日まで ■問い合わせ先 市役所地域福祉課児童福祉係(電話番号・内線1103) 毎月勤労統計調査の 回答をお願いします 厚生労働省では、常用労働者を1人から4人雇用している事業所を対象に、毎月勤労統計調査特別調査を実施します。  調査対象となる事業所には、8月から9月にかけて調査員が訪問しますので、ご協力ください。 ■調査基準日 7月31日月曜日 ■調査内容 事業所における賃金、労働時間および雇用の実態 ■問い合わせ先 市役所総務課情報統計係(電話番号・内線1241) ものづくり担い手確保を 奨学金返還で支援します 県では、将来のものづくり産業を担うリーダーとなる人材の確保・定着を促進するため、学生が卒業後にU・Iターンして、県内の対象分野・業種の企業に一定期間就業した場合、奨学金の返還を支援します。 ■応募期限 9月15日金曜日 ■問い合わせ先 公益財団法人いわて産業振興センター産業支援部(電話番号019-631-3824) 盛岡広域消防職員の 採用試験を行います 消防職員の採用試験を行います。 ■職種・人数 消防職14人程度 ■受験資格 高校卒業以上の学歴で、高校卒業(平成30年3月卒業見込みを含む)は6年4月2日から12年4月1日までに生まれた人、大学・短大卒業(30年3月卒業見込みを含む)は4年4月2日以降に生まれた人 ■応募期間 8月21日月曜日から9月13日水曜日まで ■1次試験日 10月15日日曜日 ■問い合わせ先 盛岡地区広域消防組合事務局(電話番号019-626-7405) パーキンソン病の講演会 交流会で情報共有しよう 県県央保健所では、パーキンソン病で医療費受給者証の交付を受けている人、その家族を対象に講演会・交流会を開催します。 ■日時 9月9日土曜日、10月15日日曜日の午後1時から3時15分まで ※各日とも先着60人で、同じ内容を実施します。 ■場所 盛岡地区合同庁舎8階 ※合庁の駐車場は利用できません。 ■申し込み方法 電話申し込み ■問い合わせ・申込先 同保健所(電話番号019-629-6573) 縄文時代の謎に迫る 講演会を開催します 市芸術文化協会松尾支部では、高橋憲一氏を講師に迎え、講演会「土偶が語る縄文からのメッセージ」を開催します。 ■日時 9月5日火曜日の午前10時から正午まで ■場所 松尾コミセン大会議室 ■問い合わせ先 同支部事務局・田村(電話番号76-4655) 人と自然とが調和する ライフスタイルを体感 環境保全農業の生産者とエコロジーライフの提案者が集い、消費者と交流する祭り「オーガニックフェスタinいわて2017」を開催します。入場無料です。 ■日時 9月9日土曜日、10日日曜日の午前10時から午後6時まで ■場所 岩手山焼走り国際交流村 ■内容 オーガニックマーケット、各種セミナー・ワークショップ、トーク&ライブなど ■問い合わせ先 同実行委員会事務局(電話番号090-3230-1439) 林業に就職したい人向け アカデミー研修生募集中 県では、林業への就職を希望する人を対象に、林業の知識や技術を習得できる「いわて林業アカデミー」の平成30年度研修生を募集します。 ■研修期間 1年間 ■応募資格 高等学校卒業者(見込み含む)でおおむね30歳までの人 ■応募期間 △推薦選考8月7日月曜日から9月1日金曜日まで△一般選考(前期)10月10日火曜日から27日金曜日まで△一般選考(後期)12月4日月曜日から22日金曜日まで ■問い合わせ先 県林業技術センター研修部(電話番号019-697-1536) 国体スタッフ用ウエアを 希望団体に差し上げます 希望郷いわて国体スタッフ用ウエア(ジャンパーと帽子、約200着)を、希望団体に抽選で差し上げます。  希望団体は、代表者の連絡先と希望数をお知らせください。 ■申込期限 8月25日金曜日 ■問い合わせ先 市役所地域振興課生涯学習係(電話番号・内線1151) 16ページ よろこびおくやみ(6月届け出分) 健やかに ◎男の子 藤村 晄士(正・恵/畑1区) 千田 渉平(浩次・清美/町組) 遠藤 叶翔(拓也・真弓/帷子) 髙橋 肇(大介・紗矢香/南平笠) 千葉 綾人(知成・彩菜/東) ◎女の子 平野 真彩(竜祐・舞子/荒屋新町) 小林 莉々子(淳・里美/山崎) 佐々木 乃庵(和徳・遥香/山崎) 齋藤 可奈(直之・裕子/北村) 遠藤 琥珀(朋輝・繭/南寄木) 木村 唯那(宣象・茜/寄木新田) 谷地 美海(和仁・順子/東) お幸せに 畠山 将志  /堀切、下斗米 鈴菜 /駅前一区 藤嶋 洸   /仲町、中塚 惠理  /青森県八戸市 田村 直人  /土沢、藤原 千佳  /土沢 髙橋 勇貴  /野駄、佐々木 暁子 /盛岡市 塚本 勇滋  /高宮、千葉 敏子  /滝沢市 髙橋 太郎  /上町、古川 育枝  /上町 安らかに 佐々木 敬二  57歳 両沼 畠山 タキ   98歳 杉沢 澤口 ヨシ   86歳 上野駄 石羽根 稔   61歳 南寄木 藤原 トミエ  84歳 共新 伊藤 愛夫   90歳 中平笠 川又 雪男   81歳 新興矢神 工藤 ノブ   87歳 上町 工藤 石五郎  86歳 仲町 金澤 已子雄  92歳 南寄木 佐々木 俊方  94歳 寄木新田 乙部 エミコ  82歳 野駄 松村 サト   85歳 仲町 佐々木 さとみ  96歳 下町三区 三浦 キミヱ  91歳 大石平 吉田 要助   82歳 中平笠 村上 千枝子  62歳 南寄木 髙橋 喜一郎  87歳 わし森 𫝆村 茂則   81歳 駅前 畠山 イネ   89歳 曲田横間 山本 與右衛門 79歳 舘沢 伊藤 チヨ   87歳 両沼 山口 キクエ  94歳 中関 佐々木 タケ  83歳 両沼 遠藤 ハナ   88歳 松久保 武藏 サダミ  92歳 間羽松 ■人口の動き【6月30日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 16,030人(11人減) 6,313世帯(7世帯増) 松尾地区 5,844人(1人減) 2,341世帯(6世帯増) 安代地区 4,537人(7人減) 1,862世帯(増減なし) 合計 26,411人(19人減) 10,516世帯(13世帯増) 男性 12,720人(5人減) 女性 13,691人(14人減) 出生13人 死亡29人 転入33人 転出36人 ■交通事故発生件数など ( )は前年同月の数 項目 6月 人身事故 3件(1件) 物損事故 29件(18件) 負傷者 7人(3人) 死者 0人(0人) 飲酒運転 0件(0件) 火災 2件(1件) 救急 97件(76件) 17ページ 介護のココロ 市地域包括支援センター 電話番号・内線1094 自分たちの健康は自分たちで守る シルバーリハビリ体操の指導者を目指しませんか 市は、一人一人がいつまでも元気に暮らせるよう、シルバーリハビリ体操を普及する「シルバーリハビリ体操指導者養成講習(3級コース)」の受講生を募集します。 ●シルバーリハビリ体操とは 茨城県健康プラザの管理者・大田仁史氏が考案した体操で、関節の運動範囲を維持拡大させ筋肉を伸ばすことを目的としています。「誰にでもできる」「どんな姿勢でもできる」といった特徴があります。 ●シルバーリハビリ体操指導者とは 地域でシルバーリハビリ体操を指導、普及する役割を担います。参加者に動作の理由や効果を説明しながら体操するため、骨や筋肉の働き、体操の知識について学びます。 3級は介護予防とリハビリ体操の普及活動実践者、2級は普及活動のリーダー、1級は3級と2級の指導者養成の役割を担っています。 シルバーリハビリ体操指導者養成講習(3級コース)の受講生の募集内容 ■応募要件 ①おおむね60歳以上の市民 ②養成講座の全日程に参加できる人(送迎バスを運行します) ③認定後、地域で体操普及のボランティア活動ができる人 ■講座日時、場所 10月24日火曜日、26日木曜日、31日火曜日、11月2日木曜日、7日火曜日、9日木曜日 午前10時から午後4時まで 二戸市内※場所が決まり次第、申し込み者に連絡します。 ■人数 18人程度 ■受講料 無料 ■申込期限 8月31日木曜日 ■申し込み方法 市地域包括支援センターへご連絡ください。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 電話番号・内線1108 ひとり親家庭に支給される 児童扶養手当とは? ◆児童扶養手当とは  ひとり親家庭は、子育てと生計を1人で担わなければならず、生活上のさまざまな困難を抱えています。児童扶養手当は、ひとり親家庭の生活の安定と自立を助け、児童の心身の健やかな成長を願って支給される手当です。 ◆支給対象者  18歳に達する日以降の最初の3月31日を迎えるまでの児童(特別児童扶養手当2級に該当する程度以上の障害がある場合は20歳未満)を養育する母(父)または養育する祖父母などです。 ◆支給要件  申請する者が、父母が婚姻を解消した児童や、父または母が死亡した児童、父または母が一定程度の障害の状態にある児童、母が未婚で出産した児童などを養育していること。 ◆所得制限  受給資格者などの前年の所得が限度額を超える場合は、手当の全部または一部が支給されません。 児童が1人のとき 全部支給42,290円 児童が2人のとき 全部支給52,280円 児童が3人のとき 全部支給58,270円 一部支給 所得に応じて上記の金額から10円単位で支給停止となります。受給者またはご家族の所得が限度額を超えた人は全部停止となります。 ◆現在、児童扶養手当を受給している人へ  現在、児童扶養手当を受給している人(手当が全額停止になっている人も含む)は、引き続き要件を満たしているかどうかの審査があります。  市から現況届の書類を送付しますので、期限である8月末までに手続きを済ませてください。 18ページ 博物館だより 遺跡の企画展が始まります 釜石環状列石(ストーンサークル)とは 松尾寄木地区の畑集落、通称「釜石」には、環状列石(ストーンサークル)がありました。柏台地区の工藤栄三郎氏が発見したもので、昭和28年5月に慶応大学の江坂教授らが発掘調査を実施し、遺跡の全貌が明らかになりました。 「この遺跡は縄文末期の人々によって作られたもので、完全に原形のまま発見されたことは全国的にも珍しく、貴重な遺跡である」と報告されています。掘り出された土偶などは、研究のために大学へ持ち帰られました。 発掘場所は、保存のために埋め戻されましたが、柏台地区のさくら公園で復元された遺跡のレプリカを見ることができます。  企画展「おかえり松尾釜石環状列石」 慶応大学で預かっていた土偶や土器などの遺物は、調査を終えて平成25年に返還され、市博物館で保管されています。その遺物を展示する企画展を次のとおり開催します。  慶応大学の研究資料なども展示し、縄文末期の人々の暮らしの様子を紹介します。 ■開催期間 9月12日火曜日から平成30年1月14日日曜日 ■開催時間 午前9時から午後4時半まで(ただし入館は午後4時まで) ◎ギャラリートーク(本展を解説付きで案内) ■日時 9月18日月曜日、10月8日日曜日、12月10日日曜日午後1時開始 ※事前予約不要 図書館だより 英語の絵本と日本語の絵本 英語の絵本をもっと楽しもう! Tom&Tam Story Time(トム&タム ストーリータイム) 市立図書館では、英語と日本語の両方で絵本を楽しむお話会を開催しています。職員が日本語と英語で交互に読み上げ、英語が分からなくても楽しめるよう工夫しています。 ■日時 毎月第2日曜日午前11時から11時半まで ◆日本語と英語の絵本を紹介 ◎『くらやみこわいよ』原題:THE DARK(岩崎書店) 作:レモニー・スニケット 絵:ジョン・クラッセン 訳:蜂飼 耳  くらやみがこわい男の子ラズロ。くらやみはいつもラズロの家のちかしつにいます。あるばん、くらやみはラズロをよびよせます…。恐れを克服した男の子のお話しです。 新着図書などの紹介 ◎一般 最高機密エージェント デイヴィッド・E・ホフマン 精神科ナースになったわけ 水谷 緑 ヨチヨチ父 ヨシタケシンスケ 男尊女子 酒井 順子 孤道 内田 康夫 ◎児童書・絵本 大接近!工場見学 全5巻 岩崎書店 人気漫画家が教える!まんがのかき方 全4巻 汐文社 チームでつかんだ栄光のメダル 全5巻 汐文社 ノラネコぐんだんあいうえお 工藤ノリコ 19ページ サークル・サークル 三研ソイル株式会社 相撲部 メンバー7人(7月13日現在) 代表者:遠藤 良貴さん(三研ソイル株式会社 代表取締役社長) =寺田= ◎結成何年目ですか?  平成15年6月に結成。今年で15年目です。 ◎結成のきっかけは?  大学を卒業して地元に戻ったとき、相撲経験者が会社内にいたので、実業団の相撲部を立ち上げようと声を掛けたことがきっかけです。 ◎活動内容は?  結成した当初は、社会人の相撲活動でしたが、地域の要望を受け、寺田小・平舘小の児童を指導するようになりました。その児童たちが西根一中、平舘高に進学し、指導の場が広がっていきました。現在は、市内の児童・生徒を指導をしながら、実業団の稽古もしています。  そのほか、泣き相撲大会に赤ちゃんを抱える力士として参加したり、イベントでちゃんこ鍋を振る舞ったりしています。 ◎今後の目標は...?  日頃の相撲の稽古に励んで、各種大会で上位を目指します。  また、相撲場に通う子どもたちに稽古をつけて、相撲を通じて「我慢強い子」に育てることも大事な目標です。 ◎活動日・場所  週3回(月曜日、水曜日、金曜日)平舘高相撲場で活動しています。 ◎主な相撲大会の予定 △第13回県体重別相撲選手権大会 9月10日日曜日 △第25回東北高等学校相撲選抜大会(県立平舘高等学校創立70周年記念大会) 10月21日土曜日 場所はどちらも市松尾相撲場で行われます。 ■問い合わせ先 代表・遠藤良貴(電話番号77-2021) 地域おこし協力隊だよりvol.39 今月の担当 菊池 光洋 さん 暑いですね。7月に入ってから30度超えの日が続き、夏が押し寄せてきました。 さて今回は、私の主な3つの活動の経過や今後について紹介します。 ❶七時雨マウンテントレイルフェス 今回から事務局を引き継ぎ、無事に第5回を終了することができました。今回は、商工会青年部よりテント設営やマルシェなどにご協力いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。 今後も回を重ねるごとに楽しいイベントにしていきます。 ❷農業体験 北上市の中学生が来てくれました。「普段と異なる生徒の顔が見られ、非常に価値があった」「修学旅行よりも思い出に残りそう」と先生からお話をいただき、提供している体験の価値に改めて気付かされました。 受け入れ農家の協力を得ながら、今後もこの取り組みを続けていきたいです。 ❸ふるさと納税返礼品事業 ポパイの家、ワークサポート蓮華、そよかぜの家の皆さんに返礼品梱包作業をしていただき、6月19日に第1弾の発送が始まりました!さらに寄付額を増やせるように、分析や返礼品探しを行っていきます。 「七時雨マウンテントレイルフェス」も「農業体験」も「ふるさと納税」も、みんな市外や県外からの参加者や寄付者で成り立っています。感謝の気持ちを忘れず、リピーターとなってくれるよう八幡平市の魅力を発見・発信し続けていきたいです。 20~21ページ NEWS&INFORMATION 第11回市畜産共進会を開催 乳用牛・肉用牛を比較品評 第11回市畜産共進会は7月7日、なかやま荘隣の市畜産共進会場で行われました。 この共進会は、市内の優良な乳用牛および肉用牛を一堂に集め、その展示と評価を行い、家畜の増殖と飼養管理技術の改善を図ることを目的に開催されています。29年度は、ホルスタイン種40頭、黒毛和種90頭の計130頭が出品されました。 審査では、出品牛の体高、胸囲、腰回り、肉のつき具合、乳器の状態などを採点しました。 各部門の名誉賞や金賞は、下記のとおりです(敬称および名号は省略)。 ●第11回市畜産共進会結果 ◆名誉賞 ■ホルスタイン種▼第1部~4部【未経産牛】=渡辺渡(大更)▼第5部~6部【経産牛】=盛岡農業高(滝沢市) ■黒毛和種▼第7部~9部【未経産牛】=佐々木誠造(松尾)▼第10部~11部【経産牛】=伊藤春男(寺田) ◆金賞 ■ホルスタイン種▼ベビー=盛岡農業高▼第1部=盛岡農業高▼第2部=渡辺渡▼第3部=工藤大地(松尾)▼第4部=渡辺渡▼第5部=田村勝(寺田)▼第6部=盛岡農業高 ■黒毛和種▼第7部=佐々木誠造▼第8部=佐々木秀秋(大更)▼第9部=本堂清寿(寺田)▼第10部=伊藤春男▼第11部=鈴木圭一(大更)▼第12部=遠藤萬治(寺田)、工藤ヨシ子(寺田)、伊藤吉範(寺田)、伊藤春男 ◆ベストアダー ▼第5部=田村勝▼第6部=盛岡農業高 ◆ベストプロダクション ▼第6部=木村秀人(松尾) 農地の保全と有効利用につなげるため 農地パトロール(遊休農地の状況把握)実施 農地パトロール出発式は7月14日、市役所多目的ホール棟で行われ、農業委員や関係者ら約30人が出席しました。 式で田村市長は「耕作放棄地の復旧や有効活用のため、暑い中ですが、現地の状況把握に努めていただきたい」と激励しました。 出発式終了後は、西根南・北、松尾、安代の4地区調査会に分かれ、遊休農地の状況などを把握するための農地パトロールのほか、農地の貸し借りについての相談会、啓発活動のためのチラシ配布を行いました。 農地パトロールは、県農業会議が「農地の日」に設定した7月15日をめどに、毎年実施しています。 子育て環境のさらなる充実 大更保育園増改修安全祈願 大更保育園増改修工事地鎮祭は7月6日、保育園や工事関係者ら約30人が参加し、工事の安全を祈りました。 同工事により、内壁や水道、暖房設備などを改修。増築により、保育室やテラスなどが設けられます。 同園を運営する社会福祉法人杉の子会の遠藤一子理事長は「環境整備し、安心して子どもを預けられる施設にしたい。また、0歳児の受け入れも目指していきたい」と力強く語りました。 完成は12月下旬で、来年1月からの利用開始を予定しています。 地域おこし協力隊 新たに古屋亮輔さんが加わりました 市は7月3日、新たに地域おこし協力隊員として、古屋亮輔さん(27)に辞令を交付しました。 古屋さんは以前、神奈川県内の計測・制御機器メーカーに勤務。 辞令交付式では「サービス付き高齢者向け住宅〝オークフィールド八幡平〟で農場運営や、入居者と地域住民との橋渡し役として活動したい。農業と福祉のどちらも未知の分野ですが、地域の皆さんに教えてもらい、一から取り組みたい」と抱負を述べました。 祝100歳あっぱれご長寿 髙橋 フミ さん 大正6年7月18日生まれ =北寄木= 髙橋フミさんの長寿祝い金贈呈式は7月18日、特別養護老人ホーム富士見荘で行われ、家族や同施設の利用者など約20人が参加し、長寿を祝いました。 フミさんは八幡平市(旧松尾村)出身で、小・中学校で教諭を務め、退職後は自宅で和裁・洋裁教室を開いて生徒に裁縫を教えながら、村助役を務めた夫を支えました。 長男の征朗さんは「婦人団体連絡協議会長や民生児童委員を長年務め、家に引きこもらずに率先して外に出て地域の活動をしていました」とフミさんの長寿の秘訣を話してくれました。 欧州の鉢物『安代りんどう』事業は順調 海外2社が試験圃場を視察し意見交換 昨年の9月に鉢物リンドウ栽培ライセンス契約を締結した海外2社などの3人が7月22日から26日までの5日間の日程で本市を訪れ、鉢物生産者の圃場などを視察しました。 訪れたのは、グリーンハーベストパシフィック(ニュージーランド)のライアル・フィールズ社長、マーキュリアス(オランダ)で生産販売部門を担当するロン・フーゲベンさん、ニュージーランドのリンドウ生産農家のジョン・モファットさん。 一行は25日、市役所を表敬訪問し、田村市長、岡田副市長らと対談。ヨーロッパにおける鉢物リンドウ生産販売計画が順調であることや、現在の生育状況などを説明しました。 フーゲベンさんは「今後段階を踏みながら生産者を増やしたい。ヨーロッパの人々の需要にあった新しい品種を増やして、今後の発展に向けて努力したい」と意気込みました。 田村市長は「海外で『安代りんどう』の販売が増えることは、新しい品種の開発や、リンドウ生産者の発展にもつながる」と期待しました。 22~23ページ 話題ピックアップ 相撲個人重量級を制す 第55回東日本実業団相撲選手権大会 第55回東日本実業団相撲選手権大会は7月9日、市松尾相撲場で開催され、東日本各地の実業団21団体約100人の選手・監督らが参加しました。  本市は、Ⅰ部に出場した三研ソイル㈱が団体戦予選を突破し、決勝トーナメント準々決勝戦に進みますが敗退。続く個人戦重量級では、遠藤翔太さん(三研ソイル㈱)が優勝しました。 遠藤さんは「地元開催の大会で、勝たなければというプレッシャーもありましたが、自分でもまさかの優勝でした」と喜びました。 祭りで更生保護をPR 「社会を明るくする運動」啓発活動 社会を明るくする運動の街頭パレードは7月15日、大更地内で行われました。 当日は、大更小学校ブラスバンド部を先頭に岩手地区保護司会の会員ら約50人が、のぼりや横断幕を掲げて大更の街中を行進。八坂神社例大祭の会場で犯罪や非行の防止、更生保護への理解を求めました。 一日保護司に任命された西根中3年の四戸紀利斗さんと田村秋也さんは「暑くて大変だったけど、普段できない体験ができて良かった」と汗を拭いました。 泣き相撲で会場が沸く 白坂観音大祭第12回泣き相撲大会 白坂観音大祭の泣き相撲大会は7月17日、寺田地区の聖福寺境内で開かれました。  当日は1歳前後の赤ちゃん30人が参加。親の愛情が込められた川柳が紹介され、その後に始まった取組では、泣きながら抱えられて土俵に上がる子や、最後まで平然と泣かない子などさまざまな表情に会場が沸きました。 遠藤礼唯ちゃんの父の佑輔さん=五百森=は「泣かなくて度胸が据わっていた。これからも健やかに育ってほしい」と娘の将来を願っていました。 のんパワーで産地PR JA新いわて園芸産地出荷式 JA新いわて園芸産地出荷式は7月6日、八幡平営農経済センター平笠野菜出荷場で行われ、生産者や市場関係者ら約200人が出席しました。 本年度は、JA新いわて誕生20周年。純情産地いわて宣伝本部長「のん」さんも出席し、JA新いわて野菜応援隊「もんずらすかしぇーるず」とのトークイベントで会場を盛り上げました。 イベントで野菜を試食した「のん」さんは「キュウリは歯ごたえが良くキャベツは甘くおいしい」と、管内で収穫した野菜をPRしました。 登頂の喜び分かち合う 岩手山山開き 岩手山(2,038メートル)の山開き式は7月1日、焼走り登山口付近で行われ、山岳関係者や一般登山客ら約200人が神事に参加し、今年一年の山の安全を祈願しました。  山頂セレモニーでは、ピッケル交換の後、万歳三唱。予定していた山頂のお鉢を登山者で囲んでのウエーブは、強風と雨のため中止となりました。  今回の山開きは「山の日」の制定を記念した「みんなでふるさとの山を登ろう!」キャンペーンも開催され、鈴木大地スポーツ庁長官も登頂しました。 新体制で有事に備える 八捜隊委嘱状交付式 八幡平遭難対策委員会捜索救助隊委嘱状交付式は7月4日、市役所で行われ、隊長に田中耕一さん、副隊長に髙橋伸也さん、村上伸男さんが委嘱されました。 田村市長は「隊長を中心に、山の安全に尽力していただきたい」と激励。田中隊長は「市民登山や地域の登山イベントなどで、安全登山の啓発に努めたい。また、若手隊員の訓練を重ね、育てたい」と意欲をみせました。 同隊は現在17人で組織され、山岳遭難事故に備え、さまざまな訓練を積んでいます。 28ページ  キラリひかりびと 地域で頑張っている人を記事で応援したい 岩手日報社八幡平支局 支局長 及川 慶修さん(おいかわ けいすけ)31歳 昭和61年生まれ。金ケ崎町出身。県立大学総合政策学科を卒業後、平成21年に岩手日報社へ入社し、報道部や大船渡支局、運動部に勤務。29年4月から八幡平支局長。趣味は小学3年生から始めた将棋で、二段の腕前。対戦者を募集中。 「岩手山などの山並みや空の広さなど、雄大な自然の景色に圧倒されました」とほほ笑むのは、岩手日報社八幡平支局長に着任した及川慶修さん。 県立大学在学中、過疎や少子高齢化、地域の特産をどうするかという課題を調査するため、橋野地区(釜石市)を実習で訪れたことが新聞記者を志したきっかけで「特産物『チョロギ』を広めるため、さまざまな課題に取り組む人たちの活動や思いをもっと世の中の人に知ってほしかった」と当時を振り返ります。 及川さんは、東日本大震災の2カ月後に大船渡支局へ異動します。遺族を取材し「人の命、暮らし、家族、会社。今まで当たり前にあるものと思っていたことが、そうではないと実感しました」と心境を語ります。 大船渡支局の後に運動部へ異動し、選手やその指導者を取材。「競技に一生懸命頑張っている選手や、選手を取り巻く人たちを応援したい気持ちで記事を書いていました」と話します。 及川さんは「場所が変わっても、人を応援したいと思う気持ちは変わらない。これからも頑張っている人を引き立てるような記事を書いていきたい」と意欲を燃やしていました。