農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい 12月号 No.257 Dec. 2016 1ページ 愛らしくしなやかに 秋彩る舞い姿【10月29~30日、平成28年度市芸術祭(関連2~3ページ)】 若柳流日本舞踊の手てならいこ習子を踊る佐々木未琴さん(大更小4年) 主な内容 芸術の秋 日頃の練習成果を披露 平成28年度八幡平市芸術祭 … 2~3ページ      高齢化社会の明るい未来を考える … 4~5ページ 2~3ページ 芸術の秋 日頃の練習成果を披露 平成28年度八幡平市芸術祭 舞台発表 市芸術祭が10月29日から30日までの2日間にわたり、西根地区体育館と市民センターの2会場で開催されました。 29日には、西根地区体育館で開幕式が開かれ、西根民謡好成会が特別出演で登場。民謡を披露して、開幕に花を添えました。 西根地区市民センターでは、音楽部門の舞台発表が行われ、特別出演として柴田泰孝さんがミュージカル音楽などを歌唱し、歌声を響かせました。 また、地元の中・高校生吹奏楽部やコーラス団体など8演目の発表が行われ、日頃の練習成果を披露しました。 30日には演芸部門の舞台発表が行われました。地元の郷土芸能や歌謡・民謡など17演目の発表が行われ、勇壮な舞いや華麗な踊りを披露し、多くの観客が見入りました。 参加者にインタビュー 芸術祭に出演された団体の代表者から、参加した感想や普段の練習、活動などを伺いました。 ❶田頭田植踊保存会 会長 平野康彦さん=間羽松= 田頭間羽松地区に伝わる「田頭田植踊」。踊り手の後継者不足で一時期は途絶えていた伝統芸能ですが、昭和52年11月の田頭小学校「ふるさとまつり」で復活を果たし、 今年で39年目になります。今回、間羽松地区の児童9人で踊りましたが、うち4人が来年小学校を卒業となります。入学する児童もいないため、残念ですが、 子どもたちだけで踊るのは今回が最後となりました。今後は保存会で踊りを継承していく予定です。  踊った子どもたちは、練習から本番の発表まで本当に良く頑張りました。 ❷田山会 副会長の三浦松男さん=石名坂=(左)と会長の八幡兼矢さん=新興矢神= 田山会は、会員は20人ほどおり、普段は田山コミュニティセンターを利用して、踊りや民謡、カラオケなどの活動をしています。 市内や隣の二戸市の高齢者施設を慰問し、練習の成果を披露しています。 市芸術祭の参加は今回で2回目。歌謡や民謡を披露しつつ、観客を笑わせながら楽しく発表することができました。 ❸平舘高校吹奏楽部 副部長の遠藤愛良さん(2年)【左】と部長の滝川望さん(2年)  普段の練習は和気あいあいと楽しくやっています。部員は1・2年生の5人です。少人数のため編成が合わないこともありますが、1人が複数の楽器をこなすことで、補いながらやっています。  今回は、少人数でもかっこよく演奏をしたいと思い、ジャズの曲に挑戦しました。アンコール曲の「テキーラ」では、お客さんが声で参加してくれたことにより一体感が生まれ、楽しく演奏することができました。 作品展示部門 西根地区体育館では展示部門として2日間、絵画や書道、写真、生け花などのほか、園児や児童たちの工作などの作品を展示。全部で1035点の丹精込めて仕上げられた作品を、来場者たちは熱心に見入ってました。 また、両会場内には、気軽に茶道を体験できるお茶会を設置し、来場者にお茶を振る舞いました。 参加者をより増やして芸術祭を盛り上げたい 市芸術祭実行委員会 実行委員長 伊藤忠男  八幡平市芸術祭が保育所・幼稚園の園児や小・中・高校生の児童生徒、一般市民の参加により盛大に開催でき、大変感謝しております。  今年の芸術祭音楽部門では、ソロボーカリストの柴田泰孝さんを招くことができ、心に響くすばらしい歌声を参加者に聴いていただくことができました。 作品展示部門では、多くの人から作品を展示していただき、たくさんの人に楽しんでもらえたと思います。  芸術文化は、まわりの良い刺激を受けながら活動に励むことが大事です。今後も多くの人に来てもらえるよう、出演者や制作者の参加を呼びかけて、盛り上げていきたいです。 4~5ページ 高齢化社会の明るい未来を考える 誰にでも起こり得る認知症ともに楽しく暮らすために 平成28年度第2回市認知症研修会を開催  28年度第2回市認知症研修会が11月4日、西根地区市民センターで開催されました。  当日は、市民や市内高齢者福祉関係者ら約150人が参加。住宅などの設計施工や関東圏で高齢者専用住宅の管理・運営を展開する㈱シルバーウッドの代表取締役である下河原忠道氏が講師を務め、 住まいから認知症ケアについて考える講演が行われました。  下河原氏は、自身が手掛けるサービス付き高齢者向け住宅の運営を通して、認知症の人たちと向き合った経験をもとに講演。これまで認知症の人たちが施設入所などし、 人の管理の中で生活していることに違和感を感じていたことを話し「認知症は誰にでも起こり得るもの、特別なことではない。だからこそ、人として暮らしを楽しみ、安心かつ充実した生活ができる よう生きていく環境の整備をきちんと考えることが重要」と、訴えかけました。  また、認知症の人が見ている世界を擬似体験できるVR(バーチャルリアリティ)機器の紹介を行い「認知症の人の気持ちが分かると自分の行動が変わり、本人の行動も変えることができる」と、参加者に理解を求めました。 下河原 忠道氏 人それぞれに役割があれば、目の前に仕事があれば、人は頑張る。誰かのために役に立ちたいという思いを踏みにじってはいけない。 自分が人から必要とされる、感謝される体験を味わうと人は生き生きする。認知症の人だって同じこと。 求められる住まいは、多数の同じような境遇にある人たちが社会から遮断されて形式的に管理された日常生活を送る場所ではないと思います。 “管理”は依存を生みます。楽しく暮らすためには“管理”は不要です。 大都市であろうと小さな地域であろうと、まず取り組んでみること! 長生きよりも今が楽しいと思えるコミュニケーションが重要 なぜ認知症の人がやることなすこと制限するような先入観をもって接する人がいるのだろう 認知症の人は感情がとても敏感だから生きていく周辺環境の整備がかなり大事 これからの高齢者・認知症の人の暮らす環境は「危機管理重視」から「生きがいを持つなど楽しむこと」に重点を置いて 認知症の人の気持ちになろうとする→自分の行動が変わる→認知症の人の行動が変わる 幸せで納得のいく老後をそのための選択肢広げて 第10回市男女共同参画フォーラムから 第10回市男女共同参画フォーラムが11月20日、荒屋コミュニティセンターで開催されました。 フォーラムは、市男女共同参画ネットワークが主催。市民や関係者ら約30人が出席し、男女ともに協力し合い、元気に暮らせるまちづくりの実現に向けて理解を深めました。 フォーラムでは、県立大学社会福祉学部の齋藤昭彦准教授が「地域でともに支え合い暮らし続けるために」と題して基調講演。 市内の高齢者人口や要支援・要介護認定者数などの数字を示しながら、高齢者福祉・介護施策の動向や地域包括ケアシステムについて解説。 他自治体の高齢者福祉における取り組み状況も紹介しながら、地域の自主性に基づき、特性に応じて活動を展開していくことが必要と訴えかけました。 講演後は「わたしたちの将来へのアプローチ~じっくり考え、早めに選ぼう~」と題したパネルディスカッションを実施。 進行役を県立大総合政策学部長の吉野英岐氏が、齋藤准教授と市内で高齢者福祉施設などを運営する3人がパネリストを務め、田村正彦市長も交えて討論が行われました。 パネルディスカッションで意見を交わす参加者 高齢者をもっと元気にするためにはバリアを乗り越える力を身に付けてほしいから、住宅施設の仕組みは“バリアアリー”です(オークフィールド八幡平 フィールドマネジャー 山下直基氏) 元気な時から自分のライフプランを考えましょう(社会福祉法人安代会りんどう苑事務局長 畠山勇司氏) 困ったら誰かに頼めるような関係作りと家族間で情報共有を図りましょう(社会福祉法人みちのく協会 富士見荘 松尾健司氏) 老後困る前に地域資源を探り、情報を集め、いろんな選択肢を知っておくことが重要です(県立大学社会福祉学部齋藤昭彦准教授) 人の世話になりたくないと思う人がたくさんいると思いますが、人の世話になる選択肢をたくさんもっている人ほど、幸せなのかもしれないです(県立大学総合政策学部長 吉野英岐氏) 6~7ページ NEWS&INFORMATION 七時雨いきいきネットワークが県食育推進貢献者表彰を受ける 28年度県食育貢献者表彰を受けた、特定非営利活動法人七時雨いきいきネットワークの工藤忠義理事長と小野寺陽子事務局長が11月24日、田村正彦市長に受賞報告を行いました。  同法人は、市内7学童保育クラブの管理運営を通じて、食育教室や地域交流行事を実施し、郷土食を中心とした食育の取り組みを展開しています。 工藤理事長は「子どもたちには、食に関する豊かな体験をしてもらいたい。将来、八幡平市で育ってよかったと思ってもらえるよう、これからも地域の人々のお力を借りながら、活動していき ます」と、抱負を語りました。 民生・児童委員として11期35年務めた 葛行彦さんが厚生労働大臣表彰を受賞 葛行彦さん( 中松尾)が、厚生労働大臣表彰を受賞しました。 行彦さんは、昭和56年4月から平成28年11月までの11期で退任。 35年7カ月、民生・児童委員、主任児童委員を務められ、市内の地域社会福祉向上に尽力されたことが認められ、表彰されました。 行彦さんは「お寺(鷲連寺)の住職として、地域のために貢献することはごく自然のことです。民生・児童委員の役は退いても、引き続き地域と関わりを持ち、 皆さんのお役に立てるよう取り組んでいきます」と、穏やかな表情で語りました。 ニワトリなど鳥類の飼養者へ鳥インフルエンザの侵入防止対策にご協力をお願いします  11月23日に盛岡市内で回収された死亡白鳥から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。  県内へのウイルス侵入が、初めて確認されたもので、高病原性鳥インフルエンザが発生する危険性が非常に高まっています。  家庭で飼育しているニワトリなどの家きんは、渡り鳥から高病原性鳥インフルエンザに感染する可能性があり、感染が確認された場合、その家きんが殺処分 されるだけでなく、周辺の養鶏農場などに移動制限措置が講じられ、養鶏業界に大きな被害を及ぼします。  県内での発生を防ぐため、次の衛生対策にご協力ください。 ❶飼育者は、野鳥・野生動物の侵入を防ぐため、飼育施設の破損部位を修繕し、防鳥ネットで覆うこと。餌箱は、常に飼育施設内に置き、清掃を徹底すること。 ❷家きんに触れる際には、手指をよく洗浄すること。飼育施設に入る際には、外出時に着用した衣服や靴を着替えること。 ❸飼育施設の周囲は消石灰を散布(1平方メートルあたり1キロ)するなど、消毒を行うこと。 ❹家きん用の飲用水には水道水を使用し、野鳥が飛来する池や川の水を用いないこと。 ❺毎日健康状態を観察し、異状がみられた場合には、獣医師または家畜保健衛生所へ連絡すること。 ●詳しくは、県中央家畜保健衛生所(電話019-688-4111)まで 祝100歳あっぱれご長寿 佐々木 善藏さん 大正5年11月7日生まれ =両沼= 佐々木善藏さんの長寿祝い金贈呈式が11月16日、介護老人保健施設岩鷲苑で行われ、 家族や同苑の入所者などが100歳の長寿を祝いました。 善藏さんは、70歳過ぎまで農家を営みながら、7人の子どもを育て上げ、現在家族は総勢63人。 妻の信子さんは「小さいことは気にしない性格。健康でたくさんの家族に囲まれてとても幸せ者ですね」と、善藏さんのことを話してくれました。 市地域おこし協力隊に新隊員 大越裕子さんが加わりました 28年度市地域おこし協力隊員辞令交付式が、11月1日に市役所で行われました。 式では、新しく隊員となった大越裕子さん(盛岡市出身)に田村正彦市長から辞令が交付されました。 田村市長は「やる気あふれる姿勢に期待しています。地域と協調しながら頑張ってほしい」と新隊員の裕子さんを激励しました。 昭和38年生まれ。盛岡市出身。イギリスにて大学卒業後、アートギャラリー運営に携わる。 デンマークやインドを含め、約15年の海外生活の経験を持つ。現在、安代総合支所を拠点に協力隊として活動する。 ◎地域おこし協力隊員になったきっかけ  23年の東日本大震災をきっかけに、日本の第1次産業の将来や農業運営に興味を持ち始めて帰国しました。 その後、県内の農業について調査中に八幡平市と山ブドウのことを知り、その可能性を追求したいと、市地域おこし協力隊に応募しました。 ◎なぜ山ブドウ? イギリスで食事の際によく使用していた、ブドウが主原料のバルサミコ酢が日本で普及していないことに気付きました。 ブドウの代わりに山ブドウを使用してバルサミコ酢を作ることができれば、八幡平市オリジナルの特産品として売り出し、 それでまちおこしできるのではないかと考えました。 また、山ブドウは、栄養価が高く、色素なども有用なことから、現在販売されている食品だけでなく、栄養補助食品などへの使用についてまだまだ可能性を 秘めていると思います。 ◎八幡平市の印象  山景をはじめ、景色がとてもいいと思います。景色を生かした商業展開がもっとできるのではないかと思いました。 ◎協力隊として活動していく目標は? 2040年までに市の人口は現在の約6割まで落ちると推計されています。私の活動の基本は将来的に八幡平市を残すこと。 そのために、山ブドウを生かす活動を起点に、観光や産業についても触れ、市のブランド化やイメージ戦略、市民の意識醸成についても取り組んでいきたいです。 市の発展願い市民憲章推進大会を開催 市勢功労者と江間章子賞など表彰行う 市民憲章推進大会が11月3日、西根地区体育館で開催され、市勢功労者と第19回少年少女の詩「江間章子賞」の入賞者などに表彰状が贈られました。 推進大会には、約220人が出席。市民憲章の唱和後、市の発展に寄与した個人や団体などが表彰されました。 また、岩手立志教育支援プロジェクト実行委員会事務局長 石川秀司氏が「志~究極の幸せで5タイ満足~」と題し、講演しました。 なお、受賞者は次のとおりです(敬称略)。 ■市勢功労者表彰 ◇功労表彰 川村修次(野駄)、工藤友則(仲町)、畠山勉(共新)、川又武彦(石名坂) ◇特別表彰 陸上自衛隊岩手駐屯地(滝沢市)、森冬姫子(上野駄) ◇善行表彰 松田久子(町組)、畠山茂(岡村)、工藤一将(両沼) ◇感謝状 上町老人クラブ、両沼老人クラブ、工藤美香(五百森) ■市民憲章推進協議会会長表彰 井上公子(大石平)、工藤紀久(両沼)、佐々木幸子(山崎)、瀬川美代子(間羽松)、藤原正志(町組)、渡辺寛美(高宮)、長坂祐一(中松尾)、馬場リチ子(秋葉)、 安代未来を拓く女性会議、北緯40度雪国交流館 ■第19回少年少女の詩 ◇ 江間章子賞 ▼ 中学校 西山綾乃(西根第一中2年)▼小学校▽高学年 川村岳大( 田山小6 年)▽ 中学年 勝又未宙(柏台小3年)▽低学年 田村和樹(平舘小2年) ◇市長賞 ▼中学校 関柚月(安代中3年)▼小学校▽高学年 松浦翔弥(平舘小5年)▽中学年 藤本一葉(柏台小4年)▽低学年 工藤杏海(柏台小1年) ◇ 市教育長賞 ▼ 中学校 澤口奈那(西根中3年)▼小学校▽高学年 工藤美沙樹(田頭小6年)▽中学年 田村椛(寺田小4年)▽低学年 田村恭奈(柏台小2年) SPORTS(各種大会成績 ●内の数字は順位、敬称略) ◎日本空手協会第18回岩手県空手道選手権大会(県営武道館、10月23日)【形】◇団体▽高校・一般 ❷西根支部A(古川恭・伊藤海斗・松崎皓平) ◇個人▽幼児 ❶柴崎敦雅(西根支部)▽小学3・4年初級 ❸谷地賜乃(西根支部)▽小学5・6年 ❶上山漣司(西根支部)▽高校・一般 ❷松崎皓平(西根支部)❸古川恭(西根支部) 【組手】◇団体▽小学生高学年 ❸西根支部( 上山漣司・田村苺花・鈴木大河) ▽高校・一般男子 ❷西根支部A(伊藤海斗・松崎皓平・古川恭)❸西根支部B(山口吏・櫛引文浩・古川工) ◇個人▽幼児 ❷柴崎敦雅(西根支部)▽小学3・4年中級 ❷髙橋優太(西根支部)❸鈴木一絋(西根支部) ▽小学5・6年初級 ❷上山漣司(西根支部)▽小学5・6年中級 ❸田村苺花(西根支部)▽小学5・6年上級 ❸鈴木大河(西根支部) ▽高校・一般男子 ❶古川恭(西根支部)❸山口吏(西根支部)▽高校・一般女子 ❸谷地めぐみ(西根支部) ◎第12回七時雨杯野球スポーツ少年団交流試合(市総合運動公園野球場・多目的運動場、10月30日) ❷寺田野球スポーツ少年団❸松尾スポーツ少年団▽選手 優秀賞 遠藤玲於(寺田野球スポーツ少年団)、麥田彩藍(松尾野球スポーツ少年団)、工藤和都(安代スピリッツ スポーツ少年団)、高橋健太(岩鷲ベースボールクラブ)、花崎蒼空(田頭野球スポーツ少年団 9~10ページ 各課からのHOT LINE 民生委員・児童委員一斉改選されました ●詳しくは地域福祉課福祉総務係(内線1115)まで  民生委員・児童委員の改選が12月1日、全国一斉に行われました。  民生委員・児童委員は、厚生労働大臣が委嘱する非常勤の地方公務員で、福祉に関する相談・援助活動を行う身近な相談役です。主任児童委員は、複数の地区にわたり、児童福祉を専門に活動しています。 各委員とも任期は、平成28年12月1日から31年11月30日までの3年間です。 ご自身の行政区を担当する委員に連絡を取りたい場合は、上記担当係まで問い合わせください。 ■各行政区の民生委員・児童委員と主任児童委員(敬称略) 担当行政区   氏名 駅前一区 菊池 登 駅前二区 佐々木 美香 上町 里舘 秀子 仲町 佐藤 初江 下町一区 工藤 裕子 下町二区 伊藤 宏子 下町三区 元木 八重子 松川 関 昇一、山子澤 孝子 山後 田村 まき子 岡村、山子沢 田村 市郎 大石平 三浦 ミネ 渋川 竹田 みよ 渋川開拓、白屋 本堂 澄子 北村 岩崎 清子、伊藤 セチ 両沼 工藤 久美子、阿部 恭子 中関 山口 敦子 五百森 工藤 曉子 中村 遠藤 勝子 間羽松 工藤 久美子 舘腰 伊藤 敏 町組 藤原 正志 高宮 渡邊 寛美  薬師 本堂 新吉 上平笠 伊藤 吟子 中平笠 伊藤 忠一 下平笠※欠員 南平笠 吉田 誠 東 藤原 美喜子 大久保、共新(一部) 田村 勇 共新 井上 節子 小福田 佐々木 寿子 大泉 田中 征七 駅前、わし森 鈴木 ハマ子 椛沢 伊藤 和則 笹目 田村 ハルエ 松久保 本堂 ハツヨ 山崎 西山 辰男 堀切 松浦 利男 寺田新田 滝川 喜佐男 野口 佐々木 きみゑ 寺田 伊藤 實 帷子 遠藤 紘子 土沢 佐々木 禎 若谷地 柴田 弘子 川原目 小野寺 敦子 上関 小野寺 キヌ子 荒木田 小野寺 幸子 舘沢 小野寺 良男 安比高原 山本 徹 小屋の沢、時森 杣澤 秋子 大花森、松尾(一部) 八幡 竹男 松尾 佐々木 一男 中松尾 葛 文世 野駄 佐々木 育子 上野駄 山口 ノブ子 中沢、前森 米田 玲子 北寄木 田村 美知子 南寄木 石羽根 惠子、畑 初身 寄木新田 中軽米 こう子 上寄木 鈴木 綾子 畑 畑 英子 金沢 髙橋 律子 八幡平温泉郷 圓子 涼子 柏台三丁目、二丁目(一部) 工藤 富美子 柏台一丁目、二丁目 柳澤 勝子 細野、豊畑 堀江 幸子 畑1区 立花 良子、立花 義弘 畑1区(一部)、畑2区(一部) 戸澤 照子 畑2区 村上 和子 荒屋新町 石田 トシエ 新町中央 三浦 榮吉 荒屋 藤田 フミ子 秋葉 工藤 久美、山本 恵子 曲田横間 畠山 修悦 五日市1区 盛内 康悦 五日市2区 羽澤 千代子 五日市3区 滝沢 信子 五日市4区 畠山 陽子 浅沢第1 佐藤 利栄、北口 美智子 浅沢第2 齋藤 文子 苗石田川又 喜美子 新興矢神 角舘 多恵子 栗木田、平長 三浦 静子 杉沢、田山上 安保 弘巳 田山下 安保 智 愛の山 安保 トキ 石名坂 八幡 博 折壁 ※欠員 日瀬通 齊藤 政身 舘市 山本 幸弘 兄畑 山本 ハヨ 兄川 杉本 由美子 主任児童委員 大更地区 滝澤 ミツエ 田頭地区 工藤 園子 平舘、寺田地区 松浦 操 松尾、野駄地区 藤田 三喜子 寄木、柏台地区 髙橋 誠子 荒沢地区 畠山 桂子 田山地区 三浦 睦子 ※欠員地区については、選任し次第お知らせします。 冬期間除雪作業に ご理解とご協力を ●詳しくは市役所建設課管理係(内線1297)まで  市は、冬の安全な交通を確保するため、市の管理する道路 などの除雪をしています。 ▼早朝から作業をします  朝の通勤・通学路を確保するため、早朝から除雪作業をし ます。作業による騒音への理解をお願いします。 ▼除雪車に近づかないで  作業はセンターラインを越えて行うこともあります。作業 中の除雪車に近づくことは危険ですので、注意してください。 ▼宅地内や周辺の除雪に協力を  除雪車が通った後、玄関先などに除雪しきれなかった雪が 残ることがあります。宅地入口などは、各家庭で除雪される よう、ご協力願います(路面がでこぼこになるなど危険なので、 雪は道路に出さないでください)。  また、屋根からの落雪を防ぐための雪止めを設置しましょう。 ◎排除雪サービスを実施  市建設協同組合では、個人や事業所の皆さんを対象に、有 料で屋根の雪降ろしや住宅周辺、私道などの除雪をするサー ビスを行っています。 ■料金 右の表を参照 ■申し込み先 市建設協同組合(電話70-2211 )まで。 ◎身近な雪捨て場を開放  市は、西根・松尾地区にそれぞれ指定の雪捨て場を開放し ています。市内に住宅がある人であれば、どなたでも利用で きますので活用ください。 ■雪捨て場 下の地図を参照 ■利用時間 ▽西根地区(❶) 午前9時から午後4時まで 【平成29年3月31日金曜日まで】▽松尾地区(❷・❸)午前8時半から午後5時まで ※❶の雪捨て場は、近くに大久保自治公民館がありますので、公民館の出入りの邪魔にらならないように指定された場所に雪を捨ててください。5トン以上の車両は進入不可です。 住宅周辺、生活私道の排除雪サービス料金 手作業除雪(屋根の雪降ろし含む) 1 時間単価(1人) 3,240円 住宅排除雪運搬 2トン車7,236 円 4トン車8,856 円 10トン車12,096 円 ホイールローダ(バケット使用) 小型13,176 円 中型15,876 円 大型21,492 円 ホイールドーザ(排土板使用) 小型15,876 円 中型21,492 円 大型27,972 円 乗用ロータリ 小型16,416 円 中型23,652 円 大型45,360 円 ハンドガイド式手押ロータリ 小型10,908 円 中型11,988 円 ※料金はいずれも標準料金であり、地域や積雪の状況、難易度により変更になる場合があります。 業者から事前に現地を見てもらい、見積もりを取って金額を確認後、依頼してください。 市指定の「雪捨て場」 ❶平舘地区・旧学校給食センター跡地 ❷さくら公園旧観光協会前駐車場 ❸市道前森線敷地の赤川橋付近 11ページ 盛岡北部行政事務組合 平成27年度決算 本市、葛巻町、岩手町および盛岡市(玉山区)の4市町で運営している盛岡北部行政事務組合の平成27年度一般会計と介護保険特別会計の決算を紹介します。 金額は1万円未満を端数処理しているため、合計および割合が合わない場合があります。 一般会計決算 歳入は総額5億4491万円で、そのうち最も多いのが分担金および負担金の3億3160万円(60.9%)です。 また、歳出は総額5億2409万円で、し尿処理に係る衛生費が4億2087万円(80.3%)で最も多くなっています。 介護保険特別会計 歳入は総額62億3730万円で、そのうち最も多いのが、社会保険診療報酬支払基金から交付される支払基金交付金の16億1833万円( 26.0%)です。 この支払基金交付金は、第2号被保険者(40歳から64歳までの人)の保険料を基にしています。 また、歳出は総額61億9061万円で、居宅介護サービス費(23億3497万円)と施設介護サービス費(27億1408万円)の合計が、全体の約8割を占めています。  なお、両会計の歳入・歳出の内訳、し尿処理や介護保険事業の概要は、下に示すとおりです。 一般会計 歳入 5億4,491万円 分担金および負担金 3億3,160万円(60.9%) 使用料および手数料 1億8,224万円(33.4%) 国庫支出金 360万円(0.7%) 県支出金 180万円(0.3%) 繰入金 389万円(0.7%) 繰越金 2,147万円(3.9%) 諸収入 31万円(0.1%) 財産収入 1万円(0.0%) 歳出 5億2,409万円 総務費 4,386万円(8.4%) 衛生費 4億2,087万円(80.3%) 介護保険費 5,872万円(11.2%) 議会費 64万円(0.1%) 介護保険特別会計 歳入 62億3,730万円 保険料【第1号被保険料】10億7,903万円(17.3%) 支払基金交付金【第2号被保険料】16億1,833万円(26.0%) 分担金及び負担金 8億5,687万円(13.7%) 国庫支出金 16億367万円(25.7%) 県支出金 8億9,879万円(14.4%) 繰入金 4,119万円(0.7%) 繰越金 1億3,748万円(2.2%) 使用料および手数料など 194万円(0.0%) 27年度し尿処理事業の概要(平成28年3月末現在) 市町名 件数 収集量(リットル) 八幡平市 16,974件 15,719,760リットル 葛巻町 2,900件 3,028,250リットル 岩手町 9,803件 7,300,940リットル 盛岡市(玉山区) 6,337件 5,847,360リットル 合計 36,014件 31,896,310リットル 27年度介護保険事業の概要(平成28年3月末現在) 市町名 第1号被保険者(65歳以上)の人数 要介護・支援認定者数(うち第2号被保険者数) 65歳以上の要介護認定者率 介護サービス利用者数(うち第2号被保険者数) 65歳以上の要介護認定者のサービス利用割合 介護サービス給付費総額 八幡平 9,723人 2,026人(47人) 20.4% 1,636人(36人) 80.8% 32億4,153万円 葛巻町 2,737人 621人(16人) 22.1% 508人(13人) 81.8% 8億5,948万円 岩手町 4,996人 1,099人(32人) 21.4% 926人(27人) 84.3% 16億6,548万円 合計 17,456人 3,746人(95人) 20.9% 3,070人(76人) 82.0% 57億6,650万円 詳しくは、盛岡北部行政事務組合(電話74・2716)まで。 12~13ページ 話題ピックアップ 地域一丸災害に備える 市防災訓練  市防災訓練が11月13日、松野小学校とその周辺で行われました。訓練は、県内陸北部に震度7の地震が発生したことを想定し実施。松野小児童や地域住民、市消防団など関係者約500 人が参加し、 要配慮者避難、火災防御、土砂災害倒壊家屋救助・救出など各種訓練を通して、防災意識を高め合いました。訓練に参加した立柳サダさん(76)=上野駄=は「今日のような訓練はとても貴重な機会。 地域一体となって体験できたことが良かった」と感想を述べました。 元日本代表選手に学ぶ 28年度スポーツ講演会・陸上(短距離)教室  28年度スポーツ講演会「トップアスリートに学ぶ」と陸上(短距離)教室が11月20日、市役所多目的ホール棟と松尾総合運動公園多目的屋内運動場で開催されました。 当日は、児童生徒や保護者など約80人が参加。講師の堀籠佳宏氏(日本代表短距離コーチ)は、オリンピックに出場した経験について語り、夢に向かって行動することの大切さを訴えました。 また教室では、陸上競技に有効なトレーニングが紹介され、参加者は真剣に学び取りながら体を動かしました。 移住体験で魅力感じて さすらいワークin八幡平  さすらいワークin八幡平が11月2日から4日までの3日間行われました。この取り組みは、フリーランスで働く人たちに市内での滞在を通じて地方の魅力を知ってもらい、移住を促すことを目的に開催。 参加者は本業のかたわら地域に赴き、農作業などを通して都会では味わえない生活を体験しました。須賀喬巳さん(33 )=東京都=は「八幡平市は景色がとてもきれいで、温泉もあり、食事も美味しい。 貴重な経験ができました」と感想を語りました。 30年前からこんにちは 旧西根町タイムカプセル開披式  旧西根町タイムカプセル開披式が11月3日、西根総合支所で開かれました。  このカプセルは、昭和61年12月24日に同町合併30周年を記念して西根総合支所前の地中に埋設されたものです。30年前に町の作文コンクールで入賞した東平(旧姓伊藤)千春さん(41)=矢巾町=と 工藤裕志さん(43 )=北村=が代表してカプセルを開封。中から出てきた当時の行政資料や雑誌、生活用品など約300点を出席者は懐かしそうに見入っていました。 歌声響かせ交流深める 第4回岩手地区合唱祭  第4回岩手地区合唱祭が11月27日、松尾コミュニティセンターで開かれました。  合唱祭には、当市のほかに滝沢市、雫石町、岩手町、葛巻町から9団体と客演団体の安代中生、合わせて約200人が参加し、合唱で交流を深めました。 講師を務めた盛岡市立渋民中の岩崎雅司校長は「それぞれの団体に良さがあり、歌うことや声を合わせることの楽しさがにじみ出てくる発表でした。今後も歌を人生の友として続けてほしい」と述べました。 岩手山が噴火したら… 松尾中学校避難訓練・火山災害学習会  松尾中学校避難訓練・火山災害学習会が11月14日、同校で行われました。当日は、岩手山の噴火を想定して避難行動を実施した後、火山災害について学習。 会では、盛岡地方気象台の火山防災官歳桃真一氏が火山としての岩手山について講演し、災害発生時の身構えなど解説しました。澤健汰さん(2年)は「自然豊かな岩手山が噴火することを理解できた。 火山災害がどんなものか、避難場所がどこなのかを知ることもできた」と、認識を深めていました。 14ページ 福祉ネットワーク 介護のココロ 市包括支援センター  内線1093 体力状況をチェックして介護予防  市では、65歳以上を対象とした高齢者健康教室を市内各温泉施設で実施しています。 10月には、その教室の中で、参加者の日常生活での体力を測定する「自立体力全国検定」を行いました。 ●自立体力全国検定とは  検定では、4種目の簡単な測定を実施します。 ①歩行(歩く、横断歩道を渡るなどの能力) ②手作業(家事をする、ボタンをはめるなどの能力) ③身体調整(着替える、段差をまたぐなどの能力) ④姿勢変換(起きる、立つ、座るなどの能力)  この検定は、全国でこれまでに測定した延べ2万人を超える高齢者のデータを基に、実年齢と体力年齢の差などを知ることができます。 また、結果に応じて暮らし方のアドバイスを受けることができ、健康や介護予防に役立ちます。  次回の検定は平成29年2月から3月にかけて1回、来年度以降は年1回の実施を予定しています。  高齢者健康教室の参加は、事前の申し込みが必要です。  詳しくは、対応地区を確認の上、各温泉施設へご連絡ください。 ■高齢者健康教室実施温泉施設 名称 電話番号 対応地区 西根老人憩の家 77-2573 寺田、平舘 岩手山焼走り国際交流村 76-2013 西根 自然休養村なかやま荘 78-3132 松尾 綿帽子温泉館あずみの湯 72-6811 安代 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係  内線1102 市内の保育所(園)の入所申請を受け付けます  市は、平成29年度保育施設の申し込みを受け付けます。入所(園)を希望する場合は、期限内に手続きをお願いします。  すでに入所(園)している児童は、各施設から現況届と就労証明書の用紙などを配布しますので、各施設に書類を提出してください。 ■受付期間 29年1月4日水曜日から20日金曜日まで ※申請用紙などは、12月20日火曜日から市役所地域福祉課、西根・安代両総合支所、田山支所および各保育所(園)に備え付けます。 ■保育を必要とする理由 保護者が次の❶~❽のいずれかの理由に該当している必要があります。 ❶1カ月60時間以上働いている。❷妊娠中または出産後間もない。❸病気や心身に障がいがある。❹病気の人や心身に障がいがある人などを看護・介護している。 ❺火災や風水害などで被害を受け、その復旧のため家庭で保育できない。❻求職活動を継続的に行っている。❼就学または職業訓練を受けている。❽❶から❼までに類する場合で、保育が必要と認められる場合。 ■保育時間 ▼保護者の就労時間などが1カ月120時間以上の場合…保育標準時間(1日11時間までの利用) ▼保護者の就労時間などが1カ月60時間以上の場合…保育短時間(1日8時間までの利用) ■29年度保育所(園)の募集定員 施設名 定員 公立 寺田保育所 60人 松野保育所 100人 寄木保育所 60人 柏台保育所 45人 田山保育所 50人 私立 東慈寺保育園 60人 杉の子保育園 60人 森の子保育園 45人 平舘保育園 90人 大更保育園 90人 あしろ保育園 50人 畑保育園【地域型保育所】 12人 注意事項 ▼延長保育、休日保育、一時保育などは、備え付けの「入所申込案内」をご覧ください。 ▼申し込みが多い場合、入所調整を行います。 15ページ 地域おこし協力隊だより 〔31〕 今月の担当 菊池 光洋さん  昼夜の寒暖差が激しく、今年は秋を短く感じました。八幡平の紅葉は、昨年より遅かったですが、例年よりもきれいに色付いていたと思います。 ■修学旅行の受入れ  今年は修学旅行の受け入れが大幅に減りました。唯一、毎年来ていただいている北海道の旅行会社のスタッフに事情を聞いたところ、北海道の学校は仙台へ、仙台の学校は北海道へ行っているケースが多いとのことでした。 この流れはすぐには変わらないようですが、その内容が一般的な観光がメインのため、いずれグリーン・ツーリズムを意識した地方体験にまた変遷していくのでは、とのお話でした。 また、9月に東京の中学校の受け入れをしましたが、その際に先生とお話した中で、民泊を取り入れたいという声も聞きました。民泊に限らず、これがあるから八幡平へ行くという『商品力』と、この人がいるから八幡平に行くという 『人の繋がり』が地域に人を呼び込むと思いますが、誘客の大変さを切に感じました。 ■七時雨マウンテントレイルフェス 9月、10月と冠婚葬祭が続き、私は参加がかないませんでしたが、毎年6月に七時雨で開催しているトレイルランニングの試走会が10月22日に行われました。その試走会前にコース整備をしている立花圭介さん(駅前一区)と、 新町牧野農業協同組合の田村雅義さん(荒屋新町)の所へ行き、なるべく草地を走っていただきたいとコースの相談や確認を行っていました。 来年は今年と違うコースになる予定ですが、その時感じたのは、未知なる風景を見ることの興奮と道無き所に道を作る人の力強さでした。 この七時雨トレイルランニングに関わることで、知っているつもりでもまだ知らない景色や考えが八幡平市にあることに気付きました。来年の大会に向けて、準備がこれから本格的になります。 ■お試し移住体験  市では10月から、特定の会社や団体などに所属せず、時間と場所にとらわれない独立の形で働くフリーランスの人を対象に移住体験「さすらいワークin八幡平」を始めました。 このイベントの目的は、仕事や生活など、東京一極集中の現状から地域への移住を促す「きっかけづくり」です。 農作業などを実際に体験しながら地元の人との交流を通じて、自然溢れる八幡平市の良さや都会では味わえない魅力を知ってもらうために実施しています。 私はその受け入れ窓口として協力し、ライターやシステムエンジニアとして働く男女5人の参加者があった11月2日~4日に案内をしました。初日は斎藤秀子さん(金沢)のミニミニ牧場で庭の掃除など。 2日目は松本牧場(刈屋)での酪農体験に、3日目は小野寺敦子さん(川原目)のピーマン畑で後片付け作業をやっていただきました。参加者各々の仕事柄というのもありますが、サテライトオフィスを探しているとのことで、 5人でシェアして温泉郷に別荘を買ってもいいかもという話も聞こえてきました。 この取り組みがどのような効果を生むのか、今はまだ分かりませんが、八幡平市に新たな風が吹くのを期待せずにはいられません。  ということで、私が活動している内容をご紹介しました。この他にも市で主催している「ゼロからなれる!動画職人」のワークショップにも参加し、参加者で八幡平市の動画を作っています。 体験の受け入れ、もしくは動画撮影に協力したいという人は、ぜひご連絡ください!(電話050・3381・1738) 16ページ 博物館だより 開催中企画展の見どころ③ 八幡平市に魅入る~安代編~  市博物館で開催中の企画展「絵図で見る八幡平市の今昔」の中から、今回は安代地区の絵図についてご紹介します。  安代地区の絵図は、明治時代に描かれたものが多く残っています。中でも、現在でいう住宅地図や森林の区画地図のようなものが主であり、赤や青などの色が使われ、道や水路、川まで細かく描かれています。 現在も森林資源が豊富な安代地区ですが、絵図にある“山林”の表記から、昔から森林資源を生かした生業を行なっていたことが推察されます。 南部藩として栄えていた頃、安代地区が年貢に漆器を藩へ納めていたのは、漆器に必要な木地や漆などの森林資源が豊富だったからと考えられます。 田畑以外にも山仕事をして、自然と共に生活していく姿は、今も昔も変わらないように思われます。安代の歴史・文化・産業は、代々その土地に住み着いてきた人々、地域によって次世代へ確実に受け継がれています。 講演会を開催しました  市博物館では、11月3日に講演会「絵図で見る八幡平市の今昔」を開催しました。当日は、当館学芸員が絵図を通して市の昔の様子を解説。 また、寺田コミュニティセンター長畠山城司氏、博物館友の会副会長小山田和義氏による鹿角街道にまつわる講話に加え、市企画財政課関貴之氏が市の現在と未来を見据えたまちづくりの参考となる話を行いました。 図書館だより 年末年始は読書に親しむ機会です 間もなく終了、読書マラソン  実施中の読書マラソンは、12月28日水曜日で終了します。読書マラソンの参加者は、ファイルの提出をお願いします。 ■ファイル提出期限 29年1月9日(月曜日・祝日) 親子で楽しんだ秋の図書館  市立図書館では、11月6日「落ち葉がはこんでくれたお話会」を開催しました。 同会は親子で楽しむことを目的に開催。盛岡誠桜高校保育士専攻科「子ども未来学科」の講師附田清子さんと学生4人が絵本の読み聞かせや紙芝居、パネルシアターなどさまざまな絵本の楽しみ方を紹介し、参加者は秋の図書館で楽しく過ごしました。 年末年始は読書を楽しみましょう  年末年始の長期休館を前に、貸し出し冊数の上限を10冊まで増やします(視聴覚資料およびコミセン図書室の資料を除く)。 ■貸し出し冊数が増える期間 12月15日木曜日から28日水曜日まで ■休館期間 12月29日木曜日から1月4日水曜日まで ※12月28日水曜日は、午後5時までの開館となります。 ※休館期間中の返却は、図書館の返却ポストをご利用ください。 ◎冬期開館時間について  市立図書館では、3月31日金曜日までの冬期、開館時間が下記のとおりになります。 ■開館時間 午前9時から午後6時(日曜祝日は午後5時)まで ※松尾・荒屋コミュニティセンター図書室の開館時間は変更ありません。 17ページ よろこび おくやみ(10月届け出分) 健やかに ◎男の子 佐々木 凱(誠・瞳/土沢) 小野寺 風太(和哉・優衣/川原目) 澤瀬 旭冴(慎也・希/両沼) ◎女の子 工藤 優維(仁裕・幸子/北村) 髙橋 桜(竜一・真奈美/上寄木) 小瀬 華香(英和・真子/薬師) 木村 ひまり(優伸・聖深/大久保) 松村 樹里(利紀・朋子/下町三区) お幸せに 髙橋 大介  /南平笠 伊藤 紗矢香 /帷子 冨士原 大貴 /畑1区 工藤 朱未  /盛岡市 柳谷 直紀  /両沼 相原 まりな /盛岡市 菅原 博之  /北村 高橋 玲奈  /松川 安らかに 渡辺 春男 74歳 中平笠 工藤 善藏 89歳 柏台二丁目 菅原 民男 75 歳 柏台二丁目 工藤 キクヱ 87歳 両沼 佐々木 善六 90歳 駅前 古川 吉雄 85歳 大花森 工藤 ハル 92 歳 五百森 遠藤 勉  68歳 寺田新田 大森 ナミ 84歳 折壁 千葉 忠孝 80歳 松川 金澤 慶子 89歳 田山下 吉田 敏美 61歳 南平笠 髙橋 浩一 78歳 野駄 髙橋 ミサヲ 96歳 高宮 工藤 カツミ 91歳 下町三区 松村 シマ 91歳 仲町 欠端 文吉 85歳 浅沢第2 山本 安治 59 歳 石名坂 上沖 文男 87歳 新町中央 畠山 富男 80歳 石名坂 外山 一  71歳 渋川開拓 遠藤 キツ 88歳 間羽松 工藤 隆司 87歳 五百森 伊藤 公雄 83歳 東 渡辺 時雄 61歳 高宮 ■人口の動き【10月31日現在( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区    16,184人(37人減) 6,287世帯(16世帯減) 松尾地区 5,933人(3人減) 2,342世帯(1世帯増) 安代地区    4,625人(2人減) 1,866世帯(1世帯増) 合計 26,742人(42人減) 10,495世帯(14世帯減) 男性 12,875人(22人減) 女性 13,867人(20人減) 出生11人 死亡32人 転入32人 転出53人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年の数 項  目 10月 1月からの累計 人身事故 2件(3) 29件(41) 物損事故 44件(31) 359件(399) 負傷者 2人(3) 39人(47) 死者 0人(0) 2人(3) 飲酒運転 0人(0) 0人(4) 火災 0件(1) 9件(5) 救急 97件(110) 992件(1061) №135 広報クイズ 12月8日号の問題 大越裕子さんが地域起こし協力隊となるきっかけとなった市の特産品は何でしょうか? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎ 応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、 年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見な どを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にいたします。 ◎ 応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」  ☆はがき〒028-7397(住所不要) ☆FAX:74-2102 ☆メール:kizai@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入 力、右上のQRコードを読み込むことで、宛て先の入力を省略できます) ◎応募期限 12月28日水曜日消印有効 ◎第134回の正解 60周年 応募者12人 正解者12人 当選者 伊藤ミワ子さん(帷子)、立柳勲さん(野駄)、浅沼弥生さん(松尾寄木) 18~19ページ お知らせ 国保西根病院で働く 臨時の職員を募集中  西根病院では、臨時職員を随時募集しています。 ■募集職種 看護補助員(資格は不要です) ■応募資格 18 歳以上の健康な人 ■募集人数 2人 ■応募方法 同病院に備え付けの履歴書と臨時職員登録書に必要事項を記入し、同病院事務局へ持参または郵送で提出ください。  詳しくは、同病院事務局(電話76-3111)高橋まで。 農業参入希望者のための 相談会に参加しませんか  県新規就農相談センターでは、新たな就農希望者へ就農・就業などに関する情報を提供するイベント「新農業人フェアinいわて」を開催します。 ■日時 29年1月7日土曜日午前11時から午後3時まで ■場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)8階 ■対象 新規就農希望者、農業参入を希望している企業など ■内容 新規就農セミナー、個別相談、就農支援制度情報提供など ■参加料 無料  詳しくは、県農業公社就農支援課(電話019-623-9390)まで。 恒例の門松作り教室 フォレストiで開催  森林ふれあい学習館フォレストiでは、高さ90センチの本格門松作り教室を次のとおり開催します。事前の申し込みが必要です。 ■日時 12月23日(金曜日・祝日)午前9時から午後1時まで ■参加料 3,500円 ■持ち物 剪せんてい定ばさみ、軍手、スリッパ、昼食、飲み物 ■定員 先着30人  詳しくは、森林ふれあい学習館フォレストi(電話 78-2092 )まで。 市職員看護師の 採用試験を実施  29年度採用予定の市職員(看護師)の採用試験を実施します。 ■応募資格 昭和60年4月2日以降に生まれ、看護師免許(29年3月末取得見込みを含む)を持つ人 ■試験日 29年1月26日木曜日 ■試験会場 西根病院 ■申込期限 1月13日金曜日必着 ■申し込み方法 受験申込書に必要事項を記入し、市役所総務課に提出してください。  受験案内と受験申込書は、市ホームページ(http://www.city.hachimantai.lg.jp)の「市職員募集」をご覧になるか、市役所総務課、西根・安代両総合支所にあります。  郵送で資料請求する場合は、封筒に「職員採用試験案内請求」と朱書きし、82円切手を貼った宛先明記の返信用封筒を同封して、市役所総務課(〒028-7397 八幡平市野駄21-170)にお送りください。  詳しくは、市役所総務課(電話・内線1231)まで。 食べるお米の大切さなど 伝えるシンポジウム開催  県では、お米の良さを伝える「食べよう!いわての美味しいお米。シンポジウム」を開催します。 ■日時 29年1月15日日曜日午後1時半から3時45分まで ■場所 盛岡市民文化ホール(マリオス)1階 大ホール ■講師 料理研究家 コウケンテツ氏 ■申込期限 12月28日水曜日 ■参加料 無料 ■申し込み方法 ❶所属団体名❷氏名❸居住市町村名❹連絡先(電話番号など)を記入し、メール(AF0016@pref.iwate.jp)またはファクス(019-651-7172 )で申し込みください。  詳しくは、県県産米戦略室(電話019-629-5715)まで。 国税の申告・納税手続き e-Taxの利用が便利です  所得税や復興特別所得税などの確定申告は、自宅から国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」を利用して、e-Taxで送信できます。 e-Taxを利用すると、次のようなメリットがありますので、ぜひご利用ください。 ※利用には、マイナンバーカードの取得やICカードリーダライタの購入など、事前準備が必要です。 ■メリット ❶添付書類の提出省略(省略した書類は法定申告期限から5年間の保存が必要です)❷還付がスピーディー❸確定申告期間中は24時間いつでも利用可能(メンテナンス時間を除く)  詳しくは、e-Taxホームページ(www.e-tax.nta.go.jp)や国税庁ホームページ(www.nta.go.jp)をご覧ください。 日頃の心掛けを大事に まちをきれいにしよう ◎道路などに空き缶やたばこの吸い殻などのごみがポイ捨てされています。責任をもって持ち帰って処理しましょう。吸い殻は携帯用灰皿を持参するなど、吸い殻の後始末を心掛けましょう。 ◎犬、猫のふん尿被害相談件数が増えています。ふんの後始末は、飼い主としての重要な義務です。近隣住民とのトラブルの原因となりますので、適切な後始末をお願いします。 ◎買い物には、レジ袋の受け取りの代わりにマイバッグを持参することで、余分なごみを減らし、二酸化炭素排出量を削減でき、レジ袋の原料となる資源の消費を抑制することができます。  日頃の心掛けで、環境を守ることができます。きれいなまちづくりにご協力ください。  詳しくは市役所市民課環境衛生係(電話・内線1067)まで。 脳ドック受診費用助成 申込期限を延長します  市は、脳卒中予防事業として、対象者が脳ドック検診を受診する場合に、費用の一部を助成しています。  申請期限を10月31日としていましたが、次のとおり期限を延長します。 ※受診期限(29年2月28日火曜日)、助成金請求期限(3月31日金曜日)に変更はありません。 ■申請期限 1月31日火曜日 ■助成金額 2万円(1回限り) ■対象者 住所が市内に申請する時点で3カ月以上あり、平成28年4月1日現在で満40歳から満60歳までの5歳刻みの人  詳しくは、市役所健康福祉課健康推進係(電話・内線1086)まで。 職場でのハラスメント 相談窓口を開設中です  29年1月1日から職場における妊娠・出産・育児休業・介護休業などに関する嫌がらせ、いじめを防止する措置が事業主に義務付けられます。  岩手労働局では「ハラスメント対応特別相談窓口」を開設し、職場での❶妊娠・出産❷育児休業・介護休業❸セクハラ❹パワハラに関する相談を受け付けています。 相談は無料で、匿名でも受けています。お気軽にご相談ください。 ■相談時間 午前8時半から午後5時15分まで  詳しくは、岩手労働局雇用環境・均等室(電話019-604-3010)まで。 年末年始のくみ取り 申し込みはお早めに  年末年始には、し尿くみ取り作業の依頼が集中し、迅速な対応が困難となります。くみ取りを予定している人は、余裕を持って早めに業者に申し込みください。  詳しくは、盛岡北部行政事務組合(電話74-2716)まで。 農家の老後生活への備え ぜひ農業者年金へ加入を  豊かな老後生活のためには、国民年金だけでは十分と言えず、老後の生活費は自分で準備する必要があります。 ■農業者年金の特徴 ❶国民年金に加入している人で、年間60日以上農業に従事している人は誰でも加入できます。 ❷必要とする年金額の目標に向けて、納める保険料を自由に決められ、いつでも見直すことができます。 ❸支払った保険料は、全額が社会保険料控除の対象となり、節税できます。  詳しくは、市農業委員会事務局農業振興係(電話・内線1352)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質を測定しています。  【西根】11月16日【安代】11月10日測定で、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話70-1117)まで。 20ページ  キラリひかりびと 第66回岩手県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会 「学校家庭クラブ活動の部(共同研究)」、「ホームプロジェクトの部(個人研究)」 両部門最優秀賞受賞 平舘高校家庭クラブ 研究活動を通して、地域に家族に貢献したい  平舘高校家庭クラブは、県高校家庭クラブ連盟が主催する第66回岩手県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会の「学校家庭クラブ活動の部(共同研究)」、 「ホームプロジェクトの部(個人研究)」両部門で、12校70人が参加する中、最優秀賞を受賞。12月8から9日に青森市で開催される東北大会に出場する。 研究内容について ◎共同研究 つなぎたい!ハルさんの知恵と技術~「西根むらさき染め」への挑戦~は、多年草のムラサキの根からとれる染料を用いて行う紫根染がテーマ。 市内、紫根染の第1人者である澤口ハルさん(82)が、これまで平舘高校に指導で来ていましたが、体調を崩しそれが困難になりました。 伝統ある手法を自分たちで守りつなげたいと思い、研究を行いました。 ◎個人研究 祖父のためにできること~食事改善とクッション型枕の提案~は、 病を患った祖父のために何かできることはないかと思ったことがきっかけで研究に着手しました。 受賞の感想と今後について ◎共同研究 今年の4月から、授業外や夏休みを利用して研究を進めてきました。大変ではありましたが、内容が評価されてとてもうれしいです。 活動を通して、紫根染が今まで地域貢献に役立ってきたことを学んだ分、絶やしたくないです。次世代へ伝え普及できるよう引き続き頑張ります。 ◎個人研究 家族と一緒に受賞を驚きました。祖父がどうやったら良くなるかを考え研究を進める中で、実際に効果を感じた時には、やりがいを覚えました。大会は通過点で内容もまだまだ道半ば。 祖父のためにできることをもっと考えていきたいです。 ※同クラブを代表し、共同研究は髙橋蒼さん、齋藤美嬉さんに、個人研究は井上いおりさんに話を伺いました。 ▪編集後記 ▽市芸術祭を取材しました。会場に響く歌声、いろいろな楽器の演奏、日本舞踊などの華麗な踊り、そして郷土芸能の勇壮な舞いなど、様々な演目があり、まさに芸術の秋を感じさせる内容でした。 日々の練習、稽古が背景にあると思うと胸が熱くなります。私もさんさ踊りをやっていますが、我が家にある太鼓を持って踊りたい衝動に駆られました。 ▽松尾地区ふれあいまつりで、保育所に通う私の息子の作品がありました。取材のかたわら、息子の作品の前に何度か立ち止まって、これは何を描いたものだろうかとじっと眺めてしまいました。 ついこの間までは絵を描くことが出来なかったことを思うと、子どもの成長は早いものだと感心しました。      竜 ▽認知症研修会の中で、下河原さんのお話の全てに目からうろこが落ちる思いをしました。認知症の人が取る行動に困ったものだと思うのは、こちら側の都合。 脳の衰えによる記憶障害や見当識障害など、認知症の中核症状が進んでも、環境やコミュニケーションの内容によって、行動心理症状は抑えられるそうです。 ▽同じ体験をしないと人は人のことが理解できない。認知症に限らず、人と人のコミュニケーションは皆一緒。相手のことを思うと、理解しようとすると、自分の行動が変わる。 すると、段々に相手の行動も変わってくる。認知症だけが特別なわけではないことを考えさせられました。 沙