農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい No.253 Oct. 2016 1ページ 2016希望郷いわて国体開催 熱戦展開に涌き上がる大歓声 主な内容  特集 起業志民プロジェクト 地方から日本を変える変革の志 挑戦者たちは、ここからはじまる!… 2~5ページ   高齢者やその家族が抱える悩み「こんな場合、どうすればいいの~??」 … 6~9ページ 2~5ページ 特集 起業志民プロジェクト 地方から日本を変える変革の志 挑戦者たちは、ここからはじまる! 西根総合支所内に、情報通信産業向け無償シェアオフィスを新設 扉を開けて、広がる室内を見渡して一言。「思ってたよりもずっと広いですね!それに景色もいい」。ここに第1号で入居する予定の高橋一馬さんは満面の笑みを浮かべます。  ここは、西根総合支所3階の旧議員控室。この部屋に八幡平市まち・ひと・しごと創生総合戦略を実現するため、12 月1日に八幡平市起業家支援センターが開設されます。 このセンターは、❶法人または個人事業主の事業所を市の区域内に新たに設置する、❷ソフトウェア業または、情報処理・提供サービス業を行う、❸納期の到来した市区 町村税を完納している、以上の3点を満たせば、誰でも利用できます。使用には、事前に市長の許可が必要で、許可期間は 1年以内で最大5年まで延長が可能。使用料は無料です。  仕事用の机・椅子といったオフィスとしての基本的な備品のほか、インターネットも無料で、コピー複合機のみがカウンター式の有料です。 たかはし かずま。大更地区出身・在住。スパルタキャンプ第1期生で、当時市内からは唯一の参加。キャンプ受講を経て、 ことし4月に事務職からITエンジニアとして転職を果たす。12月1日に開設される八幡平市起業家支援センターへ最初に入居する株式会社NOWALL(ノーウォール)が八幡平市に立ち上げる新会社メンバーの一人。  現在は、市内や都内で開催されるスパルタキャンプ講師を務めているほか、さまざまな企業のシステム受託開発業務などを行っています。 地方から、 日本の働き方を革命する。 スパルタキャンプで最高の起業家に! 地方ではできないことがある、という思い込みの壁。けれども、地方にいながらできることは、どんどん増えています。 ここ八幡平市から、この国の働き方を変える新しい取り組みが始まっています。 起業家支援センターは、一般にシェアオフィスと呼ばれる施設と同様のものです。オープンフロアで専用の デスクなどはなく、設備を共用で使うことから家賃が低廉で、起業時に使われることが多いものですが、県内には1施設もありません。  平成27年度に策定した、まち・ひと・しごと創生総合戦略において「若者・女性を中心とする起業支援を進める」ことを主要な取り組みとして定めていることによるもので、これを実現するために行って いるのが、起業志民プロジェクトです。 このプロジェクトは「起業のための環境整備」と 「志ある起業家の育成」を柱としています。前者が新たに開設する起業家支援センターで、後者が昨年から行ってきたスパルタキャンプです。  スパルタキャンプは8日間という短期間で実施しますが、最終的に自分の思い描くアプリなどの成果物作成に係る実力を身に付けることを目的としています。 スパルタキャンプの第1期生として参加した高橋さんは「東京や盛岡に行かないとできないと思っていたITに関係する仕事が地元でできるようになりました。もっと 仲間を増やしていきたいですね」と意気込んでいます。  東京じゃないとできない仕事がある、そう思い込みの壁があったと言います。市内から、毎年多くの若者が都市を目指して転出していきますが、そこには同種の思い込みがあるのではないでしょうか。 情報通信技術の発展は、私たちの働き方をも変えようとしています。八幡平市にいながら、すでに最先端のIT企業と仕事をすることが可能になっています。  そのための近道であるスパルタキャンプ。次回受講内容は、アイフォーンのアプリを作成することができるスイフトです。日本全国から集まる最高の仲間とともに、働き方を変えていきませんか?  起業志民プロジェクトについて詳しくは、市役所商工観光課(☎・内線1317)まで。 スパルタキャンプのすごさ① キャンプで生徒に教えているメインやサブの講師は、昨年までは東京の人だけでした。  現在は主として前ページの高橋さんのようなスパルタキャンプの卒業生が務めています。キャンプの中で受講生同士が教え合うなど、より成長する仕組みを用意しています。 スパルタキャンプのすごさ② スパルタキャンプは、土日を利用した全8日間の日程で実施します。  参加者は平日に復習をするなどして次回に臨んでいます。短期間ではありますが、通常のスクールで教える数カ月分に相当する内容です。  最終的には独力でアプリなどの成果物を開発できるまでの実力を身に付けられます。 次回の申し込みは10月19日まで! ■日時 10月29日土曜、30日日曜、11月5日土曜、6日日曜、12日土曜、13日日曜、19日土曜、20日日曜の全8日間。いずれも午前8時半から午後6時半まで。 ■定員 15人(応募多数の場合は選考) ■会場 安比高原内。詳しい場所などは受講者にのみお知らせします。  申し込みなど詳しくは、八幡平スパルタキャンプ公式ページ(http://hachimantai.spartacamp.jp)をご覧ください。 6~9ページ 高齢者やその家族が抱える悩み「こんな場合、どうすればいいの~??」  28年8月31日現在の本市の人口は2 6, 811人。そのうち、65歳以上の高齢者の人口は9,809人で、人口の36.6%を占めています。  高齢になると身辺のことでさまざまな問題や悩みが出てきます。そのことを一人で抱えて不安な中 で過ごしてはいませんか。市内には、高齢者の皆さんが地域で安心して自分らしく暮らしていける よう、本人またはその家族の悩みについて相談に応じ、支援するところがあります。 ケース1おばあちゃんが、家にこもりっきり...  うちのおばあちゃん、足腰が弱ってきたせいか、あまり家の外に出なくなってしまって。もう少し人とお話したり、外出したり すれば、張り合いも出るんじゃないかと思うんだけど、どうしたら...。 ケース2父が脳梗塞で倒れて入院。後遺症で退院後は介護が必要に...  父が脳梗塞で倒れて入院しました。医師から、後遺症が残ると言われて...。家に戻ってきたとしても、日中は家族みんな仕事で 出掛けているし。おそらく介護が必要になると思うけど、やっていけるのか不安です。 ケース3お隣のおじいさん、最近見掛けないな~  お隣のおじいさん、昨年奥さんを亡くされて一人暮らしに。毎日家の前を通りかかりますが、カーテンを閉め切っていて、郵便物もたまっていることが多いんです。民生委員さんも気にして声掛けをしてくれるけど、なか なか出てきてくれないようで...。 ケース4お義かあ母さん、認知症?  お義母さんの行動に困っています。夜、家中をうろうろしていきなり大きな声を出し、家族 を起こすんです。お漏らしも頻繁にするようになってきているし、着替えの手伝いをしようとすると怒鳴り出す始末。近所に、嫁の私の悪口 を言いふらしているようだし...。正直、一緒に暮らしていくのがつらいです。 ケース5  物忘れの多い、一人暮らしの母の金銭管理が心配  一人暮らしをしている母の口座引き落としや支払い、通帳管理などの金銭管理を息子である僕が行ってきましたが、先日、金融機関で本人 以外の手続きはできないと言われました。母は物忘れが多くなってきて管理ができない状態なのですが...。 そんな悩みを抱えている場合は ・ ・ ・ 高齢者の暮らしをサポートする総合相談窓口 地域包括支援センターへご相談ください 地域包括支援センターとは、介護、福祉、保健、医療など、さまざまな面から高齢者の生活を総合的に支援する機関です。  介護支援専門員(ケアマネジャー)、社会福祉士、保健師といった専門職員が、チームとして高齢者やその家族が抱えるさまざまな悩みや困り事に関する相談に応じています。 市役所本庁舎健康福祉課内に、センターを設置しています。その他、センターと同じく相談窓口としての役割をもつ、各地域に根ざした在宅介護支援センター(ブランチ)もあります。 相談は、来所や電話で応じるほか、必要に応じてご家庭へ訪問も行います。お気軽にご相談ください。 ■市全域 八幡平市地域包括支援センター 住所:野駄第21地割170番地 八幡平市役所健康福祉課内 電話番号:0195-74-2111 相談窓口開設時間:平日午前8時半から午後5時15分まで 各地区には、地域に根ざした相談窓口「在宅介護支援センター」( 地域包括支援センターブランチ)があります ■西根地区 西根在宅介護支援センター 住所:田頭第24地割36番地西根会指定居宅介護支援事業所内 電話番号:0195-75-1255 相談窓口開設時間:平日午前8時半から午後5時半まで ■松尾地区 松尾在宅介護支援センター 住所:柏台2丁目8番3号指定居宅介護支援事業所のぞみ内 電話番号:0195-71-1012 相談窓口開設時間:平日午前9時から午後5時半まで、土曜日午前9時から午後0時半まで ■安代地区 あしろ苑在宅介護支援センター 住所:川原129 番地あしろ苑指定居宅介護支援事業所内 電話番号:0195-72-3511 相談窓口開設時間:平日午前8時半から午後5時15分まで、土曜日(第2・第3除く) 午前8時半から午後0時半まで 介護保険・介護予防、認知症や生活上の悩み、財産管理、高齢者虐 待に関する困り事など、一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談を! 10、11ページ NEWS&INFORMATION 鉢物『安代りんどう』欧州での栽培へ海外2社と初ライセンス契約を締結  市は9月29日、国内外で品種登録をしている鉢物リンドウについて海外2社と欧州連合(EU)での栽培ライセンス契約を締結しました。  調印式は市役所で行われ、ニュージーランドやチリでも市から「安代りんどう」の栽培許可を得ているグリーンハーベストパシフィック(ニュージーランド)のライアル・フィールズ社長と、 同社より指名され、EU内での試験栽培と商用生産を実施するマーキュリアス(オランダ)のロン・フーゲベン契約責任者、田村正彦市長が契約書に署名をしました。  契約した品種は淡いピンク色の『メルヘンアシロ』と青紫色の『シャインブルーアシロ』の2種。フィールズ社長は「ヨーロッパでは現在、切り花より鉢物の需要が高いことと、多彩な色種のニーズがあり、それらの点から『安代りんどう』は非常に多 望である」、フーゲベン氏は「八幡平市のリンドウ生産関係者とのパートナーシップを大切に、鉢物リンドウのヨーロッパにおける商業展開を成功に導きたい」と意気込みました。  田村市長は「『安代りんどう』の素晴らしさを鉢物リンドウを通じて海外に伝えていければうれしい」と今後の展開に期待を膨らませました。 市の防災対策や災害時緊急対応のため 司商事㈱(盛岡市)が土のう用袋を寄贈 市は9月27日、市内の防災対策・災害時対応用として司商事㈱から土のう用袋100枚(64万8000円相当)の寄贈 を受けました。同日運び込まれた袋は、西根・安代両総合支所倉庫にて保管。防災活動や有事の際に活用していきます 平舘岩友会が創設50周年を記念して 市内小中学校に図書購入費用を寄付 8月29日、平舘岩友会(福勢慶昭会長)は「次世代を担う市内小中学生育成のために、各学校の図書購入に充ててほしい」と、寄付金 50万円を田村正彦市長に贈呈しました。  贈呈式は、同会会員懇談会の中で開催。寄付金は、同会創設50周年を記念して集められたものです。田村市長は「皆様のお心遣いをうれしく思う。人材育成 のためにぜひ活用させていただきたい」と、感謝の意を述べました。 『いま』を大切に積み重ねていきたい 矢部凜香さんわたしの主張県大会優良賞を受賞 第18回わたしの主張岩手県大会(大会実行委員会主催)が9月15日、いわて県民情報 交流センター アイーナ(盛岡市)で開催され「『いま』を生きる」と題して発表を行った矢部凜香さん=安代中3年=が優良賞を受賞しました。  県大会には、県内各地区大会で選出された17人が出場。凜香さんは1型糖尿病を患いながらも家族や周囲の人の支えを受け、スキージャンプに打ち込んでいるこ とを語り「病気があっても強く前を向いて自分らしく生きていきたい。『いま』を大切に積み重ね、その一瞬を乗り越えることができれば、それは必ず明日への光になるはず」と訴え、見事上位6位の中に入賞しました。 ◎大会に出場したきっかけ  中学の国語の先生から推薦を受けたことがきっかけです。自分の体験談を発表を通じて 広く周りに披露することによって、同じような体験をしてる人たちの励みになったり、皆さんの心に何か響くものがあればと思い、大会への出場を決意しました。 ◎入賞した感想  北岩手地区・県大会ともに出場した他校の生徒の発表とその内容は素晴らしいと思いました。その中で自分を評価してもらえたことは素直に嬉 しかったです。地区大会以上に県大会は緊張しましたが、弁じ始めたら自分の言いたいことを思い切って伝えられたので良かったです。 ◎今後の目標は?  『いま』はスキージャンプ一筋です!これから5つ程大会を控えています。昨年の記録を超えることと自己ベストを 出せるように練習を積み重ねていきます。 ◎将来の夢は?  管理栄養士になりたいです。入院した時にお世話になった栄養士さんの姿を見て、私も目指したいと思うように。実現できるよう頑張ります。 市人権擁護委員工藤加寿子さんを新たに選任 人権に関する悩み事などの相談に応じる人権擁護委員に、工藤加寿子さん(61)=姥子石=が、 法務大臣から新たに委嘱されました。任期は、10月1日から平成31年9月30日までの3年間です。 相談日など詳しくは、広報はちまんたい暮らしのカレンダーをご覧になるか、市役所市民課戸籍住民係(☎・内線1062)まで。 12ページ各課からのHOT LINE 大雨・洪水に備えて ご家庭のテレビ(地デジ)で河川の水位・雨量が確認できます ●詳しくは、市役所防災安全課消防防災係(☎・内線1264~1267)まで NHK総合の地上デジタル放送(データ放送)では、河川の水位・雨量情報の提供を行っています。市内においては、松川と安比川の水位・雨量の防災情報を入手することが可能です。 ■操作方法  ❶TVリモコンの「dボタン」を押して、トップメニューから十字キーを操作して「防災・生活情報」を選択します。 ❷TVリモコンの十字キーを操作して「河川水位・雨量」を選択します。 ❸TVリモコンの十字キーを操作して、確認したい河川名を選択します。 ※この他にも、TVリモコンを操作して、各種防災情報を確認することができます。 住まいから認知症を考えよう 今年度2回目の認知症研修会 市は、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して、認知症ケアについて理解を深め、認知症ケアの質的向上について考える講演会を開催します。  入場は無料、事前申し込みは不要です。どなたでも参加できますので、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。 ■日時 11月4日金曜午後1時半から3時半まで ■場所 西根地区市民センター ■対象者 市民の皆さん、岩手西北医師会管内医療関係者および介護サービス事業者など ■演題・講師 演題:『住まいから認知症ケアを考える~認知症と共に楽しく暮らすために~』 講師:株式会社シルバーウッド 代表取締役 下河原忠道氏 詳しくは、市地域包括支援センター(☎・内線1092)まで。 下河原忠道氏 1971年東京都生まれ。1992年より父親の経営する鉄鋼会社に入社。住宅等の設計施工や高齢者専用住宅を展開する㈱シルバーウッドを2000年に設立。 2011年7月、千葉県で自らサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「銀ぎんもくせい木犀<鎌ヶ谷>」を開設。介護予防から看取りまで行う終ついの住すみか処づくりを目指し、「暮らしを楽しみ、安心して死を迎えられる場所」としてのサ高住を追求しています。 13ページ 地熱×八幡平市地熱とともに生きる未来を探る地熱シンポジウムin 八幡平を開催 地熱シンポジウムin八幡平が9月16、17日、2日間の日程で開催されました。シンポ ジウムは松川地熱発電所が昭和41年、商用地熱発電所として日本で最初に稼動してから50年を迎えることを記念し、開かれたものです。  16日、八幡平ロイヤルホテルで行われたシンポジウムには、地熱開発関係者や市民ら県内外から約430人が参加。元日本重化学工業の佐藤浩氏が「松川地熱発電所運転 開始50年を振り返って」と題して講演し、二酸化炭素排出量が少なく純国産のクリーンエネルギーである地熱発電の 仕組みや特徴、これまでの活用事例を解説しました。  また、市民の代表者が「地熱開発と八幡平市の未来」をテーマに開会前実施した討論の結果を発表。次の50年を見据えて、八幡平市のまちづくりにどのような地熱の利活用方法が考えられるかを提言しました。  パネルディスカッションでは、コミュニティデザイナーの山崎亮さんがコーディネーターを務め、田村正彦市長、俳優の紺野美沙子さん、地熱関連事業者らとともに本市が 地熱と地域共生の先進モデル都市として可能性を十二分に持っていることと今後の展望について意見を交わしました。参加者は同シンポジウムを通じて、地熱発電開発の歴史とこれからの利活用について理解を深めました。 松川地熱発電所が昭和41年10月8日に運転を開始し、今年で50年を迎えることにちなんで、日本記念日協会が10月8日を「地熱発電の日」に制 定しました。同シンポジウム中に「地熱発電の日」制定セレモニーが実施され、登録証が日本地熱協会の後藤弘樹会長に授与されました。 第12回市小学校陸上競技会を開催 力を尽くし競い合う 第12回市小学校陸上競技会が9月14日、市総合運動公園多目的運動広場で開催されました。  競技会では、市内10校の児童が100メートル走など9種目にわたり、日頃の練習の成果を競い合いました。各小学校、代表選手への応援にも熱がこもり、白熱した競技展開と併せて、会場は盛り上がりました。 15ページ 敬老の心で長寿を祝う 市内各地区で敬老会が開かれる 市敬老会が9月5日から18日まで、市内11地区で開催されました。  敬老会には、市内在住の75 歳以上の高齢者の皆さんを招待。対象者5,953人中1,932人が出席しました。 式典では、77歳の人には市から記念品を、89歳の人には卒寿記念として平舘高校家庭クラブから手作りの紫薫枕が贈呈されました。  祝宴では、地域の子どもたちが練習した歌や踊りが披露され、参加者は楽しいひとときを過ごしました。 学童児童たち敬老の心に触れる  市内学童保育クラブでは、敬老の心に触れる取り組みを実施しました。9月上旬、大更・田頭・ 渋川のクラブでは、地域の高齢者に対する感謝の手紙を作成。作成した手紙は地区老人会を通じて 各高齢者世帯に配布されました。9月26日には、柏台の学童児童たちが地区老人会の会員とグラウンドゴルフで交流を楽しみました。 16、17ページ 話題ピックアップ ネット依存症に警告を 市生涯学習推進大会   市生涯学習推進大会が9月24日、松尾コミュニティセンターで開かれました。市PTA連絡協議会研修会 との併催で、会場には、教育関係者や保護者ら約200 人が来場しました。大会では、玉川大学大学院の近藤昭 一教授(教育学)が『情報メディアとの上手な付き合い方―学校・家庭・地域の役割―』と題し講演。近藤教 授は「スマホの普及によりネット依存に陥り、人間関係を良好に築けない子どもが増えている。PTAや地域でできる対策を講じることが重要」と、訴えました 今年もヒーローが集結 IWATEハチマンタイダイナマイト 今年で8回目となるIWATEハチマンタイダイナマイトが9月11日、市さくら公園で開催されました。  催しには、岩がんじゅごしん鷲護神ハチマンタイラーや鉄神ガンライザーなど、7団体のご当地ヒーローが出演。会場には「ゆるキャラ」も登場し、家族連れの子どもた ちは、一緒に記念撮影をするなどしてイベントを楽しみました。小林友春くん(5歳)=温泉郷=は「ヒーローに会えるのが楽しみ。ショーも早く見たいです」と目を輝かせていました。 隣県と合同で街頭活動 岩手県岩手警察署・秋田県鹿角警察署合同街頭活動  岩手と鹿角の両警察署は9月23 日、田山地区相沢橋と秋田県湯瀬ドライブインの両駐車帯で交通安全を呼び掛ける街頭活動を実施しました。  両県をまたぐ国道282号で、八幡平市民が鹿角市内で亡くなる死亡事故が発生したことから、今年から連携して街頭活動を実施。両県の警察署職員や交 通指導隊、安代地区交通安全協会、交通安全母の会などから約30人が参加し、ドライバーへ交通安全運動のチラシを配布して、注意喚起を促しました。 いろいろな仕事を体験 市立松尾中学校職場体験学習  松尾中学校2年生46人の職場体験学習が8月30、31の両日、市内の保育所や老人ホーム、ホテルなどで行われました。 市役所の広報作成の体験には、佐々木向日葵さん、立柳涼汰君が挑戦。2人はパソコンを用いて広報編集の作業をした後、市役所内の 各部署をまわって業務内容の説明を受けたり、疑問に思ったことを質問したりするなど取材に取り組みました。向日葵さんは「貴重な経験をすることができた。将来に生かしたいと思う」と、感想を述べました。 不自由を体験し育む心 平成28年度バリアフリー教室  国土交通省東北運輸局岩手運輸支局は9月9日、大更小学校4年生の児童61人を対象にバリアフリー教室を開催しました。この教室は、高齢者、障がい者 の介助や疑似体験を通じ、バリアフリーに関する理解を深めたり、お互いに助け合える社会の実現を目的に開催されました。参加した小学生たちは「補装具 を付けると高齢者が普段痛く、つらい思いをしていることが体験できた。これからは優しく接したい」と、思いやりの心を学びました。 名車・旧車ずらり並ぶ 第18回ノスタルジックカーin八幡平  第18回ノスタルジックカーin八幡平が9月20日、 市さくら公園で開催されました。  会場には、約160台の名車・旧車が集結。1960~1980年式の車が多く並び、各オーナーと車談義に花 を咲かせる人や初めて見る車を珍しがり記念撮影する人など、全国から集まった愛好家たちは車を通し て交流を楽しみました。当日はコンサートライブの開催や屋台の出店もあり、家族連れなど多くの人出でにぎわいました。 18ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 健康福祉課健康推進係 ☎・内線1084 健診(検診)は結果の活用が大事です ■健診(検診)結果を生活に生か しましょう。  健診(検診)を受診して、結果を受け取ってどのように感じられましたか?「異常なしだった ので安心!」「異常ありだったけど、何も症状がないし、去年と同じなので、まあいいか」「異常 ありだけど、精密検査は怖い」と、そのままにしていませんか。  健診(検診)は、現在の自分の健康状態を知って、自覚のない体の変化に気付くチャンスです。結果を参考に、受診が必要 な人は、医療機関を受診してください。併せて、毎日の生活習慣や食事、運動を見直し、自分の体を大切にしましょう。  「異常なし」の人も、数値の変化などをチェックし、自分の生活を振り返ってみてください。健康を維持し、元気な体を保つ ように、良い生活習慣を続けましょう。 ■11月7日は本年度最後の健診(検診)日です。  各種健診(検診)〔表1参照〕対象の人で、まだ受けていない人は、この機会をご利用ください。 ■脳ドック健診助成の申請について  脳ドック健診助成の対象者(市内に住所があり、平成28年4月1日で満40歳から60歳までの5歳刻みの人)で、健診を受診し、助成を希望される人は、10月31日が申請の締切日です。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 ☎・内線1103 つどいの広場においでください  「つどいの広場」とは、保育所に入所していない就学前の子どもと、保護者などの家族が気軽に集まって一緒に遊んだり、情報交換をしたりする交流の場です。市内には、2カ所の「つどいの広場」があります。  つどいの広場では、リズム遊びやお絵かき、工作など親子で楽しめる遊びのほか、栄養指導や育児相談なども行っています。予約は不要で、無料で利用できます。お気軽にお立ち寄りください。  詳しくは、各施設へお問い合わせください。   たからっこ広場 大更25-55-13大更・大更第二学童保育クラブ内(大更コミュニティセンター隣) 70-1771 毎週月・火・木・金・土曜日(祝日および年末年始を除く) 午前10時から午後3時まで 弁当持参可、水筒などの持参をお勧めします。 カンガルー広場 清水219 あしろ学童保育クラブ内(隣接するあしろ保育園の玄関から入ってください) 72-2431 毎週月・水・金曜日(祝日および年末年始を除く) 午前9時半から午後2時半まで 給食(300 円)を希望する場合は、3日前までにご連絡ください。 ※市ホームページでは、つどいの広場だより(毎月1回更新)を公開しています。利用の様子や毎月の予定等を掲載していますので、ぜひご覧ください。 19ページ 地域おこし協力隊だより 安比高原の「中のまきば・奥のまきば」をご存知ですか?  安比高原といえば、ペンション・ホテル・スキー場などをイメージされる人が多いと思います。私もつい昨年ま では、リゾートとしての安比高原しか知らずにいました。  私は今年の6月から地域おこし協力隊に就任し、ほとんど毎日、安比高原に足を運んでいます。リゾートエリアを通り抜けて坂道をぐんぐん上り「ブナの駅」と表示された案 内標識を左に曲がると、突然見晴らしがよい「中のまきば」という場所に着きます。   30年程前までは、この広大な森林と天然野芝の草原で牛馬の放牧が盛んに行われていました。人は木を伐って薪まきや漆器として利用し、木を運ぶ 牛や馬が伸びる草木をはむことで草原が広がり、ブナの森の木陰で暑さや虫や雨風から身を守りました。  山や森で木々が繁茂し過ぎて荒れることなく、自然にも動物にも人にも良いバランスが保たれていました。美しく豊かな安比高原の自然環境 は、そうして何世紀も自然と動物と人とが共存して、今もここにあるのです。  40代以上の地元の人は「安比高原は本当に見渡す限りの草原で、もっときれいだった」 「遠足や家族同士でよく訪れたよ」と教えてくれました。さらに60代、70代以上の人からは「夏の間に何百頭も牛馬を放牧していたものだ」「うちでも馬を使って働いていたよ」 と、今も息づく思い出を語ってくださいます。ぜひ当時の写真を拝見したいです。  時代や生活が変化し、働く牛や馬が日常から姿を消し始め、放牧が盛んでなくなると、安比高原は森林が広がり、野芝の草原は樹々や笹で覆われ、どんどん狭くなりました。  私が事務局として働く「安比高原ふるさと倶楽部」では、自然と共に育む文化・先人からの遺産を守り、次の世代へつなげるための活動を行っています。 安比高原ふるさと倶楽部イベント案内 ◆まきばの草刈り 日時 10月19日水曜から25 日火曜までの午前9時から午後4時まで  ※午前や午後だけ参加することもできます。 ◆エコツアー&外来種駆除 日時 10月25日火曜▶エコツアー=午前10時から正午まで▶外来種駆除=午後1時から3時まで。 ◆野焼き祭り 日時 10 月30 日日曜から31日月曜までの午前9時から午後3時半まで ※昼食は事務局で準備します。 ◎申し込みは事務局(☎ 090-8612-4499)阿部まで 20ページ 博物館だより 絵図の企画展の見どころ 八幡平市に魅入る  市博物館では、絵図を見て魅力を感じ取る企画展「絵図で見る八幡平市の今昔」を開催中です。今号より『西根編』『松尾編』『安代編』の3回に分けて、それ ぞれの地域の特徴などについて紹介していきます。  初回は西根編です。この地区の絵図は、ほとんどが明治時代に描かれており、所有者名のほかに田や畑などの広さが細かく描かれています。これは、石こくだか高を正確に把握するためだと思われます。  当時の大更は、水量が多く肥沃な土地を生かし、藩政期に御側新田(藩主の直轄地)として開発され、当時の大更は、水量が多く肥沃な土地を生かし、藩政期に御側新田(藩主の直轄地)として開発され、 生産性の高い良質な水田が広がっていました。南部藩の財政を下支えしていた歴史があるからこそ、明治に描かれた絵図にも表れているのかもしれません。 ◆絵図の注目資料、北海道を描いた「蝦夷地図」 注目して頂きたい資料として『蝦夷地図』があります。江戸時代に 制作された『蝦夷地図』は、まだ正確に測量す る技術がなかったため、現在とは全く異なった形をしている点が非常に興味深いです。 当時の人々の「未開の地を解明しよう」という知的好奇心も感じることができます。 講演会「絵図で見る八幡平市の今昔」 ■開催日 11 月3日木曜日祝日 ■時 間 午前10 時から11 時半まで   事前に申し込みが必要です。詳しくは博物館までお問い合わせください。 図書館だより 読書の秋を始めませんか 図書館へようこそ~親子お話会~  市立図書館では、未就学児と保護者を対象とした親子お話会を開催します。親子で絵本を楽しむ読み聞かせのヒントを紹介します。どなたでも参加できますので、お気軽に来館ください。 ▶期日 11月6日日曜日 ▶時間 午前の部 午前10時半から11 時半まで     午後の部 午後1時半から2時半まで ▶講師 盛岡誠桜高校子ども未来学科講師 附田清子さん(八幡平市在住) 第70回読書週間が始まります 標語「いざ、読書。」  読書の秋、図書館で新しい本と出 会ってみませんか。 ■期間 10月27 日木曜日から11月9日水曜日まで ◆おすすめ新着絵本の紹介 ◎『さけのかけごえどんどこせ』 作:菅原たくや 出版:文化出版局  岩手在住の作者が手がけた絵本。さけたちは4年の間、世界中の海を泳ぎ回って成長します。そして、いよいよふるさと の川に帰るときがきました。さけたちは掛け声を上げながら海から川へ泳いで行きます。「ちろりろ ちろりろ どんどこせ」 ◎『しろくまちゃんのほっとけーき』 作:もりひさし、わだよしおみ、わかやまけん 出版:こぐま社  こぐまちゃんシリーズから「てんじつきさわるえほん」が登場しました。点字と特殊な隆起印刷で、目の見えない人も見える人も 一緒に楽しるバリアフリー絵本です。 21ページ よろこびおくやみ(8月届け出分) ◎男の子 髙橋 篤永(政孝・沙也香/南平笠) 田村 心悠(翼・優季/両沼) 伊藤 蓮之助(宏晃・友絵/雇用促進(西根)) ◎女の子 野中 あやめ(邦仁・真理子/山後) 髙橋 双葉(達矢・德/寄木新田) 村木 柑南(洋和・明日香/小福田) お幸せに 齊藤 大泰  /下町三区 早坂 セリカ /滝沢市 安らかに 立花 勘一   64歳 細野 立花 シゲ   84歳 細野 松村 トキヱ  87歳 山後 小笠原 タキ  100歳 松尾 吉田 敬    91歳 南平笠 安保 友吉   80歳 上町 遠藤 武白   88歳 松川 八重樫 ノリ  97歳 新興矢神 工藤 カツミ  93歳 中村 種市 タマ   97歳 五日市1区 小山田 キヱ  95歳 五日市2区 髙橋 武志   77歳 北寄木 畑 万紀子   65歳 畑 村上 善治   88歳 中村 高橋 スヱ   93歳 下町一区 工藤 リヱ   92歳 北村 鈴木 智    75歳 温泉郷 齊藤 仁一郎  87歳 日瀬通 ■人口の動き【8月31日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区    16,232人(3人減) 6,294世帯(8世帯増) 松尾地区 5,935人(15人減) 2,340世帯(4世帯減) 安代地区    4,644人(7人減) 1,867世帯(1世帯増) 合計 26,811人(25人減) 10,501世帯(5世帯増) 男性 12,913人(6人減) 女性 13,898人(19人減) 出生8人 死亡26人 転入23人 転出30人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年の数 項  目 8月 1月からの累計 人身事故 4件(9) 22件(35) 物損事故 50件(47) 283件(336) 負傷者 5人(12) 29人(41) 死者 0人(1) 2人(3) 飲酒運転 0人(1) 0人(4) 火災 0件(0) 8件(4) 救急 100件(127) 801件(854) №133 広報クイズ 10月13日号の問題 「地熱発電の日」は何月何日でしょう? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎ 応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、 年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見な どを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にいたします。 ◎ 応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」  ☆はがき〒028-7397(住所不要) ☆FAX:74-2102 ☆メール:kizai@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入 力、右上のQRコードを読み込むことで、宛て先の入力を省略できます) ◎応募期限 10月31日㈪消印有効 ◎第132回の正解 農と輝 つなげよう未来へ 八幡平の火 ▶応募者9人 ▶正解者7人 ▶当選者 小野寺幸子さん(野駄)、田村フミさん(野駄)、久世教枝さん(柏台) 22、23ページ お知らせ 一定面積以上の土地 取得時には届け出を  市内で一定面積以上の土地を取 得した場合は、国土利用計画法に 基づき、契約日から2週間以内に 市役所への届け出が必要です。 ■届け出が必要な土地取引の面積  ▶都市計画区域内の場合…5,000 平方メートル以上▶都市計画区域外の場 合…10,000平方メートル以上 ※一団 の土地である場合、土地の面積の 合計が上記の面積以上となる場合 も対象となります。  詳しくは、市役所企画財政課地 域戦略係(☎・内線1209)まで。 自然保護考える講演会 口笛演奏も披露します  市芸術文化協会松尾支部では、 文化講演会を開催します。講座の テーマは、「ちょこエコから始ま る自然保護」です。 ■日時 11月13日日曜日午後1時半 から3時半まで ■場所 松尾コミュニティセン ター ■講師 県地球温暖化防止活動推 進員 高橋良よしかず和さん  詳しくは同会松尾支部事務局 (☎76-4655)田村まで。 市職員看護師の 採用試験を実施  29年度採用予定の市職員(看護 師)の採用試験を実施します。 ■応募資格 昭和60年4月2日 以降に生まれ、看護師免許(29年3 月末取得見込みを含む)を持つ人 ■試験日 11月24日木曜日 ■試験会場 市国民健康保険西根 病院 ■申込期限 11月4日金曜日必着 ■申し込み方法 受験申込書に必 要事項を記入し、市役所総務課に 提出してください。  受験案内と受験申込書は、市 ホームページ(http://www. city.hachimantai.lg.jp/cat49/ post_2157.php) からダウンロー ドするか、市役所総務課、西根・ 安代両総合支所にあります。郵送 で資料請求する場合、封筒に「職員 採用試験案内請求」と朱書きし、 82円切手を貼った宛先明記の返 信用封筒を同封して、市役所総務 課(〒028-7397八幡平市野駄21- 170)にお送りください。  詳しくは、市役所総務課(☎・内 線1231)まで。 介護職員初任者研修 参加してみませんか  社会福祉法人みちのく協会では、 介護職員初任者研修(ホームヘル パー2級養成研修)を行います。 ■開催期間 11月7日月曜日から平成 29年2月17日金曜日まで全22回開催 ■場所 特別養護老人ホーム富士 見荘 ■受講料 6万円(テキスト代・ 受験料などを含む) ■申込期限 10月31日月曜日  詳しくは、同施設(☎78-2455) 工藤、大金まで。 薬物依存症やうつ病の 対応方法学びませんか  県精神保健福祉センターでは、 薬物依存症やうつ病の治療を受け ている人の家族を対象に、その対 応法を学ぶ教室を開催します。 ◎薬物依存家族教室(全て木曜日) 10月20日、11月17日、12月15日、 平成29年1月19日、2月16日、 3月16日 ▶時間 午前10時から正午まで ▶申込期限 各回の前日 ◎うつ病家族教室(全て木曜日) 10月27日、11月24日、12月22日、 平成29 年1月26日、2月23日 ▶時間 午後1時半から3時半まで ▶申込期限 10月20日木曜日 ■場所 県福祉総合相談センター (盛岡市本町通3-19-1)  詳しくは、県精神保健福祉セン ター(☎019-629-9617)まで。 生活支援ハウス居住部門 利用の申請を受け付け中  市は、一人暮らしなど自宅での 生活に不安のある要援護高齢者を 一時的に施設で居住し支援する 「生活支援ハウス居住部門」の冬期 間の利用申請を受け付けています。 ■受付期間 10 月20 日木曜日まで ■受付場所 市役所健康福祉課高 齢福祉係または安代総合支所 ■利用期間 11月1日火曜日から平 成29 年4月30 日日曜日まで ■利用場所 市生活支援ハウス (小柳田210-1) ■利用料 年金など前年の収入に 応じて費用負担があります。  詳しくは、市役所健康福祉課高 齢福祉係(☎・内線1096)まで。 長期療養をしながら就職 職業安定所が支援します  ハローワーク盛岡では、がん、 肝炎、糖尿病などの長期療養をし ながら就職支援を希望する人に対 し、専門の就職支援ナビゲーター を専門相談部門に配置し、マン ツーマンで就職支援をしています。  また、出張相談も下記のとおり 実施していますので、ご利用くだ さい。 ■出張病院 岩手医科大学附属病 院「医療福祉相談室」がん相談支援 センター(盛岡市内丸19-1) ■出張相談日 毎週水曜日の午後 1時から4時まで  詳しくは、盛岡公共職業安定所 (☎019-624-8904)まで。 いわて花巻空港の 下期ダイヤが改正  いわて花巻空港の平成28年度 下期ダイヤが、10 月30日日曜日に改正 されます。 ■28 年度下期ダイヤの便数 ▶札幌線(JAL) 1日3往復 ▶名古屋線(FDA) 1日4往復 ▶大阪線(JAL) 1日4往復 ▶福岡線(JAL) 1日1往復  詳しくは、県空港利用促進協議 会事務局(☎ 019-624-6330)まで。 10月15日から21日まで 違反建築防止週間です  県では、違反建築防止週間に合 わせ、建築の公開一斉パトロール を10月18日火曜日に県下全域で実施 します。  また、この週間中は、建築に関 する相談所を設置します。 ■相談所 ▶県県土整備部建築住 宅課(☎019-629-5935)▶盛岡広域 振興局土木部(☎019-629-66 50)  詳しくは、市役所建設課建築係 (☎・内線1305)まで。 ひとり親家庭を対象に 無料の法律相談を開催  (一社)県母子寡婦福祉連合会で は、弁護士による無料法律相談を 開催します。 ■日時 11月15日火曜日午前10 時か ら午後3時まで ■場所 西根地区市民センター ■対象者 ひとり親家庭の親御さ んなど(母子家庭の母、父子家庭の 父、寡婦) ※離婚を考えている人 の相談も受け付けます。 盛岡山友会創立30周年の 記念講演会を開催します  盛岡山友会では、同会創立30 周 年を記念して講演会を開催します。 ■日時 11月8日火曜日午後6時45分(午後6時開場)から8時半まで ■場所 いわて県民情報交流セン ター(アイーナ)7階 小田島組☆ほ〜る ■入場料 700円(前売り500円)  ※高校生以下は無料 ■講師 版画家 阿部陽子さん (岩手の山150 の著者)  チケット購入方法など詳しくは 盛岡山友会(☎090-4318-5128)中 村または、同会ホームページ (http://www.geocities.jp/ morioka_sanyukai/)をご覧く ださい。  詳しくは、同連合会(☎019- 623-8539)まで。 改正育児・介護休業法 平成29年1月から施行  平成29 年1月から「改正育児・ 介護休業法」等が施行されます。  詳しくは厚生労働省ホームペー ジ(http://www.mhlw.go.jp/ s t f / s e i s a k u n i t s u i t e / bunya/0000130583.html)をご覧 になるか、岩手労働局雇用環境・ 均等室(☎ 019-604-3010)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食セン ターでは、調理した給食の放射性 物質を測定しています。  【西根】9月14日【安代】9月21 日測定で、放射性物質は検出され ませんでした。内容は、市ホーム ページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食セ ンター(☎70-1117)まで。 おわびと訂正 広報はちまんたい9月8日号(№251) の17㌻『よろこび・おくやみ』の「健やか に」の記事で、女の子の欄に「竹田  結ゆいと翔」くんを掲載しましたが、正しくは 男の子でした。おわびして訂正します。 24ページ ▪編集後記 ▽平舘学童の受け身教室の取材に 行きました。私は昔、柔道スポーツ 少年団で柔道を少しやっていたこ とがあり、子どもたちが受け身の練 習をしている姿を見てとても懐か しく思いました。受け身を覚える と、転んでも自然に頭などを守る動 作をとります。3歳の息子が転んで 頭を打つ度に、いずれは息子にも柔 道の受け身を教えなければと思い ました。           竜 ▽いよいよ待ちに待った国体本大 会が開幕となり、この後記を書い ている最中にも熱戦が続いていま す。競技においては、広報でこれま で追っ掛けていた市内出身選手の 奮闘ぶりを間近にし、自分のこと のように1戦1戦手にカメラと汗 を握りながら見守っていました。 ▽市内開催5種目の正式競技を全 て観ることができたわけではない ですが、実際に観戦に行った人や サポーターズの人から各競技の様 子などを聞くことができ、写真な どを通してその場の雰囲気を感じ 取っています。取材で会場を回る と、戦う選手たちもさることなが ら、本当にたくさんのスタッフが 駆けずり回りながら、この一大イ ベントが作り上げられているんだ なと実感しました。その中に私も 参加していることを誇りに思いま す。今この一瞬一瞬はみんな大変 だけれども、やり終えた時の充実 感は大きいはず。2月の冬季大会 も含めて、完全国体に携われたこ と、貴重な経験ができたことを幸 せに思います。       沙