農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい No.241 Apr. 2016 1ページ 3年間の思い出胸に 旅立ちの時(3月12日、安代中学校卒業式) 主な内容    平成28年度施政方針 ……………… 2~5ページ  平成28年度一般会計予算 ………… 6~7ページ  平成28年度組織機構と人事異動 ……… 8~12ページ 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会スキー競技会フォトリポート …… 16~19ページ 2~5ページ しあわせ感じるまちづくり目指し 平成28年度市議会第1回定例会 施政方針  平成28年市議会第1回定例会が、2月25日から3月25日まで、市議会議事堂議場で開かれました。議会初日には、田村正彦市長が28年度の施政方針について述べました。その一部を抜粋して紹介します。  本市は、平成27年9月1日に合併から10年という節目の年を迎えました。11月3日には、市合併10周年記念式典を開催し、これまでを振り返るとともに、さらなる飛躍を遂げるため、決意を新たにしたところでございます。  28年度は、昨年末に策定した市総合戦略を本格的に推進する年となりますが、しごとを創り、移住・定住の推進を図り、結婚や子育て環境の充実を図るとともに、安心で安全な地域づくりを目指して、人口減少対策に果敢に取り組む所存であります。  また、新たな総合計画によるまちづくりも始まります。「農と輝の大地」を引き続き市の将来像と定め、「ともに暮らし、しあわせ感じる八幡平市」実現のため、各種施策の推進に努めます。  第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会スキー競技会は、大勢の選手・監督、役員をお迎えし、無事に終了いたしました。大会運営については、関係者の皆さんや平舘高校の生徒、国体サポーターズの皆さんなど多くの方々からご協力・ご支援いただきました。あらためて感謝申し上げます。  10月の本大会に向けては、大会開催の機運醸成に一層努めるとともに、関係機関や団体と連携を図りながら、万全を期して準備を進めてまいります。  以下、28年度の主な施策と主要事業の概要を、新たに策定した第2次市総合計画基本構想に掲げる基本目標に沿って、申し上げます。 1.未来への希望にもえるまちづくり 八幡平市に住んでよかったと思えるまちづくりを目指し、子育て支援、定住・移住の促進を積極的に推進するとともに、持続可能な地域コミュニティの形成のために、2つの施策に取り組みます。 ❶住んでしあわせを感じるまちづくり ▼定住対策 移住体験ツアーや短期居住体験、空き家情報の収集と提供に取り組み、移住・定住の促進に努めます。 ▼地域おこし協力隊 7人の任用を見込んでいます。隊員の経験を生かし、地域振興に結び付けるとともに、任期満了となる隊員の起業支援などに取り組みます ▼起業志民プロジェクト 27年度は、ITで起業を目指す若者を全国から集めてプログラミング講習などを実施。この取り組みで、IT企業子会社の市内での立地が見込まれていますが、引き続き起業家の育成・支援に取り組みます。 ▼八幡平市版CCRC構想(生涯活躍のまち構想) 都市部などから移住した元気な高齢者が、地域で積極的に就労したり、社会活動に参画したりするなど、健康で活動的な生活を行うことができる仕組みづくりに取り組みます。 ❷安心して子育てができるまちづくり ▼家庭相談員 家庭相談員を1人増員して2人体制とし、子どもが健やかに成長できるように相談支援体制の充実に努めます。 ▼保育 0歳児などの受け入れ促進のため、私立保育園の定員拡大に伴う改築を補助するとともに、家庭的保育者研修会を開催。家庭的保育事業の立ち上げに取り組みます。また、低年齢児受け入れ拡大のため、老朽化が進む寄木保育所と松野保育所の統合・新築について検討します。 ▼予防接種 子どものインフルエンザ接種に加えて、おたふくかぜの予防接種に対しても助成。疾病予防の徹底と経済的負担の軽減を図ります。 ▼医療費助成 妊産婦医療の所得制限を4月から廃止。さらに8月をめどに子どもの医療費助成を中学生まで拡大します。 2.ともに学び働き、暮らし豊かなまちづくり 「農と輝の大地」の実現に向け、農林業・観光などの産業振興を図り、地域経済の発展による就業人口の定着と持続可能なまちづくりのため、5つの施策に取り組んでいきます。 ❶産業基盤として持続する農業の推進 ▼米の振興 飼料用米生産のより一層の周知と誘導に努めます。主食用米と飼料用米やホールクロップサイレージ(稲発酵粗飼料)など転作作物とのバランスがとれた作付け体系を推進します。 ▼新規就農者支援 市の新規就農者等支援事業と国の青年就農給付金制度を有効に活用し、新規就農者がいち早く自立した経営を開始できるよう関係機関の協力を得ながら、フォローアップに努めます。 ▼地域農業マスタープラン 各地域で作成されたプランを随時見直しながら、地域の人・農地問題の解決に努めます。地域の担い手への農地集積・集約は、農地中間管理機構を有効に活用し、農地の流動化を推進します。 ▼園芸振興 国の各種補助事業に取り組み、生産規模拡大や生産コスト低減に必要な農業機械の導入、施設整備などを支援。ホウレンソウについては、収穫機などの導入や利用拡大が見込まれる「ほうれん草センター」の機能強化を支援していきます。 ▼リンドウ 天皇杯受賞を契機として、JA新いわて八幡平花卉生産部会の販売目標額15億円の早期達成を目指し、国の委託事業を活用しながら、品種開発を加速。開発品種の海外での活用を推進し、市の産業振興につなげます。 ▼畜産振興 近年の肥育素牛の高騰状況が、地域ブランド「いわて八幡平牛」の生産に支障を来さないよう、市内産の子牛導入に対して支援していきます。 ▼農業農村整備 農業用の基幹水利施設などを継続的に使用するため、土地改良区などの関係機関と連携。計画的に整備を図ります。 ▼安比塗 ブランド力向上事業として、東京での見本市への出展や販路拡大事業を通じ、そのブランド力を向上させていきます。 ❷おもてなしの観光による交流人口の増加 ▼十和田八幡平国立公園八幡平地域編入60周年 本年は、同国立公園に八幡平地域が編入され、60周年という節目を迎えるとともに、8月11日には、新しい国民の祝日である「山の日」も施行されます。これを機に、八幡平国立公園協会などの活動と連携。岩手山、八幡平、安比高原、七時雨山をはじめとする優れた観光資源を全国に発信していきます。 ▼スポーツイベント 四半世紀の節目を迎える第25回岩手山焼走りマラソン全国大会を実施するほか、例年開催されているスポーツイベントを支援。ラグビーやサッカーなどのスポーツ合宿誘致を通し、スポーツのまち八幡平市として、全国に発信していきます。 ▼観光振興 旧松尾鉱山や鹿角街道などの歴史遺産をはじめ、グリーンツーリズムや地熱発電所などのエコツーリズムを加えたメニューの提案を行いながら、教育旅行・体験旅行の誘致に取り組みます。 ▼外国人旅行者の誘客(インバウンド) アジア地域を中心とした誘客を図ります。八幡平・安比スノーリゾートを海外にアピールするため、オーストラリアで開催される旅行博覧会に職員などを派遣し、新規の外国人旅行者の誘客も積極的に進めていきます。 ❸地元企業の発展と企業誘致の推進 ▼工業振興 企業立地促進事業費補助金の要件を緩和。既存企業を含む事業者が実施する設備投資への支援を拡充するなど、新規立地の促進、地元雇用の場の拡大に取り組みます。 ▼起業支援 地域内企業と公的研究機関や大学などとの共同研究による技術開発、企業間の取引・販路拡大につながる取り組みを促進するため、関係機関と連携し、支援を行っていきます。 ❹商業の拠点づくりと買い物支援 ▼商業振興 大更駅前線沿道整備土地区画整理事業が認可されたことから、事業の進捗状況を踏まえつつ、商工会や地元商店などと協議をしながら、ハード・ソフトの両面において大更商店街のにぎわいづくりを進めていきます。 ❺山林の保全と林業の活性化 ▼林業振興 高性能林業機械導入支援による生産コストの削減と作業路網整備を進めます。また、木質バイオマスエネルギーの利活用のため、森林整備事業に対するかさ上げ支援を行い、再造林、保育などの森林施業を推進します。 3.心身ともに健康で、活力に満ちたまちづくり 健康に暮らすということは、かけがえのない財産です。健康で長生きできるまちづくりや次世代を担う子どもたちが心身ともに健やかで活動できるまちづくりの実現のため、7つの施策に取り組みます。 ❶心も体も健やかに暮らせるまちづくり ▼「総合健診」「ミニドック健診」 健診日程の一部と脳ドック受診対象者の年齢、助成金額を見直し。健診受診後の結果説明会を開催します。また、30歳から39歳の国民健康保険加入者を対象に、基本健康診査を実施します。 ❷元気に長生き高齢社会の実現 ▼高齢者福祉 生活支援サービスなどの充実を図り、医療・介護・福祉が連携して高齢者を支える地域包括ケアシステムの構築を推進。認知症初期集中支援チームの設置準備や認知症カフェなどの支援体制の構築に力を注ぎます。 ❸地域を見守る福祉の推進 ▼障がい者福祉 障がい者の高齢化や高齢者の単身世帯の増加に対応するため、地域全体で支えるネットワークやシステムづくり、災害時における避難支援の態勢づくりに取り組みます。 ❹安心できる医療の充実 ▼医療 東八幡平病院の施設整備などに要する経費に補助金を交付します。西根病院の移転新築は、現在、基本設計の最終調整を行っています。本年度は、実施設計と開発行為に伴う用地造成を計画しており、事業の計画的な進捗に努めます。 ❺地域に根差した教育の充実 ▼学校教育 人としての生きる力「知、徳、体」を総合的に兼ね備え、未来を切り開いていくことのできる心身ともに健全な児童・生徒の育成を目指します。 ❻心豊かな人生を送る学習機会の充実 ▼生涯学習 生涯学習推進計画の基本方針の実現に向けて、各コミュニティセンターと連携しながら学習機会の提供に努めます。 ▼芸術文化振興 市芸術文化協会、各種団体と連携して、市民の芸術活動の促進を図るとともに、芸術祭などの展示・発表の機会を提供し、芸術文化の普及に努めます。 ❼スポーツ活動の推進 ▼体育振興 スポーツに親しむ環境づくりと、スポーツ少年団の育成に努めます。また、市体育協会と連携し、国体や県内大会で活躍する選手の育成に努め、ビームライフルなどの国体関連種目の教室を開催。競技の普及と国体に向けての機運の醸成を図ります。 ▼大会・イベント 29年3月に開催される第41回全日本マスターズスキー選手権大会の準備を進めます。また、関係機関と連携し、ラグビーW杯チームキャンプ地招致、東京オリンピックの事前キャンプ地招致活動を行っていきます。 4.自然をはぐくみ、景観にすぐれたまちづくり 本市の風光明媚な自然環境を保全するとともに、再生可能エネルギーの積極的な活用を図り、自然を愛し、守る豊かな心が培われたまちを目指すため、2つの施策に取り組んでまいります。 ❶自然環境、生活環境の保全 ▼環境衛生 環境基本計画前期行動計画が27年度で終了したことから、28年度から33年度までを計画期間とする後期行動計画に基づき、市民の健康で快適な生活環境の確保に努めます。 ▼県産業廃棄物最終処分場 今後、地域要望などへの支援を行います。28年度は、新小屋の沢配水池から椛沢地区への水道給水のための配水管整備に着手します。 ❷自然エネルギーの有効活用 ▼地熱発電 開所50周年を迎える松川地熱発電所の記念行事に協賛。また、事業者が行う地熱資源開発に対し、引き続き支援していきます。 5.ふれあいを大切にする、人情あふれるまちづくり 地域コミュニティのつながりを大切にするとともに、地域と行政が相互に協力・協調する協働のまちづくりを引き続き進め、地域に住む住民のぬくもりが感じられるまちづくりを目指します。 ▼コミュニティセンター 地域活性化の拠点として、さらなる活動の充実・強化を図るため、29年度以降の指定管理や市の支援の在り方について検討していきます。 ▼地域づくり一括交付金 昨年度に引き続き、国体を盛り上げる事業を行うための特別枠を設けるなど、市民の主体的参加による地域活動が一層推進されるよう支援します。 まちづくりの目標を支える社会基盤の整備と行政経営の方針 5つのまちづくり目標に向けた各種施策のほか、社会基盤・生活基盤の整備・維持を進めるとともに、行政改革や広域連携による行政運営に努めます。 ▼都市計画 都市計画道路大更駅前線と大更駅西口駅前広場の用地買収や補償契約、工事を進めるとともに、大更駅自由通路や駅舎整備事業、東口駅前広場整備に向け、用地測量・用地取得を行います。 ▼市営住宅 長寿命化計画に基づき、良好な居住環境確保のため、市営町裏住宅2棟4戸の建て替えを実施します。 ▼地域公共交通 少ない負担で市内を移動できる総合交通ネットワークの構築に向け、生活拠点を結ぶ地域内幹線交通の導入やコミュニティバス運行の見直しなどを検討。コンパクトなまちづくりや観光振興と連携した交通拠点づくりに取り組んでいきます。 ▼道路整備 市道山子沢支線の事業完了、市道森合線外1など10路線を継続して実施していきます。新規には、市道新時森線など3路線の実施設計・道路概略設計に着手。田山スマートインターチェンジ、市道沢口線の流雪溝は、今後の整備を検討する構想調査などを実施します。 ▼除雪対策 各地区の実情に応じた除雪体制により、車道および歩道の除雪を実施します。また、ドーザと融雪剤散布車を購入します。 ▼水道事業 小屋の沢水源を活用した統合事業を継続し、引き続き管理棟と配水池の建設を実施します。 ▼下水道事業 公共下水道事業の西根地区管渠整備を継続して実施。地方公営企業会計への移行に向けた固定資産調査業務に着手します。 ▼災害に強いまちづくり 各地域の防災懇談会での意見や災害時の危険箇所を記載した防災マップの作成を行います。土砂災害危険箇所は、県の基礎調査結果を基に住民説明会などで情報を提供。警戒区域の指定を進めながら、近年多発する自然災害の予防と災害時における避難行動に役立てます。また、防災行政無線をデジタル方式に移行するための実施設計を行います。 ▼消防団 消防団員、消防吏員の経験者を対象とする機能別消防団員制度を創設し、市民の生命と財産を守るため、万全を期していきます。 ▼交通安全 昨年の市内死亡事故4件のうち3件の犠牲者が高齢者であることから、関係機関・団体と連携し、高齢者への啓発活動を強化します。 ▼広域連携 盛岡市と盛岡広域各市町が結んだ連携協約に基づき、都市圏ビジョン策定を進めます。これまで連携して行ってきた企業誘致や消費者相談などの取り組みをさらに拡大し、圏域に新たな価値や魅力を生み出していきます。 ▼市行政改革大綱 第3次行政改革大綱を策定中です。これまでの成果を検証し、効率的で効果的な行政経営、市民に開かれた行政を目指し、積極的に取り組んでいきます。 ▼公共施設の管理 計画的に更新・統廃合・長寿命化を図るため、公共施設等総合管理計画を策定。29年度から導入される公会計制度に備え、土地、工作物などの固定資産台帳の整備を進めていきます。 ▼行政組織 部長制廃止に伴い、組織を再編。迅速で効率的な組織経営を目指すとともに、市民サービスのさらなる向上に努めていきます。 6、7ページ 平成28年度一般会計予算は 203億8,500万円  平成28年度の予算が、市議会第1回定例会最終日の3月25日に可決されました。一般会計の予算総額は、27年度予算と比較し、11億500万円(5.7%)増の203億8500万円で、合併後最大となります。今号では28年度一般会計予算の概要を紹介します。  一般会計の歳入と歳出の概要は、次のとおりです。 ■ 歳入  一般会計の歳入で最も多くを占めるのが、地方交付税の82億円(構成比40・2%)です。地方交付税は、これまでの実績などから、前年度に比べ2億円(2・5%)増額しています。  次いで多くを占めるのが市税で、固定資産税の減などを見込み、28億8441万円(14・1%)となっています。3番目に多い国庫支出金は、保育所等整備交付金の増などにより、前年度に比べ2億4521万円(11・8%)増の23億3175万円が計上されています。 ■ 歳出  歳出は、前年度に比べて大きく増減があった科目について説明します。  衛生費は、老朽化した簡易水道の小規模施設を統合管理するための配水池と管理棟建設工事の出資や民間医療施設建設補助などにより、4億4921万円(32・5%)増の18億3035万円となっています。  労働費は、前年度で震災等緊急雇用対策事業費補助金の制度が終了したため、4466万円(98・8%)減の53万円となりました。  商工費は、八幡平温泉郷引湯管と貯湯槽整備などにより、3億8739万円(71・6%)増の9億2838万円となります。  なお、地方債については、プライマリーバランスが黒字になる見通しです。実質公債費比率は、26年度決算で10・3%となっており、起債に県知事の許可が必要となる基準の18%を下回り、年々改善の傾向となっています。  市は、今後も財政指標を注視しながら、将来負担が過大にならないよう計画的な財政運営に努めます。  詳しくは、市役所企画財政課財政係(☎・内線1202)まで。 ■用語解説 ▼一般会計=市税や地方交付税を主な財源として、道路や水路の整備、福祉や教育など、さまざまな分野の事業やサービスを行うための会計。そのほかに国民健康保険などの特定事業を行うための特別会計や公営企業が行う企業会計(水道事業、西根病院)があります。 ▼プライマリーバランス=基礎的財政収支。地方債発行を除く税収などの正味の歳入と公債費(元金償還額分のみ)を除く歳出との収支 ▼実質公債費比率=地方債の償還金を標準財政規模で割ったもので、通常過去3年間の平均値をとります。 歳入のおおまかな内容 ▶市税=市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税 ▶繰入金=積立金の取り崩しや、ある会計から別な会計に繰り入れるお金 ▶地方交付税=所得税など国税から財政状況に応じて交付されるお金 ▶市債=建設事業などを行うために市が借りるお金 ▶国庫(県)支出金=特定の行政目的を達成するため、その経費に充てることを条件に国(県)から交付されるお金 歳出のおおまかな内容 ▶議会費=市議会の運営のために使うお金 ▶総務費=行政全般の事務に関する経費、財産管理などに使うお金 ▶民生費=障害福祉や高齢者・子育て支援、生活保護などに使うお金 ▶衛生費=予防接種、健康診断、ごみ処理などに使うお金 ▶労働費=雇用確保のための作業員賃金や委託費用など ▶農林水産費=農業や林業振興などに使うお金 ▶商工費=商工業の振興や観光イベントなどに使うお金 ▶土木費=道路補修や除雪、市営住宅管理などに使うお金 ▶消防費=消防署の経費の負担や消防団員の報酬、消防車両の購入などに使うお金 ▶教育費=小・中学生などの教育のために使うお金 ▶災害復旧費=公共土木施設などの災害復旧のために使うお金 ▶公債費=市債(借入金)を返済するために支払うお金 28年度新規事業の主な内容 事 業 名 内容【予算額(千円未満を四捨五入)】 ふるさと応援寄附金業務事業 ふるさと納税返礼品などの見直しを検討【60万円】 公共施設等統合管理計画策定事業 財政負担を軽減・平準化するため、公共施設などの全体を把握し、長期的視点で更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行う業務の委託【2,712万円】 経営委託部分林苗木購入費 関沢山国有林分収造林契約に係る苗木を購入【259万円】 定住情報発信事業 市への移住を促進するため、移住ツアーを実施し、魅力を発信【710万円】 再生可能エネルギー推進事業 先進地視察や地熱活用施設整備の検討を行い、施設整備工事を実施。地熱資源開発としてボーリング調査を委託【2億4,745万円】 空家対策事業 空家などの実態調査を行い、空家等データベースを作成【613万円】 臨時福祉給付金等給付事業 「簡素な給付措置」に対応する経費。市民税(均等割)の非課税者1人につき3千円、65歳未満の障害年金・遺族年金受給者は3万円加算【4,458万円】 保育対策総合支援事業費補助金 保育体制強化のため、保育士資格がない人を雇用(配膳、昼食準備、片付け、遊具消毒)した場合の支援補助金【324万円】 家庭的保育支援事業 家庭的保育を行えるよう研修会を開催するための経費【68万円】 保育所等整備補助金 杉の子保育園の改修工事に係る補助金【1億6,605万円】 子ども医療費助成費 児童に対する医療費助成を中学生まで拡大して実施【4,823万円】 東八幡平病院施設等整備事業費補助金 新病棟の増築と既存施設の改修にかかる建物建築補助【3億円】 米穀品質向上支援対策事業費補助金 新しい食味分析器の導入、データ処理パソコン購入を補助【210万円】 産地パワーアップ事業助成金 収益力強化に計画的に取り組む産地に対し、計画の実現に必要な農業機械のリース導入や施設の整備に係る経費などを支援【4,850万円】 市ブランド牛地域一貫生産緊急導入奨励事業 市で生産された和牛子牛を肥育農家が導入した際に助成【375万円】 小水力発電事業費補助金 松川土地改良区小水力発電事業実施への補助【1,080万円】 御在所地区観光施設整備事業 岩手北部森林管理署から借り受けている御在所地区トイレ駐車場敷地を取得。冬の山スキー拠点として活用するための経費【1,997万円】 次期最終処分場整備に伴う地域振興策事業 産業廃棄物処理施設整備における県の支援事業(市道新時森線、市道時森線外、市道椛沢線大橋橋りょう整備など)【5,600万円】 市営町裏住宅建設事業 既存の町裏住宅の解体4戸、建替整備2棟4戸を実施【1億2,346万円】 消防団員防火衣等購入費 各分団に3着の防火衣・防火帽・防火長靴・防火手袋を購入【1,979万円】 防災マップ作成業務委託料 自然災害に対応した防災マップを作成【635万円】 防災行政無線システム整備事業 デジタル無線に対応した防災行政無線の整備に向けての実施設計業務【1,286万円】 給水車購入事業 災害などによる断水事故発生時に給水活動を行う給水車を1台購入【1,540万円】 防犯カメラ購入費 子どもの安全を確保するため、小・中学校に防犯カメラを設置【290万円】 スクールバス購入費 安代地区スクールバスを1台購入【750万円】 大更小学校トイレ改修工事 大更小学校のトイレ改修工事【5,147万円】 西根地区小学校教育用パソコン購入費 西根地区小学校5校のパソコンの更新、タブレットの導入費用【2,553万円】 ラグビーワールドカップ等キャンプ地誘致事業 2019年ラグビーW杯のキャンプ地誘致に向けた活動経費【284万円】 全日本マスターズスキー選手権市実行委員会補助金 29年3月開催予定の同大会開催に係る補助金【250万円】 いこいの村岩手体育館照明改修工事 いこいの村岩手の体育館をLED照明に改修【1,392万円】 芝管理用機器購入費 ラグビーグラウンド整備用に乗用芝刈機2台を購入【1,501万円】 8~12ページ 平成28年度 行政組織機構と人事異動  市は、4月1日から行政組織機構を再編して、業務を行っています。今号では、再編の内容と4月1日付人事異動を掲載します。 4月1日からの行政組織機構改革の主な内容は次のとおりです。 ❶部制を廃止 ❷市長公室を再編し、企画財政課を新設 ❸防災安全課を新設 ❹農政課に安代総合支所土木林業課林業係を移管し、農林課に改称 ❺西根・安代総合支所の課を廃止 ❻松尾総合支所を廃止 ❼教育委員会事務局学校教育課を再編し、教育総務課と教育指導課を新設  各課の係などは、下表のとおりで、9ページからは人事異動を掲載します。 表 28年度行政組織機構 課名など 係名など 主な再編内容 企画財政課 秘書政策係 地域戦略係新設 広報広聴係 財政係 総務課 行政係 契約係 管財係 情報統計係市長公室から移管 防災安全課 地域安全係市民課から移管 消防防災係総務課から移管 地域振興課 地域振興係 市民協働推進係 スポーツ推進課 スポーツ推進係 国体推進室 総務企画係 競技式典係 宿泊輸送係 国体推進係 税務課 市民税係 資産税係 収納係収納管理係と収納整理係を統合 市民課 戸籍住民係 環境衛生係 国保年金係 清掃センター 斎場 地域福祉課(福祉事務所※)福祉総務係※ 生活保護係※ 障がい福祉係※ 児童福祉係※ 保育所 健康福祉課(地域包括支援センター)健康推進係 高齢福祉係※ 包括支援センター係※ 農林課(農業振興支援センター) 農政係農政係と農地整備係を統合 農業振興支援センター係 畜産係 林業係安代総合支所土木林業課から移管 花き研究開発センター 商工観光課 商工労政係 観光振興係 企業立地推進係 安代漆工技術研究センター 安比塗漆器工房 建設課 管理係 土木係 建築係 都市計画係 上下水道課 経理係 維持管理係 工務係 会計課 出納係 審査係 西根総合支所 地域振興係 市民福祉係 西根地区市民センター 安代総合支所 地域振興係 市民福祉係 土木林業係新設 田山支所 市民係 防災ダム管理所 田山スキー場 西根病院事務局 医療係 建設係 安代診療所事務局 事務係事務室から事務局に改称 田山診療所事務局 事務係 議会事務局 議事係 教育委員会事務局 教育総務課総務係 学事係 文化財係新設 教育指導課指導係 小・中学校 学校給食センター 西根地区学校給食センター 安代地区学校給食センター 図書館 博物館 選挙管理委員会事務局 監査委員事務局 農業委員会事務局 農地調整係 農業振興係 固定資産評価審査委員会 28年度市職員人事異動(4月1日付) 省略 13ページ NEWS&INFORMATION 西根中学校が「小さな親切」実行章を受賞  「小さな親切」運動県本部(代表・高橋真裕岩手銀行会長)から、西根中学校に同実行章が贈られました。  同校では、学年別に被災地の仮設住宅などを継続的に訪問。合唱などを披露し、交流を深めてきました。今回の受賞は、この継続的な支援活動に励んでいることが認められたものです。  伝達式は3月7日、同校で行われ、生徒代表の伊藤陽菜生徒会長(当時2年)が実行章を受け取り、「活動を通し、被災地の皆さんに元気になってもらい、うれしいです。今後も被災者の皆さんに寄り添った活動を続けていきたいです」と、決意を述べました。 100歳 おめでとうございます 泉山 チヱ さん 大正5年3月1日生まれ =平長=  泉山チヱさんへの長寿祝い金贈呈式が3月1日、特別養護老人ホームりんどう苑で行われました。  農作業などに励む傍ら、5人の子どもを育て上げたチヱさん。とても働き者で、外に出歩くことが好きだったそうです。若さの秘訣をご家族に伺うと「銭川温泉(鹿角市)に湯治に歩いていたからかな」と、笑顔で語ってくれました。 人権擁護委員に大森貞子さんが再任 人権擁護委員に、大森貞子さん(秋葉)が再任されました。任期は、4月1日から平成31年3月31日までの3年間です。  皆さんの暮らしの中での人権に関する悩み事や心配事などの相談に応じます。相談は無料で、秘密は守られます。  相談日など詳しくは、市役所市民課戸籍住民係(☎・内線1062)まで。 東北電力盛岡営業所とユアテック盛岡営業所からLED防犯灯が寄贈される  2月29日、東北電力㈱盛岡営業所(佐竹吉哉所長)と㈱ユアテック盛岡営業所(小山田一則所長)から、市に発光ダイオード(LED)防犯灯8基と取り付け工事一式が寄贈されました。  贈呈式は、市役所で行われ、佐竹所長が「安心・安全なまちづくりに役立ててほしい」と伝え、田村市長に目録を手渡しました。  寄贈された防犯灯は、八幡平温泉郷に設置します。  義援金ありがとうございます (2月29日までの受け付け分) ◆銀行振り込み(表記は通帳記帳のとおり) ▽1万8209円 八幡平クラシックカー同好会 14ページ 教育振興運動推進大会を開催 平成27年度三行詩入賞者の表彰も行われる  多様な体験で心豊かに 27年度市教育振興運動推進大会が2月27日、松尾コミュニティセンターで開催されました。  大会には、市民の皆さんや関係者ら約300人が出席。始めに、平舘高校生徒会執行部と家庭科学科の皆さんが、生徒会活動の紹介や27年度に県立博物館と共同で行った鹿鳴館ドレスの製作活動などについて発表しました。  平舘高校の発表に続き、大更実践区の両沼、五百森実践班と平舘実践区の堀切実践班が、各班の教育振興運動を紹介。各班で実施した世代間交流や、ノーゲーム・読書週間などの活動を通じて得た成果と課題について発表しました。  発表について、盛岡教育事務所の山村淳社会教育主事は「さまざまな行事などを意図的に計画し、世代間交流を深めたり、メディアとの付き合い方を考えたりすることは素晴らしい活動。多様な体験をすることで心豊かな子どもに育つので、今後も活動を続けていってほしい」と、講評しました。 「三行詩」入賞者を表彰 同大会では「三行詩」入賞者の表彰式も行われました。「三行詩」とは、地域の生活の中で気付き、感じたこと、家庭での日常のやりとりから思い付いたことを短文で表現したもので、27年度は944作品の応募がありました。  表彰式では、市教育振興運動推進協議会の宮野朋士会長から入賞者に賞状と記念品を贈呈。その後、出席者が、自身の作品を朗読しました。  受賞者は、次のとおりです(敬称略、学年などは当時のもの)。 ◎平成27年度「三行詩」入賞者(銀賞以上) 【協議会長賞】 山本雪乃(田山小1年) ◆作品 あたらしい きょうかしょ わくわく せんせいに あてられて どきどき はじめてが いっぱい 1ねんせい 【小学校低学年】 ▼金賞 千葉美空(寄木小2年)▼銀賞 工藤柚佳(大更小1年)、高橋采希(寄木小2年)、高橋珠侑(柏台小3年) 【小学校高学年】 ▼金賞 勝又愛莉(柏台小6年)▼銀賞 遠藤登希(田頭小4年)、盛内日莉(同小4年)、髙橋葵(平舘小6年) 【中学校】 ▼金賞 泉山尚慶(安代中1年)▼銀賞 工藤ひかる(西根中1年)、畠山穣(同中1年)、髙橋愛美(同中1年) 【高等学校】 ▼金賞 髙橋空良(盛岡南高1年)▼銀賞 三須悠那(平舘高2年)、津志田祥稀(同高2年) 【市民】 ▼金賞 髙山薫(大更実践区)▼銀賞 田村悦子(田頭実践区)、安保美由樹(田山実践区)  なお、同大会では、27年度に活躍した市内児童・生徒の表彰も行われました。  受賞者は、次のとおりです(敬称略、学年などは当時のもの)。 ◎市教育委員会児童生徒表彰 【スポーツ部門】 ❖個人 石引彩菜(大更小5年)、遠藤愛美(田頭小6年)、澤口翔(田頭小6年)、伊藤光希(寺田小3年)、松浦和啓(西根第一中3年)、長内龍(西根第一中3年)、佐藤海渡(西根第一中3年)、山口ひかり(西根第一中1年)=相撲競技、森冬姫子(松尾中2年)=スキー競技、髙橋優実(松尾中2年)=テニス競技 ❖団体 田頭小相撲愛好会、西根第一中相撲部 ※27年度は、文化部門の該当者はありません。 15ページ 各課からのHOT LINE 市内2カ所に電気自動車急速充電器を設置  市は、国の次世代自動車充電インフラ整備促進事業と連動した『E‐OASISプロジェクト』を活用し、「道の駅にしね」と「物産館あすぴーて」に電気自動車急速充電器を設置しました。 ■利用時間 24時間 ■充電時間 最長30分 ■利用方法 合同会社日本充電サービス(NCS)や各自動車会社発行の充電カードが必要となります。料金はカードの発行元にお問い合わせください。  カードが無い人は、㈱エネゲート提供の「エコQ電」による利用が可能です。手続きの際は携帯電話、クレジットカードが必要となります。手続き方法は、充電器に記載されています。料金は、10分当たり180円(税込)です。  詳しくは、市役所商工観光課商工労政係(☎・内線1313)まで。 4月から入院時食事代が引き上げられます 国民健康保険と後期高齢者医療保険加入者の入院時の食事代が、4月から下表のとおり課税世帯のみ引き上げられます。  市民税非課税世帯や指定難病、小児慢性特定疾病児童などの入院時の食事代は、3月末までと同額に据え置かれます。  詳しくは、市役所市民課国保年金係(☎・内線1070)まで。 表 区分別の入院時の食事代   (1食当たり) 区分 3月末まで 4月以降 一般所得(市民税課税世帯)260円 360円 市民税非課税世帯 低所得Ⅱ210円※入院91日目から160円※4月以降の変更なし      低所得Ⅰ100円※4月以降の変更なし 各種スポーツ大会成績 (●内の数字は順位、学年などは大会当時のもの) ◎県スポーツ少年団空手道大会(盛岡市・県営武道館、2月14日) 【形】◇個人▽小学6年男子 ❸古川賛(市空手道スポ少) ▽中学2年女子 ❸松村茜音(市空手道スポ少) ◎ノルディックスキー世界ジュニア選手権(ルーマニア・ルシュノブ、2月22~26日) 【ジャンプ】▽男子個人 ❸小林陵侑(土屋ホーム、松尾中卒) ▽男子団体 ❸日本(小林陵侑ほか) ▽混合団体 ❻日本(小林陵侑ほか) ◎第89回全日本学生スキー選手権大会(2月24日~3月1日、秋田県・花輪スキー場ほか) 【女子】▽10㌔クラシカル ❷土屋正恵(日大1年、安代中卒) ▽5㌔フリー ❹土屋正恵 ▽15㌔リレー(5㌔×3) ❶日大(土屋正恵ほか) ▽ジャンプ ❷小林諭果(早大3年、松尾中卒) ◎ノルディックスキーW杯 ▽複合団体スプリント(イタリア・バルディフィエメ、2月26日)❼日本A【永井秀昭(岐阜日野自動車、田山中卒)ほか】 ▽複合個人第17戦(バルディフィエメ、2月28日) ❼永井秀昭 ▽複合団体(ドイツ・ショーナッハ、3月4日) ❹日本(永井秀昭ほか) ◎第87回宮様スキー大会国際競技会(3月3~6日、北海道・札幌市宮の森ジャンプ競技場ほか) 【男子】▽ジャンプ成年 ❶小林潤志郎(雪印メグミルク、松尾中卒) ▽成年複合 ❹永井健弘(盛岡市役所、田山中卒)❽柴草陽祐(平舘高職) 【女子】▽10㌔フリー ❽土屋正恵 ▽5㌔クラシカル ❻土屋正恵 ▽ジャンプ ❻小林諭果 ■おわびと訂正  広報はちまんたい3月3日号(№239)の各種スポーツ大会成績で、大会名および入賞者に誤りがありました。  おわびして次のとおり訂正します。 ▼三ケ田礼一杯第23回市ジュニアスキー選手権大会兼第20回安代ライオンズクラブ杯安代地区小中学校スキー大会は「三ケ田礼一杯第24回市ジュニアスキー選手権大会兼第21回安代ライオンズクラブ杯安代地区小中学校スキー大会」でした。 ▼同大会の女子大回転の小学4年から6年までの正しい記録は、次のとおりです。 【女子】◇大回転▽小学4年 ❶安保瑞希(柏台小)❷木元葵(田山小)❸伊東真菜(大更小) ▽小学5年 ❶工藤瑞歩(安代小)❷瀬川美羽(大更小)❸佐々木萌(安代小) ▽小学6年 ❶山口莉永(松野小)❷畠山一葉(安代小)❸八幡珠晏(田山小) 16~19ページ 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会スキー競技会フォトリポート 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会スキー競技会(スキー国体)が2月20日から23日までの4日間、本市で開催されました。  スキー国体の開催は、平成17年に旧安代町で開催された「安代りんどう国体」以来11年振りで、八幡平市としては初となります。  今号では、大会の様子などを写真と共に振り返ります。 ノルディックコンバインド成年男子Bで2位の永井健弘選手(左)と3位の永井陽一選手。弟の健弘選手は「入賞もうれしいが、地元開催の国体で兄弟でレースをできたことが何よりもうれしい」と語り、目に涙を浮かべました 岩手独自の取り組みとして、2010年バンクーバー冬季パラリンピックに出場した横沢高徳選手=矢巾町=がジャイアントスラローム競技のエキシビジョン滑走を行いました 大会期間中は雨や強風に見舞われながらも全種目をやり終えることができました 表彰会場には各県から復興へのメッセージが寄せられました 岩鷲護神ハチマンタイラーもそばっちと一緒に国体を盛り上げました 安代小学校、田山小学校の児童が会場に駆け付け、選手を応援しました 市内小中学校の皆さんから作成してもらったのぼり旗 ❶松川一の宮太鼓の演奏で開始式が開幕 ❷平舘高校生徒が大会や各県のプラカードを持ち選手団を先導 ❸選手団にはメッセージカード付きの安代りんどうのブーケが手渡されました ❹市内小学校の6年生児童がスティックバルーンを打ち鳴らし、選手団に声援を送りました ❺開始式には選手や関係者約2千人が出席 ❶❷地域の皆さんが作成した雪だるまがお出迎え ❸おもてなしコーナーでは、ホットドリンクなどが提供され、来場者の体を温めました ❹❺ボランティアで参加した平舘高校の皆さん。会場の環境整備などに励みました ❻❼競技運営のために役員や自衛隊の皆さんから多くの協力をいただきました ❽田山名物の「みそつけたんぽ」も大好評 会場の声 平舘高校2年(当時)畑 寿和 さん ジャンプ種目の会場に来るのは初めてです。テレビで見ていた迫力を生で感じることができました。ボランティアとして会場のごみ回収を行いましたが、来場者からの「ありがとう」の言葉がとても励みになりました。 福島県猪苗代町 本田 由里子 さん 雪が思ったよりも多く、驚きました。田山に来たのは、11年前の安代りんどう国体以来となります。安代りんどう国体の時にも出場した息子が、今大会で最後のレースになるかもしれないということで、応援に来ました。 表彰式に出席した県選手団の皆さん。笑顔で冬季大会を締めくくりました 選手や関係者には「安代未来を拓く女性会議」の皆さんが作成した安代りんどうのしおりが贈られました 冬季大会の男女総合得点では北海道が1位に輝きました 表彰式終了後、本県選手団から各県選手団へリンドウの花束が贈られました 冬季大会の勢いを本大会へ 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会は、スキー競技会の閉幕をもって終了しました(来年のスキー国体は群馬県白馬村で開催)。期間中、スキー競技会には、役員・選手・監督約1,800人、一般観覧者約3,700人が訪れました。また、延べ千人を超すボランティアの皆さんに大会運営を支えていただきました。  スキー競技の本県男女総合成績(天皇杯)は8位、皇后杯(女子総合成績)は13位。1月に開催されたスケート・アイスホッケー競技を合わせた冬季大会での成績は、天皇杯が4位、皇后杯は8位で本大会を迎えることになります。  本県開催の本大会は46年振りとなります。9月4日から会期前競技の水泳が始まり、10月1日から正式競技36競技を実施。冬季大会3競技を合わせた計40競技で、天皇杯を争います。  本市では、正式競技5種目(テニス、相撲、ライフル射撃、ラグビーフットボール、ゴルフ)とデモスポのオリエンテーリングが開催されます。冬季大会の成功を本大会につなげ、市の魅力を全国に発信できるよう、市民の皆さんのより一層のご協力をよろしくお願いします。 20、21ページ 話題ピックアップ 防災意識を笑いで伝播 第18回寺田コミセンまつり  第18回寺田コミセンまつりが3月12、13の両日、寺田コミュニティセンターで開催されました。  まつりでは、地区内サークルの舞台発表や創作物展示、屋台の出店などがあり多くの人でにぎわいました。  13日には、寺田喜劇団の団員約20人が、地区消防団活動と住民への防災に対する意識付けをテーマにした劇「赤色灯の絆」を公演。劇中の随所に笑いの要素を取り入れた団員たちの演技で、会場中は終始笑いであふれました。 未来の自衛隊員を激励 市自衛隊入隊(校)予定者激励会  市自衛隊入隊(校)予定者激励会が3月13日、市役所多目的ホール棟で行われました。  激励会には、市内出身の自衛隊入隊予定者を含む関係者ら約50人が出席。式典では、昨年入隊した先輩隊員から激励の言葉が送られたほか、入隊予定者を代表し、遠藤幸子さん(22)=土沢=が「八幡平市に生まれ育ったことに誇りを持ち、それぞれの目標に向かって前進し、皆さまから信頼される立派な自衛官になりたいです」と、決意を述べました。 志高く将来の貢献誓う 市自衛隊入隊予定者激励会  市自衛隊入隊予定者激励会が3月15日、市役所多目的ホール棟で行われました。  激励会には、市内出身の自衛隊入隊予定者12人のうち10人を含む関係者ら約50人が出席。式典では、陸上自衛隊岩手駐屯地の先輩隊員から激励の言葉が送られたほか、入隊予定者を代表し、伊藤仁志さん(19)=中松尾=が「さまざまな訓練や教育を受けて精進し、東日本大震災の復興に携わりたい」と、今後の目標を力強く語りました。 平笠裸参りを布で表現 三達屋珂悦さんが市に布絵を寄贈  3月3日、大更出身の布絵作家・三達屋珂悦(本名・伊藤達夫)さんから、平笠裸参りを描いた布絵が市に寄贈されました。  布絵は、第68回岩手芸術祭の工芸部門で部門賞を受賞した『塞の入り 〜南部歳時記「平笠裸参り」〜』。三達屋さんは「温かみのある布絵をぜひ皆さんにご覧いただきたいです」とあいさつし、田村正彦市長に布絵を手渡しました。寄贈いただいた布絵は、大更コミュニティセンターに展示されています。 生涯現役のまちへ一歩 CCRCシンポジウム  シンポジウム「八幡平市版CCRCの挑戦」が3月5日、西根地区市民センターで開催されました。  当日は、市内外から約150人が参加。県出身の小説家楡周平氏が「楽しい老後で何が悪い」と題し、自身の著書の紹介などを通して、高齢・過疎社会からの地方活性化をテーマに講演しました。そのほか、㈱三菱総合研究所の松田智生主席研究員が進行役を務め、田村市長らと市を生涯活躍のまちとして振興するための方策などを討論しました。 地域活性のため一助を 盛岡法人会八幡平地区3支部合同講演会  盛岡法人会八幡平市地区3支部合同経済講演会が3月7日、新安比温泉静流閣で開催されました。  講演会には、市内法人経営者など約50人が出席。鹿児島県対馬市島おこし協働隊の谷川ももこ氏が「害獣駆除を地域活性化策に」と題して講演を行い、地域づくりのヒントとなり得る自身のこれまでの活動を紹介しました。参加者からは「同氏のアイデアと行動力を自分の取り組みの参考にしたい」との声が聞かれました。 郷土食材と地酒に舌鼓 郷土の新酒と食のゆうべ~2016~ 「郷土の新酒と食のゆうべ~2016~」が2月26日、岩手山焼走り国際交流村で開催されました。  会には、市内外から約150人が来場。地酒「鷲の尾」や杜仲茶ポーク、八幡平サーモン、八幡平マッシュルーム、安比舞茸など市の特産物を使った料理がテーブルに並び、来場者の舌を楽しませました。また、ステージ上では、酒造りの際に歌われる「蔵人の唄」を㈱わしの尾の社員が披露するなどし、会場を一層盛り上げました。 すなっぷギャラリー 全校生徒で取り組む伝統の八幡平太鼓を披露する卒業生(3月18日、柏台小学校卒業式) 在校生が作ったアーチを抜けて校舎を去る卒業生(3月18日、寺田小学校卒業式) いわてまるごとおもてなし隊が台湾へのチャーター便をPRに市役所を訪問(3月14日) 限定のにごり酒や酒器などの販売が行われた酒と肴の器百選(2月28日、わしの尾母屋) 防災フェスタでは放水体験に人気が集まりました(3月6日、八幡平消防署) 22ページ 福祉NETWORK 介護のココロ 市地域包括支援センター 内線1093 盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステム 認知症の高齢者が道に迷い、家に戻れなくなることは、生命に関わることでもあり、家族にとっての心配事の一つです。  市は、認知症高齢者が行方不明になった際に早期発見できるよう「盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステム」に参加しています。 ◎盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステムとは?  高齢者の行方が分からなくなり、家族が警察へ連絡すると、即座に各関係機関(警察署、市役所健康福祉課、消防署など)へ情報が伝わる仕組みです。これにより、行方が分からなくなった高齢者の早期発見が期待されています。  このシステムを利用するには、事前の登録が必要です。登録に必要な申請書は、市のホームページから入手できます。本人の特徴や家族の連絡先、写真などを添えて、市地域包括支援センター(市役所健康福祉課内)へ提出してください。 ◎認知症高齢者と家族が安心できる地域づくりのために  家庭に認知症高齢者がいる場合は、家族だけで心配を抱え込まず、近所の知り合いやお店の人などに事情を説明しておきましょう。道に迷わないように引き止めてくれたり、万一の時は、情報提供してくれたり、助けてもらえたりすることがあります。また、盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステムにもぜひ登録してください。  システムの詳細や、高齢者について心配なことがありましたら、市地域包括支援センターへお気軽に問い合わせください。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 内線1102  保育所に入所していない児童でも 一時的にお預かりします  一時保育とは、市内保育所(園)に入所していない児童でも、保護者の冠婚葬祭や疾病、災害などで保育が困難なときや、保護者の育児に伴う負担を軽減するために、市内の保育所で一時的に児童を保育するものです。 ■対象児童 公立保育所は2歳児から。私立保育所は施設によって異なります。 ■時間 公立保育所は午前8時半から午後4時半まで。私立保育所は施設によって異なります。 ■利用料 公立保育所については右下の表のとおり。私立保育所は、施設によって異なります。料金をご確認の上、児童を預ける時にお支払ください。また、利用料以外に実費が必要な場合もあります。 ■申請方法 保育所へ直接申し込みください。 ※持ち物などについては、保育所にご確認ください。 ※利用人数や行事によっては、利用を制限することがありますので、ご了承ください。 ■一時保育を実施している市内施設 区分 施設名 児童の年齢 電話番号 公立 寺田保育所 2歳児から 77-2328 松野保育所 2歳児から 74-2715 寄木保育所 2歳児から 76-2020 柏台保育所 2歳児から 78-2002 田山保育所 2歳児から 73-2155 私立 東慈寺保育園 1歳児から 76-3236 森の子保育園 0歳児から 70-1880 杉の子保育園 3歳児から 76-3345 平舘保育園 0歳児から 74-2025 大更保育園 1歳児から 76-3526 あしろ保育園 0歳児から 72-2431 畑保育園 0歳児から 72-5511 ■一時保育の利用料(日額、公立保育所) 現住所 2歳児 3歳児 4・5歳児 市 内 2,000円 1,500円 1,000円 市 外 4,000円 3,000円 3,000円 ※年齢は4月1日現在の年齢です。公立保育所の利用料は、利用後に納付書を郵送しますので、指定の金融機関でお支払いください。 23ページ 2016希望郷いわて国体 そばっち通信 vol.11 市大会スローガン  きそえ つどえ かがやけ 農と輝の大地で 「クリーンアップ運動」に参加しませんか  希望郷いわて国体市実行委員会では、全国から市を訪れる皆さんをきれいなまちでお出迎えするための清掃活動「クリーンアップ運動」に協力いただける団体や企業を募集しています。  自治会や企業などで定期的に行っている清掃活動も、国体のクリーンアップ運動として活動できます。昨年から多くの皆さんのご協力で競技会場周辺などがきれいになっています。  クリーンアップ運動に参加いただく皆さんへのごみ袋や軍手は、市実行委員会で準備します。 そばっちクイズ  ○の中にはどんな文字が入るでしょう? 平成17年に旧安代町で開催された国体は「安代○○○○国体」 ■応募方法 クイズの答え・住所・氏名・年齢・そばっち通信の感想をはがきやファクス、電子メールで応募ください。正解者の中から抽選で3人にそばっちぬいぐるみ(約20㌢)をプレゼント。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。 ▶締め切り 5月2日㈪ ※提供された個人情報は、当該利用目的以外には使用しません。 ▶宛先 〒028-7397 八幡平市野駄21-170 八幡平市役所国体推進室 ▶ファクス 0195-74-2118 ▶電子メール jimukyoku@hachimantai-kokutai.jp 地域おこし協力隊だより(26) 今月の担当・松本篤英  一足早い春の訪れとともに、地域おこし協力隊員として3年目を迎え、私たちを取り巻く環境や制度も1年目からずいぶんと変わりました。  2年前に比べると、全国的に、自分のできることで小さく起業し、仕事を通して持続的に地域と関わり続けている他の地域の協力隊員のニュースや近況を目にしたり聞いたりする機会が増えてきました。  協力隊員の任期は3年です。私自身も卒業へ向けて昨年から場所づくりを始めたこともあり、Uターンをする人や県外からの移住者の方々の訪問がありました。また、これから何かを始めようとする人との情報交換をする機会なども増え、これまでの経験から学んだことを次の人たちへ渡していくことができるような仕組みづくりも考え始めました。  4月は新たな出会いの時期でもあります。今の場所をこれから出会うであろう新しい仲間が地域で活躍できるための語り場にもしていきたいと思います。 24ページ 博物館だより ミニシンポジウムを開催しました "安比塗"という文化資源を考える 市博物館は、3月3日にミニシンポジウム「"安比塗"という文化資源を考える」を開催しました。  同シンポジウムは、昨年5月から当館が県立大学と共同で行ってきた地域文化資源の研究の経過発表として実施。当日は同研究を進めてきた有識者や工芸品販売者が、おのおの安比塗について歴史や文化、商業的側面からの知見を基に講演を行いました。  参加者からは「漆器業を文化として誇る地域に住みながら、足元を知らないことが多い。もっと勉強してみたい」と本市の文化資源を見つめ直す機会になったとの声がありました。 『二人の愛した岩手山』展示期間を延長  3月31日に終了したトピック展『二人の愛した岩手山』は、好評につき展示期間を延長しています。  これまでに、来館者からは「石川啄木と宮沢賢治と岩手山をからませた視点がユニーク」「2人と市に関わりがあったことにびっくり」などの感想をいただきました。トピック展期間中に見に来ることができなかった人、もう一度展示を見たい人など、この機会にぜひ博物館へお越しください。展示期限は未定ですので、お越しの際は当館へご確認ください。 図書館だより こどもの読書週間が始まります たくさんの本と触れ合い親しもう  4月23日㈯から5月12日㈭までは『こどもの読書週間』です【主催:(公社)読書推進運動協議会】。  期間中の大型連休なども活用して、親子で読書に親しむ機会を持ちましょう。 ♦「新刊子どもの本を読む会」がおすすめする絵本を紹介  「新刊子どもの本を読む会」では、おすすめの絵本を紹介する小冊子を作成しました。同週間にも合わせてご活用ください。 子ども図書館まつりを開催します 市立図書館では、子ども図書館まつりを開催します。楽しいお話会や本の交換会などを予定していますので、ぜひ図書館に遊びに来てください。 ■日時 5月8日㈰午後1時半から3時半まで 図書館ボランティアを募集 市立図書館では、図書館の活動を支援するボランティアを募集しています。  主な活動は次のとおりです。活動に興味のある人は当館までお問い合わせください。 ▶本棚整理=毎週水曜日、午後1時から3時まで ▶本の修理=毎月第3木曜日、午前10時から午後3時まで ▶読み聞かせボランティア=毎月第2・第4土曜日、午後2時半から3時まで 25ページ よろこびおくやみ(2月届け出分) ◎男の子 佐々木 連(拓・良美/両沼) 工藤 宏介(淳・美佳子/両沼) 髙橋 蒼汰(雄太・佳織/中平笠) 玉懸 邦尊(邦皓・美紅/新町中央) 遠藤 忠茉(忠寿・友美/駅前二区) ◎女の子 橋本 結(敏・尚美/新町中央) 工藤 依風希(大輝・悠維/高宮) お幸せに 鳴海 健介/盛岡市 工藤 美奈子/間羽松 藤村 正/畑1区 釜澤 恵/盛岡市 小山田 涼/両沼 藤原 琴乃/間羽松 田村 弘和/仲町 大志田 知恵美/紫波町 田中 翔大/小福田 髙橋 亜也加/上町 安らかに 田村 泰三   76歳 笹目 伊藤 千恵子  49歳 高宮 安保 キヨ   96歳 田山上 小山田 清三  91歳 五日市1区 村井 トメ   82歳 堀切 石田 貞二   98歳 荒屋新町 関口 善八郎  91歳 柏台三丁目 伊藤 キミエ  67歳 山崎 井上 ミサヲ  89歳 共新 立柳 謙次郎  92歳 柏台二丁目 佐藤 喜徳   56歳 浅沢第1 山本 榮三郎  81歳 舘市 遠藤 一善   60歳 帷子 谷藤 レイ子  85歳 松尾 髙橋 ハルエ  84歳 松川 髙橋 ヨシ   95歳 柏台二丁目 武田 德左衛門 65歳 大石平 安保 隆則   68歳 野駄 坂井 トシ   93歳 山後 中条 和哉   81歳 柏台二丁目 松村 ヨシノ  86歳 下町一区 遠藤 洋子   64歳 中村 伊藤 シノ   100歳 南寄木 阿部 テル   81歳 駅前二区 浜田 輝幸   62歳 細野 佐々木 正徳  64歳 土沢 藤本 勝一   79歳 五日市4区 早坂 サツ   70歳 松久保 畠山 孫也   82歳 わし森 ■人口の動き【2月29日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 16,410人(10人減) 6,290世帯(4世帯増) 松尾地区 5,981人(10人減) 2,337世帯(4世帯減) 安代地区    4,731人(5人減) 1,871世帯(2世帯増) 合計 27,122人(25人減) 10,498世帯(2世帯増) 男性 13,055人(8人減) 女性 14,067人(17人減) 出生10人 死亡35人 転入42人 転出42人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年の数 項  目 2月 1月からの累計 人身事故 5件(4) 8件(6) 物損事故 44件(44) 102件(96) 負傷者 5人(6) 8人(8) 死者 0人(0) 0人(0) 飲酒運転 0人(1) 0人(1) 火災 4件(0) 4件(0) 救急 104件(114) 214件(235) №127 広報クイズ 4月14日号の問題 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」冬季大会の本県男女総合成績は何位? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」  ☆はがき〒028-7397(住所不要) ☆FAX:74-2102 ☆メール:kizai@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力、右上のQRコードを読み込むことで、宛て先の入力を省略できます) ◎応募期限 5月2日㈪消印有効 ◎第126回の正解 ルワンダ ▶応募者15人 ▶正解者15人 ▶当選者 佐々木瞳さん(大更)、高橋夢芽香さん(松尾)、羽澤政子さん(五日市) 26,27ページ お知らせ クマによる被害の 防止のため注意を  県では「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表しています。クマによる被害防止のために、次のことに気を付けましょう。 ■特に注意すること ▶入山地域のクマの出没情報を収集し、危険な場所には近付かない▶朝夕の時間帯の入山は避け、単独では行動しない▶鈴、笛、ラジオなど音のするものを身に付け、人の存在を知らせる▶もしクマに出合ったら、慌てたり、騒いだり、クマを刺激しない▶逃げる際は、背中を見せたり、走ったりせず、クマの動きを見ながら、ゆっくり後退する▶クマを引き寄せないために野山に生ゴミを捨てない  また、クマなどによる農作物被害対策として「電気牧柵」の設置が大変有効です。鳥獣被害防止を目的とした設置に対し、補助がありますので、設置を検討している人は、市にご相談ください。  詳しくは、市役所農林課林業係(☎・内線1339)まで。 風力発電事業に関する 住民説明会実施します   ㈱グリーンパワーインベストメント(東京)では、同社が計画中の稲庭田子風力発電事業に関する「環境影響評価方法書」についての住民説明会を開催します。 ■開催日程・場所 ▶4月20日㈬松尾コミュニティセンター▶21日㈭荒屋コミュニティセンター 両日とも、午後6時半から7時半まで  詳しくは、同社・堀(☎03-4510-2133)まで。 伝えたいこころの風景   あなたにもありますか  NHKBS-プレミアム「日本縦断こころ旅(2016)“春の旅”」【平日=午前7時45分から7時59分まで、火曜から金曜日まで=午後7時から7時29分まで放送】では、皆さまのこころの風景とエピソードをつづった手紙を募集します。 ■募集内容 ❶住所❷名前❸電話番号❹性別❺年齢❻思い出の場所・風景(国内に限る)❼思い出にまつわるエピソード ■県内編応募期限 5月9日㈪必着 ■応募方法 ▶番組ホームページ(http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/)▶ファクス(03-3465-1327▶郵送(〒150-8001 NHK「こころ旅」係 宛て) ■県内編放送予定日 6月13日㈪から17日㈮まで   詳しくは、NHKふれあいセンター【☎0570-066-066(ナビダイヤル)】まで。 農業の新たな時代担う 経営者育てる学びの場 いわてアグリフロンティアスクール運営協議会では、28年度スクール受講生を募集しています。 ■対象者 県内居住の農業経営者・後継者・従事者、6次産業化に取り組んでいる人またはその支援者、農村地域活動に携わる人 ■応募資格 高等学校などを卒業し、農業または農業に関連する事業の経験を有すること ■開講期間 5月26日㈭から平成29年2月中旬まで(週1日、月3日程度) ■場所 岩手大学農学部ほか ■受講料 21,000円 ※現地研修などで必要になる経費は別途負担 ■応募期限 5月9日㈪  申し込み方法など詳しくは、同会事務局(☎019-621-6231)または、スクールホームページ(http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/iafs/index.html)をご覧ください。 盛岡広域ふるさと春まつり 来場をお待ちしております 盛岡地域地場産業振興センターでは「盛岡広域ふるさと春まつり2016」を開催します。 ■日程 5月3日(火・祝)から5日(木・祝)まで ■時間 午前9時から午後4時まで ■場所 盛岡手づくり村 ■内容 地場食品展、郷土芸能披露、震災復興支援企画など  詳しくは、同センター(☎019-689-2201)まで。 地熱発電事業の方法書 縦覧と説明会行います  安比地熱㈱では、市内に設置を計画している地熱発電所に関する環境影響評価方法書の縦覧と説明会を開催します。 ■縦覧期間 5月2日㈪まで【平日の午前9時から午後4時まで】 ■縦覧場所 市役所企画財政課、安代総合支所、田山支所、県庁、安比地熱㈱【田頭39-80-1】 ※同社ウェブサイト(http://www1a.biglobe.ne.jp/appi-ge/)では、方法書の概要を公開しています。 ■説明会 ❶4月19日㈫午前10時から(荒屋コミセン)❷同日午後6時半から(松尾コミセン)  詳しくは、同社(☎68-7332)まで。 地域の環境・防災活動を 牽引するリーダー目指せ  岩手大学では、地域を支える「エコリーダー」「防災リーダー」育成プログラムを開講します。 ■開講期間 5月14日から12月17日まで 全15回(隔週土曜日開講) ■対象 環境問題や地域防災に関心があり、その実践的な活動をけん引するリーダーとして活躍したい人 ■定員 各プログラム15人 ■受講料 無料 ■応募期間 4月18日㈪から5月9日㈪まで  詳しくは、同大学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コース内リーダー育成事務局(☎019-621-6447)まで。 燃えるゴミ臨時収集 連休中に実施します   市は、燃えるゴミの臨時収集と市清掃センターへの自己搬入受け付けを次のとおり実施します。 ■期日 4月29日(金・祝) ■収集地区 ▶西根地区=田頭・平舘・寺田▶松尾地区=松尾・野駄・畑・安比▶安代地区=舘市・田山・五日市 ■自己搬入受け付け時間 午前8時半から午後4時半まで  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(☎・内線1068、1069)まで。 交通事故や詐欺など 被害防止にご協力を ◎入学期の交通事故について  入学シーズンは、子どもが被害を受ける交通事故が多発します。地域住民が協力し、登下校時の見守り活動や通学路の危険箇所の点検に努め、事故を防止しましょう。 ◎特殊詐欺について  今年に入り、還付金詐欺・インターネット利用時のワンクリック詐欺などが多発しています。電話などで金銭請求があった場合、一人で対応の判断をせず、家族や警察に相談するようにしましょう。 ◎ハードロック運動を実施中  市内で住宅対象の侵入窃盗が発生しています。外出や就寝時、家の窓・玄関のドアなど施錠を必ず行いましょう。  詳しくは、八幡平幹部交番(☎76-2011)または岩手警察署生活安全課(☎62-0110)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質を測定しています。  2月17日・25日、3月3日・10日測定で、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(☎70-1117)まで。 28ページ キラリ輝人34 盛岡中央消防署 一日消防署長に就任 高橋 健太 君タカハシ・ケンタ 11歳 =椛沢= 平成17年生まれ。盛岡広域の小・中学生が対象の27年度防火ポスターで、最高賞の盛岡地区広域消防組合消防長賞を受賞。受賞者として3月6日に盛岡中央消防署長に任命され、火災防御訓練の指揮などを行った。平舘小学校5年(就任時は4年) 一日消防署長を 元気よく堂々と務める  「緊張したけど、大きな声を出し、うまくできたと思います」と、笑顔を見せるのは、盛岡中央消防署の一日消防署長を務めた高橋健太君。  健太君は、盛岡広域の小・中学生が応募した27年度防火ポスター702点のうち、最高賞の消防長賞を受賞。「火の怖さを出すための赤を塗るのに苦労しました」と語るように、ポスターには、赤々とした大きな炎が描かれています。  3月6日には、消防長賞受賞者として、盛岡中央消防署一日署長に就任。加藤彰盛岡広域消防組合消防長から辞令交付を受けた健太君は「明るく、元気よく、精いっぱい、一日消防署長を務めることを誓います」と、宣誓しました。  その後、盛岡市で行われた火災防御訓練にも参加。「消防署員でもあるスポ少のコーチから『堂々とやろう』と声を掛けてもらっていたので、そこを気を付けました」と、健太君。父親の芳昭さんは「制服の力かもしれませんが、立派に務めていたと思います」と、はにかみ、当時を振り返ります。  健太君は「消防署員の皆さんは優しい人で、テキパキと動く姿が印象的。訓練にも参加して、火の怖さを再確認したので、これからも気を付けたいです」と、防火意識を高めていました。 今月の表紙 3年間の思い出を胸に 旅立ちの時  市内小・中学校の卒業式が各校体育館などで行われ、卒業生が新たな道を歩み出しました。  安代中学校卒業式は3月12日に行われ、28人の生徒が校長から卒業証書を受領。式終了後には、卒業生と在校生がそれぞれ合唱を発表し、旅立ちに花を添えました。  なお、27年度の市内小・中学校の卒業生は、小学校が10校199人、中学校が4校197人でした。 ▪編集後記 ▽今年、孫が生まれ、おばあちゃんになりました。子育ての楽しさや苦労を思い出しながら、当時の周りの援助にあらためて感謝しています。こんな私に皆さんのお話もたくさん聞かせてください。福 ▽この度の人事異動で広報担当を離れることになりました。これまでの4年間、多くの方々のご協力と笑顔のおかげで広報を発行することができました。この経験を次に生かして、新しい仕事に励みたいと思います。本当にありがとうございました。    (佐々木) ▽市内小・中学校卒業式の取材にて。緊張の面持ちで入場してきた児童・生徒たち。式の進行につれあふれ出る涙を何度も拭う姿見て、思わず目頭が熱くなりました。旅立ちの光景を目の当たりにして、私も新年度への決意を新たに。 沙