農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい No.233 Dec.2015 1ページ 合併10周年祝い記念の合唱【11月3日、市合併10周年記念式典(関連2〜3ページ)】 主な内容 合併10周年の節目を祝う …… 2~3ページ 2、3ページ これまでを振り返り そして未来へ 合併10周年の節目を祝う 平成17年9月1日に西根町、松尾村、安代町が合併し、八幡平市が誕生してから、今年で10年を迎えました。市は、この節目を祝い、11月3日に合併10周年記念式典を挙行。これまでを振り返り、市勢発展のためにご尽力いただいた皆さんに感謝を伝えるとともに、市の新たな未来への第一歩を踏み出しました。  合併10周年記念式典は11月3日、市総合運動公園体育館で挙行されました。  式典には、県関係者や国会議員、県議会議員、近隣市町長のほか、友好・姉妹都市首長や市民の皆さん約600人が出席。10周年の節目を祝いました。  式典は、市民歌の斉唱で開幕。田村正彦市長が「さまざまな努力、議論を重ね、八幡平市が誕生し、市の将来像『農と輝の大地』をテーマに市政に取り組んできた。人口減少などの課題や、来年開催される岩手国体に向け、市民の皆さんと一体となって取り組み、市をさらに発展させていきたい。今後とも皆さんのご協力を賜りたい」と、あいさつしました。その後行われた表彰では、市勢発展に尽力いただいた特例功労者26人に、安比塗の表彰状が贈られました。  式典終了後は、旧安代町生まれの歌手沢田知可子さんの記念コンサートを開催。江間章子さんの作品「しぐれる山」を地元コーラスグループと合唱したほか、軽妙なトークと美しい歌声を会場内に響かせました。  同日は、27年度市民憲章推進大会と第18回少年少女の詩江間章子賞の授与式も開催されました。大会では、市勢功労者の表彰のほか、冬季五輪ノルディック複合団体の金メダリストで本市出身の三ヶ田礼一さんを講師に「スポーツを活用した地域づくり」と題した講演も行われました。  なお、合併10周年記念式典と市民憲章推進大会、第18回少年少女の詩江間章子賞の被表彰者は左のとおりです(敬称略)。  8月31日付けで、江間章子さんの長女のストロング・美保子さんが主宰する長谷川律記念財団(アメリカ・ルイジアナ州)から「江間章子賞の運営に活用してほしい」と、千㌦(当時レートで11万7270円)を寄付いただきました。 ■被表彰者(敬称略) ◎合併10周年記念式典 ◆特例功労表彰 小林順一(荒屋新町)、武田常德(大更)、故・髙橋北英(野駄)、三浦侃(下モ川原)、小笠原壽男(田の沢)、田中榮司夫(平舘)、髙橋金悦(野駄)、羽澤敦志(五日市)、故・川又玉藏(下モ川原)、佐々木利悦(野駄)、故・岡崎卓志(叺田)、工藤和吉(姥子石)、村上富夫(松木田)、遠藤芳則(日影)、佐々木由道(松尾)、遠藤一彦(大更)、故・渡邊哲夫(大更)、髙橋ミドリ(平笠)、故・三田村公子(田頭)、宇土澤文子(寺志田)、小笠原タマ(田の沢)、泉山信子(長者前)、角舘昭子(石名坂)、立柳秀範(野駄)、遠藤貞子(西根寺田)、武藏ナカ(平舘) ◎27年度市民憲章推進大会 ◆功労表彰 瀬川健則(田頭)、故・松浦博幸(堀切)、伊藤一彦(松尾)、髙橋守(平笠)、工藤十九(姥子石)、安保義光(小森)、藤村光男(黒沢)、工藤靖雄(平笠)、伊藤肇(松尾寄木)、田中義信(下モ川原)、伊藤正光(平笠)、及川忠人(盛岡市)、工藤千佳子(大更)、松浦俊子(堀切)、遠藤一子(西根寺田)、畠山けい子(荒木田)、高橋富士子(大更)、津志田レ子(上関)、森茂雄(大更)、瓜田明義(滝沢市)、嶋信(大更)、佐藤尚孝(大更)、森尚文(大更)、前田光義(盛岡市)、山口一成(盛岡市)、田中稔夫(叺田)、小原幸雄(清水)、青木修治(荒屋新町)、津志田一郎(堀切)、澤口四郎(平舘)、畠山英夫(野駄)、髙橋清志(野駄)、小野寺昭一(荒木田)、田村善男(堀切)、伊藤憲一(松尾寄木)、中村まき子(大更)、田鎖恵子(清水)、西村高樹(大更)、阿部正(荒屋新町)、阿部健男(大又沢口)、遠藤孝一(田頭)、中軽米強(松尾寄木)、荒川民男(細野) ◆特別表彰 松浦和啓(堀切) ◆善行表彰 八幡平ふるさと会、瀬川愛子(大更)、髙橋悦子(野駄)、八幡平市建設協同組合(大更)、㈲コマクサファーム(大更)、八幡平遭難対策委員会捜索救助隊、田中耕平(大更)、石羽根惠子(松尾寄木)、高橋繁範(野駄)、藤井明宏(大更) ◆善行に係る感謝状の贈呈 工藤德行(田頭) ◆市民憲章推進協議会長表彰 小田島アサ子(平舘)、安代ライオンズクラブ(叺田) ◎第18回少年少女の詩江間章子賞 ◆江間章子賞▼小学校低学年 田代のどか(柏台小2年)▼小学校中学年 遠藤登希(田頭小4年)▼小学校高学年 勝又愛莉(柏台小6年)▼中学校 小山賀子(一関第一高校付属中3年) ◆市長賞▼小学校低学年 髙橋賢修(松野小2年)▼小学校中学年 吉田星(松野小4年)▼小学校高学年 山本唯人(田山小6年)▼中学校 渡部仁奈(一関第一高校付属中1年) ◆教育長賞▼小学校低学年 髙橋雄大(平舘小2年)▼小学校中学年 村瀬晃志(柏台小4年)▼小学校高学年 畠山来望(寄木小6年)▼中学校 及川雪(一関第一高校付属中2年) 4、5ページ 安代りんどう栽培に最高栄誉 新岩手農業協同組合花卉生産部会が 27年度農林水産祭で天皇杯に輝く  市内でリンドウ栽培に取り組む新岩手農業協同組合花卉生産部会(髙村敏彦部会長)の活動が認められ、27年度農林水産祭園芸部門で最高賞の天皇杯に輝きました。  本市での天皇杯の受賞は、昭和63年に旧西根町の雨よけほうれんそうが受賞して以来で、同一市町村で2度受賞するのは、全国的にも珍しいことです。 ■ リンドウ栽培の始まり  安代地区の組織的なリンドウ生産は、昭和47年に、水田転換品目としてリンドウを栽培したのが始まり。若手生産者の皆さんが、栽培方法の確立、産地育成、販売対策などに組織的に取り組むため、安代町農協花き園芸生産部会を組織し、さまざまな変遷を経て、平成24年2月に新岩手農業協同組合八幡平花卉生産部会となりました。 ■ オリジナル品種の開発  部会では、昭和61年から品種開発を始め、地域オリジナル品種第1号として「安代の秋」を育成(平成8年に登録)。平成4年からは、安代町花き開発センター(現市花き研究開発センター)に新品種開発を引き継ぎ、オリジナル品種を活用した産地化が進められてきました。  品種開発は、部会員から研究開発費を集めて行われており、生産者が開発に携わる仕組みになっているのも特徴です。今では切り花30品種、鉢物9品種を実用化。昨年からは、濃い赤色の「恋紅」の出荷も始まりました。 ■ 海外輸出とブランド化  部会創立30周年を機に、平成14年からは、オランダへの輸出に挑戦。鮮度保持や輸送費などの課題を解決しながら、プロモーション活動や販路開拓に励んでいます。  また、安代りんどうを海外で栽培・出荷する取り組みも進められており、季節が反対となる南半球のニュージーランド、チリの両国と周年出荷体制の構築や品種を共同開発。両国の生産者が視察に訪れたり、本市生産者が海外に出向いたりして、定期的な情報交換などを行い、海外での安代りんどうのブランド化を進めています。 ■ リンドウの責任産地  同部会では、生産者自らが一斉ほ場巡回をし、生育状況の確認や管理方法の指導をするほか、厳しい自主検査を行い、高品質で安定した供給ができる体制を確立。新規就農者に対する指導体制も整っており、定期的な説明会なども行っています。  現在、安代りんどうは全国のリンドウ栽培面積の約4分の1、出荷数量の約3割を占める責任産地となっています。平成17年以降は、10年連続して年間販売額10億円以上を達成。今回の天皇杯受賞により、部会の目標である年間販売額15億円達成に向け、今後さらなる発展が期待されています。 ※農林水産祭とは…農林水産業と食に対する認識を深めるとともに、農林水産業者の技術改善、経営発展の意欲を高めるため、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が共催し昭和37年から実施。農業、園芸、畜産などの7部門で、天皇杯と内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の各賞が授与されます。 ◎安代りんどうについての問い合わせ先 ◆新規就農、各種補助事業関係 ▶市農業振興支援センター【市役所内、74-2111(内線1341)】 ◆栽培関係 ▶JA新いわて八幡平営農経済センター(75-1111、花き担当) ▶JA新いわて安代地区担当課(72-3111、花き担当) ▶八幡平農業改良普及センター(75-2233、花き担当) 6、7ページ NEWS&INFORMATION 秋の叙勲 受章おめでとうございます 旭日双光章(畜産業振興功労) 元県鶏卵販売農業協同組合代表理事組合長 工藤 一雄 さん =高宮= 80歳  工藤一雄さんは、昭和51年4月に県鶏卵販売農業協同組合代表理事組合長に就任。計12年組合長を務めました。在任中は、鶏卵の需要と供給の均衡を図り、価格安定のために多岐にわたって尽力されました。  工藤さんは「努力と意気込みがあれば、農業は成長産業。若い人にもぜひ頑張ってほしい」と、声援を送りました。 瑞宝単光章(消防功労) 元松尾村消防団副団長 髙橋 美義 さん =寄木新田= 78歳  髙橋美義さんは、昭和34年4月に旧松尾村消防団に入団。同団の分団長を務めたほか、平成3年4月からは副団長を務め、平成7年7月の退団までの約36年間、旧松尾村の消防活動に尽力されました。  髙橋さんは「受章でき、大変光栄なことだ。消防団員として活動してきて、本当によかったと思う」と、笑みを浮かべました。 瑞宝単光章(消防功労) 元市消防団副団長 小野寺 千誠 さん =上関= 69歳  小野寺千誠さんは、昭和49年1月に旧西根町消防団に入団。同団の本部長や市制施行後の市消防団本部長などを歴任し、平成21年9月から市消防団副団長を務められ、26年3月まで、市消防団の強化などに尽力されました。  小野寺さんは「地域は自らで守る精神を受け継ぎ、今後の世代にも頑張ってほしい」と、期待を寄せました。 ヤマト運輸岩手主管支店と 包括的連携協定を締結する  市は11月16日、ヤマト運輸株式会社岩手主管支店(北上市、富田芳正主管支店長)と包括的連携協定を締結しました。同主管支店では、県内自治体と災害時における物資の緊急輸送や拠点運営などに関する協定は結んでいますが、今回、本市と結んだ包括的連携協定は県内初となります。  調印式は、市役所で行われ、田村正彦市長と富田主管支店長が協定書に調印。握手を交わしました。  協定の連携事項は❶文化観光情報・振興に関すること❷高齢者および障害者の支援に関すること❸子どもおよび青少年育成に関すること❹災害支援に関すること❺観光資源保全に関すること❻その他市民サービスの向上・地域社会の活性化に関すること―の6項目。具体的な活動としては、市内の同社運輸集配所に観光ポスターを掲示するほか、配送業務中に高齢者世帯などで異変を発見した時に、市へ連絡し、早期対応につなげるなど幅広いものとなっています。 南部俵づみ唄全国大会子どもの部 日戸楓乃さんが優勝の栄冠に輝く  南部俵づみ唄全国大会が11月8日、青森県三戸町で開かれ、日戸楓乃さん(平笠小2年)が、子どもの部で優勝しました。  18日、楓乃さんと母親の久美子さん、親族の伊藤富子さんが来庁。田村正彦市長と遠藤健悦教育長に優勝を報告しました。楓乃さんは「優勝できてよかったです。これからもずっと歌い続けていきたい」と、今後の抱負を語りました。 山菜「八幡平みどり」が品種登録される  種苗登録を出願していた山菜の「八幡平みどり」(ウルイ)が、9月29日付けで、農林水産省に品種登録されました。  八幡平みどりは、他品種に比べ❶柔らかい❷白い茎の部分が長い❸ほとんど実がならない―ことが特徴で、八幡平山菜栽培研究会(遠藤光明会長)が選抜したものです。同品種を栽培する場合、同研究会に入会する必要があります。  詳しくは、同会事務局・菊池(八幡平農業改良普及センター内、75・2233)まで。 松野小学校創立140周年を祝う  松野小学校の創立140周年記念式典が11月14日、同校体育館で行われました。  児童や保護者、地域住民ら約200人が出席。関係者らのあいさつに続き、全児童が「喜びのことば」を壇上で発表しました。児童会長の立柳萌依さんは「これまでの伝統を受け継ぎ、よりよい松野小を目指したい」と、抱負を述べました。 地熱発電の噴気試験が 八幡平で始まりました  岩手地熱㈱の噴気試験が、11月からアスピーテライン緑ヶ丘ゲート付近で始まりました。  市内各所から蒸気が立ち上る様子が見えると思いますが、試験ですので安心してください。  同社では、蒸気量などを評価し、今後、発電設備の建設や試運転の開始を目指しています。 ■ 受賞ファイル(敬称略) ◎27年度優良県営建設工事表彰 ▼土木工事=㈱遠忠 ◎27年度県食品衛生大会 ◆県知事表彰 ▼食品衛生功労者=近藤康郎(安比高原) ◆県食品衛生協会長表彰 ▼食品衛生功労者=羽沢憲英(清水1区) ▼食品衛生優良施設=八幡平南温泉旭日之湯 ◎27年度県保健医療功労者表彰 ▼寺田剛(共新) 8ページ 第9回市男女共同参画フォーラムを開催  第9回市男女共同参画フォーラムが11月15日、松尾コミュニティセンターで開催されました。  フォーラムは、市男女共同参画ネットワークが主催。市民の皆さんや関係者ら約100人が出席し、男女ともに能力を発揮できる社会の実現に向けての理解を深めました。  フォーラムでは、フリーアナウンサーで料理家の千葉星子さんが「元気いっぱい マイチャレンジ」と題して基調講演。これまで取り組んできた活動やその中で生み出された商品などを紹介しました。また、島根県邑南町での取り組みに触れ、食の魅力を生かしたまちづくりの方法についても紹介しました。  講演後は「地域を元気に! 今自分にできること・やれること」をテーマにパネルディスカッションが行われました。市内で働く男女4人がパネリストを務め、自身の仕事などを紹介。仕事を通じ、地域のために何ができるかについてさまざまな意見を交わしました。 市生活研究グループ連絡協議会 普代村の皆さんと交流を深める  市生活研究グループ連絡協議会(三浦美恵子会長)と普代村生活研究グループ連絡協議会(日陰茂井ソノ会長)が共催する「普代&八幡平 食の交流研修会」が、11月17日に普代村保健センターで行われました。  研修会は、日ごろの食卓に海産物を取り入れるとともに、三陸産の食材を使用することで被災地支援につなげることを目的に開催。本市と普代村の協議会員ら約50人が参加しました。  調理実習では、普代村の会員が特産のサラダ昆布を使った料理を紹介。本市の会員らが、指示を受けながら調理方法を学びました。  その後、両会員らが持ち寄った郷土料理などを囲んでの昼食会やグループトークを実施。会員らは、持ち寄った料理の作り方を互いに教えるなどして、交流を深めました。 9ページ 各課からのHOTLINE 除雪作業にご理解・ご協力ください ●詳しくは、市役所建設課管理係(内線1299)まで  市は、冬の安全な交通を確保するため、市の管理する道路などの除雪をしています。 ▼早朝から作業します  朝の通勤・通学路を確保するため、早朝から除雪作業をします。作業による騒音への理解をお願いします。 ▼除雪車に近づかないで  作業はセンターラインを越えて行うこともあります。作業中の除雪車に近づくことは危険ですので、注意してください。 ▼宅地内や周辺の除雪に協力を  除雪車が通った後、玄関先などに除雪しきれなかった雪が残ることがあります。宅地入口などは、各家庭で除雪されるよう、ご協力願います(雪は道路に絶対出さないでください。路面がでこぼこになることがあり、危険です)。  また、屋根からの落雪を防ぐため、雪止めを設置しましょう。 ■ 排除雪サービスを実施  市建設協同組合では、個人や事業所の皆さんを対象に、有料で屋根の雪降ろしや住宅周辺、私道などの除雪をするサービスを行っています。 ■料金 左の表を参照 ■申し込み 市建設協同組合(70・2211、ファクス70・2212)まで。 ■ 身近な雪捨て場を開放  市は、西根・松尾地区にそれぞれ指定の雪捨て場を開放しています。市内に住宅がある人であれば、どなたでも利用できますので、活用ください。 ■雪捨て場 下の地図を参照 ■利用時間  ▽西根地区(❶) 午前9時から午後4時まで【平成28年3月31日木曜日まで】 ▽松尾地区(❷・❸) 午前8時半から午後5時まで ※ ❶の雪捨て場は、近くに大久保自治公民館がありますので、公民館の出入りの邪魔にならないように指定された場所に雪を捨ててください。また、5㌧以上の車両は進入不可です。チェーンなどの滑り止めをしてください。 住宅周辺、生活私道の排除雪サービス料金 屋根の雪降ろし 1時間単価 2,160円 1日単価 17,280円 作業・機種 1時間単価 住宅排除雪運搬 2㌧車 7,020円 4㌧車 8,640円 10㌧車 11,880円 ホイールローダ(バケット使用) 小型 12,852円 中型 15,552円 大型 21,168円 ホイールドーザ(排土板使用) 小型 15,552円 中型 21,168円 大型 27,648円 乗用ロータリ 小型 16,092円 中型 23,328円 大型 45,036円 ハンドガイド式手押ロータリ 小型 10,584円 中型 11,664円 10ページ 盛岡北部行政事務組合平成26年度決算  本市、葛巻町、岩手町および盛岡市(玉山区)の4市町で運営している盛岡北部行政事務組合の平成26年度一般会計と介護保険特別会計の決算を紹介します。 ■ 一般会計  歳入は総額5億3527万円で、そのうち最も多いのが分担金および負担金3億2968万円(61・6%)です。  また、歳出は総額5億1380万円で、し尿処理に係る衛生費4億2783万円(83・3%)が最も多くなっています。 ■ 介護保険特別会計  歳入は総額62億498万円で、そのうち最も多いのが、社会保険診療報酬支払基金から交付される支払基金交付金の16億8430万円(27・1%)です。この支払基金交付金は、第2号被保険者(40歳から64歳までの人)の保険料を基にしています。  また、歳出は総額60億6750万円で、居宅介護サービス費(22億3165万円)と施設介護サービス費(27億8669万円)の合計が、全体の82・7%を占めています。  なお、両会計の歳入・歳出の内訳、し尿処理や介護保険事業の概要は、上に示すとおりです。  詳しくは、盛岡北部行政事務組合(74・2716)まで。 11ページ 国体成功に活用を 市内企業から市へ寄付金  11月22日、㈱南部富士カントリークラブの森澤良久社長から「国体に役立ててほしい」と、10万円の目録が市に贈られました。  いただいた寄付金は、平成28年開催の希望郷いわて国体の運営に生かされます。 たすきつなぐため力走 第10回市クロスカントリー大会兼第6回市スポーツ少年団交流駅伝祭り  第10回市クロスカントリー大会兼第6回市スポーツ少年団交流駅伝祭りが11月1日、市松尾総合運動公園で開催されました。  大会では、市スポーツ少年団員らが、性別、学年別などに分けられた11部門のレースに出場。駅伝の部では、仲間の声援を受けたランナーがたすきをつなぐため、力走しました。  なお、結果は下のとおりです(優勝者のみ掲載)。 各種スポーツ大会成績(敬称略、●内の数字は順位) ◎ノルディックスキー全日本選手権ジャンプ競技(10月31日~11月1日、北海道・札幌市宮の森ジャンプ競技場) ◆男子 ▼ノーマルヒル ❹小林陵侑(土屋ホーム、松尾中卒) ▼ラージヒル ❸小林陵侑 ◎第10回市クロスカントリー大会兼第6回市スポーツ少年団交流駅伝祭り(11月1日、市松尾総合運動公園) ■個人の部 ◆男子 ▼小学低学年(1・5キロ) ❶立花洸琉(安代スポ少陸上部) ▼小学中学年(1・5キロ) ❶和井内飛沫(田山スポ少) ▼小学高学年(2キロ) ❶成田健太(田山スポ少) ▼一般(6キロ) ❶山本雄太郎(市陸上競技協会) ◆女子 ▼小学低学年(1・5キロ) ❶小山田凛花(安代スポ少陸上部) ▼小学中学年(1・5キロ) ❶阿部美莉亜(寄木柏台スポ少) ▼小学高学年(2キロ) ❶八幡優那(田山スポ少) ▼中学校(4キロ) ❶関柚月(安代中) ▼一般(4キロ) ❶山本恵里(市陸上競技協会) ■駅伝の部 ◆小学生男子(1・5キロ×4) ❶安代スポ少サッカー部(松葉学門、藤澤頌、田鎖須騎琉、荒川由征) ◆小学生女子(1・5キロ×4) ❶田山スポ少なでしこ(八幡優那、安保みなみ、木元葵、齊藤さくら) 広報はちまんたいでは、各種スポーツ大会入賞者の情報を募集しています。  大会の内容や順位が分かるものと連絡先を郵送またはメールなどでお送りください。 ■宛て先 〒028-7397 市役所市長公室秘書広報係「スポーツ成績」まで(住所不要) ■メール koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「スポーツ成績」と入力してください) 12、13ページ 話題ピックアップ 意識高め火災に備える 市火災防御訓練  市火災防御訓練が11月8日、平笠小学校周辺で行われました。  訓練は、大規模な地震が発生し、ライフラインが損壊、同校から出火したことを想定。これまでの訓練では最長となる1キロの消防ホース延長による放水訓練やタブレット端末を利用した避難者名簿作成などが行われました。また、訓練に参加した地域住民の皆さんや同校児童は、煙体験や通報訓練などを行い、防火意識を高めました。 奉仕の気持ちを再確認 第9回市ボランティアの集い  第9回市ボランティアの集いが11月13日、市総合福祉センターで開催されました。  集いには、関係者やボランティアに興味がある人ら約120人が出席。県内で傾聴活動を行う「思縁 つながり」の伊藤實代表が「人との関わりから得るもの」と題し、日ごろの活動内容を紹介しました。伊藤さんは「想像して話を聴くことが大事。話すことで楽になってもらえます」と、相手の立場になり考えることの重要性を呼び掛けました。 祝福に満ちる結婚60年 ダイヤモンド婚を祝う会  市ダイヤモンド婚を祝う会が10月29日、西根地区市民センターで開催されました。  ダイヤモンド婚とは、結婚60年を記念するもので、当日は、市内対象55組の夫婦のうち27組が出席。会では、寺田保育所の園児による歌や踊りなどが披露され、出席者を祝福しました。中村謙藏さん(88)、九二子さん(80)=鹿野=は「互いがかけがえのない存在。いろんな苦労はあったけど、健康にここまでこれて感無量です」と、喜びをあらわにしました。 文化活動の成果を発表 27年度市芸術祭  市芸術祭が開催され、10月24、25の両日は作品展示と舞台発表、11月22日は演劇発表が行われました。  作品展示は西根地区体育館、舞台発表は西根地区市民センターで行われ、市民の皆さんや市内の児童生徒の芸術作品や芸能・音楽発表の鑑賞に多くの人が来場しました。演劇発表は、荒屋コミュニティセンターで劇団「ふるさと発信株式会社」が第18回公演「エダニク」を披露。食肉処理場を舞台に起こる騒動を時折笑いを交えて演じ、来場者を楽しませました。 生産者自慢の食材披露 第2回八幡平のうまい食材を知る発表会  第2回八幡平のうまい食材を知る発表会(市商工会主催)が11月11日、大更コミュニティセンターで開催され、市内の宿泊・飲食業者ら約70人が出席しました。  会では、市内8生産者が調理例を示しながら食材の魅力を紹介。出席者と情報交換しながら、素材の活用法などを探りました。また、あっぴ亭(赤坂田)の関伸太郎さん(28)は、市の食材を複数使ったラーメン「八幡平ホワイト」を提供し、「市の名物にできれば」と、構想展開の意気込みを述べました。 まちづくりにヒントを 27年度安代岩友会経済講演会  27年度安代岩友会経済講演会が10月28日、新安比温泉静流閣で開催されました。  会には、地域の人や関係者約50人が出席。旧安代町出身で、現在は札幌市で「Noenびれっじ」の代表として活躍するさとうたくま氏が、自身の経験などを紹介しながら、まちづくりについて講演を行いました。さとうさんは「企業経営は人(相手)があってこそ。それは、まちづくりにも通ずる」と、地域づくりのヒントを示しました。 すなっぷギャラリー 北寄木自治会の自主防災組織が防災訓練を実施(11月15日、北寄木自治会館) さまざまな仮装をした人が参加したハロウィンナイト2015(10月31日、花の森レストラン) 自民党県支部連合会に要望書を提出しました(11月6日、市役所) 八幡平山ぶどうワインパーティーが開催されました(11月20日、テレトラック安代) 北岩手塗装組合員が奉仕活動でフーガの広場の遊具などを塗装(11月19日、フーガの広場) 14ページ 福祉NETWORK 介護のココロ 市地域包括支援センター 内線1093 認知症の理解を深めよう  今回は、認知症についての正しい知識と理解のために、認知症とはどういうものかをご紹介します。 ■認知症の「もの忘れ」と老化による「もの忘れ」の違い ▼体験の全てを忘れてしまう  老化によるもの忘れは「朝ご飯のおかずは何を食べたっけ」というように、体験の一部分を忘れてしまいます。一方、認知症によるもの忘れは「朝ごはん食べてないなあ」と、体験したこと自体を忘れてしまいます。 ▼日時、人、場所などが分からなくなる  日にちを多少間違えたり、しばらく会っていない人の名前を忘れたりすることは、高齢者に限らず誰にでもあることです。認知症は「今の季節は何だっけ」というように、月が分からなくなったり、家族の名前や自宅の場所などを忘れたりします。 ■認知症の種類  認知症は、大きく次の3種類に分けられ、それぞれ症状や進行の度合いに違いがあります。 ▼アルツハイマー型認知症=全体の約5割を占め、特に女性に多くみられます。通常、症状はもの忘れから始まり、ゆっくり時間をかけて進行していきます。 ▼脳血管性認知症=脳梗塞などが原因となって起きる認知症です。注意力が散漫になったり、何事もやる気が起きなくなったりするケースもあります。症状が、一気に悪化することもあります。 ▼レビー小体型認知症=実際にはその場に存在しない人や物が見える「幻視」が起きやすくなります。しっかりしているときもあれば、逆に、ぼーっとして判断力が低下するときもあります。 ■認知症をみんなで支えよう  認知症は、家族だけでは支えきれない場面が出てくることもあります。適切な治療、介護を受けるために、市では「医療介護連携シート」の取り組みを始めました。次号では、連携シートについて紹介します。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 内線1102 市内の保育所(園)などの入所申請を受け付けます  市は、平成28年度保育施設の申し込みを受け付けます。入所(園)を希望する場合は、期限内に手続きをお願いします。  すでに入所(園)している児童は、各施設から現況届と就労証明書などを配布しますので、各施設に書類を提出してください。 ■受付期間 28年1月4日月曜日から22日金曜日まで ※申請用紙などは、12月16日水曜日から市役所地域福祉課、西根・安代総合支所地域振興課、田山支所および各保育所に備え付けます。 ■保育を必要とする理由 保護者が次の❶~❼のいずれかの理由に該当している必要があります。 ❶1カ月60時間以上働いている。❷妊娠中または出産後間もない。❸病気や心身に障がいがある。❹病気の人や心身に障がいがある人などを看護・介護している。❺火災や風水害などで被害を受け、その復旧のため家庭で保育できない。❻求職活動を継続的に行っている。❼就学または職業訓練を受けている。❽❶から❼までに類する場合で、保育が必要と認められる場合 ■保育時間 ▶保護者の就労時間などが1カ月120時間以上の場合…保育標準時間(1日11時間までの利用) ▶保護者の就労時間などが1カ月60時間以上の場合…保育短時間(1日8時間までの利用) ■28年度保育所などの募集定員 施設名 定員 公立 寺田保育所 60人 松野保育所 100人 寄木保育所 60人 柏台保育所 45人 田山保育所 50人 私立 東慈寺保育園 60人 杉の子保育園 60人 森の子保育園 45人 平舘保育園 90人 大更保育園 90人 あしろ保育園 50人 畑保育園【地域型保育所】 12人 注意事項 ▶延長保育、休日保育、一時保育などは、備え付けの「入所申込案内」をご覧ください。 ▶申し込みが多い場合、入所調整を行います。 15ページ 2016希望郷いわて国体 そばっち通信 vol.7 市大会スローガン  きそえ つどえ かがやけ 農と輝の大地で  冬季大会のポスターを制作   県立平舘高校の美術部から、冬季大会スキー競技会のポスター原画を制作してもらいました。  原画制作した髙橋涼香さん(2年)は「スキー競技のシュプールや競い合うというイメージで描いた。国体が盛り上がってくれればうれしい」と、ポスターとして掲示される喜びを語ってくれました。  ポスターは、市内各所に掲示していますので、ぜひご覧ください。  デモスポの参加者を募集中   冬季大会デモンストレーションスポーツ(デモスポ)として開催する「ミニバイアスロン」の参加者を募集しています。デモスポとは、正式競技以外に行われる競技で、競技経験が無くても参加することができるスポーツです。  ミニバイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技で、安全なレーザー銃を使用して行います。当日は、2014ソチパラリンピアンの阿部友里香選手も参加します。 ■日にち 平成28年2月11日㈷ ※参加費無料 ■場所 田山クロスカントリーコース ■参加資格 ▶競技部門=❶ミニスプリント(高校生以上)❷小・中・一般(小学4年生以上)▶射撃体験=小学4年生以上 ※全て県内在住の人対象 ■申し込み方法 競技部門に申し込む場合、市実行委員会のホームページから申込用紙を印刷し、必要事項を記入して、提出ください。 ■申込期限 12月25日金曜日  詳しくは、市実行委員会(74-2136)まで。 地域おこし協力隊だより 〔22〕 今月の担当・小野寺幸太  八幡平山頂に雪が降り、冬の足音が間近に迫ってきています。  市観光協会で活動を始め、はや半年がたちました。この半年間は、八幡平・七時雨山・岩手山の山開きや「はちまんたい大集合フェスタ」「八幡平山賊まつり」「八幡平紅葉まつり」などのイベント準備、八幡平山頂レストハウスの管理運営業務の補助を行い、観光協会の多様な仕事に慣れてきたところです。  また、地域おこし協力隊のセミナーにも参加して、他市町村で活躍している隊員や地域おこし協力隊OBとの意見交換や交流をし、活動のアドバイスをいただいたり、新人隊員としてさらなる成長への課題を実感したりしました。  今後は、冬のイベント準備や自身のスキルアップに向け、旅行業務取扱者の資格取得などの勉強を本格化させ、市の冬の自然とイベント・レジャーなどを全国に発信し、観光業の発展に尽力したいと思います。 16ページ 博物館だより 講演会を開催しました 講演会「八幡平市のハレとケ」を開催  市博物館では、現在開催中の企画展に関する講演会「八幡平市の昔のハレとケ」を11月3日に開催しました。  講演会では、当館のスタッフが講師となり、市の昔のハレとケや、出産・葬送などについてを解説。企画展の展示資料や特別に用意した資料を交えながら、往時の市の生活を振り返りました。  参加者からは「ハレとケの意味がよく分かった」「忘れかけていた昔を思い出した」「身近なテーマながら、これまで知らなかったことについて理解できた」など、多くの感想が寄せられました。  講演会終了後には、企画展を見ながら昔話に花を咲かせる人も多数見掛けられ、楽しいひと時を送っていたようでした。  企画展は、来年の1月15日まで開催しています。 まだ、ご覧になっていない人は、ぜひ博物館まで足をお運びください。 常設展示の入れ替えを行っています  市博物館では、常設展示の入れ替えを実施し、新たにスキーや冬山登山の昔の道具を展示します。  展示内容の中には、平成17年に旧安代町で開催された冬季国体の様子や市出身で過去に活躍したスキー選手らの紹介もあります。来年2月に開催される冬季国体と併せて楽しみませんか。ぜひご覧ください。 ■年末年始の休館について  市博物館は、12月28日月曜日から1月4日月曜日まで休館します。  図書館だより 親子でようこそ図書館へ 親子で楽しんだ絵本とのふれあい  市立図書館では、11月8日・15日に「三歳児親子図書館訪問」を開催しました。  同行事は、図書館と本に親子で親しむ機会を作ろうと毎年実施しており、両日で延べ72人の親子が参加。お話会や子どもたちへの絵本のプレゼントなどが行われました。 附田清子さん(盛岡誠桜高校講師)によるお話会では、親子で絵本の読み聞かせや手遊びを楽しんだ後、保護者には絵本の読み聞かせについてのアドバイスが行われ、絵本との出会いの大切さが語られました。  お話会の後には、3歳児に絵本のプレゼントがあり、数ある絵本の中から子どもたちはお気に入りの一冊をじっくりと選んでいました。 読書マラソンラストスパート  読書マラソンは、12月28日月曜日で終了します。読書マラソンの参加者は、ファイルの提出をお願いします。 ■ファイル提出期限 平成28年1月9日土曜日 年末年始は読書を楽しむチャンス  年末年始の長期休館を前に、貸出冊数の上限を10冊まで増やします(視聴覚資料およびコミセン図書室の資料を除く)。 ■貸し出し冊数が増える期間 12月16日水曜日から28日月曜日まで ■休館期間 12月29日火曜日から1月5日火曜日まで  ※12月28日月曜日は、午後5時までの開館となります。 ※休館期間中の返却は、図書館の返却ポストをご利用ください。 17ページ よろこびおくやみ(10月届け出分) 健やかに ◎男の子 工藤 颯汰(英樹・唯/上関) 阿部 颯太(真悟・麻衣子/駅前二区) 髙橋 一颯(和人・美由季/中沢) 遠藤 陽真(裕介・深雪/寺田) 佐々木 司(優・詩乃/北村) ◎女の子 工  夢叶(元・亜莉沙/北村) 中村 咲百合(裕二・咲子/上寄木) 森 心花(大輔・真佐子/五百森) 中軽米 花那(貴人・史恵/寄木新田) 中軽米 凛(健・史子/寄木新田) 佐々木 怜(貴士・佳穂/星沢) 大下 向日葵(賢司・美智代/下町三区) お幸せに 吉田 直哉/寄木新田、工藤 友紀/上寄木 立花 晃大/星沢、権谷 理恵/洋野町 松本 篤英/畑、中村 明子/畑 畠山 辰徳/荒木田、遠藤 舞/盛岡市 伊藤 恭平/柏台二丁目、田村 佳奈/野駄 安らかに 中軽米 サタ  85歳 上寄木 津志田 クニ  76歳 堀切 山子澤 武三  83歳 松川 田村 タケ   95歳 東 山口 榮喜   82歳 上野駄 伊  廣治   86歳 高宮 小林 ルリ子  70歳 五日市一区 中村 弘正   73歳 荒木田 遠藤 克也   47歳 帷子 千田 クニ子  82歳 東 佐藤 ヒデ   77歳 浅沢第一 田村 德美   84歳 野駄 関 政次郎   97歳 畑二区 村上 與五郎  88歳 畑二区 村上 末藏   85歳 畑二区 田村 好雄   84歳 山後 伊藤 重明   79歳 秋葉 渡辺 タカ   82歳 中関 伊藤 長作   86歳 南平笠 渡辺 建三郎  79歳 南平笠 山本 忠美   66歳 舘市 田村 富治   81歳 柏台二丁目 香川 洋三   89歳 荒屋 工藤 忠    72歳 町組 髙橋 ルリ子  84歳 渋川開拓 武田 貢    91歳 土沢 齊藤 福太郎  83歳 日瀬通 外柳 ナミ   87歳 上野駄 田村 次男   67歳 山子沢 遠藤 榮孝   75歳 寺田 ■人口の動き【10月31日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 16,480人(2人減) 6,288世帯(2世帯減) 松尾地区 6,002人(1人増) 2,342世帯(増減なし) 安代地区 4,771人(14人減) 1,872世帯(2世帯増) 合計 27,253人(15人減) 10,502世帯(増減なし) 男性 13,118人(13人減) 女性 14,135人(2人減) 出生13人 死亡35人 転入60人 転出53人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年同月の数 項 目 10月 1月からの累計 人身事故 3(4) 41(33) 物損事故 31(48) 399(408) 負傷者 3(6) 47(51) 死者 0(0) 3(1) 飲酒運転 0(1) 4(5) 火災 1(0) 5(8) 救急 110(122) 1061(1014) №123 広報クイズ 12月3日号の問題 新岩手農業協同組合八幡平花卉生産部会が27年度農林水産祭で受賞したのは?  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にいたします。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」  ☆はがき〒028-7397(住所不要) ☆FAX:74-2102 ☆メール:koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力、右上のQRコードを読み込むことで、宛て先の入力を省略できます) ◎応募期限 12月21日月曜日消印有効 ◎第122回の正解 通知(カード)▶応募者16人 ▶正解者14人 ▶当選者 髙橋弘子さん(大更)、立柳富子さん(野駄)、高橋ひさよさん(柏台) 18、19ページ お知らせ 県民手帳と能率手帳 市で販売しています  市は、平成28年版の岩手県民手帳などを販売しています。 ■価格 ▶県民手帳=700円▶県能率手帳=800円  ■販売終了日 28年1月20日水曜日 ■販売窓口 市役所市長公室、西根・安代両総合支所地域振興課、田山支所  詳しくは、市役所市長公室情報統計係(・内線1207)まで。 「焼走りの湯」を お得に楽しもう  岩手山焼走り国際交流村では、市制施行10周年を記念して「焼走りの湯」に特別料金で入浴できるキャンペーンを実施しています。お得なこの機会にぜひご利用ください。 ■実施期間 平成28年3月31日木曜日まで ■キャンペーン料金 ▶中学生以上=500円▶子ども=100円 ※小学生未満は無料  詳しくは、同施設(76-2013)まで。 林業退職金の請求 まだの人は連絡を  林業退職金共済制度に加入して いた人で、退職金未請求の人を探 しています。また、制度に加入し ていたかどうか分からない人につ いては、加入の有無を調べます。  詳しくは、(独)勤労者退職金共済機構林業退職金共済事業本部(03-6731-2887)まで。 新しい電話帳 お届けします  NTT東日本では、12月中に各家庭や事業所などに新しい電話帳をお届けします。その際、現在使用している電話帳を回収しますので、ご協力ください。  詳しくは、タウンページセンタ(0120-506309)まで。 冬季特有災害の 防止に努めよう  冬季は、寒さや降積雪による労働災害の発生が懸念されます。事業者・労働者は、災害防止のために次のことに気をつけましょう。 ■特に注意すること ▶転倒・墜落災害防止のため、通路や作業箇所の除雪、融雪措置を行う▶作業時は、滑りにくい靴やヘルメットなどの保護具を着用する▶車両等スリップ事故防止のため、運転時は速度を抑え、急ハンドル・急ブレーキを回避する▶屋内でストーブなどを使用する際は、定期的に換気を行う▶油脂類・可燃物は適切に保管する▶留守時、作業終了時、就寝時は火気点検を行う▶作業場内では、気温調整の実施と防寒衣着用により、身体の保温を行う  詳しくは、岩手労働局健康安全課(019-604-3007)まで。 医療・看護・介護職 スタッフ募集中です  (一財)みちのく愛隣協会では、職員を募集しています。 ■勤務場所 ❶東八幡平病院❷介護老人保健施設希望(のぞみ) ■職種 ❶看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護助手❷看護師・准看護師・介護福祉士・介護職員 ■人数 若干名  応募方法など詳しくは、東八幡平病院・中軽米(78-2511)まで。 放送大学で学ぼう 出願を受け付け中  放送大学では、平成28年度第1学期学生を募集しています。入学試験はありません。 ■募集種目 教養学部など ■出願期間 2月29日月曜日まで【必着】  詳しくは、放送大学岩手学習センター(019-653-7414)まで。 高速道路での逆走は 絶対やめてください  高速道路での車両の逆走による重大事故が多発しています。逆走は、死傷事故につながりますので、絶対にやめてください。  逆走は、高齢者や認知症の人の割合が高くなっていますので、家族が声掛けするなどして未然に事故を防ぐように注意しましょう。  逆走を目撃した場合、「110番」または「♯9910」(道路緊急ダイヤル)に通報してください。  詳しくは、東日本高速道路㈱東北支社盛岡管理事務所(019-638-0190)まで。 灯油漏れストップ 流出事故を防ごう  毎年、冬期には灯油が河川に流出する事故が発生しています。油の流出は、生態系や私たちの暮らしに悪影響を及ぼします。  特に、ホームタンクをお持ちの人は、次のことにご注意ください。 ❶ポリタンクなどに灯油を小分けするときは、その場を離れない。 ❷配管の周囲は適宜除雪する。また、除雪による配管の破損を防ぐため、配管の場所に目印を立てる。 ❸油漏れをしていないかなど、定期的に確認をする。 ❹不要な灯油は周囲に捨てない。 林業に関心がある人は お気軽に来場ください  (公財)県林業労働対策基金では、林業への就職を希望される人を対象に、「森林(もり)の仕事ガイダンス」を開催します。事前申し込みは不要です。 ■日時 平成28年1月14日木曜日午後2時から4時まで ■場所 ジョブカフェいわて(盛岡市菜園1-12-18) ■参加料 無料  詳しくは、同基金(019-653-0306)まで。 市議会基本条例案への 意見を募集しています  市議会では、市民に開かれた議会、市民から信頼される議会へと改革を推進することを誓う「八幡平市議会基本条例」の案を策定中です。この条例案に対する意見を募集します。 ■条例案の閲覧場所 市議会事務局(市役所本庁舎3階) ※市ホームページでも公開しています。 ■意見募集期間 1月4日月曜日まで ■意見提出方法 市議会事務局に備え付けの様式に住所、氏名、電話番号と意見内容を明記し、窓口に直接提出または郵送、ファクス(74-2105)、電子メール(gikai@city.hachimantai.lg.jp)で提出してください(様式は、市ホームページからもダウンロードできます)。  詳しくは、市議会事務局(・内線1381)まで。 農業参入希望者のための 相談会に参加しませんか  県新規就農相談センターでは、「新農業人フェアinいわて」を開催します。事前の申し込みは不要で、参加費は無料です。 ■日時 平成28年1月9日土曜日午前11時から午後3時まで ■場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)8階 ■対象 新規就農希望者、農業参入を希望している企業など ■内容 情報提供、個別相談など  詳しくは、県農業公社就農支援課(019-623-9390)まで。 年末年始のくみ取り 申し込みはお早めに  年末年始には、し尿くみ取り作業の依頼が集中し、迅速な対応が困難となります。ご理解をいただき、余裕を持って早めに業者に申し込みください。  詳しくは、盛岡北部行政事務組合(74-2716)まで。 福祉分野への就職 希望者向け相談会  盛岡公共職業安定所では、介護・看護・保育分野での就職を希望している人を対象に、「介護就職デイ2015福祉の仕事就職フェア」を開催します。事前の申し込みは不要で、参加は無料です。 ■日時 12月11日金曜日午後1時半から3時半まで ■場所 ホテルメトロポリタン盛岡本館4階(盛岡市盛岡駅前通1-44) ■内容 福祉施設・事業所との個別面談、福祉の仕事各種相談、高齢者擬似体験  詳しくは、同所・澁谷(019-624-8904)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質を測定しています。  10月15日・22日・29日、11月5日・12日測定で、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(70-1117)まで。 20ページ キラリ輝人31 第59回県畜産共進会第10部1等賞1席 30年ぶりに全日本ホルスタイン共進会出場 田村 勝 さん タムラ・マサル 44歳 =土沢=  昭和46年生まれ。約80頭の乳牛を飼養しながら、西根地区酪農ヘルパー利用組合長を務める。第59回県畜産共進会第10部で1等賞1席に輝き、市内からは30年ぶりとなる全日本ホルスタイン共進会に出場。B型のうお座 若手の皆さんの励みにつながれば  「まさか自分がという思いで、喜びより驚きが大きかった」と、笑顔を浮かべるのは第59回県畜産共進会第10部で最高位の1等賞1席に輝いた田村勝さん。  9月25日に開催された同共進会で栄冠に輝いたのは「ブレイクスルーネオリーダー号」。今年は、5年ごとに開かれる全日本ホルスタイン共進会の開催年で、県代表としての出場も決定。美しい姿勢で牛を歩かせるリードマンとして次男の愛也さん(17)も出場し、親子で全国の舞台に挑みました。  「市内からは30年ぶりの出場ということで、生産者の皆さんからの期待の大きさを感じ、日を追うごとに意識が高まった」と、田村さん。全日本ホルスタイン共進会(10月23~26日、北海道ホルスタイン共進会場で開催)では、第10部の8位に当たる1等賞3席の成績を収めました。「高校卒業後、北海道で酪農の実習生活を送っていましたが、まさか20数年後に、自分の牛をこの会場で歩かせるとは夢にも思っていなかった」と、感慨もひとしおです。  今後について「自分と次男にとっては大きな刺激になった。この結果が市内生産者の励みになればうれしいし、若い世代へのバックアップもしていきたい」と、意欲を燃やしていました。 ▪編集後記 ▼早くも師走、年を重ねるごとに月日の流れを早く感じるようになってきました。先日、合併10周年記念コンサートで沢田知可子さんの歌を聞くことができました。体育館の隅々まで響き渡る歌声にとても感動しました。プロってすごいですね。同世代のあの躍動的な姿を目の当たりにすると、私ももっと頑張らねばと痛感する今日このごろです。           福 ▼市生活研究グループ連絡協議会の普代村での研修会(詳細は8ページ)に同行取材。会員の皆さんはとても明るい方々ばかりで、取材といえど、楽しい時間を過ごすことができました。途中で立ち寄った道の駅では、見るだけと思っていましたが、魅力ある商品を前に、つい財布のひもが緩んでしまいました。スタンプラリーもあるので、道の駅巡りでもしようかな。    優 ▼11月に入り、一気に気温がダウン。去る23日、ついに初雪が観測され、冬の到来を実感しています。寒いとどうしても食べることに注力してしまいますが、市内にはこだわりをもっておいしいものを生産、提供している人々がいることを再発見し、それが食欲にますます拍車をかけそうです。「姿が変わったね」と言われない程度に地産地消推進します(笑)     沙