農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい No.223 Jul.2015 1ページ 園児が防火を呼び掛け【6月21日、市消防演習(詳細は4~5ページ)】 主な内容 特殊詐欺に気を付けよう …… 2~3ページ 2~3ページ その電話、あなたをだまそうとしているかも… 特殊詐欺に気を付けよう  県内で特殊詐欺(不特定の人に対して、対面することなく、電話、ファクス、電子メールを使って行う詐欺)による被害が続発しています。被害に遭わないためにも、一人一人が詐欺の手口を知り、対策を持つよう心掛けましょう。 ■ 急増している振り込め詐欺  近年、おれおれ詐欺や架空請求詐欺といった特殊詐欺の被害が増加しています。警察庁の統計では、平成26年中の全国の特殊詐欺被害の認知件数は13392件、被害総額は565億5069万円にも上ります。  そのような中、5月末現在の県内特殊詐欺被害の内、振り込め詐欺の件数が前年に比べ、大幅に増加しています(表1参照)。突然掛かってきた電話が、少しでも怪しいと思ったら、相手にせず電話を切るようにしましょう。  振り込め詐欺は、①架空請求詐欺②融資保証金詐欺③還付金等詐欺④おれおれ詐欺―の4種類に分けられます。3ページの上段にその内容と注意点を示しますので、詐欺の手口を知り、被害に遭わないように気を付けましょう。 ■ 被害を防ぐためにも相談を  県内金融機関では、特殊詐欺被害防止のため、窓口で多額の現金を引き出す場合に預金小切手(自己宛小切手)の利用を案内する場合があります。詐欺を未然に防ぐための対策ですので、冷静になって話をしてみましょう。  年々、特殊詐欺の手口は巧妙になっています。普段から対策情報を集めるとともに、不審だと思ったら、周りの人に相談するように心掛けましょう。 表1 平成27年5月末現在の県内特殊詐欺の統計情報(県警発表資料から) 振り込め詐欺合計 認知件数(前年比) 被害額(前年比) 38(+12) 1億7,572万円(+4,156万円) 振り込め詐欺以外の特殊詐欺合計 認知件数(前年比) 被害額(前年比) 1(-14) 1,813万円(-6,198万円) 特殊詐欺合計(5月末現在) 認知件数(前年比) 被害額(前年比) 39(-2) 1億9,385万円(-2,042万円) 【参考】26年中の特殊詐欺合計 認知件数 被害額 85 4億2,812万円 ※金額は、四捨五入して表記しているため、集計額に誤差が生じる場合があります。 市内で被害を防止した事例があります  自分に振り込め詐欺の電話が掛かってくるはずがないと思っていませんか? 実は、市内でも詐欺に遭う前に気付き、被害を防止した事例があります。  それは、平成25年9月に田山郵便局で詐欺被害を防いだ事例です。振り込みのために同局を訪れた女性が「息子に頼まれた」「正午までに振り込むよう言われた」と話していたことなどから、局員が不審に思い、岩手警察署に通報したことで詐欺が発覚。被害は未然に防がれました。  このように、市内でも不審な電話が掛かってきた例がありますので、油断しないようにしましょう。 あなたを狙う振り込め詐欺 その内容と注意点 架空請求詐欺 ▶内容=携帯電話やパソコンに「サイト利用料金未納」「退会手続きがされていない」など、不安にさせる内容のメールが届きます(ハガキの場合もあります)。文中の連絡先に電話すると「払わないと裁判になる」「アクセスしたログが残っている」などと丁寧な口調で説明され、記載してある額面のほか、延滞料などを上乗せして、多額の料金を請求してきます。 ▶注意点=心当たりのない請求には応じない。不安な場合は警察などに相談する。利用した時間や明確な料金内訳が無い請求には要注意。レターパックを利用して送金を求める業者は信じない。 融資保証金詐欺 ▶内容=資金繰りに困っている個人や中小企業者に対し、融資する意思が無いのにも関わらず、はがきやファクスなどに「誰でも融資」「担保不要」などと記載して融資を誘います。申し込むと「保証金が必要」「信用実績が必要」などと口実をつけ、現金を口座に振り込ませるなどしてだまし取ろうとします。最近は、あたかも震災により経営に被害を被った会社を救済するかのごとく欺き、事務手数料や保証金などの名目で現金をだまし取る手口が発生しています。 ▶注意点=正規の貸金業者では、いかなる名目であっても、融資を前提に現金 の振り込みを要求することは無いので、誘いに乗らない。 還付金等詐欺 ▶内容=税務署や市役所などの職員を名乗る人から電話が掛かってきて「税金の返還金(または医療費の還付金)があるが、以前通知したのに返信がないので電話をした」などと、いきなりの連絡ではないことを強調します。その後「今日中に手続きしないと期限が切れる」などと言って焦らせた後、「キャッシュカードと携帯電話を持ってATMに行ってください」などと言い、ATMに向かわせ、操作方法を指示し、お金をだまし取ります。 ▶注意点=入金される場合、本人がATMを操作する必要はありません。ATMに向かうよう指示された場合は、確実に詐欺だと思い、電話を切りましょう。 おれおれ詐欺 ▶内容=息子や孫などをかたり、「電話番号が変わった」という電話が掛かってきます。その番号を新しい番号と信じ込ませ、後日、連絡することで本物の親族だと思い込ませて、現金を要求してきます。また、従前からの詐欺に加え、警察官や銀行協会職員などを名乗って、銀行の暗証番号を聞き出し、キャッシュカードをだまし取る手口も多発しています。 ▶注意点=「電話番号が変わった」は詐欺を疑う。そのような電話があった場合、電話を切った後、元の番号に必ず電話をする。警察や銀行協会などの官公庁や団体から電話があった場合、言われた番号を信じることなく、電話帳などを調べて、掛け直す。 怪しいメールや電話があったら  県警では、振り込め詐欺に関する情報の提供をお願いするため、情報受理専用メールアドレス(hurikome.jyouhou110@pref.iwate.jp)を開設しています。  犯人につながる情報として、▶あなたに届いた詐欺メールの本文▶指定された振込先の口座番号▶相手の連絡先電話番号―など、メールやはがきに記載された具体的な振り込め詐欺情報をお知らせください。  寄せられた情報は、犯人の検挙、被害防止のための広報など、広く活用させていただきますので、ご協力をお願いします(提供いただいた情報に対する回答は行っていません)。  特殊詐欺の相談は、#9110または最寄りの警察署へ、被害情報や「不審者からたった今電話があった」など緊急の場合は110番まで。 4、5ページ 市消防演習を盛大に挙行 団員らが防災の心意気示す  市消防演習が6月21日、松尾総合運動公園多目的運動場で行われました。  当日は、市消防団の団員500人と市婦人消防協力隊の隊員150人、車両63台が出動。開会式では、長年、消防防災に携わった団員などが表彰されました(5ページ参照)。  演習では、特別点検の開始申告が行われ、統監の田村正彦市長らが団員の観閲と機械器具の点検を実施。部隊訓練やラッパ吹奏訓練、幼・少年消防クラブの演技が披露されました。県防災ヘリコプター「ひめかみ」による救助訓練や散水訓練、団員によるポンプ操法訓練、分列行進なども行われ、多くの観覧者に消防の心意気を示しました。 表彰された団員など (敬称略、内容を抜粋して掲載) ■市長感謝状 ◆消防防災協力感謝状 工藤 俊一=高宮=(第5分団コミュニティ消防センターの用地を提供いただきました) ◆退職消防団員(10年以上勤続) 本  部 本部分団長 勝又 安正 部  長 佐藤 憲一      団  員 佐藤 邦子      団  員 高村 恵子 第1分団 分 団 長 工藤 友則      団  員 佐々木三男      団  員 田村  栄      団  員 五日市 博      団  員 千葉 幹枝      団  員 高橋 克磨 第2分団 部  長 伊藤 久男 第3分団 分 団 長 佐々木和彦 第4分団 分 団 長 工藤 政敏 第7分団 副分団長 吉田 文人      団  員 押切 由一 第7分団 団  員 伊藤  司 第10分団 部  長 泉山千代吉      団  員 田村 清秀      団  員 佐々木吉信 第12分団 団  員 遠藤 好雄 第13分団 団  員 山本 一男      団  員 伊藤 和彦 第16分団 班  長 佐々木俊幸 第20分団 団  員 畠山 峰彦      団  員 高橋 光児 第21分団 班  長 高橋 善幸      団  員 高橋 栄光      団  員 野崎 信次 第22分団 分 団 長 中軽米 正      部  長 高橋 和良 第28分団 部  長 佐藤 利彦 第30分団 分 団 長 藤本  貢      副分団長 伊藤 広美      団  員 遠藤 義弘 第35分団 部  長 角舘 隆博 ■市長表彰 ◆永年勤続功労賞(勤続30年以上) 第2分団 部  長 渡辺 浪雄      団  員 渡辺 貞光 第4分団 副分団長 日戸 吉也      班  長 武田喜美男 第7分団 副分団長 伊藤 久男 第10分団 副分団長 松浦  誠      団  員 伊藤 一行 第24分団 団  員 畑  松男      団  員 畑  清一 ■県消防協会岩手地区支部長表彰 ◆功労賞 本  部 部  長 橋本 光幸      班  長 小山田美恵子 本  部 班  長 佐々木宣明 第6分団 団  員 伊藤  寿      団  員 加藤 光則 第11分団 班  長 佐々木一奈 第13分団 団  員 小野寺恵司      団  員 山本 雅彦      団  員 小野寺 保      団  員 小野寺忠彦 第14分団 班  長 杣沢 俊勝 第17分団 班  長 漆田 進也 第18分団 部  長 山口  徹 第22分団 部  長 工藤 元明 第28分団 部  長 池本 茂美 市消防訓練大会の結果  市消防訓練大会が6月7日、松尾総合運動公園で行われました。  競技の各部門の順位は、次のとおりです。 ■ポンプ車操法の部 1位 第35分団 2位 第6分団 3位 第22分団 ■小型ポンプ操法の部 1位 第35分団 2位 第32分団 3位 第34分団 ■規律訓練の部 1位 第9小隊(第27・29・31分団) 2位 第11小隊(第33・34・35・36分団) 3位 第10小隊(第28・30・32分団) 6ページ NEWS&INFORMATION 人命救助の田中耕平さんに 岩手警察署から感謝状贈呈  岩手警察署(戸草内敏署長)は6月7日、大更の袖川で流されていた市内の50代女性を救助した県職員田中耕平さん(56)=仲町=に、感謝状を贈呈しました。  5月24日午後3時40分ごろ、散歩中の田中さんは「娘が川に流された。助けて」と、女性の母から救助を求められ、袖川をうつぶせ状態で流されてきた女性を救出。救急車で病院に搬送された女性は、一命を取り留めました。感謝状を受け取った田中さんは「助かって本当に良かった」と、笑みを浮かべました。 県歌人クラブの短歌大会で 伊藤幸子さんが会長賞受賞  県歌人クラブの短歌大会が6月13日、盛岡市勤労福祉会館で開かれ、伊藤幸子さん(69)=中平笠=が、計93首の作品中で最高賞の会長賞を受賞しました。  受賞作は『田の神のあそぶ水口きらめきて去年の藁屑花のごと浮く』。伊藤さんは「日常の風景を詠んだ作品で受賞でき、嬉しいです」と、受賞の喜びを語りました。 八幡平ふるさと会の集い開催 同会から市へテレビが寄贈される  第9回八幡平ふるさと会(田村啓造会長)の集いが5月31日、ホテルラングウッド(東京)で開催されました。  集いには、会員や関係者ら約230人が出席。田村会長が「市は、国体など大きな行事を控えている。会としても、ふるさとを訪れ、地元の活性化に役立ちたい」と、あいさつしました。会場では、市内企業が提供した景品の抽選会や物産品の販売会が行われたほか、八幡平さくらさんさ愛好会によるさんさ踊りが披露され、大いに盛り上がりました。  また、合併10周年を記念して、テレビの寄贈式も行われ、田村会長から田村正彦市長へ目録が贈られました。寄贈いただいたテレビは、市役所「結のひろば」に設置される予定です。 死亡叙勲 故・松浦博幸さんに旭日双光章  このほど、故・松浦博幸さん(享年76)=堀切=が、死亡叙勲(旭日双光章、地方自治功労)を受章されました。  松浦さんは、平成9年9月に旧西根町議会議員に初当選。26年4月までの16年間、議員を務められ、町勢、市勢の発展のために尽力されました。また、旧西根町消防団長も務め、地域防災にも貢献いただきました。  松浦さんの功績に敬意を表するとともに、心からご冥福をお祈りいたします。 7ページ 新しい市総合計画(まちづくり計画)の策定に向けて  平成17年9月1日に西根町・松尾村・安代町が合併し、八幡平市が誕生しました。市は、市勢発展を目指し、18年度に市総合計画を策定。これまでに各種施策・事業を推進してきました。合併から10年を迎え、27年度で現在の市総合計画が終了しますので、現在、市では28年度からの新たな計画を策定しています。  広報はちまんたいでは、今月号から複数回にわたり、新たな市総合計画の内容や策定状況についてご紹介していきます。 【 市総合計画をご存じですか 】  『八幡平市総合計画』は「基本構想」「基本計画」「実施計画」の大きく3つの構造に分かれています。  基本構想では、市民の皆さんと行政が一体となってまちづくりに取り組むために、市の将来像やまちづくりの目標などを定めており、その期間は10年です。  基本計画は、将来像の実現に向けた具体的な施策や主な事業などを前期、後期のそれぞれ5年期間で策定しています。  実施計画では、1年ごとの予算を定めて、具体的な事業の実施を進めています。  なお、18年度と22年度に前期と後期の基本計画を定めた際、概要版を全世帯に配布し、市が進む方向性をお知らせしています。 【次の10年に向けたまちづくり計画を】  市は、新たな市総合計画の策定に向けて、各種団体の代表者や、学識経験者、公募委員など計22名で構成される総合計画審議会を、26年10月から現在まで4回開催し、計画策定に向けての議論を行っています。  このほか、26年度には12の地域振興協議会のうち8協議会と「市長とのテーマトーク」を通して、さまざまなご意見をいただいています。「市長とのテーマトーク」は、引き続き開催していきます。 まちづくりアンケートへのご協力ありがとうございました  27年3月に、20代から70代までの無作為抽出による市内三千人を対象に、まちづくりアンケートを行いました。多くの方々からご回答いただき、ありがとうございました。  結果については、今後の計画づくりの参考にするとともに、市民の皆さんにお知らせしていきます。 ▼回答者数 1990人 ▼回答率 66・3% 8、9ページ 各課からのHOTLINE 28年度採用予定市職員職種を追加して募集中 ●詳しくは総務課(内線1231)  市は、平成28年度採用予定の市職員採用試験を次のとおり行います。 ※広報はちまんたい6月4日号でお知らせした内容に、初級建築の職種を追加して募集します。 ■試験日と会場 ▶第1次試験=9月20日日曜日、岩手大学教育学部棟 ■申し込み方法 受験申込書に必要事項を記入の上、申し込みください。 ■申込期間 8月11日火曜日まで ※郵送の場合も8月11日必着です。ご注意ください。 ■受験案内など 「受験案内」や「受験申込書用紙」は、市役所総務課、西根・安代両総合支所地域振興課に備え付けてあります(市ホームページにも掲載しています)。  「受験案内」や「受験申込書用紙」の郵送を希望する場合は、封筒に「職員採用試験案内請求」と朱書きし、92円切手を貼った宛先明記の返信用封筒を同封の上、市役所総務課(〒028‐7397、八幡平市野駄21‐170)宛てに、お早めにお送りください。 ■職種、採用予定人数および受験資格 職 種 採用予定人数 受 験 資 格 初級事務 若干名 高校卒業以上(平成28年3月末までに卒業見込みを含む)で、平成元年4月2日(大学院卒業または卒業見込みの人は、昭和60年4月2日)以降に生まれた人 初級土木 1人 高校卒業以上(平成28年3月末までに卒業見込みを含む)で、平成元年4月2日(大学院卒業または卒業見込みの人は、昭和60年4月2日)以降に生まれた人 初級建築 1人 高校卒業以上(平成28年3月末までに卒業見込みを含む)で、平成元年4月2日(大学院卒業または卒業見込みの人は、昭和60年4月2日)以降に生まれた人 初級事務(身体障がい者対象) 若干名 高校卒業以上(平成28年3月末までに卒業見込みを含む)で、昭和56年4月2日以降に生まれた人で、次の全ての要件を満たす人 •自力による通勤ができ、介護者なしに一般事務の職務遂行が可能 •身体障害者手帳の交付を受けている •活字印刷文による教養試験や、口頭面接試験に対応できる 看護師 若干名 看護師免許(平成28年3月末までに取得見込みを含む)を有し、昭和60年4月2日以降に生まれた人 保健師 1人 保健師免許(平成28年3月末までに取得見込みを含む)を有し、昭和60年4月2日以降に生まれた人 国保税の納税通知書を7月中旬に発送します ●詳しくは税務課市民税係(内線1126) ▶国民健康保険税とは 国民健康保険(国保)は、病気やけがをした時に安心して医療が受けられるように、加入者が国保税を出し合い、お互いに助け合う制度です。国保は、加入者一人一人が被保険者ですが、国保税は世帯ごとに算定します(右下の表参照)。納税通知書は、国保に加入している人の世帯の世帯主宛てに7月中旬に送付します。 ▶資格に異動があるとき 国保税は、国保資格の異動届け出に基づいて計算されますので、社会保険など他の健康保険に加入した時などには、14日以内に届け出が必要です。市民課の窓口で忘れずに届け出をしてください。 ▶申告がお済みでない人へ 国保税は、前年の所得を基に計算するため、確定申告などが済んでいないと、正しい算定ができない場合や、軽減が受けられない場合があります。収入の有無に関わらず、世帯主と加入者全員の申告が必要です。 ▶納付が困難な人はご相談を 災害や疾病、失業など、やむを得ない事情がある場合は、分割納付や減免などの相談に応じています。お早めにご相談ください。 ▶問い合わせ先 国保の資格については市民課国保年金係(内線1070~1074)、国保税については税務課市民税係(内線1126)、納付のご相談は税務課収納整理係(内線1128~1129)まで。 表 国民健康保険税の税率 区 分 医療給付費分(加入者全員) 後期高齢者支援金等分(加入者全員) 介護納付金分(40~64歳) 所得割(前年の所得に応じて計算)7.00% 2.30% 1.80% 資産割(固定資産税に応じて計算)26.00% 5.00% 7.00% 均等割(加入者1人当たりの額) 20,000円 7,000円 7,700円 平等割(1世帯当たりの額) 26,000円 6,500円 7,000円 課税限度額 52万円 17万円 16万円 国民年金保険料の免除希望する人は忘れずに ●詳しくは 市民課国保年金係(内線1071) ■7月から免除申請を受け付けます  国民年金には、経済的な理由などで保険料(平成27年度は月額15,590円)の納付が困難な人のため、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」があります。  この制度を利用すると、保険料が免除されたり、後で納められる期間が長くなったりします。  現在、27年度分(27年7月から28年6月まで)の申請を受け付けています。  申請に必要なものは、次のとおりです。 ▶印鑑▶年金手帳▶退職(失業)した人は雇用保険受給資格証明書や雇用保険被保険者離職票の写し ■学生納付特例は随時受け付け  学生納付特例(学生で本人の前年所得が一定以下の場合、納付が猶予されます)は、随時、受け付けています。申請には、在学証明書または学生証の写しと印鑑が必要となります。  詳しくは、市民課国保年金係または盛岡年金事務所(電話番号019-623-6211)まで。 ■年金情報流出について  6月1日に日本年金機構が発表した年金情報流出の件について、同機構から被保険者の皆さんに対して、直接電話したり電子メールを送ったりすることはありません。  日本年金機構をかたる電話などがあった際は、ご注意ください。この件に関する問い合わせは、フリーダイヤル(電話番号0120-818211)まで。 後期高齢者医療制度の被保険者証を送ります ●詳しくは市民課国保年金係(内線1071) ■新しい被保険者証を送ります  現在お使いの後期高齢者医療被保険者証は、平成27年7月31日まで有効です。そのため、新しい被保険者証を7月下旬にお送りしますので、有効期限をご確認の上、8月1日からは新しい被保険者証をお使いください。  8月になっても被保険者証が届かない場合は、お手数ですが、市役所市民課国保年金係まで、ご連絡ください。 ■減額認定証も更新します  有効期限が平成27年7月31日の減額認定証(※)を持っている人で、世帯全員の所得状況が確認でき、8月以降も交付対象となる人(世帯全員が住民税非課税の世帯に属する人)には、7月下旬に市から新しい減額認定証を送付します。  なお、これから減額認定証の交付を希望される人は、市役所市民課または西根・安代両総合支所地域振興課で申請ください。 ■保険料のお知らせは7月中旬です  保険料は、被保険者ごとに決まり、個人で納めていただくものです。27年度後期高齢者医療保険料額決定通知書は、7月中旬にお送りします。  保険料の詳しい計算内容は、届いた決定通知書をご確認ください。 ※減額認定証(限度額適用・標準負担額減額認定証)とは?  住民税非課税世帯に属する被保険者が、交付を受けられます。  入院や高額な外来にかかる時に、この減額認定証を医療機関に提示すると、病院・薬局ごとの窓口負担が自己負担限度額(右表参照)までの支払いとなります。また、高額療養費を申請することで、限度額を超えた差額分が、自動的に指定口座へ振り込まれます。 自己負担限度額表(月額) 所得区分 外来(個人単位) 外来+入院(世帯単位) 現役並み所得者 44,400円 80,100円+(医療費-267,000円)×1% 一般 12,000円 44,400円 低所得者Ⅱ 8,000円 24,600円 低所得者Ⅰ 8,000円 15,000円 8月30日日曜日は農業委員会委員一般選挙の投票日 立候補予定者を対象に説明会を開催  農業委員会委員一般選挙の日程 ◎立候補予定者説明会 ◆第一選挙区 ▼日時=7月30日木曜日午後2時から▼場所=西根総合支所大会議室 ◆第二選挙区 ▼日時=7月30日木曜日午前9時半から▼場所=市役所大会議室 ◆第三選挙区 ▼日時=7月31日金曜日午後2時から▼場所=安代総合支所大会議室 ◎立候補届出書類の事前審査 ◆日時 8月12日水曜日午前8時半から午後5時まで ◆場所 ▼第一選挙区=西根総合支所大会議室▼第二選挙区=市役所大会議室▼第三選挙区=安代総合支所大会議室 ◎立候補届け出受け付け ◆日時 8月23日日曜日午前8時半から午後5時まで ◆場所 ▼第一選挙区=西根総合支所大会議室▼第二選挙区=市役所大会議室▼第三選挙区=安代総合支所大会議室 ◎投票 ◆日時 8月30日日曜日午前7時から午後6時まで ◆場所 入場券に記載されている投票所  任期満了に伴う農業委員会委員一般選挙が、8月23日日曜日に告示され、30日日曜日に投開票が行われます。  この選挙で投票や立候補ができる人は、市農業委員会委員選挙人名簿に登録されている人です。  なお、各選挙区の農業委員の定数は、次のとおりです。 各選挙区の農業委員の定数 選 挙 区 区  域 定 数 第一選挙区 西根地区 14人 第二選挙区 松尾地区 6人 第三選挙区 安代地区 6人 ◎期日前投票  投票日に投票できない人は、期日前投票を行いましょう。 ■期間 8月24日月曜日から29日土曜日まで ■時間 午前8時半から午後8時まで ■場所 ▼第一選挙区=西根総合支所▼第二選挙区=市役所本庁舎▼第三選挙区=安代総合支所  詳しくは、市選挙管理委員会事務局(内線1220)まで。 農地なんでも相談会を開催 キャッチフレーズは「三地の益作戦」  県農業会議では、平成25年から毎年7月15日を「農地の日」と定めました。これは、農地法が昭和27年7月15日に制定され、平成25年で60周年を迎えたことを記念したものです。  この「農地の日」を中心に、県内各市町村の農業委員会では、遊休農地解消に向けた農地巡回など、創意工夫を凝らした多彩な活動を実施しています。  本市農業委員会では、昨年に引き続き、農地中間管理機構の説明や農地に関する質問、農業者年金に関する相談に応じるため、『農地なんでも相談会』を次のとおり開催します。 ■日時 7月12日日曜日午前9時から午後3時まで ■場所 道の駅にしね  この相談会のキャッチフレーズは「三地の益作戦」です。この「三地の益」とは、農地中間管理機構の設置目的である「貸地の集約、借地のあっせん、遊休農地の解消」を目指していること、これらの3つの「地」が農業に「益」をもたらすこと、活動が「道の駅にしね」で開催されることから、名付けられました。  『農地なんでも相談会』では、農地に関する質問、農業者年金や農業新聞に関する相談などを何でも受け付けるほか、農政に関するアンケートを実施し、お答えいただいた人には粗品を贈呈します。 市民の皆さんには、今回の相談会にぜひお立ち寄りいただき、農業に対する関心を深めていただきたいと考えています。また、「農地の日」の活動の一環として、市農業委員が、市内農地をパトロールしますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。  詳しくは、市農業委員会事務局(内線1352)まで。 参加者募集中 合併10周年記念事業「農と輝の大地縦断駅伝」~希望郷いわて国体! 成功への駆け足~  市は、合併10周年を祝うとともに、国体成功を祈念して、市民の絆でつなぐ「農と輝の大地縦断駅伝」を開催します。  駅伝では、秋田県鹿角市境(湯瀬ドライブイン)から盛岡市境(道の駅にしね)までの約54キロをタスキでつなぎます(西根地区は旧国道282号を走ります)。  どなたでも参加でき、走行距離はご相談に応じます。 ■日時 8月14日金曜日午前7時スタート ■走行距離 1人当たり500メートル~1キロ程度(参加者数により、変更する場合があります。峠区間は2キロ程度とします) ※中継指定場所へは各自移動。タスキをつないだ後は、現地解散となります。 ■応募方法 応募申込書に必要事項を記入の上、郵送(〒028-7397 八幡平市野駄21-170 八幡平市企画総務部スポーツ推進課宛て)、ファクス(0195-74-2118)、電子メール(sports@city.hachimantai.lg.jp)でお申し込みください。 ■応募締め切り 7月21日火曜日必着 ■当日のスケジュール・通過予定 時間 内 容 6:15 受け付け(舘市区間) 6:45 出発式 7:00 出発(湯瀬ドライブイン) 8:00 田山駅 10:00 村上旅館 11:30 安比ローソン 12:30 松尾八幡平駅 13:00 平舘駅 13:30 西根総合支所 14:00 道の駅にしね着 ■説明会 応募者を対象に説明会を開催します。都合の良い会場に出席してください。 ▶会場と期日 田山体育館【8月4日火曜日】、安代地区体育館【8月5日水曜日】、市役所【8月6日木曜日】  詳しくは、市役所スポーツ推進課(内線1141)まで。 木とうるしのカトラリー展を開催  安比塗漆器工房では「木とうるしのカトラリー展」を開催します。 ※カトラリー=スプーンや箸などの食事用道具のこと ■期間 7月18日土曜日から8月2日日曜日まで ■時間 午前9時半から午後5時まで(月曜定休)  また、期間中の7月18日土曜日から20日㈷までは、ふうせつ花の豆腐を漆のスプーンで試食できる「もぐもぐ体験会」を開催します。  詳しくは、同工房(電話番号63・1065)まで。 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎第67回県高等学校総合体育大会 ◆陸上競技(5月21日~24日、北上市・総合運動公園) ▼男子やり投げ ③畠山圭太(平舘高校3年) ◆テニス(5月29日~31日、盛岡市・太田コート) 【男子】▼団体 ①岩手高校【松浦洸祐(2年、西根第一中卒)ほか】▼個人▽シングルス ②松浦洸祐▽ダブルス ①松浦洸祐 ◆登山(6月5~7日、奥州市・焼石岳) ▼女子 ①盛岡第一高校【新里亜子(3年、西根中卒)】③平舘高校【髙橋裕香、髙橋秀華、工藤麻理奈、櫻桃花(2年)】 ◆相撲(6月6日、盛岡市・県営武道館相撲場) ▼団体 ①平舘高校▼個人選手権 ①上平晴輝(平舘高校3年)②髙橋和優(同校3年)③西野明河(同校3年)▼80キロ未満 ①齋藤優也(平舘高校3年)②中村優弥(同校1年)③古川大世(同校1年)▼80キロ以上100キロ未満 ①吉田皇(平舘高校2年)②遠藤翔太(同校3年)▼100キロ以上 ①髙橋和優②上平晴輝③西野明河 12、13ページ 話題ピックアップ 緑薫る大地踏みしめる 七時雨山山開き 新日本百名山や岩手の20名山に数えられる七時雨山(1,063メートル)の山開きが6月7日、田代平登山口で開かれました。 登山者の安全を祈願する神事、出発式を執り行った後、家族連れなど約100人が山頂を目指して出発。恵まれた天候の下、一行は新緑と雄大なパノラマを楽しみながら爽やかな汗を流しました。山頂では、市山岳協会から登頂者に記念の絵馬が配られ、万歳三唱で山開きを祝いました。 ふるさと思う歌声響く 東北電力スクールコンサート 東北電力㈱岩手支店主催のスクールコンサートが6月10日、松尾中学校で開催されました。 コンサートは、東北電力の次世代支援プロジェクト「放課後ひろば」の一環として企画。会場には、同校生徒や地域の皆さんなど約200人が詰め掛けました。コンサートでは、大槌町出身の歌手臼澤みさきさんが、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会のイメージソング「笑顔の賛歌」や新曲「SHINE north」を披露し、歌声で来場者を魅了しました。 自然豊かな山道を快走 第3回七時雨マウンテントレイルフェス 七時雨マウンテントレイルフェスが6月13、14の両日、七時雨山周辺で開催されました。 14日に行われたレース一般の部は、過去2回よりコースを約10キロ延長。不動の滝周辺を通過するなど、市の自然をより満喫できるコースを、選手はおのおののペースで楽しみながら走り抜けました。給水所やゴール地点では、地元の皆さんや企業が水分や食事の提供を行うなどして、選手をもてなし、地域主体のイベントとして盛り上がりました。 鮮やかな花々地域彩る あしろhana花フェスタ2015 「あしろhana花フェスタ2015」が、6月19日から21日までの3日間、荒屋新町商店街などで開催されました。  期間中は、地元住民の自宅の庭3カ所が一般公開され、市内外から多くの見学者が来訪。各所を巡りながら、咲きそろう美しい花々に見入りました。バラが中心の庭園を構える熊谷睦子さん(57)は「趣味が高じて造った庭。それ公開することで、地域が盛り上がり、うれしく思う」と、笑みを浮かべました。 特設会場に多くの人出 焼走り旧車ミーティング&焼走り熔岩流まつり 第8回焼走り旧車ミーティング&焼走り熔岩流まつりが6月15日、岩手山焼走り国際交流村特設会場で開催されました。 旧車ミーティングには、県内外から約200台の車両が集合。訪れた人たちは、エンジンルームなどをのぞき込みながら、車の持ち主と熱く語り合っていました。熔岩流まつりでは、毎年恒例のこぶたレースや大更小学校の吹奏楽演奏会、歌謡ショーなどが行われ、多くの観客でにぎわいました。 清流で元気に育ってね 安代小学校児童がアユの稚魚を放流 南部馬淵川漁協(工藤篤組合長)と安比川清流会(伊藤重高会長)が共催するアユの放流会が6月8日、五日市橋付近で行われました。  放流会には、安代小学校の1、2年生32人が参加。工藤組合長が「アユはきれいな川でしか育ちません。皆さん川を汚さないようにしましょう」と、児童に呼び掛けた後、児童たちは「大きく育ってね」などと声を掛けながら、バケツに入ったアユの稚魚約50キロを安比川へ放流しました。 すなっぷギャラリー 柏台小学校の5年生4人が油圧ショベルなどの操作を体験(6月10日、同校敷地内) 古希野球チーム「シルバー釜石」と「八幡平球友クラブ」が交流試合(6月13日、中山野球場) 「風の子花壇」と名付けた敷地に住民の皆さんが花の苗を植え付け(5月31日、新田一里塚周辺) 安代小学校の3年生15人がJR花輪線を利用して市役所庁舎の見学に訪れました(6月19日、北森駅) ひなぎく幼稚園の園児24人がサツマイモの定植を体験(6月11日、サラダファーム内) 14ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 健康福祉課健康推進係 内線1084 成人健診 受診しましたか?  日本人の死因第1位であるがん。日本では、年間約80万人が新たにがんになっているといわれています。また、一生のうち、2人に1人はがんになるとも言われているほど重大な病気です。  しかし、医学の進歩により、早期発見、早期治療で治るがんも増えています。がんは、症状が出てからの受診では遅いこともあります。そのため、検診を受けることが大切です。 ◆がん検診は無料です  市のがん検診は、対象者であれば、無料で受けられます。がん検診を受診後「さらに詳しく検査が必要」と判断されると、紹介状が届きます。  検診は、病気の可能性がある人を見つけるためのものです。紹介状が届いても、必ずしもがんというわけではありませんが、必ず早めに医療機関で受診しましょう。 ◆特定健診で生活習慣病を予防  国保特定健診は、血液検査や尿検査、血圧、心電図、眼底検査などを行い、生活習慣病を早期に発見するために実施しています。生活習慣病は、日本人の死因の約3割を占めており、予防が重要な病気です。病院で血液検査を受けていても、未調査の項目もありますので、特定健診を受けることをお勧めします。  なお、国保特定健診は、自己負担額千円(一部無料の人も有り)で受けることができます。 ◆まだ、間に合います!  市の総合健診・ミニドック健診は、7月21日火曜日まで行っています。また、22日水曜日は、夕方健診、29日水曜日および8月5日水曜日は、夕方大腸がん検診を実施します。対象地区以外の会場でも受けられます(連絡は不要です)。  対象者で、まだ、健診(検診)を受けていない人は、ぜひ受診して、自身の健康管理に役立てましょう。 「はちまんたい暮らしの支援室」を開設しています 生活にお困りの人の自立を支援する国の新しい制度が始まっています。  これは、生活に困っている人にお金や物品を差し上げるという制度ではなく、本人の暮らしの自立を支援するために相談に応じたり、就労の支援をしたりするものです。  市は、相談支援業務を市社会福祉協議会に委託しています(はちまんたい暮らしの支援室)。来所した人からの相談受け付けが基本ですが、電話による相談や、訪問して相談に応じる場合もあります。  なお、離職などにより住居を失った人、または失う恐れの高い人には、就職に向けた活動をするなどを条件に、家賃相当額(上限あり)を支給できる場合があります(一定の用件を満たしている人が対象です)。  詳しくは、下記窓口にお問い合わせください。 はちまんたい暮らしの支援室 ■場所 市社会福祉協議会内(野駄19-50) ■連絡先 電話番号0195-74-4400、ファクス0195-74-4402 ■相談日 月曜日から金曜日(祝日などの休日、年末年始を除く) ■時間 午前8時半から午後5時15分まで 15ページ 2016希望郷いわて国体 そばっち通信 vol.2 市大会スローガン  きそえ つどえ かがやけ 農と輝の大地で 今年も「花いっぱい運動」を実施  昨年も実施した「花いっぱい運動」を今年も実施します。  「花いっぱい運動」とは、国体の推奨花を競技会場などに飾り、全国から訪れる皆さんを温かく迎える運動です。また、花を育てることを通じて、市民の皆さんにも国体に参加していただくことを目的としています。 昨年育成した花のプランターは、合計630基でしたが、今年は、45の学校や団体、プランター里親事業に申し込みいただいた皆さんから、合計1276基を育てていただきます。 育てた花のプランターは、リハーサル大会の会場に飾り付けます。競技観戦の際は、市民の皆さんが心を込めて育てた花も、ぜひご覧ください。 花に水やりをするそばっち ◆プランターを設置するリハーサル大会の開催日と会場 ▶相撲=8月23日日曜日、市総合運動公園体育館 ▶ラグビー(少年男子)=8月20日木曜日~23日日曜日、市ラグビー場 ▶ライフル(CP除く)=10月10日土曜日~12日月曜日、田山射撃場・旧田山中学校特設会場・田山小学校体育館 地域おこし協力隊だより 〔17〕 今月の担当・菊池光洋  皆さん、はじめまして。4月から地域おこし協力隊になった菊池です。  私は4月から5月にかけて、安比八幡平ふれあい塾で修学旅行・野外活動の受け入れを行っていました。今回受け入れたのは、北海道・仙台・北上からの中学生で、八幡平温泉郷や安比高原周辺の宿に泊まったり、農業体験をしたりしました。 その中で、どの学校の先生も共通で話していたことがあります。それは「学校では見ることのできない、生徒の顔や話が聞けて、とても良かった」ということ。宿はただ泊めるだけではありません。ルール(集団生活の過ごし方)を教えたり、自己紹介や方言クイズ、郷土食作りやお話をしたりと、内容は宿によってさまざまですが、生徒とのふれあいの場です。 宿泊や体験は、見知らぬ土地で、見知らぬ人とコミュニケーションを取ったり、学校ではない空間で友達と過ごしたりするなど、生徒が成長する絶好の機会です。一生懸命受け入れするからこそ、このように感じていただけたと思います。 将来的には、市内をコーディネートし、地域と外をつなぐ窓口役を仕事にしていきたいと思っています。今後もいろいろな体験を増やしたいと思いますので、体験の受け入れに興味のある方は、お気軽にお声掛けください! 16ページ 博物館だより 夜の博物館に行きませんか 夏休み自由研究&工作講座を開催 博物館では、小学生を対象に「夏休み自由研究&工作講座」を開催します。  テーマは「伝統的な年中行事について」。年中行事を『ハレ(非日常)』と『ケ(日常)』のものに分類するとともに、各行事の今と昔の違いについて学びましょう。また「ハレ」の日の郷土料理をちぎり絵で表現する工作を行いながら、理解をより深めます。 夏休みの宿題として、楽しく勉強しませんか。皆さんの参加をお待ちしています。参加は無料です。 ■開催日程・場所(定員は各会場15人) ▶7月29日水曜日【市博物館】 ▶7月30日木曜日【市立図書館】 ▶7月31日金曜日【松尾コミュニティセンター】 ■時間 午前10時から11時50分まで ■申し込み方法 電話にて申し込みください。 ■持ち物 筆記用具、のり ようこそナイトミュージアムへ  博物館では、ナイトミュージアムを開催します。  無数の灯籠がともる入口を過ぎると、そこは博物館の夜の世界。ちょうちんの明かりで博物館を探検してみよう。また、市の昔話の読み聞かせも行います。  “わくわく、どきどき”夜の博物館へどうぞ足をお運びください。入場は無料です。 ■開催日時 8月11日火曜日午後5時から8時まで(入場は午後7時半まで) ◎同時開催 「香川弘夫の世界」  安代地区出身の詩人香川弘夫氏の作品や功績を紹介する特別展示と、劇団「ふるさと発信株式会社」による詩の朗読会を実施します。 図書館だより 夏休み子ども向けイベント開催 読書マラソンの参加者を募集中  図書館では、読書マラソンを開催します。図書館で本を借りた時に発行されるレシートをつづり、読書冊数を競います。また、夏休み期間中だけのミニマラソンもあります。 ▶期間 7月20日月曜日から12月28日月曜日まで ※ミニマラソンは、7月20日月曜日から8月20日木曜日まで ▶部門 ①幼児読み聞かせの部②小学校低学年の部③小学校高学年の部④大人の部(中学生以上) ▶申し込み 7月20日月曜日までに図書館に申し込んでください。 利用カード発行・更新時は身分証をお忘れなく 図書などを借りる際に必要な利用カードの有効期間は3年です。カードの新規登録や更新時には、身分証(学生証、運転免許証など)の提示を求めますので、ご協力をお願いします。 夏の映画会  夏の夜、野外で映画を楽しみましょう。 ▶日時 7月24日金曜日午後7時半から ▶場所 市立図書館駐車場 ▶内容 「百目のあずきとぎ」ほか ※ 雨天時は、お話室での上映となります。 ※ 必ず保護者同伴で参加してください。 子ども手作り絵本教室 自分だけのオリジナル絵本を作ろう。 ▶日時 8月5日水曜日午後1時から ▶場所 市立図書館会議室 ▶対象 小学生12人 子ども図書館体験 図書館の仕事を体験してみよう。 ▶日時 8月12日水曜日午前10時半から ▶対象 小学生10人程度 ▶場所 市立図書館 ▶応募期限 8月9日日曜日 ※ 詳細は、問い合わせください。 17ページ よろこびおくやみ(5月届け出分) 健やかに ◎男の子 伊藤 陽大(一樹・徳江/下町二区) 藤澤 遥人(弘之・利佳/金沢) 柏田 海翔(裕一・静香/南寄木) ◎女の子 岡外 彩花(広樹・京子/駅前) 畑 夢愛(友行・早/仲町) 石田 もえ(逸平・恵/荒屋新町) 川崎 陽葵(裕也・美樹/細野) お幸せに 藤原 晋司/宮古市、工藤 恵美子/田頭 安らかに 田村 ヨスノ 84歳 荒木田 圷 栄二 56歳 薬師 立花 運吉 82歳 五日市3区 吉田 サメ 92歳 共新 安保 長三郎 91歳 田山下 石川 昭二 83歳 間羽松 工藤 正傅 84歳 仲町 兎澤 義雄 85歳 小福田 工藤 光一 76歳 下町二区 古川 民雄 80歳 仲町 小野寺 ナヨ 90歳 上関 髙橋 優 58歳 上平笠 中村 モヨ 83歳 舘沢 山本 マツヱ 84歳 舘市 佐藤 マツヱ 97歳 山崎 菊池 慶夫 82歳 共新 乙部 ミヨス 79歳 野駄 勝又 政 89歳 中松尾 松浦 菊野 82歳 堀切 髙橋 ソノエ 84歳 上平笠 藤原 久夫 74歳 町組 工藤 次男 87歳 中村 ■人口の動き【5月31日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 16,530人(20人減) 6,279世帯(4世帯増) 松尾地区 6,037人(19人減) 2,346世帯(4世帯減) 安代地区 4,826人(増減なし) 1,878世帯(1世帯減) 合計 27,393人(39人減) 10,503世帯(1世帯減) 男性 13,194人(24人減) 女性 14,199人(15人減) 出生9人 死亡25人 転入36人 転出59人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年の数 項 目 3月 4月 5月 1月からの累計 人身事故 4(3) 1(3) 4(4) 15(19) 物損事故 64(54) 23(25) 25(37) 214(232) 負傷者 2(4) 1(5) 4(7) 16(25) 死者 1(0) 0(0) 0(0) 1(1) 飲酒運転 1(1) 0(0) 0(0) 2(4) 火災 0(2) 1(0) 2(0) 3(6) 救急 110(82) 73(99) 107(98) 525(469) №118 広報クイズ 7月2日号の問題 対面することなく、電話などで行う詐欺の総称は「○○詐欺」  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7397(住所不要)  ☆FAX:74-2102  ☆メール:koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 7月27日月曜日消印有効 ◎第117回の正解 市役所結のひろば ▶応募者12人 ▶正解者12人 ▶当選者 伊藤亜由美さん(帷子)、松尾コノエさん(松尾)、工藤キヌさん(松尾) 18、19ページ お知らせ 緑があふれる安比高原で 市長杯ゴルフ大会を開催  第10回市長杯ゴルフ大会を開催します。 ■開催日 7月18日土曜日 ■時間 午前8時半開始 ■場所 安比高原ゴルフクラブ ■参加資格 市民、市と関連する事業所・団体に所属している人 ■申込期限 7月10日金曜日  申し込みは、安比高原ゴルフクラブ(電話番号73-5311)まで。 市内老人ホームで働く 調理員募集しています  (福)みちのく協会では、臨時職員を募集しています。 ■募集職種 調理員 ■仕事内容 給食調理業務 ■就業時間 ①午前6時半から午後3時半まで②午前10時から午後7時まで ■就業場所 ケアハウスアーベイン八幡平(柏台) ■給与月額 126,000円~  詳しくは、ケアハウスアーベイン八幡平(電話番号78-2710)北舘まで。 暮らしの安全のために 食への理解を深めよう  県では、食品の安全性に関する説明会を行います。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。 ■日時 8月21日金曜日午後1時半から3時半まで ■場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)7階 ■内容 食品表示法と新基準について(講師:消費者庁食品表示企画課船田修平氏) ■申し込み方法 ①所属②氏名③居住市町村名④連絡先を明記し、メール(AC0009@pref.iwate.jp)または、ファクス(019-629-5279)にて申し込みください。 ■申込期限 8月7日金曜日  詳しくは、県庁県民くらしの安全課(電話番号019-629-5322)まで。 プレミアム付き商品券 売り切れ次第終了です  市商工会では、20%のプレミアム付き市共通商品券を販売しています。商品券は、市内約250の加盟店で使用できます。売り切れ次第終了となりますので、お早めに購入ください。 ■販売内容 1セット1,000円×12枚(12,000円相当)を10,000円で販売 ※1世帯あたり5セットまで購入可能 ■販売場所 市商工会(本所、松尾支所、安代支所)※市役所では、販売していません。 ■有効期限 10月22日木曜日  詳しくは、市商工会(電話番号76-2040)まで。 ふれあいと夕涼み楽しむ 麗峰苑夏祭り開催します  特別養護老人ホーム麗峰苑では、夏祭りを開催します。 ■日時 7月30日木曜日午後4時から6時まで(雨天決行) ■場所 同老人ホーム(平舘13-1-1) ■内容 さんさ踊り、抽選会など  詳しくは、同老人ホーム(電話番号64-1120)大町まで。 裁判所事務官の 採用試験を実施  最高裁判所では、平成27年度の裁判所職員採用一般職試験(高卒者区分)を実施します。 ■受付期間 ▶インターネットによる申し込み 7月14日火曜日午前10時から23日木曜日まで【受信有効】▶郵送による申し込み 7月14日火曜日から17日金曜日まで【17日消印有効】 ■対象官職 裁判所事務官 ■第1次試験日 9月13日日曜日  詳しくは、盛岡地方裁判所事務局総務課人事第一係(電話番号019-622-3352)、または裁判所ウェブサイト(http://www.courts.go.jp/saiyo/index2.html)をご覧ください。 横間地区伝統行事に 参加してみませんか  横間自治公民館(代表:畠山正徳)では、伝統行事「横間虫追い祭り」の参加者を募集します。参加は無料で、行列のみの参加も可能です。 ■日程 7月19日日曜日▶準備/午前8時から11時まで▶行列/正午から午後1時まで▶直会/午後1時から ■会場 横間地区農作業準備休憩施設  詳しくは、同公民館【(携帯)090-4632-8373、電話番号72-3364】畠山まで。 毎月勤労統計調査への 回答にご協力ください  厚生労働省では、毎月勤労統計調査(特別調査)を実施します。 ■調査対象 4人までの常用労働者を雇用する事業所 ■調査内容 調査対象の賃金、労働時間および雇用の実態  調査対象になる事業所には、8月から9月にかけて県委嘱の統計調査員が訪問しますので、調査へのご協力をお願いします。 養鶏・鶏肉加工場の仕事 障がい者求人募集中です  ㈲西部産業では、障がい者求人募集を行っています。 ■募集職種 ①鶏肉処理加工(週40時間制)②ブロイラー飼育(週30時間制) ■募集人員 ①・②ともに若干名 ■就業時間 ①午前7時10分から午後4時まで②午前9時から午後4時まで ■就業場所 ①平笠地区内②平笠地区内および岩手町一方井地内 ■給与月額 ①124,800円 ②89,496円 ■資格 障がい者(身体・知的・精神)手帳所持者  詳しくは、同社(電話番号75-1662)田中・伊藤まで。 国保西根病院では 臨時職員を募集中  国保西根病院では、臨時職員を募集しています。 ■募集職種 管理栄養士 ■応募資格 管理栄養士の資格所有者で、健康な人 ■募集人数 1人 ※採用人数に達し次第、締め切り ■雇用期間 10月1日から28年3月31日まで ■賃金 日額15,000円 ■応募方法 必要書類を市ホームページからダウンロード、または同院窓口から受け取り、必要事項を記入の上、同院事務局に郵送するか直接持参してください。  詳しくは、同院事務局(電話番号76-3111)まで。 戦没者遺族対象に 特別弔慰金を支給  厚生労働省では、戦没者などの死亡当時の遺族を対象に、特別弔慰金の支給を行っています。未申請の場合は、ご相談ください。 ■対象者 平成27年4月1日現在、「恩給法による公務扶助料」や「戦傷病者戦没者遺族等援護法による遺族年金」を受け取る人がいない場合で、所定の順位による先順位の遺族1人 ■支給内容 額面25万円、5年償還の記名国債 ■請求期限 平成30年4月2日まで  詳しくは、市役所地域福祉課福祉総務係(内線1114)まで。 第1期分の所得税 納付をお忘れなく  所得税および復興特別所得税の第1期分の納付期限は、7月31 日金曜日です。忘れずに納付してください。また、振替納税を利用している人は、納期限に指定の金融機関口座から自動的に納付されますので、納期限前日までに振替口座の残高を確認ください。  予定納税の減額申請をする場合は、7月15日水曜日までに減額申請書を所轄税務署に提出してください。  詳しくは、国税庁ホームページ (http://www.nta.go.jp)をご覧ください。 引き揚げ者から預かった 通貨・証券などを返還中  税関では、戦後、海外から引き揚げて来た人からお預かりした保管証券類の返還を行っています。  返還請求は、本人だけではなく家族でもできますので、お気付きの際は問い合わせください。  詳しくは、宮古税関支署(電話番号0193-62-6559)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質を測定しています。  5月21日・28日、6月4日・11日の測定で、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 ▪編集後記 ▷柏台小5年生の重機操作体験では、建設作業員の指導の下、戸惑いながらも、ショベルカーやロードローラーの操作に真剣な表情で取り組む児童らが印象的でした。その姿を見ていると、私も操作したい衝動に駆られました。幼少年期にこのような経験ができるとは、うらやましい。どんなことでも経験は宝ですね。私も今いる環境の中で、いろいろなことに興味を持ち、挑戦中。その全てが私の財産になると信じて。  沙 20ページ キラリ輝人26 地域に伝わる食文化を盛り込んだ「食育かるた」を製作 NPO法人 七時雨いきいきネットワーク 遊びを通して 郷土の食と歴史学ぶ  NPO法人七時雨いきいきネットワーク(工藤忠義理事長)では「食育かるた」の製作を行い、郷土食を中心とした食育に力を入れています。  かるたの製作は、平成26年9月から開始。同法人が管理運営を行っている7学童保育クラブの児童や保護者から読み句を募集したところ、256人から608の応募がありました。同法人の小野寺陽子事務局長は「冬の寒さが厳しいからか、体を温める郷土料理の句が多かったのが特徴的。子どもたちの表現力の豊かさにも驚かされました」と、応募作品を振り返ります。  寄せられた読み句は、県食の匠認定委員や食生活改善推進員連絡協議会、児童福祉関係者らが、46文を選考。その後、同法人の職員が、手書きで絵札を作り、台紙などへの貼り付けも含めて、全て手作業でかるたを作り上げました。また、今年3月25日には、完成したかるたを使った大会も開かれ、「食育かるた」は多くの人の注目を集めました。  工藤理事長は「市の食や歴史を遊びながら学んでほしい。また、このかるたを使って沿岸被災者の皆さんと交流を深められれば」と、今後の利用方法に夢を膨らませていました。