農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報はちまんたい No.217 Apr. 2015 1ページ 将来の夢は消防士かな?(3月8日、八幡平消防署防災フェスタ) 主な内容    平成27年度施政方針 ……………… 2~5ページ  平成27年度一般会計予算 ………… 6~7ページ  平成27年度市職員人事異動 ……… 8~11ページ 2~5ページ 今後を見据え 総合計画を策定 平成27年市議会第1回定例会 施政方針  平成27年市議会第1回定例会が、2月18日から3月20日まで、市議会議事堂議場で開かれました。議会初日には、田村正彦市長が27年度の施政方針について述べました。その一部を抜粋して紹介します。  昨年5月8日に、増田寛也氏が座長を務める「日本創生会議・人口減少問題検討分科会」が、2040年には若年女性の流出により、全国896の市区町村が消滅の危機に直面するという試算結果を発表しました。これは、今後何も手を打たなければという前提ですが、県内33市町村中、本市を含む27市町村が該当しています。  このように、人口の減少と東京一極集中が進み、地方が疲弊する現状に対し、国は、昨年12月27日に「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」および「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口減少の歯止めと地方の再生に本腰を入れて取り組む姿勢を示しました。本市としても、今後、仮称ですが「八幡平市まち・ひと・しごと創生推進本部」を立ち上げ、人口ビジョンおよび総合戦略の策定に取り組んでいきます。  本市は、平成17年9月に旧3町村が合併して以来、本年で10周年を迎えます。この記念すべき10周年に当たり、11月に記念式典を開催するとともに、各種記念事業を展開します。また合併後策定した総合計画は、27年度で計画期間が終了します。総合計画は、本市のまちづくりの指針となるもので、合併後、この指針に沿って、市の将来像である「農と輝の大地」の実現を目指すとともに、新市の一体感の醸成に向けて取り組んできました。基本計画に基づいて定めた実施計画は、ほぼ順調に事業化し、完了してきましたが、東日本大震災などの影響による観光入り込み客数の減少など、目標とする指標に届かない施策もあります。  これまでの10年の取り組みを検証しつつ、今後の人口の推移などを見極めながら、28年度からの新たな第2次総合計画を開始すべく、現在、計画の策定に向けて作業に着手しています。27年度中には、基本構想と前期基本計画および主要な事業の実施計画を策定していきます。策定に当たっては、既に総合計画審議会を立ち上げ、委員の皆さまからご意見・ご提言をいただいており、今後、議会と情報を共有し、計画決定に向けて取り組んでいきますので、ご協力をお願い申し上げます。  以下、27年度の主な施策と主要事業の概要を市総合計画の体系に沿って、申し上げます。 自然と共生する、快適な住環境のまちづくり ▼再生可能エネルギー=継続して調査を行っている松尾八幡平地域をはじめ、地熱発電創業を見込み、引き続き事業者を支援していきます。また、市総合運動公園体育館、松尾コミュニティセンターおよび安代診療所付近に防災用太陽光発電設備を整備し、災害時に備えます。 ▼道路整備事業=県道焼走り線、市道北切線、矢神線、松川線の事業完了を目指すとともに、県代行による事業を要望している市道鴨志田線については、事業採択に向け、実施設計に取り組みます。その他、市道山子沢線など10路線については、継続して実施します。また、新規事業として、市道植立水沢線など4路線について、実施設計および概略設計に着手します。 ▼水道事業=小屋の沢水源を活用した統合事業を継続して実施し、27年度から2カ年で浄水棟と配水池の建設に着手します。 ▼下水道事業=公共下水道事業の西根地区管渠整備を継続して実施するとともに、時森地区管渠整備が完了したことから、今後、さらなる接続率向上に努めます。 ▼市営住宅=長寿命化対策として、柏台第一住宅の排水管更生工事を実施するとともに、時森住宅の排水設備接続工事を実施します。 ▼コミュニティバス=新庁舎移転に伴い、26年12月に路線を見直しました。これからも、市民の皆さんにとって、さらに利便性のよい利用形態となるよう取り組みます。 ▼社会保障・税番号(マイナンバー)制度=平成27年10月から番号の付番と通知を行い、28年1月から個人番号カードの交付と利用が開始されます。特定個人情報保護評価やマイナンバーカード独自利用など、準備に万全を期し、取り組んでいきます。 ▼都市計画=都市計画道路大更駅前線と大更駅西口駅前広場の2事業に継続して取り組みます。大更駅前線は、県から事業認可を受けた後、用地買収や補償の契約を進め、駅前広場の工事を進めていきます。また、大更駅自由通路および駅舎の実施設計に取り組んでいきます。 ▼災害に強いまちづくり=地域防災の中心となる消防団や関係機関などと連携を図り、市民の皆さんの生命と財産を守るため、万全を期します。27年5月に、盛岡市で東北6県合同水防演習として、北上川上流総合水防演習が実施されます。本市からは、水防演習の演目で実施される東北水防技術競技大会に出場予定です。また、防災行政無線をデジタル方式に移行するための基本設計を行います。 ▼環境衛生対策=24年度に策定した環境基本計画前期行動計画の最終年度となるため、中間検証を行い、後期行動計画を策定し、環境負荷の軽減と健康で快適な生活環境の確保に努めます。また、26年に策定された「県央ブロックごみ・し尿処理広域化基本構想」に基づき、一部事務組合設立準備室が設置されるため、本市から職員1人を派遣します。 ▼交通安全=全国の死亡事故の多くは、高齢者が犠牲となっていることから、関係機関・団体と連携し、高齢者への啓発活動を強化していきます。 連携によって築く、躍進する産業のまちづくり ▼農業振興=26年産米価の大幅下落により、27年度は、主食米から飼料用米に作付け転換する農家が大幅に増えると見込まれるため、受け入れ体制の整備を推進します。収入減少による農家経営への影響の緩和策として「米・畑作物の収入減少影響緩和対策(通称ナラシ)」が引き続き実施されますが、27年度から、対象者を認定農業者、集落営農、認定新規就農者のみとします。米価下落による所得減少対策として有効な制度であることから、制度の周知および誘導を図ります。 ▼新規就農者支援=市の「新規就農者等支援事業」と国の「青年就農給付金」制度を有効に活用しながら、認定新規就農者の誘導を推進していきます。また、新規就農者が、早期に自立した経営ができるよう、関係機関の協力を得ながら、フォローアップに努めます。 ▼地域農業マスタープラン=事業推進に影響を与えないよう随時見直しを行います。地域の担い手への農地集積・集約は、農地中間管理機構を有効に活用しながら、農地の流動化を推進していきます。 ▼園芸振興=各種補助事業を利用し、必要な管理用機械・生産施設を導入する認定農業者および生産組織などを支援するほか、リンドウ・ホウレンソウなどの品質向上、土作り、灌水および高温対策などの支援策も実施します。 ▼リンドウ生産=26年度までの累計販売額300億円、10年連続売り上げ10億円を突破し、国内トップブランドとしての責任産地を確立しています。また、世界的な販売、輸出戦略として、日本、チリ両政府の支援や協力を受けながら、チリでの栽培事業を強化し、本市が栽培できない時期のリレー出荷による需要の拡大に努めていきます。 ▼畜産振興=市営牧野などを利用した夏山冬里方式による低コスト生産を推進するとともに「優良牛導入資金貸付基金」の活用や各種支援策により、増頭対策を行っていきます。牛や豚、ブロイラーの経営安定対策を実施するほか、地域ブランドである「八幡平牛」の浸透を図るため、市牛肉推進協議会が行う活動に支援していきます。 ▼農業農村整備=27年度から「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が交付されました。地域内の農業者が、多面的機能の維持および発揮のために取り組む活動を支援し、安定的な農業農村整備を推進していきます。 ▼林業振興=人工林資源の積極的な活用と木材の安定供給体制を確立し、生産コストの削減と作業路網整備および木質バイオマスエネルギーの活用を進めます。森林管理署と連携した国有林の有効活用および森林資源の循環利用による雇用創出を図りながら、再造林、保育などの適切な森林施業を推進していきます。 ▼工業振興=県や盛岡広域市町と連携した誘致活動に取り組み、空き工場などで新たに操業する企業に賃借料の一部を補助。新規立地の促進と地元雇用の場の創出に取り組みます。 ▼起業家支援=貸工場への入居支援をはじめ、2次展開へ向けた物件紹介や各種支援制度などの情報提供を行うなど、フォローアップに努めます。また、地域経済再生の取り組みとして、公的研究機関や大学などと地元企業の共同研究による技術開発、企業間の取り引き拡大や販路拡大などを促進するため、関係機関などと連携した支援を行います。 ▼商業振興=「商店街活性化推進事業」などに補助し、引き続き市商工会を支援します。また「全国展開支援事業」に引き続き助成し、観光開発事業や特産品開発を支援するとともに、市物産振興会との連携による首都圏などで開催される物産展への出店を通じ、販路拡大に努めながら、市の魅力を全国に発信していきます。大更商店街のにぎわいづくりについては、地元商店などとも協議しながら、ハード・ソフト両面から進めていきます。 ▼観光振興=「市滞在型観光振興計画」を着実に推進するため、市観光協会や関係団体との連携強化を図ります。併せて、盛岡・八幡平広域観光圏などの関係団体と一体的な観光連携を促進し、首都圏での観光PRなどに取り組みます。 ▼スポーツイベント=「第24回岩手山焼走りマラソン全国大会」を実施するほか、例年開催されているイベントへの支援を行い、宿泊を伴うスポーツイベントとして定着化を目指します。また、ラグビーやサッカーをはじめとしたスポーツ合宿誘致の推進のため「スポーツ合宿誘致補助金」を創設し、全国に「スポーツのまち八幡平市」を発信していきます。 ▼教育旅行および体験旅行の誘致=旧松尾鉱山や鹿角街道などの歴史遺産をはじめ、地域資源を生かした観光振興を促進し、それにグリーンツーリズムやエコツーリズムを加えたメニューの提案を行いながら、誘致に取り組みます。 ▼外国からの誘客(インバウンド)=国内からの誘客に加えて、アジア地域を中心とした誘客を図ります。台湾に加え、交流が深いタマサート大学があるタイ国に注目し、日本政府観光局主催の旅行フェアに職員などを派遣し、誘客を進めていきます。 ▼安比塗=漆工技術研究センターでの職人育成や修了生が従事する安比塗漆器工房などでの製造・販売に加え、東京での見本市への出店や各種情報発信を通じて、ブランド力を向上させていきます。 健やかな、創造性あふれる人材のまちづくり ▼保健・医療=「総合健診」および「ミニドック健診」を引き続き行い、受診率向上と受診後の指導に努めます。また、B型肝炎ウィルスの感染予防のため、乳児への予防接種費用を新たに助成します。 ▼西根病院=26年には西根病院施設整備基本計画を策定。西根病院新築工事設計業務の請負業者をプロポーザル方式によって決定しました。27年度は、病院用地取得に向け、具体的な取り組みを行っていきます。 ▼出会い支援事業=成婚3組の実績を踏まえ、婚活パーティーの充実を図ります。独身者や親、地域住民を対象にした交際、結婚への意識改革に関するセミナーを開催するなど、出会い支援の啓発にも取り組みます。 ▼障がい福祉=26年度中に策定した「第4期障がい福祉計画」について、市障がい者自立支援協議会で進捗状況を報告、評価を受け、計画を推進していきます。また、生活保護に至っていない困窮者を対象に、その自立を支援する「生活困窮者自立支援事業」に新たに取り組んでいきます。 ▼高齢者福祉=現在策定中の「高齢者福祉計画」に基づき、高齢者が安心して暮らすことができるよう生活支援サービスなどを充実させるとともに、医療・介護・福祉などが連携して、高齢者を支える「地域包括ケアシステムの構築」を推進していきます。 ▼子育て支援=あしろ保育所および畑分園の民営化後の支援を行います。現在、策定を進めている「市子ども子育て支援事業計画」の基本理念に基づき、子どもと子育て家庭に対する支援の充実を図っていきます。 ▼学校教育=「市の次代を担う人づくり」を中心に据えた施策を展開し、教育環境と体制の整備を進めていきます。特に、小・中学校の連携による児童・生徒の学力向上への取り組みの充実に一層努めます。 ▼学校施設整備=26年度実施の調査に基づき、田頭・安代・田山小学校と松尾中学校の屋内体育館の吊り天井改修工事を実施します。 ▼芸術文化振興=各種団体と連携し、芸術祭、芸能大会などの発表の場を提供し、多様で個性豊かな芸術文化の普及に努めます。引き続き、国庫委託事業「学びを通じた被災地コミュニティ再生支援事業」を活用し、児童・生徒による伝統芸能の保存・伝承活動を支援します。 ▼体育振興=市スポーツ振興計画の基本施策に掲げるスポーツに親しむ環境づくりと、スポーツ少年団の育成に努めます。また、市体育協会と連携し、国体や各種大会で活躍する選手の育成に努めます。 ▼体育施設=ラグビー場など4つの施設を新たに体育施設として管理するほか、ラグビー場1面の建設に着手します。併せて、28年の希望郷いわて国体開催に向けて、施設整備や備品の更新に努めます。 ▼スポーツ大会=競技型スポーツ大会の開催・支援を行います。また、第42回東北総合体育大会の4競技が本市で開催となっており、国体に向けての機運醸成や役員養成に努めていきます。 ▼第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」=選手・監督、役員など関係者や一般観覧者を迎えるため、市民の皆さんや関係機関の参加・協力による「花いっぱい運動」や児童・生徒の「歓迎のぼり旗作成」など、広く市民運動を展開するとともに、エアライフル特設射撃場や田山射撃場上屋などの施設整備を行います。また、国体の円滑な運営体制の充実を図るため、本年開催する国体リハーサル大会で、各競技団体と連携し、各種業務の習熟を図りながら、準備に万全を期します。 ▼行政改革=第3次行政改革大綱の策定に取り組みます。過疎地域自立促進計画は、法期限が33年3月末まで延長されたことに伴い、新たな計画策定に取り組みます。 ▼市行政機構=24年度から3カ年にわたり取り組んできました。今後も定員適正化計画にのっとり、組織のスリム化や部制廃止を視野に入れた新たな行政組織機構再編に取り組んでいきます。 ▼公共施設などの管理=公共施設等総合管理計画の策定に着手し、施設の適正管理に努めます。 ▼地域づくり一括交付金=27年度は、地域で国体を盛り上げるために各地域振興協議会に交付金を50万円ずつ増額します。 ▼地域おこし協力隊=27年度は新たに4人任用する予定です。隊員のさまざまな経験を生かし、地域振興に結び付けるとともに、隊員の定住化に向けた支援を実施していきます。 27年度新規事業の主な内容 事 業 名 内容【予算額(千円未満を四捨五入)】 市総合計画策定事業 市の第2次総合計画(計画期間は平成28~37年)策定に係る経費【198万円】 横間曲田テレビ共同受信施設老朽化対策事業補助 テレビ難視聴地域の共同受信施設が老朽化したため、更新費用を補助【193万円】 統合型GIS導入業務委託料 地形図を共有し、同一のものを使用することで効率化を図るための業務委託【1,991万円】 合併10周年記念事業 合併10周年記念式典などにかかる経費【464万円】 合併10周年記念ふるさと帰省バス事業 ふるさと帰省バス(東京~八幡平市間の往復バス)の運行経費【184万円】 公共施設等総合管理計画策定業務委託料 公共施設などの更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行い、財政負担を軽減・平準化するための策定業務委託【1,642万円】 生活困窮者自立支援事業 生活保護に至る前の段階の自立支援策強化のため、生活困窮者に対し、自立支援事業の実施および住居確保給付金を支給【500万円】 施設型等給付費、地域型保育給付費 27年度から子ども・子育て新制度による施設型等給付(認定こども園など)、地域型保育給付(小規模保育など)に入園している子どもたちへの扶助【1,924万円】 綿帽子温泉館指定管理料 効率化のため、安代老人憩の家を閉鎖し、その機能を綿帽子温泉館あずみの湯に集約。27年度から3年間の指定管理料【1,550万円】 米殻フレコン保管流通化対策事業費補助金 27年度から作付面積が増加すると見込まれる飼料用米の受け付け可能数を強化するための施設整備費補助【5,000万円】 米穀荷造作業省力化支援対策事業費補助金 米のフレコン(袋状の包材)流通に対応するため、計量器・コンプレッサー・石抜き機の導入費に対し補助【250万円】 農地中間管理事業機構集積協力金 意欲のある担い手を公募し、農地の集積と集約を支援していく費用【1,190万円】 長久保牧野格納庫建築工事 格納庫の建築工事費用【904万円】 多面的機能支払交付金 農地、水路、農道などの施設補修活動を行う活動組織に対し、協定に基づいた交付金を交付【3億5,293万円】 八幡平温泉郷引湯管等整備工事実施設計業務委託料 八幡平温泉郷引湯管などの整備に係る実施設計業務委託【6,570万円】 草刈装置購入費 小型ロータリー車両に接続する専用草刈り装置の購入費【870万円】 除雪車両購入費 13㌧級除雪ドーザ1台、ハンドガイド除雪機1台の購入費【2,450万円】 消防車両購入費 ポンプ車および小型動力ポンプ付積載車の購入費【3,127万円】 避難者受付システム購入費 避難所での迅速な避難者受け入れと情報共有を行うためのシステム購入費【389万円】 国体競技等支援事業補助金 国体などに出場および上位入賞する選手やその指導者を育成するための事業に対しての補助【161万円】 八幡平市ラグビー場等指定管理料 八幡平ラグビー場(旧上寄木グラウンド)、市鬼清水球技場(旧鬼清水グラウンド)、市中山ラグビー場(旧中山グラウンド)、市中山野球場(旧中山野球場)の指定管理料【2,320万円】 冬季国体関連施設改修事業 矢神飛躍台電光掲示板・田山射撃場フェンス改修およびクロスカントリーコース競技計時計算システムの開発費用など【4,326万円】 圧雪車購入費 クロスカントリーコースを作成するための圧雪車1台の購入費【2,592万円】 ウインチ付圧雪車購入費 ジャンプ競技のためのウインチ付圧雪車1台の購入費【4,860万円】 国体ライフル競技施設整備事業 旧田山中学校に国体ライフル競技の特設射撃場を設置するための費用【1億2,459万円】 6、7ページ 平成27年度 一般会計予算は 192億8,000万円  平成27年度の予算が、市議会第1回定例会最終日の3月20日に可決されました。一般会計の予算総額は、26年度予算と比較し、3億6100万円(1・8㌽)減の192億8000万円です。今号では27年度一般会計予算の概要を紹介します。  平成27年度の一般会計の歳入・歳出の内訳を次ページ上段の円グラフに、また会計別の予算額を次ページ下段に示します。  27年度の一般会計の予算総額は、192億8000万円で、前年度比3億6100万円(1・8㌽)減となりました。  一般会計の歳入と歳出の概要は、次のとおりです。 ■ 歳入  一般会計の歳入で最も多くを占めるのが、地方交付税の80億円(構成比41・5%)です。地方交付税は、これまでの交付実績などから、前年度に比べ、1億5千万円減額しています。  次いで多くを占めているのは市税で、固定資産税の増額などを見込み、前年度比3102万円(1・1㌽)増の29億4285万円となりました。  3番目に多いのは市債ですが、前年度に比べ15億860万円(46・3㌽)減り、17億4730万円となっています。 ■ 歳出  歳出について、前年度と比較して、大きく増減があった科目について説明します。  総務費は、新庁舎の建設工事の完了などにより、前年度に比べ、16億3761万円(41・7㌽)減の22億9021万円を計上しています。  農林水産費は、多面的機能支払交付金の増加などにより、前年度比3億2742万円(25・8㌽)増の15億9499万円となっています。  商工費は、自然休養村の体育施設の指定管理料やラグビー場グラウンド増設工事の予算が教育費に移管するため、前年度に比べ、2億3469万円(30・3㌽)減の5億4100万円となりました。 教育費は、商工費から移管したグラウンド増設工事などの予算分が増額。さらに、希望郷いわて国体関連の予算が増えたため、前年度比7億9604万円(56・4㌽)増の22億815万円となっています。  なお、地方債については、プライマリーバランスが黒字となる見通しです。実質公債費比率は、起債に県知事の許可が必要となる基準の18%を下回る見込みで、20年度以来、この基準を下回っています(25年度は11・5%)。  市は、今後も財政指標を注視しながら、将来負担が過大にならないよう計画的な財政運営に努めていきます。  詳しくは、市役所市長公室財政係(☎・内線1204)まで。 用語解説 一般会計=市税や地方交付税を主な財源として、道路や水路の整備、福祉や教育など、さまざまな分野の事業やサービスを行うための会計 特別会計=国民健康保険や公共下水道事業、浄化槽事業などのように、特定の収入で特定の事業を行うため、一般会計と区分するために設ける会計 企業会計=国・地方公共団体が営む公営企業が行う会計(本市は水道事業と西根病院事業) 多面的機能支払交付金=農業・農村が持つ多面的機能(水田による洪水防止など)を維持・発揮するための事業に支払われる交付金。水路・農道の維持などのほかに、人材確保や集落間の連携活動支援なども対象 プライマリーバランス=基礎的財政収支。地方債発行を除く税収などの正味の歳入と公債費(元金償還額分のみ)を除く歳出との収支 実質公債費比率=地方債の償還金を標準財政規模で割ったもので、通常過去3年間の平均値をとります。 8~11ページ 行政組織・機構を一部見直し  市は、平成27年度から行政組織・機構の一部を次のとおり見直しました。 ▼総務課に組織再編係を新設し、契約管財係を契約係および管財係に再編 ▼国体推進室に宿泊輸送係および国体推進係を新設 ▼地域福祉課の子育て支援係を児童福祉係に統合 ▼学校教育課の総務係を総務係および学事係に再編 27年度市職員人事異動(4月1日付) 省略 12、13ページ NEWS&INFORMATION 次期産業廃棄物最終処理場 県と確認書を締結  県の次期産業廃棄物最終処分場について、県と市は、3月24日に施設の建設予定地を平舘椛沢地区とする確認書を締結しました。  締結式は、市役所3階大会議室で行われ、田村正彦市長と県環境生活部の風早正毅部長(県知事代理)が確認書を取り交わしました。  確認書の締結について、風早部長は「大局的な見地から施設整備の必要性を理解し、受け入れの英断をしていただいた市と市民の皆さまに対して深く感謝する」と、達増知事のコメントを代読。田村市長は「最終処分場は、県の経済活動や産業振興に不可欠な施設。市の役割として、建設に当たっての市民の皆さんの意見・要望を県にしっかりと伝えていきたい」と、述べました。  確認書には、施設の建設について❶予定地を平舘椛沢地区とする❷県は、施設の整備および運営に当たり、交通安全対策や環境保全対策が適切になされるよう配慮する❸県は、施設の整備および運営に当たり、地元雇用、地元発注および地元調達が十分に行われるよう配慮する❹市は、施設の整備を円滑に推進するため、地元調整その他の必要な協力を行う❺県と市は、施設の整備および運営に当たり、必要に応じ十分な協議を行い、誠意をもって対応する―ことを記載。施設は、平成33年度からの使用開始を目指し、今後、測量や地質調査などを実施した上で、32年度までに建設を終える予定です。 JR花輪線北森駅が庁舎隣に移設 自由通路「結ロード」が落成  JR花輪線北森駅自由通路落成式が3月14日、市役所「結のひろば」で行われました。同日、市役所隣に移設された北森駅の使用も開始されました。  式には、関係者や市民ら約70人が出席。田村市長が「自由通路は庁舎と駅だけではなく、人々も結びつける存在になる」と、あいさつ。出席者は、自由通路と駅を見学した後、プラットホームで午前8時48分着の上り列車を出迎えました。  また、式では、自由通路の愛称「結ロード」の発表も行われ、命名者の高橋良二さん=柏台=へ記念品が贈呈されました。  自由通路は、国道282号側の交通広場と市役所庁舎を線路をまたいでつなぐ鉄骨2階建てで、両側に階段とエレベーターを設置しています。「結のひろば」は駅待合室として利用してください。  なお、ロータリーや駐車場を備えた交通広場が完成するまで(5月中に完成予定)は、自動車の駐車は、市役所駐車場をご活用願います。 冬の岩手山中で捜索・救助活動 岩手署が八遭隊に感謝状を贈る  2月下旬に岩手山で滑落し負傷した男性らの救助活動に出動した「八幡平遭難対策委員会捜索救助隊(八遭隊)」に、3月10日、岩手署から感謝状が贈られました。  贈呈式は同署で行われ、戸草内敏署長から同隊の髙橋時夫隊長に感謝状が手渡されました。髙橋隊長は「岩手署の的確な情報提供のお陰で救助できた。今後も、協力関係を深めたい」と、連携強化を誓いました。  遭難事故は2月25日発生。八遭隊の髙橋時夫隊長、田中耕一副隊長、髙橋伸也副隊長、髙橋亮隊員、伊藤聖徳隊員、渡辺良平隊員の6人が捜索に出動し、岩手山8合目付近で男性2人を救助しました。 安代中学校の除雪活動に 小さな親切実行章を贈呈  「小さな親切」運動県本部(代表・高橋真裕岩手銀行会長)から、安代中学校(小野永喜校長、生徒89人)に同実行章が贈られました。  この実行章は、同校生徒が安代地区スノーバスターズの隊員として、毎週日曜日にボランティアで除雪活動と高齢者世帯などへの訪問活動に励んでいることが認められ、贈られたものです。  伝達式は3月11日、同校多目的ホールで行われ、実行章を受け取った生徒会長の荒川泰臣君(2年)は「これからもボランティア活動に励み、地域に貢献したい」と、決意を述べました。   国体成功に向け活用を 市内団体・企業から多くの支援  市内団体・企業から市へ、国体運営に活用するための寄付金をいただきました。  3月12日は、市建設協同組合の遠藤忠志理事長ら5人が市役所を訪問。「国体の競技運営に活用してほしい」と、200万円の目録を田村正彦市長に贈呈しました。  3月19日には、㈲コマクサファームの遠藤勝哉代表取締役社長が市役所に来庁。「国体冬季大会に活用してほしい」と、100万円の目録を田村市長へ贈りました。  寄付金は、28年開催の「希望郷いわて国体」の運営に生かされます。 義援金 ありがとうございます 3月30日までの受け付け分 ◆銀行振り込み(表記は通帳記帳のとおり) ▷2,000円 ゴトウカズヤ ▷9,154円 ターナヴエンテイセイ ◆市役所窓口扱い(敬称略) ▷3万2,600円 八幡平クラシックカー同好会(代表 北田静雄) 香典返し  3月2日、旧西根町や市職員として長年行政に携わった故松浦重夫さん(享年65)の妻・操さん(山崎)から、「香典返しに代えて、市の発展のためにお役立てください」と、50万円の寄付をいただきました。  ご厚志に感謝するとともに、故松浦重夫さんのご冥福を心からお祈りいたします。 14ページ いつまでも歯を大切にしよう 平成26年度歯科保健表彰式を開催  歯科保健表彰式が3月27日、市役所多目的ホール棟で開催されました。  当日は、関係者ら約50人が参加。8020運動達成者(80歳以上で自分の歯が20本以上ある人)と、歯や口に関する図画・ポスター・標語コンクールの入賞者に、表彰状が贈られました。  表彰式後、国保安代診療所の田中稔夫歯科医が「喫煙と歯周病」と題し、歯と喫煙の関係や喫煙が及ぼす健康被害について講演しました。  歯科保健表彰などの受賞者は、次のとおりです(敬称略)。 ◎26年度8020運動達成者 伊藤文夫(上町)、髙橋昭二郎(上町)、遠藤武(仲町)、髙橋ウメ(北村)、工藤榮藏(北村)、畠山末治(川原目)、松尾靜香(湯沢)、髙橋由男(森子)、寺地美和(前森)、髙橋権次郎(中郡)、伊藤ミエ(金沢)、藤村ツギ(細野)、関弘(畑1区)、村上エキ(荒屋新町)、立花武夫(五日市3区)、伊藤待夫(五日市4区)、北口千代(浅沢第1) ◎26年度歯・口の健康に関する図画・ポスター・標語コンクール ■県歯科医師会表彰▼図画の部 久慈蓮樹(平笠小1年)、遠藤桜(平舘小2年) ■岩手八幡平歯科医師会表彰▼図画の部 双畑柚憂(大更小2年)、庄子春仁(田頭小1年)、伊藤稜牙(柏台小1年)、小野寺桃子(寺田小1年)、佐々木琉夏(寄木小1年)、中嶋琉依(松野小1年)▼標語の部 『ぼくの歯も にこにこ笑顔も 宝もの』遠藤蓮(寺田小6年) 早期発見・早期治療のために... 脳ドック受診費用の一部を助成します  平成22年に行われた厚生労働省の調査で、岩手県は、脳卒中死亡率が全国で最も高い結果となりました。  市は、脳卒中予防事業の一つとして、27年4月1日水曜日から28年2月29日月曜日までの期間中に、脳ドック検診を受診する人に、費用の一部を助成します。ただし、助成は、市内に住所を有し、下表の生年月日に該当する人のみとします(脳血管疾患の治療中または経過観察中の人、他の脳ドック補助を受けられる人は助成の対象外です)。受診希望者は、次により申し込みください。 ※申し込み時に、受診の説明などを行います。 助成対象となる生年月日一覧表 S54.4.2~S55.4.1 S29.4.2~S30.4.1 S49.4.2~S50.4.1 S24.4.2~S25.4.1 S44.4.2~S45.4.1 S19.4.2~S20.4.1 S39.4.2~S40.4.1 S14.4.2~S15.4.1 S34.4.2~S35.4.1 ※Sは昭和を表す。 ■助成金額 10,000円 ※受診後、請求手続きをしていただいてから、お支払いします。 ■受診機関 脳ドック検診を実施している医療機関 ※脳ドック検診の受診は、市の助成申し込みを終えた後、各自で直接医療機関に予約してください。 ■申し込み場所 市役所健康福祉課、西根・安代両総合支所地域振興課、田山支所のいずれかの窓口で申し込みください。 ■申し込みに必要なもの 保険証など(氏名・生年月日を確認するため) ■申込期限 平成27年10月30日金曜日  詳しくは、市役所健康福祉課健康推進係(☎・内線1086)まで。 15ページ 希望郷いわて国体 運営ボランティア県と市で募集中!  市は「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」の運営を支えるボランティア『八幡平市国体サポーターズ』を募集しています。 ■応募要件 応募時点で中学生以上の個人またはグループ・団体 ※応募時点で18歳未満の場合、保護者の同意(記名押印)が必要 ■募集人数 ▶冬季大会=100人程度▶本大会=700人程度 ■応募方法 2月に全戸配布した募集リーフレットの申込書に必要事項を記入の上、同大会市実行委員会に提出ください。各申込書は、同実行委員会ホームページ(http://www.hachimantai-kokutai.jp/)からもダウンロードできます。 ■活動内容 ▶来場者受け付け・会場案内▶ドリンクサービス、弁当引き換え▶会場とその周辺の清掃、花の管理▶駐車場案内・整理および誘導、シャトルバスの案内―など  詳しくは、同大会市実行委員会事務局(市役所内、☎74-2111)まで。  また、県でも、国体の開・閉会式の運営を補助するボランティアを募集しています。 ■応募期限 28年3月31日木曜日  応募要件など詳しくは、同大会県実行委員会ホームページ(http://www.iwate2016.jp/)をご覧ください。 市国体サポーターズ応募者数 (平成27年3月20日現在) 冬季大会11人 本大会15人 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位、学年などは大会時のもの) ◎第88回全日本学生スキー選手権大会(2月25日~3月2日、長野県・野沢温泉スキー場) ▽女子ジャンプ ❶小林諭果(早稲田大2年、松尾中卒) ◎世界選手権大会ノルディック種目(1月30日~3月1日、スウェーデン・ファルン) 【男子団体】▽ジャンプ ❹日本〔小林潤志郎(雪印メグミルク、松尾中卒)ほか▽複合 ❻日本〔永井秀昭(岐阜日野自動車、田山中卒)ほか〕 ◎宮様国際スキー大会(3月6日~8日、北海道・宮の森ジャンプ競技場ほか) ◆少年男子ジャンプ ▽ノーマルヒル ❶小林陵侑(盛岡中央高3年、松尾中卒)▽ラージヒル ❶小林陵侑 ▽女子ジャンプ ❻小林諭果 ◎ワールドカップノルディックスキー種目(3月7日~21日、フィンランド・ラハティほか) 【男子団体】▽複合スプリント ❼日本B(永井秀昭ほか)▽ジャンプ ❺日本(小林潤志郎ほか) ◎JOCジュニア五輪カップ全日本ジュニア選手権ノルディック種目(3月12・13日、新潟県・妙高高原クロスカントリーコースほか) ▽女子5㌔フリー ❻山本希歩(盛岡南高2年、安代中卒) ◎高松宮杯第51回大山アルペンスキー大会(3月13日~15日、鳥取県・国立公園大山だいせんホワイトリゾート) ▽高校女子回転 ❷畠山睦美(平舘高3年) ◎全国高等学校相撲選抜大会(3月14・15日、高知県・県立春野総合運動公園相撲場) ▽男子団体 ❺平舘校〔西野明河、髙橋和優、上平晴輝(2年)〕 ◎第6回チルドレンAPPIオープンスキー大会(3月17・18日、安比高原スキー場) 【男子】◆回転▽K1 ❹中野大詞(APPI・Jr) ◆大回転▽K1 ❸中野大詞 【女子】◆回転▽K1 ❹吉田朱里(APPI・Jr)❻遠藤麗奈(APPI・Jr) ◆大回転▽K1 ❷工藤ひかる(矢巾ジュニアチーム)❻美濃あゆ(APPI・Jr) ◎ノルディックスキー・ジャンプ競技伊藤杯大倉山ナイター大会(3月21日、北海道・大倉山ジャンプ競技場) ▽女子 ❺小林諭果 16、17ページ 話題ピックアップ 地元の食の恵み味わう 郷土の新酒と食のゆうべ2015  「郷土の新酒と食のゆうべ2015」が3月6日、岩手山焼走り国際交流村で開催されました。  会場には、市内外の約150人が来場。市の地酒や特産物を使った料理などがテーブルに並べられたほか、屋台コーナーも設置され、できたてのそばや天ぷらを求める人が長い列を作りました。また、ステージ上では、大正琴の演奏や、株式会社わしの尾の社員により酒造りの際に歌われる「蔵人の唄」が披露され、会場を一層盛り上げました。 魅力ある催しで大盛況 第17回寺田コミセンまつり  第17回寺田コミセンまつりが3月7、8の両日、寺田コミュニティセンターで開催されました。  まつりでは、伝統芸能の披露やサークルの手芸作品などが展示されたほか、焼き鳥などの販売コーナーが人気を集めました。8日は、地域の皆さん約20人で構成する「寺田喜劇団」が喜劇「笑吹寺」を公演。劇は、お寺を舞台に繰り広げられるコメディで、劇中にプロジェクターでの映像を織り交ぜるなど、さまざまな工夫で観客の笑いを誘っていました。 志高く将来の貢献誓う 市自衛隊入隊予定者激励会  市自衛隊入隊予定者激励会が3月15日、市役所多目的ホール棟で行われました。  激励会には、市内出身の自衛隊入隊予定者12人のうち10人を含む関係者ら約50人が出席。式典では、陸上自衛隊岩手駐屯地の先輩隊員から激励の言葉が送られたほか、入隊予定者を代表し、伊藤仁志さん(19)=中松尾=が「さまざまな訓練や教育を受けて精進し、東日本大震災の復興に携わりたい」と、今後の目標を力強く語りました。 成果を今後に生かそう 県立大学地域共同研究による成果発表会  県立大学地域共同研究による成果発表会が3月17日、市役所多目的ホール棟で開かれました。  発表会には、関係者ら約100人が出席。県立大学生が、平成26年度に田頭・松尾地区・五日市それぞれの地域振興協議会と取り組んだ地域共同研究の成果について、発表を行いました。その後の座談会では、公民館がコミュニティセンターとなり、住民が主体的に地域づくりを行うことの利点と課題などが挙げられ、活発な議論が交わされました。 立派な小学生になるよ 市立あしろ保育所畑分園卒所式  あしろ保育所畑分園の卒所式が3月14日、同園で行われ、市立として最後(4月から民間移管)の卒所児となる6人の姿を関係者ら約30人が見守りました。  卒所児は、大森玲子分園長から保育証書を授与された後、大きな声で将来の夢を発表。子どもの成長を実感し、涙を流す保護者も見受けられました。式が終わり、保護者と手をつないで退場する卒所児たちは、4月からの小学校生活に向け、希望あふれる表情を浮かべていました。 身近なもので特産品を 寺田の魅力を活かした特産品を考える会  「寺田の魅力を活かした特産品を考える会」が3月13日、寺田コミュニティセンターで開かれました。  会には、地域の住民ら約80人が出席。公立大学法人宮城大学食産業学部の津志田藤二郎教授による地元特産品開発の事例紹介や自由討論などが行われました。主催者の畠山城司寺田地域振興協議会長は「身近なものを利用して特産品が作れるという夢が出てきた。リーダーを立て、住民と協力して研究していきたい」と、今後の展開に期待を寄せました。 すなっぷギャラリー 市消防団第6分団にポンプ付積載車が引き渡されました(3月24日、市役所前) 市婦人消防協力隊の幹部研修会が行われました(3月8日、市役所多目的ホール棟) 卒業生一人一人に菊池校長から卒業証書が手渡されました(3月14日、松尾中学校) 卒業を報告するわが子を母親が抱き寄せる感動の場面も見受けられました(3月17日、田山小学校) ステージ上で旅立ちの言葉を披露する卒業生72人(3月19日、大更小学校) 18ページ 福祉NETWORK 介護のココロ 市地域包括支援センター 内線1093 介護予防に取り組みましょう ■ 必要性を確認して申請  要介護認定を申請するには、「日常生活で介護または支援を必要とする状態である」ことが必要です。  現在、日常生活で介護または支援が必要な状態ではないものの「将来のために、今から申請しておけば安心だから」という理由で、要介護認定を申請する人がいます。  平成27年2月末現在、市内の要支援認定を受けている人のうち118人が、実際には介護保険サービスを利用していません。  介護保険サービスの利用の有無に関わらず、要介護認定には、財源として公費や介護保険料が使われています。申請する前に、介護保険サービスの利用がすぐに必要かどうかを確認してください。  また、介護保険サービスは、介護度に応じて利用できるサービスの量が変わります。状態に変化が生じた場合は、適切なサービスを利用するために、再度申請し、正確な介護度を判定してもらいましょう。 ■ 介護予防教室を実施中  市は、要介護状態にならないために、軽い体操などを行う「介護予防教室」を次の温泉施設で実施しています。 ▼岩手山焼走り国際交流村(☎76・2013) ▼西根老人憩の家(☎77・2573) ▼市自然休養村なかやま荘(☎78・3132) ▼綿帽子温泉館あずみの湯(☎72・6811)  「介護予防教室」は、65歳以上の人が対象です。奮ってご参加ください。  詳しくは、各施設にお問い合わせください。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 内線1103  保育所に入所していない児童でも 一時的にお預かりします  一時保育とは、市内保育所(園)に入所していない児童でも、保護者の冠婚葬祭や疾病、災害などで保育が困難なときや、保護者の育児に伴う負担を軽減するために、市内の保育所で一時的に児童を保育するものです。 ■対象児童 公立保育所は2歳児から。私立保育所は施設によって異なります。 ■一時保育の時間 公立保育所は午前8時半から午後4時半まで。私立保育所は施設によって異なります。 ■利用料 公立保育所については右表のとおり。私立保育所は、施設によって異なります。料金をご確認の上、児童を預ける時にお支払ください。また、利用料以外に実費が必要な場合もあります。 ■申請方法 保育所へ直接申し込みください。 ※持ち物などについては、保育所にご確認ください。 ※利用人数や行事によっては、利用を制限させていただくことがあります。 ■一時保育を実施している市内施設 区分 施設名 児童の年齢 電話番号 公立 寺田保育所 2歳児から 77-2328 松野保育所 2歳児から 74-2715 寄木保育所 2歳児から 76-2020 柏台保育所 2歳児から 78-2002 田山保育所 2歳児から 73-2155 私立 東慈寺保育園 1歳児から 76-3236 森の子保育園 0歳児から 70-1880 杉の子保育園 3歳児から 76-3345 平舘保育園 0歳児から 74-2025 大更保育園 1歳児から 76-3526 あしろ保育園 0歳児から 72-2431 畑保育園 0歳児から 72-5511 ■一時保育の利用料(日額、公立保育所) 現住所 2歳児 3歳児 4・5歳児 市 内 2,000円 1,500円 1,000円 市 外 4,000円 3,000円 3,000円 ※年齢は4月1日現在の年齢です。公立保育所の利用料は、利用後に納付書を郵送しますので、指定の金融機関でお支払いください。 19ページ コミュニティセンター通信 第13回 荒屋コミセン 電話番号72-2505 コミセンと図書室をご利用ください  荒屋コミセンは、安代地区の中心的場所にあり、以前から各種団体の会議などに利用されてきました。荒屋コミセンになって1年、荒屋公民館が閉館したこともあり、地区のサークルなどの集いの場としての利用も増えました。  図書室は、年間300冊程度の新刊をそろえるなど利用者のリクエストに応えながら運営しています。その一環として、車で各停留所を回り、本を貸し出す「移動図書」を行っています(4月に「移動図書」のお知らせを回覧します)。 子どもたちとのつながりを大切に  荒屋コミセンでは、小学校と地域のつながりを大切にしており、26年度中は、小学生が地域住民から教わって行う畑作りなどを6回開催しました。その他に子ども対象の事業として、昔遊び・障子張り体験、16ミリ映画会、エネルギー教室、人形劇などを実施。成人対象の事業としては、荒屋地区住民と市長との懇談会を開催し、地域課題について話し合いました。また、料理・健康・手芸教室、水彩画教室や防犯教室なども行い、好評をいただきました。 ■26年度中の事業の一部を写真で紹介 ▶12月3日  小学校との連携事業。地域の人と子どもが一緒になり、楽しくお菓子を作りました。 ▶1月8日  小学生と高齢者の皆さんが、昔ながらのゲームで遊び、交流を深めました。 ▶2月23日  「冬野菜を使い切りましょう」という目的の料理教室を開催しました。 地域おこし協力隊だより(14) 今月の担当・松本篤英  雪解けの春が近づき、間もなく地域おこし協力隊の活動も2年目を迎えようとする中、地域づくりを一緒に担っていく仲間も増えてきました。  特に立春を過ぎてからは、市内・外を問わず地域づくりに関心のある方々に声を掛けてもらう日々が続いています。地域おこし協力隊として八幡平市をPRするため、都心へ出る機会も多く、地域の魅力について何度も考えました。  インターネットの普及で、市内でも都心と同じモノを手にすることができるようになりましたが、僕らように外からやってきた者は、都心部では体験できない自然や、旬の食材を生かした素朴な郷土料理、地域の皆さんとの心の交流などに大変魅力を感じます。  西会津の協力隊員が地域の人との心の交流を通じ、第二のふるさとのような愛着が生まれたそうです。そして「協力隊を卒業後、どこに居てもずっと交流を続ける」と、言っていたのが印象的でした。  僕が東京で働いていた頃、ふるさとを持たない友人が、ふるさとに憧れを持っていました。これから、同じような境遇にある人たちが『「ただいま」と言えるような地域』と交流する機会を少しずつ増やしていきたいと思っています。 20ページ 博物館だより 新年度のイベントも充実! トピック展を開催します! ことし9月に迎える市制施行10周年を記念して、不動の滝にまつわる伝説や伝統芸能、これまでに開催したイベントの模様、本市から見える雄大な岩手山などを紹介する写真展を開催します。  日頃、何気なく見過ごしてしまう景色も、写真で見ることにより、新たな魅力が発見できるでしょう。また、皆さんがまだ知らない、隠された市の伝説が紹介されるかもしれません。トピック展をご覧になった後、ぜひ、現地に赴いてみてはいかがでしょうか。  トピック展は、次のとおり開催します。 ■開催期間 5月1日金曜日から7月31日金曜日まで ■休館日 月曜日 ※月曜日が祝日の場合、翌平日 ■開館時間  午前9時から午後4時半まで ※入館は午後4時まで はくぶつかん祭りは5月10日  お待たせしました! 毎年恒例の「春のはくぶつかん祭り」は、5月10日日曜日に開催します。内容は検討中ですが、今年も数種類の体験講座を行う予定です。詳細が決まり次第、ポスターやチラシでお知らせしますので、お見逃しなく! 博物館友の会会員を募集  市博物館友の会では、27年度の会員を募集しています。市の歴史・文化を勉強したい人、博物館が開催するイベントなどをお手伝いできる人など、ぜひ、友の会へ入会し、一緒に博物館を盛り上げませんか。 ■会員特典 27年度内、市博物館入館無料 ■問い合わせ先 同会事務局(☎63-1122)まで 図書館だより こどもの読書週間が始まります 4月23日からこどもの読書週間  「本は キラキラ 万華鏡」の標語を掲げ、4月23日木曜日から、読書週間を実施します。  『こどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所を、との願いから「こどもの読書週間」は1959(昭和34)年に誕生しました。こどもに読書を勧めるだけでなく、大人にとってもこどもの読書の大切さを考えるとき、それが「こどもの読書週間」です。』(引用=公益社団法人読書推進運動協議会)  この機会に、親子で読書に親しみましょう。  子ども図書館まつりを開催  子ども図書館まつりを開催します。お話ボランティア「おはなしちゅーみん」によるお話会や本の交換会などの実施を予定しています。 ■日時 5月10日日曜日午後1時半から 定期開催行事などの日程 ◎図書館の活動 ▶新刊子どもの本を読む会(第1土曜日午前10時から) ▶あみぐるみ教室(第2金曜日午前10時から) ▶おはなしのじかん(第2・第4土曜日午前2時半から) ◎サークル活動 ▶日本近代史を学ぶ会(第3月曜日午後1時から) ▶八幡平短歌会(第3土曜日午後1時から)  参加希望者は、図書館へ問い合わせください。 21ページ よろこびおくやみ(2月届け出分) 健やかに ◎男の子 小林 柊(淳・里美/山崎) 小澤 翔太(斉・美幸/町組) ◎女の子 三橋 椿生(健人・浩恵/荒屋新町) 澤瀬 美結(慎也・希/両沼) 伊藤 芽梨(公紀・美緒/上寄木) 遠 凛咲(雅元・祐子/両沼) お幸せに 八幡 真司/苗石田、佐藤 天恵/奥州市 砂子田 和伯/両沼、千葉 寛美/両沼 安らかに 井上 マツエ  90歳 山子沢 伊藤 ミネ   93歳 下平笠 工藤 昭一   87歳 下町一区 松村 由太郎  71歳 渋川開拓 髙橋 昭三   86歳 五百森 安保 キヌ   78歳 仲町 羽沢 ツル   94歳 五日市3区 小野寺 心一  60歳 わし森 本宮 博    90歳 秋葉 工藤 光子   88歳 松川 高橋 萬作   82歳 共新 森 フクエ   92歳 駅前一区 𠮷田 キクエ  80歳 中村 髙橋 吉男   93歳 北寄木 八嶋 アサ   71歳 下町三区 伊藤 アイ   86歳 帷子 松本 トミ子  90歳 上寄木 梶本 範生   61歳 大花森 佐々木 德蔵  79歳 中松尾 大巻 三男   73歳 両沼 小泉 ヨシエ  80歳 大泉 遠藤 サメ子  88歳 駅前二区 竹田 榮藏   81歳 渋川 土沢 由藏   92歳 浅沢第2 髙橋 ナカ   94歳 上野駄 伊藤 均    63歳 高宮 渡邊 榮吉   83歳 五百森 角舘 トシヱ  96歳 石名坂 田代 キノ   84歳 柏台三丁目 工藤 一由   45歳 渋川開拓 伊藤 一男   79歳 薬師 ■人口の動き【2月28日現在 ( )は前月比】 地区 人口 世帯数 西根地区 16,630人(24人減) 6,255世帯(3世帯減) 松尾地区 6,104人(3人減) 2,356世帯(2世帯減) 安代地区 4,850人(1人減) 1,875世帯(3世帯増) 合計 27,584人(28人減) 10,486世帯(2世帯減) 男性 13,305人(14人減) 女性 14,279人(14人減) 出生8人 死亡38人 転入21人 転出19人 ■交通事故発生件数など ※( )は前年の数 項  目 2月 1月からの累計 人身事故 4件(8) 6件(9) 物損事故 44件(39) 96件(116) 負傷者 6人(7) 8人(9) 死者 0人(1) 0人(1) 飲酒運転 1人(1) 1人(3) 火災 0件(2) 0件(4) 救急 114件(94) 235件(190) №115 広報クイズ 4月9日号の問題 JR花輪線北森駅と市役所庁舎をつなぐ自由通路の愛称は? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7397(住所不要) ☆FAX:74-2102 ☆メール:koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 4月27日月曜日 消印有効 ◎第114回の正解 安比塗 ▶応募者16人 ▶正解者15人 ▶当選者 山村辰哉さん(大更)、遠藤芳子さん(松尾寄木)、阿部愛子さん(荒屋新町) 18、19ページ お知らせ 農業委員会活動計画(案) などに意見を募集します  市農業委員会は、農業の担い手の育成・確保、農地の利用集積および耕作放棄地の解消などについて積極的な活動を推進するため、26年度の点検・評価(案)と27年度の目標とその達成に向けた活動計画(案)を取りまとめました。  そこで、この計画などの策定に関して、意見を募集します。 ■計画(案)などの閲覧場所 市農業委員会事務局、西根総合支所地域振興課、安代総合支所土木林業課、市ホームページ ■募集期限 5月8日金曜日 ■提出方法 ❶郵送(〒028-7397 八幡平市野駄21-170 八幡平市農業委員会事務局)❷ファクス(0195-74-2102)❸電子メール(nogyoinbukyoku@city.hachimantai.lg.jp)のいずれかの方法で住所・氏名・電話番号を日本語で明記し、提出ください ※様式は自由です。書類に不備がある場合、意見書として取り扱いません。 ■意見などの公表 提出された意見は、市の考え方を添えて、その内容を公表する予定です(個人が特定できる情報は記載しません)。  詳しくは、同事務局農業振興係(☎・内線1352)まで。 四十四田ダム流域の 食材や情報が大集合  四十四田ダムさくらまつり実行委員会では「四十四田ダムさくらまつり2015」を開催します。 ■日時 4月29日㈷午前10時から午後4時まで ■場所 同ダム駐車場(盛岡市下厨川字四十四田1) ■内容 ステージイベント、うまいもの市、フリーマーケット、ダム・発電所見学など  詳しくは、同委員会事務局(☎090-4551-8653)担当・佐井まで。 学生の国民年金保険料 納付特例制度あります  国内に住む全ての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料納付が義務付けられますが、在学中の学生には、保険料納付を猶予する学生納付特例制度があります。制度の適用希望者は、次により申請ください。 ■対象 大学、短大、高校、高専、専修学校、各種学校や夜間・定時制や通信課程の学生(学生本人の所得要件があります) ■必要書類 国民年金手帳、学生などを証明する書類(在学証明書原本または学生証の写し)など ■申請期間 27年度(27年4月~28年3月)分は、27年4月1日から受け付けを開始しています。  詳しくは、市役所市民課国保年金係(☎・内線1071)まで。 一人一人が心掛けて 山火事を防止しよう  5月31日日曜日まで県山火事防止運動を実施中です。次のことに気を付け、山火事を防止しましょう。 ▶強風時や空気の乾燥時は、たき火・火入れ・野焼きをしない。 ▶たき火の場所を離れる場合、必ず消火する。 ▶火入れを行う場合、必ず市の許可を受ける。  詳しくは、安代総合支所土木林業課林業係(☎・内線3142)まで。 税金は期限内に 納めてください  所得税や消費税などを期限内に納付できなかった場合などは、法定納期限の翌日から納付日まで延滞税がかかります。  この場合、金融機関または所轄の税務署で本税と延滞税を合わせて納付いただくことになります。  詳しくは、国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp/)をご覧ください。 出張年金相談の会場が 27年度から変わります  これまで西根地区市民センターで行っていた出張年金相談を、4月から市役所多目的ホール棟で実施します。相談日時は、広報お知らせ版「暮らしの情報カレンダー」をご覧ください。  詳しくは、盛岡年金事務所(☎019-623-6211)まで。 堆肥の適正管理に 協力お願いします  家畜排せつ物による堆肥は、農産物の生産に有効な資源である一方、野積み状態で管理が徹底されていない場合、悪臭や害虫の発生、汚水の地下浸透など、生活環境の悪化要因になります。  次の事項に注意し、堆肥の適正管理にご協力をお願いします。 ▶堆肥は必要な分だけ運び、運搬後は、速やかに農地へ散布し作付けする。 ▶やむを得ず、農地などで堆肥を保管する場合、堆肥の上下を防水シートで覆い、風に飛ばされないようしっかり固定する。  詳しくは、市役所農政課畜産係(☎・内線1337)まで。 森林伐採や開発は 手続きが必要です  森林を伐採・開発する際には、伐採などを開始する90日から30日前までに届け出や許可申請などの各種手続きが必要です。  伐採・開発の計画がある場合、下記までご相談ください。 ■各種問い合わせ先 ▶保安林以外の森林での立木の伐採=安代総合支所土木林業課林業係(☎・内線3142)▶保安林での立木の伐採や土地の形質の変更=盛岡広域振興局林務部(☎019-629-6615)▶保安林以外の森林での1㌶を超える開発行為=同局林務部(☎019-629-6616) 交通事故や詐欺など 被害防止にご協力を ◎入学期の交通事故について  入学シーズンは、子どもが被害に遭う交通事故が多発します。地域住民が協力し、登下校時の見守り活動や通学路の危険箇所の点検に努め、事故を防止しましょう。 ◎迷惑電話チェッカーのモニターを募集中  岩手警察署では、振り込め詐欺撲滅のため、迷惑電話チェッカーのモニターを募集中です。 ■モニター期間 設置日から平成29年1月31日火曜日まで ■対象 次の項目全てに該当する人▶県内在住▶自宅の固定電話に番号表示サービスを利用している人▶モニター期間中、アンケートに協力できる人 ◎ハードロック運動を実施中  同署では、自転車などの鍵掛けを強化する「ハードロック運動」を実施中です。家・自動車・自転車を離れる場合、必ず施錠し、自転車盗難や車上狙いを防ぎましょう。  詳しくは、八幡平幹部交番(☎76-2011)または岩手警察署生活安全課(☎62-0110)まで。 多重債務で困ったら 電話相談しませんか  東北財務局盛岡財務事務所では、借金の電話相談に応じます。 ■相談電話 019-622-1637(平日午前8時半から午後4時半まで)  詳しくは、同財務事務所(☎019-625-3353)まで。 高速道路への立ち入り 逆走はやめてください  東北地域の高速道路で、歩行者や自転車の立ち入り、車両の逆走が多発しています。死亡事故につながる可能性がありますので、絶対にやめてください。  立ち入りや逆走を目撃した場合、「110番」または「♯9910」(道路緊急ダイヤル)に通報してください。  詳しくは、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)東北支社盛岡管理事務所(☎019-638-0190)まで。 歯や口に関する悩み 無料電話相談を実施  県保険医協会歯科部会では、歯や口の中の健康に関する悩みなどの無料電話相談を実施します。相談は無料です。 ■日時 4月17日金曜日午前10時から午後7時まで(相談を受け付けた後、歯科医師が午後7時以降に電話で折り返し、回答します)  詳しくは、同協会歯科部会(☎019-651-7341)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質を測定しています。  2月12日・19日・26日、3月5日・6日の測定で、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(☎70-1117)まで。 20ページ キラリ輝人24 第24回花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール 農林水産大臣賞受賞 新岩手農業協同組合八幡平花卉生産部会 プロフィル 昭和47年、安代町で水田転換品目としてリンドウの栽培を始めた若手生産者【4Hクラブ(農業青年クラブ)員】が、栽培方法の確立、販売対策のために「安代町農協花き園芸生産部会」を組織したのが始まり。以後、農協合併などによる再編を経て、平成24年2月に「新岩手農業協同組合八幡平花卉生産部会」に改称。同部会の会員数(3月12日現在)は170戸で、髙村敏彦氏(55)=高畑=が部会長を務める。 リンドウ栽培への取り組み 高く評価される  市の特産品であるリンドウ栽培に取り組む『新岩手農業協同組合八幡平花卉生産部会(以下、花卉生産部会)』が『第24回花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール』(一般財団法人日本花普及センター主催)で最高賞の農林水産大臣賞を受賞しました(本県からの同賞受賞は23年ぶり2回目)。  花卉生産部会では、リンドウの独自品種開発のために、売り上げの一部を研究協力費として拠出。品種の選定や栽培者へのきめ細やかな指導、海外輸出への取り組みなど、リンドウの産地づくりに大きな貢献を果たしていることが高く評価されました。  表彰式は3月9日に東京都内で開催。12日には、髙村敏彦部会長と関係者らが市役所を訪れ、田村正彦市長らに受賞を報告しました。  髙村部会長は「先輩たちから引き継いできたリンドウ栽培などへの取り組みが認められたのは、非常に喜ばしい。これまでの試みの方向性が正しかったことが証明された」と語り、今後について「受賞をひとつのステップとして、部会の目標である年間売り上げ15億円を達成したい」と、意欲を高めました。 今月の表紙 将来の夢は消防士かな?  八幡平消防署防災フェスタが3月8日、同署敷地内で開催され、家族連れなどでにぎわいました。  防災フェスタでは、防災用品や東日本大震災の写真などを展示。体験コーナーでは、地震・煙体験や防火衣の試着、初期消火・放水体験会などが行われ、訪れた子どもたちは、各展示などを見学し、防災への関心を高めました。 ▪編集後記 ▽26年5月以来の編集後記です。取材先で「眼鏡のお兄さんじゃない」と言われなくなり、徐々に広報担当として覚えられてきたところでしたが、なんと異動に! たくさんのイベントに参加し、皆さんにも声を掛けていただき、本当に楽しい1年間でした。ありがとうございました。     (恩賀) ▽行政広報通算8年生で2回目の卒業…もう再入学はないでしょう。 皆さんに〝感謝・感謝”です。 信 ▽4月からも引き続き担当します。今後ともよろしく!  (佐々木)