農と輝の大地―八幡平市みのりひかり 広報 はちまんたい Nov. 2014 No.207 P1 みんな~ がんばって! (10月5日、第8回フィールドXレース) 主な内容    新庁舎がついに完成 11月25日火曜日から業務開始 ……… 2~5ページ  特集・コミュニティセンターと自治 ………………… 6~9ページ P2~5 新庁舎がついに完成 11月25日火曜日から業務開始  合併に伴う重要事業のひとつである市役所新庁舎が完成し、9月30日に施工業者から市へ建物が引き渡されました。新庁舎での業務開始は、11月25日火曜日から。今号では、完成までの経過と新庁舎内の各課の配置図などをご紹介します。 新庁舎の概要 1 所在地 〒028-7397 八幡平市野駄第21地割170番地 2 施設概要 (1)工期 平成24年12月12日から26年9月30日まで (2)建設工事費 24億8,545万440円 (3)施工業者 ▶設計監理 株式会社 関・空間設計 ▶建築・機械設備 清水建設株式会社・株式会社 高建工業特定建設工事共同企業体 ▶電気設備 株式会社ユアテック (4)敷地面積 21,957平方メートル (5)建築面積 4587.89平方メートル (6)延床面積 7757.23平方メートル (7)設備概要 建物杭くい基礎を利用した地中熱(再生 可能エネルギー)採熱システム、太陽光発電街 路灯27基、LED照明機器など ■ 多くの協議を踏まえ完成  市役所新庁舎の建設は、合併協議会で多くの協議・検討が重ねられ、合併協定書に盛り込まれた事業として取り組んできたものです。  市は、合併後、平成19年度に各種団体からの推薦委員、一般公募委員および有識者で構成される「八幡平市庁舎建設検討委員会」を設置。新庁舎建設に係る基本構想案などについて、検討していただいたほか、住民説明会などを開き、20年に基本構想の決定、21年には基本計画を策定し、22年には設計の方針や内容・配置を定めた基本設計が完了しました。  23年には、基本設計を基に、庁舎の詳細な項目を定める実施設計が完了。24年には、庁舎建設に伴うJR花輪線北森駅の移設に係る基本協定を締結し、庁舎建設工事に取り掛かりました。  このような経過をたどって、市役所新庁舎が完成。9月30日には、田村正彦市長をはじめ、関係者ら約30人が出席し、施工業者から市へ建物が引き渡されました。また、10月5日には、新庁舎の一般公開が行われ、市民の皆さんなど約300人が、見学に訪れました。 ■ 庁舎の移転に伴う変更点  新庁舎での業務開始は、11月25日火曜日とし、現在、備品の搬入などを行っています。新庁舎の各課の配置などは、4・5ページで紹介していますので、ご確認ください。また、代表電話番号などが変更になりますので、併せてご確認ください。  なお、現在の市役所本庁舎(大更)は、西根総合支所として引き続き使用し、住民票の発行など一部の窓口業務を継続します。また、新庁舎への業務移転に伴い、現在の松尾総合支所での業務は新庁舎に引き継がれます。  詳しくは、市役所総務課(内線1231)まで。 新庁舎の住所、代表電話・ファクス番号  新庁舎の住所、代表電話・ファクス番号は、次のとおりです(市外局番は0195です)。 住所:〒028-7397    八幡平市野駄第21地割170番地 代表電話番号:74-2111 ファクス:74-2102  新庁舎での内線番号は、これまでと異なります。ご不便をお掛けしますが、しばらくの間は、お電話の際、課名や係名を伝えていただくようお願いします。  また、新庁舎では、各課への直通となるダイヤルインを導入する予定です。詳しい内容は、12月4日発行の広報はちまんたいで紹介します。 11月22日土曜日の終日 松尾総合支所の電話が不通になります  新庁舎への移転に伴う電話の切り替え工事を行うため、11月22日土曜日の終日、松尾総合支所の代表電話番号(電話番号0195-74-2111)は、不通になります。  ご用件がある場合は、市役所本庁舎(電話番号0195-76-2111)または安代総合支所(電話番号0195-72-2111)にご連絡ください。 新庁舎完成までの主な経過 年月日、内  容 平成16年10月~ 合併協議会や住民説明会を通じ、庁舎建設について協議 17年1月13日 新庁舎建設などを盛り込んだ合併協定に3町村長が調印 17年9月1日 八幡平市誕生 19年5月~20年2月 八幡平市庁舎建設検討委員会(以下、検討委員会)で基本構想(案)を協議 20年2月29日 市庁舎建設基本構想を決定 20年5月26日~6月17日 基本構想について住民説明会を開催 20年7月~21年5月 検討委員会で市庁舎建設基本計画などを協議 21年5月20日 市庁舎建設基本計画を決定 21年5月25日~8月25日 基本計画について住民や各地域審議会などへの説明会を開催 21年11月11日~12月3日 庁舎建設基本設計業務に係る簡易公募型プロポーザルを実施 22年1月8日 ㈱関・空間設計と庁舎建設基本設計業務委託契約を締結 22年9月30日 庁舎建設基本設計業務の完了 22年10月28日 ㈱関・空間設計と庁舎建設実施設計業務委託契約を締結 23年8月2日 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と花輪線北森駅移設他基本調査設計協定書を締結 23年9月30日 庁舎建設実施設計業務完了 24年3月2日 庁舎建設造成工事契約の締結 24年10月23日 JR東日本と北森駅移設に係る基本協定を締結 24年12月12日 庁舎建設工事を開始 26年9月30日 新庁舎引き渡し式を実施 26年10月5日 新庁舎を一般公開 26年11月25日 新庁舎の使用開始 27年3月 新庁舎併設JR北森駅開所(予定) ■市役所本庁舎内の体制 課・室名など係名など 1階 会計課 審査係、出納係 市民課 戸籍住民係、環境衛生係、地域安全係、国保年金係 健康福祉課(地域包括支援センター) 健康推進係、高齢福祉係、包括支援センター係 地域福祉課 福祉総務係、生活保護係、障がい福祉係、児童福祉係、子育て支援係 税務課 市民税係、資産税係、収納管理係、収納整理係 スポーツ推進課 スポーツ推進係 国体推進室 総務企画係、競技式典係 2階 市長公室 秘書広報係、総合政策係、財政係、情報統計係 総務課・選挙管理委員会事務局 行政係、消防防災係、契約管財係、選挙管理委員会事務局 地域振興課(松尾総合支所地域振興課) 地域振興係、市民協働推進係 上下水道課 経理係、維持管理係 建設課 管理係、土木係、建築係、都市計画係 商工観光課 商工労政係、観光振興係、企業立地推進係 農政課・農業振興支援センター 農政係、農業振興支援センター係、農地整備係、畜産係 農業委員会事務局 農地調整係、農業振興係 教育委員会事務局 学校教育課総務係、指導係 3階 監査委員事務局 監査委員事務局 議会事務局 議事係 ※ 各課の主な業務などは、11月20日に全戸配布を予定している「八幡平市暮らしのガイドブック2014」に掲載していますので、そちらをご覧願います。 ※ 多目的ホールについては、諸手続きが完了するまで、当面、施設の貸し出しはできませんので、ご了承ください。 P6~9 ◇特集・コミュニティセンターと自治 みんなの地域は"たからのやま"  市は、本年4月から地域にコミュニティセンターを設け、地域の自治を推進していますが、より一層の進展を図るため、岩手県立大学と協働研究を行うことにしました。今回は、この研究のあらましについて紹介します。 ■ 地域づくりをコミセンで  地域自治の核となるよう期待を担ったコミュニティセンターが立ち上がり、早くも7カ月が過ぎました。それぞれのコミセンが、それぞれの地域に住む皆さんの手で運営され、さまざまな生涯学習・スポーツ事業、地域づくり事業が企画・実施されています。  各コミセンを運営する指定管理者の地域振興協議会と市は、月1回開催する事務局会議で情報を共有。このほか、四半期に1回行う代表者連絡会議で、今後のコミセンのあり方などについて、話し合いを重ねています。 ■ 地域の理想像=地域計画  こうした地域づくりを行っていくに当たって、その地域に住む皆さんが﹃将来どのような地域にしていきたいのか﹄という「思い」を、地域で共有することが大切です。  例えば、地域の里山を愛護していきたい、伝承芸能を核にしたまちづくりをしたい、といったその地域にとって守り育てていきたい「おたから」に対する思い。あるいは、地域にとって解決したい課題を実際にその地域に住んでいる皆さんで話し合い、「将来こうあるべき理想の姿」を共有すること。こういった「思い」が明らかになることによって地域の未来は変わってきます。  この「思い」を形にしたものが、一般に地域計画と呼ばれているものです。計画をつくること自体は目的ではありません。策定の過程で、地域の話し合いを通し、「思い」を皆さんで共有するという過程こそが重要といえます。 ■ 県立大学と協働で研究を  市内では、4つの地域振興協議会で計画が策定されています。未策定の地域でも取り組みを進めやすくなるよう、市は、岩手県立大学と連携して、計画策定の手法について協働で調査研究を行うこととしました。  これは、岩手県立大学の地域協働研究(地域提案型)事業の枠組みによるもので、新しい地域住民自治のあり方と、円滑な地域運営の方策の構築を目指して、これからの地域づくりを進めるための知識、技法、実践課題を明らかにすることを目的として実施するものです。 ■ 市内3地区で研究を開始  この研究を行うに当たって、計画未策定の協議会の中から人口規模の大きな協議会として松尾地区、中程度の協議会として田頭地区、小さい協議会として五日市地区をそれぞれモデルとして選定。8月8、9の両日、研究を担当する吉野英岐教授と、研究室に所属する学生7人が3地区のコミセンを訪問し、研究が始まりました。  初回は、まず地域を知ろうということで、地域の特徴などを調査。地域振興協議会の主な役員やコミセン事務局員から、地域の実情などについて聞き取りを行いました。 コミセンの活動はここでチェック! 活動状況や事業の案内は、各地区のコミセンから世帯に配布されていますが、他地区のものを見る機会はあまりないものです。  そこで、全てのコミセンの広報紙を見ることができるコーナーを市役所本庁舎内に設置しました。本庁にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。  また、各コミセンでは、紙媒体のほか、Facebookによる広報も行っています。  ぜひ「いいね!」ボタンを押して、最新情報をチェックしてください。 ■ 地図づくりで地域を知る  10月1日、8日、3地区でそれぞれ第1回のワークショップを開催。地域住民参加の下、各コミセンを会場に行われました。  4人程度を1班として、それぞれの班に進行役として学生が入り、吉野教授の司会でワークショップが始まりました。  初回の目的は、まずは地域を知ることです。身近な地域であっても、なかなか普段から気に掛けていないような地域の良さを再確認する機会が少ないもの。手始めに、自分の住んでいる地域の地図をつくることから取り組みました。  最初は、各自が手元の紙に思い思いの地図を描きます。自分の家を中心に据える人、名所旧跡から描き始める人など、実にさまざまな地図が出来上がりました。  この地図を班ごとに持ち寄って、模造紙に大きな地図としてまとめます。学生が中心になって話し合いながら、それぞれが作成した地図を書き写すと、班ごとに特徴あふれる大きな地図が完成しました。  どこの班の地図にも共通して出てくるような名勝もあれば、一つの班にしか出てこないような隠れた「おたから」もあり、それぞれの班で地域を再確認することができました。 ■ 行事も地域の〝おたから〟  次は、地域の行事カレンダーを作ってみよう、という取り組みです。地域で行われている行事も、立派な地域の「おたから」です。昔から行われているもの、合併してから始めたもの、コミセンになってから始めたものなど、それぞれの地域で行われているさまざまな事業を紙に書き出します。  各自が頭の中にある行事を月ごとに書いていきますが、毎月となるとなかなか埋めるのが難しいもの。思いつく限りの行事を出しますが、地域の恒例行事であっても、ついつい忘れがちです。それぞれが書いたものを各班で持ち寄って、1枚の模造紙に書き出しました。  地図づくりが盛り上がったため予定時間を過ぎてしまい、カレンダーづくりにまで至らなかった例もありましたが、自分の住む地域を見つめ直す機会になった様子でした。  田頭コミュニティセンターの伊藤正光センター長は「地域づくりの原点は地域を知ること。地図づくりを通して地元の良さを再確認できたのは素晴らしい」と意欲を高めていました。 ■ 地域の将来像をどう描く  この取り組みでは、今後2回のワークショップを開催し、地域の課題や解決策をみんなで検討していきます。地域ぐるみで地域のことを考え、より良い地域にしていくためにはどうしたら良いか探っていく、そのための第一歩として、初回は地図とカレンダー作成を行いました。  今回の取り組みに参加している佐藤由季さん(県立大3年・鹿角市出身)は「あまり意識されていない資源や、良いところに気付くきっかけをつくることができて良かった。まちづくりに生かすのは難しいが、お手伝いをしたい」と次回以降に向けての意気込みを語りました。  第1回のワークショップで作成した地図は、当分の間、各コミセンに掲示していますので、お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。  モデルとなった3地区では、次回から、具体的な地域づくりについて考える取り組みが始まります。また、3月には、各地区で取りまとめた成果を発表する場を設ける予定です。  詳しくは、市役所地域振興課市民協働推進係(内線1144)まで。 地域を客観視するのは難しい  地図づくりを通じて、地域のことを再認識してもらい、カレンダーで時間の流れを確認してもらいました。 振り返りながら、方向付けしていく  何かを参考にするのではなく、地域のことを思い出してもらいながら、課題や事業の解決策を探っていきます。 みんなの知恵をまとめていきたい  皆さんの頭の中で考えていることはそれぞれ違います。話し合いを通じて個々の考えをまとめていくお手伝いをしていきます。 10~11ページ 4月から子ども・子育て支援新制度 保育所(園)への入所(園)手続きが変わります  平成27年4月から、子育てに関する新しい制度が始まります。新制度では、入所・入園の手続きなどが変わります。ここでは、新制度開始後の利用手続きの流れなどについて、紹介します。 3つの区分で認定します  新制度では、保育所・保育園等を利用するために、保護者が給付の支給認定を受ける必要があります。  支給認定は、子どもの年齢、どの施設を希望するのか、保育の必要性があるかを総合的に判断し、下表の3つの区分で認定します。  なお、市内の幼稚園の利用手続きは、今までどおりで、支給認定申請は不要です。幼稚園の入園手続きについて詳しくは、幼稚園へお問い合わせください。 支給認定区分表 子どもの年齢 希望する形態 保育の必要な事由 認定区分 利用施設 満3歳以上 教育 - 1号認定 市外の一部の幼稚園、認定こども園〔※1〕 満3歳以上 保育 有 2号認定 保育所(園)、小規模保育所〔※2〕、認定こども園 満3歳未満 保育 有 3号認定 保育所(園)、小規模保育所〔※2〕、認定こども園 ※1_市内に認定こども園はありません。 ※2_平成27年4月から、あしろ保育所畑分園が、小規模保育所になる予定です。  支給認定区分の中で、2・3号認定を受けるには、保護者が、下の「保育の必要な事由」のいずれかに該当する必要があります。 保育の必要な事由=▶1カ月に60時間以上労働している。▶妊娠中または産後間もない。▶疾病にかかっている、負傷している。▶精神または身体に障がいがある。▶同居親族の介護または看護をしている。▶災害の復旧に当たっている。▶求職活動を継続的にしている。▶就学している、職業訓練を受けている。▶DV被害により子どもの保育が困難である。▶育児休業を取得するが、既に保育所(園)を利用している子どもが継続して利用する必要がある。 など 2つの保育時間  2・3号認定を受ける人は、保育の必要量に応じて、「保育標準時間」または「保育短時間」に区分されます。  それぞれの区分で定められた時間を超えて保育が必要な場合は、「延長保育」となります。延長保育の時間は、施設によって異なります。 ▶保育標準時間…最長11時間まで ▶保育短時間…最長8時間まで(施設によって受け入れ時間が異なります) 保育料について  保育料は、国の基準を基に、保護者の所得などに応じて、市が定めます。  新制度では、国の基準が変わり、保育料の算定方法も変わりますが、可能な限りこれまでと大きな変動がないように保育料を定めます。保育料は、これまでどおり市にお支払いいただきますが、小規模保育所、市外の認定こども園を利用する場合は、施設に直接お支払いください。 ※ 認可外保育所などの保育料は、施設が定めた保育料を、施設に直接お支払ください。 保育所(園)利用までの流れ  新制度では、利用を希望する施設や現在の利用状況によって、手続きの流れが違います。4月から新たに利用する場合と、継続して利用する場合の流れを下図に示しますので、ご確認ください。  市内幼稚園の利用手続きは、今までどおりで、支給認定申請は不要です。幼稚園への入園手続きについて詳しくは、入園を希望する幼稚園へお問い合わせください。  入所申し込みについて詳しくは、市役所地域福祉課児童福祉係(内線1157)まで。 12ページ NEWS&INFORMATION 社会福祉事業の功労者に対し市社会福祉協議会から表彰状  第9回市社会福祉大会が9月28日、市総合福祉センターで開催されました。  大会では、長年、社会福祉に貢献した人や福祉健康標語の入選者らを表彰。その後、妙見山黒石寺(奥州市)の藤波洋香住職が「布施の心」と題し、講演を行いました。  なお、受賞者、入選者は次のとおりです(敬称略)。 ■社会福祉事業功労者 石坂勇、三浦鈴子、加賀谷茂子(社会福祉法人安代会)尾関康子、小笠原優子、澤口牧美、高橋久子(社会福祉法人西根会) ■ボランティア活動功労者 工藤正雄(北村) ■褒賞 工藤和代(薬師) ■感謝状 中軽米秀雄(関口) ■26年度市福祉健康標語最優秀賞 ▼福祉 佐々木向日葵(松野小6年)「差しのべる その手の先に おもいやり」 ▼健康 遠藤由紀乃(田頭小4年)「笑うほど 健康の花 咲きほこる」 市有形民俗文化財第1号に兄川山神宮の山神像を指定  市教育委員会は、8月1日付で「兄川山神宮の山神像」(写真左下)を市有形民俗文化財に指定し、9月12日、市役所本庁舎で、指定書交付式を行いました。  式には、所有者である関善次郎さんが出席。遠藤健悦教育長から指定書を受け取りました。同像は、市有形民俗文化財第1号となります。 太陽光発電システム設置経費の補助3月で終了します!  市は、平成24年度から、環境負荷の少ない循環型社会の構築に向け、市民の環境に対する意識の高揚とクリーンエネルギーの普及および地域経済の活性化を図るため、住宅用太陽光発電システムの設置経費を予算の範囲内で補助しています。本事業は、制度開始時に計画したとおり、平成27年3月で終了します。  助成を希望される人は、お早めに市役所地域振興課地域振興係(内線1146)に、ご相談ください。 市の魅力を発信する3代目の観光キャンペーンレディ誕生  市観光協会は、松村由佳さん(中関)と小船玉実さん(清水2区)の2人を10月1日から、3代目の市観光キャンペーンレディに任命しました。  2人は共に22歳。今後2年間、県内外での催しなどで市の魅力をPRします。任命に当たり、松村さんは「幅広い年齢層の人に、市の魅力を元気いっぱい伝えたい」と、小船さんは「身近な自然や特産品などを全国にアピールしたい」と、抱負を述べました。 13ページ 12月1日月曜日からコミュニティバスの時刻などを変更  市は、新庁舎完成に伴い、コミュニティバスの時刻などを次のとおり変更します。  なお、変更した時刻・路線の運行開始は、12月1日月曜日からとなりますので、お気を付けください。 ①西根・松尾地区の全路線市役所新庁舎まで路線を延長 ▶西根・松尾地区の全路線1便以上を、市役所新庁舎を経由または始発、終着とするように変更 ②大花森路線、前森路線を毎日運行に変更 ▶月・水・金曜日に運行している大花森路線、火・木曜日に運行している前森路線を、バスの増台により、毎日運行に変更 ③大花森路線に温泉郷周辺エリアを循環する便を2便新設 ▶大花森路線に、東八幡平病院発着で、温泉郷、別荘地、金沢方面を巡回する便を1日2便新設 ④バス停の新設 ▶寺田路線に2カ所、温泉郷周辺エリア循環バス新設のため、大花森路線に3カ所のバス停を新設 ⑤路線延長などに伴い、西根・松尾地区の到着時刻を変更 ▶東八幡平病院へは、始発からの所要時間を17分短縮(大花森路線) ⑥JR花輪線に接続のため田山路線の時刻を変更  田山路線について、朝のJR花輪線上り(田山駅8時4分発車)への接続のため、毎週木曜日の朝の時刻のみ変更  詳しい発着時刻や路線については、全戸配布する時刻表をご覧ください。 ■フリー乗降区間について  国道および県道以外のコミバス運行路では、バス停以外でも乗り降りができます。バス停以外で乗る場合は、手を上げ、降りる際は、あらかじめ運転手に意思を伝えてください。  また、安全運行のため、乗降の際は、早めの意思表示をお願いします。 税について手続きを確認しましょう ■ 所得税などの予定納税をお忘れなく  前年分の所得税および復興特別所得税の確定申告に基づいて計算した基準額が15万円以上の場合、その税額の3分の1に相当する額を7月と11月に納める「予定納税」という制度があります。11月の第2期分の納付期限は、12月1日月曜日です。  廃業などで、予定納税基準額より少なくなると見込まれる場合は、予定納税の減額申請ができます。第2期分の減額申請は、11月17日月曜日までに手続きを行う必要がありますので、ご確認ください。  詳しくは、国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp)をご覧ください。 ■ 記帳・帳簿等の保存制度のご確認を  個人の白色申告者のうち、前々年分あるいは前年分の事業所得、不動産所得または山林所得の合計額が300万円を超える人に必要とされていた記帳と帳簿書類の保存が、平成26年1月から、これらの所得が発生する業務を行う全ての人(所得税および復興特別所得税の申告の必要がない人を含む)にも、義務付けられています。  「記帳・帳簿等の保存制度」や記帳の内容の詳細は、国税庁ホームページをご覧いただくか、盛岡税務署(電話番号019-622-6141)までお問い合わせください。 14~15ページ 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎第31回全日本武術太極拳選手権大会(7月4~6日、東京都・東京体育館) ▽ジュニア太極拳1 ②森風姫子(山道) ▽ジュニア太極拳2 ③森冬姫子(山道) ◎ノルディックスキーグランプリジャンプ白馬大会最終日(8月24日、長野県・白馬ジャンプ競技場) ▽個人戦第5戦 ⑥小林潤志郎(雪印メグミルク、松尾中卒) ◎第62回岩手地区中学校陸上競技大会(8月26日、盛岡市・県営運動公園陸上競技場) ◆男子▽1年100メートル ②髙橋剛(西根中)③工藤心斗(松尾中) ▽2年100メートル ①畠山比呂(松尾中)③福原康誠(西根中) ▽低学年4×100メートル ③松尾中【工藤心斗、畠山比呂、髙橋快生(1年)、髙橋悠太(2年)】 ▽200メートル ③福原康誠  ▽800メートル ③丹内一貴(西根中3年) ▽3000メートル ②佐々木詩音(西根中3年) ▽110メートルハードル ③田村元就(西根第一中3年) ▽走り高跳び ②米田隼斗(松尾中3年) ▽棒高跳び ②滝川聖也(松尾中3年) ▽砲丸投げ ①麥田彗那(松尾中3年)②日戸蒼紫(西根中3年) ▽四種競技 ①双畑蓮(西根中3年) ▽2・3年1500メートル ②佐々木飛鳥(西根中3年)③山本竜(松尾中3年) ◆女子▽800メートル ③山本千紗(松尾中2年) ▽100メートルハードル ②齋藤彩花(安代中3年) ▽四種競技 ①伊藤奈々美(西根中3年) ◎第15回岩手地区中学校駅伝競走大会(9月5日、雫石町・雫石総合運動公園) ◆男子 ①西根中A【三浦駿斗(3年)、佐々木詩音、加藤星也(2年)、工藤翔(3年)、佐々木飛鳥、丹内一貴】 ◎第26回県民長寿体育祭太極拳交流大会(9月7日、盛岡市・県営武道館) ◆集団競技部門▽第1部 ③西根太極拳サークル ◎第34回西根・松尾・安代学童相撲大会(9月21日、平舘八幡宮相撲場) ◆団体 ①田頭小B②田頭小A③平舘小A ◆個人 ▼女子①山口ひかり(平舘小6年)②行方ののは(平舘小6年)③遠藤愛美(田頭小5年)、上山真穂(大更小5年) ▼男子▽4年 ①工藤緑(田頭小)②髙橋涼太(平舘小)③伊藤聖哉(平笠)、松浦旬哉(平舘小) ▽5年 ①澤口翔(田頭小)②田村竜也(平舘小)③上野凛都、松浦正弥(平舘小) ▽6年 ①田村諄(平舘小)②阿部虎大(大更小)③佐々木輝龍、三浦陸(大更小) ◎県自転車選手権(9月27日、紫波町・紫波自転車競技場) ◆女子 ▽500メートルタイムトライアル ①斎藤莉星(盛岡農業高2年、西根第一中卒) ▽2㌔個人追い抜き ②齋藤莉星 ◎IBC岩手放送・紫波町長杯県ロードレース選手権(9月28日、紫波町・田屋地区多目的集会施設) ◆一般 ②高橋伸也(市トライアスロン協会) ◆女子 ①斎藤莉星 ◎県中学校駅伝競走大会(10月3日、花巻市・日居城野陸上競技場) ◆男子 ①西根中A【三浦駿斗、佐々木飛鳥、加藤星也、遠藤那琉(3年)、佐々木詩音、丹内一貴】 ◎東北高校選抜大会相撲競技(10月4日、青森県・十和田市相撲場) ◆団体 ②平舘高校 ◆個人▽100㌔未満級 ②吉田皇(平舘高1年) ▽80㌔未満級 ③松浦裕介(平舘高1年) ◎第22回東北春季ジュニアテニス大会予選会U‐12、14(10月4、5日、安比高原テニスコート) ◆女子シングルス▽14歳以下本戦トーナメント ①高橋優実(松尾中1年) ◎第8回フィールドXレース(10月5日、市総合運動公園多目的広場) ◆SFX▽一般男子 ③小野寺謙信(盛岡南高3年、松尾中卒) ▽一般女子 ②土屋正恵(盛岡南高3年、安代中卒)⑤山本希歩(盛岡南高2年、安代中卒)⑥工藤なつみ(盛岡農業高1年、西根中卒) ▽中学女子 ①齋藤彩花(安代中)③木村夏海(安代中2年) ◆LFX▼一般男子(40歳未満)▽12㌔ ④永井陽一(市スキー連盟) ▽6㌔ ①黒澤雅英(盛岡第三高2年、安代中卒) ▼一般女子(40歳未満)▽6㌔ ②土屋正恵④山本希歩 ▽3㌔ ①工藤なつみ ▼中学生男子3㌔ ③山本竜 ▼中学生女子3㌔ ③木村夏海④関柚月(安代中1年)⑥滝沢日菜(安代中2年) ▼小学生▽高学年男子3㌔ ⑤成田健太(田山小5年) ▽低学年男子2㌔ ③和井内飛沫(田山小3年)④久世一力(柏台小3年) ▽低学年女子2㌔ ④安保瑞希(柏台小3年)⑤吉田悠愛(田山小2年) ◎第69回国民体育大会相撲競技(10月13~15日、長崎県・平戸文化センター) ◆少年個人 ⑤松浦智哉(平舘高3年) ◎鹿角サマージャンプ・コンバインド大会(10月25・26日、秋田県・花輪スキー場) ◆成年▽ジャンプ ⑤永井健弘(盛岡市役所、田山中卒) ▽複合 ②永井秀昭(岐阜日野自動車、田山中卒) ◆少年▽ジャンプ ①小林陵侑(盛岡中央高3年、松尾中卒) 多くの作品を展示 市芸術祭を開催しました  市芸術祭が10月25、26の両日、西根地区体育館などで開催されました。  芸術祭では、市内の人や児童・生徒らの絵画や写真、手芸などを展示。26日には、郷土芸能や民謡などの舞台発表も行われました。  また、芸術祭に合わせ、芸術文化の発展に貢献された次の方々が、市芸術文化協会から表彰されました(敬称略)。 ▼遠藤サイ子(野口鹿踊保存会)、斎藤勝雄(曲田先祓い保存会)、竹田よゑ子(西根民謡からまつ会)、髙橋ハツエ(あじさいの会代表)、池本治雄(浅沢神楽保存会)  なお、劇団「ふるさと発信株式会社」の市芸術祭演劇発表は、11月30日日曜日に、安代小学校体育館で行われます。 受賞ファイル(敬称略) ◎第67回岩手芸術祭 ◆写真▽部門賞=菊池健逸(中郡)◆洋画▽入選=大場敬子(安比高原)◆デザイン▽入選=小林蘭(山崎)◆水墨画▽入選=本宮武彦(曲田) ◎東北管区警察局長・東北交通安全協会長連名表彰 ◆優良運転者=川又光久(石名坂2区) ◎交通栄誉章緑十字銅賞・全日本交通安全協会長表彰 ◆優良運転者=滝川紀昭(寺田)、畠山義雄(川原1区) ◎県警本部長・県交通安全協会長連名表彰 ◆優良運転者=小野寺とよ子(東)、澤口スエ(わし森)、杉本春夫(下兄川)、小野寺隆一(豊畑) ◎岩手署長・北岩手交通安全協会長連名表彰 ◆優良運転者=田中耕一(小福田)、菅原葉子(わし森)、角舘菊惠(折壁3区)、斎藤ヨシ子(鳥居元)、佐藤リキ子(日泥)、佐藤満(本町)、池本チヤ(岩屋)、藤本惠子(繋沢) 16~17ページ 話題ピックアップ 秋の恵みに多くの人出 八幡平山賊まつり  八幡平山賊まつりが、10月11日から13日まで、さくら公園イベント広場で開かれました。  まつりには、3日間で約3万7千人が来場。市内外の特産品の販売、保育所の園児や小・中学校の児童、生徒による舞台発表などが行われました。また、ラジオ番組の公開録音や八幡平サーモンのつかみ捕り、杜仲茶ポークのジャンボドッグ早食い競争などのイベントに、多くの人が参加。紅葉深まる秋の八幡平を楽しみました。 趣ある歴史と秋を堪能 安代地区鹿角街道ウオーキングツアー  市安代地区鹿角街道ウオーキングツアーが10月18日、市安代総合支所を発着地に行われました。  当日は、抽選で選ばれた30人と関係者ら合わせて約50人が参加。紅葉や豊かな自然を楽しみながら、不動の滝から曲田一里塚までの約9㌔を散策しました。参加者は、道中、地元案内人の説明で、市の特産品や安代地区の歴史などを学んだ後、「麹屋もとみや」の手作り弁当に舌鼓を打ち、心身ともに満足した様子でした。 地域活動の成果を発表 市生涯学習推進大会  平成26年度市生涯学習推進大会(市PTA連絡協議会研修会を同時開催)が9月27日、松尾コミュニティセンターで行われました。  各地区のPTAによる活動紹介に引き続き、フリーキャスターの宮田佳代子さんが「今こそ育てたい・子供のコミュニケーション能力」と題して講演。スマートフォンとの節度あるつきあい方や会話の能力を身に付けるため、子どもと親が話し合うことの大切さを呼び掛けました。 各校の音楽を堂々披露  市小学校音楽発表会  市小学校音楽発表会が10月9日、市総合運動公園体育館で開かれました。  発表会には、児童や関係者ら約700人が参加。合唱や合奏、鼓笛、吹奏楽など26曲目が発表され、これまで練習した成果を十分に発揮しました。発表を聞いた講師の髙橋ひさ子さんは「演奏と同じくらい、皆さんの聞き方がすばらしかったです。来年の新入生にもこの姿勢をぜひ伝えていってください」と、講評し、今後の活動に期待を寄せました。 平和を祈る思い新たに 市戦没者追悼式  市戦没者追悼式が10月21日、西根地区市民センターで行われました。  式には、遺族ら約200人が参列。第2次世界大戦などで戦死した837柱の冥福を祈り、全員で黙とうを行った後、田村正彦市長が「現在の平和は、戦火で失われた尊い命の上に成り立っていることを次世代に伝えていかなければならない」と、式辞を述べました。参列者は、戦争で亡くした家族らをしのび、白い菊を献花し、恒久平和の誓いを新たにしました。 すなっぷギャラリー 「打ち上げ花火でお誕生日を祝う会」の中で行われたそば打ち体験(10月12日、五日市コミセン) 第16回県空手道選手権大会で気迫ある型を披露(9月28日、西根地区体育館) 伝統ある歌や踊りが数多く披露された市芸能発表会(9月28日、西根地区市民センター) 田頭小学校5・6年生31人が自分たちで植えた稲の刈り取りを体験(10月8日、田頭地内) 来場した子どもたちが餅つきを体験した紅葉まつり(10月18日、県民の森) 18ページ 福祉NETWORK 介護のココロ 市地域包括支援センター 内線1182 「いきいき!健康教室」が始まりました  体を動かさないでいると、筋力は年齢以上に衰え、心臓や肺の働きも弱くなり、より運動しにくい体になってしまいます。体がスムーズに動かなくなるとストレスによる心の問題を引き起こすこともあります。  いつまでも元気で、いきいきとした生活を送るために、元気なうちから運動を習慣付けていきましょう!  市では、10月から12月にかけて「いきいき!健康教室」を開催し、運動や口腔体操を行っています。この教室は、いきいきチェックリスト(アンケート)で介護予防の必要性が高いと判定された人が対象です。  詳しくは、市地域包括支援センター(内線1182)へお問い合わせください。  また、この他にも「岩手山焼走り国際交流村」「自然休養村なかやま荘」「綿帽子温泉館あずみの湯」「西根老人憩の家」「安代老人憩の家」では、介護予防教室を毎週開催しています。グラウンドゴルフ・ヨガ・フラダンス・室内ゲームなど、豊富な運動メニューを取りそろえています。運動をした後は、ゆったりと温泉でくつろぎ、おいしいご飯をぜひご堪能ください。  詳しくは、開催している各施設へお問い合わせください。 ■介護予防教室を開催している施設と連絡先 ◎岩手山焼走り国際交流村(電話番号76・2013) ◎自然休養村なかやま荘(電話番号78・3132) ◎綿帽子温泉館あずみの湯(電話番号72・6811) ◎西根老人憩の家(電話番号77・2573) ◎安代老人憩の家(電話番号72・5639) 子育てNEWS 地域福祉課子育て支援係 内線1154 「つどいの広場」においでください  「つどいの広場」は、保育所に入所していない就学前のお子さんとお母さんやお父さんなどの家族が、気軽に集まって、子どもと一緒に遊んだり、情報交換をしたりする交流の場です。市には、下に示す2カ所の「つどいの広場」があります。  「つどいの広場」では、リズム遊びやお絵描き、工作のほか、散歩のように親子で楽しめる遊びや育児相談などを行っています。予約は不要で、無料で利用できます。お気軽にお立ち寄りください。  詳しくは、各施設の連絡先まで。 ■「つどいの広場」の所在地など 名 称 たからっこ広場 所在地 大更25-55-13 大更・大更第二学童保育クラブ内(大更コミュニティセンター隣) 電話番号 70-1771 開館日 毎週月・火・木・金・土曜日(祝日および年末年始を除く)午前10時から午後3時まで その他 弁当持参可 名 称 カンガルー広場 所在地 清水219 あしろ学童保育クラブ内(あしろ保育所隣) 電話番号 72-2431 開館日 毎週火曜日(祝日および年末年始を除く)午前10時から正午まで その他 あしろ保育所の園庭開放も実施中(月~金曜日の午前7時半から午後0時半まで)※祝日を除く ※ 市のホームページで、つどいの広場だより(毎月1回更新)を公開しています。ぜひご覧ください。 19ページ コミュニティセンター通信 第8回 松尾コミセン 電話番号76-3235 いろいろな行事に利用されています  松尾コミセンには、大・小の会議室、和室、調理実習室、体育室があり、さまざまな会議や行事に利用されてます。併設されているふれあい文化伝承館には、旧松尾村に縁のある方々の資料が展示されているほか、ホールは、コミセン同様に会議や行事に利用できます。  また、松尾コミセンの図書室は、休館日を除く午後8時まで開いていますので、日中忙しい人でもゆっくり利用できます。また、毎月1回、松尾地区内を移動図書館車が回ってます。図書館や荒屋コミセン図書室からの図書の取り寄せ・返却もできますので、お気軽にお立ち寄りください。 幅広い年齢層に合わせた講座を開催  上半期は、これまでに成人・女性事業として防災・料理、自然体験、陶芸、手芸の各講座を開催し、多くの人から参加いただきました。青少年事業としては、エネルギー講座、ヒップホップ講座を開催し、参加した地元の小学生に好評でした。  今年は、旧松尾村を舞台にした映画「同胞」が公開されてから40周年ということで、実行委員会との共催で「同胞」感謝祭を開催。当日は、監督や出演者の方々が集まり、トークショーや映画「同胞」の上映会、倍賞千恵子さんによるコンサートが行われ、市内だけではなく、県内外からもたくさんの人にお越しいただき、大盛況のうちに幕を閉じました。コミセン内に当日の写真などを飾っていますので、ぜひご覧ください。  今後は、弘前の三味線体験や、つるし飾り講座など、さまざまな講座を開催予定ですので、毎月発行のコミセンだよりをお見逃しなく! 皆さんの参加をお待ちしております。  詳しくは、松尾コミセン(電話番号76-3235)または市役所地域振興課市民協働推進係(内線1144)まで。 地域おこし協力隊だより 今月の担当・松本篤英  時節は、霜降を過ぎ、通りにも一面に紅葉のじゅうたんが敷き詰められ、岩手山にも初雪が降りて、冬の足音が日ごとに聞こえてまいりました。  現在は、初心者ながらようやく収穫できた作物を使い、子どもや大人たちと「おいしい活動」をしたり、地域の宝を見直しつつ、木や石と土などを用いてユニークなかまどをつくったり、森で拾った枝で世界で一つの「えんぴつづくり」をしたりなど。これらの活動を通じ、参加者一人一人が持つ豊かなアイデアや想像力で、地域の宝を大切にしながら、楽しいことを皆の力でつくっています。  これからは、少しずつ好きなことや得意なことを持ち寄って「地域に開かれた場」を手づくりすることが夢です。そこでは、夢を語ったり、日々の小さな楽しみを見つけたり、世代を超えた会話が生まれたり、美味しい食べ物なども…夢が膨らみます。また、八幡平の美しい自然とともに、先人の残してくれた地球に優しい暮らし方を学び、子どもたちに持続可能で温かな未来の選択肢をつないでいきたいです。 20ページ 博物館だより 企画展「おらほが鎮守!」を開催中  9月9日から開催している企画展「おらほが鎮守!」は、11月30日日曜日で終了します。   博物館に、市内の神像が一堂に会するのは、珍しいことです。お住まいの地域でどんな神様を祭っているのか、大切にしているのかを、ぜひ、来館の上、ご確認ください。各地域の特徴を表した神様を展示していますので、まだご覧になっていない人は、早めにお越しください。 ■期間 11月30日日曜日まで ■開館時間 午前9時から午後4時半まで ■入館料 大人200円(団体の場合150円)、中学生以下無料 ■休館日 月曜日(月曜祝日の場合、翌平日) 企画展に関する出張講座を開催しました  企画展に合わせ、9月12日、10月10日に出張講座を開催しました。  今回の会場は、図書館と大更コミュニティセンターでしたが、どちらも好評をいただきました。住んでいる地域の神社について触れたり、各地域の特色ある仏神像の写真を見たりしながら、市の大切な財産について知る機会になりました。  今後も学芸員がさまざまな地へ赴いて、市の文化や財産を掘り出し、市民の皆さんに分かりやすく、そして、楽しく発信していきます。 図書館だより クリスマスお話会にいらっしゃい  盛岡市を中心に活動する『うすゆきそう文庫』から澤口杜志さんを迎え「クリスマスお話会」を開催します。一足先に、図書館でクリスマスを楽しみましょう。 ■日時 12月7日日曜日午後1時半から ■場所 図書館お話室 ■内容 パネルシアター「てぶくろ」、わらべ歌、手遊びなど、クリスマスにちなんだお話会 干支あみぐるみ教室を開きます  来年の干支「ひつじ」のあみぐるみを作ってみませんか。 ※詳細は、問い合わせください。 ■日時 12月12日金曜日・14日日曜日、両日ともに午前10時から ■場所 図書館会議室 ■講師 田村和子(市立図書館) 利用者アンケートにご協力ください  図書館では、利用者アンケートを実施しています。来館の際は、回答にご協力ください。 ■期間 11月1日土曜日から11月30日日曜日まで ■配布場所 市立図書館カウンター ◆◇◆ 新着図書の紹介 ◆◇◆ 【一般】 書 名 著者名など アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎 物語のおわり 湊かなえ 窓から逃げた100歳老人 ヨナス・ヨハンソン 家庭のおかずのカロリーガイド 香川芳子 監修 図解知識ゼロからのコメ入門 八木宏典 監修 【児童】 書 名 著者名など 思い出のマーニー 徳間書店 まるかいてピョン 舟崎克彦 動物の迷路 香川元太郎 おてつだいの絵本 すみもとななみ ほか 21ページ よろこびおくやみ 健やかに ◎男の子 松澤 新太(厳・緑/小福田) 伊藤 和樹(友樹・和沙/大泉) 畠山 ある(章弘・綾乃/荒木田) 塩畑 佳翔(健・由佳/上町) ◎女の子 平山 心菜(昭憲・幸菜/松川) 濱名 真央(潤・紗希/両沼) 千葉 くれあ(知成・彩菜/東) 工藤 桃子(貴弘・美由紀/畑2区) 佐藤 凪桜(博一・志穂/両沼) 工藤 結愛(勇気・彩加/北村) お幸せに 佐々木 躍/小福田、工藤 貴子/下町一区 山本 拓 /石名坂、齊藤 かおる/日瀬通 菅野 貴裕/陸前高田市、杉江 あきほ/荒屋新町 森 大輔/五百森、竹花 真佐子/岩手町 佐々木 央/紫波町、伊藤 李沙/南平笠 安らかに 髙橋 せつ子  89歳 中松尾 齊藤 由美   58歳 中沢 遠藤 キヨノ  89歳 帷子 工藤 亮真   22歳 五百森 遠藤 喜一   87歳 共新 工藤 キチ   97歳 中村 伊藤 ヨシエ  90歳 高宮 瀬川 孝一   63歳 岡村 小笠原 兼一郎 58歳 町組 伊藤 清二   86歳 薬師 鎌田 正男   83歳 舘腰 工藤 政次郎  71歳 小福田 松浦 ミヤ   83歳 堀切 松浦 清孝   72歳 堀切 藤原 克哉   78歳 舘腰 髙村 リサ   97歳 荒屋新町 渡邊 ノブ   91歳 共新 八重樫 スゲノ 90歳 共新 髙橋 北英   73歳 野駄 田村 ミサノ  88歳 岡村 田村 喜一   86歳 山後 髙橋 トミ   99歳 上町 津志田 政次郎 85歳 町組 高橋 ナヨ   92歳 兄川 堀田 勢子   66歳 柏台二丁目 髙橋 福夫   79歳 下平笠 渡辺 ウメ   86歳 間羽松 米内 カヨ   84歳 上野駄 ■人口の動き【9月30日現在 ( )は前月比】 地  区 人口 世帯数 西根地区 16,738(14人減) 6,274(5世帯増) 松尾地区 6,132(5人減) 2,365(1世帯増) 安代地区 4,888(7人減) 1,875(4世帯減) 合  計 27,758(26人減) 10,514(2世帯増) 男  性 13,381(17人減) 女  性 14,377(9人減) 出生 15人 死亡 34人 転入 41人 転出 48人 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 項  目 9月 累計 人身事故 0件 29件 物損事故 35件 360件 負傷者 0件 45件 死者 0人 1件 飲酒運転 0人 4人 火災 0件 8件 救急 87件 892件 №110 広報クイズ 11月6日号の問題 市役所新庁舎での業務開始日はいつ?  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要)  ☆FAX: 75-0469  ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 11月24日月曜日 消印有効 ◎第109回の正解 「きそえ つどえ かがやけ 農と輝の大地で」 ◎応募者数 14人 ◎正解者数 14人 ◎当選者 中村歩睦さん(大更)、工藤由利子さん(大更)、田村賀津子さん(野駄) 22~23ページ 年末調整関係事務 説明会を行います  盛岡税務署では、年末調整関係事務の説明会を行います。 ■日時 11月18日火曜日①午前10時から正午まで②午後1時半から3時半まで ※受け付けは、どちらも開始時刻30分前からです。 ■場所 県民会館大ホール  詳しくは、同署法人課税第二部門源泉所得税担当(電話番号019-622-6141)まで。 子どもの虐待を防止 気付いたらお電話を  11月は、児童虐待防止推進月間です。虐待を見かけた場合などはご連絡ください。  また、県では、子ども虐待防止フォーラムを開催します。 ■日時 11月25日火曜日午後1時半から4時まで ■講師 山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科 西澤哲氏 ■場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)  詳しくは、【虐待を見た場合】市役所地域福祉課児童福祉係(内線1155)、【フォーラム】県庁保健福祉部子ども子育て支援課子ども家庭担当(電話番号019-629-5461)まで。 健康の維持増進のため 講演会などを開きます  県では、県民の健康維持や増進を図るため、慢性腎臓病についての講演会などを開きます。参加は無料です。 ■日時 12月14日日曜日午後1時半から3時50分まで ※午後1時に開場し、定員100人になり次第、締め切ります。 ■内容 慢性腎臓病講演会、健康いわて21プラン(第2次)説明会 ■場所 エスポワールいわて2階大会議室(盛岡市中央通1-1-38)  詳しくは、県県央保健所(電話番号019-629-6573)まで。 家庭で不用になった 衣服はありませんか  市では、ごみの減量化を図るため、古着回収を行います。 ■日時 11月17日月曜日午前9時から午後4時まで ■場所 市内のコミュニティセンター  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(内線1121)まで。 11月9日から15日まで 秋の全国火災予防運動  11月9日から15日まで、全国火災予防運動を実施します。八幡平消防署では、防火座談会や初期消火訓練を随時行いますので、参加希望者はご連絡ください。  また、11月9日の「119番の日」に伴い、盛岡通信指令室(盛岡市中央消防署)の一般公開を行います。 ■日時 11月8日土曜日と9日日曜日午前10時から午後4時まで  詳しくは、八幡平消防署(電話番号76-2119)、松尾出張所(電話番号74-2119)、安代出張所(電話番号72-2119)まで。 講演などに参加して 食育を学んでみよう  県では、食育推進県民大会を開催します。入場料は無料ですが、事前に申し込みが必要です。 ■日時 11月16日日曜日午後1時15分から4時まで ■内容 食育実践活動事例発表、基調講演(講師:東京ガス㈱ 杉山智美さん)など ■場所 岩手県民会館中ホール(盛岡市内丸13-1) ■申し込み方法 電話、メールまたはファクスで、①氏名②性別③年齢④住所⑤電話番号⑥参加人数をご連絡ください。 ■申込期限 11月12日水曜日  詳しくは、県庁・県民くらしの安全課(電話番号019-629-5385)、メール【AC0009@pref.iwate.jp】、ファクス【019-629-5279】まで。 農業日誌などを 購入しませんか  市では、農業日誌などの販売をあっせんします。購入には予約が必要です。 ■価格 ▷農業日誌 1,430円▷ファミリー日誌 1,430円▷新農家暦 520円 ■申込期限 11月21日金曜日 ■申し込み方法 市役所市長公室と松尾・安代両総合支所地域振興課、田山支所に備え付けの申込書に必要事項を記入し、現金を添えて、提出してください。  詳しくは、市役所市長公室情報統計係(内線1214、1215)まで。 いわて花巻空港の 下期ダイヤが決定  いわて花巻空港の今年度下期ダイヤが決定しました。 ■今年度下期ダイヤの概要 ▷札幌線(JAL) 1日3往復 ▷名古屋線(FDA) 1日3往復 ▷大阪線(JAL) 1日4往復 ▷福岡線(JAL) 1日1往復  詳しくは、同空港空港課(電話番号019-629-5911)担当・小山まで。 岩鷲苑で感染症の 対策などを学ぼう  岩鷲苑では、介護教室を開催します。参加は無料です。 ■日時 11月28日金曜日午後1時半から2時半まで ■演題 冬場に多くなる感染症の対策と対応  詳しくは、介護老人保健施設岩鷲苑(電話番号76-5611)まで。 日本ユースホステル 協会の正職員を募集  日本ユースホステル協会では、直営ユースホステル職員(正職員)を募集しています。  詳しくは、同協会ホームページ(http://www.jyh.or.jp/recruit.html)をご覧ください。 農業用廃プラスチック 適正に処理しましょう  市は、農業用廃プラスチックを適正に処理するため、関係団体と共同で回収を行います。 ■日時と場所 ①11月11日火曜日、安代地区(目名市JA花き集荷場)②12日水曜日、松尾地区(山道JA野菜集荷場)③13日木曜日・14日金曜日、西根地区(平笠JA真空予冷庫) ※時間は全て午前10時から午後3時まで  詳しくは、市役所農政課農政係(内線1272)まで。 ひなぎく幼稚園 新入園児を募集  学校法人ひなぎく幼稚園では、平成27年度の入園児を募集します。 ■募集園児 3歳から5歳児(年度途中に3歳になった時点で入園可) ■受付日時 11月29日土曜日午前10時から11時まで ■その他 ▷送迎 バスでの送迎可▷預かり保育 平日は午後6時まで、第1・3・5土曜日は午後5時ごろまで(おやつ代を含む預かり保育料は無料)▷補助 就園奨励費補助のほか、第3子以降は市が全額補助  経費など詳しくは、同園(電話番号76-5011)まで。 ㈱岩手エッグデリカ 正社員などを募集中  ㈱岩手エッグデリカでは、正社員などを募集します。 ■募集人員 正社員3人、パート従業員若干名 ■勤務内容 ①味付ゆで卵の製造など②菓子類製造など ■勤務場所 ①㈱エッグデリカ工場②野駄工場 ■勤務時間 ①、②とも午前9時から午後3時まで ■応募資格 普通自動車運転免許  詳しくは、同社(電話番号75-2088)担当・中村まで。 岩手山焼走り国際交流村 施設点検のため休みます  岩手山焼走り国際交流村温泉館は、施設保守点検のため、11月10日月曜日と11日火曜日を休館します。  また、11月4日から平成27年4月下旬までを冬季営業時間とし、午後8時に閉館しています(通常午後9時閉館)。  詳しくは、岩手山焼走り国際交流村(電話番号76-2013)まで。 犯罪被害者週間に伴い 被害者相談を受けます  (公社)いわて被害者支援センターでは、11月25日火曜日から12月1日月曜日までの「犯罪被害者週間」に伴い、被害者相談を受け付けます。相談は無料、秘密は守られます。 ■対象者 犯罪や交通事故の被害者、その家族 ■相談方法 電話、面接など  詳しくは、同センター(電話番号019-621-3751)まで。 地デジ難視対策支援 来年の3月末で終了  国による地上デジタル放送難視対策の各種支援制度は、平成27年3月末で終了します。期限までに工事を完了するためには、12月中の申し込みが必要です。 ※積雪地域は、冬期間の工事ができないため、早めに申し込みください。  詳しくは、総務省地デジコールセンター(電話番号0570-07-0101)まで。 放射線などの測定結果について  西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質の測定を行っています。  その結果、9月25日、10月2日・14日・16日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 24ページ キラリ輝人⑲ 松川一の宮太鼓 会長 遠藤 一子 さん エンドウ・カズコ 67歳 =松川=  昭和22年生まれ。昭和61年に松川一の宮太鼓を結成。9月28日に宮城県栗原市で開催された東北和太鼓競演大会で4度目の優勝を飾る。杉の子会理事長、平舘保育園長も務める。B型のさそり座 太鼓がつなぐ出会いで 皆が共に成長  「太鼓がつなぐ出会いで、会員皆が成長しているんです」と、笑顔を見せるのは、第27回東北和太鼓競演大会で4度目の優勝を果たした松川一の宮太鼓の遠藤一子会長。現在の会員数は、市内外の小学生から大人まで、約90人を数えます。  会が発足したのは、昭和61年。自身が運営する保育園の職員が山口太鼓の会(宮古市)から指導を受けたことがきっかけでした。「太鼓を通じ、卒園後の子どもたちとつながること、新たな出会いが生まれたことがうれしかったです」と、当時を振り返ります。  「子どもたちの感性などから、こちらがいろいろと教えてもらうことも多いんですよ。新しい演目づくりのヒントになることもあります」と、思い掛けない喜びも感じています。  海外で演目を披露したこともあり、「演奏を通じ、子どもたちは協調性や日本の文化などを学べていると思います」と、教育者としての立場も忘れません。  今後について「活動を通じ、会員が互いに学び、成長し続けたい。その結果、大会などで優勝できれば、なお、うれしいですね」と、目を輝かせます。 今月の表紙 みんな~ がんばって!  第8回フィールドXレースが10月5日、市総合運動公園多目的広場で開催されました。  同レースは、距離別の2部門で、年齢別など15種目が行われ、約440人が出場。選手たちは、コース脇からの声援を背に、さまざまな障害物を乗り越え、タイムを競い合いました。  なお、市内入賞者は、14・15ページの「各種スポーツ大会成績」に掲載しています。 ▪編集後記  11月25日から新庁舎での業務が開始されます。引っ越しの準備などを行わなければなりませんので、11月は忙しくなりそうです。▽広報はちまんたい7月3日号の7ページで紹介しました、市と㈱ゼンリンが協働発行する「暮らしのガイドブック2014」を11月20日に全戸配布します。ぜひ、皆さんの生活にお役立てください。また、発行に当たり、多くの事業者の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。 (佐々木)