6ページ 震度6強の地震発生を想定し、平舘小とその周辺を会場に、総合防災訓練を実施  震度6強の地震が市内で観測され、家屋の倒壊や土砂崩れ、水道などのライフラインの損壊が発生したとの想定で、市は総合防災訓練を9月6日、平舘小とその周辺を会場に行いました。  訓練には防災関係機関や地域住民など約400人が参加。災害時の対応や関係機関との連携手順を確認するとともに、防災への意識を高めました。  平舘小体育館で行われた避難者受付訓練では、9年度の本格運用を目指し、県が準備を進めている「LINEアプリ」を活用した避難者把握システムを試験運用。避難所に訪れた訓練参加者はQRコードを読み取り、避難する手順を確認しました。また、昨年に続きオンライン診療とドローンによる処方薬配送訓練のほか、八幡平消防署と市消防団による火災防御訓練、土砂災害対応訓練、震度2から震度7までの地震の揺れを体験できる「防災そばっち号」を使った地震体験なども行われ、参加者は災害に備えるための実践的な知識や対応方法を学びました。  佐々木孝弘市長は「次につながる非常に有意義な訓練だった。今回の経験を生かし、関係機関や地域の皆さんと協力し、安全・安心なまちづくりに取り組んでいく」と述べ、防災への決意を新たにしました。   平舘コミセン 事務局長 田村篤(あつし)さん  今回の訓練をとおして、知識だけでなく、実際に見て、体験することが重要だと改めて感じました。特に参考になったのは、避難所で活用される段ボールベッドやパーテーションの組み立て要領です。簡単に組み立てられ、省スペースで保管できるうえ、段ボールベッドは耐荷重400キロと十分な強度があることにも驚きました。また、消防署員による応急救護訓練や消防団による救助用カッターを使った実動訓練など、普段は見られない訓練を見学できたことも大きな学びでした。  災害が起きたときに、コミセンの職員がどう動くべきか、どのように連携していくかを想定し、普段から、役割分担や動線の具体的なシミュレーションを進めていくことが重要だと感じました。