2から5ページ  市と平舘高校が強力に連携し、子どもたちの学びと成長を全力で支えます。 平舘高校の存続、魅力化に向けた市長メッセージ  平舘高校の存続が危ぶまれる中、市民の皆さまから「市はどのように取り組んでいるのか」という切実なお声を、多くいただいております。  平舘高校は、本市の将来を担う若者が学び、成長し、未来へ羽ばたくためのかけがえのない教育拠点です。  市はこれまでも「平舘高校教育振興会」への財政支援を通じた保護者負担の軽減をはじめ、学校の存続と魅力向上に向け、さまざまな支援に取り組んでまいりました。  一方で、少子化が進み、高校を取り巻く環境が大きく変化する中、平舘高校を将来にわたって地域に残していくためには、これまでの支援に加え、学校と市がこれまで以上に連携し、具体的な取り組みを進めていくことが必要だと考えています。  地域の高校が失われることは、地域で学ぶ選択肢だけでなく、地域の活力や未来にも大きな影響を及ぼします。  市では強い危機感を持ち、学校・地域・行政が一体となって、地域の中学生が「平舘高校で学びたい」、そして市外の生徒からも「八幡平市で学びたい」と思ってもらえるような、魅力ある教育環境と受け入れ態勢づくりを進めてまいります。 中学生と保護者の皆さまへ 平舘高校での学び 3つの特徴 1 支援体制で深まる学び  教師、支援員による2人体制の科目を設けるなど、少人数だからこそできる、きめ細やかな指導が可能。1人1人の理解を深めます。 2 仲間と広げる研究  グループでの話し合いや協働学習を通じて、考えを深め、課題を解決する力を身に付けます。 3 1人1人に寄り添う指導  進路相談や面接指導など、目標に合わせて丁寧にサポート。安心して挑戦できる環境を整えています。 平舘高生と八幡平市長 放課後トーク  放課後トークの掲載文面は、読みやすさのため内容を整理し、文章の順番を入れ替えたほか、一部を補足しています。 話してくれた平舘高生の皆さん  高橋花音(はな)さん   普通科2年B組  田村粋(きよ)さん    普通科2年B組  遠藤龍雅(りゅうが)さん 普通科2年A組 「ヒラコー。」  市民から親しみを込めてそう呼ばれる「岩手県立平舘高等学校」。  862.3平方キロメートルという極めて広い市域を持つ本市にある唯一の高校で、在校生64人の小規模校です。  9月11日、佐々木市長が同校を訪問。現役の平舘高生がどんな高校生活を送っているかや自分が描く将来像、学校や地域がどうあってほしいかなどを語る「平舘高生と八幡平市長 放課後トーク」を行いました。  坂牛祐司平舘高校副校長が同席。司会は同校の鈴木絵美 高校魅力化コーディネーターが務めた。 セッション1 平舘高校での学校生活について 佐々木市長 生徒数が減っていますが、学校生活はどうですか 寂しい、とか。 田村さん 名前とかは覚えやすくて、クラスのみんなと仲良くなりやすいってところはすごく良いかなと思います。学校では、授業で分からなかったところを教え合ったり、昼休みに体育館で友達と遊んだりとか、そういう感じで過ごしています。 遠藤さん みんなで頑張れるところは良いなと思っています。もう少し人数がいたら、もっとワイワイできるのになって思うこともあるんですけど、みんな仲良く楽しくやっています。 高橋さん 忙しい人がとても多いというか…。委員会を兼務してる人が結構いて、自分も生徒会と図書委員、学校行事委員の3つを掛け持ちしていて。みんな忙しいから、自分も動かなきゃなっていう気持ちになっています。 佐々木市長 入学から1年以上経過して、特に印象に残っていることは? 田村さん 1番は、海に行って山田高校、雫石高校と交流するイベントです。すごい印象的で、なかなか経験できないと思います。 遠藤さん 自分は平高に入学するまで、ムラサキ(紫草)(万葉集でも額田王らによって詠まれ、古くから染料や薬草として使われてきた植物。)っていう植物をあまり知らなくて。入学してから、生徒と先生が一緒になって、山に行ってムラサキ平舘高校の校章の由来となっており、校歌にも歌われている。を植えて育てていることが印象に残っています。 高橋さん 今の時期だからっていうのもあるんですけど、個人的には生徒会選挙が、結構印象に残っています。私は平高に入学してから、人生で初めて生徒会に立候補して「自分がやります」って、人前で堂々と発表することを体験しました。  もともと人前で話すことが嫌いだったけど、周りから「良かったよ」とか「頑張って」って言われることが増えて。発表することは怖くなくなったし、自己肯定感が低くて自分なんかが、って思ってたけど、今は、やれてよかったなって。 佐々木市長  すごく成長されましたね。 セッション2 平舘高校の魅力地域との関わりについて 佐々木市長 平高に入学する前と、入学してからの印象の変化はありますか 田村さん 入学前、平高のパンフレットに、地域とのつながりが強いっていう在校生の感想があったんですけど、入学して、総合的な探究の時間で、市内の観光地にフィールドワークに行ったり、旅行プランを作ってみたり。八幡平市についての学習が多かったので、予想通りかなと感じます。 遠藤さん 自分の父が平高出身で、よく「楽しかった」とか話を聞いていて。ちょっと疑っていたのですが、入学してみたら、生徒と先生の距離も結構近くて、生徒、先生同士で楽しくなれるような学校で。 佐々木市長 先生たちも、生徒との距離感を近づけようってことを、意識してやってらっしゃるのですか? 坂牛副校長 本校の先生たちは、できるだけフランクに話し掛けよう、関わろうっていう姿勢でやっています。体育祭に先生が出場したときは、生徒も盛り上がってくれました。体育祭初開催のeスポーツ種目では、先生が強かった…。 高橋さん マリオカートをやって、先生が勝って(笑い)。 高橋さん 平高の印象は、盛岡の高校に通っていた姉が「平高の方が良かった」って、ずっと言ってて。理由は「盛岡の学校あるある」なんですけど。早起きしないといけない、時間が少ない、勉強にも時間かかるし、部活動なんてやる時間がない、みたいなことを。平高の方が絶対いいよって勧められて、入学した感じです。最初は、自分がやっていけるか不安があったし、高校って体育祭や文化祭ぐらいしか行事がないって思ってたので、思いのほか、いっぱいあるんだなって感じました。 佐々木市長 その点は、楽しい 高橋さん 楽しいです。 佐々木市長 良い方向に印象が変わって良かったです。2年生になって、もっと平高がこういう学校だったら良いな、こういうことができたらなって思うようなことはありますか? 田村さん 生徒数が少ないので、もう少し、地域に平高を広めることができれば。今もやってるんですけど、範囲を広げて紹介できればって思います。 田村さん  ユーチューブや、SNSで編集動画を配信して、学校を広めるとかもありなんじゃないかなと。 鈴木高校魅力化コーディネーター  生徒主体でやってみたいということですか 田村さん はい。 佐々木市長 さまざま意見交換する中で、生徒数確保のために、地元や近隣の中学校にもっと平高の魅力をPRして、入学を促していくことと、地域みらい留学に取り組むことの2本柱で進めることにしているんですが、例えば将来、県外からの生徒が5人とか10人に増えてきたら、どう思う 田村さん 自分はウェルカムです。 遠藤さん 自分も気にしない。みんなで仲良くできる行事があれば、心を開いてくれるかなと思う。 佐々木市長 前向きな意見をいただいて良かったです。生徒の皆さんがどう思うか、気になっていました。 平高の魅力化の話ですが、ムラサキの紫根染めを筆頭に、ここならではの魅力があるわけですが、スパルタキャンプ ライト(市の人材育成プログラム「スパルタキャンプ」から教育要素を取り入れた地域連携型プログラミング授業。学校魅力化事業の一環として、昨年度初めて実施。)は、どう思いますか 田村さん 自分は以前、プログラミングをやっていて、おためし地域留学で平高に来てくれた中学生にもプログラミングが得意な子がいたので、そういう子が入学したいって思える学校にはなると思うので、良いと思います。 高橋さん 私は、あんまり…(笑い)。パソコン系全般苦手なんで。もし体験しようってなったら取り組むんですけど「自分、大丈夫かな」っていう心配はあります。 鈴木高校魅力化コーディネーター 選べるといいのかも、ですね。平高に入ったら、市のバックアップで課外時間などに取り組むことができます、とかでも。 セッション3 未来の自分、平舘高校と八幡平市 佐々木市長 高校自体がこうだったら、もっと中学生にとって魅力的な学校になるっていうアイディアはありますか? 田村さん 地域みらい留学のことをPRしたり、地域の中学校を回って平高をPRしたりしてるので、現状でも、ある程度、情報が行き渡っているのではないかな、と思います。 遠藤さん 実際に、中学生に平高に来てもらって、文化的なことを体験してもらったり、面白さとか興味を感じてもらったりできればいいかな。 高橋さん バジルクッキーとか熔岩パンの他に、もう1つ、平高ならではのものを作るのもアリかなと思います。 佐々木市長 平高、八幡平市の魅力って、当たり前の景色だったり、日常だったり、地元にいると気づかないこともあると思うから、自分たちが八幡平市の良さを、さらに認識していかなければなって、今思ってます。 佐々木市長 皆さんが将来、何を目指しているかについて、教えてください。 遠藤さん 卒業後は、恩返しの意味で、生まれ育った八幡平市内にある企業への就職を考えています。 高橋さん 私は、高校生になったら勉強に集中しようと思っていたことと、生徒と先生との距離が近いっていうことも聞き、平高に入学しました。夢は学芸員になることで、そのため、盛岡大学社会文化学科への合格を目指して、今は勉強しています。 田村さん 地域とのつながりが強いっていうことで平高を志望したので、将来は地域に貢献できる会社に就きたいと思っています。卒業後は大学進学を目指していて、たくさん勉強して、できれば岩手大学に入りたいと思っています。 佐々木市長  それぞれ明確な目標や、しっかりした考えを持っていて素晴らしいと思います。八幡平市で働きたいという気持ちはありがたいですし、私たちも応援したいと思っています。 (放課後トーク終了) 平舘高校の「気になる」を平舘高校で相談しませんか 授業見学、進学相談会を開催  平舘高校への入学を考えている中学生とその保護者向けに、次の期間、進学相談会を開きます。  入学後のことで、本人や保護者が気になっていること、不安に感じていることなど、どんな質問にも可能な限り答えますので、気軽に申し込んでください。 相談会の期間  10月30日(金曜日)から11月6日(金曜日) 相談、見学時間 午前9時から午後4時まで 場所      県立平舘高等学校(平舘25-6) 申し込み    電話など 電話      74-2609(申し込みは午前9時から午後4時まで) 担当      副校長、教務主任 例えばこんなことを聞いてみよう  入学から卒業までの必要経費  キャリア教育、進路指導 進学、就職先  不登校、学力不振など 就学の不安