1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 3月号 Mar.2014 No.192 痛てて、やめておくれー (2月3日、大更保育所豆まき) 主な内容 【特集】新たな地域「自治」の基盤・コミュニティセンター…2~7ページ 永井秀昭選手 感動をありがとう…8~9ページ 2~7ページ 地域を元気にするためにまちづくりの新拠点を  日本は平成20年を境に人口減少が始まり、人類史上まれな速さで少子高齢化が進んでいます。市も同様の波が押し寄せていることから、このままでは地域の活力が減退してしまうと考え、地域と協働でまちづくりの新拠点を構える「地域が元気なまちづくり推進構想」を策定しました。今月号では、この構想に基づき設置する新たな自治の拠点、コミュニティセンター(通称コミセン)のあらましを紹介します。 地域活力の基礎となる人口が減少  市は、合併したことによって地域の活力が失われることがないよう、地域が考え、地域が実行する「協働のまちづくり」を平成19年から推進してきました。  これまで、地域の花植栽や公園の環境整備、イベント開催や地域資源学習など、6年間で総数562件の事業に約7千9百万円が活用され、地域活性化の一助として定着。多くの成果が上がり、好評をいただいています。  この事業は、これまで地域の声に応えて何度か補助要件の見直しなどを行ってきましたが、持続可能な地域づくりを行うには、この事業だけでは限界があることが明らかになってきました。  国立社会保障・人口問題研究所では、国勢調査を基にした将来人口の予測を定期的に発表しています。下のグラフ(図1)は、22年に行われた国勢調査を基に作成された市の将来人口推計です。  これによると、市の人口は減少し続けることが予測されています。市の人口は、昭和35年の5万3805人をピークに減少傾向が続いていますが、今から1年後の平成27年にはその半分以下となる2万6487人に、そして、16年後の平成42年には、2万人を割り込む寸前になると推計されています。  さらに、26年後の平成52年には、22年の57・4%となる1万6465人となり、最盛期の3割程度にまで人口が落ち込むことが見込まれており、このままでは地域活力の維持に極めて重大な影響を及ぼすと考えられます。  まちづくりは、右下の図2に掲げた「自助」「共助」「公助」の3つに区分できるといわれています。  この3区分のうち、最も重要なのが身近な単位で行われる「共助」です。これには、地域のコミュニティが不可欠ですが、上のグラフ(図1)にも示すように、地域の人口は、どんどん減っていくと見込まれています。コミュニティの基礎は人です。その人がいなくなってしまっては、コミュニティの活力が失われてしまうことは明らかです。  この活力減退を防ぐために検討を重ね、一つの結論に至りました。それが今回お示しする、『コミュニティセンターを地域につくろう』というものです。 公民館を地域の元気づくり拠点に  協働のまちづくりを進めるため、平成18年から、各地域に従来からあるコミュニティを単位として、左の表1のように12の地域振興協議会が設立されています。  この協議会の体制を強化することで、さらに小さな自治会などの基礎的コミュニティの活動を支援する中間共同体としての役割や、自治会よりも広域な目線からの地域づくりを行う「共助」の基盤が強化できると考えられます。  市は、この地域振興協議会と同じ単位で、地区に公民館を設置しています。公民館は、昭和20年代から、主に成人に対する社会教育の実践の場として全国に整備されてきたものですが、これに「地域活動の拠点」という位置付けを新たに追加します。  これまで行われてきた生涯学習・スポーツ事業に加え、「地域づくり活動を行う場」とし、地域振興協議会が雇用する職員がそこで中心的な役割を担当。公民館という名称についても、コミュニティセンター(通称=コミセン)と改めます。 コミセンになると何が変わるのか  それでは、公民館がコミセンに変わると、何が、どのように変わるのでしょうか。  第一に挙げられるのは、管理運営の主体が地域振興協議会に変わるということです。市は、指定管理という制度によって、各地の地域振興協議会にコミセンの管理運営を任せます。任された地域振興協議会は、これまで公民館で行ってきた生涯学習事業を主体的に企画・立案することになることから、これまで以上に地域住民の意向に沿った事業が展開されると期待できます。  また、会議室などの貸し出し業務も、指定管理を受けた地域振興協議会が受け付けを行います。予約などの方法は、基本的にこれまでと変わりません。利用する市民の皆さんにとって、何ら不便になるところはなく、生涯学習や体育事業などがこれまで以上に地域ニーズを取り入れたものに変わります。  こうした仕事を行うためには、専任の職員を雇用しなければなりません。コミセンには事務局を置き、地域振興協議会が採用した職員が従事します。地域に採用された職員が、地域のことを専門に行うことになります。地域に精通した人材を、地域が雇うことになり、これまで行ってきた協働のまちづくりの枠組みに留まらない、より幅広い取り組みを行えるようになることが期待できます。  このように、地域のことを専門に考えるという体制を取ることができるようになり、地域の「共助」をより大きな視点から考える事務局を地域に置くことができます。 コミセンを中心に共助の基盤づくり  コミセンは、下の図3のような体制で仕事を行うことになります。市が各地区の地域振興協議会を指定管理者とし、コミセンの管理運営を任せ、地域の皆さんは振興協議会へ参画することで、地域の「共助」を支える基盤を形づくることができます。コミセンと地域振興協議会だけでは、共助も自治も成り立ちません。最も重要なのは、地域の皆さんのコミュニティへの参画です。  人口減少時代のコミュニティは、どうしても活力が不足しがちです。そうした中でも地域の課題を解決していかなければなりません。「人や予算といった地域の限られた資源をどこに投入するのか」「地域振興協議会を中心にして、地域全体のためには、優先順位をどのようにつけて何をするのが良いのか」を話し合って、地域が自ら決めていくことが大切です。  人口減少時代の中で、「共助」を行う基盤となるコミュニティをいかに守り育てていくのか。その活動の中心となるのが、新たに設置するコミュニティセンターです。 指定管理などで行うコミセンの仕事  地域振興協議会がコミセンを運営すると、大きくは左の図4に掲げる3つの業務を行うことになります。  図4の上段に挙げたコミュニティ事業は、これまでも各地域振興協議会が「協働によるまちづくり補助金」などを活用して行ってきた地域づくり活動に相当する仕事です。  図4の下段に挙げた2つの円に示す「生涯学習・スポーツ事業」「施設管理運営事業」が、今回の指定管理によって地域振興協議会が新たに行うことになる事業で、これまで公民館が行ってきた仕事です。  市は、この業務について、表2に掲げた5つの事業区分を網羅して、バランス良くさまざまな事業が開催されるよう基準を設けました。また、講座などの開催に当たっては、当面は企画や実施への応援を行い、円滑に実施できるよう環境を整えます。  こうした事業を実施するに当たり、4月から無理なく事業が実施できるよう、地域振興協議会が採用予定の事務局職員を、市が、25年10月から3月までの6カ月間、実際に管理運営することになる公民館に臨時職員として配属。事業の企画や実施などについての研修を行っています。  また、防火管理者など各種資格取得に必要な講習会や協働のまちづくりに関する講演会などに加え、指定管理者として行うことになる事務についての協議など、コミセン移行に向けてさまざまな準備を進めています。 「地域づくり一括交付金」を創設  市は、地域の活性化、住民の連携および行政との協働によるまちづくりを促進することを目的に、市民が自主的に行う公共性、公益性のある活動を推進するため、これまで「協働によるまちづくり補助金制度」を運用してきました。  コミセンがスタートすることで、地域の力は高まります。これを機に地域の裁量を大きくした、より自由で利便性が高いものにすることで、より一層の地域自治を推進するため、協働によるまちづくり補助金制度を大幅に見直しました。  地域づくり一括交付金事業は、地域振興協議会が独自に行う「一般事業」と、複数の地域振興協議会あるいは地域振興協議会とNpoが連携して行う「地域連携事業」の2種類があります。この事業について、それぞれ解説します。  地域で考える課題を機動的に解決できるよう、これまでのように市に対して1事業ごとに申請・交付・精算をするのではなく、上の図5に示したように年度の事業計画に基づき、全体を一括で申請・交付・精算する制度に改めます。  実施する事業の採択、配分する事業費の額などは、すべて地域振興協議会の裁量で決めることができます。地域にとって何が必要なのか、①公益性、②必要性、③発展性・継続性、④費用妥当性の4つの観点から事業を判断。各年度に配分される予算の範囲内で、自分たちで決定・実施することになります。年度内で、緊急に実施したい事業ができた場合にも、予算の範囲内で自由に変更することができるようになります。 地域づくり一括交付金でできること  新しい制度で行うことができる事業は、協働によるまちづくり補助金と大きく変わるところはありません。  まちづくり事業の対象は、①地域の活性化、②地域の安全、③福祉の充実、④生活環境の保全、⑤地域の伝統文化振興の5つを目的としたものです。ただし、住民の手で行われない事業や単なる設備整備や購入を目的とした事業、営利や政治・宗教に関するもの、公序良俗に反するものなどは、交付金の対象とはなりません。  従来の協働によるまちづくり補助金との違いは、危険を伴う作業や有資格者以外にできない作業などを外部に委託することが可能になったことと、地域の共助事業実施に必要なものであれば、備品の購入を認めるよう基準を緩和した点です。  一方で、食糧費およびこれに関連する経費については、一切対象外となりました。  これらの見直しを行った結果、交付金の対象となる経費は、ページ左上の表3に掲げたとおりになりました。  協働によるまちづくり補助金の対象としてきた経費は、基本的に網羅されています。変更点は先述のとおりですので、実施主体の裁量は、これまで以上に拡大しています。  地域づくり一括交付金になることによる大きな変更点として挙げられるもう一つのポイントが、複数の地域振興協議会、または地域振興協議会とNpoが連携して行うものを対象とした「地域連携事業」を新たに設けたことです。  地域連携事業は、一般事業と同様に自ら企画・実施する①地域の活性化、②地域の安全、③福祉の充実、④生活環境の保全、⑤地域の伝統文化振興の5つを目的としたまちづくり事業に対して、1事業につき20万円を上限に、年100万円の範囲内で交付します。  複数の地域振興協議会に地域がまたがるような広域的に展開する事業や、地域のNpoと連携して行うような事業などが、交付の対象となります。  対象経費についても、表3に掲げた一般事業のものと基本的に同様ですが、複数の団体で実施するものであることから、備品については対象としません。 コミセンを中心に、地域を元気に  公民館がコミュニティセンターに変わることで、地域は、地域が本来持っている自治の機能を大幅に強化することができます。  コミュニティセンターの事務局が、地域の事務局としての役割を果たしていくことで、地域における「共助」が、より効果を発揮できるようになることが期待できます。  地域にとって、いま何が一番必要なのか、最も良く知っているのは、その地域に住んでいる皆さんであることは言うまでもありません。市は、コミセンを中心に地域の自治を盛り上げることで、地域が元気になるよう、これからも応援していきます。  詳しくは、企画総務部地域振興課(☎・内線1144)まで。 8~9ページ 永井秀昭選手 感動をありがとう  田山出身の永井秀昭さん(30)=岐阜日野自動車㈱=が、ソチ冬季オリンピック2014ノルディック複合日本代表として、2月12日のノーマルヒル(Nh)個人、18日のラージヒル(Lh)個人、20日のLh団体の3種目全てに出場しました。  市は、永井選手の出場に合わせ、安代総合支所会議室を会場に、パブリックビューイング(観戦会、以下Pv)を実施。Nh個人のPvには、秀昭さんの母・綾子さんや兄・陽一さん、弟・健弘さん、妻・亜弥さん、長女・結望ちゃんら家族が駆けつけ、競技に臨む永井選手を見守りました。  メダル獲得の可能性が高いと言われたLh団体のPvには、3日間で最も多い約80人の市民らが来場。会場に集まった関係者や市民の皆さんから、永井選手と日本チームに大きな声援が送られました。  結果は5位入賞で、メダル獲得には至りませんでしたが、競技を全力で戦い抜いた永井選手に向け、同級生らが、「サンキューひでちゃん」と、エール。Pv参加者全員が、、オリンピックを通じて感動を与えてくれた永井選手の健闘をたたえ、感謝の気持ちを声にしました。 10~11ページ News&Information 表彰 西根第一中学校相撲部が県の「はばたき賞」を受賞  県教育委員会の平成25年度第2回児童生徒表彰(はばたき賞)の表彰式が2月12日、盛岡地区合同庁舎で行われ、昨年、全国中学校体育大会で団体準優勝の成績を収めた西根第一中学校相撲部が表彰されました。  この表彰は、文化活動やスポーツで優れた成績を残した個人や団体をたたえるもので、県内の14人、7団体が受賞しました。17日には、学校関係者と主将を務めた松浦裕介君(3年)が市役所を訪れ、田村正彦市長と遠藤健悦教育長に受賞を報告。松浦君は、「いわて国体相撲競技では、優勝を目指したいです」と、今後の活躍を誓いました。 ■市役所人事 ◇異動▽あしろ保育所副所長兼主任保育士兼あしろ保育所畑分園副分園長兼主任保育士 大森玲子(異動前=あしろ保育所副所長兼主任保育士) ※平成26年2月1日付 ▽教育委員会事務局平舘公民館主査兼平舘体育館主査 村井伸地(異動前=建設部建設課主査) ※平成26年2月1日付 ◇新採用▽総務課主事補 小林柚香 ※平成26年3月1日付 食について深く考える機会になりました 市健康づくり推進大会を開催  25年度市健康づくり推進大会が2月23日、西根地区市民センターで開催されました。  当日は、約280人が参加。食と環境教育アドバイザーの中尾卓嗣氏が、『「食で育む心と体」~何を食べ どう生き 何を残しますか?~』と題し、地域や風土に合った伝統的な食事の重要性、次世代に伝える必要性について、ユーモアを交えて、講演を行いました。  また、大会では、歯の健康を維持している高齢者の方々や親子、歯・口の健康に関するコンクールの入賞者に、表彰状が贈られました。  受賞者は、次のとおりです(敬称略)。 ◎25年度8020運動達成者(80歳以上で自分の歯が20本以上ある方) 竹田隆(駅前一区)、武田キツエ(山子沢)、佐々木スミ(渋川)、佐々木安身(両沼)、工藤シノブ(間羽松)、小笠原洋子(町組)、遠藤杏子(同)、武田申松(大久保)、小野寺三郎(川原目)、小野寺孝(荒木田)、高橋ミト(上村)、工藤吉信(森子)、高橋吉哉(鹿野)、伊藤義美(金沢)、阿部島年夫(温泉郷)、大森和男(新町6区)、羽澤定夫(目名市)、小山田セツ子(川原1区)、石井エイ(石名坂1区)、三浦テルエ(同) ◎3歳児むし歯のない母と子 宮崎亜由美(母)、羚(子) ◎25年度歯・口の健康に関する図画・ポスター・標語コンクール ■県歯科医師会表彰▼図画の部 髙橋健太(平舘小2年) ■岩手八幡平歯科医師会表彰▼図画の部 佐々木杏優(松野小1年)、柴崎光祈(柏台小2年)、中軽米拓人(寄木小1年)、日戸唯斗(大更小2年)、佐藤茶芽(平笠小1年)、安ヶ平茉利愛(田頭小2年)、田村椛(寺田小1年)▼標語の部 『白い歯は ぼくの健康 ささえてる』中村祐大(寺田小6年) 25 年度市教育振興推進運動大会を開催 各実践区での成果を確かめ合う   2 月 15 日、安代小学校体育館で、 25 年度市教育振興運動推進大会が開催されました。  大会には、市民の皆さんや関係者ら約220人が出席。開会行事後、平舘高校の生徒会と家庭クラブ役員の皆さんが、学校紹介や家庭クラブの活動状況を発表しました。  平舘高校の発表に続き、田頭、松野の2実践区が、今年度行った教育振興活動を紹介。活動を通し、さまざまな発見があったこと、地域や小・中学校と連携し、充実した活動が展開できたことなどが発表されました。  閉会行事では、盛岡教育事務所の岩渕忠徳社会教育主事が、「子どもたちの健全育成に関わり、実践区の取り組みや成果を確認し合う素晴らしい大会でした。今後も継続してください」と、講評しました。  また、大会では、今年度活躍した市内の児童・生徒の表彰も行われました。  受賞者は、次のとおりです(敬称略)。 ◎市教育委員会児童生徒表彰 【文化部門】 ❖団体 西根中学校吹奏楽部 【スポーツ部門】 ❖個人 髙橋優実(寄木小6年)、阿部虎大(大更小5年)、長内龍(西根第一中1年)、松浦和啓(西根第一中1年)、津志田亜睦(西根第一中2年)、吉田皇(西根中3年)、工藤颯悠(安代中3年)❖団体 大更小学校相撲部、西根第一中学校相撲部、西根中学校特設相撲部 年度末の手続きにご利用ください 休日臨時開庁などを実施  市は、転入や転出などが多くなる年度末に合わせ、休日臨時開庁と平日臨時窓口延長を次のとおり実施します。平日の開庁時間に手続きが行えない人は、ぜひご利用ください。 ■休日臨時開庁日時 3月 23 日日曜日・ 29 日土曜日・3 0 日日曜日、午前8時半から午後5時15分まで ■臨時窓口延長日時 3月 24 日月曜日、午後7時まで ■開庁場所 市役所1階市民課(松尾・安代両総合支所では実施しません)  なお、毎週水曜日は、午後7時まで本庁舎の窓口延長も行っていますので、こちらもご利用ください。 ■休日臨時開庁で取り扱う業務と担当係 市民課戸籍住民係 内線 1126 ~ 1128 ▶転入・転出などによる住民異動届の受け付け ▶戸籍謄抄本、住民票の写し、印鑑証明書の交付 ▶印鑑登録および登録廃止の手続き ▶所得証明書および納税証明書の交付 市民課国保年金係 内線 1132 ~ 1136 ▶国民健康保険の手続き ▶国民年金の手続き ▶後期高齢者医療保険の手続き ▶乳幼児など医療費助成の手続き 12~13ページ 各課からの Hotline 3月は自殺対策強化月間 ●詳しくは健康福祉課健康推進係(☎・内線1176)  国では、例年、月別自殺者数の最も多い3月を『自殺対策強化月間』と定め、重点的に広報活動を行うなど、予防対策を強化しています。 《市の取り組み》 ■自殺予防普及キャンペーン  市は、市保健推進員協議会の協力の下、9月の県自殺防止月間と3月の自殺対策強化月間に、市内店舗などで呼び掛けを実施しています。 ■ゲートキーパー養成研修  昨年 11 月8日、市保健推進員を対象に、ゲートキーパー養成研修を実施。悩みを持つ人、ゲートキーパーの2役を演じ、声の掛け方や話の聴き方を学びました。  研修を受けた保健推進員からは、『ついつい叱咤激励してしまう。話を最後まで聞いてあげればいいんだけれど、腰を折ってしまい、本音を聞き出せないこともあった』『相談できる人とできない人がいると思う。相談したいと思われるように保健推進員の質を高めたいと思った』という感想が出されました。 《自殺予防の十カ条》  次に示すサインが数多く当てはまる場合は、その人に自殺の危険が迫っています。サインに気付いたら、早めに医療機関や相談機関につなげましょう。 1.うつ病の症状に気を付ける(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)。 2.原因不明の身体の不調が続く。 3.酒量が増す。 4.安全や健康が保てない。 5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う。 6.職場や家庭でサポートが得られない。 7.本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う。 8.重症の身体の病気にかかる。 9.自殺を口にする。 10 .自殺未遂におよぶ。 (厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」から) ■相談窓口の電話番号や受付時間など(年末年始と祝日は除く) ▼市役所健康福祉課(☎76・2111)月曜日から金曜日の午前8時半から午後5時まで ▼自殺予防電話相談【こころほっとライン】(☎080・6012・5560)月曜日から金曜日の午前9時から午後4時まで ▼こころの健康相談【県精神保健福祉センター】(☎0570・064・556)月曜日から金曜日の午前9時から午後4時半まで ▼盛岡いのちの電話(☎019・654・7575)月曜日から土曜日の正午から午後9時まで、日曜日の正午から午後6時まで 市税などの納付案内を 26 年度も継続して実施 ●詳しくは税務課収納管理係(☎・内線 1256 、 1257 )  市は、 26 年度も引き続き、「八幡平市税等納付案内センター」を民間事業者に委託して行います。  同センターは、市税などの納期限が過ぎても、納付が確認できない方に対して、納付の勧奨や納税相談案内などを行うことを目的としており、民間のオペレーターが電話をお掛けします。 ■対象となる税金など 市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、法人市民税、入湯税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、市営住宅使用料、上下水道使用料、公共下水道事業受益者負担金、特定環境保全公共下水道事業受益者分担金、農業集落排水事業分担金、個別浄化槽事業分担金、学校給食費 ■時間 月曜から金曜日の午前 10 時 15 分から午後 7 時まで。また、土・日曜日(1カ月に各 1 日、計2日)の午前 8 時半から午後 5 時 15 分まで(年末年始、祝日を除く) ▶▷▶ 不審な電話にご注意を ◀◁◀  「八幡平市税等納付案内センター」では、市税などの納期が過ぎていることをお知らせし、早期納付のお願いを行うもので、こちらから口座を指定して振り込みを指示するような案内はしません。  もし、不審と思われる電話がありましたら、市役所税務課へお問い合わせください。 郵便局・ゆうちょ銀行用納付書の発送  市内在住の方で、近くに金融機関がないなど、郵便局・ゆうちょ銀行から納付したい事情がある際、ご連絡をいただければ、郵便局・ゆうちょ銀行で納付ができる納付書をお送りします。 ■対象となる税金 市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税  また、口座振替による納付もできます。口座振替の手続きをすると、納め忘れもなく、便利になりますので、口座振替の手続きをお勧めします。 地域包括支援センター 非常勤職員募集します  市地域包括支援センターでは、次のとおり非常勤職員を1人募集します。 ■職種 介護支援専門員または看護師 ■応募資格 介護支援専門員資格または看護師免許を持っている方 ■業務内容 ケアプラン作成、介護予防教室の運動指導、健康相談など ■任用期間 平成 26 年4月1日から 27 年3月 31 日まで(1年以内での任用) ■勤務日 月曜日から金曜日まで(週5日) ■勤務時間 午前9時 15 分から午後4時まで(勤務時間5時間 45 分、休憩1時間) ■給与 月額 143,700 円 ※通勤距離が2㌔以上の場合は、通勤手当を別途支給 ■勤務場所 市地域包括支援センター(市役所健康福祉課内) ■応募方法 履歴書、登録申込書を同センターへ郵送または直接提出してください。 ■応募期限 3月 20 日木曜日 ※当日消印有効  詳しくは、健康福祉課包括支援センター係(☎・内線 1184 )まで。 70 歳を迎える方の一部負担割合が変わります   70 歳から 74 歳の方が医療機関で支払う窓口負担は、法律上2割となっていますが、現在、特例措置によって1割負担となっています。  この特例措置が、 26 年度から見直されることになり、窓口負担が2割となります。見直しに当たっては、生活に大きな影響が生じることのないよう、下記のとおり実施します(現在、 70 、 71 、 72 、 73 、 74 歳の方は、変更なし)。 ■平成 26 年4月1日までに 70 歳の誕生日を迎える方=4月以降の窓口負担は1割です。※1 ■平成 26 年4月2日以降に 70 歳の誕生日を迎える方= 70 歳の誕生月の翌月(ただし、各月1日が誕生日の方はその月)の診療分から、窓口負担が2割になります。※1 例:4月2日から5月1日までに 70 歳の誕生日を迎える方は、5月の診療から2割負担 ※1 一定の所得がある方は、3割負担  なお、 69 歳までに比べて、毎月の負担上限額は下がります。上限額を越えた医療費は、申請によって払い戻されます(高額療養費制度)。  詳しくは、市民課国保年金係(☎・内線 1135 )まで。 14~15ページ 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎第 92 回全日本選手権大会ノルディックスキージャンプ(1月 28 日~2月2日、北海道・札幌市宮の森ジャンプ競技場など) 【男子】◇ラージヒル(兼第 55 回Nhk杯ジャンプ大会) ②小林潤志郎(東海大学4年、松尾中卒) 【女子】◇ノーマルヒル ①小林諭果(早稲田大学1年、松尾中卒) ◎第 26 回Uhb杯ジャンプ大会(2月1日、北海道・札幌市大倉山ジャンプ競技場) ▽男子 ①小林潤志郎 ◎2014マスターズスキー雫石大会・アルペン(2月1、2日、雫石町・岩手高原スノーパーク) ◇大回転第1戦▽A(男子 30 ~ 59 歳) ③田村幸男(松尾協会) ◎第7回北東北学童ジャンプ大会(2月1、2日、矢神飛躍台) ◇スペシャルジャンプ ③畠山夢叶(安代小5年) ◎第 51 回全国中学校スキー大会(2月2~5日、長野県・野沢温泉スキー場ほか) 【男子】◇クロスカントリーリレー ⑧岩手県〔高橋雅矢(松尾中3年)ほか〕 ◇ノルディック複合 ⑦工藤颯悠(安代中3年) 【女子】◇クロスカントリーリレー⑩岩手県〔山本千紗(松尾中1年)ほか〕 ◎三ケ田礼一杯第 22 回市ジュニアスキー選手権大会兼第 19 回ライオンズクラブ杯安代地区小中学校スキー大会(2月8日、田山スキー場など) 【男子】◇大回転▼小学生▽1年 ①中軽米拓人(寄木小)②工藤琉翔(田山小)③三浦翔琉(田山小)▽2年 ①渡辺悠飛(寄木小)②北口遼(安代小)③畠山結樹(安代小)▽3年 ①渡辺帆天(寄木小)②北舘遥希(安代小)③齊藤廉(田山小)▽4年 ①山本友大(田山小)②山本唯人(田山小)③箱﨑塁(安代小)▽5年 ①齊藤拓真(田山小)②齊藤聡真(田山小)③羽澤琢人(安代小)▽6年 ①山本秀星(田山小)②齋藤慶吾(安代小)③村上陸和(安代小) ▼中学生▽1部 ①村上海都(安代中2年)②矢部魁一(安代中2年)③工藤優也(安代中1年)▽2部 ①八幡龍正(安代中2年)②斎藤廉(安代中2年)③北口絢介(安代中1年) ◇距離▼小学生1㌔▽1年 ①和井内海凪(田山小)②遠藤優希(安代小)③八幡昴星(田山小)▽2年 ①橋本拓樹(安代小)②和井内飛沫(田山小)③齋藤歩(安代小)▼小学生2㌔▽3年 ①安保翔(田山小)②工藤尚紀(安代小)③吉田翔愛(田山小)▽4年 ①成田健太(田山小)②阿部遼大朗(柏台小)③藤澤頌(安代小)▼小学生2・5㌔▽5年 ①畠山夢叶②齋藤大輝(安代小)③橋本剛士(安代小)▽6年 ①黒澤英崇(安代小)②吉田優翔(田山小)③小林龍尚(柏台小) ▼中学生▽1部5㌔ ①山本竜(松尾中2年)②大橋永遠(松尾中2年)③髙橋求夢(松尾中1年)▽2部2・5㌔ ①畠山温人(安代中1年)②三浦涼(安代中2年)③池元俊輔(安代中2年) ◇スペシャルジャンプ▽小学校低学年 ①山本唯人(田山小4年)②工藤琉翔③吉田翔愛▽小学校5・6年 ①小林龍尚②畠山夢叶③吉田優翔 【女子】◇大回転▼小学生▽1年 ①藤原歩(平舘小)②村上彩央菜(安代小)③佐々木遥生(安代小)▽2年 ①山本遙(田山小)②畠山若葉(安代小)③木元葵(田山小)▽3年 ①工藤瑞歩(安代小)②八幡優那(田山小)③瀬川美羽(大更小)▽4年 ①山口莉永(松野小)②畠山一葉(安代小)③森風姫子(松野小)▽5年①佐々木百峰(柏台小)②滝川瑠夏(寄木小)③北口舞奈(安代小)▽6年①北舘雪音(安代小)②関旭陽(安代小)③関花菜子(安代小) ▼中学生▽1部 ①宮野莉胡(安代中1年)②木村夏海(安代中1年)▽2部 ①齋藤あかり(安代中2年)②種市莉子(安代中2年)③田口かんな(安代中2年) ◇距離▼小学生1㌔▽1年 ①吉田悠愛(田山小)②畠山夢菜(安代小)③立花佑奈(安代小)▽2年 ①齊藤りん(田山小)②安保みなみ(田山小)③荒川依舞(安代小)▼小学生2㌔▽3年 ①種市らん(安代小)②佐々木莉良(柏台小)③金澤愛理(田山小)▽4年 ①齊藤さくら(田山小)②川又花菜(田山小)③盛内美優(安代小)▼小学生2・5㌔▽5年 ①山本鈴華(安代小)②荒川瞳愛(安代小)③宮野莉央奈(大更小)▽6年 ①関柚月(田山小)②山本七星(田山小)③森冬姫子(松野小) ▼中学生2・5㌔▽1部 ①滝沢日菜(安代中1年)②齋藤彩花(安代中2年)③佐藤優有(安代中2年)▽2部 ①種市葵(安代中2年)②盛内蒼良(安代中2年)③藤村咲来(安代中2年) ◇スペシャルジャンプ▽小学校低学年 ①森風姫子▽小学校5・6年 ①関柚月 【男女混合】◇クロスカントリーリレー4 × 1㌔ ①田山小A〔関柚月、成田健太、山本七星、吉田優翔〕②柏台小A〔小林龍尚、工藤果乃(6年)、村上真那(6年)、佐々木大雅(5年)〕③安代小B〔山本鈴華(5年)、種市らん、齋藤大輝、畠山夢叶〕 ◎第 63 回全国高等学校スキー大会(2月4~8日、福島県・猪苗代スキー場ほか) 【男子】◇ジャンプ ⑤小林陵侑(盛岡中央高校2年、松尾中卒) 【女子】◇クロスカントリー▽5㌔フリー ⑨山本希歩(盛岡南高校1年、安代中卒) ◎第 36 回県スポーツ少年団スキー大会(2月 11 日、田山スキー場ほか) 【男子】◇大回転▽小学生 ②山本秀星(田山)③畠山陸翔(安代)▽中学生 ①畠山大晟(松尾ジュニアスキー)③杣澤周平(松尾ジュニアスキー) ◇距離▽小学生 ②畠山夢叶(安代)▽中学生 ②齊藤豊(安代中スキー)③工藤龍哉(安代中スキー) ◇スペシャルジャンプ小学生 ①小林龍尚(柏台)③畠山夢叶 【女子】◇大回転▽小学生 ③北舘雪音(安代)▽中学生 ①宮野莉胡(安代中スキー)②田村柚月(松尾ジュニアスキー)③山崎明日美(松尾ジュニアスキー) ◇距離▽小学生 ②関柚月(田山スポ少)▽中学生 ①滝沢日菜(安代中スキー)②齋藤彩花(安代中スキー)③佐藤優有(安代中スキー) ◎第 26 回全国高等学校選抜スキー大会ノルディック種目(2月 12 ~ 15 日、長野県・野沢温泉シャンツェほか) 【男子】◇スペシャルジャンプ ③小林陵侑 ◇複合 ②小林陵侑 ◎第 36 回東北高等学校スキー選手権大会兼2014あじゃらカップスキー大会(2月 14 ~ 16 日、青森県・大鰐温泉スキー場) 【男子】◇大回転 ①小松悠平(平舘高校3年) ◇回転 ③小松悠平 【女子】◇大回転 ⑤畠山睦美(平舘高校2年)⑥浅水洸佳(平舘高校3年) ◇回転 ②畠山睦美 ◎秩父宮杯・秩父宮妃杯・寛仁親王杯第 87 回全日本学生スキー選手権大会(2月 15 ~ 20 日、雫石町・雫石スキー場ほか) 【男子】◇距離▼男子1部▽ 10 ㌔フリー ⑧高橋涼(東京農業大学4年、松尾中卒)▽リレー 10 ㌔ × 4 ②東京農業大学(高橋涼ほか) ◇スペシャルジャンプ▽男子1部 ②小林潤志郎 【女子】◇スペシャルジャンプ▽女子1部 ②小林諭果 ◎第 69 回国民体育大会冬季大会スキー競技会(2月 21 ~ 24 日、山形県・蔵王温泉スキー場ほか) 【男子】◇スペシャルジャンプ▽少年男子 ②小林陵侑▽成年男子A ②小林潤志郎⑧永井健弘(盛岡市役所、田山中卒) ◇複合▽少年男子 ①小林陵侑▽成年男子A ③永井健弘▽成年男子B ③永井陽一(安代中教諭、田山中卒) 【女子】◇距離リレー ⑧岩手県〔山本希歩、土屋正恵(盛岡南高校2年)〕 16~17ページ 話題ピックアップ 冬ならではの遊び満喫 八幡平・安比ゆきフェスティバル  八幡平・安比ゆきフェスティバルのメーンイベントが2月 15 、 16 の両日、さくら公園で開かれました。   15 日には、「親子でスノーカーニバル」を開催。雪玉で的を倒してからゴールを目指す競争や子どもを乗せたそりを親が引くレースなどが行われ、参加者は大いに盛り上がりました。2日間を通して会場は、雪の滑り台で遊ぶ子どもたちや、アニメキャラクターなどの雪像前で記念撮影する人など、多くの家族連れでにぎわいを見せていました。 体験談聞き意識高める 市ボランティアの集い  市ボランティアの集いが2月7日、市総合福祉センターで開催されました。  当日は、市民の皆さんや関係者ら約 250 人が参加。盛岡市と雫石町の各社会福祉協議会職員と平舘高校の竹田千晶さん(3年)が、昨年8、9月の大雨・台風被害に遭った際のボランティア活動について講演しました。参加者は、災害時の一人一人の役割や協力体制、直面した課題についての体験談に、熱心に耳を傾けていました。 冬の岩手山で救助訓練 八幡平遭難対策委員会捜索救助隊厳冬期訓練  八幡平遭難対策委員会捜索救助隊の厳冬期遭難救助訓練が2月1、2の両日、岩手山で行われました。  訓練は、厳冬期の高所山岳遭難事故に備え、髙橋時夫隊長ら 10 人が参加。滝沢市の岩手山馬返し登山口を出発し、8合目避難小屋で1泊、山頂から焼走り登山口までのコースをたどりました。山頂付近では、風速 26 ㍍に見舞われ視界不良になるなど、厳しい訓練となりましたが、隊員は、体力と救助技術の向上、知識の習得など、さまざまな経験を積みました。 私は絶対にやりません 平舘小学校薬物乱用防止教室  平舘小学校薬物乱用防止教室(西根ライオンズクラブ主催)が2月7日に行われ、5・6年生 39 人が薬物などの危険性について学びました。  防止教室では、岩手県警察スクールサポーターの下村進氏が、「薬物などは自らやろうとする人より、誘われて始める人がほとんど。いかに断るかが大事です」と講演。同クラブの菅野正孝事務局長と児童が、「もし、お酒を勧められたら」という設定で役を演じ、疑似体験をしながら断り方を学習しました。 ふるさとの未来考える 松尾中学校で田村正彦市長が講演  2月3日、松尾中学校で、田村正彦市長が「八幡平市の未来を担う君たちへ」と題し、全校生徒に講演を行いました。  この講演は、ふるさとの文化や産業を学ぶ同校の『「農と輝の大地」学習推進プロジェクト』の一環として実施。田村市長は、「市の発展には、君たちの若い力が必要です」と、生徒に期待を込めて講演しました。中央執行委員長の澤柊汰君(2年)は、「市を担っていけるよう頑張りたい」と、力強く語りました。 すなっぷギャラリー 岩手大学地域連携フォーラムで25年度の活動を報告(2月26日、西根地区市民センター) 西根中学校3年の吉田皇君が相撲大会「白鵬杯」での3位入賞を田村正彦市長に報告(2月4日、市役所) 市ジュニアスキー選手権大会で安代小学校6年の齋藤慶吾君が選手宣誓(日程、成績などは14、15ページ) 大更小学校ブラスバンド部がメモリーズコンサートを開催(2月 22 日、大更小学校体育館) 市西根地区芸能まつりで平笠田植え踊りを披露(2月2日、西根地区市民センター) 18ページ 福祉 Network 保健のひろば 内線1173 健康福祉課健康推進係 予防接種を忘れずに受けよう ▪予防接種が大事な訳  予防接種は、免疫力をつけ、感染症を予防し、子どもの健康と命を守るために行うもので、対象の病気、ワクチンの種類、回数などが定められています。  また、定められた接種間隔で必要な回数を接種しないと免疫力が上がりません。予防接種によっては、小学校に入ってから追加で接種するものがあり、その際、乳幼児時期の接種回数に不足があると、免疫の効果が期待できないこともあります。  予防接種は、対象年齢のうちに、体調の良い時を選んで接種しましょう。 ▪第2期麻しん・風しん予防接種とジフテリア破傷風予防接種  この2種類の予防接種の対象になる児童・生徒の保護者には、通知をしています(これらの予防接種は、26年3月31日までに接種してください)。免疫力を強化する上でも大事な予防接種ですので、忘れずに接種してください。  第2期麻しん・風しん予防接種(DT)は、乳幼児時期に行う三種混合予防接種がきちんと接種されていないと、接種しても効果が期待できません。接種回数や間隔などについて気になることがある場合は、お問い合わせください。 ▪日本脳炎予防接種の特例  平成17年度から21年度までの間、日本脳炎の予防接種については、積極的な勧奨を差し控えていましたが、現在は通常どおり受けられます。  この時期に接種機会を逃した子どもの保護者には、特例措置として接種勧奨を個別に通知しています。まだ接種が終わっていない場合は、できるだけ早めに接種することをお勧めします。  なお、接種状況によって接種方法が違いますので、詳しくは、お問い合せ願います。 ささえあいの輪 内線1167 地域福祉課障がい福祉係 障害福祉サービス事業所の作品などを購入しませんか  市内には、就労継続支援B型事業所(※)が 3 カ所あります。それぞれの事業所で行われている作業内容と、作品などの紹介をします。 ■ポパイの家(大更39-139 、☎75-2295 ) ▶作業内容 除雪などの作業、農産物や手芸作品の作成と販売など ■ワークサポート蓮華(田頭8-139-2 、☎68-7821 ) ▶作業内容 弱電部品の検査、組み立てなど ■そよかぜの家(野駄14-32 、☎75-2878 、パン工房:野駄28-8-4 、☎74-3221 ) ▶作業内容 手芸作品の作成と販売、パン作りと販売など  『そよかぜの家』と『ポパイの家』の作品は、「道の駅にしね」や「松ちゃん市場」などの産直で購入することができます。心を込めた作品をお手に取ってみてください。 ※就労継続支援B型事業所=障がいを持つ方に、生産活動などの機会の提供や就労に必要な知識や訓練、その他の必要な支援を行う事業所 19ページ 来月号からコミセンの各種情報をお届け  4月から「地域づくり活動を行う場」として運営されるコミュニティセンター(通称:コミセン)については、2~7ページで紹介しました。  今後、市民の皆さんが中心となり、地域を盛り上げる活動を行うことになります。その内容などを広くお知らせするために、広報はちまんたいの4月3日号から、各コミセンの紹介を開始します。  コミセンに移行する上での変更点や活動内容など、幅広く取り扱います。事業の予定や報告などを、各コミセン単位で連載することにしていますので、参加スケジュールをつくるなど、皆さんの活動にお役立てください。 地域おこし協力隊だより 〔1〕  昨年 11 月1日から、市地域おこし協力隊員として活動する安原直史さんのこれまでの活動と今後の目標を紹介します。  地域おこし協力隊として着任以来、私が主に取り組んでいるのは、「地域特産品開発」「国際交流」「公民館事業」などです。また、「七時雨マウンテントレイルフェス」の実行委員会にも参加しています。  春先からは、自然農法による農作物の栽培、地域の郷土料理である「みそ付けたんぽ」の販売・振興を、軽トラ市などを通じて行いたいと考えています。  また、田山地区の皆さんから“集まる場所”が欲しいという声を多く聞きました。地域の食を味わい、お茶ができる場所“農 Café (のうカフェ)”を地域の方々と運営できればと思います。  活動の目標はさまざまありますが、私が第一に取り組むべきことは、「八幡平市の住民になる」ということです。  地域おこし協力隊は、その名前から、何か大義を背負い、それを成さなければならないと、よく勘違いされることもあります。しかし、自分一人が地域に増えたところで、大きな変化を起こすことは到底できません。私ができる地域おこしは、私がここで、活動を実らせ、独立し、それを地域の活性化につなげていくことだと考えています。  私は、地域おこし協力隊としての本当のスタートは、任期が終わる3年後だと考えています。まずは、この場所で自立することを活動の最優先事項に据えて、活動を展開できればと思います。  活動の実現には、多くの壁があることも覚悟していますが、一つ一つ丁寧に活動していければと考えています。皆さんのご協力をお願いします。  また、広報はちまんたい4月3日号から毎月、地域おこし協力隊の活動を紹介していきますので、ご覧ください。 市地域おこし協力隊の Facebook ページあります  下記の Facebook ページでも、地域おこし協力隊の活動などについて情報発信しています。こちらもぜひご覧ください。 https://www.facebook.com/hachimantaishi.kyoryokutai/ 20 ページ 博物館だより 春から企画がめじろ押し‼ 春のトピック展 2本立て<予告> 「新収蔵品展」  博物館では、寄贈いただいた貴重な資料を、市民の皆さまにご覧いただく機会として「新収蔵品展」の開催を予定しています。  今回展示する資料は、平成2 4 年から 25 年までの間に、新たに収集した資料の一部を展示します。詳細は、後ほどお知らせします。 「写真展 - 私の好きな八幡平市 -」  「八幡平市」をテーマにした写真展の開催を予定しており、その展示作品を募集します。皆さんの素敵な写真の応募をお待ちしています。 ●応募期間 3月25日火曜日から4月11日金曜日まで ●応募内容 市に関連した自然・歴史・人々など  応募方法は、博物館ホームページまたは直接電話で問い合わせください。 まだご覧になっていない方はぜひ! おひなさま展 ~ 春を感じて ~  2月に開催した巡回展は、皆さんに好評いただきました。会場へお越しいただいた皆様ありがとうございます。博物館では、まだまだおひなさま展を開催中です。 7 段飾りの前で写真を撮りましょう。皆さまのお越しをお待ちしています。 ■開催期間  3 月 20 日木曜日まで  今年度も博物館の事業にご支援ありがとうございました。来年度も博物館事業にご理解・ご協力をよろしくお願いします。 図書館だより  3歳児に絵本を読み聞かせ  2月9日と 16 日の2日間、三歳児図書館ふれあい事業を開催しました。2日間で4回開いたお話し会には、3歳の子どもを含む 64 人が参加しました。  9日に行われた、附田清子さん(盛岡誠桜高等学校保育士専攻科)による親子お話し会では、絵本の読み聞かせのほか、エプロンシアターやペープサート(紙人形劇)が披露され、子どもも大人も絵本の世界に引き込まれました。最後に、3歳の子どもたちには1冊ずつ絵本が手渡され、図書館や本と親しむきっかけができました。 25 年度一番読まれた本決定  平成 25 年度に市立図書館で最も多く読まれた本(ベストリーダー)が決まりました。 一般 1位 祈りの幕が下りる時/東野圭吾、たからもの/北原亞以子 3位 ホテルローヤル/桜木紫乃 児童書・絵本 1位 バムとケロのおかいもの/島田ゆか 2位 異常気象のサバイバル2/ゴムドリ Co. ほか、ノラネコぐんだんパンこうじょう/工藤ノリコ、ミッケ!6/ウォルター・ウィック 21ページ よろこび おくやみ 健やかに ◎男の子 工藤 優登(大輔・悠/曲田横間) 吉田 大和(和志・ひとみ/南平笠) 工藤 匠馬(進悟・由季/北村) ◎女の子 木元 咲陽(政汰・穂香/苗石田) 矢幅 愛望(祐佐・恵/両沼) 畠山 未彩(博光・麻実/大花森) 鈴木 結衣(千春・愛/下町三区) 松浦 結(栄幸・純佳/中松尾) 田村 妃乃(良・椿/下町一区) 吉川 心葉(直也・瞳/両沼) お幸せに 高村 淳一/小福田、松坂 志津子/盛岡市 杉本 航/兄川、鈴木 優/駅前一区 立花 友弥/五百森、立花 静華/豊畑 日戸 輝喜/渋川開拓、佐々木 優/盛岡市 佐々木 智史/駅前二区、髙橋 侑里/滝沢市 安らかに 佐藤 喜代志  95歳 畑1区 佐藤 重和   51歳 浅沢第1 戸張 やす   79歳 安比 加賀 榮    87歳 南寄木 遠藤 絹枝   64歳 町組 伊藤 弘    83歳 南寄木 齋藤 トミエ  87歳 曲田横間 佐藤 愛藏   98歳 共新 澤口 オマ   91歳 南平笠 千葉 ヨコ   76歳 松川 川又 正三   78歳 松尾 田村 盛    83歳 野駄 羽沢 利江   55歳 秋葉 田村 マユ   78歳 畑 津志田 長次郎 90歳 関口 田村 幸雄   63歳 山後 武田 要次郎  92歳 大石平 落安 七郎   77歳 前森 伊藤 和広   63歳 舘腰 松浦 憲市   87歳 上野駄 髙橋 ヨシ   88歳 北村 工藤 シマ   84歳 松尾 遊坐 栄一   44歳 上町 澤口 政視   81歳 山後 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【1月31日現在 ( )は前月比】 西根地区、16,854人(18人減)、 6,262世帯(4世帯増) 松尾地区、6,208人(9人減)、 2,360世帯(7世帯増) 安代地区、4,934人(16人減)、 1,876世帯(3世帯減) 合計、27,996人(43人減)、 10,498世帯(8世帯増) 男性、13,515人(25人減) 女性、14,481人(18人減) 出生11件、死亡37件、転入35件、転出53件 ■交通事故発生件数など 人身事故、2件、累計2件 物損事故、77件、累計77件 負傷者、3人、累計3人 死者、0人、累計0人 飲酒運転、2件、累計2件 火災、2件、累計2件 救急、96件、累計96件 広報クイズ No.102 4月から地域の自治の新たな拠点となるものは?(略称でも正解) 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、Fax、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆Fax: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 3月24日月曜日 消印有効 ◎第101回の正解 4人目 ◎応募者数 21人 ◎正解者数 20人 ◎当選者 田村竜馬さん(大更)、藤江靖男さん(西根寺田)、遠藤幸子さん(叺田) 22、23ページ お知らせ 小規模工事や修繕などを 希望する登録業者を募集  市は、市発注の小規模工事や修繕について、契約を希望する事業者を随時募集します(見積書の依頼や契約を約束するものではありません)。 ■登録要件 市内に本社・本店または住所(住民登録)があり、次のいずれにも該当しない者①市税滞納者②市営建設工事等請負資格者名簿登載者③希望登録業種に必要な資格、免許などがない。 ■登録できる業種 ①土木一式工事②建築一式工事③大工工事④左官工事⑤とび・土工・コンクリート工事⑥石工事⑦屋根工事⑧電気工事⑨管工事⑩タイル・れんが・ブロック工事⑪鋼構造物工事⑫鉄筋工事⑬舗装工事⑭しゅんせつ工事⑮板金工事⑯ガラス工事⑰塗装工事⑱防水工事⑲内装仕上工事⑳機械器具設置工事㉑熱絶縁工事㉒電気通信工事㉓造園工事㉔さく井工事㉕建具工事㉖水道施設工事㉗消防施設工事㉘清掃施設工事のうち、3業種まで(市指定給水装置工事事業者や市排水設備指定工事店は、該当業種の登録は不要) ■提出書類 ①登録申請書②市税の納税証明書③登録希望業種の資格証の写し ■登録有効期間 28年3月末まで  一括下請け(丸投げ)は不可。自ら履行可能な業種を選択願います。  詳しくは、市役所総務課契約管財係(☎・内線1235)まで。 冷蔵庫などの後ろ側 定期的に清掃しよう  家庭で使用するテレビ、エアコンや冷蔵庫などの後ろ側には、たくさんのちりやほこりがたまりがちです。定期的にコンセントを抜いて掃除をしましょう。機器の効率を高め、省エネにつながります。  ただし、裏ぶたを外し、中までの掃除は、専門家に任せましょう。 見届けよう公正な選挙 投票立会人を随時募集  市選挙管理委員会では、投票所の投票立会人を募集しています。 ■応募資格 投票日現在満20歳以上で、引き続き3カ月以上市内に住所を有している人 ■報酬 1日当たり10,700円(期日前投票は9,500円) ■応募期間 随時。ただし、4月27日日曜日投票予定の市議会議員選挙に係る投票立会人を希望する人は、3月20日木曜日まで。  応募方法など詳しくは、市選挙管理委員会事務局(☎・内線1226)まで。 自衛官(幹部候補生)の 応募を受け付け中です  防衛省では、自衛官を募集しています。 ■種目 幹部候補生(一般・技術・歯科・薬剤科) ■受験資格 ▷一般・技術 22歳以上26歳未満▷歯科 20歳以上30歳未満▷薬剤科 20歳以上28歳未満 ■受付期限 4月25日金曜日 ■試験日 5月10日土曜日、11日日曜日  詳しくは、自衛隊岩手地方協力本部盛岡募集案内所(☎019-641-5191)まで。 森林ボランティア講座 興味のある方は受講を  Npo法人いわて森林再生研究会では、森林ボランティア講座を開催します。 ■期間 4月14日月曜日から27年3月まで(全20回) ■場所 盛岡市手代森の研修林 ■内容 基礎知識、機材の使い方、安全な森づくりの作業技術など ■参加費 一般10,000円、学生5,000円(保険料、テキスト代含む) ■募集定員 40人(先着順)  詳しくは、同法人(☎090-6620-3995)大江まで。 家畜の飼養者は定期 報告書提出忘れずに  家畜を所有する人は、平成26年分の飼養状況報告書の提出をお願いします。愛玩で家畜を飼っている人も対象です。 ■家畜の種類と報告期限 ▷ウシ、シカ、めん羊、ヤギ、ブタ、イノシシ、ウマは4月15日火曜日 ▷ニワトリ、アヒル、ウズラ、キジ、ダチョウ、ホロホロ鳥、シチメンチョウは6月15日日曜日 ■報告内容 家畜保健衛生所などから配布された様式に、2月1日時点の飼育状況を記入(様式がない人は、市役所・農協・家畜保健衛生所に連絡ください) ■提出先 家畜保健衛生所、市または農協の畜産担当窓口  詳しくは、市役所農政課畜産係(☎・内線1276)まで。 農業担い手指導員と 地域連携推進員募集  市は、非常勤職員の農業担い手指導員と地域連携推進員を募集します。 ■業務内容 農業者(担い手)および集落営農組織の育成、経営改善指導、地域農業マスタープランの推進、農地利用集積業務など ■要件 満18歳以上でパソコンの基本操作ができる人(要普通自動車免許、営農指導の実務経験者を優遇) ■募集人数 ▷農業担い手指導員 2名▷地域連携推進員 1名 ■任用期間 1年以内(週4日勤務) ■選考 3月下旬に面接を行います(別途通知)。 ■応募方法 任意または市農業振興支援センターに備え付けの履歴書に必要事項を記入して、提出 ■応募期限 3月17日月曜日 ※消印有効  詳しくは、市役所農業振興支援センター(☎・内線1291)まで。 希望郷いわてモニター 協力者募集しています  県では、県の施策についてのアンケートに回答いただく「希望郷いわてモニター」を募集しています。 ■資格 県内在住で、4月1日現在、満20歳以上の人(議員や公務員は応募できません) ■任期 4月1日から28年3月31日までの2年間 ■募集人数  200人 ■謝礼 記念品を贈呈(年1回) ■応募締切 3月20日木曜日 ※当日消印有効  応募方法など詳しくは、県公式ホームページまたは県庁広聴広報課(☎019-629-5281)まで。 JICAボランティア 体験談&説明会を開催  独立行政法人国際協力機構(Jica)では、Jicaボランティア「体験談&説明会」を開催します。 ■日時 ▷4月6日日曜日、午前10時から午後0時半まで▷4月16日水曜日、午後7時から9時まで ■場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)  詳しくは、Jica東北(☎022-223-4772)まで。 改定後の県産業別 最低賃金の確認を  県特定(産業別)最低賃金が、改定されました。 ■最低賃金(時間額) ①鉄鋼業、金属線製品、その他の金属製品製造業は740円②電子部品、デバイス、電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業は718円③光学機械器具、レンズ、時計・同部分品製造業は729円④各種商品小売業は729円⑤自動車小売業 は751円 ■発効日 ①~③、⑤は25年12月28日、④は26年2月1日  詳しくは、岩手労働局労働基準部賃金室(☎019-604-3008)まで。 若者の就職をサポート 自立・就活相談会実施  もりおか若者サポートステーションでは、15歳から39歳までの方で、就業に困難を抱えている若者や、コミュニケーションに不安を感じている若者の支援のため、相談会を行います。 ■日時 3月24日月曜日、午前10時から午後4時まで(要予約) ■場所 西根地区市民センター  申し込みなど詳しくは、もりおか若者サポートステーション(☎019-625-8460)まで。 国税などの税金は 期限内に納めよう  所得税や消費税などを期限内に納付できなかった場合などは、法定納期限の翌日から納付の日まで延滞税がかかります。  この場合、金融機関または所轄の税務署で本税と延滞税を合わせて納付いただくことになります。  延滞税の計算方法など詳しくは、国税庁ホームページをご覧ください。 放射線などの測定結果について  1月に測定した空間放射線量は、下記のとおりです。 1月放射線量測定結果 測定日は3カ所とも1月27日 測定区分は地上1メートル 本庁舎 13時55分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 松尾庁舎 14時30分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 安代庁舎 15時10分測定 0.03マイクロシーベルト毎時  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(☎・内線1124)まで。  また、西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質の測定を行っています。  その結果、1月23日・30日、2月6日・13日・20日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。  内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(☎70-1117)まで。 今月の表紙 痛てて、やめておくれー  大更保育所の豆まきが2月3日、同保育所で行われました。  鬼にふんした職員が現れると、泣き出してしまう子どももいましたが、園児89人は、豆の代わりに新聞紙を丸めて作った玉を投げ、見事に鬼を退治。鬼が「ごめんなさい。許してください」と謝ると、園児全員が声を合わせて「いいよ」と返事をし、最後には一緒に歌を歌ったり、踊りを踊ったりして、仲良く遊びました。 ▪編集後記 ソチ冬季オリンピックに出場した永井秀昭選手、本当にお疲れ様でした。そして、パブリックビューイングに来場いただいた皆さん、ありがとうございました。同級生や家族の皆さんのタオルやパーカなどに感動させられました▷永井選手は、オリンピック終了後すぐに、スキーW杯に転戦となりましたが、そちらの奮闘も皆さんで応援しましょう。(佐々木)  24ページ キラリ輝人⑫ 県農業農村指導士 工藤 勝弘 さん クドウ・カツヒロ 48歳 =五百森=  昭和40年生まれ。2月4日、県から、地域の農業振興のリーダー「県農業農村指導士」に認定される。また、Ja新いわて八幡平野菜生産部会ほうれんそう専門部長も務める。O型のてんびん座 農業を通じ 地域を活性化していきたい  「まずは、良いものをつくること。それが基本ですね」と、野菜生産者の一人として語るのは、2月4日に県農業農村指導士に認定された工藤勝弘さん。  ホウレンソウの生産に力を入れている工藤さんは、「指導士に認定されたばかりですが、地域の農業振興に一役買いたいです。現在、ホウレンソウ生産者の平均年齢が61歳。若い生産者、新規就農者など、担い手を育てることが、一番大事だと思います」と熱い思いを言葉にします。  「以前、全国の野菜生産の先進地を研修で訪れましたが、そういった所は、生産者はもとより、女性、地域の皆さんが元気。農業が地域を元気にしている感じが伝わってきました」と語り、「農業は一人一人でやるものではなく、地域で取り組むことが必要なんだなと実感しました。また、農業施策は大きな転換期を迎えています。慎重に構えつつも、提言・要望はしっかりと伝えていかなければなりません」と、今後の農業の方向性を見据えます。  工藤さんにこれからの目標を伺うと、「長い目で農業を見て、担い手を地域で支え、その担い手が地域を元気にする、そういったプラスの循環を生み出していきたい」と、農業を通じた地域活性化への意欲に燃えていました。