17ページ 平高通信 VOL.68 平高の魅力や話題を発信します 問い合わせ先 平舘高 電話74-2610 ホームページhttp://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ いざという時に備える 岩手山噴火を想定し避難所設営を体験  本校は10月8日、本年度2回目の避難訓練を行いました。訓練は、火山災害を原因とした避難と避難所設営を目的に、前半は国土交通省岩手河川国道事務所職員から「岩手山噴火を想定した被害想定や、災害時の対応」について講義を受けました。後半は市防災安全課職員の指導を受け、避難所開設時に使用するパーテーションや簡易ベッドの組み立てを体験したほか、避難所として本校が地域の皆さんを受け入れる場合の受付方法や避難場所の割り振りなどを具体的にお話しいただきました。  生徒からは「避難者の事情に応じた配慮や季節、気温に合わせた避難所運営を行うのは難しいと感じた。そのような事が起こった場合には、健康状態や、さまざまな事に注意を払う必要があることが分かった」という感想が聞かれました。今回の訓練は、いざという時に命と地域を守る実践的な訓練となりました。  本校は、洪水、土砂、火災、地震災害の際には共新地区の避難所に、岩手山の噴火が発生した際には高宮、中村、間羽松、舘腰の一部地区の避難所に指定されています。 キャリア講演会「学びは生きる選択肢を広げる」を開催  学ぶことが自分の可能性を引き出し、豊かな人生につながるということを考える機会にするため、1年生を対象にキャリア講演会を10月7日に開きました。  講師で盛岡大学の新沼史和教授からは、進学や就職、物事に対する向き合い方などを幅広く講義いただきました。生徒は「ポジティブな言葉を使うことで失敗が減ると感じた。これからはポジティブ思考を心がけ生活していきたい」、「何十年経っても常に学ぶことを大切にして過ごしたい」などと振り返り、今回の講演会は生徒自身の生き方について考える良い機会になりました。 平高LIFE 平高で、仲間と青春の時間を思いっきり楽しみましょう 生徒会長 普通科2年 佐々木知洋(ちひろ)さん (松尾中出身) 平高に入学した理由  小学生の時から取り組んできたアルペンスキーを高校でも続けたいと思い、伝統ある平舘高校に入学を決めました。 平高で頑張っていること  スキー競技で全国大会に出場することを目標に、部活動に取り組んでいます。勉強と両立ができるよう、練習後の時間を学習に充てています。  また、「総合的な探究の時間」の授業では温泉の研究に取り組んでいます。これまでに温泉の効能、八幡平市の温泉の歴史を学びました。今は観光との関わりについても調べています。 将来の夢、進路  プログラミングなど、いろいろなことに興味がありますが、今は高校の先生になりたいと考えています。教えてくださった先生をお手本に、部活動の経験を生かし、生徒が楽しく成長できるよう支えることができる先生を目指しています。 学校生活の楽しいところ  仲間と過ごす時間です。学び合い、部活動で励まし合い、行事で協力し合う中で、絆が深まり、充実した毎日を過ごせることが楽しいです。 進路に迷っている中学生に  平高には仲間と笑い合い挑戦できる毎日があります。授業や部活動、行事で新しいことに取り組みながら、充実した青春の時間を思いっきり楽しみましょう。