16ページ 介護のココロ  問い合わせ 地域包括支援センター 電話 内線1107 チームオレンジゆいっこエイト∞(エイト)が発足 認知症の人とその家族を地域で支える取り組みがスタート  認知症サポーターがチームを組み、認知症の人やその家族のニーズにあった支援を行う「チームオレンジゆいっこ∞(エイト)」の結成式を9月18日、市役所で行いました。 「チームオレンジゆいっこ∞(エイト)」立ち上げの経緯  これまで本市は「チームオレンジ」の立ち上げを目指し、認知症サポーター養成講座やステップアップ講座を開催。令和5年からは認知症サポーターによるボランティア活動を始めるなど、メンバーの養成を行ってきました。  今回結成した「チームオレンジゆいっこ∞(エイト)」とは、認知症の人とその家族がやりたいことと、認知症サポーターができることをつなぐ組織で、認知症の人の生活面を早い段階から支援する本市の取り組みを担います。 活動内容は?  市民を対象に、認知症の人への個別支援(話し相手、見守りなど)、認知症カフェへのボランティア参加、認知症に対する正しい知識の啓発運動などを行います。 チームオレンジとは  令和元年6月に国が策定した認知症施策推進大綱において、認知症の人が安心して暮らし続けられる地域づくりのため、7年までに全市町村で「チームオレンジ」を組織する目標が掲げられていました。 メンバーを募集しています  チームオレンジのメンバーとして地域で認知症の人を支える活動に参加してみませんか。 メンバーになるには  (1)認知症サポーター養成講座を受講する  (2)ステップアップ講座を受講する  詳しくは地域包括支援センターに問い合わせてください。 あなたにエール  問い合わせ先 こども家庭センター(電話 内線1185) 11月は児童虐待防止推進月間 たかが夫婦げんかと思っていませんか 言い争いが、子どもの脳を深く傷つけています  近年、子どもへの虐待に関する相談は全国的に増加しており、中でも面前DVによる虐待が増加傾向にあります。県内でも面前DVを含む心理的虐待での相談対応件数は、1,714件で全体の57.3パーセント(令和5年度末時点)を占めています。 面前DVとは   子どもの目の前で、配偶者やパートナー、家族間で暴言を吐いたり暴力を振るうことを面前DVと言います。  子どもが直接暴力を受けていなくても、DVを目の前で見聞きした子どもは、心身に傷を負ったり、成長後もフラッシュバックで苦しんだり、PTSD(心理的外傷後ストレス障害)を発症することがあります。 子どもたちを守るために  大人同士で意見が合わないときは子どもがいないとき に、感情的にならずゆっくり話し合ってみましょう  子どもの異変(虐待の疑い)に気付いた場合や子育てに 悩みを抱えている人は、こども家庭センター(市健康 こども課こども家庭係)に相談してください ストレスによる影響 脳は   DVを目撃したり、親から日常的に暴言を受けてきた子どもは、視覚をつかさどる「視覚野」、会話や言語をつかさどる「聴覚野」に異常が見られます。 心身は    体が大きくならない  夜眠れなくなる  発達が遅れる  落ち着きがなくなる  知能が低下する  体の調子が悪くなる  気持ちがコントロールできなくなる 赤ちゃんは   生まれたばかりの赤ちゃんや、お母さんのおなかの中にいる胎児でさえ、ストレスを感じ、成長に影響するといわれています。