22から23ページ 話題ピックアップ 自分たちも地域防災の力に 安代中を会場に豪雨災害を想定した市防災訓練  市は、集中豪雨による洪水や土砂崩れの発生を想定した防災訓練を9月7日、安代中学校を主会場に行いました。  訓練には地域住民や安代中生、災害時応援協定事業者など約400人が参加。災害に備えた避難所の設営や応急救護訓練などのほかドローンを使った処方薬配送訓練を行い、参加者は防災意識を、より一層深めました。  橋本悠さん(安代中3年)は「避難所の設営は思ったより簡単にできた。災害の発生時には、高齢の人のサポートを優先して行っていきたい」と表情を引き締めました。 学びの継続で規模拡大目指す 就農支援イベントでリンドウ農家の山本さんが発表  就農情報を提供するイベント「新農業人フェアinいわて」は8月24日、アイーナ(盛岡市)で行われ、リンドウ農家として、現在約40㌃の安代りんどうを作付けする山本高斗さん(戸鎖)が就農の経緯や現在の状況などを発表しました。  市内のリンドウ農家で1年間研修し、新たに6年度から農業経営を開始した山本さんは「研修を通じ、他の農家との繋がりから新たな発見が得られることを学んだ。規模拡大に向け地道な努力を続けていきたい」と自らの成長と規模拡大に意欲を燃やしています。 秋の県民の森で啄木に親しむ フォレストiで、秋の季節に思いを巡らす企画展  秋をテーマに、石川啄木の作品を風景写真とともに楽しむ企画展「県民の森の秋と啄木」は11月3日(月曜日)まで、県民の森森林ふれあい学習館で開かれています。  企画展では「啄木ソムリエ」として活動する山本玲子さんが厳選した作品を、同館スタッフ小松範子さんが撮影した県民の森などの写真とともに、情景豊かに紹介しています。山本さんは「期間中は、近隣の飲食店でコラボメニューも味わえます。啄木の作品を味わいながら散策を楽しんでもらえたら」と期待を寄せました。 コメ新品種の生育に手ごたえ 「白銀のひかり」収穫期を前に知事と生産者らが懇談  本年度から本格栽培が始まった県独自の水稲の新品種「白銀のひかり」の刈り取り時期を迎えるにあたり、達増拓也県知事は9月2日、八幡平市農民研修センターで、市内の生産者らと懇談を行いました。  白銀のひかりは「銀河のしずく」「金色の風」に続く第3の岩手オリジナルブランド米として県が開発した早生品種で、懇談では、生産者から粒の大きさや生育の感触などが報告されました。達増知事は「艶、口当たりの良さというおいしさを宣伝していきたい」と力を込めました。 県が高校再編の出前説明会 平舘高家政科学科の令和9年募集停止案に再考の声 将来的な生徒数の減少を見込み、県教育委員会が策定した「第3期県立高等学校再編計画(当初案)」の出前説明会が9月11日、西根地区市民センターで開かれました。  説明会では県教委の担当者が、平舘高家政科学科への志望者数の実績に基づく同科の9年度募集停止案などを説明。参加者からは「考えていた進路を再考しなければならない中学生もいる」、「募集停止の時期を延期できないか」などの意見が出されました。県教委では9年2月までに最終案をまとめる予定です。 地域の平穏願い りんと舞う 市指定無形民俗文化財「曲田先祓い」を披露  曲田地区祭典は9月21日、曲田自治公民館と曲田正観世音神社周辺で行われました。  祭典では、13人の踊り手が市指定無形民俗文化財「曲田先祓い」を披露。地域の平穏や五穀豊穣を願い、9つの演目を踊りきりました。踊り手として参加した斉藤陸斗さん(盛岡商高1年)は「踊ることが好きで、小さいころから参加している。地域で大切に守り続けている曲田先祓いを引き継いでいけるよう、今後も積極的に祭典に参加したい」と笑みを浮かべました。 スナップギャラリー 平舘岩手山山伏神楽愛好会が、平舘地区内の3カ所で神楽を奉納披露した(9月21日、平舘八幡宮例大祭) 「八幡平ヒルクライム」が今年も開催。選手は起伏に富んだコースに挑んだ(8月31日、八幡平アスピーテライン) 障がいや性別、ゲーム経験の有無にかかわらず、多くの人がe-スポーツを楽しんだ(9月20、21の両日、ハチエフ) 姉妹都市宮古市の産業まつりで、本市の名産品をPR、販売した(9月27、28の両日、宮古市民総合体育館) 講師の今昔亭光草(こうそう)氏が自身の経験をもとに、父親が子育てに関わる重要性などを講演(9月20日、市生涯学習推進大会) 7月19日で100歳を迎えられた鈴木ノブさん(上野駄)これからもお元気で(9月22日、岩鷲苑)