6から8ページ  二十歳の節目 決意を新たに 二十歳のつどい  平成16年4月2日から17年4月1日生まれの195人を対象に、8月15日に二十歳のつどいが行われました。 節目の式典で祝福と激励を受けた参加者は、社会の一員であることを再認識し、自らの将来を見据えました。  本号では、式典当日の様子をお伝えします。  二十歳のつどいは8月15日、西根地区市民センターで行われました。  当日は、対象者195人のうち、123人が出席。真新しいスーツや華やかなドレスに身を包んだ参加者は、旧友との再会と新たな門出を喜び合いました。  式では、佐々木孝弘市長が「人生は選択と決断の繰り返し。1つ1つの道の選択は自分自身で決めることではあるが、家族や友人など、いろいろな人からアドバイスをもらいながら一生懸命生きていくことで、わく わくする人生が必ず開けてくる」と激励しました。続いて、出席者を代表し、高橋水輝(みずき)さん(西根中卒)が「社会が抱える課題に立ち向かう第1歩として、まず自分が幸せになることが大切。自分の幸せからつながっていく幸せの連鎖が必要だと信じ、より良い社会を築いていけるよう努力していく」と決意の言葉を述べました。  また式典では、写真家として活動する飯坂大(だい)さん(町組)が「世界との出会い ここにある自分」と題し講演。「夢や希望を持てなくても前進していれば必ず見つかる。自分の良いところを磨きながら、なりたい自分を目指してほしい」とエールを送りました。 スナップ  参加者を代表して決意の言葉を述べた高橋さん  真剣な表情で式典に臨んだ参加者  式辞を述べた佐々木市長  記念講演で、自身の経験からの気付きを参加者に伝えた飯坂さん  恩師や旧友との再会を喜ぶ参加者  参加者を卒業した中学校ごとに紹介  市内の事業所で勤務するラオス出身のヤイイエ カオリヤさん) 参加者に聞きました 二十歳の思い 藤原蓮(れん)さん 西根第一中卒  平舘高校を卒業後、JR東日本東北総合サービス株式会社に就職し、今は花巻駅で駅員をしています。  祖父が、大更駅で駅員をしていた姿に憧れていたので、いつか八幡平市に戻り、同じように地元で駅員として務められればいいなと思っています。 工藤信太朗(しんたろう)さん 西根中卒  駒沢大学で陸上競技に取り組んでいます。目標は3大駅伝への出場のほか、世界選手権への出場も目指しています。  将来は実業団のチームに入り、競技を続けたいと思っています。また、学業の面では教員免許の取得も視野に入れ、取り組んでいます。 佐々木萌(もえ)さん 安代中卒  茨城県の大学に通い、化学の勉強をしています。将来は、学んでいることを生かして、化学系メーカーに勤められたらいいなと思います。また、自立していて、頼られる大人になりたいです。  八幡平市は帰ってくると落ち着くし安心感がある場所だなとあらためて感じました。 成田瑛香(えいか)さん 松尾中卒  仙台市のアパレルショップで働いています。将来的に、自分のお店を持つことが目標です。また、たくさん支えてくれた両親に親孝行をしたいです。  久しぶりに八幡平市に帰ってきて、友人たちと会うことができてうれしいし、たくさん話ができて楽しいです。