1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 11月号 Nov.2013 No.184 ニジマス 捕ったどー 八幡平山賊まつり(10月14日、市さくら公園) 主な内容 台風18号 大きな爪痕 残す…2~5ページ、市政3期目に向けて…………6ページ、人事行政運営状況……………8~9ページ 2~5ページ 台風18号 大きな爪痕 残す  9月15日から17日にかけて、全国に甚大な被害を及ぼした台風18号。16日には、本市も豪雨と強風に襲われ、大きな被害を受けました。市では今後、市議会に災害復旧費を盛り込んだ補正予算を上程するなど、本格的に災害からの復旧作業を進めていきます。 ■ 松川流域に大きな被害 ▶西根地区  西根地区で特に被害が大きかったのは、松川流域です。  山後橋付近の市道山後線は、松川の氾濫により破壊され、現在も通行止めが続いています。また、岡村行政区では、平和橋付近の護岸が崩落し、川の水や粉々になったコンクリートの破片が近くの田んぼに流入するなど、収穫を控えた農作物に多大な被害を与えました。 ■ 温泉郷の引湯管が破損 ▶松尾地区  松尾地区では、松川温泉から八幡平温泉郷へ給湯する引湯管が、焼切沢の横断部分で破損・流失。温泉供給が一時ストップしたほか、源泉である松川温泉にも大きな被害を及ぼしました。しかし、その後の復旧作業により、現在は営業を再開しています。  また、温泉郷と金沢行政区では、640戸が断水となりましたが、9月17日から、盛岡市、北上市、紫波町、滝沢村から給水車が派遣され、断水した世帯への給水が行われました(9月20日に仮復旧済み。西根地区・大更の426戸の断水は16日に仮復旧済み)。 農業被害を激甚災害指定に  9月20日、達増知事や県職員が本市を訪れ、被害状況を視察しました。視察では、松川温泉や西根地区・大更(山後)などの被害状況を確認。田村正彦市長や県盛岡広域振興局土木部岩手土木センターの職員が、台風による被害状況について詳しく説明しました。  また、政府は、10月4日の閣議で、台風18号の大雨や暴風による農業被害を激甚災害に指定することを決定。激甚災害指定を受けると、災害復旧に係る費用の補助割合が増えるなどの特例が認められます。 ■ 安代りんどうに大打撃 ▶安代地区  安代地区では、市の特産品「安代りんどう」に大きな被害を受けました。農作物被害額1億6255万円のうち、約4割をリンドウが占めています。  また、市内各地で道路が冠水し、通行止めとなりましたが、安代地区では、保戸坂、小屋畑行政区で国道282号が冠水。市外から訪れていた人が、近くの公民館に避難するなど、車での走行が困難な状況でした。    台風18号による市の被害総額は、左の表に示すとおり、19億6508万円に上り、今後、国からの補助などを含めて、本格的に復旧作業を進めていきます。  次ページでは、広報はちまんたい10月3日号(№182)で紹介できなかった制度や受付期限が延長された支援制度について掲載しています。対象となる方は、内容を確認し、手続きください。 市の被害状況など【10月23日現在】 (1万円未満は四捨五入) 【災害警戒本部】…9月16日、午前6時23分設置         同日、午後2時30分廃止 【災害対策本部】…同日、午後2時30分設置         9月27日、午後5時廃止 【避難状況】………12施設設置、36世帯97人 【人的被害】………なし 【ライフライン】…断水被害 1,066戸 【住家被害など】…被害額 589万円 ▶床上浸水 23棟 ▶床下浸水 103棟 【土木施設など】…被害額 5億4,180万円 ▶河川 23カ所 ▶道路 20カ所 ▶橋りょう 1カ所 【水道施設】………被害額 5,000万円(2カ所) 【農林水産関係】…被害額 11億980万円 ▶農業施設 547カ所 ▶農作物 115.8ha ▶家畜関係 鶏94,300羽 ▶林業施設 10カ所 【商工観光関係】…被害額 2億4,860万円 ▶宿泊業者 4カ所 ▶商工業者 12カ所 ▶その他 8カ所 【教育施設】………被害額 84万円(1カ所) 【社会福祉施設】…被害額 800万円(1カ所) 【電力関係施設】…被害額 15万円(1カ所) 被害総額 19億6,508万円 支援制度 (9月26日から10月15日までの取りまとめ分) 健康福祉課 ◎介護保険料の減免  豪雨被害を受けた方で、次の条件に全て該当する場合、申請によって介護保険料の減免を受けることができます(減免の割合は、下の表のとおり)。 ■条件 ①市の固定資産税または国民健康保険税で、豪雨被害を理由に減免措置を受けた②65歳以上の被保険者またはその世帯で、主として生計を維持する者の所有する住宅、家財、その他の財産に、その価格の30%以上の損害(保険金、損害賠償などの補てん額を除く)を受けた③25年度の所得の見積額が400万円未満 ■減免の適用 申請日から平成26年3月31日までに納期が到来する介護保険料  詳しくは、健康福祉課地域包括支援センター(内線1181~1185)まで。 市民課 ◎浸水便槽くみ取り費用支援  床上・床下浸水の被害を受けた住宅で、浸水被害のあった便槽のくみ取り費用を全額補助します(1世帯1回のみ)。 ■対象世帯 被害を申し出、市役所の確認を受けた世帯 ■対象期間 9月17日から10月16日までに行ったくみ取り ■受付期限 11月15日金曜日 ※期限を1日延長しました。 ■申請方法 市民課または松尾・安代総合支所地域振興課に、くみ取り費用の領収書、申請者名義の口座情報と印鑑を持参し、申請ください。  詳しくは、市民課環境衛生係(内線1124、1125)まで。 市防災情報をメール配信中 市は、県の「いわてモバイルメール」を利用し、市内の火災や災害の情報をメールで配信しています。  メール配信の登録方法は以下のとおりです(登録料・情報料は無料)。 ①いわてモバイルメールの登録アドレス「add@mail.highway.pref.iwate.jp」に空メールを送信(左のQRコードを読み込むことでもメールが送れます) ②返信されたメールに記載されたアドレスにアクセスし、ジャンルの選択で「防災・災害」、地域の選択で「市町村から選ぶ」で「八幡平市」を選び、「次へ」をクリック ③コンテンツの選択で「八幡平市災害情報」「八幡平市火災情報」にチェックを入れ、登録  いわてモバイルメールは、県が行っているサービスのため、県内の広範囲にわたる災害の場合、メール配信が遅れることがあります。また、メール送受信のためのパケット通信料が発生します。ご理解の上、利用願います。 復旧に向けての支援や要請  「佐藤康子応援プロジェクト」の中村久美子代表と馬場リチ子さん(清水1区)が9月26日、市役所を訪れ、豪雨災害への義援金5万円を岡田久副市長に手渡しました。  この義援金は、25日に開催されたチャリティコンサートで募ったもので、「被災者のお役に立ててほしい」との願いが込められています。  市農業委員会の高橋守男会長と石羽根正志農政部会長が10月10日、市役所を訪れ、豪雨災害による農産物・農地などの被害に関する要請書を田村正彦市長に提出しました。  要請書は、農家の生活の安定と営農再開のため、早急な復旧を行うよう要請する内容となっています。  9月26日、平舘高校の生徒による災害ごみ撤去ボランティアが行われました。  参加した生徒は約50人。台風18号の被害に遭った家庭などから出た災害ごみを運んだり、泥を処理したりしました。支援を受けた家庭からは、「本当に助かります。ありがとう」と、声が掛けられていました。 6ページ 市政3期目に向けて 12の公約を実行し、市民福祉向上を  広報はちまんたい10月3日号(No.182)でお知らせしたとおり、八幡平市長に田村正彦氏が無投票で3選を果たしました。今回は、田村市長の市政3期目の抱負を紹介します。  このたびの任期満了に伴う市長選挙において、多くの市民の皆様からご支持を賜り、図らずも無投票当選という結果で、3期目の市政のかじ取り役という重責を担わせていただくことになりました。  このことは、大変光栄であると同時に、身の引き締まる思いであり、市民の皆さまからいただいた信頼と期待をしっかりと受け止め、その負託に応え、全身全霊で職務を務めさせていただきます。  2期8年の経験生かす  これまで2期8年間、八幡平市の初代市長として、市民の皆さまのご指導、ご協力を賜りながら、新市建設計画に掲げる施策目標の実現と公約達成のため、懸命に取り組んできました。この間、市民の一体感の醸成、市の基幹産業である農業と観光の振興、将来を担う子どもたちへの支援など、多くの施策の充実強化に努めるとともに、市民の方々との対話を重視し、市政の推進に当たってきました。  市政運営をめぐる環境は目まぐるしく変化していますが、今後も財政基盤の充実に努め、合併協定にある新庁舎の建設をはじめ、新市建設計画の主要事業について、皆さまとお約束したことを実現すべく、取り組んでまいります。  課題解決に全力尽くす  3期目の任期中である平成27年度には、現在の市総合計画基本構想、基本計画が終了します。従って、28年度から始まる新たなまちづくりのグランドデザインを描くことになりますが、今後も課題が山積しています。  まずは、人口減少と少子高齢化についてです。このことは全国的な課題ですが、本市でも、合併後、人口減少が進み、少子化にもなかなか歯止めがかかりません。人口減少と少子高齢化は、市の基幹産業である農業従事者の減少や誘致企業対策、消費の減退など、市勢の衰退に直結する危険性をはらんでいる最も大きな課題であると捉えています。  次に、財政についてですが、合併10年経過後から、地方交付税の一本算定が段階的に行われ、10数億円が減額される見通しとなっています。これに人口減少も加われば、予想以上に地方交付税の減額が進んでいくことも推測されるため、各種事業計画や扶助費・補助費の見直しなど、市民生活への影響が懸念されます。  28年国体の成功目指す  私は、1期目から一貫して訴え続けてきた12の公約をぶれずに実行して、これらの課題を克服し、市民福祉の向上に努めていきます。具体的には、公約でもある現在の総合計画後期基本計画に掲げた5つの重点施策を、次期総合計画で花を咲かすべく、しっかりと取り組んでいきます。  また、28年に開催される岩手国体は、冬季および夏季の完全国体であり、合併前にも経験がないほどの大きな大会となります。国体を成功させることは、市を県内外に周知する絶好の機会と捉え、運営に万全を期すため、全力を注ぎ、準備を進めます。  さらに、市民主体の常に開かれた公平な政治を信条に、市の恵まれた自然環境、資源を生かし、皆さんが住んでよかったと実感できるまちづくりのため、力を尽くしてまいります。  市民の皆さまにおかれましては、今後とも市政運営に格段のご理解、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、3期目の市長就任のあいさつとします。 7ページ NEWS&INFORMATION 社会福祉事業の功労者に対し 市社会福祉協議会から表彰状  第8回市社会福祉大会が10月6日、市総合福祉センターで開催されました。  大会では、社会福祉団体の役員を務め、社会福祉に長年貢献された方などを表彰。その後、特別養護老人ホーム光寿苑(西和賀町)の副苑長・太田宣承氏が、「ありのまま生きる」と題し、講演を行いました。  なお、受賞者、入選者は次のとおりです(敬称略)。 ■社会福祉事業功労者 藤原良臣、小林謙一(平舘地区社会福祉推進協議会)、千葉孝志、佐々木巖(市老人クラブ連合会)、田村善一(市身体障害者福祉協会)、松尾光彦(市社会福祉協議会) ■褒賞 川村リツ(下町一区)、林本イサ(両沼) ■感謝状 工藤幸栄(五百森)、青木工(寄木新田) ■25年度市福祉健康標語最優秀賞 ▼福祉 小泉健(寄木小4年)「通学路 地域の人の 優しい目」 ▼健康 伊藤大智(安代中3年)「検診を 受けて広がる 明るい未来」 支え合う元気な市をつくろう 男女共同参画フォーラム開催  市男女共同参画ネットワークでは、平成25年度市男女共同参画フォーラムを開催します。 ■日時 11月17日日曜日、午後1時から4時まで ■場所 西根地区市民センター ■内容 ▶基調講演 「地域の元気の源~パッション~」、講師=株式会社サラダファーム アグリ事業部長 田村恵さん ▶県男女共同参画サポーターからの報告 ▶フリートーク 地域の元気を考える「私たちが拓く八幡平市の将来」、コーディネーター=県立大学総合政策学部教授 吉野英岐氏、助言者=田村正彦市長、エフエム岩手八幡平支局前支局長 相澤美奈さん、田村恵さん  また、会場では、女性企業家の加工食品や宮古市「田老ゆいとりの会」の作品などの販売会も行います。  詳しくは、市教育委員会事務局生涯学習課生涯学習係(内線2323)まで。 市監査委員に伊藤保己さんを再任  市監査委員に伊藤保己さん(60)=下町三区=が再任されました。任期は、平成25年10月27日から29年10月26日までです。 ■市職員人事異動 ◇退職▽西根病院病院長 三浦義明 ※平成25年9月30日付 ◇異動▽市教育委員会事務局国体推進室係長 遠藤悟(異動前=総務課消防防災係主任) ※平成25年10月1日付 ◇任用▽総務課防災対策専門員 瀬川正雄 ※平成25年10月15日付 ◎受賞ファイル(敬称略) ▪第66回岩手芸術祭(9月30日) ◇洋画▽入選=髙橋志郎(下町一区) ◇水墨画▽入選=本宮武彦(曲田) ▪平成25年秋季交通安全功労者・優良交通団体・優良運転者表彰(10月16日) ◇全日本交通安全協会会長表彰緑十字銅賞▽優良運転者=田村光子(松久保)、八幡博(石名坂1区) ◇県警本部長・県交通安全協会長連名表彰▽交通安全功労者=伊藤弘久(堀切)▽優良運転者=遠藤久作(松久保)、戸澤照子(寄木)、畠山ひろ子(石名坂2区) ◇岩手署長・北岩手交通安全協会長連名表彰▽優良交通団体=特別養護老人ホームりんどう苑▽優良運転者=髙橋多美雄(上平笠)、髙橋キミ子(平笠)、伊藤兵吉(駅前二区)、高橋信一(笹目)、髙橋信男(わし森)、伊藤信吉(五百森)、宮野佐智子(新町6区)、齊藤良子(保土沢)、関本研子(兄畑)、藤田フミ子(新町8区)、羽澤清一(田中)、立花良子(星沢)、三浦寅男(長者前) 8~9ページ 人事行政運営状況  市職員の人数や給与など、市の人事行政の運営状況を公表します。  詳しくは、市役所総務課行政係(内線1224)まで。 1 職員の任免および職員数の状況 (1) 職員数の状況(各年4月1日現在) 一般行政部門、25年254人、24年266人、12人減 教育部門(教育委員会)、25年41人、23年42人、1人減 公営企業等部門(水道・病院など)、25年78人、24年76人、2人増 合計、25年373人、23年384人、11人減 ※一般行政部門は、民生や農林、商工、土木部門などの仕事に従事する職員をいう。 (2) 採用と退職の状況(24年度) 採用者数12人、退職者数20人 (3) 定員適正化計画の状況 23年度、目標389人、実績386人 24年度、目標383人、実績384人 25年度、目標373人、実績373人 26年度、目標371人 27年度、目標370人 28年度、目標368人 ※定員適正化計画とは、組織機構の見直しや民間委託の推進などによって、職員数の削減と効果的な行財政運営を行うための計画 2 勤務時間などの勤務条件や分限・懲戒処分、福利厚生などの状況 (1) 勤務時間の状況(25年4月1日現在) 1週間の勤務時間 38時間45分(1日7時間45分) 勤務時間 午前8時半から午後5時15分まで 休憩時間 正午から午後1時まで (2) 年次休暇の取得状況(24年) 与えられる日数 1年につき20日 1人当たりの平均取得日数 13.5日 (3) 育児休業などの取得状況(24年度) 育児休業、男性0人、女性11人、合計11人 部分休業 男性0人、女性0人、合計0人 介護休暇 男性0人、女性0人、合計0人 <育児休業>  子を養育するために、その子が3歳になるまで休業することができる。 <部分休業>  小学校就学前の子を養育するために、勤務時間の一部(1日2時間以内)を休業することができる。 <介護休暇>  2週間以上介護が必要な状態となった家族を介護するため、6カ月の期間内で取得することができる。 (4) 分限・懲戒処分の状況(24年度) 分限処分 休職2人、降任0人、免職0人、合計2人 懲戒処分 戒告4人、減給2人、停職0人、免職0人、合計6人 <分限処分> 病気などのために職務を十分に果たせない場合など、公務の能率を維持するために行う処分 <懲戒処分> 道路交通法違反をはじめとする法令違反などがあった場合、規律と秩序を維持するために行う処分 (5) 公務災害の認定状況(24年度) 公務災害4件、通勤災害0件、合計4件 (6) 健康診断の実施状況(24年度) 循環器系検診 対象者数386人、受診者数380人、受診率98.5パーセント 胃がん検診 対象者数311人、受診者数193人、受診率62.1パーセント 婦人検診 対象者数145人、受診者数90人、受診率62.1パーセント 大腸がん検診 対象者数311人、受診者数245人、受診率78.8パーセント 前立腺がん検診 対象者数88人、受診者数77人、受診率87.5パーセント 3 職員の給与の状況 (1) 人件費の状況(24年度一般会計決算) 歳出額 189億6619万円、人件費29億8462万円、人件費率15.7パーセント (2) 給与費の状況(24年度一般会計決算) 給与費計 17億8340万円(職員数320人) 給料 11億7937万円(66.1パーセント) 期末・勤勉手当 4億2470万円(23.8パーセント) その他手当 1億7933万円(10.1パーセント) ※職員数は一般会計に所属する人数 (3) ラスパイレス指数の状況 八幡平市 24年度101.1、24年度(参考値)※93.4、23年度93.4 全国平均 24年度106.9、24年度(参考値)※98.8、23年度98.8 <ラスパイレス指数>  国家公務員の給与水準を「100」とした場合の給与水準を表す指数 ※国家公務員の給与は、平成24年4月から2年間、時限的な特例法に基づいて、減額支給措置が行われている。参考値は、その特例法による措置がないものとした場合の値 (4) 平均年齢・平均給料月額の状況(25年4月1日現在) 一般行政職、平均年齢42.3歳、平均給料月額31万884円 技能労務職、平均年齢45.3歳、平均給料月額29万3181円 (5) 初任給と経験年数・学歴別の平均給与月額(25年4月1日現在) 一般行政職 大学卒 初任給16万1600円、10年24万6700円、15年29万5500円、20年32万7000円 高校卒 初任給14万100円、10年21万400円、15年25万2800円、30万2500円 技能労務職 高校卒 初任給13万7200円、10年20万7500円、15年25万1400円、20年27万5000円 (6) 期末・勤勉手当の支給状況(24年度)民間企業のボーナスに当たる。 6月期 期末手当1.225カ月分 勤勉手当0.675カ月 12月期 期末手当1.375カ月分 勤勉手当0.675カ月 (7) 退職手当の状況(25年4月1日現在) 勤続年数と支給率 20年 自己都合23.0300カ月分 勧奨・定年28.7875カ月分 25年 自己都合32.8300カ月分 勧奨・定年38.9550カ月分 35年 自己都合46.5500カ月分 勧奨・定年55.8600カ月分 限度額 自己都合55.8600カ月分 勧奨・定年55.8600カ月分 (8) 時間外休日勤務手当の支給状況(24年度)民間企業の残業手当に当たる。 24年度 支給総額7984万2000円、1人当たり支給年額23万3000円 23年度 支給総額7203万9000円、1人当たり支給年額21万2000円 (9) その他手当の状況(25年4月1日現在) 扶養手当 主として職員の扶養を受ける親族がいる職員に支給 ・配偶者=月額13,000円 ・配偶者以外=月額1人6,500円(配偶者がいない場合は1人目のみ月額11,000円) ※16~22歳の子は5,000円加算 住居手当 賃貸住宅に住んでいる職員に支給 ・賃貸住宅=家賃に応じて月額27,000円以内 通勤手当 片道2キロ以上の通勤距離で、交通機関の利用または自動車などを使用する職員に支給 (10) 特別職の報酬など(25年4月1日現在) 給料・報酬(月額) 市長 75万2700円 副市長 60万1400円 議長 35万1000円 副議長 28万4100円 議員 27万1000円 期末手当 6月期1.40カ月、12月期1.55カ月、計2.95カ月 10ページ 各課からのHOTLINE 記帳・帳簿保存制度の説明会にご参加ください ●詳しくは税務課市民税係(内線1245)  市は、記帳・帳簿保存制度の説明会を開催します。  現行、記帳・帳簿の保存は、事業所得などの合計が300万円を超える方に義務付けられています。法改正によって、その範囲が拡大され、平成26年1月からは、農業や営業などによる事業所得、不動産所得または山林所得が生じる、全ての方が記帳を行い、帳簿を保存しなければなりません。  新たに記帳を行う方、記帳の仕方が分からない方を対象に、記帳・帳簿保存制度の説明会を開催しますので、説明を希望される方は、ご参加ください。申し込みは不要です。  なお、記帳・帳簿保存制度の詳細については、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp/index.htm)をご覧ください。 ■記帳・帳簿保存制度説明会の日程 11月27日水曜日、午前10時半から正午まで、安代地区公民館(若者センター)体育館 11月27日水曜日、午後2時から3時半まで、総合福祉センター大研修室 11月28日木曜日、午後2時から3時半まで、西根地区市民センター大ホール 滞納処分で差し押さえた不動産と車両を公売します ●詳しくは税務課収納整理係(内線1253)  市は、滞納処分で差し押さえた不動産および動産を公売します。 ■公売財産  ⑴メゾン安比3―310号室(居宅3~4階2階建45.97平方㍍)▶見積価額231,000円▶公売保証金24,000円 ※未納管理費(4,159,440円、平成25年11月7日現在)の納付も含みます。 ⑵トヨタ・グランビア▶排気量3.4㍑(ガソリン)▶年式平成11年▶走行距離210,151㌔▶見積価額32,000円▶公売保証金 なし ⑶三菱・キャンター(2㌧ダンプ)▶排気量4.21㍑(軽油)▶年式平成3年▶走行距離310,785㌔▶見積価額160,000円▶公売保証金 なし ■公売日 11月27日水曜日、午前10時(受け付けは午前9時40分から) ■会場 市役所3階大会議室 ■公売方法 入札方式 ■売却決定日 ⑴は、12月4日水曜日、午前10時。⑵と⑶は、11月27日水曜日、正午 ■買受代金 ⑴は、12月4日水曜日、午後2時半までに一括納付。⑵と⑶は、11月27日水曜日、正午までに一括納付してください。 ■受付時に必要なもの ①印鑑(個人:参加者本人の印、法人:代表者印)②公売保証金③委任状(代理人が入札する場合) ■その他 ①公売前に滞納市税が完納された場合は、公売を中止します。②公売財産の詳しい内容は、市役所税務課で確認してください。③公売保証金は、受付時に現金で一括納付してください。④公売財産⑵、⑶の車両は、下見することができます。期間は、11月11日月曜日から25日月曜日までの午前9時から午後4時までです(土・日曜日、祝日は休み)。⑤公売財産⑵、⑶の車両は、中古新規登録(車検)が必要です。 税は期限内に納付願います 11ページ Sports 知力と体力を使い熱戦 第7回フィールドXレース  第7回フィールドXレースが9月29日、市総合運動公園多目的広場で開催されました。  当日は、200㍍を走るコースと全長2~3㌔を周回するコースの2部門で、年齢別などの15種目が行われ、約330人が出場。選手たちは、作戦を立て、コース内の障害物を飛び超えたり、避けたりしながら、タイムを競い合いました。  なお、市内入賞者は、下の「各種スポーツ大会成績」に掲載しているとおりです。 地域のみんなで競争だ あしろオリンピック  あしろオリンピックが10月6日、田山グラウンドで開催されました。  これまで4年に1度開催されてきましたが、地域の活性化を目指し、2年に1度開催することに変更。行政区などで分けられた10チーム、約500人が出場し、家族3世代でつなぐリレーやボール送りなど、さまざまな競技に汗を流しました。  なお、結果は、次のとおりです(上位3チーム)。①田山2区②田山4区③浅沢 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎第68回国民体育大会 ■相撲(9月29・30日、10月1日、東京都・大島高校体育館特設相撲場) ◇少年団体⑤岩手【上平晴輝、高橋和優(平舘高校1年)、松浦智哉(平舘高校2年)】 ◎25年度県高等学校新人大会 ■テニス(10月4~6日、盛岡市・太田コート) ◇ダブルス②岩手高校【渡辺大樹(1年、西根中卒)】 ◎東北高校選抜大会 ■相撲(10月12日、山形県・鶴岡市小真木原相撲場) ◇団体③平舘高校 ◇個人▽階級別100㌔以上級③松浦智哉 ◎ノルディックスキー鹿角サマージャンプ・コンバインド大会(10月26・27日、秋田県・鹿角市花輪シャンツェ) ◇男子ジャンプ▽青年①小林潤志郎(東海大学4年、松尾中卒)▽少年③小林陵侑(盛岡中央高校2年、松尾中卒) ◇コンバインド①永井健弘(盛岡市役所、田山中卒)▽高校コンバインド①小林陵侑 ◎第7回フィールドXレース(9月29日、市総合運動公園多目的運動広場) ■SFX(スプリントフィールドクロス、全長200㍍) 【女子】◇中学生②齋藤彩花(安代中2年)③木村夏海(安代中1年) ■LFX(ロングフィールドクロス、2~3㌔を周回) 【男子】◇中学生6㌔②工藤颯悠(安代中3年) 【女子】◇一般6㌔②山本希歩(盛岡南高校1年、安代中卒)◇小学生高学年3㌔③関柚月(田山小6年)◇小学生低学年2㌔②八幡優那(田山小3年) スポーツ大会成績の情報募集中  詳しくは、市役所市長公室秘書広報係(内線1213)まで。 12、13ページ 話題ピックアップ さまざまな特産品並ぶ 八幡平山賊まつり(市産業まつり)  八幡平山賊まつりが、10月12日と14日、市さくら公園で開催されました(13日は強風のため中止)。  会場には、市の特産品のほか、姉妹都市の宮古市や沖縄県名護市、北海道滝川市などの物産販売を行うテントや飲食ブースが立ち並び、多くの来場者でにぎわいました。また、期間中は、秋の山ぶどうフェスティバルも同時開催され、12日は俳優の辰巳琢郎さんが来場。山ぶどうスイーツやワインなど市の魅力が振る舞われました。 センス光る作品を観賞 市芸術祭  市芸術祭が10月26、27の両日、安代地区体育館などで開催されました。  芸術祭では、市内の方や児童・生徒らの絵画や写真、手芸など約1,000点の作品を展示。27日には、郷土芸能や民謡などの舞台発表が行われました。また、芸術祭に合わせ、芸術文化の発展に貢献する次の方が、市芸術文化協会から表彰されました(敬称略)。▶髙橋ミツエ(中平笠)、大巻三男(両沼)、澤田昭一(新町8区)、佐藤吉弘(岩木) 姉妹都市と交流深める 第67回田老地区体育大会  第67回田老地区体育大会が10月10日、宮古市立田老第一中学校で開催されました。  市から、総勢33人の選手団が参加。リレーや綱引きなど多数の競技が行われ、大いに盛り上がりました。アトラクションでは、さくらさんさ愛好会19人がさんさ踊りを披露し、大会に華を添えました。また、閉会式で林元卓夫大会長から、長年にわたり同大会を盛り上げた功績により、本市に感謝状が贈呈されました。 児童の元気な発表響く 市小学校音楽発表会  市小学校音楽発表会が10月10日、市総合運動公園体育館で開催されました。  当日は、市内の児童約500人が参加し、日ごろから練習を重ねた合唱や演奏を披露。全員で衣装を揃えたり、身振り、手振りを交えて歌ったりするなど、それぞれの学校で工夫をこらして発表しました。発表後、元・安代小学校校長の高橋ひさ子さんが、「音、歌詞を大事にしていることが分かるすてきな発表でした」と、にこやかに講評しました。 日本文化学んだ11日間 タマサート大学生日本生活文化体験旅行  10月17日から27日までの11日間、タイのタマサート大学生17人が本市を訪れ、日本の生活や文化を体験し、市民の皆さんと親睦を深めました。  滞在中、大学生は市内の保育園などを訪れ、交流を図ったほか、ホストファミリーのお宅で日本の生活を体験。23日には、西根地区市民センターで日・タイ文化交流会を開催し、タイの伝統的なダンスや日本民謡、さんさ踊りを楽しみ、両国の料理に舌鼓を打ちながら、互いの文化を理解し合いました。 平和の祈りを次世代へ 市戦没者追悼式  市戦没者追悼式が10月16日、西根地区市民センターで行われました。  式には、関係者や遺族ら約200人が出席。田村正彦市長が、「先の大戦での悲惨な体験を風化させないよう次世代に語り継いでいかなければなりません。平和を愛し、戦争のない世界が訪れることを願います」と、追悼の辞を述べました。その後、出席者は、戦没者を悼むとともに、恒久平和を祈りながら、献花しました。 すなっぷギャラリー 楽器に触れ楽しんだ「幼児のためのクラシックミニコンサート」(9月30日、市総合運動公園体育館) 安代リンドウを視察にチリの生産者が本市を訪れました(10月11日、田山地内) 東京などからシェフが集まり市内の特産品で料理を作りました(10月7日、清水川養鱒場) 安代漆工技術研究センター開所30周年を記念し修了生の作品を展示販売(10月26日、澤口酒店) 認知症について講演が行われた市老人クラブ「女性の集い」(10月17日、西根地区市民センター) 14ページ 福祉NETOWORK 保健のひろば 内線1174 健康福祉課健康推進係 冬の入浴にご注意を! ■冬に多い入浴中の事故  入浴中の事故で亡くなる人は、年間1万4千人を超えると推定され、交通事故で亡くなる人を上回っています。特に、11月から3月にかけての時期は、入浴中の事故が多くなります。  冬の入浴は、暖かい室内から、冷えた脱衣所で服を脱ぎ、熱いお風呂に入るといった急激な温度変化が伴うため、心臓や血管に強い影響を与えます。熱いお湯に入ることで脳への血流量が減り、目まいやふらつき、意識障害などを起こし、溺れたり、転倒するなどの事故を起こすことがあります。  また、長時間の入浴で、汗をたくさんかき、水分量が減ることで血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすこともあります。 ■安心安全な入浴対策を  危険とはいえ、体を清潔にしたり、一日の疲れを解きほぐしてくれたりする入浴。安全に入浴するために、次の点に気を付けてみましょう。 ・脱衣所や浴室を暖めておく。  暖房を使用する、浴槽のふたを開けておく、湯張りの際に高い位置からシャワーで給湯するなど、入浴前に浴室を暖めておきましょう。  また、高血圧の人や高齢者は、浴室内がまだ暖まっていない一番風呂を避け、家族が入った後の暖まった浴室に入るのがお勧めです。 ・熱いお湯に急に入らない。  お湯の温度は、38~40度くらいが適温です。入浴前に手足、肩、背中に湯を掛けて、熱さに慣れてから入浴しましょう。 ・入浴前後の水分補給 ・お酒を飲んだ後、食事や運動した直後には入浴しない。 子育てNEWS 内線1157 地域福祉課児童福祉係 保育と支援のお知らせ ◎公立保育所一時保育  保護者の冠婚葬祭や病院受診、育児疲れ解消などのため、一時的に保育所を利用できる制度(一時保育)があります。 ※保育所に入所していない子どもが対象です。  一時保育を利用するには、利用したい保育所に直接連絡し、申請書を提出してください。ただし、保育所の行事などにより希望日に利用できない場合もあります。 ■利用時間 午前8時半から午後4時半まで ■利用と料金 公立保育所は、2歳児から利用できます(2歳児未満は私立保育園に相談ください)。 1日当たりの一時保育料は以下のとおりです。 市内に住所がある人、2歳児は2000円、3歳児は1500円、4・5歳児は1000円 市外の人、2歳児は4000円、3・4・5歳児は3000円  利用後に納付書を発行しますので、指定の金融機関でお支払いください。 ◎休日保育支援  市は、休日保育を利用する世帯に利用料の一部を助成しています。 ■対象者 仕事などの都合により休日に児童を保育することが困難で、次の用件を全て満たす人 ①市内に住民登録があり、居住している。 ②保育所に入所している満3歳以上の子どもを養育している。 ③前年分の所得税が非課税の世帯 ■助成額 利用券1枚で2,000円の助成となります。子ども1人につき1カ月2枚までの利用を限度とし、申請した月から3月分までを一括で交付します。 ■利用期間 利用券交付日から3月31日まで ■休日保育を実施している施設 森の子保育園、平舘保育園 15ページ 教振のススメ⑧ 市の教育振興(教振)の目標【その2】  前回に引き続き、市の教振の方針3つ目の「ほめよう」について説明します。「子は、褒めて育てよ」と、昔の人はよく言います。子どものちょっとした良さを捉えて褒めることで、子どもは飛躍的に成長します。  教振で大事な役割を担う「地域」では、どういった活動で褒めるべきか迷うかもしれませんが、難しいことではありません。  例えば、「おはようございます」と元気なあいさつをされた時、子どもを褒め、その子の親を知っていたら、親にそのことを伝えます。それは、親を褒めたことにもなり、きっとわが子を褒めるでしょう。こうした一見ささいなことが、子どもに良い習慣を身に付けさせるきっかけとなります。 「しめそう」が地域の役割  こういった小さなことでも教振の「地域の役割」を果たしたことになります。また、自分の得意分野について、学校にボランティアとして出掛け、学校を支援するなどは、まさに「しめそう」の方針そのままです。  上記のような「学校ボランティア」あるいは「学校サポーター」が増えれば、地域の学校は確実によくなるはずです。教振でいう「地域の役割」とは、何気ないこうした実践を積み上げていくことにほかなりません。 楽しいこと 見い~つけた No.7 田頭公民館  田頭公民館は、付近に田頭小学校、西根中学校があり、隣接する体育館を多くの人が利用しています。  公民館で行っている「楽しい料理教室」では、料理を作りながら、参加者の交流を深めています。教室が終わる頃には、初めて会った人とも仲良くなっている明るく楽しい教室ですので、参加してみてはいかがでしょうか。  11月9・10日には、「田頭平笠秋・実りまつり」を開催します。まつりでは、田頭・平笠地区の子どもたちによる伝統芸能や公民館で活動するサークルの発表、作品展示などさまざまな催しを行いますので、ぜひ会場に足を運んでください。また、「楽しい料理教室」で作り方を学んだ「みそたんぽ」を限定40食準備していますので、こちらもご期待ください。  詳しくは、田頭公民館(電話番号76・2521)まで。 16ページ 博物館だより 企画展を好評開催中 企画展「漆 URUSHI -北の生活美-」  市を代表する伝統工芸品の一つである「安比塗」に焦点を当てた企画展を12月23日月曜日まで開催しています。漆器・木地の他、市安代漆工技術研究センター修了生の作品も展示し、脈々と受け継がれる伝統の技、漆器の新しい可能性を探ります。 ●来場した方のご感想 「漆器文化の深みを知り、感嘆を覚えました! 故郷の誇りを強くしました」(市内/男性)、「展示品の数と質がとても充実した展覧会だった」(東京都/男性)、「安比塗のすばらしさを感じた」(盛岡市/男性) ◎展示解説会(ギャラリートーク)  解説を聞きながら展示を見ると、企画展が数倍面白くなります。ぜひ聞きにいらしてください。 ■開催日 11月24日日曜日、午後1時から(希望される方は、当日、企画展示室へお越しください) ■解説 当館学芸員 ◎体験講座(ワークショップ) 「漆紙でオリジナルポストカードを作ろう!」  期間中は随時開催。参加料は無料です。 ■会場 博物館ロビー 古文書講座の受講生引き続き募集中  齋藤家から新たに発見された文書を解読します。  次回は、11月10日日曜日、24日日曜日に開催します。引き続き受講生を募集中です。これからの参加も大歓迎です。 ■開講日 平成26年3月までの第2・第4日曜日 ■講師 矢萩昭二 氏、当館学芸員 ■申し込み 電話でお問い合わせください。 おわびと訂正  前回の「博物館だより」に以下の誤りがありました。 ▶特別講演会講師氏名 誤)高橋 雄介 氏、正)高橋 勇介 氏 ▶古文書講座開催日 誤)第2・第4土曜日、正)第2・第4日曜日  おわびして訂正いたします。 図書館だより 読書の秋。図書館へようこそ 文学散歩を開催しました  10月15日、没後80周年を迎えた宮沢賢治の生地・花巻を巡る文学散歩を開催しました。  台風接近により天気が心配されましたが、好天に恵まれ、羅須地人協会や花巻博物館、身照寺などを訪れました。  参加者は、花巻農業高校に移築された、生前の賢治が住んだ羅須地人協会の建物、「雨ニモマケズ」の詩碑の前で、観光ボランティアガイドからの説明に耳を傾けました。また、賢治の菩提寺・身照寺では、住職から、賢治に関する貴重なお話を聞くこともでき、宮沢賢治の世界をより深く感じる機会になりました。 一足早いクリスマス会を楽しもう  図書館では、「クリスマスお話し会」を開催します。  クリスマスお話し会には、東和町を中心に活動する星鴉 宮さんを迎え、宮沢賢治作品の一人芝居「どんぐりと山猫」などを上演します。一足早いクリスマスを一緒に楽しく過ごしましょう。 ■日時 12月7日土曜日、午後1時半から ■場所 市立図書館お話室 干支あみぐるみ教室のご案内  来年の干支である「午」のあみぐるみを作ってみませんか。 ■日時 12月13日金曜日・15日日曜日、午前10時から ■場所 市立図書館会議室 ■講師 田村和子(市立図書館) ※詳細は、お問い合わせください。 17ページ よろこび おくやみ 健やかに ◎男の子 工  敬介(博栄・香奈江/間羽松) 武田 清之介(清慈・美穂/山子沢) 髙橋 湊(優一・まゆみ/中平笠) 山本 蒼太(秀洋・瞳/中村) 八幡 岳(学・理恵子/苗石田) 高村 優李(光一・亜寿香/上町) 斎藤 蓮(大渡・志乃ぶ/浅沢第2) 岩崎 心和(達英・のぞみ/山後) 八幡 桃馬(勝史・麗香/愛の山) ◎女の子 髙橋 さやね(清剛・敏恵/寄木新田) 工藤 依子(仁裕・幸子/北村) 石羽根 ひな(武・裕美/南寄木) 畑澤 知佳(直哉・友佳/両沼) 立花 心鳥(武良・久美子/豊畑) 髙橋 すず(奨・蘭/上町) お幸せに 木元 政汰/苗石田、磯脇 穂香/苗石田 工藤 裕輔/町組、今野 由菜/滝沢村 安らかに 齊藤 カチ   86歳 日瀬通 山本 ヒヂヱ  71歳 松久保 安保 信子   80歳 田山下 佐々木 幸一  86歳 山後 耕野 芳子   84歳 下町二区 松浦 久市   83歳 堀切 藤原 スエ   89歳 舘腰 田村 ミノル  100歳 駅前一区 伊藤 ソノ   87歳 上平笠 佐々木 芳松  86歳 わし森 伊藤 光信   87歳 薬師 澤田 キク   88歳 新町中央 渡辺 義江   86歳 高宮 髙橋 金好   90歳 中沢 工  源吉   90歳 北村 堀口 ミヨ   95歳 柏台三丁目 髙橋 正松   88歳 中松尾 髙橋 京子   88歳 柏台三丁目 佐々木 リエ  93歳 町組 伊藤 正志   75歳 大久保    斎藤 惠子   85歳 荒屋新町 髙橋 ツネ   84歳 北寄木 伊  甚八郎  85歳 帷子 髙橋 キエ   92歳 東 岩崎 ナヨ   93歳 薬師  増村 廣男   66歳 柏台三丁目 工藤 トシエ  81歳 高宮 工藤 六郎   79歳 上野駄 佐々木 ナヨ  77歳 時森 関 義男    83歳 新興矢神 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【9月30日現在 ( )は前月比】 西根地区、16,954人(6人減)、 6,265世帯(9世帯増) 松尾地区、6,239人(11人減)、 2,361世帯(増減なし) 安代地区、4,977人(4人減)、 1,890世帯(増減なし) 合計、28,170人(21人減)、 10,516世帯(9世帯増) 男性、13,594人(4人減) 女性、14,576人(17人減) 出生16件、死亡37件、転入42件、転出49件 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、3件、累計36件 物損事故、39件、累計434件 負傷者、4人、累計50人 死者、0人、累計3人 飲酒運転、1件、累計4件 火災、0件、累計8件 救急、81件、累計868件 広報クイズ No.98 日本生活文化体験旅行で本市を訪れたタイ・タマサート大学生の人数は? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 11月25日月曜日 消印有効 ◎第97回の正解 振り込め ◎応募者数 14人 ◎正解者数 13人 ◎当選者 遠藤佳子さん(大更)、松尾秀也さん(松尾)、玉田公三さん(松尾寄木) 18、19ページ お知らせ 市職員(看護師)の採用試験行います  市は、来年度採用予定の市職員(看護師)の採用試験を行います。 ■受験資格 看護師免許を有し(来年3月末までに取得見込みを含む)、昭和53年4月2日以降に生まれた人 ■申込期限 11月29日金曜日必着 ■試験日 12月19日木曜日 ■申込方法 受験案内などは、市企画総務部総務課、松尾・安代両総合支所地域振興課で差し上げます。受験案内などは郵送で請求することもできます。  詳しくは、市役所総務課(内線1231)まで。 年金相談センターが盛岡市大通3丁目に  県社会保険労務士会の運営による、「街角の年金相談センター盛岡」が、大通3丁目の七十七日生盛岡ビル4階、盛岡駅から徒歩7分のところに開設されました。相談などは無料です。 ■受付時間 月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)、午前8時半から午後5時15分まで ■内容 年金給付に関する相談、老齢・障害・遺族年金などの請求手続きなど ■注意事項 窓口で身分確認を行いますので、運転免許証・パスポートなどの顔写真入りの身分証明書をお持ちください。  また、代理人が手続きをする場合は、委任状と認め印をお持ちください。  詳しくは、同センター(電話番号019-613-3270)まで。 西根老人憩の家で鉱泉での営業再開  西根老人憩の家では、鉱泉での営業を再開しています。  詳しくは、西根老人憩の家(電話番号77-2573)まで。 住生活総合調査に協力お願いします  国土交通省では、12月1日を基準日として、全国で住生活総合調査を行います。  この調査は、住生活基本法に基づく住生活の安定・向上に係る総合的な施策を推進する上で必要となる基礎資料を得るために、5年ごとに実施するものです。  今回は、10月に行われた住宅・土地統計調査に回答いただいた世帯の中から一部を抽出し、調査をお願いします。調査をお願いする皆さんには重ねてお手数をお掛けしますが、ご協力をお願いします。    詳しくは、松尾総合支所内、建設課(内線2525)まで。 まき・ペレットストーブ設置のための費用を助成  市は、市内の居宅および事務所に、木質バイオマスエネルギー利用設備を設置する場合、その設置費用に対し、助成を行っています。 ■補助率 ▶ペレットストーブ 設置費用の2分の1以内(上限10万円)▶まきストーブ 設置費用から2万円を控除した額の2分の1以内(上限10万円) ■申請期限 平成26年3月31日月曜日  詳しくは、安代総合支所土木林業課(内線3142)まで。 介護職員初任者研修課程講座を開きます  NPO法人人生いきいきクラブいわてでは、①介護職員初任者研修課程講座、 ②家族介護技術研修コースを開催します。定員になり次第、募集を締め切ります。 ■開催期間 11月20日水曜日~平成26年1月16日木曜日、全23回開催 ■場所 都南勤労福祉会館(盛岡市永井23-14-1) ■費用 ①65,000円 ②60,000円  詳しくは、同法人(電話番号019-662-5398)まで。 女性に対する暴力の相談をお受けします  11月12日火曜日から25日月曜日までは、女性に対する暴力をなくす運動の実施週間です。  市は、被害者本人やその身近な人からの相談を受け付けています。 秘密は守られます。どんなことでも相談ください。  詳しくは、市役所地域福祉課児童福祉係(内線1155)まで。 焼走り国際交流村は冬季営業時間に変更  岩手山焼走り国際交流村では、施設の保守点検で臨時休館します。 また、営業時間を変更します。 ■休業日 11月25日月曜日~29日金曜日 ■営業時間 ▶食堂 夜の部は土・日曜日、祝日のみ営業 ▶温泉館 午前9時半から午後8時まで営業(受付は午後7時半まで)  詳しくは、同交流村(電話番号76-2013)まで。 ひきこもりなどの悩み「小さな集まり」で解消  県精神保健センターでは、ひきこもりや人間関係のつまづき、将来への不安などで悩んでいる方を対象に「小さな集まり」を開催します。(参加無料、要予約) ■開催日 11月26日火曜日、12月24日火曜日、26年1月28日火曜日、2月25日火曜日、3月25日火曜日 ■場所 県福祉総合相談センター(盛岡市本町通3丁目19-1)  詳しくは、同センター(電話番号019-629-9617)まで。 ゾーン30の速度規制10月25日から実施中  広報はちまんたい9月19日号(No.181)でお知らせした「ゾーン30」による速度規制は、10月25日から実施しています。  詳しくは、岩手警察署交通課(電話番号62-0110)まで。 市芸術文化協会松尾支部文化講演会を開催します  市芸術文化協会松尾支部では、文化講演会を開催します。場所は松尾地区公民館で、どなたでも参加できます。 ◎演題 ふるさとの水辺散歩~八の太郎伝説・松尾ステージを歩く~ ■日時 11月16日土曜日、午後1時半から3時まで ■講師 畑 謙吉 氏 ◎演題 なにゃとやら(日本最古の盆踊り)について ■日時 12月5日木曜日、午後1時半から3時まで ■講師 伊藤重伸 氏  詳しくは、同支部事務局(電話番号76-4655)田村美知子まで。 高齢者の特徴など介護教室で知ろう  介護老人保健施設岩鷲苑では、介護教室を開催します。 ■日時 11月29日金曜日、午後1時半から2時半まで ■演題 高齢者の特徴と観察のポイント  申し込みは、同施設(電話番号76-5611)まで。 私立ひなぎく幼稚園で新入園児を募集中です  私立ひなぎく幼稚園では、平成26年度の入園児を募集しています。 ■募集園児 3歳から5歳児(年度途中で3歳になった時点で入園可) ■受付日時 11月30日土曜日、午前10時から11時まで ■送迎 バスでの送迎可 ■預かり保育 午後6時まで(預かり保育料は無料、夏・冬・春休み期間はおやつ代1日200円) ■補助 就園奨励費補助のほか、第3子以降は市が全額補助  サッカー教室や外国人講師による英語学習も行っています。  詳しくは、同園(電話番号76-5011)まで。 検察審査員候補者として選ばれた人に通知します  盛岡検察審査会では、11月18日以降、検察審査員候補者に選ばれた人に通知します。  検察審査会制度は、検察官が被疑者を裁判にかけなかったことの善しあしを、選挙権を有する国民の中から「くじ」で選ばれた11人の検察審査員が審査する制度です。  詳しくは、同会事務局(電話番号019-622-3391)まで。 高齢者・障がい者のなんでも110番実施  岩手弁護士会高齢者障害者支援センター委員会では、高齢者・障がい者なんでも110番を実施します。相談は無料です。 ■日時 11月19日火曜日、午後1時から5時まで ■場所 県福祉総合相談センター(盛岡市本町通三丁目19-1) ■電話相談 019-625-0110  詳しくは、東海林法律事務所(電話番号019-623-9511)まで。 放射線量の測定結果について  平成25年710に測定した空間放射線量は、下表のとおりです。 10月放射線量測定結果 測定日は3カ所とも10月3日 測定区分は地上1メートル 本庁舎 13時25分測定、0.05マイクロシーベルト毎時 松尾庁舎 13時45分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 安代庁舎 14時15分測定 0.03マイクロシーベルト毎時  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(電話・内線1124)まで。  また、西根・安代地区学校給食センターでは、調理した給食の放射性物質の測定を行っています。  その結果、9月26日、10月3日・10日・17日・24日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。  内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 20ページ キラリ輝人⑧ 市防災対策専門員 瀬川 正雄 さん セガワ・マサオ 54歳 岡村  昭和34年生まれ。昭和53年に自衛隊に入隊。第9特科連隊や第2陸曹教育隊、岩手地方協力本部などに勤務し、10月10日定年退職。同月15日から市の防災対策専門員に着任。てんびん座のO型 市民の皆さんのため 防災業務に励みたい  「何よりも市民の皆さんのために働くことが一番大事。自衛隊に所属していたころから、その思いは変わりません」と語るのは、市初の防災対策専門員に着任した瀬川正雄さん。地域防災計画、防災訓練に関する業務や災害などの際に、警察、消防などとの連携を高める役割が期待されます。  自衛隊岩手地方協力本部に勤務していた時に東日本大震災を経験し、「国民全体の奉仕者としての意識を一層高めることになりました」と、当時を思い返します。「災害発生時は、広報班長を担当しており、報道対応など、さまざまなパイプ役を担いました。この経験を生かせればと思います」と、意欲を見せる瀬川さん。「防災のためには、非常食などの準備も必要ですが、心構えと情報収集がとても大切です」と、防災意識の重要性を訴えます。  今後の意気込みを伺うと、「26年度は、本市で県総合防災訓練が行われます。この訓練を成功させるため、逐次準備していきたいです」と答えたうえで、「一人でできることには限りがあります。組織として、同じ係、市職員、そして市民の皆さんとの協力・連携があってこそ、できる仕事です。精一杯努力します」と、真摯な姿勢で仕事に臨むことを誓いました。 今月の表紙 ニジマス 捕ったど~  八幡平山賊まつりは、10月12日と14日、さくら公園で開催されました(13日は強風のため中止)【関連12ページ】。  晴天に恵まれた14日には、ニジマスのつかみ捕り大会が行われ、多くの子どもたちが参加。うまくつかめた子や追いかけるうちにずぶぬれになる子などの元気な姿に、声援が送られていました。 ▪編集後記  イベント盛りだくさんの10月も終わり、肌寒い季節となりました。風邪をひかないように気を付けましょう▽10月26日未明、ふと目を覚ますと、小刻みながらも長い揺れが続く地震。後日知りましたが、東日本大震災の余震とのことです。約2年半経ちますが、その影響はまだ続いていると感じさせられました。再度、防災について考える機会を持つ必要があるかもしれません。(佐々木)