18ページ 松尾鉱山資料館だより 松尾鉱山資料館 電話78-2598 鉱山の仕事を紹介 採鉱現場の安全確保 神さまと呼ばれた支柱手(しちゅうしゅ)  鉱山での仕事に、坑内でも特に岩盤が軟弱で危険な場所を、支柱を使って補強する支柱手があります。常に身を危険にさらし、落盤の危険を取り除くことが求められ、支柱手は神さまと称されていました。  昭和33年当時、松尾鉱山には59人の支柱手がいました。危険な箇所での作業のため、家に帰っても、こうすればと思案する事も多かったようです。支柱手として一人前になるには10年以上かかるといわれ、長年の勘と経験が大きく物を言い、親方ともなると、坑内の何処の資材置場にどの寸法の材料があるという事を全て頭に入れていました。支柱手は、坑内に入る採鉱職員約1,100人の命に係わる仕事だったので、職員から敬意を払われ感謝される存在でした。 ヤマを支え、危険を知らせる坑木(こうぼく)  落盤を防ぎ、坑道を維持する支柱の材料には鉄材、コンクリートなどがありますが、木材の坑木がもっとも多く使われました。坑木は可縮性があって、坑道を掘ると上下左右からその空間へ向かってかかる盤圧を受けると湾曲し、音が鳴ることから危険を察知することができ、保安上優れているためです。坑内の窮屈な場所でも加工が容易で使い勝手が良かったこともあり、坑木に用いる丸太の使用量は、昭和31年度の1年間で、15トン貨車60台分にも上りました。 図書館だより 図書館 電話 75-1700 松尾コミュニティセンター図書室 電話 76-3235 荒屋コミュニティセンター図書室 電話 72-2505 旅行雑誌が新しくなりました  おでかけが楽しい季節になりました。便利な旅情報や新しい観光スポットなどが紹介された旅行雑誌や、文字が大きい時刻表など、旅行計画におすすめです。  眺めているだけでも気分がワクワク。旅行の予定が無くても楽しめます。 岩手食べ歩き大百科 東洋アドシステム出版 地球の歩き方 みちのく Gakken出版 東北日帰りドライブ ぴあ出版 るるぶ東北 2026 JTBパブリッシング出版 るるぶ北海道 2026 JTBパブリッシング出版 るるぶ東京 2026 JTBパブリッシング出版 ことりっぷ いわて 昭文社出版 Kappo 岩手 プレスアート出版 本が壊れたときには 図書館から借りた本や雑誌のページが外れたり、破いたりしてしまった時は、破れたページをそのまま本に挟んで返却してください。修理専用の道具やのりを使って直すので、テープを貼るなど家庭での修理はしないでください。  また、水や飲み物などで濡らしてしまった場合は、すぐに返却してください。修理が早いほどきれいに直ります。 図書館の本を長く利用するために、ご協力をお願いします。