6から7ページ 7年度の市の予算を紹介  問い合わせ先 企画財政課財政係(電話 内線1201)  令和7年度各会計の予算が、第1回市議会定例会で可決されました。一般会計の予算総額は前年度当初比で15.4パーセント増の211億100万円です。  にぎわい創出や少子化、多様な市民ニーズへの対応を図るとともに、計画の最終年を迎える第2次八幡平市総合計画に掲げた「農(みのり)と輝(ひかり)の大地 ともに暮らし、しあわせ感じる八幡平市」の実現に向け、各種の事業を着実に推進していきます。 歳入 自主財源(前年度比 19.4パーセント増)  市税  33億3,006万円(3.4パーセント増)  繰入金 16億5,288万円(78.3パーセント増)   諸収入 6億159万円(17.2パーセント増)  その他の自主財源 5億4,117万円(15.0パーセント増)  依存財源(13.9パーセント増)  地方交付税 78億5,000万円(0.6パーセント減)  国庫支出金 22億6,847万円(35.3パーセント増)  県支出金 15億9,619万円(27.4パーセント増)  市債 22億6,100万円(68.3パーセント増)  その他の依存財源 10億9,964万円(2.3パーセント増) 歳出  議会費 1億6,301万円(2.1パーセント増)  総務費 24億9,402万円(10.1パーセント増)  民生費 50億7,652万円(6.1パーセント増)  衛生費 17億5,937万円(3.4パーセント減)  労働費 39万円(0.8パーセント減)  農林水産業費 15億5,800万円(6.0パーセント増)  商工費 28億8,783万円(142.1パーセント増)  土木費 21億378万円(11.0パーセント増)  消防費 9億5,5773万円(6.3パーセント増)  教育費 19億6,876万円(42.1パーセント増)  災害復旧費 859万円(519.9パーセント増)  公債費 20億9,301万円(11.7パーセント減)  予備費 3,000万円(増減なし) 歳入歳出ともに、金額は1万円未満を、割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります。また、予算額が表示単位未満の項目は記載を省略しています。 一般会計予算の特徴 増額の要因  総務費は、自治体DXシステム標準化移行に要する経費などにより、前年度対比で2億2,824万円(10.1パーセント)の増、商工費は、市交流複合施設建設工事費や施設開設に向けた備品整備費の増などにより、前年度対比で16億9,485万円(142.1パーセント)の増、教育費は、総合運動公園野球場グラウンド改修工事の皆増や市交流複合施設3階に移転予定の市立図書館に整備する図書や備品などに要する経費の増などにより、前年度対比で5億8,307万円(42.1パーセント)の増となっています。 減額の要因  衛生費は、病院事業会計への繰出金の減などにより、前年度対比で6,117万円(3.4パーセント)の減、公債費は、地方債償還元金の減により、前年度対比で2億7,749万円(11.7パーセント)の減となっています。 市債の状況  7年度末現在高見込みは、前年度対比で8,734万円減の126億650万円、住民1人当たりの残高は、5千円増の54万4千円となる見込みです。 新規(拡充)事業の主な内容  市制施行20周年記念事業 1,978万円 9月1日に市制施行20周年という歴史的な節目を迎えるにあたり、市全体で機運醸成を図るため、記念式典をはじめ、さまざまな記念イベントを実施する。  消防施設維持管理事業(工事請負費) 1,579万円 安代出張所屋上防水補修工事、旧消防詰所の撤去工事などを行う。  公共交通機関利用促進事業 585万円 エキタグスタンプラリーなどの実施やサイクルトレイン予約管理アプリケーションの整備によりJR花輪線の利用促進を図る。  路線バス運行事業(補助金) 2,937万円 市民の生活に不可欠な移動手段を確保するため、路線バスの運行経費に対し補助を行う。  東北高等学校ラグビーフットボール大会事業(補助金) 180万円 大会を通じ、スポーツによる地域経済の活性化並びに交流人口の拡大を図る。  総合運動公園野球場グラウンド改修事業(工事請負費、工事施工管理費) 35,185万円 総合運動公園野球場の内野表層入替整備、天然芝張替などの改修工事を行う。  放課後児童健全育成事業(工事負担金) 708万円 寺田学童保育クラブのトイレ改修工事に伴う費用を負担する。  子育て世代活動支援センター事業 623万円 市交流複合施設2階に設置予定の子育て世代活動支援センターに、絵本や遊具などを整備する。  産業まつり開催事業(補助金) 250万円 産業まつり開催に要する経費に対して補助を行う。  市産業用地基本計画調査事業 869万円 新たな工業用地の選定に向けたインフラなども含めた造成計画を策定する。  小学校管理事業(工事請負費) 1,424万円 田山小学校校舎照明器具LED化工事、田頭小学校フェンス改修工事など、小学校施設の整備、改修を行う。  図書館管理事業 22,065万円 市交流複合施設の3階に移転予定の市立図書館に、図書や備品などを整備する。 特別会計、企業会計の予算額 国民健康保険     7年度 29億588万円 6年度 28億8,820万円 伸び率 0.6 後期高齢者医療     7年度 3億8,579万円 6年度 3億5,844万円 伸び率 7.6 水道事業  収益的収入 7年度 5億8,456万円 6年度 5億9,928万円 伸び率 2.5減   収益的支出 7年度 5億7,455万円 6年度 5億9,268万円 伸び率 3.1減   資本的収入 7年度 2億7,220万円 6年度 2億5,936万円 伸び率 4.9   資本的支出 7年度 5億6,562万円 6年度 5億6,313万円 伸び率 0.4 下水道事業 収益的収入 7年度 10億9,688万円 6年度 11億1,874万円 伸び率 2.0減   収益的支出 7年度 10億4,559万円 6年度 10億4,360万円 伸び率 0.2    資本的収入 7年度 4億1,209万円 6年度 4億7,855万円 伸び率 13.9減   資本的支出 7年度 8億9,090万円 6年度 9億5,327万円 伸び率 6.5減 病院事業  収益的収入 7年度 15億5,603万円 6年度 15億5,761万円 伸び率 0.1減   収益的支出 7年度 19億1,491万円 6年度 18億2,393万円 伸び率 5.0   資本的収入 7年度 1億8,576万円 6年度 2億4,992万円 伸び率 25.7減   資本的支出 7年度 2億9,712万円 6年度 2億8,177万円 伸び率 5.4 特別会計予算の特徴  企業会計を除く特別会計は、国民健康保険特別会計と後期高齢者医療特別会計の2会計で、前年度対比で4,503万円(1.4パーセント)増の32億9,166万円の予算額です。 言葉の説明 歳入   自主財源    市税など市が自主的に集められるお金  依存財源    国や県から交付されるお金  市税      市に納められるお金(市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税)  繰入金     積立金の取り崩しや、ある会計から別な会計に繰り入れるお金   地方交付税   すべての市町村が一定の行政サービスを行えるように国が交付するお金   市債      建設事業などを行うために市が借りるお金   国庫、県支出金 特定の行政目的を達成するため、その経 費に充てることを条件に国、県から交付されるお金 言葉の説明 歳出  議会費     市議会の運営のために使うお金   総務費     行政全般の事務に関する経費、財産管理などに使うお金   民生費     子育て支援など福祉サービスに使うお金   衛生費     予防接種、健康診断、ごみ処理などに使うお金   労働費     雇用促進対策のために使うお金   農林水産業費  農業や林業振興などに使うお金   商工費     商工業の振興や観光イベントなどに使うお金   土木費     道路補修や除雪、市営住宅管理などに使うお金   消防費     消防署の経費の負担や消防団員の報酬などに使うお金   教育費     小、中学生などの教育のために使うお金   災害復旧費   公共土木施設などが被災した場合、従前の機能を回復するために使うお金   公債費     市債(借入金)を返済するために支払うお金