1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 7月号 Jul.2013 No.176 お魚さん大きくなってね 田山保育所の稚魚放流体験(6月4日、米白川公園) 主な内容 市地域福祉計画を改定………………P2~3      市消防演習が盛大に開催される……P6~7 2~3ページ 互いが自然に助け合うまちにしよう 市地域福祉計画を改定  近年、急速な少子高齢化や核家族化の進行に伴い、価値観や生活様式が多様化するなど、地域社会を取り巻く環境が大きく変化しています。また、平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、災害時の要援護者への地域での支援・連携体制が課題となりました。そこで、市は、福祉関係部門の基本計画である「市地域福祉計画」の見直しを行いました。今回は、25年4月に改定した計画の概要を紹介します。 ■ 進む市の少子高齢化  全国的に少子高齢化が進んでいますが、本市はどのように推移しているでしょうか。市の年齢3区分別総人口と、その割合の推移を下の表に示します。  下表からは、総人口が年々減少していることが分かります。また、年少人口割合(15歳未満の人口割合)が低下する一方、高齢者人口割合(65歳以上の人口割合)が高くなり、本市でも少子高齢化が進んでいます。  なお、表にはありませんが、1世帯当たりの人数も減少傾向にあり、平成22年には、3人となっていて、核家族化も進行しています。 ■ 課題を受けて見直し  このように、少子高齢化や核家族化が進む中、23年3月には東日本大震災が発生し、災害時の安否確認や要援護者への地域での支援体制が大きな課題となりました。  これらのことを踏まえ、市は、20年に策定した「市地域福祉計画」について、これまでの福祉施策の展開の評価・検証を行うとともに、近年の社会情勢の変化や制度改革に対応した計画へと見直しを行いました。  本計画は、「地域力を活用した福祉の推進」をキーワードにしており、市総合計画基本構想の基本目標の一つである「健やかな、創造性あふれる人材のまちづくり」を推進する福祉関係部門の基本的な計画となっています。  なお、今回改定した本計画は、25~29年度の5年間を計画期間とし、必要に応じて見直しを行う予定です。 ■ 基本理念と基本目標  市地域福祉計画と福祉に関連する計画・指針などとの関係は、左図のとおりです。  市地域福祉計画は、『人と人とが自然に助けあうまちづくり』を基本理念とし、4つの個別計画などに共通する理念と地域福祉を進めていくための方向を示しています。  また、市社会福祉協議会の「地域福祉活動計画」、盛岡北部行政事務組合の「第5期介護保険事業計画」と連携を図り、推進していきます。  計画の基本目標は、次の3つです。 ①福祉サービスで安心して暮らせるまちづくり  近年、福祉サービスは、利用者が主体となってサービスを選択して利用する仕組みに変化しました。  利用者主体の福祉サービスを提供するための基盤整備を進め、相談支援・情報提供体制の充実を図ることが必要です。 ②地域で共に支えあうまちづくり  従来のように、限られた人の保護・救済にとどまらず、互いに支え合い、誰もが家庭や地域でその人らしくいきいきとした生活を送ることができる地域福祉を目指します。  また、災害時の一人暮らし高齢者など援護を必要とする方への支援のため、日頃から隣近所の支え合いや見守りを行うなど、地域力を活用した地域福祉の推進を図る必要があります。  さらに、ボランティアやNPO活動などの推進と、その活動を支援する仕組みづくりが必要です。 ③思いやりの心で楽しく暮らせるまちづくり  お互いを尊重する思いやりの心を持ち、地域での触れ合いを通し、福祉の輪を広めていくことが大切です。  地域に暮らしていて楽しいと思えるまちづくりを、行政と市民の皆さんで進めていく必要があります。 ■ 皆さんの意見を反映  本計画の改定に当たっては、市民の皆さんを対象としたアンケート(24年1月と4月に実施)や、原案に対して意見を聴くパブリックコメント(25年1~2月実施)を行いました。  計画は、市のホームページで公開しています。冊子を希望される方は、地域福祉課福祉総務係(内線1165)まで連絡願います。 4ページ 推薦団体からの申し出で 市農業委員会委員が交代  市農業委員会委員のうち、選任委員2人が、推薦団体からの申し出により、交代となりました。  新岩手農業協同組合から推薦の委員は、髙橋光廣さん(61)=向村=、盛岡地域農業共済組合から推薦の委員は、遠藤美満さん(70)=中村=です。 人権擁護委員に村瀬さん 悩み事の相談に応じます  人権に関する悩み事などの相談に応じる人権擁護委員に、村瀬誠さん(65)=柏台=が再任されました。任期は、7月1日から平成28年6月30日までです。  相談日など詳しくは、市民課戸籍住民係(内線1131)まで。 7月21日日曜日は参議院議員通常選挙投票日  7月21日日曜日は、任期満了に伴う第23回参議院議員通常選挙の投票日です。選挙は、政治に私たちの意思を反映させる大事な機会です。棄権することなく、貴重な一票を投じましょう。 【市で投票できる人】  平成5年7月22日までに生まれた人で、平成25年4月3日までに市に住民登録し、投票日まで引き続き住んでいる人 【投票日時】  7月21日日曜日、午前7時から午後6時まで(入場券に書かれている投票所で投票してください) 【代理・点字投票もできます】  体が不自由などのため、自分で投票できない人は、投票所の係員に申し出てください。係員が代筆します。目が不自由な人は、点字による投票ができます。 【当日投票できない人は】 ①期日前投票  仕事や旅行などで当日投票することができない人は、期日前投票をすることができます。 ■場所・期間 西根地区市民センターは、7月5日金曜日から20日土曜日まで。松尾総合支所と安代総合支所は、7月13日土曜日から20日土曜日まで  ※入場券をお持ちの上、お越しください。 ■時間 午前8時半から午後8時まで ②不在者投票  病院や老人ホームなどに入院・入所中の人や、仕事などで市外に滞在中の人も、手続きをすると不在者投票をすることができます。 ※投票用紙の請求や郵送など、手続きには日数がかかりますので、お早めに問い合わせの上、手続きください。 【開票】 ■開票開始日時 7月21日日曜日、午後8時から ■場所 西根地区体育館  詳しくは、市選挙管理委員会事務局(内線1226)まで。 5ページ 100歳おめでとうございます 高橋 サキ さん 大正2年6月2日生まれ =鹿野=  高橋サキさんの長寿祝い金贈呈式が6月3日、自宅で行われ、花束を受け取った髙橋さんは、「ありがとうございます」と、にっこり微笑みました。  高橋さんは、農業を営みながら、子ども9人を育てあげました。孫15人、ひ孫19人にも恵まれ、毎年お盆に開く親族の食事会を楽しみにしています。 古川 キツ さん 大正2年6月11日生まれ =湯沢=  古川キツさんの長寿祝い金贈呈式が6月11日、自宅で行われました。  古川さんは、ゲートボール大会などによく参加していたそうで、「初めて会う人とも競技できたのが楽しかった」と、思い出を語りました。長寿の秘けつを家族の方に伺うと、「自分でやれることは、自分でやることです」と、答えてくれました。 佐々木 功憲 さん 大正2年6月19日生まれ =下町三区=  佐々木功憲さんの長寿祝い金贈呈式が6月19日、自宅で行われ、家族や関係者が長寿を祝いました。  佐々木さんは、昭和42年9月から54年7月まで旧安代町の助役を務められ、長い間、町政に携わってこられました。書道や絵をたしなんでおり、自宅には、佐々木さんの作品などが飾られています。 佐々木 ミヱ さん 大正2年5月24日生まれ =高宮=  佐々木ミヱさんの100歳を祝う会が6月27日、特別養護老人ホームむらさき苑で開かれ、用意されたバースデーケーキのろうそくを孫、やしゃごと一緒に消しました。  佐々木さんは、普段から喜怒哀楽がはっきりしていて、茶目っ気があり、施設の職員を笑顔にさせているそうです。 6~7ページ 市消防演習が盛大に開催される 日頃の訓練成果を見事に披露  市消防演習が6月23日、松尾総合運動公園で行われました。  当日は、市消防団の団員500人と市婦人消防協力隊の隊員150人が参加。開会式では、統監の田村正彦市長が、「災害から市民の生命や財産を守るための団員、協力隊員の日頃の活動に感謝する」と訓示を述べました。  演習は、団員の観閲と機械器具の点検から開始。それに続き、部隊訓練や幼・少年消防クラブの演技が行われました。その後、県防災ヘリコプター「ひめかみ」による救助訓練やポンプ操法訓練、分列行進が行われ、観覧者の注目を集めていました。  また、長年、消防防災に携わった団員などが表彰されました(下表)。 表彰された団員など(敬称略、内容を抜粋して掲載) ■県消防協会岩手地区支部長表彰 ◆功労賞 第6分団、班長、伊藤義文      班長、藤原税 第11分団、副分団長、佐々木 守      部長、斉藤久      班長、遠藤悦治 第14分団、班長、田村光行 第31分団、副分団長、立花貴人      部長、畠山和実      班長、畠山稔 第32分団、部長、齋藤啓志      班長、齋藤伸吾 第33分団、副分団長、米川明彦      班長、泉山和豊 第34分団、班長、工藤輝樹 第35分団、部長、角舘隆博      班長、山本専一 ■市長感謝状 ◆消防防災協力感謝状 松村 茂夫=北村=(防火水槽の用地を提供いただきました) ◆退職消防団員(10年以上勤続) 第3分団、分団長、伊藤一夫      班長、畑山政信      団員、佐々木保夫 第6分団、分団長、加藤正 第7分団、分団長、伊藤鉄男      部長、渡辺憲三 第10分団、分団長、八角善悦 第11分団、班長、遠藤二三      班長、遠藤岩男 第16分団、分団長、工藤勝彦 第27分団、副分団長、田中秀明 第28分団、分団長、佐藤和典 第29分団、分団長、齋藤剛 第31分団、副分団長、村松秀樹      班長、立花泰博 第32分団、分団長、畠山力男 ラッパ隊、分団長、津志田六郎 ■市長表彰 ◆永年勤続功労賞(勤続30年以上) 本部、分団長、菊池賢一 第2分団、部長、松村敏幸 第3分団、分団長、佐々木和彦 第5分団、分団長、工藤盛雄 第6分団、団員、遠藤和義 第7分団、副分団長、吉田文人 第10分団、班長、髙橋茂      団員、八角眞光 第11分団、団員、伊藤正一      団員、佐々木昇 第12分団、班長、伊藤一 第13分団、副分団長、畠山政廣      班長、本堂文夫      団員、小野寺良男 第18分団、分団長、田村誠康 第19分団、副分団長、米田直光 第32分団、分団長、齋藤芳徳 第36分団、部長、山本敏市 市消防訓練大会の結果  市消防訓練大会が6月9日、松尾総合運動公園で行われました。  競技の各部門の順位は、次のとおりです。 ■自動車ポンプの部 1位 第22分団 2位 第35分団 3位 第11分団 ■小型動力ポンプの部 1位 第28分団 2位 第35分団 3位 第33分団 ■規律訓練の部 1位 第9小隊(第27・29・31分団) 2位 第11小隊(第33・34・35・36分団) 3位 第3小隊(第8・9・10分団) 8~9ページ 盛岡ナンバー導入に 取り組んでいきます  市は、盛岡市からの提案を受け、市民アンケートの結果や関係団体の意見を参考として、自動車のご当地ナンバー「盛岡」の導入に参加することを決定しました。  盛岡ナンバー導入に参加するのは、盛岡広域圏8市町村のうち、本市をはじめ、盛岡、滝沢、矢巾、紫波の5市町村です。6月6日に、これら5市町村と滝沢村を除く4つの市町商工団体を構成員とする盛岡ナンバー導入推進協議会(会長=谷藤盛岡市長)が設立され、6月10日に岩手県に対し、盛岡ナンバー導入の要望書を提出しました。  今後は、同協議会が中心となって盛岡ナンバー導入に向けて取り組んでいきます(左の表のとおり)。  詳しくは、市長公室総合政策係(内線1211)まで。 盛岡ナンバー導入の参加について  全体では、「岩手」がわずかに上回っていますが、運転者に限ると「盛岡」が上回ったため、総合的に判断し、盛岡ナンバー導入に参加することにしました。 ◆盛岡ナンバー導入に期待する効果  盛岡ナンバーを付けた自動車が、「走る広告塔」として全国津々浦々を走行することにより、盛岡広域圏の知名度向上が図られます。それをきっかけに、北東北3県の交流拠点を目指す盛岡広域圏の観光や産業のさらなる振興、経済の発展が期待されます。 ◆新ナンバープレートへの移行について  盛岡ナンバーが導入された場合は、新規に自動車登録する際や移転登録などの際に、順次ナンバープレートが変更されます。それまでの間は、現在の岩手ナンバープレートを使用することになります。また、希望により新ナンバープレートへの交換も可能です(この場合は、手数料がかかります)。 緊急 岩手警察署管内で死亡事故が多発 交通安全への意識を高め、事故を防止しよう  岩手警察署管内(本市、岩手町、葛巻町)では、平成25年に入ってから、交通死亡事故が5件発生しており、5人の尊い命が失われています。このうち、高齢者の方が関係する事故は3件で、3人の方が亡くなられています。  市内で発生した交通死亡事故2件も、全て高齢者の方が関係しています。次のことを確認し、事故に遭わないように気を付けてください。 ■市内で発生した交通死亡事故の多くは、自宅の周辺で発生しています。慣れた道でも、安全確認を怠ると、思わぬ事故に遭うことがあります。十分安全を確認し、安全運転に努めましょう。 ■農作業車は、普通自動車に比べて安定性に欠けるため、少しの操作ミスが大きな事故につながります。作業前には安全点検を行い、急なハンドル操作や無理な方向転換などはやめましょう。 ■自転車も自動車と同じく「車両」です。自転車を利用する際は、車道の左側を走行しましょう。また、自動車と同じく交通ルールを守り、安全に自転車を利用しましょう。  詳しくは、市民課地域安全係(内線1122)まで。 国民年金保険料の免除申請をお忘れなく  国民年金には、経済的な理由などで保険料(25年度は15,040円)の納付が困難な人のため、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」があります。  この制度を利用すると、保険料が免除されたり、後で納められる期間が長くなったりします。  現在、25年度分(25年7月から26年6月まで)の申請を受け付けています。 ※24年度分(24年7月から25年6月まで)の申請は、8月1日木曜日まで受け付けています。  申請に必要なものは、次のとおりです。 ▶印鑑 ▶年金手帳 ▶退職(失業)した方は雇用保険受給資格証明書や雇用保険被保険者離職票の写し  また、学生納付特例(学生で本人の前年所得が一定以下の場合、納付が猶予されます)は、随時、受け付けています。  詳しくは、市民課国保年金係(内線1132)または盛岡年金事務所(電話番号019-623-6211)まで。 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位) ◎県高等学校総合体育大会 ▪相撲(6月1日、盛岡市・県営武道館相撲場) ▽団体①平舘高校 ▽個人選手権①松浦智哉(平舘高校2年) ▽80㌔未満級②斎藤優也(平舘高校1年)③遠藤翔太(平舘高校1年) ▽80㌔以上100㌔未満級①西野明河(平舘高校1年)②髙橋直也(平舘高校1年) ▽100㌔以上級①松浦智哉②上平晴輝(平舘高校1年)③髙橋和優(平舘高校1年) ▽1年生①髙橋和優②上平晴輝③髙橋直也 ▪登山(5月31日~6月2日、裏岩手連峰) ▽女子学校対抗①盛岡一高(新里亜子【1年、西根中卒】ほか) ◎岩手県民体育大会 ▪カヌー(6月2日、盛岡市・御所湖広域公園漕艇場ほか) ▽少年スプリントカヤックシングル①齊藤弘希(不来方高校3年、安代中卒) ◎第45回東北高等学校選手権大会 ▪自転車(6月14・15日、紫波町・紫波自転車競技場) 【女子】▽2000㍍個人追い抜き⑤斎藤莉星(盛岡農業1年、西根第一中卒) ◎県中学校総合体育大会岩手地区大会(6月15~17日、市総合運動公園体育館ほか) ※太字は7月20日から開催される県大会に出場 ▪バスケットボール 【男子】③西根中③西根第一中 【女子】③西根中 ▪サッカー①西根中 ▪軟式野球③松尾中 ▪バレーボール 【男子】②西根中 【女子】③西根中 ▪ソフトテニス 【男子】▽団体①西根中③安代中③西根第一中 ▽個人①遠藤嘉之・本間和也組(西根中3年)②佐藤達弥・小山田美人組(安代中3年)③菊池響希・小野寺博紀組(西根中3年、2年)③佐々木槙史・伊藤広貴組(西根第一中3年) 【女子】▽団体①松尾中③西根第一中 ▽個人①工藤彩美・髙橋りりか組(松尾中3年)②鈴木柚利奈・田村奏組(松尾中3年)③古川智梨・髙橋蒼組(松尾中3年)③杣澤弓乃・藤田つぐみ組(松尾中3年)③伊藤彩貴・田村千波組(西根第一中3年、2年) ▪卓球 【男子】▽団体③西根第一中 ▪ソフトボール①松尾中 ▪柔道 【女子】▽団体①西根第一中 ▽個人②佐々木彩美(西根第一中2年) ▪剣道 【男子】▽個人⑤松村一輝(西根中3年) ◎CALDELA TRAIL【カルデラトレイル】(6月9日、七時雨山ほか) 【男子】②高橋伸也(八幡平市役所)《記事は13㌻に掲載》 10~11ページ 各課からのHOTLINE 国保税の納税通知書を7月中旬に発送します ●詳しくは税務課市民税係(内線1248) ■国民健康保険税とは  国民健康保険(国保)は、病気やけがをした時に安心して医療が受けられるように、加入者が国保税を出し合い、お互いに助け合う制度です。皆さんが安心して医療を受けるための大切な財産です。 ■納税通知書は7月中旬に発送します  国民健康保険は、加入者一人一人が被保険者ですが、保険料は世帯ごとに算定します。納税通知書は、国保に加入している方の世帯の世帯主宛てに送付します。 ■加入、脱退など資格に異動があるとき  国保税は、国保資格の異動届け出に基づいて計算されますので、社会保険など他の健康保険に加入した時や脱退した時には、14日以内に届け出が必要です。就職や退職したことにより自動的に切り替わるものではありませんので、市民課の窓口で忘れずに届け出をしてください。 ■昨年の収入状況の申告がお済みでない方へ  国保税は前年の所得を基に計算しているため、確定申告などによる収入状況の申告が済んでいないと、正しい算定ができない場合や、軽減が受けられない場合があります。収入の有無に関わらず、加入者全員(国保に加入していない世帯主の方も含みます)の申告が必要です。 ■事情により納付が困難な方はご相談を  災害や疾病、失業など、やむを得ない事情がある場合は、分割納付や減免などの相談を行っています。お早めにご相談ください。 ■問い合わせ先  国保の資格に関することは市民課国保年金係(内線1132~1136)、国保の税額に関することは税務課市民税係(内線1248)、納付のご相談は税務課収納整理係(内線1254~1256)までお問い合わせください。 後期高齢者医療制度の新しい保険証送ります ●詳しくは市民課国保年金係(内線1135) ■新しい保険証に切り替わります  後期高齢者医療制度の被保険者の方へ、7月下旬から新しい保険証を送ります。  現在お使いの保険証は、平成25年7月31日で有効期限が終了しますので、8月1日からは今回送付する新しい保険証をお使いください。  8月になっても保険証が届かない場合は、市役所市民課国保年金係へご連絡ください。 ■減額認定証も更新します  有効期限が平成25年7月31日の減額認定証をお持ちの方で、世帯全員の所得の状況が確認でき、8月以降も対象となる方(住民税が非課税の世帯に属する被保険者)には、7月末までに、市から新しい減額認定証を送ります。  なお、新たに減額認定証の交付を希望する方は、対象条件を確認のうえ、市役所市民課または各総合支所地域振興課で申請してください。 ※「限度額適用・標準負担額減額認定証(減額認定証)」とは?  25年度住民税非課税世帯に属する被保険者の方が医療機関を受診される場合、保険証と減額認定証を一緒に提示すると、窓口での医療費の支払いが自己負担限度額まで減額になります。これは、外来、入院のどちらに対しても適用されます。  入院した場合は、食事代の負担額も減額になります。 成人の風しん予防接種費用の一部助成します ●詳しくは健康福祉課健康推進係(内線1172)  市は、風しんの流行や生まれてくるお子さんの「先天性風しん症候群」の発生を防ぐための緊急対策として、成人の風しん予防接種費用の一部を助成します。 ■助成対象者 市内に住所を有し、次の全ての条件に該当する人 ▶昭和39年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた人で、風しんにかかったことがない。 ▶風しんの予防接種を受けたことがない。 ※妊娠中、妊娠している可能性のある人は除く。 ■助成金額(助成は一人1回のみ) ▶風しん単抗原ワクチン 3,000円 ▶風しん麻しん混合ワクチン 5,000円 ※予防接種の料金は、各医療機関によって異なりますので、各自でご確認ください。 ■助成対象期間(申請受付期間) 平成25年4月1日から26年2月28日まで ■申請先 健康福祉課 ■申請方法 次の書類を提出し、申請してください。 ①予防接種の領収書(風しん予防接種と記載されているもの)または領収を証明する書類、②予防接種済書または予防接種済を記録した母子健康手帳、③預金通帳(本人名義の通帳)、④印鑑、⑤申請書兼請求書(来庁時に記入いただきます) ※4月以降、既に予防接種をした方も申請できます。 光通信サービスエリア提供開始と拡大が決定 ●詳しくは市長公室情報統計係(内線1214)  市は6月3日、NTT東日本岩手支店に対して安代局管内の光ファイバー通信サービスエリア拡大を求める要望書を提出しました。その結果、同地区において、下の表1のとおりサービスの提供が開始されることが決定しました。  また、松尾地区の一部地域で、表2のとおりサービス提供エリアが拡大されます。 ■提供品目 フレッツ光ネクストおよびフレッツ光ライト  ■受け付け 6月13日木曜日から開始しています。 ■電話などによる申し込み・問い合わせ先 NTT東日本(電話番号0120-116116) ホームページURL http://flets.com/  なお、田山地区については、利用希望調査を行った結果、皆さんから寄せられた利用希望件数が少なかったため、今回、安代局管内の光通信サービスの提供と同時に開始できませんでした。  市は、引き続き需要の掘り起こしに努め、今後もNTT東日本に対して田山地区の光通信サービスエリアの拡大に向けて働きかけていく予定です。 12~13ページ 話題ピックアップ にぎわい見せた焼走り 2013熔岩流まつり&旧車ミーティングin八幡平  2013熔岩流まつり&旧車ミーティングin八幡平が6月16日、岩手山焼走り国際交流村特設会場で開催されました。  会場には、旧車やスポーツカーなど約200台を展示。訪れた人たちは、エンジンルームをのぞき込みながら、思いを語り合っていました。また、熔岩流まつりでは、「6ぴきのこぶたレース」が開催され、参加した子どもたちは、自分が選んだ番号の子豚をゴールへ誘導しようと奮闘していました。 新緑満ちる登山を満喫 七時雨山山開き  新日本百名山や東北百名山に数えられる七時雨山(1,063㍍)の山開きが6月2日、田代平登山口で開かれました。  当日は、関係者ら約40人が安全祈願を行った後、田村正彦市長から登山隊に市旗とピッケルが手渡され、参加者は登山口を出発。当日は天気にも恵まれ、新緑に囲まれた登山道に多くの人が列をなしていました。山頂に到着した登山者は、万歳三唱で登頂を祝い、眼下に広がる雄大な風景を楽しみました。 自然豊かな野山を疾走 七時雨マウンテントレイルフェス  七時雨マウンテントレイルフェスが6月8、9の両日、七時雨山周辺で行われました。  同フェスは、今回が初開催。8日は、田代平高原を会場に、引き馬体験や市内外の店舗が出店した「グランマルシェ」が開かれ、訪れた人を歓迎しました。9日は、七時雨山や鹿角街道などを舞台に約19㌔の山道を走る「トレイルラン」が開催され、234人の選手が、自然豊かな野山の中をさっそうと駆け抜けました(市内出場者の入賞者は9㌻に掲載)。 歌と音色が山々に響く 残雪の裏岩手連峰開山祭  残雪の裏岩手連峰開山祭が6月16日、松川温泉河畔広場で開催されました。  当日は、西根中学校生徒や岩手大学の学生がそれぞれ合唱を披露。自然生態系の保護をうたったトレイルの誓いを参加者全員で斉唱したほか、花巻東高校吹奏楽部によるアルプホルンやひらやまよりこさんのアルパ演奏が山々に響き渡りました。また、大槌町出身の歌手・臼澤みさきさんのミニライブも開かれ、会場は盛り上がりを見せました。 世代間を結ぶ合唱の輪 ひがし童謡唱歌を歌う会  ひがし童謡唱歌を歌う会が6月1日、旧東大更小学校体育館で初開催されました。  当日は、地域の方々約40人が参加。同会の松舘巖会長(83)=山子沢=のピアノ演奏に合わせ、「夕焼け小焼け」「あの町この町」などを合唱しました。参加した佐藤樹莉亜さん(大更小5年)は、「初めて聞く歌もありました。また参加してみたいです」と笑顔で語りました。同会は、毎月第1・3土曜の午前10時から正午まで開かれています。 すなっぷギャラリー 松野小3年の児童13人が社会科見学で市役所を訪れました(6月19日、市役所本庁・市長室) 下町町内会が岩手警察署から「鍵掛けモデル地区」に指定されました(6月4日、八幡平幹部交番) 市商工会女性部が「花いっぱい運動」に合わせ寄せ植えづくり(6月10日、サラダファーム内) 釜石市の「シルバー釜石」を招き野球の交流試合を開催(6月1日、中山グラウンド) 安代小児童36人が約5万4,000匹のアユの稚魚を放流(6月14日、安比川) 14ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 内線1173、市役所健康福祉課 日本脳炎の予防接種はお済みですか ■適切な予防接種を受けよう  日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染により、突然の高熱・頭痛・嘔吐・意識障害およびけいれんなどの症状を起こす急性脳炎です。しかし、適切に予防接種を受けることで、予防が可能な病気でもあります。  標準的な接種回数と間隔は、次のとおりです。 ▼『1期(初回)』 3歳に達した時から6~28日の間隔で2回接種します。 ▼『1期(追加)』 1期(初回)の2回目からおおむね1年後に1回接種します。 ▼『2期』 対象時期に個別通知します。 ※『1期(初回・追加)』については、母子健康手帳を確認し、未接種のものがある場合は、7歳6カ月までに接種しましょう。 ■個別に接種の勧奨をします  日本脳炎の予防接種については、平成17年度から積極的な勧奨を差し控えてきましたが、現在は通常通り受けられます。この期間に接種機会を逃した方には、接種勧奨を個別に通知しています。  25年度は、平成7年4月2日~平成11年4月1日生まれの方に、2期の接種について勧奨通知を出しています。接種状況によって接種方法が違いますので、ご注意ください。 ※平成11年4月2日~平成19年4月1日生まれの方で、まだ『1期(初回・追加)』の接種が終わっていない方は、できるだけ早めに接種しましょう。  予防接種に関する詳しい情報は、担当までお問い合わせください。 子育てNEWS 内線1154、市役所地域福祉課 子ども・子育て支援制度って何?  「子ども・子育て支援制度」とは、平成24年8月に成立した「子ども・子育て支援法」「認定こども園法」「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律」の子ども・子育て3法に基づく制度のことをいいます。  制度の主な内容と取り組み内容 質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供→幼児教育と保育を一体的に提供する「認定こども園制度」の改善を目指すこととされています。 保育の量的拡大と確保→地域のニーズを踏まえ、少人数の子どもを預かる家庭的保育や小規模保育への財政支援を行うことで多様な保育を充実させ、受け入れられる人数を増やすこととされています。 地域の子ども・子育て支援の充実→全ての子どもを対象に、親子が交流できる拠点を増やすなど、地域のニーズに応じた子育て支援の充実を目指すこととされています。  国では、27年度から『子ども子育て新制度』の本格的なスタートを目指しています。市でもこの制度に基づき、子ども・子育て支援事業計画を策定する予定です。 15ページ 教振のススメ④ ◆ 運動内容の変遷 ◆  教振が始まったのは、東京オリンピックの翌年の昭和40年。もうすぐ50周年となります。  当時は、現在、親御さんたちを悩ませているゲーム問題などは想像もできない時代でした。その後、運動の内容は、子どもの置かれている社会状況に応じて変化してきました。 【運動の開始当時】  「学力向上」を目指し、家庭の勉強机・勉強部屋の確保や読書の推進運動 【昭和50~60年代】  「健全育成」「健康安全」を柱に、あいさつ運動や美化運動、体力づくり運動を実施 【現在】  子どもたちに生涯学習の基礎を身につけさせるとともに、いわゆる「生きる力」をバランスよく育むため、地域の特色を生かしたさまざまな体験活動などが取り入れられ、地域の方々の支援を受けて幅広い実践を展開中 ◆ 復興教育を加えた活動 ◆  今年度は、今までの3つの観点(「学力の向上」(知)、「健全育成」(徳)、「健康と安全」(体))に加え、「復興教育」を掲げています。  この「復興教育」は、被害が少なかった内陸部の子どもたちにも、被災した人々の心身の痛みに寄り添う心を育む取り組みや、自然災害に対応できる能力を身につけさせる指導などがそれぞれの学校の特色を生かして行われています。 楽しいこと 見い~つけた No.3 安代地区公民館  安代地区公民館は、付近に市立博物館や安比塗漆器工房があり、市役所安代総合支所に隣接しています。  公民館では、移動図書館車「りんどう号」を運行しています。毎月第2火曜に荒沢地区、第2水曜に田山地区を回り、絵本や小説、料理本など約500冊の図書を貸し出しています。さまざまな種類の本を取りそろえており、希望する本のリクエストなども受け付けできますので、ご利用ください。  また、毎年秋ごろには、幼児を対象とした「わくわくちびっこ劇場」という人形劇を開催しています。公民館ホールで上演しており、親子で楽しめる内容となっていますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。  詳しくは、安代地区公民館(電話番号72・2111、内線3510)まで。 16ページ 博物館だより ◆企画展「原敬、小山田佐七郎を想う」を開催中  現在開催中の企画展で紹介している小山田佐七郎は、早くから原敬の才能に気付き、高く評価していました。原敬と恩師・小山田先生との交流をぜひ、この企画展を通してご覧ください。 企画展の詳細 ■期間 7月31日水曜日まで ■入館料 大人200円、高校生以下100円 ■休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合、翌平日)  なお、「あしろ花hanaフェスタ」の開催期間中(7月5日~7日)は、入館料が無料になります。 ◎特別講演会 「原敬、小山田先生を想う~原敬の学び」  原敬記念館の元館長である市教育委員会教育長が、ユーモアを交えながら、原敬と小山田佐七郎の交流や関係について講演します。皆さんの来館をお待ちしています。 ■講師 市教育委員会 遠藤健悦教育長 ■日時 7月27日土曜日、午後1時半から3時まで ■会場 市博物館映像学習室 ※参加は、博物館に事前に申し込みください。 ◎展示解説会  当館学芸員が、分かりやすく展示内容の解説をします。 ■期日 7月7日日曜日、7月21日日曜日 ■時間 午後1時から30分程度 ■解説 当館学芸員 ※参加は、当日の申し込みで構いません。 ◆夜の博物館を楽しもう「ナイトミュージアム」  8月11日日曜日の夜は、博物館を特別に開館します。  昼とは違う博物館の雰囲気を感じてみませんか? さまざまなイベントも企画中です。ご家族皆さんでご参加ください。 図書館だより 「読書マラソン」参加者を募集中です  読書マラソンを開催します。読んだ本のレシートをつづり、読書記録をつくります。期間中に何冊読めるか挑戦してみませんか。 ■期間 7月20日土曜日から平成26年1月9日木曜日まで ■部門 ①幼児読み聞かせの部②小学校低学年の部③小学校高学年の部④大人の部(中学生以上) ■申し込み 7月20日土曜日までに図書館へ申し込んでください。 「夏の映画会」を楽しんでみませんか  夏の夜、みんなで映画を楽しみましょう。 ■日時 7月26日金曜日、午後7時半から ■場所 市立図書館駐車場 ※雨天時は、お話室での上映となります。 ※夜間の行事ですので、必ず保護者同伴で参加してください。 「夏休み工作教室」でリサイクル工作  身近な材料を利用したリサイクル工作教室です。 ■日時 8月5日月曜日、午後1時から ■場所 市立図書館会議室 ■対象 児童12人(低学年は、親子で参加してください) 「子ども図書館体験」で思い出づくり  図書館の仕事を体験してみませんか。夏休みの自由研究にもご利用ください。 ■日時 8月12日月曜日、午前10時半~午後3時半 ■場所 市立図書館 ■募集人数 10人程度(対象は小学3年生以上) ※昼食を持参してください。 第59回青少年読書感想文全国コンクール・第46回岩手読書感想文コンクール課題図書展 7月20日土曜日から8月中旬まで、児童開架室に展示 17ページ よろこびおくやみ 健やかに ◎男の子 石井 春瑠(政栄・恵利/帷子) 山本 海輝(真太郎・真菜実/舘沢) 田村 柚樹(日出人・沙和子/寺田新田) 関 新(善幸・夏未/兄川) ◎女の子 渡邉 麻未(明彦・二美代/上平笠) 田村 結愛(智幸・明美/五百森) 吉田 悠愛(拓郎・聖利菜/南寄木) 又重 結絆(伸吾・育子/金沢) お幸せに 田村 智成/寺田、水島 優/大阪府 松本 光平/駅前二区、髙橋 真梨/野駄 伊藤 一成/南寄木、滝川 理子/寄木新田 安らかに 吉田 サン   89歳 南平笠 伊藤 歌子   85歳 舘腰 遠藤 勇     87歳 舘腰 藤川 藤男   88歳 曲田横間 小笠原 政壽   72歳 松尾 垣下 ナカ   90歳 野駄 遠  フツエ  89歳 北村 工藤 ヨシミ  86歳 高宮 工藤 光作   71歳 野駄 山口 泰明   69歳 中関 田村 善吉   79歳 松久保 本宮 トメ   92歳 荒屋 山本 ソヨ   92歳 苗石田 八幡 謙吉   95歳 苗石田 工藤 サダ   92歳 金沢 田村 芳幸   63歳 荒木田 石羽根 万次郎 86歳 南寄木 小山田 金次郎 90歳 五日市1区 遠藤 忠作   78歳 上町 三浦 與惣吉  80歳 大石平 髙橋 ナホ   92歳 椛沢 佐々木 カネ  84歳 白屋  工藤 タネ   85歳 畑2区 伊藤 久夫   62歳 舘腰 佐藤 サダ   87歳 下町二区 髙橋 正    85歳 北村 遠藤 定見   73歳 帷子 工藤 サワ   92歳 中村 佐々木 喜三郎 87歳 土沢 畠山 ト子   84歳 細野  高橋 祐一   45歳 畑 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【5月30日現在 ( )は前月比】 西根地区、16,994人(15人減)、 6,258世帯(10世帯増) 松尾地区、6,273人(2人減)、 2,361世帯(増減なし) 安代地区、4,988人(8人減)、 1,890世帯(4世帯増) 合計、28,255人(25人減)、 10,509世帯(14世帯増) 男性、13,615人(11人減) 女性、14,640人(14人減) 出生11件、死亡36件、転入53件、転出53件 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、3件、累計23件 物損事故、33件、累計293件 負傷者、6人、累計33人 死者、0人、累計1人 飲酒運転、0件、累計3件 火災、1件、累計5件 救急、80件、累計475件 広報クイズ No.94 市地域福祉計画の基本理念は何でしょう? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 7月29日月曜日 消印有効 ◎第93回の正解 市長選挙 ◎応募者数 15人 ◎正解者数 15人 ◎当選者 遠藤ミエ子さん(西根寺田)、中村真紀子さん(松尾寄木)、工藤祐希さん(松尾) 18~19ページ お知らせ ハチの巣を見掛けたら 駆除は土地の所有者で  夏から秋にかけ気温が高くなると、ハチの活動が活発になります。  市は、ハチの巣の駆除を行っていませんので、その土地の所有者または管理者で対応願います。  なお、業者に依頼した場合の費用は、依頼者の負担になりますので、業者と十分打ち合わせをした上で駆除を依頼してください。  また、ハチの巣を見かけたら、次のことに注意してください。 ①巣にむやみに近づいたり、刺激したりしない、②匂いの強い化粧品や香水を控える、③巣の近くではジュースや果物などの甘いものの飲食を避ける、④服装は白っぽいものを選び、出来るだけ肌を露出しない、⑤ハチが近づいてきた時は、落ち着いて頭を隠し、低い姿勢を取る  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(内線1124、1125)まで。 幸せを見つけにJAの 婚活イベントへ参加を  JA新いわてでは、婚活イベントを開催します。 ■日時 ①9月7日土曜日、午後1時半から9時まで、②12月7日土曜日、午後6時から(両方参加可能な方) ■集合場所 ①盛岡駅西口(高速バス乗り場)※駅からはバスで移動、②未定 ■対象 ▷男性は、JA新いわて管内の青年部員の独身者、農業従事者、後継者▷女性は、JA新いわて管内の独身者 ■募集人数 男女とも10人(おおむね20歳から40歳まで) ■参加費 男性8,000円、女性5,000円 ※2回分合計の費用となります。 ■内容 陶芸、交流会など ■申込期限 7月31日水曜日  詳しくは、JA新いわて生活福祉部生活課(電話番号019-699-3352)まで。 怖いツツガムシ病 気を付けましょう  ツツガムシ病は、山林、川原、田畑などに広く生育するツツガムシの幼虫に皮膚を刺され、感染します。ご注意ください。 ■予防方法 ①山林などへ行く時は素肌を露出しない、②草の上に寝転ばない、③上着やタオルなどを草の上に放置しない、④帰った後は入浴し、体を洗う、⑤着ていた服は洗濯する  山林などに行ってから、1週間前後に発熱、発疹の症状が出た場合は、医療機関で受診し、訪れた場所について話をしてください。 最高裁判所の一般職 採用試験を行います  最高裁判所では、一般職試験(高卒者試験)を実施します。 ■対象官職 裁判所事務官 ■受験資格 4月1日現在、①高等学校または学校教育法に基づく中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者および26年3月31日までに卒業見込みの人、②最高裁判所が①に準ずるものと認める人 ■受付期間 7月16日火曜日から25日木曜日まで  詳しくは、盛岡地方裁判所事務局総務課(電話番号019-622-3352)まで。 若者のサポートを 自立・就活相談会  もりおか若者サポートステーションでは、15歳から39歳までの、就業に困難を抱えている若者や、コミュニケーションに不安を感じている若者の支援のため、相談会を行います。 ■日時 7月19日金曜日、午前10時から午後4時まで(要予約) ■場所 西根地区市民センター ■定員 10人  申し込みなど詳しくは、もりおか若者サポートステーション(電話番号019-625-8460)まで。 自らの命は自分で守る 防災などに関する教室  盛岡地方気象台では、小・中学生を対象に、「夏休み青空教室2013」を開催します。 ■日時 7月28日日曜日、午前10時から午後3時まで ■場所 岩手山焼走り国際交流村 ■内容 気象や防災についてのクイズ、防災指導車による地震体験  詳しくは、盛岡地方気象台(電話番号019-622-7869)まで。 サマージャンボで まちづくりに一役  ことしのサマージャンボ宝くじは、7月10日水曜日から8月2日金曜日まで発売されます。  賞金は、1等と前後賞合わせて5億円です。宝くじの収益金は、市町村の明るく住みよいまちづくりに使われます。 外でのレジャーの際は 落雷に注意しましょう  この時期は、気象状況が不安定で雷が発生しやすい季節です。ゴルフや登山などの際は、雷による感電事故に気を付けてください。   雷が聞こえたら、まだ遠いなどと自分で勝手に判断せず、いち早く安全な場所に避難しましょう。 市博物館友の会の 会員を募集します  市博物館では、友の会会員を募集します。 ■申込期限 8月9日金曜日 ■活動内容 歴史民俗学・自然科学に関する講演会や研修会、博物館に関連する事業への協力など ■年会費 一般会員2,000円、大学生会員1,000円  詳しくは、市博物館(内線3811)村上まで。 遊休農地の解消に向け 農業委員が農地を巡回  県農業会議では、農地法が制定されて60周年を迎えたことしから、毎年7月15日を「農地の日」と定めました。  市農業委員会でもこの日に合わせ、各地区の農業委員が農地パトロールなどを行いますので、ご理解とご協力をお願いします。  詳しくは、市農業委員会事務局(1282、1283)まで。 夏の夜をにぎやかに 麗峰苑夏まつり開催  麗峰苑夏まつりを開催します。 ■日時 7月25日木曜日、午後5時から8時まで(雨天決行) ■場所 特別養護老人ホーム麗峰苑敷地内(平舘13-1-1) ■内容 さんさ踊り、盆踊りなど  詳しくは、特別養護老人ホーム麗峰苑(電話番号64-1120)大町まで。 県立平舘高校同窓会で 思い出話に花咲かそう  平舘高校同窓会を開催します。 ■日時 7月27日土曜日、午後5時 ■会場 新安比温泉静流閣(電話番号72-2110) ■会費 5,000円(平成22・23・24年度卒業生は無料) ■申込期限 7月16日火曜日  申し込みなど詳しくは、平舘高校同窓会事務局(電話番号74-2610)まで。 所得税の予定納税 第1期分忘れずに  税務署では、所得税の予定納税が必要な人に、「予定納税額の通知書」を送付しています。 ■減額申請期限 7月16日火曜日 ■納付期限 7月31日水曜日  詳しくは、国税庁ホームページ(www.nta.go.jp)をご覧ください。 木地師の作品を集め 企画展を開催します  安比塗漆器工房では、「木地師の仕事」展を開催します。 ■期間 7月20日土曜日から8月4日日曜日まで ■内容 木工作品の展示販売など  詳しくは、安比塗漆器工房(電話番号63-1065)工藤まで。 放射線などの測定結果について  平成25年5月に測定した空間放射線量は、下表のとおりです。 5月放射線量測定結果 測定日は3カ所とも5月28日 測定区分は地上1メートル 本庁舎 10時半測定、0.05マイクロシーベルト毎時 松尾庁舎 10時55分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 安代庁舎 11時半測定 0.03マイクロシーベルト毎時  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(内線1124)まで。  また、調理した給食の放射性物質の測定を西根地区学校給食センターで行っています。  その結果、5月30日、6月6日・13日・20日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 おわびと訂正  広報はちまんたい6月6日号(№174)13㌻の話題ピックアップで紹介した八幡平ふるさと会・田村啓造会長の出身地に誤りがありました。おわびして訂正します。 誤 大更出身 正 平舘出身 今月の表紙 お魚さん大きくなってね  6月4日、田山保育所の園児18人が、約2,500匹のヤマメの稚魚を米代川に放流しました。  米代川漁協が、「川をきれいにすることへ興味を持ってほしい」と、稚魚を提供。園児たちは、「早く大きくなってね」「元気でね」などと声を掛けながら、バケツに入った稚魚を静かに川へと送り出しました。 ■編集後記 ▪編集後記  田頭小学校の田植え体験を取材しました。子どもたちの笑顔を撮影しようと意気込んで田んぼに入り、シャッターを切っていたのですが、バランスを崩して転倒、右半身が泥だらけに。カメラは何とか無事でしたが、写真はほぼ撮れず、今号に掲載できませんでした。田頭小の皆さん、申し訳ありません。▷その際、田んぼの近くのお宅からバスタオルを提供いただきました。本当にありがとうございました。(佐々木) 20ページ キラリ輝人④ 歴史の旅に赴いたような感覚を覚えました 第27回『曲水の宴』歌人 伊藤 幸子 さん イトウ・サチコ 67歳 =中平笠=   昭和21年生まれ。県歌人クラブ幹事を務め、北宴文学会編集委員やコスモス短歌会同人などにも名前を連ねる。また、毎週水曜、盛岡タイムスでコラム「口ずさむとき」を連載中。血液型B型のうお座  10代から歌を詠み始め、ことしで50年になる伊藤幸子さん。「5・7・5・7・7の短歌のリズムが心地いいんですよ」と、笑顔で語ります。  伊藤さんは、5月26日に平泉・毛越寺で開催された『曲水の宴』に、歌人として出演。「時と人と風景の接点の中に、自分が今立っているということのご縁のありがたさを感じました」と、当日の感動を振り返ります。  『曲水の宴』当日、会場には約3千人の観客が来場。ことしの歌題『歩』に対し、伊藤さんは、「おほてらのまろき柱の礎石のみ残るみそのをわが歩みゆく」と、短冊にしたためました。宮中歌会始の講師、近衛忠大氏や坊城俊在氏と共演できたことについて、「平安絵巻の貴公子の方々とご一緒に、浄土庭園を歩む日がこようとは思ってもみませんでした」と、顔をほころばせます。  伊藤さんは、創立7年目を迎える『八幡平短歌会』の講師も務めており、「10年目には、会員のこれまでの歩みをまとめた合同歌集を出版したいです。私は、一千年も前の古典文学も好きですが、戦災や震災など近い過去のことなども聞き、語り、書き残していきたいと思っています」と、今後の活動に夢を広げていました。