1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 4月号 Apr.2013 No.171 母校と地域に感謝し、子どもたちは新たな一歩 東大更小学校閉校記念碑除幕式(3月23日)【詳細は8~9ページ】 田山中学校閉校記念碑除幕式(3月24日)【詳細は10~11ページ】 2~5ページ 平成25年度 市長施政方針 市総合計画後期基本計画の 仕上げに向け着実な推進を  平成25年度八幡平市議会第1回定例会が、2月21日から3月22日まで市議会議場で開かれました。議会初日には、田村正彦市長が、25年度の施政方針について述べました。その一部を掲載します。  昨年12月に衆議院の解散総選挙が行われ、自民党、公明党の連立政権が再び誕生しました。新政権は、13兆円規模の大型補正予算を今国会に提出していて、当初予算と合わせて、切れ目のない経済対策を実行するとしています。しかしながら、国と地方の借金は、1千兆円を超えようとしていて、国・地方公共団体の財政運営は、引き続き非常に厳しい状況にあるものと言わざるを得ません。こういった状況の中、本市の財政状況は、合併以降、大幅に改善しています。  本市の将来像『農と輝の大地』の創造・実現のため、引き続き、5つの重点施策である『定住化の促進』『第1次産業の生産力向上』『大更駅周辺のにぎわい創出』『合宿の里づくり』『滞在型観光の推進』を中心として、事業を積極的に推進していきます。  平成25年度の主要な施策について、市総合計画に沿って項目別に申し上げます。 自然と共生する、快適な住環境のまちづくり ▪道路整備事業 市道八幡平温泉郷幹線、市道共新住宅線の事業完了を目指し、市道堀切線赤川橋など11路線も継続して整備していきます。 新規事業として、児童の通学の安全対策を図るため、県道大更停車場線など6路線の通学路について、測量設計や道路概略設計に着手します。 庁舎建設関連事業の市道南北線、市道永持1号線、市道交通広場線の3路線については、継続して事業を実施していきます。その他の路線については、生活道路として、緊急度や利用状況を踏まえながら、適切に整備を実施していきます。 ▪国道282号西根バイパス 平舘小学校前付近を中心に、改良工事に加え、電力柱などの移転補償が予定されています。 また、用地について、未契約の方と粘り強く話し合い、25年度も引き続き県と一体となり、積極的な取り組みを実施していきます。 ▪災害復旧事業 平成24年中に、舗装路面の凍上災害発生の現地災害査定を受け、採択された58カ所について災害復旧工事を実施していきます。 なお、豪雨時などの緊急体制に備え、万が一の災害時の対応にも努めていきます。 ▪除雪対策 県道の権限移譲路線も含め、車・歩道の約660㌔を除雪します。想定外の降雪を教訓とし、危機管理対策の検証を行います。 また、除雪機械の導入は、年次計画をもって整備していきます。 ▪水道事業 小屋の沢水源を活用した統合事業に着手し、水源施設工事、配水池の設計に取り組んでいきます。 さらに、上水道施設設備および簡易水道施設監視システム更新工事、庁舎建設関連事業の市道改良工事に伴う配水管の布設工事および老朽管更新事業ならびに国道282号西根バイパス道路改築工事に伴う配水管などの移設工事を実施します。 ▪汚水事業 公共下水道事業および農業集落排水事業は、西根地区および松尾地区の管渠整備と市内各処理施設の適正な維持管理を実施します。 その他の区域については、市が設置して管理を行う浄化槽市町村整備推進事業による浄化槽の整備と適正な維持管理を実施します。 ▪市営住宅 耐用年限が経過し、老朽化が著しい市営住宅について、建て替えや、実施設計を実施します。 ▪民間住宅 引き続き、民間木造住宅の耐震診断と耐震改修を行います。 また、25年度も引き続き、住宅リフォーム事業に市共通商品券の助成を行うほか、木造住宅の新築または増改築に対する助成を行うとともに、一定量の市産材を使用した場合には、上乗せ助成を行います。 ▪定住化の促進 恵まれた自然環境、子育て支援や就農支援をはじめとする本市の魅力を情報発信するとともに、地域おこし協力隊など民間の活力を生かしながら、心豊かな暮らしを送ることのできるまち「八幡平市」への定住を促進していきます。 ▪都市計画 大更駅周辺および隣接地域のまちづくり環境整備基本計画の都市計画道路大更駅前線と大更駅西口駅前広場の二つの事業に取り組みます。大更駅前線では、道路沿道を含めた測量と補償調査などを行い、地権者の方へ補償額などの概算額を示し、事業への参画と一層のご理解を高めていきます。また、駅前広場では、用地や補償の契約を行い、事業用地の確保に努めます。 ▪防災計画 地域防災計画の具体的行動マニュアルの作成、自主防災組織の立ち上げやマニュアルに基づいた訓練の実施のため、新たに防災専門官の採用を計画しています。 今後も地域防災の要となる消防団や、関係機関・団体と連携し、あらゆる事態を想定しながら、市民の生命と財産を守っていきます。 ▪防犯・交通安全 犯罪や事故のない安心安全な地域づくりを目指して、関係機関・団体との連携のもとに一体的な取り組みを展開します。 ▪環境衛生対策 環境基本計画前期行動計画の実践と推進を図るとともに、進捗状況を毎年度検証します。 新最終処分場については、本格的に供用開始することから、適切な維持管理に努めていきます。 また、県内沿岸被災地のガレキについては、焼却処理を引き続き行い、復興を支援していきます。 連携によって築く、躍進する産業のまちづくり ▪関係機関との連携 市内中小企業者などと大学や試験研究機関が連携し、共同研究で新技術の導入および技術の高度化による産業振興を図るため、産学共同研究に要する経費に対して引き続き助成していきます。 ▪農業 国の交付金などが農業者の所得向上につながるよう市農業再生協議会の活動を通して、具体的施策や助成措置を推進していきます。 また、「地域農業マスタープラン」作成については、集落での話し合いを進め、10年、20年先の地域農業を担う中心となる経営体や新規就農者となる人を地域で位置づけ、青年就農給付金や農地集積協力金が受けられるよう取り組んでいきます。 ▪園芸振興 りんどうの生産販売額は8年連続10億円を突破し、国内トップブランドとしての責任産地を確立しています。今後とも、親株の増殖事業や採種事業により、潤沢な種子確保を強化するなど、「花き研究開発センター」の役割と体制の充実を図ります。 ほうれんそうについては、夏期高温期の対策を実施するほか、土壌消毒や病害虫防除の徹底、適期の灌水の実施により生産力の向上となるよう取り組みます。 ▪畜産振興 市内の恵まれた草地基盤を活用した良質な自給飼料の生産確保と、広大な放牧地を利用した畜産物の低コスト生産を推進し、農家所得の向上が図られるよう努めていきます。 ▪農業農村整備 県事業の「基幹水利施設ストックマネジメント事業」に助成し、土地改良施設の長寿命化を図る維持補修などを促進します。また、「農地・水保全管理支払事業」により、機能低下を生じた水路の補修などに取り組む集落組織に対して、積極的に支援します。 ▪林業振興 国が策定した「森林・林業再生プラン」を着実に実行するため、人工林資源の積極的な活用と生産コスト削減に努めます。また、森林整備事業と路網整備を積極的に進めるとともに、伐期を迎えた人工林の再生可能エネルギーとしての利活用のため、民間企業の木質バイオマス発電事業を積極的に支援します。 ▪工業振興 企業誘致については、当市の自然環境や高速交通網などの地域資源をアピールしながら、継続して取り組みます。 併せて、今後、雇用の創出が期待される地元農産物を活用した農商工連携や6次産業化などで事業展開を図る地場企業などに対し、支援を行っていきます。 ▪商業振興 引き続き、「共通商品券特典事業補助金」の予算枠を拡大して支援するとともに、スマートフォンに対応したアプリ構築をはじめとする「八幡平市の魅力発信事業」や商店街が取り組む「商店街活性化事業」に補助するなど、商業振興の中核的機関の市商工会を支援していきます。 ▪特産品などの振興 市物産振興会へ補助し、首都圏や仙台市などでの販路拡大、物産や市の魅力のPRなどを支援します。また、本年度、秋に本市で開催を予定している「山ぶどう博覧会」で、山ぶどう商品の販売促進、山ぶどうスイーツの新規提案を通じ、消費拡大につなげていきます。 ▪観光振興 本年は、「アフターいわてDCウェルカムキャンペーン事業」が実施されます。そこで、市を訪れた観光客に対し、山ぶどうのドリンク提供などにより、誘客を促進していきます。 上寄木グラウンドのラグビーゴールの設置や階段工事、中山陸上競技場の全面芝生化などの環境整備を実施し、スポーツのまちとしてのイメージを明確に発信していきます。 鹿角街道などの歴史遺産や、豊かな文化・産業などの地域資源を生かした観光振興を促進するとともに、「八幡平市滞在型観光振興計画」を着実に推進するため、市観光協会や関係団体と連携を強化していきます。 ▪第三セクター 収支改善・経営体質強化を図りながら、八幡平市の産業振興の担い手となるよう指導・助言に努めてまいります。 ▪雇用対策 ハローワークなどの求人情報を提供し、雇用拡大に努めます。また、国の「緊急雇用創出事業」を活用し、新たな雇用を創出します。 健やかな、創造性あふれる人材のまちづくり ▪健康推進 25年度から29年度までが計画期間である「第2次健康づくり21プラン」に基づき、適切な生活習慣の改善に向けた事業を展開します。 また、地域医療の基本的な考え方や施策を計画的に推進する指針として「八幡平市地域医療計画」を策定し、医療機関や介護施設における慢性的な看護師不足を解消するため、新たに「八幡平市看護師養成事業」を実施します。 ▪西根病院の運営 新市建設計画に含まれている西根病院の移転新築については、入院患者の安全確保の観点からも、早期の施設整備を図るべく、検討を進めていきます。 ▪高齢者福祉 高齢者は今後も増加の傾向にあることから、介護予防事業を推進するとともに、医療・介護・福祉などの連携のもと、地域包括ケア体制の強化、充実に努めます。 ▪子育て支援 安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを基本とし、大更、あしろ両保育所の民間移管に向けての準備を進めます。 経済的負担の軽減については、小学生までの医療費無料、保育料の負担軽減や学童保育の無償を継続していきます。 保育サービスについては、看護師配置に対する支援を行い、乳児の受け入れ拡大を行うとともに、土曜保育における給食の提供を行います。 ▪地域福祉 県から「社会福祉法人指導監査事務」と育成医療に関する事務の権限移譲が行われ、市の事務となります。そのための体制整備を図って対応していきます。 ▪学校教育 本市の児童・生徒の学習や生活状況、小・中学校の教育活動の状況を把握しながら、「八幡平市の次代を担う人づくり」を中心に据えた施策を展開し、知・徳・体のバランスのとれた児童・生徒の育成が図られるよう、教育環境と体制の整備を進めていきます。 ▪学校施設整備 学校耐震化事業の締めくくりとなる西根第一中学校の校舎改修工事の2期工事を実施するほか、安代中学校の屋外運動場施設を整備します。 ▪生涯学習・生涯スポーツ推進 24年度に引き続き、震災復興支援事業、国庫委託事業「学びを通じた被災地コミュニティ再生支援事業」を活用し、児童・生徒による伝統芸能の保存・伝承活動を支援していきます。 ▪図書館・博物館業務 図書館の運営は、25年度から一部業務委託をし、さらなる利便性の向上に努めていきます。博物館については、学芸員の充実を図り、市内の文化財の掘り起しに努め、歴史や文化の学習機会の提供を行っていきます。 ▪体育振興 震災復興スポーツ交流大会開催事業補助を引き続き継続し、市民と被災地の交流を支援していきます。また、既存施設の整備および各種大会の支援に取り組みます。 ▪公民館のコミュニティセンター化 地域コミュニティ活動の拠点として活用ができるように各地域振興協議会と協議していきます。また、公設集会施設の地域移管については、必要な修繕を行った後に移管するよう進めていきます。 ▪第71回国民体育大会 28年に震災復興のシンボルとして、「広げよう感動。伝えよう感謝」をスローガンに開催されます。当市では、相撲競技をはじめ5競技が開催されることになっています。大会成功に向け関係機関と連携を図り、諸準備を進めていきます。 ▪行政改革 第2次行政改革実施計画前期計画において、職員削減や民間開放などに取り組み、実績を上げてきました。引き続き、本年度から3カ年を計画期間とする後期計画に取り組み、行政評価システムの実施により、事務事業の選択や見直しを進め、限られた財源の中で市民に必要な施策の推進に向けた行政経営基盤の確立に努めていきます。 ▪行政組織機構 24年度から3カ年にわたり見直しを進め、取り組んでいます。25年度も、課の統廃合を行い、効率的で効果的な組織機構の構築を目指します。 ▪新庁舎建設 昨年、造成工事が完成し、庁舎の建築工事に係る請負契約の締結を終え、この3月から工事に着手、26年9月末の完成に向けて事業を推進していきます。 花輪線北森駅移設については、昨年、JRと「花輪線北森駅移設に伴う周辺整備に関する基本協定」を締結しました。引き続き、移設に係る詳細設計について協議を進めていきます。 25年度一般会計の主な新規事業一覧 コンビニ収納システム導入委託料=税などの納付をコンビニでできるようシステムを改修(1,144万円) 集会施設改修工事等=将来、地元へ移管する予定の集会所の改修工事など(1億724万円) 地域おこし協力隊事業=人口減少や高齢化などの進行が著しい地方へ、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を目的に、地域力の維持・強化を図る取り組み(614万円) 社会福祉法人指導監督事業=権限移譲により、市内にある6つの社会福祉法人を市が指導監督するための費用(240万円) リーディング経営体育成支援事業費補助金=認定農業者の経営規模拡大などを進め、リーディング経営体を育成(250万円) りんどう優良種苗供給支援事業費補助金=育苗ハウス整備による償還金により値上がりする苗代の緩和助成(300万円) 山ぶどう博覧会実行委員会負担金=今年度は本市が会場となる「山ぶどう博覧会」の負担金(100万円) 盛岡・八幡平元気まるごと発信事業=盛岡広域振興局が行う冬季イベントなどへの負担金(130万円) 観光案内版設置工事=市内の各インターチェンジの出口と道の駅に設置する観光案内板の設置工事(1,102万円) 観光道路名称看板設置工事=24年度に名称が決定した観光道路の看板設置工事(146万円) 八幡平・七時雨マウンテントレイルフェス開催補助金=七時雨の観光振興を図るために開催するロードレース大会への補助金(70万円) ブナの駅多目的トイレ増築工事=ブナの駅にある既存のトイレに多目的トイレを増築し、スロープを設置(862万円) ユースホステル解体負担金=25年に県で解体する計画としたユースホステルの解体経費の一部を負担(1,257万円) 上寄木グラウンド増設調査業務委託料=既設のグラウンドの両隣の地質調査と基本設計業務を実施【グラウンド2面分、当面は駐車場として利用】(431万円) 中山陸上競技場改修事業=中山陸上競技場をラグビー練習場に変更する事業。スタンド改修やグラウンド整備など(2,473万円) 市営仲町住宅整備=市営仲町住宅について、既存住宅の解体撤去工事を実施するとともに新たな住宅などを建築(1億382万円) 市道凍上災害復旧=24年度に発生した道路凍上災害復旧工事【58カ所】(11億500万円) スクールバス購入費=安代地区のスクールバスとして、マイクロバスを購入(713万円) 松尾相撲場トイレ改修工事=松尾相撲場トイレを水洗化(422万円) 図書館一部業務委託料=図書館業務の一部を民間委託(1,272万円) ※1万円未満は切り捨て 6~7ページ 平成25年度一般会計予算 196億700万円でまちづくり  平成25年度の予算が、市議会第1回定例会・本会議最終日の3月22日に可決されました。一般会計の予算総額は、24年度当初予算と比較して、12億8600万円(7・0%)増の196億700万円で、合併後最大となり、6年連続の増額となりました。市では、25年度も引き続き計画的な財政運営を行っていきます。  詳しくは、市役所市長公室財政係(内線1217)まで。 歳入 前年度の地方交付税と同額の当初予算を計上 一般会計の歳入の内訳を図1に示します。最も額が多いのは、41・1%を占める地方交付税です。地方交付税は、24年度当初予算と同額の80億5千万円を計上しています。 次いで多いのが、18・9%を占める市債の37億570万円で、前年度と比較して23・0%の増加です(図にはありませんが、そのうち7億円は※臨時財政対策債です)。 3番目に多い市税は、設備投資の増加による固定資産税の増額などを見込み、24年度と比較して、4・7%増の28億3650万円を計上しています。 歳出 総務費や土木費のほか災害復旧費が大幅増額 一般会計の歳出の内訳を図2に示します。最も額が多いのは、昨年度と同じく、民生費(44億2490万円、22・6%)です。次に多いのは、総務費(33億5310万円、17・1%)で、前年度に比べて、17・4%増額となりました。これは、25年度から新庁舎建設工事が本格的に始まるためです。 昨年度と比べて最も額が増えたのは災害復旧費で、11億505万円増額となりました。これは、24年に発生した市道※凍上災害の復旧事業のため、大幅に増額したものです。 また、土木費(24億5589万円、12・5%)は、大更駅前広場整備に向けた用地補償業務、市営仲町住宅の整備、その他市道整備のため、前年度に比べ13・7%増額しました。 なお、公債費(24億7646万円、12・6%)については、昨年度と比べ、2・0ポイントの減額となりました。 新庁舎建設や凍上災害復旧などの事業費が大幅に増額し、市債発行額も増額となったものの、財政の健全度を示す指標の一つである※実質公債費比率については市債発行に県の許可が必要となる18%を下回る見込みです。 ■用語解説 ※臨時財政対策債=国の地方交付税の財源が不足した場合に、地方交付税の交付額を減らし、その穴埋めとして、地方公共団体自らに発行させる地方債。償還に要する費用は後年度の地方交付税で措置されます。 ※凍上災害=冬期の低温が原因で、道路の地盤中に霜柱が発生し、地面の隆起などで道路舗装面にひび割れなどが発生する災害。市では、昨年8月に査定を受け、凍上災害が認められました。 ※実質公債費比率=地方債の償還金を標準財政規模で割ったもの。平成23年度は13.0%でした。 「ことしの予算のつかいみち」後日、各家庭に配布します 25年度の市の予算などについて紹介する「ことしの予算の使いみち」は、後日、全戸配布する予定です。25年度に市が取り組む事業などと併せて、予算額などを紹介しますので、ご覧ください。 8~9ページ 東大更小学校閉校 百三十六年の伝統に幕を閉じる 東大更小学校の閉校記念式典と思い出を語る会が3月23日、同校の講堂で開かれました。 当日は、卒業生である地域の住民や学校関係者ら約270人が出席し、百三十六年という長い歴史を持つ同校の幕引きを見届けました。 式典では、関係者からのあいさつの後、全校児童24人が思い出の言葉を発表しました。そして、出席者全員が見守る中、檀上の校旗が児童の手によって外され、遠藤力校長から、田村正彦市長へと返納されました。 式典後は、記念碑の除幕式が行われました。記念碑は、校門付近に建てられていて、児童が両脇から紐を引き、幕が外されました。碑に刻まれている「未来に羽ばたけひがしっ子」の言葉を児童全員が声を合わせて発表すると、集まった人たちから、大きな拍手が送られました。 また、当日は思い出を語る会も開催され、歴代の校長やPTA会長のほか、学校協力者ら4団体と14人に感謝状が贈呈されました。贈呈式が終わると、市の無形民俗文化財である「大石平念仏剣舞」を保存会の会員と児童が一緒になって披露しました。色鮮やかな衣装を身にまとい、地域の伝統文化をしっかりと継承している姿に、出席者は感動しているようでした。 東大更小学校は、山子沢の武田小四郎氏が、明治初期にかけて私塾で地域の子どもたちに読み書きを教えたことが始まりとされています。その後、明治9年に山子沢学校として創立し、さまざまな改称を経て、昭和36年に東大更小学校の名称となりました。縦割り班の活動が活発で、児童たちは、班の活動を通して、リーダーシップや協力の大切さを学んできました。 生徒数は、最も多い時には全校で300人を超える年もありましたが、年々減少し、24年度は全校で24人となりました。記録が残っている明治34年以降、卒業生は3千人を超え、市内外で活躍しています。 平成25年4月からは、大更小学校に統合となります。 これまでの歩み 明治9年5月=山子沢学校として開設 明治20年5月=山子沢簡易小学校と改称 明治25年4月=山子沢尋常小学校と改称 明治39年10月=山後に分教場を開設 大正3年=校訓「礼儀・規律・勤勉」を制定 大正7年=現在地に校舎を新築移転 昭和4年3月=山後の分教場を廃止 昭和5年3月=教室を増築 昭和10年7月=山子沢青年学校を併設 昭和15年4月=高等科を設け、大更第二尋常高等小学校と改称 昭和16年4月=大更第二国民学校と改称 昭和22年4月=大更第二小学校と改称。大更中学校山子沢分教室を置く。 昭和25年4月=渋川分教場を設置 昭和29年=大更第二中学校を創立し、併置。校歌を制定 昭和36年4月=東大更小学校、東大更中学校と改称。渋川分教場を廃止し、渋川小学校として独立校になる 昭和38年2月=創立88周年記念式典を挙行 昭和40年4月=大更、田頭、東大更の3中学校を統合し、西根中学校を創立。その東大更校舎となる。 昭和50年10月=創立100周年記念式典を挙行。校章を制定。 昭和51年3月=本校舎新築竣工 昭和52年3月=木造特別校舎移転改築が落成 平成6年3月=校旗を作成 平成9年8月=現在の校舎が落成。創立120周年記念式典を挙行 平成14年12月=ホームページを開設 平成17年9月=西根町、松尾村、安代町が合併し、八幡平市立東大更小学校と改称 平成19年9月=創立130周年記念式典を挙行 平成25年3月=東大更小学校閉校 東大更小学校 校歌 作詞・菊池知勇 作曲・森るり子 一、岩手山いただきそめて 新しき今日はきたれり 若草の伸びたつ早き 時の間を惜しみ学ばん 学ばんわれら ああ 東大更 小学生 二、山子沢空の彼方は 明日の日の夢に燃えたり うら若き胸おどらせて 人の道遠くきわめん きわめんわれら ああ 東大更 小学生 田山中学校閉校 地域と共に歩み支え合った66年に感謝し歴史を閉じる 田山中学校の閉校式は3月24日、田山小学校体育館で開かれました。 式典には、卒業生や関係者ら約230人が出席し、地域と共に歩み続けた同校の閉校を惜しみました。 式典では、全校生徒23人が学び舎である田山中学校の歴史を振り返り、親子で同じ学校を卒業したことに、感慨にふける場面などが見られました。式典終盤には、出席者全員で校歌を斉唱。佐藤雄心校長から田村市長へと校旗が返納され、六十六年の歴史に幕を閉じました。 式典後は、田山中学校校門付近で、記念碑の除幕とタイムカプセルの埋設が行われました。碑には「誇りと伝統 永遠に輝け 田山魂」と刻まれていて、その脇に手紙や文集などを収めたタイムカプセルが埋められました。カプセルは、9年後の2022年8月に開封を予定しています。 その後、新安比温泉静流閣で思い出を語る会が開かれ、これまで学校の発展に貢献した功労者ら16人に感謝状が贈られました。 田山中学校は、昭和22年に創立。現在の校舎には、昭和40年に移転し、これまで六十六年の歴史を刻んできました。校訓は、「進取・友愛・克己」で、その中の「友愛」が表すとおり、福祉活動が活発な学校でした。りんどう苑の訪問やふれあい弁当の配達などを長年続けていて、平成24年9月には、厚生労働大臣表彰を受賞する栄誉に輝きました。 また、スキー競技の成績は全国に名を残すだけではなく、卒業生としてアルベールビル冬季五輪ノルディック複合団体金メダリストの三ケ田礼一氏を輩出するなど、スポーツにも力を注いできた学校でした。これまで、4715人の卒業生を送り出しています。 平成25年4月からは、安代中学校に統合となります。 これまでの歩み 昭和22年4月=学制改革により、田山村立田山中学校を創立。田山小学校に併設し、舘市、花輪鉱山に分教室を設置 昭和25年12月=旧校舎が落成 昭和27年4月=舘市、花輪鉱山両分教室を廃止、独立校となる。 10月=校歌を披露 昭和28年3月=27年度卒業生が校旗を寄贈 昭和31年10月=荒沢村、田山村の合併により、安代町立田山中学校と改称 昭和38年4月=田山、舘市、花輪鉱山の各中学校を廃止。3校統合による安代町立田山中学校を設置 昭和40年3月=統合田山中学校新校舎に移転 昭和41年3月=袰部分校を廃止 昭和52年9月=校旗更新 昭和53年1月=創立30周年記念式典ならびに祝賀会を開催 昭和63年11月=校舎の大規模改修が完了 平成元年11月=体育館の改築工事が完了 平成8年10月=社会福祉功労県知事賞を受賞 平成9年3月=教育目標を改定。校訓「進取・友愛・克己」を制定 9月=創立50周年記念式典、祝賀会およびモニュメント除幕式を開催 平成11年11月=福祉教育推進厚生大臣感謝状を受賞 平成17年9月=西根町、松尾村、安代町が合併し、八幡平市立田山中学校と改称 平成24年9月=ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰を受賞 平成25年3月=田山中学校閉校 田山中学校 校歌 作詞・高橋九一 作曲・小山亮子 一、久遠の神秘 秘めもちて 巍然とそびゆる 矢神岳 麓に映ゆる 学び舎に 自由の鐘は こだまする ああ田山中学 我等が母校 二、智徳の谷は 深くとも 千里の峰は 高くとも あこがれ集う 若人を 彼岸に渡す 虹の橋 ああ田山中学 我等が母校 三、春秋色は 移れども 変らぬ永遠の 愛の道 明るき庭に 手をとりて 清めん友よ 善と美を ああ田山中学 我等が母校 12~15ページ 投票しやすい環境を目指して投票区を見直し 投票所数を44➡15へ再編する素案作成 市選挙管理委員会は、市民の皆さんが投票しやすい環境を整備するため、投票区・投票所の見直しを行い、その素案をまとめました。3月21日に全世帯に配布した「八幡平市投票区等見直し(素案)【概要版】」でもお知らせしていますが、4月11日木曜日まで皆さんの意見(パブリックコメント)の募集を行っています。また、今後は説明会を開催し、皆さんからの幅広い意見を伺い、見直し案作成の参考にしていきます。 ■ 合併後も同じ投票区 私たちが選挙で投票する際、投票区というものが定められています。投票区とは、投票日にどこの投票所で投票するかを定めたもので、市の現状は左のとおりです(数字は、平成24年12月16日執行した衆議院議員総選挙時のもの)。 これまで、市で行われた選挙は、合併前の旧町村の投票区をそのまま引き継ぎ、計44カ所で編成してきました。また、1投票区当たりの平均より少ない500人未満の投票区は、26投票区で、全体の約6割を占めています。 ■ 投票区・投票所の課題 これまでの投票区では、次のような課題や現状が見られます。 ①有権者数が少ない投票区 現在、一部の投票区では、人口減少に伴い、有権者数が減少。投票立会人の選任が困難となっている場所があります(グラフ1を参照)。 ②投票方法の変化 期日前投票者が増え、選挙当日に投票所で投票する有権者が少なくなっています(グラフ2を参照)。 ③環境が不十分な投票所施設 施設面では、「建物や駐車場が狭い」「バリアフリーの対応が不十分で、高齢者や障がい者が入場しやすい環境とはいえない」「老朽化している」といった課題があります。 ■ 見直しの目的と基準 これらの現状や課題を踏まえ、投票しやすい環境を考慮して再編した投票区の素案を表1に示します。 再編の基準は、次の3つです。 ①投票区の適正規模を有権者数1千人からおおむね3千人を基本とし、十分な会場面積や駐車スペースなどを有し、適正な投票事務が執行管理できる投票所とする。 ②投票区は、小学校区を基本とし、統廃合された小学校がある場合は、統廃合前の小学校区も考慮する。 ③投票所は、原則、学校、地区公民館などの公共施設、または公共的施設とし、位置などの面で投票所として適当な施設とする。 14ページからは、実施時期などについて説明します。 ■ 投票区と実施時期 投票区見直しの素案づくりでは、有権者数だけではなく、コミュニティや学校区といった地域のつながりを考慮し、検討を進めました。 見直しの結果、現行投票所と見直し後の投票所までの距離が、6キロ以上離れている投票所(第13【浅沢神楽伝承館】・第15【舘市生活改善センター】投票区)については、当面、検討期間を設けます。この2つの投票所は、今後の期日前投票での投票率や有権者数の推移などを見ながら、見直しを進めていきます。 なお、見直し後の投票区は、25年10月1日の任期満了に伴い実施される市長選挙から適用する予定です。また、今後執行が予定されている選挙を表2に示します。 ■ 期日前投票所の拡充 投票率向上のため、期日前投票の拡充も併せて行っていきます。 これまで市内3カ所(西根地区市民センター、松尾・安代両総合支所)で開設していた期日前投票所に、大更、田頭、平舘、寺田、柏台、田山地区を加え、市内全9カ所で期日前投票ができるようにします。 表3に、期日前投票所と開設日数の一覧を示します。新設される期日前投票所は、投票日の3日前から開設します。 ■ 交通手段を確保 見直しによる投票所が遠く、交通手段が無いという状況も考え、投票日、期日前投票ともに交通手段を準備します。 投票日には、これまでの投票所から見直し後の投票所まで、臨時バスを運行します。臨時バスは、午前3回、午後3回、計6回運行します。ただし、安全面を配慮して乗降場所は定められた所とします。 また、期日前投票については、有権者が利用しやすいようにコミュニティバスの運賃を無料とします。コミュニティバスを運行しない投票日前日の土曜日は、無料の臨時バスを期日前投票所まで1日1回程度運行します。 ■ その他の見直しの内容 その他の選挙区見直し(素案)の内容は次のとおりです。 ▼バーコードリーダーによる投票受け付けを全投票所に導入 ▼投票区ごとに地元の投票管理者・事務従事者を配置するとともに、イベントの開催、災害時に対応できる人員を確保 ▼ポスター掲示場の見直しも同時に行い、現在306カ所あるポスター掲示場を130カ所程度に削減、掲示場の設置場所も併せて見直し ▼国の委託費削減に対応して選挙執行経費の支出を抑え、市長選挙、市議会議員選挙など市が主体の選挙執行費用の支出を抑制 次のページには、今後、開催を予定している説明会の日程と会場を掲載します。 詳しくは、市選挙管理委員会事務局(内線1226)まで。 16~20ページ 市役所人事 武田常徳氏が副市長を辞任 岡田久氏が新副市長に就任 武田常徳氏(66)=山子沢=が、3月31日をもって副市長を退任しました。 武田氏は、平成15年に旧西根町助役に就任。合併後も市助役、副市長として、これまで市政に多大な貢献をされてきました。 退任式は3月29日、市役所本庁で行われ、武田氏は、「これからも職員が一体となり、市のさらなる発展のために頑張ってほしい」とあいさつしました。 後任は、前企画総務部長の岡田久氏(60)=舘腰=で、これからも市の発展に尽力いただくことになりました。任期は、25年4月1日から29年3月31日までです。 岡田久(おかだ・ひさし)= 拓殖大学卒。昭和52年西根町役場入庁。西根町・松尾村・安代町合併協議会事務局次長や総合政策課長などを務め、23年4月企画総務部長。24年3月市役所を退職 4月から市の行政組織・機構を一部再編 4月1日から、市の行政組織・機構を一部再編して業務を行っています。 主な改正点は、①税務課と収納課を統合、②地域福祉課と児童福祉課を統合、③上水道課と下水道課を統合、の3点です。 なお、統合した後、場所が変更となった課はありませんので、手続きなどは、これまで行ってきた窓口で対応します。 21ページ NEWS&INFORMATION 新庁舎と多目的ホール建設の安全祈願祭を行い工事を開始 市の新庁舎と多目的ホール建設工事の安全祈願祭が3月4日、建設予定地(野駄地内)で行われました。当日は、関係者ら約50人が出席。田村正彦市長がくわ入れを行い、工事の安全を祈りました。 新庁舎は、鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は5500平方㍍。鉄骨平屋造りの多目的ホールの建設も同時に行います。事業費の概算は、庁舎建設が20億5738万円、多目的ホールが4億3423万円で、用地造成などを含めると計30億8595万円となります。 新庁舎と多目的ホールは、平成26年11月の使用開始を予定しています。 人権擁護委員に大森貞子さん 引き続き相談を受け付けます 人権擁護委員に、大森貞子さん(秋葉)が再任されました。任期は、4月1日から平成28年3月31日までの3年間です。 皆さんの暮らしの中での人権に関する悩み事や心配事などの相談に応じます。相談は無料で、秘密は守られます。 相談日など詳しくは、市役所市民課戸籍住民係(内線1131)まで。 冬季の通行止め期間が終わり「雪の回廊」が見られる季節に 冬期間通行止めとなっていた八幡平アスピーテラインと八幡平樹海ラインが開通します。また、開通に合わせ、「桜と雪の回廊」観光キャンペーンが行われます。 ■開通日時(予定) ▼アスピーテライン=4月19日金曜日、午前10時から ▼樹海ライン=4月26日金曜日、午前10時から ■「桜と雪の回廊」キャンペーン内容 対象となる観光施設のうち3カ所のスタンプを集めて応募すると、抽選で特産品が当たります。期間は、4月19日金曜日から5月31日金曜日【当日消印有効】まで。 詳しくは、市観光協会(電話番号78・3500)まで。 義援金ありがとうございます ◆銀行振り込み(表記は通帳記帳のとおり) ▽3千円 オクダ ユカ ◆市役所窓口扱い ▽2万2287円 Ai理Ai美ササキ (復興支援のため作成した小物の売り上げの一部) 八幡平市義援金受付専用口座 ▷岩手銀行平舘支店(普通)2043429 ▷北日本銀行平舘支店(普通)7040775 ▷盛岡信用金庫西根支店(普通)0279231 ▷新岩手農協西根中央支所(普通)0018889 ■口座名義 「東北地方太平洋沖地震災害義援金 八幡平市会計管理者」 ※窓口振込手数料は無料です。 22ページ 各課からのHOTLINE 住宅の新築や改築に助成 利用には申請が必要です ●申し込みなど詳しくは市役所建設課建築係(内線2523、2525) 市は、安心して快適に暮らすことができる住環境を整備するため、各種助成を行っています。 ◎木造住宅の新築・増改築工事 工事着工前に申請してください。 ■対象住宅 ①居住目的で市内に新築する一戸建ての木造住宅②市内に所有し住んでいて増改築する一戸建ての木造住宅 ※共同住宅や別荘など一時的に使う住宅、賃貸や販売の営利目的の住宅は対象外 ■対象工事 ①新築または建築確認申請が必要な増改築で、工事経費が100万円以上(造成、外構工事分は除く)②集合住宅は居住専用部分、併用住宅は住宅部分③26年3月20日までに完了する④他の補助金を受けていない(住宅エコポイントを申請する部分は対象外) ■対象者 ①市内に住所がある人または、工事完了時に市内に住所がある人②過去に同じ助成を受けていない人③市税などを滞納していない人 ■助成額 表1のとおり ※市産材を5立方㍍以上使った場合は、1立方㍍当たり2万円を乗じた額を上乗せ(上限50万円) ◎住宅のリフォーム工事 ■対象住宅 ①建築後5年以上経過している住宅②過去に同じ助成を受けていない住宅③自らまたは同一生計の親族が床面積の2分の1以上を持ち、住んでいる住宅 ■対象工事 ①工事経費が50万円以上(10平方㍍以下の増築含む)②住宅である(ただし、集合住宅は居住専用部分、併用住宅は住宅部分)③市内の業者が工事を行う④26年3月20日までに完了する⑤他の補助金を受けていない ■対象者 ①市内に住所がある人または、工事完了時に市内に住所がある人②対象住宅に住んでいる人③対象住宅を所有している人④過去に同じ助成を受けていない人⑤市税などを滞納していない人 ■助成額 工事費用の5分の1以内(上限20万円)を八幡平市共通商品券で交付 ◎耐震診断・改修工事 【耐震診断】 ※無料 ■対象住宅 昭和56年5月以前に着工した在来木造住宅 ■募集戸数 10戸 【耐震改修】 ■対象工事 耐震診断の結果、判定値が「1・0未満」と診断された木造住宅の改修 ■対象者 市税などを滞納していない人 ■助成額 改修費用の2分の1以内(上限60万円) ■募集戸数 2戸 ◎被災住宅の復旧・補修資金 平成23年3月11日以降に実施したものが対象。申し込みができる人は、自らが住む市内の住宅が被災し、り災証明書を受けた人です。 ①災害復興住宅利子補給 新築や補修(増改築、改修を含む)のため、民間金融機関などからの借り入れに対する5年間分の利子を補給 ■補助額 ▽新築=2%以内(融資上限1460万円)▽補修=1%以内(融資上限640万円)▽既往住宅債務=5年間分一括補助 ②被災住宅の補修補助 ■対象 被災者生活支援制度や災害救助法の応急修理制度が適用にならない一部損壊または半壊と判定された部分の補修工事 ■補助額 10万円以上の工事費用の2分の1以内(上限30万円) ③被災住宅の改修補助 耐震改修やバリアフリー改修、県産材を使った工事などを補助 ■補助額 工事費用の2分の1以内(耐震・バリアフリーは上限60万円、県産材使用は20万円) ④被災宅地の復旧補助 のり面の保護や地盤の補強・整地などの工事を補助 ■補助額 20万円以上の工事費用の2分の1以内(上限200万円) ⑤復興住宅の新築補助 住宅を滅失した被災者が住宅を新築・購入する際のバリアフリー対応工事、県産材使用工事などを補助 ■補助額 バリアフリー対応工事=40~90万円、県産材使用工事=20~40万円 国民体育大会に向け市準備委員会 第1回常任委員会が開かれました 平成28年度に開催が予定されている第71回国民体育大会の市準備委員会第1回常任委員会が、3月22日、市役所本庁で開かれました。 委員会には、田村正彦会長をはじめ、関係団体の常任委員ら25人が出席。開催準備総合計画とその年次計画、25年度の事業計画案と予算案などの議案審議が行われ、全て原案の通り承認されました。 また、委員から準備について意見が出され、開催に向けて委員会が一丸となることを再確認しました。 各種スポーツ大会成績 (敬称略、●内の数字は順位、学年は大会期間中のもの) ◎ノルディックスキー世界選手権第8日(2月28日、イタリア・バルディフィエメ) ▽複合男子ラージヒル⑤永井秀昭(岐阜日野自動車、田山中卒) ◎宮様国際スキー大会(3月1日、北海道・札幌市宮の森ジャンプ競技場など) ■ジャンプ・ノーマルヒル ▽少年③小林陵侑(盛岡中央高1年、松尾中卒) ■コンバインド ▽複合少年④小林陵侑 ■ジャンプ・ラージヒル ▽成年②小林潤志郎(東海大3年、松尾中卒) ▽少年⑥小林陵侑 ◎第39回全国スキー競技大会(3月2・3日、八幡平リゾート下倉スキー場) ■スキースラローム ◇男子▽小学生②佐々木大輔(松尾ジュニア)③葛巻洸大(松尾ジュニア) ◇女子▽小学生②佐々木百峰(松尾ジュニア)③山口莉永(寄松尾ジュニア) ■スキージャイアントスラローム ◇男子▽①藤原達(松尾ジュニア)②葛巻洸大③佐々木大輔 ◇女子▽①田村柚月(松尾ジュニア)②山崎明日美(松尾ジュニア)③髙橋未夢(松尾ジュニア) ◎SBC杯スキージャンプ(3月7日、長野県・白馬ジャンプ競技場) ■ラージヒル ◇女子⑥小林諭果(盛岡中央高3年、松尾中卒) ■ノーマルヒル ◇女子⑥小林諭果 ◎第24回松尾八幡平アルペンスキー大会(3月10日、八幡平リゾート下倉スキー場) ■ジャイアントスラローム ◇男子▽小学1、2年②渡辺帆天(寄木小2年)▽中学生①高橋雅人(松尾ジュニア)②杣澤周平(松尾ジュニア)③畠山大晟(松尾ジュニア) ◇女子▽小学1、2年②工藤瑞歩(安代スポ少)③佐々木萌(安代スポ少)▽小学3、4年①北口舞奈(安代スポ少)②佐々木百峰③滝川瑠夏(寄木小4年)▽小学5、6年②田村柚月③北舘雪音(安代スポ少)▽中学生②工藤なつみ(松尾ジュニア) ◎FISスキークロス鹿島槍カップ(長野県・鹿島槍スポーツヴィレッジ) ◇女子▽第1戦①新里尚子(東海大3年、西根中卒)▽第2戦①新里尚子 ◎ノルディックスキーJOCジュニア五輪カップ2013全日本ジュニアスキー選手権大会(3月15・16日、新潟県・妙高高原クロスカントリーコースなど) ■コンバインド男子④小林陵侑 24~25ページ 話題ピックアップ 郷土のお酒と食を楽しむ 新酒とワインのゆうべ2013 「新酒とワインのゆうべ2013~八幡平の宴~」が3月8日、西根地区体育館で開かれました。 会場には、この日を楽しみにしていた市民ら約460人が来場。「鷲の尾」の新酒やヤマブドウのワインのほか、市の特産品を使った料理や、手打ちそばなどが並び、来場者は地元の格別な味を堪能しました。また、藤原翼さん=紫波町=による津軽三味線の演奏や協賛各社から提供された商品の抽選会なども行われ、会場はにぎわいました。 雪合戦で熱戦繰り広げる 八幡平エンジョイ雪合戦2013 八幡平エンジョイ雪合戦2013が3月3日、サラダファーム特設会場で開催されました。 大会は、今回が初開催。雪合戦は7人一組で行われ、限られた数の雪玉で、残った人数が多いか、相手陣地の旗を取ることで勝敗を決めます。一般による本気モードステージ(16チーム)や小学生によるキッズステージ(3チーム)など3種目が行われ、試合中は、選手の指示を出す声が会場内に響き渡っていました。 会場は笑いでいっぱいに 第15回てらだ公民館まつり 第15回てらだ公民館まつりが3月9、10の両日、同公民館で開かれました。 まつりでは、地域の伝統芸能や歌、舞踊の披露のほか、豚汁の無料配布や焼き鳥、綿あめの販売が行われ、来場者の目と舌を楽しませていました。また、地元の有志で結成している「寺田喜劇団」の公演も行われました。劇の内容はコメディーで、出演者が客席を回って、お菓子を振る舞う演出などもあり、会場は笑い声と拍手で盛り上がっていました。 心をひとつに記録を更新 世界最大のスキーパレード スキーヤーが縦一列になって滑走する「世界最大のスキーパレード」が3月17日、八幡平リゾートパノラマスキー場で行われました。 今年は、県内外から計290人が記録更新に挑戦しました。パレードは、アルベールビル冬季五輪ノルディック複合金メダリストの三ケ田礼一さんを先頭に、全員が最後まで滑りきり、昨年に引き続いてギネス世界記録を更新。参加した子どもも大人も一緒になり、達成の喜びを分かち合いました。 思い出を胸に新たな出発 市内小・中学校で卒業式 市内小・中学校の卒業式が、各学校体育館などで行われ、卒業生は慣れ親しんだ学校に別れを告げ、新しい道のりへの決意を新たにしました。 3月16日に開かれた松野小学校の卒業式では、保護者や教師に見守られ、16人の卒業生が卒業証書を受け取りました。式では、卒業生が巣立ちのことばを発表し、6年間の思い出を振り返りました。 24年度の市内小・中学校の卒業生は、小学校が11校197人、中学校が5校268人でした。 ひと足早い春の味を堪能 山菜まつり 八幡平山菜栽培研究会の主催する山菜まつりが、3月22日、市友好都市交流促進センターで開かれました。 会場には、同研究会会員ら約30人が出席。行者にんにくやワラビなどの山菜を使った料理が準備され、出席者はひと足早い春の香りと味を楽しみました。会食後、研究会会長の遠藤光明さん(64)=中村=は、「山菜栽培の規模を拡大し、販売の強化をしていきたい」と今後の抱負を語りました。 すなっぷギャラリー 西根ライオンズクラブが図書館へ約50万円分の図書・DVDを寄贈(3月21日、市役所) 自衛隊入隊(校)予定者の激励会を開催(3月17日、JA新いわて八幡平営農経済センター) 大更地区老人クラブと学童保育クラブがスポーツ交流(3月22日、大更公民館)【撮影・小野寺幸子】 卒業式を終え、会場を去る卒業生(3月13日、西根第一中学校体育館)【撮影・小野寺幸子】 3年間の思い出を胸に卒業証書を受け取る生徒(3月1日、平舘高校体育館) 26ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 内線1176 市役所健康福祉課 25年度の母子保健事業が始まります 健康福祉課では、就学前のお子さんとその家族を対象にさまざまな母子保健事業を実施しています。 ★赤ちゃん訪問 【対象】 生後3カ月までの赤ちゃんとお母さん 【内容】 地区担当保健師が訪問して、赤ちゃんの体重測定や保健相談などを行います。 ★乳幼児健康相談・離乳食講習会 これから離乳食を始める方、始めてみたけど何だか不安という方、ぜひご参加ください。相談や講習会のほかにお母さん同士の交流の場にもなっています(今年度から申し込みが必要です)。 【対象】 ▼乳幼児健康相談 2~18カ月 ▼離乳食講習会 4~18カ月 【内容】 身体測定、保健・栄養相談、栄養士講話・離乳食の調理実習など ★親子教室 「子どもとの遊び方がよく分からない」などと思ったことはありませんか? 親子で楽しく遊びながらいろいろなことを体験できる教室です(申し込みは不要です)。 【対象】 1歳から就学前の子どもと親 【内容】 リズム遊び、体操、手遊び、制作遊びなど 親子教室終了後、希望する人は身体測定ができます。 ★子育て相談 子育てについて、いつでも相談に応じています。お気軽にご相談ください。 各事業の日程、時間、持ち物などについては、25年度市母子保健事業日程表で確認をお願いします。 介護のココロ 内線1181 市地域包括支援センター いきいきチェックリストを実施 特定健診と同時に実施しいてた「基本チェックリスト」を、平成25年度からは、名称を「いきいきチェックリスト」として、介護認定を受けていない65歳から74歳までの方を対象に、郵送による回答に変更して実施します。 チェックリストの内容は、現在の生活を振り返り、健康状態を確認する質問票で、「はい」か「いいえ」に丸をつける簡単なものです。介護予防のためにも回答への協力をお願いします。回答いただいた人には、後日、「結果アドバイス票」を送付します。 なお、介護予防の必要性が高いと判定された人には、市が開催する「いきいき!健康教室」のお知らせも行います。 ささえあいの輪 内線1166 市役所地域福祉課 特別障害者手当と障害児福祉手当 特別障害者手当と障害児福祉手当を紹介します。 ■特別障害者手当 ▶対象者 20歳以上で、精神や身体に重度の障がい(※)が重複していて、在宅で常時寝たきり状態にあり、特別な介護が必要な人 ▶手当額 月額26,260円(25年9月分まで。10月分からは改定により月額26,080円) ■障害児福祉手当 ▶対象者 20歳未満で、精神や身体に重度の障がい(※)があり、在宅で常時介護が必要な人 ▶手当額 月額14,280円(25年9月分まで。10月分からは改定により月額14,180円) ※重度の障害とは、身体障害者手帳1、2級程度あるいは療育手帳A判定、または同程度の精神の障がいのこと 各手当の受給には、申請が必要です。詳しくは、市役所地域福祉課にお問い合わせください。 27ページ 教振のススメ① 文責:市教育振興運動推進協議会事務局 「教振のススメ」は、他の国や県の教育なども話題にしながら、教育振興運動の理念について連載していきます。 ◆教育水準を高めてきたフィンランド◆ 3年ごとに行われる国際的学習到達度調査で、毎回好成績を残すフィンランドの教育が世界中から注目されています。 フィンランドは、日本の9割ほどの国土に北海道とほぼ同じ人口の人が住み、資源も少ない国です。そのため、国民個々の能力と資質を高めて、1人当たりの生産性を上げようと国を挙げて取り組み、教育の水準を高めてきました。 1980年代以降は、農業中心の国からハイテク産業(携帯電話の生産量が世界一)を基幹とする工業先進国へと変化を遂げ、ヨーロッパ有数の経済大国になりました。その躍進の背景には、国民の高い教育水準があるとされています。 ◆教育振興運動と共通する教育方針◆ フィンランドの教育方針は、「個人(子ども)に対して、地域、組織、社会が責任を持つ」というもので、『教育振興運動』の理念に共通するところがあります。 工業化を推し進めてきた方針に異論があるかもしれません。しかし、人口が少ないというハンディを克服するために教育に力点を置いてきた政策は、少子化に歯止めのかからない日本にとって、大いに参考となるところがあります。 われらスポーツ少年団 No.32 安代中学校ソフトテニス部スポーツ少年団 安代中学校ソフトテニス部スポーツ少年団は、男子7人、女子4人で活動をしています。 団のモットーは、声を出し、互いを活気付けることで、試合や練習中もそれを忘れることはありません。目標は、男女ともに県大会出場で、サーブ・レシーブ練習を欠かすことなく行っています。 女子団員全員は、中学生になってからソフトテニスを始めましたが、楽しく活動が出来ていると声を揃えていました。団では、新入生の入団を楽しみに待っています。 ■活動時間、場所 毎週月~金曜日の午後5時から7時まで、土曜・日曜日は、午前9時から正午まで。場所は、安代健康増進センターなど。 詳しくは、同スポーツ少年団事務局・佐々木朋子(電話番号7‌2・2430、安代中学校)まで。 28ページ 博物館だより ◆博物館で市の歴史や文化に触れよう 博物館は、市の歴史や伝統、文化などについて調べて分かった内容を展示し、市民の皆さんに紹介する場所です。展示物の中には、実際に触れることができるものもあります。 自分の目で見て、そして、手で触れられる展示品には触れて、市の歴史や伝統、文化をより詳しく知る時間を博物館で過ごしてみませんか。 ◆開催予定の行事を紹介 25年度も魅力ある企画展や事業を行います。開催予定の事業内容をご紹介します。 ①企画展 ▶「漆器・木地の世界 ~現代の漆器~」(仮) 現代の漆器職人の方にスポットを当て、新しい漆器の可能性を見いだします。 ②教育普及事業 ▶「出張!小さな博物館」(仮) 民具や四季に関する内容などについて、学芸員が出張して講演します。 ▶「体験教室」(仮) これまで、さまざまな体験教室を行ってきました。25年度も、楽しく学べる体験教室を開催する予定です。 ◆25年度も博物館をよろしくお願いします 24年度は、全ての事業を無事終了することができ、多くの方に来館してもらいました。25年度も市民の皆さんのご協力をお願いします。 今回紹介できた行事はまだ少ないですが、年度内にさまざまな企画を考え、発信していきます。皆さんの来館をお待ちしています。 図書館だより たくさん読んでおおきなあれ 「こどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所を」との願いから『こどもの読書週間』が、昭和34(1959)年に誕生しました。こどもに読書を勧めるだけでなく、大人にとってもこどもの読書の大切さを考えるとき、それが『こどもの読書週間』です。【主催:㈳読書推進運動協議会】 親子で一緒に、読書に親しみましょう。 子ども図書館まつりを開催します 楽しいお話や映画、本の交換会などを行います。 ■日時 5月11日土曜日、午後1時半から ■場所 市立図書館お話室ほか 県立図書館巡回展示をご案内します ▶啄木資料展 ■期間 5月24日金曜日から6月2日日曜日まで ■内容 県立図書館で受け入れた啄木関連資料を展示 ▶第33回手づくり絵本・紙芝居展 ■期間 7月4日木曜日から8日月曜日まで ■内容 手づくり絵本や紙芝居など約90点を展示 定期開催事業をご紹介します ▶新刊子どもの本を読む会(第1土曜、 午前10時から) ▶あみぐるみ教室(第2金曜、午前10時から) ▶八幡平短歌会(第2土曜、午後1時から) ▶おはなしのじかん(第2・第4土曜、午後2時半から) ▶日本近代史を学ぶ会(第3月曜、午後1時半から) ▶本のクリニック(第3木曜、午前10時から) 参加を希望する人は、図書館へお問い合わせください。 29ページ よろこび・おくやみ 健やかに ◎男の子 吉川 紅雅(秋月・恵美/寄木新田) 遠藤 大史(一也・妃美子/両沼) 高橋 斗唯(哲也・麻美/町組) 髙橋 柊一(一哉・貴子/上平笠) 佐藤 波琉(圭一・有希/高宮) ◎女の子 峠館 凜(昌人・咲恵/下町二区) 下川原 希華(康平・洋子/帷子) 森 陽菜(寛樹・望/駅前二区) お幸せに 南 和寿 /神奈川県、柳沢 亜紀 /畑 稲田 晋也 /町組、松坂 美咲 /盛岡市 及川 祐人 /東、佐藤 智美 /下町三区 安らかに 佐藤 イト 96歳 浅沢第1 遠藤 キヱ 86歳 寺田 羽沢 重明 74歳 五日市3区 盛内 精伍 80歳 五日市1区 髙橋 昌夫 83歳 野駄 田村 タヱ 79歳 岡村 松村 勲 89歳 五百森 吉田 スミ 88歳 上寄木 工藤 惠四郎 76歳 五百森 立花 キツ 90歳 五日市3区 井上 藤三 90歳 渋川 小野寺 ウノ 85歳 帷子 松村 一與 88歳 仲町 本宮 與八 82歳 新町中央 山本 藤治郎 82歳 舘市 藤田 ミツ 66歳 柏台二丁目 遠藤 智洋 43歳 中村 渡辺 幸一 88歳 上町 吉田 末助 81歳 寄木新田 加藤 ヨシエ 86歳 高宮 関 テルヨ 95歳 畑1区 田村 モリエ 89歳 上野駄 畠山 ムラ 97歳 上関 三浦 幸太郎 86歳 日瀬通 鳴海 匡一 79歳 畑2区 中軽米 武雄 80歳 北寄木 工藤 トキエ 78歳 高宮 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【2月28日現在 ( )は前月比】 西根地区、17,088人(11人減)、 6,230世帯(8世帯増) 松尾地区、6,328人(3人減)、 2,369世帯(1世帯減) 安代地区、5,042人(8人減)、 1,884世帯(2世帯増) 合計、28,458人(22人減)、 10,483世帯(9世帯増) 男性、13,732人(6人減) 女性、14,726人(16人減) 出生11件、死亡34件、転入48件、転出47件 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、6件、累計12件 物損事故、62件、累計171件 負傷者、9人、累計16人 死者、0人、累計1人 飲酒運転、0件、累計0件 火災、2件、累計3件 救急、89件、累計216件 広報クイズ No.91 25年度一般会計予算の総額は? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 4月22日月曜日 消印有効 ◎第90回の正解 滝川市と名護市 ◎応募者数 18人 ◎正解者数 18人 ◎当選者 山村辰哉さん(大更)、白岩和江さん(柏台)、羽澤政子さん(五日市) 30、31ページ お知らせ 農業委員会活動計画(案)などに意見を募集します 市農業委員会は、農業の担い手の育成・確保、農地の利用集積および遊休農地の解消などについて、積極的な活動を推進するため、25年度の目標とその達成に向けた活動計画(案)と、24年度の点検・評価(案)を取りまとめました。そこで、この計画などの策定に当たり、皆さんからの意見を募集します。 ■計画(案)などの閲覧場所 市農業委員会事務局、松尾総合支所地域振興課、安代総合支所土木林業課、市ホームページ ■意見募集期間 4月10日水曜日から5月9日木曜日まで ■意見提出方法 ①郵送(〒028-7192 〈住所不要〉、八幡平市農業委員会事務局)、 ②ファクス(75-0469)、③電子メール(nogyoinbukyoku@city.hachimantai.lg.jp)のいずれかで提出願います(任意の様式)。 ※意見は日本語で記入し、住所・氏名・電話番号を明記してください。これらの記入がない場合、提出意見書として取り扱いません。 ■意見の公表 提出された意見は、市の考え方を付記して、その内容を公表する予定です(氏名などは公表しません)。 詳しくは、市農業委員会事務局農業振興係(内線1283)まで。 借金に関わるお悩みに無料で相談に応じます 東北財務局盛岡財務事務所では、借金に関わる悩みの相談に応じています。相談は、秘密厳守で無料です。気軽にご相談ください。 ■場所 盛岡合同庁舎4階 ■受付時間 月曜から金曜(祝日、年末年始を除く)の午前8時半から午後5時15分まで ■相談専用電話 019-622-1637 学生納付特例制度の手続きはお忘れなく 国内に住む全ての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務付けられていますが、学生は、在学中の保険料納付を猶予する学生納付特例制度を受けることができます。 この制度の適用を受けたい人は、次により申請してください。 ■対象 大学、短大、高校、高専、専修学校、各種学校や夜間・定時制や通信課程の学生(学生本人の所得要件があります) ■必要な書類 国民年金手帳、学生などを証明する書類(在学証明書原本または学生証の写し)など ■申請期間 25年度(25年4月~26年3月分)は、25年4月1日から受け付け開始。24年度(24年4月~25年3月分)の申請期限は、25年4月30日火曜日 詳しくは、市役所市民課国保年金係(内線1132)まで。 地区を緑でいっぱいに苗木などを配布します 県緑化推進委員会八幡平支部では、緑化推進事業(苗木配布など)の要望を受け付けています。 自治会や地区の行事でサクラやツツジなどを植えたいといった希望がある場合は、安代総合支所土木林業課林業係(内線3142)までお問い合わせください。 一般・技術などの各種自衛官を募集 自衛官を募集しています。 ■種目 幹部候補生(一般・技術および歯科・薬剤科) ■要件 一般・技術=22歳以上26歳未満、歯科=20歳以上30歳未満、薬剤科=20歳以上28歳未満 ■応募期限 4月26日金曜日 ■試験日 5月11日土曜日・12日日曜日 詳しくは、自衛隊盛岡募集案内所(電話番号019-641-5191)まで。 仙台国税局では税務職員を募集 仙台国税局では、税務職員を募集しています。 ■要件 昭和58年4月2日から平成4年4月1日生まれの人、または平成4年4月2日以降に生まれた人で、次の条件を満たす人①大学を卒業もしくは平成26年3月までに大学を卒業する見込みの人 ②人事院が①に掲げる条件と同等の資格があると認める人 ■受付期間 4月11日木曜日まで(インターネットでの申し込み、当日受信有効) 詳しくは、同局人事第二課(電話番号022-263-1111、内線3236)まで。 看護の日に合わせて記念行事を行います 県看護協会では、5月11日の「看護の日」に合わせ、記念行事を開催します。 ■日時 5月11日土曜日、午前11時から午後3時まで(受け付けは2時半まで) ■場所 いわて県民情報交流センター「アイーナ」(盛岡駅西通) ■内容 健康に関わる測定、健康相談、看護進学相談、福祉用具などの展示、写真展、ハンドケア&フットケアなど 詳しくは、同協会(電話番号019-662-8213)まで。 海外支援にあなたの力JICAボランティア 独立行政法人国際協力機構(JICA)では、ボランティアを募集しています。 ■応募期限 5月13日月曜日 ■説明会日時 4月20日土曜日、シニア海外ボランティア=午前10時半から午後0時半まで、青年海外協力隊=午後2時から4時まで ■会場 アイーナ 詳しくは、JICA東北ボランティア担当(電話番号022-223-4772)まで。 「本音で語ろう県議会」県議と意見交換する機会 県議会事務局では、県民と県議会議員の意見交換会を開催します。 ■日時 4月23日火曜日、午後6時半から8時半まで ■場所 葛巻町総合センター 詳しくは、同事務局(電話番号019-629-6021)まで。 四十四田ダム流域の情報や食材を楽しむ 四十四田ダム流域の地域情報や食材を集め交流する「四十四田ダムさくらまつり2013」が開催されます。 ■日時 5月3日㈷、午前10時から午後4時まで ※小雨決行 ■場所 四十四田ダム駐車場(盛岡市下厨川四十四田1) ■内容(予定) ステージショー、うまいもの市、ダム見学会など 詳しくは、同実行委員会(電話番号090-4551-8653)、または北上川ダム統合管理事務所管理第二課内、(電話番号019-643-7972)まで。 いわて花巻空港の定期便利用しやすくなりました いわて花巻空港の定期便ダイヤが、3月31日に改正され、札幌線・大阪線【日本航空(JAL)】、名古屋線【フジドリームエアラインズ(FDA)】が増便されました。 詳しくは、各航空会社のホームページ、予約および運行状況などは、JAL(電話番号0570-025-071)またはFDA(電話番号0570-55-0489)まで。 調理師技術審査などの申請受け付けています 社団法人調理技術技能センターでは、調理師技術審査・技能検定試験(前期:すし料理、中国料理、給食用特殊料理)を実施します。 ■申請受付期限 5月7日火曜日 詳しくは、同センター(電話番号03-3667-1867)まで。 通信講座を始めませんか無料で案内書を送ります NHK学園では、生涯学習通信講座の受講生を募集しています。 ■内容 趣味、教養、語学、資格など200コース以上の講座 ■受講年数 3カ月~1年(講座によって異なります) ■申込方法 無料の案内書を送ります。①郵送(〒186-8001 東京都国立市富士見台2-36-2)、②電話(042-572-3151)、③ファクス(042-574-1006)、④ホームページ(http://www.n-gaku.jp)のいずれかで申し込みください。 詳しくは、NHK学園(電話番号042-572-3151)まで。 西根歴史民俗資料館では友の会会員を募集中です 市西根歴史民俗資料館友の会会員を募集しています。 ■活動内容 歴史民俗学・自然科学に関する講演会や研修会など ■年会費 3,000円 詳しくは、市西根歴史民俗資料館(電話番号77-2024)、担当・畠山まで。 放射線などの測定結果について 市は、平成23年10月から空間放射線量の測定を行ってきました。 これまで測定した放射線量の数値は大きな変動も無く、平常値を示しています。このことから、市内における安全性は保たれていると判断し、今後は、2カ月に1回測定を行い、引き続き市内の安全確認を行っていきます。 また、調理した給食の放射性物質の測定を西根地区学校給食センターで行っています。 その結果、2月28日、3月7日・14日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。 詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 今月の表紙 母校と地域に感謝し、子どもたちは新たな一歩 平成25年3月で閉校する東大更小学校と田山中学校の閉校記念碑除幕式が、両学校の校門に隣接する記念碑前で行われました(詳細は8〜11ページ)。 記念碑には、両学校への思いが込められた言葉がそれぞれ刻まれています。記念碑前の児童・生徒は、母校と地域への感謝を胸に、新しい一歩を踏み出すことを決意していました。 ▪編集後記 これまで掲載してきた「まちの企業探検隊」と「八幡平いにしえの宝」は、先月号が最終回でした。ご協力いただいた皆さまありがとうございました。▷替わって「教振のススメ」と「キラリ輝人」がスタートしました。よろしくお願いします。▷「キラリ輝人」では、市で活躍する人などを取り上げていきたいと考えています。自薦他薦は問いませんので、キラリと輝く素敵な人の情報をお待ちしています。 (佐々木) 32ページ キラリ輝人① 市食生活改善推進員連絡協議会 会長 中軽米 こう子 さん なかかるまい・こうこ 63歳 寄木新田  昭和24年生まれ。市食生活改善推進員連絡協議会や市朗読ボランティア「さくらの会」などの会長を務め、活動は多岐に渡る。好きな言葉は「共に」。血液型A型のおとめ座 食を通して健康づくりの輪を広げたい 「初めて食事を準備する人にも分かりやすく」と、料理集への思いを語ってくれたのは、市食生活改善推進員連絡協議会(市食改協)の中軽米こう子会長。 市食改協は、24年度に友好都市・宮古市の食改協から「簡単に出来る料理集があれば活動に便利ですね」との声を聞きました。その声をもとに、理事会で協議し、市の『がんばろう岩手基金』と全国協議会からの支援活動費を利用して、料理集作成を計画。会員がレシピを考え、調理・写真撮影したものに、県央保健所管内の市町村からのレシピを加え、料理集を編集しました。完成した料理集は、3月8日に宮古市食改協へ2千部届けられました。 完成した《パパッとお手軽料理集》には、使いやすさを考えたさまざまな工夫が凝らされています。「生活に溶け込むよう淡い色使いにし、使いやすいカード式にしました」と紹介された料理集には、主食や主菜などのほか、郷土のおやつのレシピも載っています。また、口腔ケアについても掲載しているのが特徴です。 この料理集は、宮古市食改協の料理講習会などを通じ、健康づくりの輪を広げる支援に役立てられる予定となっています。