1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 2月号 Feb.2013 No.167 寒さに負けず祈りを込めて(1月8日、平笠裸参り) 2~5ページ あなたを大切に思う人のために がん検診と特定健診を受けましょう  健康とは誰のためのものか考えたことはありますか? あなたが病気にかかったことが分かった時、悲しむ人がたくさんいるはずです。つまり、健康は自分だけのためのものではないのです。あなたを大切に思っている人のためにも、がん検診と特定健診を受けましょう。 がんは珍しくない病気  日本人の死因の第1位である「がん」。日本人の2人に1人は「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。  市内でも、平成22年に109人の人が「がん」で亡くなり、これは、死因の27%を占めています。中でも、大腸がんや肺がんは増加傾向にあり、市の検診でがんが見つかっている人もいます。しかし、多くの人が早期にがんを発見し、治療して元気に過ごしています。  大切な自分の体を守るため、また、あなたを必要としている周りの人たちのためにも、がん検診を受けてみませんか? がん検診を受診する目的  がん検診の目的は、がんを早期発見することだけではありません。適切な治療を行って、がんによる死亡を減少させることです。  厚生労働省では、胃・肺・大腸・乳・子宮頸がんの検診の受診率を、5年以内に50パーセント(胃・肺・大腸は当面40パーセント)にすることを目標としています。  しかし、市の受診率は、図1に示すとおり低い状況にあります。 検診受診者はなぜ少ない  平成21年に行われた内閣府のがん対策に対する世論調査によると、検診の未受診の理由として、「たまたま受けていない」「健康状態に自信があり、必要性を感じないから」「時間がなかったから」などが主なものとして挙げられています。  特に自覚症状もないと、「後にしよう」「痛いところもないし、また来年でいいかな」と思い、受けそびれてしまうのが現状のようです。 自覚症状がないほど大事  しかし、たった1日、検診(健診)のために時間を割くことで、早期発見につながり、病気が治ったり、医療費が抑えられたり、治療にかかる時間も抑えられることもあります。さらに、あなたを大切に思う人の「心配」も減らすことができます。  自覚症状が出てからでは、遅いこともあります。自覚症状の出ていない人こそ、検診を受けてください。 生活習慣病を予防する  特定健診とは、メタボリックシンドロームの予防に着目した健診で、その内容は表1に示すとおりです。また、特定健診のお知らせは、加入している医療保険者から届きます。  近年、生活習慣病やその予備軍が増加していて、約60%の人がそれを原因として亡くなっています。生活習慣病を防ぎ、健康な体を手に入れるため、まずは特定健診を受けましょう。 特定保健指導に参加を!  特定保健指導とは、特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスク(腹囲や血圧、血糖値、中性脂肪など)が高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できる人などを対象に案内するものです。  市は、八幡平市国保の加入者を対象に、特定保健指導を行っていて、自己負担額無料で受けられます。  特定保健指導と聞くと、「厳しく指導されそう」という嫌なイメージが浮かぶと思いますが、現在教室に通う皆さんは楽しんで参加しています。一切無理をさせない教室ですので、ぜひ参加してください。  次のページでは、実際に検診や特定保健指導を受けた人の感想を紹介します。 市の特定保健指導の名称は 「3・3スクール」です!  「3・3スクール」とは、市で行っている特定保健指導の教室の名称で、6カ月の間に体重を「3」キロ、腹囲を「3」センチ減らすことを目的としています。  教室では、個別相談や医師の講演、食事や運動の講演、電話や手紙でのやり取りなどを通して、一人一人に合った生活習慣の改善を目指します。無理なダイエットをする教室ではありませんので、自分のペースに合った健康づくりができます。 がん検診や特定保健指導を実際に受けてみて がん検診 精密検査の結果を知った後気持ちがすっきりしました 神田 勝恵 さん 42歳 下町三区  平成24年度に初めて乳がん検診を受けた神田さん。結果は、「精密検査が必要」。受診するまでの経緯などについて聞きました。 ―乳がん検診を受けた時の感想は  想像より面倒ではなかったです。マンモグラフィ検査は、完全個室で安心でした。病院とは違い、近くで、待ち時間も少なく受けられたのでよかったです。 ―結果が届いたときはどうでしたか  精密検査が必要という結果が届いたときは、びっくりしました。でも、自分は大丈夫だろうと思い、そのまま2、3カ月過ごしました。 ―その後、精密検査を受けたのはなぜですか  知人で「乳がん」になった方がいたんです。進行すると、命に関わる病気なので、受けるなら早い方がいいと周りからの勧めもあって、精密検査を受けました。 ―異常なしとの結果を聞いてどうでしたか  ホッと安心したのと同時に、すっきりしました。ただ、今回異常なしだから、今後も大丈夫ということではないんだとも思います。  だから、また次の機会にもがん検診を受診しようと思っていますし、自分の娘にも、大人になったら受けるように教えていきたいですね。 健康教室 無理はしなくていいですよその一言で長続きしてます 鬼柳 文雄 さん 63歳 立石  特定保健指導の「3・3スクール」に24年9月から通う鬼柳さん。5カ月で約5キロの減量に成功した要因を聞きました。 ―参加するきっかけは何ですか  仕事を辞めてから、健康のために何かしなくてはいけないな、とは思っていたんです。そんな時に『3・3スクール』のお知らせが届いたので、参加しました。 ―参加してみていかがでしたか  初めは、一体どんなことをやらされるんだろうと、どきどきしながら行きました。けれど、教室のスタッフの人に掛けられた最初の言葉が、「無理はしなくていいですよ」だったんです。今思うと、この一言で教室に通い続けられるようになったんだと思います。  それからは、教室が楽しくて参加してます。常に新しい情報を得られる場所でもあります。 ―通ってみて変わったことはありますか  今までの生活を見直すようになったことです。これまで、習慣でついつい食べてしまっていることに気付きました。今は、間食を減らし、無理のない運動と野菜を食べることを続けています。  妻から食事面で協力してもらい、順調に効果が出ています。行動を起こすことが大事と気付かされました。 保険料(税)の上昇を抑えるには病気を予防することが大切です  病院で治療を受けるとき、私たちは治療費を支払いますが、窓口で支払う自己負担以外の治療費は、保険料(税)でまかなわれています。  保険料(税)は、保険に加入している皆さんが納めているものです。病院で治療を受ける人が増えると、病院に支払う額が増え、結果として保険料(税)も増える可能性があります。そういった事態を避けるためにも、検診(健診)を受けて、病気を予防することが大切です。 検診は受診後も大事  がん検診で『異常なし』だった人は、左の「がんを防ぐための新12か条」に気を付け、次回の検診も必ず受けましょう。また、気になる自覚症状が出た人は、医療機関を受診しましょう。  「精密検査が必要」という結果だった人は、早めに専門の医療機関を受診しましょう。検診は、病気が隠れている可能性を見つけるための検査です。検診だけでは病気かどうか分からず、異常がないこともあります。  「自覚症状がないから」「忙しいから」などの理由で受診しない人がいますが、これは大変怖いことであり、もったいないことです。早期に発見していれば、治療できた機会を逃してしまうことになるかもしれません。必ず精密検査を受けるようお願いします。 4月から始まります  市の検診(健診)は、4月から始まります。実施時期は、各検診で異なりますが、予定では、3月中に年間の各種検診日程表を、また、各検診の約1カ月前までに受検票をお送りします。  詳しくは、市役所健康福祉課健康推進係(内線1176)まで。 みんなで覚えよう がんを防ぐための新12か条 1条 たばこは吸わない 2条 他人のたばこの煙をできるだけ避ける 3条 お酒はほどほどに 4条 バランスのとれた食生活を 5条 塩辛い食品は控えめに 6条 野菜や果物は豊富に 7条 適度に運動 8条 適切な体重維持 9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療 10条 定期的ながん検診を 11条 身体の異常に気が付いたら、すぐ受診を 12条 正しいがん情報でがんを知ることから がん検診の気になるところ ▶どうやって受けるの? ➡各世帯に届いた受検票に必要事項を記入し、受付時間内に検診会場へお越しください。また、受検票や同封されているお知らせに書かれている注意事項を必ず読んでから受検しましょう。 ▶対象者は? ➡左に示すとおりです。検診によっては受診できない人もいますので、各受検票の注意事項やお知らせをよく読んでから受けるようにお願いします。 ▶料金はかかるの? ➡平成25年度の市のがん検診自己負担は、無料です。 ▶時間はかかりますか? ➡市で行っている検診は、集団検診です。受診者数や来場した時間により、早い人で30分、混んでいる場合は2時間程度かかります。胃がん・大腸がん検診以外の検診は、例年、午後の検診が比較的待ち時間が少なく受診できるようです。日曜日の午前中は、1番混雑するため、長くお待ちいただくこともありますので、ご了承ください。 ▶結果はすぐ分かりますか? ➡検診によって違いますが、おおむね1カ月後に、個人あてに結果を郵送しています。 ▶結果は「精密検査が必要」でした。 どうしたらいいですか? ➡検診の結果、精密検査が必要という通知が届いたら、なるべく早めに各専門の医療機関を受診してください。同封している紹介状は開封せずに、保険証を必ず持参して受診してください。 ◎がん検診の種類と対象年齢(対象年齢は、全て平成25年4月1日現在のものです) ▪胃がん検診  胃部間接撮影でバリウムを飲んで検査します。 【対象年齢】 40歳以上の人 ▪大腸がん検診  便潜血反応検査をします。 【対象年齢】 35歳以上の人 ▪肺がん検診 胸部X線撮影検査をします。 【対象年齢】 40歳以上の人 子宮がん検診 子宮頚部の細胞診・超音波検査をします。 【対象年齢】 20歳以上の偶数年齢の女性 ▪乳がん検診 乳房X線撮影検査(マンモグラフィ検査)をします。 【対象年齢】 40歳以上の偶数年齢の女性 6ページ 火災から尊い命を守ろう  近年、減少傾向にあった火災件数が、平成24年に急増し、その中には、尊い命が失われるような火災もありました。市内の火災発生の状況を確認し、25年は、火災のないまちを目指しましょう。  表1は、火災件数の推移と内訳です。件数は、20年と24年が特に多く、例年の約2倍でした。また、建物火災の割合が多く、全体の半数以上を占めています。表中にはありませんが、24年中の出火原因で、まきストーブの取り扱い不注意によるものが3件となっています。「周りに燃えやすいものを置かない」「定期的に煙突掃除をする」など、取り扱いには十分注意しましょう。  表2は、車両火災を除く月別の火災発生件数です。これを見ると、特に、3月から6月にかけての件数が多くなっています。この時期は、暖房器具などからの火災と野焼きやたき火の不始末が原因となっているものが多くなっています。特に、野焼きは一度燃え広がると大規模な火災となるので、注意しましょう。また、近隣に迷惑がかからないように計画的に行ってください。  詳しくは、市役所企画総務部総務課消防防災係(内線1234)まで。 住宅用火災警報器を設置しましょう  あなたのご家庭では、住宅用火災警報器は設置済みですか。火災を早期発見し、逃げ遅れや被害を減らすためにも必ず設置しましょう。  また、設置後は、お近くの八幡平消防署(出張所を含む)に「設置届出書」を提出するようお願いします。 7ページ 各課からのHOT LINE 人間ドック・脳ドック助成申し込みを受付中 ●詳しくは市役所健康福祉課健康推進係(内線1172)  市は、平成25年度に人間ドック・脳ドックの受診を予定している人へ、検診費用の一部助成について申し込みを受け付けています。 ■助成金額 【人間ドック】 10,000円(婦人検診受診を含む場合、14,200円) 【脳ドック】 10,000円(受診後に助成します) ■受診医療機関 【人間ドック】 市が委託する機関 【脳ドック】 脳ドック検診を実施する医療機関 ※受診機関への連絡は、市の助成申し込み終了後に、直接予約をしてください。 ■申し込み方法 市役所健康福祉課、松尾・安代総合支所地域振興課または田山支所に申し込みください。 ■申込期限 25年3月29日金曜日 ■対象となる受診期間 【人間ドック】 4月1日月曜日~11月30日土曜日 ドック】 4月1日月曜日~26年1月31日金曜日 ※人間ドックの助成を受ける人は、25年度に市が実施するすべての各種検診を受ける必要はありません。 ■助成対象者 ▪市内に住所がある人 ▪下表の生年月日に該当する人 ■対象年齢表(Sは昭和を表します) 人間ドック(3歳刻み)) S52.4.2~S53.4.1 S49.4.2~S50.4.1 S46.4.2~S47.4.1 S43.4.2~S44.4.1 S40.4.2~S41.4.1 S37.4.2~S38.4.1 S34.4.2~S35.4.1 S31.4.2~S32.4.1 S28.4.2~S29.4.1 S25.4.2~S26.4.1 S22.4.2~S23.4.1 S19.4.2~S20.4.1 S16.4.2~S17.4.1 S13.4.2~S14.4.1 脳ドック(5歳刻み) S52.4.2~S53.4.1 S47.4.2~S48.4.1 S42.4.2~S43.4.1 S37.4.2~S38.4.1 S32.4.2~S33.4.1 S27.4.2~S28.4.1 S22.4.2~S23.4.1 S17.4.2~S18.4.1 S12.4.2~S13.4.1 ※脳ドックの助成は、脳血管疾患の治療中ではないこと、その他の脳ドックの補助を受けていない人に限ります。 健康づくり推進大会にみんなで参加しよう! ●詳しくは市役所健康福祉課地域医療係(内線1185)  市は、平成24年度健康づくり推進大会を開催します。無料で参加できます。 ■日時 2月24日日曜日、午前11時から午後3時半まで ■場所 西根地区市民センター ■主な内容(式典は午後1時から3時半まで) ▶表彰(8020運動達成者など) ▶活動紹介  保健推進員協議会、食生活改善推進員連絡協議会 ▶特別講演  演目 「老化は走らない!認知症予防の秘訣」  講師 群馬大学大学院  保健学研究科教授 山口晴保氏  また、当日は、健康に関わる展示や、軽食の販売なども行います。 展示・測定・試食・販売の部 ◎午前11時から午後1時まで ▪福祉作業所の手作り作品展示・販売  蓮華、ふらっと、そよかぜの家、ポパイの家 ▪測定・相談  血圧・体脂肪チェック、足指力測定、高齢者に関する相談など ▪市内工房販売  軽食(おにぎり、蒸しパン、洋菓子、もち類など)、イチゴ、味付け卵 ▪福祉用品・機器の展示、販売 ▪地元食材を使ったバランス弁当の紹介 ◎午前11時半から午後1時まで ▪試食(300食無料提供)  豚汁、いなかひねり ◎午前11時から午後3時半まで ▪健康パネル展示  食生活で生活習慣を見直そう、肥満と病気など  歯の健康、歯周病の予防 8~9ページ NEWS&INFORMATION 高齢者叙勲受章おめでとうございます 高齢者叙勲 旭日単光章 元・安代町議会議員 高村 平四郎 さん 88歳 上川原  高村さんは、昭和59年11月から平成8年11月まで、旧安代町の町議会議員を3期務められました。  任期中は、米白河川公園や瀬の沢橋の整備などに携わり、「河川公園で遊ぶ子どもたちやゲートボールを楽しむ人を見ると、本当に良かったなあと思います」と地域の役に立てたことを喜んでいました。  また、これまでに335本の杖を製作・寄付していて、「今後も続けたい」と語ってくれました。 読書マラソンの表彰式が行われました  平成24年度読書マラソン表彰式が1月26日、市立図書館で行われました。表彰式では、24年7月20日から25年1月9日までの間に、図書館や公民館の図書室から、多くの本を借りて読んだ人を4部門に分け、上位5人に表彰状が贈られました。  また、式終了後は、活動20周年を迎えた「ほおずきの会」による朗読を楽しむ会が開かれ、会員の朗読や絵本の読み聞かせ、第15回少年少女の詩・受賞者の作品発表が行われました。 ▪24年度読書マラソン受賞者(敬称略) 幼児読み聞かせ ① 伊藤大廣、田頭、170冊 ② 藤原歩、平舘、159冊 ③ 村木舞璃華、平舘、96冊 ④ 佐藤茶芽、平舘、94冊 ⑤ 工藤咲来、大更、91冊 児童低学年 ① 木村美咲、安代、94冊 ② 千田奈々、田頭、88冊 ③ 安ヶ平茉利愛、田頭、87冊 ④ 皆川彩音、大更、86冊 ⑤ 工藤、颯良、大更、85冊 児童高学年 ① 伊藤天毎、田頭、202冊 ② 高橋愛美、田頭、120冊 ③ 小舘瑞穂、大更、87冊 ④ 皆川瑛士、大更、84冊 ⑤ 澤口奈那、大更、77冊 大人(中学生以上) ① 伊藤れい、田頭、173冊 ② 伊藤久子、田頭、122冊 ③ 村木万侑華、平舘、98冊 ④ 遠藤聖悦、田頭、89冊 ⑤ 田中舘安子、盛岡、86冊 市の商業の充実を目指して 講演会と表彰式が開かれる  市商工会(高橋富一会長)の2013新春講演会と平成24年度永年勤続優良従業員等表彰式が1月10日、八幡平ハイツで開かれました。  講演会では、㈲鶴の湯温泉(秋田県仙北市)の代表取締役・佐藤和志氏を招き、「観光資源を活かした地域振興策」と題して、講演が行われました。  講演会終了後は、表彰式が行われ、長年業務に従事している功績をたたえて、市内7事業所27人が表彰されました。  表彰された人は、次のとおりです。(順不同、敬称略) ◎全国商工会連合会会長表彰 【勤続年数30年以上】 八幡武、津村光弘、畠山浩二、伊藤春男、津志田文弘(㈱遠忠)、瀧川重巳、八重樫淳悦(㈱肉の横沢)、伊藤世栄子、伊藤紀一、中村光彦(㈲伊藤畳店) 【商工会役員功労者】 伊藤一彦(伊藤一彦保険事務所)、角舘民男(角屋食堂) ◎県商工会連合会会長表彰 【勤続年数20年以上】 伊藤裕司、竹田武四、津志田一、伊藤信彦、中嶌哲也、工藤寿司(㈱遠忠) ◎市商工会会長表彰 【勤続年数15年以上】 岩崎勇次郎、伊藤正(㈲西根舗装建設) 【勤続年数10年以上】 高橋忠利、佐々木雄二、松尾鉄夫(㈱遠忠)、工藤勝美、千葉りか、渡辺小百合、山本慶子、高橋由美子、工藤まり子(㈱岩手エッグデリカ) 市の魅力がまた増えました 新しい観光道路名称が決定  平成24年11月に募集した観光道路の名称が決定し、その表彰式が1月30日、市役所本庁で行われました。受賞したのは、三澤儀男さん(63)=安比高原=と髙橋時夫さん(64)=田頭=で、2人には、武田常徳副市長から安比塗の賞状と副賞が贈られました。  名称を募集した観光道路は、「市道安比線~畑前森線」と「県道葛巻日影線~田代平西根線」の2区間で、応募総数は、計159点でした。  決定した名称は、次のとおりです。 ■観光道路名称 ①安比線~畑前森線(三澤儀男さん)  名称 「安比高原レインボーライン」 ②葛巻日影線~田代平西根線(髙橋時夫さん)  名称 「七時雨カルデラライン」 光通信のエリア拡大を求め NTT東日本に要望書提出  市は、平成24年12月26日、NTT東日本岩手支店に対して、東八幡平地区の光ファイバー通信サービスエリア拡大を求める要望書を提出しました。  同地区は、以前から光ファイバー通信への強い要望があり、24年度にサービス利用意向アンケートを実施しました。その結果、対象895世帯中287世帯から回答をいただき、うち178世帯(62パーセント)から、利用希望がありました。今回、この調査結果を基に、NTTに対して要望を行ったものです。  今後、市ではさらに、安代地区での利用意向に対する調査を予定しています。 各種スキー大会に役立てて― 市建設協同組合が協賛金を寄付  24年度各種スキー大会の協賛金寄付のため、1月9日、市建設協同組合の遠藤忠志理事長ら4人が、市役所本庁を訪れ、市スキー大会実行委員会会長の田村正彦市長に目録を手渡しました。  協賛金は20万円で、24年度に市内で行われる各種スキー大会のために役立てられます。 義援金ありがとうございます(1月24日までの受け付け分) 【義援金】 ◆銀行振り込み(表記は通帳記帳のとおり) ▽1万円 マツムラ カズヨ ▽3389円 ナカヤマ ヒロシ 10ページ 長寿 百歳おめでとうございます 田村 佐太郎 さん 大正2年1月7日生まれ (山後)  田村佐太郎さんの紀寿祝い会が1月7日、山後公民館で行われ、併せて長寿祝い金が授与されました。  会には、家族や地区の住民ら約60人が参加し、田村さんの100歳を祝いました。田村さんは、これまで大きな病気やけがをしたことがないとのことで、「腹八分で食べることと散歩が健康の秘けつ。多くの人に集まってもらい、祝ってもらえるのは、光栄です」と感謝の気持ちを語ってくれました。 米田 謙一郎 さん 大正2年1月10日生まれ (両沼) 米田謙一郎さんへの長寿祝い金の授与式は1月10日、米田さんの自宅で行われました。  当日は、家族の皆さんで100歳をお祝い。昔の話で盛り上がりました。米田さんは、80歳まで建設業に関わっていて、現在住んでいる自宅もご自身で建てたそうです。  健康の秘けつを伺うと、「約50年間、毎日飲んでいる栄養剤」とのことです。祝い金と花束を受け取った米田さんは、「みんなのおかげ。ありがとう」と喜びを語りました。 募集 学童保育クラブの入会申し込みを受け付けます  市内の各学童保育クラブでは、仕事などのため、保護者が昼間家庭にいない小学生を対象に、平成25年度学童保育クラブの入会申し込みの受け付けを行います。 ■対象児童 小学1~3年生(必要と認められる場合は、4~6年生も対象とします) ■申込書の配布・受付場所 ①………杉の子保育園または実施施設 ②~⑭…各実施施設 ■提出書類など ・入会申込書 ・就労証明書または申立書 ・スポーツ安全保険加入金900円(1人当たり) ■受付期限 25年3月8日金曜日まで(杉の子ホームは随時受け付け)  詳しくは、申し込みを希望する学童保育クラブの問い合わせ先まで。 ■各学童保育クラブの連絡先 ※NPO法人=特定非営利活動法人 ① 杉の子ホーム、76-3345(杉の子保育園) ② 大更学童保育クラブ、090-7527-8647 ③ 大更第二学童保育クラブ、080-6025-8705 ④ 渋川学童保育クラブ(旧渋川小学校内)、 080-6042-8705 ⑤ 田頭学童保育クラブ、090-6255-6867 ⑥ 東大更学童保育クラブ、090-7561-8890 ⑦ 平笠学童保育クラブ(平笠小学校敷地内、)090-7527-8706 ⑧ 平舘学童保育クラブ(平舘小学校内)、 080-5567-4011 ⑨ 寺田学童保育クラブ(旧JA寺田支所内)、 77-1133 ⑩ あしろ学童保育クラブ、72-2644 ⑪ 田山学童保育クラブ(田山小学校内)、 080-5575-0383 ⑫ 松野学童保育クラブ、74-4071 ⑬ 寄木学童保育クラブ、76-2171 ⑭ 柏台学童保育クラブ、78-3153 11ページ 各種スポーツ大会成績(敬称略、●内の数字は順位) ◎雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会(1月5日、北海道札幌市・宮の森ジャンプ競技場) ③小林潤志郎(東海大3年、松尾中卒) ◎田山クロスカントリー大会(1月8・9日、田山クロスカントリーコース) 【男子】◇クラシカル▽一般10キロ②高橋涼(東京農業大3年、松尾中卒)◇フリー▽中学校5キロ③高橋雅矢(松尾2年)▽高校15キロ③川野創平(盛岡南3年、安代中卒)▽一般15キロ①高橋涼◇総合▽中学校②高橋雅矢▽高校③川野創平▽一般①高橋涼 【女子】◇クラシカル▽小学校3キロ②滝沢日菜(安代6年)▽中学校3キロ③山本希歩(安代3年)◇フリー▽中学3キロ①山本希歩②佐藤朱莉(田山3年)▽高校10キロ②土屋正恵(盛岡南1年、安代中卒)◇総合▽中学校①山本希歩②佐藤朱莉③小原菜奈美(安代3年)▽高校②土屋正恵 ◎県スキー選手権大会 ■アルペン(1月8~10日、八幡平リゾート下倉スキー場) 【男子】◇スラローム▽B級公認①小船勝巳(荒沢運送、安代中OB)◇ジャイアントスラローム▽B級公認①小松恭平(新日本設計、平舘高OB) 【女子】◇スラローム▽B級公認①浅水洸佳(平舘高2年)◇ジャイアントスラローム▽B級公認②浅水洸佳③畠山睦美(平舘高1年、西根中卒) ■ノルディック(1月12~14日、田山クロスカントリーコースほか) ◆クロスカントリー 【男子】▽15キロフリー③川野創平▽リレー10キロ×4①盛岡南高(川野創平ほか) 【女子】▽5キロクラシカル②土屋正恵▽10キロフリー①土屋正恵▽リレー5キロ×3①盛岡南高(土屋正恵ほか) ◆スペシャル・ジャンプ 【男子】①小林陵侑(盛岡中央高1年、松尾中卒)②畑中優祐(東海大4年、松尾中卒)③永井陽一(市スキー連盟) 【女子】①小林諭果(盛岡中央高3年、松尾中卒) ◆コンバインド ①永井陽一②畑中優祐③小林陵侑 ◎県中学校スキー大会(1月12~14日、安比高原スキー場ほか) ■アルペン 【男子】▽スラローム②高橋雅人(西根3年) ■クロスカントリー 【女子】▽3キロクラシカル②山本希歩▽3キロフリー①山本希歩▽リレー3キロ×3②安代(齋藤彩花【1年】、山本希歩、小原菜奈美) ■スペシャルジャンプ 【男子】③工藤颯悠(安代2年) ■コンバインド 【男子】③工藤颯悠 ■総合 【女子】②安代 ◎県高等学校スキー大会(1月12~14日、安比高原スキー場ほか) ■アルペン 【男子】▽スラローム①小松悠平(平舘2年)▽ジャイアントスラローム①小松悠平②齊藤優(盛岡中央3年、松尾中卒) 【女子】▽スラローム③浅水洸佳▽ジャイアントスラローム②浅水洸佳 1月中に行われたその他の各種大会の成績は、次号に掲載する予定です。ご了承ください。 12~13ページ 話題ピックアップ 防火誓い威風堂々の行進 平成25年市消防出初式  平成25年の市消防出初式が1月3日、安代総合支所前で開かれました。  市博物館前から安代総合支所前までの間で、市消防団が分列行進を披露した後、式典が行われました。市消防団の髙橋守男団長は「火災のみならず、災害に対応できるよう研鑽を重ねたい」、統監である田村正彦市長は、「地域住民の生命と安全を守るために尽力してほしい」とそれぞれ訓示を行いました。その後、参加者で万歳三唱を行い、ことしの無火災を誓いました。 地域安全の気持ち新たに 市防犯隊・市交通指導隊合同初点検  市防犯隊・市交通指導隊の合同初点検が1月5日、西根地区体育館で行われました。  初点検には、隊員や関係者約80人が出席。田村市長や岩澤嘉彦岩手警察署長ら関係者が観閲を行い、手帳や警笛などの装備品を点検しました。両隊を代表して、舘柳勝彦市防犯隊長が、「実態に応じた活動をしていくためにも、より一層の努力をしていきたい」と決意表明をし、両隊員は、地域の安全・安心への誓いを新たにしました。 みずき団子で親睦深める 平舘公民館の世代間交流事業  活気のある新年を願うみずき団子の配布が、1月11日、平舘地内で行われました。  世代間交流として開催されているこの事業には、平舘保育園の園児や老人クラブの会員、小学生など約60人が参加。餅つきや飾り付けを通じて、交流を深めました。また、園児たちは、完成したみずき団子を平舘地区内にある銀行や老人ホームに配布。「一生懸命作ったので、飾ってください」と元気な声で、みずきを手渡しました。 僕らに雪かきは任せてね 安代地区スノーバスターズ活動出発式  安代地区スノーバスターズ活動出発式が1月6日、安代福祉センターで行われました。  式には、隊員や関係者など約40人が参加し、安全に気を付け、けがなく活動することを確認した後、早速除雪活動に励みました。毎年参加している安代中生徒に加え、ことしは田山中生徒も参加し、活動を充実させることになりました。安代中は、今季から希望者だけ活動を行うことになりましたが、受験生である3年生も参加するなど、意欲的に活動が行われています。 1年の健康と豊作を祈願 寄木裸参り  無病息災や五穀豊穣を祈る寄木裸参りが1月16日、松尾地内で行われました。  寄木裸参りは、出発地点を南寄木、北寄木、新田の各集落持ち回りで行っていて、ことしは新田分館から出発。女性を含む18人の参加者は、白装束に身を包み、分館前で神事を行った後、天照皇大神宮までの約1.5キロの道のりを練り歩きました。保存会の高橋巳之吉会長は、「若い後継者が増え、伝統が続いてほしい」と願っていました。 伝統食を作りながら学ぶ 学童保育クラブひっつみ作り体験  大更第2学童保育クラブのひっつみ作り体験が1月17日、大更公民館で行われ、同クラブに通う児童22人が郷土の食文化を学びました。  児童は、西根地区の市食生活改善推進員連絡協議会員らから、作り方を指導してもらい、楽しみながらひっつみを完成させました。野菜は、同会員や児童の家族から提供されたものを使い、地産地消を学ぶ機会にもなりました。また、児童たちは、おかわりに列を作っていて、味にも満足していたようでした。 すなっぷギャラリー 齢者ニュースポーツ大会では一投一投に全員が集中(1月29日、市総合運動公園体育館) 防災とボランティア週間に合わせ、啓発活動を実施(1月13日、マックスバリュ西根店駐車場) 県中学校スキー大会開会式で安代中の伊藤大智生徒会長が歓迎のあいさつ(1月11日、安代地区体育館) 家庭からお飾りなどを持ち寄り、どんと焼きが行われました(1月9日、伊那奈伊澤神社)【撮影:小野寺幸子】 市更生保護協力会の新春講演会では折り鶴をつくりました(1月20日、西根地区市民センター) 14ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 内線1177 市役所健康福祉課 お子さんは何時に寝ていますか?  最近、日本の子どもの就寝時間が、世界の中でも際立って遅いことが問題視されています。  3歳児では、日本の半数近い子どもが、午後10時以降に就寝するというデータもあり、子どもの夜更かしが増加傾向にあります。  子どもの睡眠不足や不規則な睡眠リズムは、脳や体の発育に悪いだけではなく、「昼間元気がでない」「イライラして怒りやすい」「無表情になる」など、情緒面での問題を引き起こしてしまいます。  また、学力の低下や肥満になりやすいといった報告もあるなど、きちんとした眠りが子どもたちの心身の健康に影響しています。  しかし、子どもの生活リズムは、自然には身に付きません。そのため、乳幼児期からの正しい習慣付けが大事になってきます。 ■生活リズムの整え方 ①午前7時までに起こし、朝の光を浴びさせる。 ②朝の儀式(おはようのあいさつ、洗顔、着替えなど)を習慣付ける。 ③昼間は、たっぷり運動をする。 ④昼寝は、午後3時ころまでにとる。 ⑤食事は、午後7時半ごろまでに済ませる。 ⑥眠る前の儀式(トイレ、おやすみのあいさつなど)を習慣付ける。 ⑦毎日できるだけ同じ時間に寝室に入り、電気を消す。  まずは、『早起き』からスタートし、できることから一つずつやってみましょう。  家族全員で生活習慣を見直し、子どもの快眠を支えてあげてください。 ※生活リズムを整えても、なかなか改善できない子どもの場合、睡眠障害の可能性もあります。かかりつけの小児科医や保健師にご相談ください。 介護のココロ 内線1181 市地域包括支援センター 高齢者虐待を見たら相談を  高齢者虐待について、平成23年度に県内市町村へ相談・通報された件数は270件で、うち147件が虐待として認定されました(特別養護老人ホームなどの要介護施設従事者による虐待はありませんでした)。  被虐待高齢者は、認知症を有する75歳以上の女性が多く、息子からの暴力などの身体的虐待を受けるケースが多い傾向にあります。  そのほかの高齢者虐待として、高齢者の気持ちを著しく傷付ける心理的虐待や、本人の合意なしに財産や金銭を使用する経済的虐待が挙げられます。また、介護・世話の放棄、放任なども虐待のひとつです。  高齢者への虐待を発見した人は、高齢者虐待防止法に基づき、通報する義務があります。通報者の秘密は守られますので、安心して市地域包括支援センターへ相談・通報するようお願いします。 ささえあいの輪 内線1166 市役所地域福祉課 ひとにやさしい駐車場利用証  県では、車いす使用者用の駐車区画が利用可能であることを示す「ひとにやさしい駐車場利用証」を交付しています(利用証は、優先利用を示すもので、利用を保証するものではありません)。 ■交付対象者 ※申請時の添付書類がそれぞれ違います ▶身体障害者手帳を持っている人(障がいの種別などで対象者が異なります) ▶療育手帳(「A」相当)を持っている人 ▶精神保健福祉手帳1級を持っている人 ▶要介護1~5の認定を受けた人 ▶難病のため特定疾患医療を受けている人 ▶けがなどが原因で歩行困難と診断された人 ▶妊産婦  申請は、市役所地域福祉課または各総合支所に備え付けの用紙に必要事項を記入し、添付書類と併せて、盛岡広域振興局保健福祉環境部(電話番号019-629-6565)へ提出ください。 15ページ まちの企業探検隊37 ㈱昭和食品 東北事業部 東北工場 紹介者 製造1課係長 伊藤 喬史さん 製造2課係長 阿部 俊太郎さん 企業人による会社紹介 所在地 大更23-146-4 資本金 8,000万円 代表者 代表取締役社長 赤石 貴正     東北事業部取締役専務 荻原 篤 設立 昭和52年6月(東北工場) 従業員 85人 電話番号 76-4755 事業内容 食肉加工、惣菜製品の食品製造・販売 主な取引先 フードリンク㈱、伊藤ハム㈱、日本ハム㈱、丸大食品㈱、全農チキンフーズ㈱ ▼どんな会社ですか  主に生・冷凍の焼き鳥および牛・豚・鶏肉の串刺し品・味付け照焼などをオーブンで焼いた惣菜を販売しています。お客さまに安心・安全な商品を提供するために、衛生面に気を配った環境づくりと、「おいしい」と言ってもらえる心の込もった製品づくりをモットーにしています。 ▼どんな仕事をしていますか  伊藤さん=焼き鳥の生産計画作成や原料・資材の発注管理をしています。  阿部さん=焼成計画および包装作業全般の作業計画を管理しています。 ▼仕事で心掛けていることは  伊藤さん=産地が指定されている商品の確認と記録を徹底しています。  阿部さん=直接口にする商品なので、品温検査と記録を徹底しています。 ▼やりがいを感じるところは  工場見学をしたお客さまに、「この環境・作業管理であれば安心」と言っていただけたときです。 ▼今後の展望は  共に仕事をする皆さんに、「この会社で仕事をしてよかった」と思える職場づくりをさらに進めたいです。 われらスポーツ少年団 No.30 西根第一中学校ソフトテニス部スポーツ少年団  西根第一中学校ソフトテニス部スポーツ少年団は、1年生10人、2年生6人の計16人で活動しています。  これまでに比べ、団員は減りましたが、その分、全員がボールを使った練習に取り組むことができ、質の高い練習メニューをこなしています。男子や女子、学年に関わらず、全員が仲良く、でも、互いに甘えずに、やる気を持って活動中です。  休日は、先輩方が練習に付き合ってくれたり、父母会が県内外の練習試合に連れて行ってくれたりしています。そういった支援をしてくれる方々や、先生、コーチに感謝の気持ちを伝えるためにも、県大会優勝を目指して頑張っています。 ■活動時間、場所  毎週月~金曜日の午後5時から7時まで、土曜・日曜日は、午前9時から正午まで。夏は平舘ふれあいテニスコート、冬は西根第一中学校体育館で活動  詳しくは、同スポーツ少年団指導者・千田昭宏(電話番号7‌4・2514、西根第一中学校)まで。 16ページ 博物館だより ◆多くの資料を寄贈いただきました  平成24年度も市民の皆さまから多くの資料を寄贈していただきました。主な資料を紹介します。 ▶桶制作に関わった桶屋道具一式60点 ▶散弾銃・村田式二連銃1点 ▶暖房器具5点 ▶木地漆器10点 など  寄贈いただいた合計85点の資料は、今後、博物館で展示などに活用していく予定です。 ◆正月ならではの行事や遊びを体験  1月11日金曜日、寄木保育所で、米やまゆの豊作を祈願した小正月行事「みずきだんご」と正月遊び「たこをつくろう」「干支あそび」の学習を行い、約50人の園児が元気に参加しました。  みずきだんごは、『餅花』や『繭玉』ともいい、14~15日にかけて作り、挽き臼や柱に結んで飾るものです。20日には飾っていたものを降ろして、煎ったり、小豆に入れたりして食べることにより、風邪などをひかず健康に過ごせるといわれています。 ◆2月行事案内 ①文化財取り扱い講習会 ■期間 2月6日水曜日から8日金曜日まで ■場所 県立博物館 ②博物館協議会 ■日時 2月28日木曜日、午前10時から ■場所 市博物館 図書館だより 休館前に本を借りよう 冬休み工作教室を開きました  図書館では1月7日、冬休み中の子どもたちを対象に「冬休み工作教室」を開きました。  当日は、6人の小学生とその保護者が参加し、風船を使い、張り子の「おきあがりこぼし」を作りました。親子で、風船に新聞紙と折り紙を張りつける姿は楽しげで、子どもたちからは、「だるまに顔を付けるのが大変だった」「風船を割るときびっくりした」などの声が聞かれました。  また、冬休み工作教室の様子は、「八幡平FAN」のホームページに写真付きで紹介されました。 蔵書点検にご理解、ご協力ください  図書館および松尾・安代地区公民館図書室では蔵書点検のため、次のとおり休館します。期間中は、貸し出しや電話による貸出期間の延長ができません。 ■休館日(返却のみの利用は可能です) ▶松尾地区公民館図書室 2月12日火曜日、13日水曜日 ▶安代地区公民館図書室 2月19日火曜日、20日水曜日 ▶図書館 3月1日金曜日~9日土曜日 ※図書館では、蔵書点検前の2月14日木曜日から28日木曜日までの間、10冊まで貸し出しができます(視聴覚資料を除く)。 新着図書の紹介(書名、著者名) 季節を楽しむ和菓子、12か月おもたせ菓子研究室 検証尖閣問題、孫崎 亨 道草道中、木内 昇 ねむりひめ(絵本)、荒井 良二 17ページ よろこび・おくやみ 健やかに ◎男の子 鈴木 駿斗(隆生・絵美/北村) 坂本 将(真二・小夜子/両沼) 平澤 幸大(英明・幸子/松川) 小野寺 尚(司・由香/北村) ◎女の子 佐々木 千聖(智彦・幸恵/松尾) 若子内 結愛(健一・綾歌/駅前一区) 髙橋 優美音(優也・美代子/わし森) お幸せに 武田 正太 /山子沢、吉田 かおり /盛岡市 岩崎 征紀 /松川、石羽根 優子 /南寄木 阿部 隆之 /畑1区、髙橋 奈津美 /矢巾町 中軽米 竜也 /寄木新田、瀧川 あゆみ /岩手町 吉川 直也 /両沼、髙橋 瞳 /両沼 工藤 竜也 /下町三区、田村 麻衣 /中松尾 中村 卓也 /舘沢、遠藤 瑶子 /間羽松 安らかに 勝又 クラ 81歳 駅前 工藤 節子 62歳 高宮 津志田 勇一 75歳 堀切 関 イト 92歳 新興矢神 遠藤 タミ 88歳 中村 里舘 光子 85歳 仲町 遠藤 トミ 92歳 五日市4区 小山田 タカ 92歳 浅沢第2 工藤 基治男 81歳 荒木田 遠藤 傳次郎 85歳 野口 後藤 ヨシ 72歳 畑2区 内藤 弘子 76歳 駅前一区 東舘 カヨ 88歳 上寄木 松浦 ヨスエ 78歳 堀切 伊藤 ミサ 92歳 帷子 工藤 百一 88歳 中村 白藤 博子 62歳 浅沢第1 伊藤 民男 81歳 高宮 古川 シュン 89歳 時森 本堂 ヨネ 96歳 下町二区 立柳 勲 82歳 上野駄 遠藤 喜久藏 94歳 五日市4区 工藤 好松 78歳 白屋 藤田 節子 86歳 中松尾 髙橋 トヨ 85歳 両沼 伊藤 正則 82歳 帷子 髙橋 恪 77歳 野駄 堀内 更二 61歳 駅前一区 工藤 正雄 77歳 町組 袰岩 守 89歳 仲町 佐々木 冨太郎 86歳 野口 佐藤 ミナ 89歳 五日市4区 藤田 フミ 96歳 中松尾 中村 肇 93歳 荒木田 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【12月31日現在 ( )は前月比】 西根地区、17,114人(27人減)、 6,220世帯(1世帯減) 松尾地区、6,341人(6人減)、 2,371世帯(3世帯増) 安代地区、5,060人(10人減)、 1,887世帯(2世帯減) 合計、28,515人(43人減)、 10,478世帯(変動なし) 男性、13,756人(変動なし) 女性、14,759人(30人減) 出生7件、死亡39件、転入28件、転出39件 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、2件、累計59件 物損事故、78件、累計556件 負傷者、2人、累計73人 死者、0人、累計5人 飲酒運転、0件、累計7件 火災、0件、累計23件 救急、110件、累計1253件 広報クイズ No.89 日本人の何人に1人ががんになると言われているでしょう? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 2月25日月曜日 消印有効 ◎第88回の正解 60.57パーセント ◎応募者数 18人 ◎正解者数 18人 ◎当選者 工藤定美さん(田頭)、高橋美千子さん(松尾)、羽澤千代子さん(五日市) 18、19ページ お知らせ 学校給食センターの物資搬入業者を募集  市学校給食センターは、平成25年度の学校給食用物資納入業者の登録申請を受け付けます。 ■主な納入品目 野菜、精肉、調理加工食品 ■申請期限 2月28日木曜日  資格基準や申請など詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)または安代地区学校給食センター(電話番号72-2557)まで。 建築物防災週間に合わせ県が相談所を設置します  3月1日から7日までは「建築物防災週間」です。県では、この週間に合わせ、特に防災上の配慮が強く求められている建築物を中心に、防災査察を実施して、必要に応じた指導を行います。  なお、週間中は、建築物の防災についての相談所を設置していますので、ご利用ください。 ■相談所 ▶県土整備部建築住宅課(電話番号019-629-5937)▶盛岡広域振興局土木部(電話番号019-629-6650)  詳しくは、松尾総合支所建設課建築係(内線2527)まで。 地元のお酒と料理囲み共に楽しいひとときを  「新酒とワインのゆうべ2013 ~八幡平の宴~」を開催します。 ■日時 3月8日金曜日、午後6時半から(午後6時開場) ■場所 西根地区体育館 ■会費 前売り券4,000円 ■チケット取扱店 道の駅にしね、なかやま荘、あずみの湯ほか ■販売期限 定員になり次第終了  詳しくは、八幡平市産業振興㈱(電話番号78-2230)まで。 シルバー110番に相談してみませんか  県高齢者総合支援センターでは、高齢者のなんでも相談「シルバー110番」を開設しています。  予約制で、法律・医療・人生・認知症などの相談に専門家が応じます。秘密は厳守され、無料です。 ■受付時間 月曜から金曜日の午前9時から午後5時まで(祝日除く) ■場所 県高齢者総合支援センター(盛岡市本町通3丁目19-1) ■電話相談 0120-84-8584  詳しくは、同センター(電話番号019-625-7490)まで。 八幡平山頂レストハウス季節従業員を募集します  市観光協会では、八幡平山頂レストハウスの季節雇用従業員(25年4月中旬~11月上旬)を次のとおり募集します。 ■募集職種(いずれも若干名) 売店、食堂、施設管理など ■要件 市内に住む19歳以上65歳以下の健康な人で、自家用車などで松尾八幡平ビジターセンターまで通勤できる人 ■給与 時給750円~ ■申込方法 任意の履歴書に必要事項を記入して、同協会へ郵送または持参してください。 ■申込期限 3月8日金曜日  詳しくは、同協会(電話番号78-3500)まで。 食事について学べる介護教室を開きます  介護老人保健施設「岩鷲苑」では、市民の皆さんを対象に介護教室を開催します。受講は無料です。 ■日時 2月28日木曜日、午後1時半から2時半まで ■演題 コレステロールと食事  申し込みなど詳しくは、岩鷲苑(電話番号76-5611)まで。 ひきこもりで悩む方へ無料で相談に応じます  県ひきこもり支援センターでは、無料電話相談(電話番号019-629-9617)を行っています。 ■受付時間 月曜から金曜日の午前9時から午後4時半まで(祝日除く)  また、将来に不安を抱えている本人を対象に『小さな集まり』教室を開催します。 ■開催日 2月26日火曜日、3月26日火曜日 ■時間 午後1時半から3時まで ■場所 県福祉総合相談センター(盛岡市本町通3丁目) ※要予約  詳しくは、同センター(電話番号019-629-9617)まで。 事業者と労働者を対象に無料相談会を開催します  県労働委員会では、労働相談会を開催します。相談は無料です。 ■日時 2月24日日曜日、午後1時から4時まで ※電話予約できます。 ■場所 盛岡地区合同庁舎  詳しくは、同委員会(電話番号019-629-6276)まで。 農業機械のオペレーター若干名を募集しています  農事組合法人八幡平アグリサポートでは、平成25年度採用の職員を若干名募集しています。 ■業務内容 農業機械のオペレーター ■要件 大型特殊・普通運転免許を取得している人 ■処遇 別途相談  詳しくは、同法人事務所(電話番号74-3240)、担当・鈴木まで。 自賠責保険・共済の期限切れにご注意を  自賠責保険・共済は、原動機付き自転車を含む全ての自動車に加入が義務付けられています。有効期限切れなどに注意しましょう。  制度の詳しい内容は、http://www.jibai.jpをご覧ください。 放射線などの測定結果について  平成24年12月に測定した空間放射線量は下表のとおりです。  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(内線1124)まで。 12月放射線量測定結果 測定日は3カ所とも12月26日 測定区分は地上1メートル 本庁舎 11時58分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 松尾庁舎 11時35分測定、0.05マイクロシーベルト毎時 安代庁舎 10時55分測定 0.05マイクロシーベルト毎時  また、24年11月21日から、調理した給食の放射性物質の測定を各給食センターで行っています。  その結果、11月21日、12月6日・13日、1月17日の測定では、放射性物質は検出されませんでした。内容は、市ホームページで公開しています。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 おわびと追加  1月上旬に全戸回覧した「第7回八幡平市夏まつり協力金・協賛金のご報告とお礼」に1件欠落がありました。「スマイル」様から10,000円の協賛金を頂戴しております。  関係者の皆さまにおわびし、追加させていただきます。 今月の表紙 寒さに負けず祈りを込めて  全国にも名を知られるようになった平笠裸参りが、1月8日に行われました。  女性16人を含む34人の参加者は、1年の健康と豊作などを祈り、宮田神社から八坂神社までの約10キロの道のりを、約4時間かけて練り歩きました。当日は、氷点下9度にもなる寒さでしたが、参加者はその寒さにも負けず、東日本大震災復興の願いも込めて、歩き抜きました。 ■編集後記  今回の特集は、検診(健診)でしたが、編集している間に重要性を再認識しました。対象年齢に満たない人も、ご家族に受診を勧めてみてください▷読書マラソン表彰式では、皆さんの借りた冊数にびっくりしました。わたしも本を読む習慣を付けようと思います。 (佐々木) 20ページ 八幡平いにしえの宝 寺田城 - 北氏の城館 -  寺田城は寺田館とも呼ばれ、涼川西岸の標高314メートル、比高差35メートルの段丘崖に位置します。その規模は、東西に140メートル、南北に200メートルで、主郭は150メートル×50メートルです。2重の空堀が3方に回っており、東側の涼川が天然の水堀です。近年、北西側に曲輪らしきものが確認されたことから、城館の範囲が広がる可能性があります。北東側には、慶長3年(1598)に北氏が開基した古刹、聖福寺があり、平安時代末の作とされる地蔵菩薩立像があります。  城主は、近世盛岡藩の創始者である南部信直を支えた北信愛の長男、北愛一です。信愛から独立した形で寺田村を賜り、その後、直愛が継ぎましたが、承応年間の愛時のときに家督を幼い岩松に継がせましたが、亡くなり、寺田の北氏は惜しくも断絶してしまいました。寺伝によると家臣の佐々木六助昌政が、住職に永代供養を頼み、初七日の翌日に殉死したと伝えられています。主郭への入り口付近には、主従と開山した和尚の墓碑が現存しています。 ≪参考文献≫ ・岩手県中世城館跡分布調査報告書(1986)岩手県教育委員会 ・岩手県史第3巻(1961)岩手県 ・岩手郡誌(昭和16年発行、昭和62年復刻版発行)岩手縣教育會岩手郡部會 ・曹洞宗江峰山聖福寺紹介冊子