6から8ページ 決意新たに 二十歳の門出 令和6年度二十歳のつどいを開催  平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれの219人を対象に、8月15日に二十歳のつどいが行われました。節目を祝うため開かれた本式典では、恩師や旧友との再会を喜ぶ姿や、希望を胸にりりしい表情で式に臨む姿が見られました。  本号では、式典当日の様子をお伝えします。  二十歳のつどいは8月15日、西根地区市民センターで行われました。 当日は対象者219人のうち、122人が出席。参加者は、真新しいスーツや色とりどりのドレスに身を包み、旧友らと新たな門出を喜び合いました。  式では、佐々木孝弘市長が「さまざまな人からアドバイスをもらい、自分の人生の目標と挑戦を忘れないこと。一生懸命生きることで、良い方向への道が開けてくる」と激励しました。続いて、出席者を代表し、立柳萌依さん(松尾中卒)が「みんながそれぞれの道に進んでいることを知り、私も進むべき道を自ら切り開き、歩んでいかなければならないと感じました。感謝を忘れず、成人としての決意を胸に、これからの人生を力強く歩んでいきます」と誓いの言葉を述べました。  式典終了後は、平舘地区で学習塾を運営する学び舎Plat form(プラットフォーム)代表の高橋大介(だいすけ)さんが「八幡平市の楽しみ方」と題し講演。「自分のやりたいことをやるためには、やりたくないこともやらなければならないのが社会人。やりたいことを見つけ、小さなことからチャレンジしてほしい」とエールを贈りました。 参加者に聞きました 二十歳の思い 地域づくりを担いたい 西根中卒 吉田大朗(たろう)さん   大学でロシア語を学んでいます。ウクライナの戦争が始まった時期と進学時期が重なったことがきっかけで、戦争による被災支援に興味を持ちました。  将来は、地域づくりなどを担う民間企業への就職を考えています。 子どもの成長に貢献 西根第一中卒 中村百花(もおか)さん  子どもが好きなことと、たくさんの楽しい思い出が記憶にある小学校の先生を目指し、大学で勉強に励んでいます。  子どもたちの成長に貢献できる先生になりたいです。 さまざまな経験を積み重ねたい 松尾中卒 内田紗希(さき)さん  横浜市で会社員をしています。八幡平市はいつ帰ってきても温かく迎えてくれるなと改めて感じました。  キャリアを積んだ後は、人の温かみを感じられる場所で暮らしたいです。 どこでも活躍できる人間に 安代中卒 成田健太(けんた)さん  東京の大学で勉強しながら、本年度のインカレで優勝することを目標に、ノルディック複合の練習に取り組んでいます。  将来は、どの分野であっても活躍できる人間になりたいです。