6ページ タイ タマサート大学生7人が本市で交流 問い合わせ先 まちづくり推進課(電話 内線1453) 視野を広げ 人をつなぐ架け橋に  6月4日から13日までの日程で、本年度もタイ タマサート大学の学生7人と引率の先生が当市を訪れました。  初日の対面式では、学生を受け入れる市ホストファミリーの会の鈴木信一会長が「分からないことは、遠慮なく聞いていただき、すばらしい日本文化体験旅行となるよう願っています」と訪問を歓迎しました。  昨年より約1カ月早い訪問となった今回。学生たちは、ホームステイ先のそれぞれの家庭と交流を深めながら、日中は市内視察や学校への訪問のほか、日本文化の体験をしました。11日に開かれた日・タイ文化交流会では、学生たちはタイの伝統的な旧正月行事「ソングラーン」の紹介と伝統的な踊りを、大更民謡愛好会の皆さんは日本民謡を披露するなど、それぞれ文化を紹介し合いました。引率のピヤワン助教授は「積極的な日本語でのコミュニケーションやチャレンジは、とても良い経験になったと思う」と今回の訪問を振り返りました。  1995年に始まったタマサート大学との交流は、今年で30年を迎え、25回にわたって延べ319人の学生を迎えてきました。訪問する側も迎える側も、相互の違いを体感し、認め合いながら、交流を深めています。 インタビュー 教養学部日本語学科1年 ゲードさん  日本に来るのは2回目です。自然が印象的で京都より綺麗だと思いました。ホストファミリーのお母さんと手作りの工芸品制作に挑戦したことも思い出です。  今回の滞在で、日本語に自信を持って話すことが出来るようになりました。将来は外交官になりたいと思っています。 ホストファミリーの会 伊藤 規子(のりこ)さん 北村  学生の受け入れは今回で21人目です。ほとんど日本語で意思疎通ができたし、優しく素直な学生たちなので楽しく過ごすことができました。  学生たちには、立派な社会人になり、八幡平市にまた訪れてくれたらとても嬉しいです。