18ページ 博物館だより 博物館 電話63-1122 市内の文化財を紹介(1) 人々を優しく見守り続ける「兄川山の神像」  安代地区にある兄川稲荷神社の境内の一角には、山の神が祀られています。山仕事が盛んなこの地域で山の神と呼ばれているこの像は、江戸時代につくられたと考えられ、安代地区で最も古いといわれています。  手を合わせた姿に、山仕事の必需品である袴をはいて山の神を表現してるこの像は、平成26年8月1日に「兄川山神宮の山神像」として市指定有形民俗文化財に指定されました。  兄川山の神像のように、北東北には、仏像を彫るために本格的な修行を積んだ仏師ではなく、仏師の資格を持たない人が地域の人々のために造った仏像が多く残されています。自由に表現された姿には、なんとも言えない魅力があります。 足を運んでみませんか (1)兄川山の神像を展示しています 展示は6月1日から30日(日曜日)まで 月曜日は休館日  巡回展のため、盛岡、京都、東京に出張していた兄川山の神像が帰ってきました。  神社にお戻しする前に、市博物館で展示させていただくことになりましたので、ぜひ足を運んでください。 (2)田山地区の先祓いが見られます  田山地区にある兄川稲荷神社(兄川)、田山稲荷神社(田山)、八幡神社(折壁、日泥)の祭礼は、例年「田山地区統一祭典」として、同一日に催され、今年は7月14日を予定しています。祭礼では、市指定無形民俗文化財「先祓い」の舞がそれぞれの神社で奉納されます。 図書館だより 図書館 電話 75-1700 松尾コミュニティセンター図書室 電話 76-3235 荒屋コミュニティセンター図書室 電話 72-2505 図書館でボランティア活動をしてみませんか  本の魅力を伝えたり、環境を整えたりするボランティアを募集しています。活動は随時見学できます。 本の修理  本のクリニックは毎月第3木曜日 午前10時から午後3時まで 読み聞かせ(日本語または英語) (1)おはなしのじかん 毎月第2土曜日 午前10時半から11時までと午後1時半から2時まで (2)Story Time 毎月第2土曜日 午後2時から2時半まで  夏休みやクリスマスなど、季節の行事にも参加しています。 本棚整理 毎週水曜日の午後1時から3時まで 壁面装飾(館内の飾り付け) 不定期 7月1日(月曜日)から読書マラソンが始まります  事前申し込みは6月24日(月曜日)から受け付けます。参加を希望する人は市立図書館または松尾、荒屋コミセン図書室で申し込んでください。  申込者にはスタンプカードを発行します 読書マラソン期間 7月1日(月曜日)から12月28日(土曜日)まで 新着ピックアップ 『青魚で幸せになれる本』著 島津修、新田亜素美 出版社 池田書店  1年中手に入り、体にも良いアジ、イワシ、サバなどの青魚をおいしく食べるための本。初心者のためにアジ三枚おろしやイワシの手開きのやり方を分かりやすく解説しています。