1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 8月号 Aug.2012 No.155 泣いた子が勝ち! 2~3ページ 新たなにぎわいの拠点目指し 大更駅周辺と隣接地域のまちづくり整備計画を策定  市は、魅力あるまちづくりの推進のため、「大更駅周辺及び隣接地域のまちづくり環境整備基本計画」を策定し、住民説明会を6月25日と27日に開きました。ここでは、市のにぎわいを担う拠点として、大更駅周辺とその隣接地域で、今後どのような環境整備を計画しているかを紹介します。 計画策定の必要性  大更駅周辺地域は、本市の人口および住宅の集積地域で、かつ、商業機能、文化機能、交流機能といった市の核となる要素を多く含み、今後重要性が高まっていく地域です。  また、市の人口は、年々減少傾向にあります。この傾向に歯止めをかけるためにも、住民が中心となって行うまちづくりによって活気を取り戻していかなければなりません。  この背景を踏まえ、地区の現況と整備課題を整理し、地域のにぎわい創出に向けた基本計画を策定しました。 検討の主役は住民  計画の策定に当たり、必要となるのが、現時点での課題と方針の検討です。  この検討について、市が一方的に行うのではなく、地元商店の人や住民が主体となり、「まちづくりワークショップ」や「まちづくり懇話会」を実施。22年度から23年度にかけてワークショップを9回、懇話会を3回開き、課題の抽出・協議、素案づくりを行ってきました。また、商工会との意見交換も3回行い、地域の現状を把握するための検討を重ねました。 浮かび上がる課題  その結果、主なものとして、以下の課題が挙げられました。  ■総合的な整備課題  ①大更駅前地区と駅東地区の商業環境の改善や集客性の向上、住民の生活利便の向上  ②都市計画道路大更駅前線や駅前広場などの整備をきっかけとした両地区の特性を生かす機能分担と一体的な発展  ■駅前地区  ▼大更駅への自由通路の設置および周辺の歩行環境の改善  ■駅東地区  ▼駅周辺部に、集客性のある施設と人口の受け皿となる住宅地の整備 整備計画の方針は  以上の課題の提起を受け、計画では、図1に示す整備計画を策定しました。主な方針は、以下のとおりです。  ①大更駅東西自由通路・駅舎の整備  ②商業機能の配置・商業地の形成  ③駅西口・東口の整備  ④大更駅前線の整備  ⑤拠点施設の整備  ⑥既存商業の魅力強化  ⑦市道大更中央線などと住宅団地の整備  ⑧県道、市道の歩行環境改善  基本計画では、駅西側に都市計画道路大更駅前線を整備し、周辺に商業機能を集積・再構築していきます。また、駅東側には、広場や病院、文化施設の整備に加え、公園や住宅地などの整備を計画しています。 事業計画の見通し  計画は、西根病院の移転や道路の新設、改良などを含め、29事業により構成されています。既に着手している事業も含み、今後5年以内に22事業の着手を計画しています。ただし、財源などの総合調整により、事業の内容や着手時期に変更が生じることがありますので、ご理解ください。  なお、24年度は次に示す整備に取り組んでいきます。  ■県の取り組み(23年度からの継続)  ▼県道大更好摩線(設計調査)  ■市の取り組み  ▼都市計画道路大更駅前線(整備手法検討)  ▼大更駅西口駅前広場(実施設計)  ▼市道大更中央線(用地・補償調査など)  ▼市道山子沢線(用地・補償など) 県や市にご協力を  大更駅周辺のにぎわい創出は、市の総合計画後期基本計画の重点施策として位置付けられています。  この事業の実現には、中心部の基盤整備の実施に合わせ、商店街の活性化などを欠かすことができません。  市は、住民の皆さんからの素案をできる限り計画に反映させ、大更駅周辺のにぎわいを創出することを目指していきます。そのためにも、環境整備基本計画に掲げる県や市の取り組みにご協力をお願いします。  詳しくは、建設課都市計画係(電話・内線2522、2526)まで。 図1 基本計画図 ※(都)は都市計画道路を表します 4~5ページ NEWS&INFORMATION 寺田小の山本雄太君が全日本川柳大会で入賞 賞状とメダルを手にする山本君  第36回全日本川柳2012年徳島大会(全日本川柳協会主催)が、6月10日に開催され、寺田小(佐藤せつ子校長、児童92人)の山本雄太君(6年、荒木田)が、ジュニアの部で入賞しました。  同部門には全国から5292人が参加。入賞は9人で、山本君は、県から唯一の入賞者となりました。課題「呼ぶ」に応募した「お母さん売り場の声にすいこまれ」で教育新聞社賞を受賞しました。山本君は「受賞を聞いてびっくりした」と快挙を振り返りました。  同校では、全校児童で川柳に取り組み、各種大会や月例会へ積極的に応募しています。9月から開催される国民文化祭の川柳大会にも応募しており、受賞が期待されます。 各校吹奏楽の実力披露県大会への出場が決定 中学校小編成の部で金賞を受賞した松尾中の演奏  平成24年度県吹奏楽コンクール盛岡地区大会が、6月30日、7月1日の2日間、県民会館大ホールで行われました。  大会には、同地区から計62団体が出場。市内からは、5校が出場し、次の3校が、県大会への出場を決めました。  ▼中学校 西根中学校(金賞)  ▼中学校小編成(25人以下) 松尾中学校(金賞)  ▼小学校 大更小学校(銀賞)  県大会は、中学校の部が7月28日に開催され、中学校小編成、小学校の部は、それぞれ8月4、5の両日に開催される予定です。 髙橋北英教育長が退任し新たに遠藤健悦氏が着任 多くの職員に見送られる髙橋教育長(6月29日、退任式)  旧松尾村時代から通算して9年間、教育長を務められた髙橋北英氏が、6月30日で退任されました。  髙橋氏は、6月29日に開かれた退任式で「長かったが、皆さんのおかげでやってこられた」とあいさつ。町村合併を経験した多くの職員に、感謝の気持ちを表しました。  髙橋氏の退任を受け、新たに遠藤健悦氏が、7月1日から教育長に就任しました。  遠藤新教育長は、県小学校長会会長や寺田公民館長を務めるなど広範な経歴を持っておられ、今後、市の教育行政のさらなる充実に力を注いでいただくことになりました。  なお、任期は、25年11月14日までです。  遠藤 健悦(えんどう・けんえつ) 山形大学卒。松野小学校長、盛岡市教育委員会学務課長、城南小学校長などを経て平成18年から20年まで原敬記念館長、23年寺田公民館長。69歳。西根寺田出身 故高松宮さまから下賜の鐘JR盛岡支社が本市へ寄贈 鐘を鳴らす福田泰司支社長(左)と田村正彦市長 「MEMORY OF PRINCE TAKAMATU」と銘が打たれている「もみ山の鐘」 故高松宮さまから、旧国鉄山の家「もみ山山荘」に下賜されたブロンズ製の釣り鐘「もみ山の鐘」が、7月13日、JR東日本盛岡支社から市へ寄贈されました。  贈呈式は八幡平ビジターセンターで行われ、同支社の福田泰司社長から田村正彦市長へ鐘の贈呈が行われた後、共に鐘を鳴らしました。  盛岡鉄道管理局25年史によると、高松宮さまが八幡平登山をされた際、ベースキャンプとなる「山の家」を建設する必要があるという提案をされ、建設計画が具体化。旧松尾村や県、国鉄が費用を負担して、昭和27年10月5日に完成し、高松宮さまが「もみ山山荘」と命名しました。その山荘で、登山者の道しるべとして「もみ山の鐘」が使われていたということです。  山荘は、老朽化により45年に閉鎖されましたが、鐘は、かつて国鉄が運営をしていた八幡平リゾートホテルで展示され、経営が譲渡された後は、同支社で保管されていました。  鐘は、今後、新庁舎での展示やイベントなどでの活用が検討されていますが、当面は同センターに保管する予定です。 県障がい者福祉大会で市内から3人の受賞者 表彰状を受ける工藤義一さん 檀上の宇土沢弘子さん  第54回県身体障がい者福祉大会・イーハトーブ花巻大会(県身体障害者福祉協会、花巻市身体障害者福祉協会主催)が、7月11日、花巻温泉ホテル千秋閣で行われました。  同大会では、自立して仕事に励む障がい者やそれを支える功労者に対し、表彰状などが贈られました。市内からは、次の3人が表彰を受けました。  ◎県知事表彰  ■自立更生者 工藤義一さん(駅前)=通算33年間にわたり鍼灸マッサージ治療にあたられ、障害者の自立更生に貢献  ■団体育成功労者 宇土沢弘子さん(清水3区)=市身体障害者福祉協会副会長などを務め、通算18年にわたり福祉事業に尽力  ◎県身体障害者福祉大会長表彰  ■団体育成功労者 佐々木政男さん(落合) 市内各地点の放射線量食材ともに基準下回る  市が、6月28、29の両日、市内19カ所で空間放射線量を測定した結果は、下表のとおりでした。  また、学校給食センターが、給食に使用する食材の放射性物質(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)濃度を検査した結果、放射性物質は検出されませんでした〔ピーマン(7月12日検査)、小松菜、タマネギ(7月19日検査)〕。 測定結果一覧 ※除染対象の基準は1μ㏜/h 測定地点、測定日、測定区分、測定時刻、線量等量率(μ㏜/h) 松野保育所、6月28日、地上50㎝、11:31、0.07 あしろ保育所、6月28日、地上50㎝、10:45、0.04 東慈寺保育園、6月29日、地上50㎝、11:10、0.04 杉の子保育園、6月29日、地上50㎝、16:21、0.06 平舘保育園、6月29日、地上50㎝、14:53、0.05 大更小学校、6月29日、地上50㎝、15:20、0.05 東大更小学校、6月29日、地上50㎝、15:55、0.06 田頭小学校、6月29日、地上50㎝、10:49、0.03 平笠小学校、6月29日、地上50㎝、11:30、0.04 平舘小学校、6月29日、地上50㎝、14:31、0.04 寺田小学校、6月29日、地上50㎝、13:35、0.04 柏台小学校、6月29日、地上50㎝、10:06、0.04 寄木小学校、6月29日、地上50㎝、9:40、0.05 松野小学校、6月28日、地上50㎝、11:13、0.04 安代小学校、6月28日、地上50㎝、10:17、0.04 田山小学校、6月28日、地上50㎝、9:44、0.05 西根中学校、6月29日、地上1m、13:00、0.05 西根第一中学校、6月29日、地上1m、14:02、0.05 松尾中学校、6月29日、地上1m、9:19、0.04 6ページ 各課からのHOTLINE 人生のパートナーと出会えるチャンスに期待 ●イベントへの申し込みなど詳しくは地域福祉課生活福祉係(電話・内線1164) 素敵な出会いが待っています(昨年度のイベントの様子)  市は、「はちまんたいH‌A‌P‌P‌Yカップリング」の参加者を募集中です。 ■参加資格 ▼男性 市内に居住または市内の職場に勤務している人 ▼女性 制限なし ■募集人数 男女各15人程度 (参加者多数の場合、キャンセル待ちとなります) ■参加費用 男女ともに1000円 ■成婚祝金 このイベントは、「八幡平市出会い成婚祝金」の対象イベントです。対象者となった場合、50万円分の祝金が支給されます。 ■申込方法 利用規約に同意の上、参加申込書に必要事項を記入して、直接持参、郵送またはファクス(70-1160)でお申し込みください。 ■日程・会場など ▶日時 8月19日㈰午後12時半から ▶場所 ホテルルイズ(盛岡市) ▶年齢 男性:満25歳から満35歳まで、女性:満20歳以上 ▶申込期限 8月10日㈮必着 ▶日時 9月30日㈰午後12時半から ▶場所 いこいの村岩手 ▶年齢 男性:満30歳から満39歳まで、女性:満20歳以上 ▶申込期限 9月21日㈮必着 ▶日時 10月28日㈰午後12時半から ▶場所 ホテルロイヤル盛岡(盛岡市) ▶年齢 男性:満36歳以上、女性:満20歳以上 ▶申込期限 10月19日㈮必着 内容はいずれもプチ婚活セミナーと交流パーティーです。 ※23年度の同イベントには、85人の参加者があり、計9組のカップルが誕生しています。 スポーツ推進委員がニュースポーツを教えます ●スポーツ推進委員などについて詳しくは生涯学習課体育振興係(電話・内線2333) スポーツ推進委員とは  スポーツ推進委員は、スポーツ基本法に基づき、市から委嘱された非常勤の職員です。スポーツの実技指導や助言を行うとともに、市民と行政を結ぶスポーツコーディネーターとしての役割を担っています。 自主事業にも取り組み  また、市のスポーツ事業に積極的に関わるとともに、ニュースポーツの普及・推進を図るため、体験教室などの自主事業にも取り組んでいます。 体験教室を開催します  ニュースポーツ体験教室では、キンボールやインドア・ローンボウルズを左表に示す日程で行います。申し込みは不要です。お気軽にニュースポーツを体験してみませんか。 ※平成23年8月、スポーツ基本法の施行により「体育指導委員」は「スポーツ推進委員」へと名称が変更となりました。 ◎ニュースポーツ体験教室 開催日 8月29日㈬ 時間 午後7時から9時まで 会場 松尾コミュニティセンター体育館 開催日 9月20日㈭ 時間 午後7時から9時まで 会場 安代地区体育館 ◎ニュースポーツ交流大会 開催日 10月27日㈯ 時間 午前9時から正午まで 会場 市総合運動公園体育館 7ページ Event 8月15日 八幡平市夏まつり ■期日 8月15日㈬ ※雨天時は16日㈭ ■場所 松尾総合運動公園(駐車場1,700台) ■内容 午後5時半~ オープニング・太鼓演奏 午後6時~ さんさ踊り・盆踊り 午後7時半~ 花火打ち上げ  会場には、市商工会による特産品・物産品販売コーナーや飲食屋台などが数多く出店されます。 ※当日は、会場周辺で交通規制が行われますので、係員の指示に従ってください。  詳しくは、市夏まつり実行委員会事務局(市役所商工観光課内、電話・内線1267)まで。 岩手の夏を盛り上げるさんさ踊りや打ち上げ花火などが市の祭りを彩ります(昨年度の夏まつり) 8月15日 八幡平市成人式 懐かしい友達との再会も(昨年度の成人式) ■期日 8月15日㈬ ■場所 西根地区体育館 ■内容 午前8時半~ 受付 午前9時半~ 式典 午前10時10分~ 記念講演 県北広域振興局産業振興課 廣田悠人氏 午前11時10分~ 記念撮影 ■対象者  平成3年4月2日から4年4月1日までに生まれた人で、①市内の中学校を卒業した人または、②市内に住所がある人  案内のはがきは、4月30日現在の対象者に送付しています。届いていない人は、ご連絡ください。  詳しくは、市教育委員会事務局生涯学習課生涯学習係(電話・内線2324)まで。 9月9日 あっぴリレーマラソン2012 全員でたすきをつないでゴール(昨年度の大会) 4~10人でチームをつくり、1周2㌔の周回コースでフルマラソンの距離をたすきリレーします。走る順番や1人何周するかは自由。4時間半以内に完走を目指します。 ■期日 9月9日㈰、午前10時スタート(雨天決行) ■場所 安比高原スキー場駐車場 ■参加資格 6歳以上の男女 ■部門 ①一般②男子③中学生④小学生⑤ファミリー⑥職場 ■参加料 中学生以下1人800円、高校生以上1人1,300円 ■募集チーム 300チーム ■申込期限 8月22日㈬(定員になり次第締め切り)  詳しくは、同大会実行委員会事務局(電話019-624-1188)まで。 8~11ページ 話題ピックアップ 鮮やかな花々がお出迎え あしろHANA花フェスタ2012  あしろHANA花フェスタ2012(同実行委員会主催)が、6月29日から7月1日までの3日間、安代地区で開催されました。  4カ所で公開されたオープンガーデンでは、見学者が、庭園を開放している人と花を通して交流しました。また、荒屋新町商店街は、地域の人が作ったハンギングバスケットで飾られ、訪れた人の目を引いたほか、盛岡発着のバスツアーも人気で、市外からの来場者が花の空間を満喫していました。 本来ある姿を守るために 八幡平外来植物駆除キャンペーン  八幡平外来植物駆除キャンペーンが、7月6日、八幡平の見返り峠付近で行われました。  同キャンペーンには、当市や鹿角市から関係者を含め約310人が参加。アスピーテラインや樹海ライン沿いのセイヨウタンポポやオオハンゴンソウなどの外来植物の駆除に汗を流しました。全校生徒で参加した松尾中の安野木恭兵君(1年、畑)は「外来植物がたくさんあった。これからは、なくしていかなければいけないと思った」と語っていました。 時代を越えて新たな活用森子自治会ポスト除幕式  森子自治会(畠山正人会長)が、6月29日、旧松尾郵便局跡地に憩いの場を造り、その象徴として、同局で使用していたポストの除幕式を行いました。  当日は、きれいに塗り直されたポストを、地域の皆さんに披露。畠山会長は「地区のシンボルとして保存し、コミュニケーションの場として活用していきたい」とあいさつしました。また、松野保育所(畠山礼子園長、園児62人)の園児19人は、整備された花壇に地域の方と一緒にひまわりの種を植えました。 焼走りで音楽を通じ交流 焼走り熔岩流まつり  焼走り熔岩流まつりが、7月16日、岩手山焼走り国際交流村で開かれました。  同祭りでは、大更小(内田孝次校長、児童360人)ブラスバンド部と野田村の野田小(小原正弘校長、児童181人)合奏団による演奏会が開かれました。野田小合奏団の演奏に合わせ、大更小ブラスバンド部が合唱すると、会場からは大きな拍手が送られました。子どもたちは、演奏会終了後、バーベキューやメッセージカードの交換などを通し、交流を深めました。 各代表操法の腕競い合う 県消防協会岩手地区支部消防操法競技会  県消防協会岩手地区支部消防操法競技会(同支部主催)が、7月15日、松尾総合運動公園で行われました。  当日は、岩手地区の各市町村から代表して選ばれた消防団員約110人が競技に参加。ポンプ車と小型ポンプの部それぞれで、日頃の消防技術の訓練の成果を発揮しました。惜しくも市消防団は入賞を逃しましたが、市を代表して競技に臨む姿に関係者から多くの拍手が送られていました。(結果=ポンプ車、小型ポンプ車ともに葛巻町の分団が優勝) 活気あふれる地域の広場 大更ガーデンフェスティバル  大更ガーデンフェスティバル(同実行委員会主催)が、7月14日、大更フーガの広場で開催されました。  今回で24回目を迎えた同フェスティバルでは、地元の小・中学校による吹奏楽の演奏をはじめ、フラダンスサークルの発表や学生のバンド演奏などが行われました。また、イベントの合間には、梅干し種飛ばし大会や、第1回から続いているくつ飛ばし大会も開かれ、多くの挑戦者が、種やくつをより遠くへ飛ばそうと奮闘していました。 園児のみやびな琴の音色 ひなぎく幼稚園七夕まつり  ひなぎく幼稚園(高橋アヤ園長、園児71人)で、7月7日、七夕まつりが開かれました。  可愛らしい浴衣姿の年長組20人の園児は、2組に分かれて、大人用の琴で「さくら」の演奏と合唱を披露。会場に詰めかけた保護者からは、自然に笑みがこぼれていました。田村友佳ちゃん(松川)は「お母さんにも手伝ってもらって、家での練習も頑張った」と七夕まつりへの取り組みを語ってくれました。園児は、6月から週2回の稽古に励み、本番を迎えました。 元気にマスをつかみ取り 七時雨温泉まつり  七時雨温泉まつり(合同会社七時雨主催)が、7月1日、西根老人憩の家で開催されました。  同祭りでは、地元の伝統芸能の披露や輪投げ大会が開かれたほか、オカリナサークルによる「夏の思い出」などの演奏が行われ、会場を訪れた人は、普段あまり聞くことの無い音色に耳を傾けていました。また、マスのつかみ取りに多くの子どもたちが参加。魚を追いかける姿に、声援や笑い声が起こり、袋に入りきらないほどマスを捕まえた子もいました。 安全を祈願し山頂目ざす 岩手山山開き 岩手山(2,038メートル)の山開きが、7月1日、焼走りキャンプ場で行われました。 当日は、神事が行われたあと、田村正彦市長から市旗とピッケルを手渡された登山隊が、頂上を目指しました。残念ながら、濃いガスと強風のため途中で登頂を断念しなければなりませんでしたが、登山道脇にはコマクサなどの高山植物の花が咲き誇っていて、本格的な夏山シーズンの到来を待ちわびていた登山者たちを喜ばせました。 自慢の物産品が勢ぞろい 第5回八幡平産直大集合  八幡平産直大集合(市産直連携協議会主催)が、7月7、8日の両日、さくら公園で開催されました。  会場には、市内の産直施設のほか、宮古市や岩泉町の産直施設も集合し、自慢の物産品を販売。動物たちとの触れ合いコーナーやフリーマーケットなども開かれ、人気を集めていました。また、市内の小・中学校や高校の吹奏楽部による演奏や、不来方ベンチャーズによる演奏の披露もあり、会場に訪れた人は、音楽と初夏の味覚を楽しんでいました。 もしもの時に備えて訓練 平笠小着衣水泳教室  平笠小学校(小澤清治校長、児童39人)の児童が、7月18日、同校プールで着衣水泳教室を開きました。  今年度で3回目となる同教室では、盛岡赤十字病院で救急救命士を務める徳田裕子さんを講師に招き、水に浮く訓練などを実施。救助隊が来るまでに少しでも長く浮いていることが大事と教わった子どもたちは、水中でのバランスの取り方などを学びました。千葉青君(3年、中平笠)は「ランドセルや靴が浮かぶことがよく分かった」と訓練の成果を感じていました。 すなっぷギャラリー 一足早くプールで泳ぎました(7月1日、B&G海洋センター無料開放) 西根ライオンズクラブが市内3校に図書を寄贈(6月26日、西根中体育館) 日頃からの警察への協力に対し感謝状(7月2日、岩手警察署) 肩もみは気持ちがいいね(7月3日、向村いきいきサロン)【撮影:小野寺幸子】 社会を明るくする運動・街頭パレード(7月15日、大更地内) 一輪車リレー。難しそうですね(7月8日、浅沢地区民大運動会) 宙を舞う餅などをキャッチ(7月14日、長嶺神社例大祭・餅まき) 田頭小同窓会が後輩たちへデジタル機器を贈呈(7月12日、田頭小) 国際交流姉妹校の生徒と一緒にそば打ち体験(6月27日、平舘高) 西根第一クラブが県少年軟式野球大会でベスト8に(6月23・24日、山田町)【撮影:小野寺幸子】 12ページ 伝統芸能・祭り市内各地で開催  7月、市内各地では、伝統芸能の祭典や、勇壮な山車が登場する祭りが開かれました。  田山統一祭典では、田山の各地区の踊り手たちが、市の指定無形民俗文化財である「先祓い」を披露しました。この名称は、みこしの先導を踊り、祓い清めながら進むことに由来されているといわれており、地区によって身に着けるものが違っていることが特色です。  また、大更、西根寺田地区では、それぞれ山車が掛け声とともに街を練り歩き、多くの人の注目を集めていました。 刀を持って舞う姿が特徴の「兄川先祓い」(7月15日、兄川稲荷神社) 長い行列で地区内を舞う「田山先祓い」(7月15日、田山地内) 華やかな衣装で舞う「折壁日泥先祓い」(7月15日、三浦満さん宅前) 大更の町中を進む山車(7月15日、八坂神社例大祭) 歌舞伎を題材にした山車(7月17日、白坂観音大祭) 横間虫追い祭り(7月15日)  「横間虫追い祭り」は、天明3(1785)年の大飢饉以来、五穀豊穣・領民安穏を祈願して、200年以上続いている貴重な伝統行事です。旗を持った人を先頭に、男人形、女人形の順にかねや太鼓を鳴らしながら、集落を練り歩きます。 13ページ 各種スポーツ大会成績(敬称略) ◎県民体育大会 ■ラグビー(6月23・24日、上寄木グラウンド) ▽Dブロック①八幡平ラグビークラブ ■山岳(6月30日、7月1日、盛岡市・県営運動公園登はん競技場ほか) 【女子】▽成年リード①大迫山岳会(畠山千怜【両沼】ほか)▽同ボルダリング①大迫山岳会(畠山千怜ほか) ■サッカー(7月7・8日、一関市・東山多目的グラウンドほか) ▽一部①アンソメット岩手 ■ライフル射撃(7月7・8日、田山射撃場ほか) 【男子】▽ライフル伏射60発②小船清悦(荒沢運送) 【女子】▽エアライフル立射40発①高橋沙織②坂本由美子(ドーミー倶楽部)▽ライフル伏射60発①坂本由美子 ■相撲(7月7日、盛岡市・県営武道館相撲場) ▽団体②八幡平市 ■アーチェリー(7月8・15日、雫石町・陸上競技場ほか)※ターゲット競技の部 【女子】▽リカーブ③岩淵道子 ■銃剣道(7月8日、滝沢村・東部体育館) ▽市の部③八幡平市 ■レスリング(7月7・8日、宮古市・宮古市民総合体育館サブアリーナ) ◇フリースタイル▽少年66㌔級①遠藤貴哉(盛岡工業3年、西根第一中卒)▽同74㌔級③伊藤友博(盛岡工業3年、西根第一中卒)▽成年96㌔級②伊藤拓也(マルハン)▽同120㌔級①井上友矢(ニュートン)◇グレコローマンスタイル▽少年66㌔級①遠藤貴哉▽同74㌔級②伊藤友博 ◎県高校レスリング国体選手選考会(7月7日、宮古市民総合体育館) ▽フリースタイル66㌔級①遠藤貴哉 ◎全国都道府県中学生相撲選手権大会県予選大会(7月7日、県営武道館相撲場) ▽無差別級①高橋和優(松尾3年)②小林蓮(西根第一3年)▽軽量級③松村崇志(同) (無差別級入賞者の2人は、8月5日に東京・両国国技館で開かれる全国大会に出場) ◎県中学校総合体育大会 ■相撲(7月21日、県営武道館相撲場) ◇団体▽1部①西根第一②西根▽2部①西根第一▽総合①西根第一③西根 ◇個人▽1年生①津志田亜睦(西根第一)▽2年生①吉田皇(西根)④松浦裕介(西根第一)▽3年生①小林蓮②高橋和優⑥遠藤優冶(西根)▽全国大会代表決定戦①小林蓮 (各学年上位6人が東北大会へ出場) ◎第50回東日本実業団選手権大会(7月8日、青森県・十和田市) ▽団体1部②三研ソイル㈱ ◎第8回県体重別相撲選手権大会(7月1日、山田町・B&G体育館前相撲場) ◇団体①八幡平市 ◇個人▽軽量級②藤川翔太郎▽中量級①越田正信▽重量級③遠藤貴幸 ◎八幡平市長杯ゴルフコンペ(7月8日、安比高原ゴルフクラブ) ①樋口和哉(上町)②金森満(盛岡市)③遠藤長義(松川) 県民体で優勝したアンソメット岩手は8月18日から福島で開催される全国社会人サッカー選手権大会東北大会にも出場します 全国大会県予選で活躍した中学生力士(左から高橋和優君、松村崇志君、小林蓮君) 実業団選手権で準優勝した三研ソイル㈱の選手(左上から時計回りに森隆宣さん、泉山雅行さん、遠藤貴幸さん、冨田貴男さん) 田村市長から市長杯を授与される樋口和哉さん(右) 14ページ 福祉NETWORK 親子の集まりに参加してみませんか ◎親子教室  「近所に一緒に遊ぶ子がいない」「ほかのお父さんやお母さんと友達になりたい」「子どもとの遊び方がよくわからない…」などと思ったことはありませんか。市役所健康福祉課は、親子で楽しく遊びながら、いろいろな体験ができる親子教室を月に1度開催しています。申し込みは必要ありませんので、お気軽にご参加ください。 ■対象 1歳から就学前の親子 ■内容 リズム遊び、体操、手遊び、制作遊びなど (8月はシーツ遊びをします) ■実施日・場所 8月31日㈮、西根地区市民センター ■受付時間 午前9時40分から9時55分まで  9月以降の日程については、既に配布している平成24年度母子保健事業日程表をご覧ください。 ◎乳幼児健康相談・離乳食講習会  これから離乳食を始める人、始めてみたけどなんだか不安という人、ぜひご参加ください。相談や講習会のほかに、お母さん同士の交流の場にもなっています。申し込みは必要ありません。 ■対象 ▼乳幼児健康相談 2~18カ月▼離乳食講習会 4~18カ月 ■持ち物 おんぶひも、エプロン、三角巾、その他子どもに必要な持ち物 ■実施日・場所 8月9日㈭(安代保健センター)、9月6日㈭(田頭公民館) ■受付時間 午前9時半から9時50分まで  詳しくは、健康福祉課健康推進係までお問い合わせください。 高齢者生活援助サービスの紹介  市は、高齢者(65歳以上の人)が安心して過ごせるまちを目指して、各種サービスを提供しています。今回は、そのいくつかを紹介します。 ①配食サービス事業 食事作りが困難な在宅の一人暮らし高齢者などに対して、栄養のとれる弁当を提供し、併せて安否確認を実施しています。利用料は1食400円で、週3回まで利用できます。 ※西根・安代地区は月・水・金曜日の夕食を提供 ※松尾地区は曜日指定なし ②老人日常生活用具給付等事業  在宅の一人暮らし高齢者などに対して自動消火器や卓上電磁調理器を給付し、防火対策に努めています。 ※所得制限有り  詳しくは市地域包括支援センター、または担当ケアマネジャーにご相談ください。 オストメイト対応トイレをご存じですか  病気や事故などが原因で、腹部に排泄のための人口肛門や人口ぼうこうを造設した人のことをオストメイトといいます。  オストメイト対応トイレは、オストメイトが装具の洗浄や交換をするための設備を備えているトイレです。装具の交換や洗浄には時間がかかることもあります。外出先で左図に示すピクトグラムを目にしたら、障がいのある人に配慮している施設の証しです。さまざまな障がいのある人が使うトイレだということを理解して、支え合いの社会を目指しましょう。 ※ピクトグラム=文字で表現する代わりに視覚的な図で表現された「絵文字」のこと。 15ページ まちの企業探検隊 企業人による会社紹介 所在地 (本社) 青森県八戸市下長4-5-3 (岩手営業所)大更2-154-17 資本金 2,000万円 代表者 代表取締役 柳谷 康男 (岩手営業所長 石羽根 貢) 設立 昭和48年8月 従業員数 19人 電話番号 (本社)0178-28-6284 (岩手営業所) 68-7031 事業内容 電気設備の工事・管理 主な取引先 物流会社、食品会社、上下水道局、官公署など 紹介者 岩手営業所 総務 工藤 香 さん ▼どんな会社ですか  工場や水処理を行う施設の制御装置、計装設備に関する電気工事業を行っている会社です。社長の方針が「エネルギーを大切に!」ですので、特に省エネに努めています。 ▼どんな仕事をしていますか  所長が行う工事に関する業務全般の補助をしています。具体的には、会計事務やCAD(図面作成)、書類の作成・管理といった仕事をしています。 ▼仕事で心掛けていることは  自分には直接関係がないと思われる場面でも、さまざまな話を聞くことを心掛けています。現場で仕事をすることがないため、工事に関する情報を共有し、スムーズに事務を行うことに生かしています。 ▼今後の展望は  今後、岩手営業所では、本社と同様の仕事を行う予定です。また、新規事業として、中沢の赤松茶屋付近に、地元の人や観光に来た人の憩いの場となるような多目的広場を造ろうと計画・開発中です。良いアイデアがあれば、お聞かせください。 われらスポーツ少年団 No.25 安代中学校スキー部スポーツ少年団  安代中学校スキー部スポーツ少年団は、男子7人、女子6人の計13人で構成しています。  23年度は、女子リレーで県中総体優勝、東北中学校スキー大会で準優勝の成績を収めました。  少年団ではあいさつを大事にし、妥協しないことをモットーに活動に励んでいます。スキーの活動ができない夏場は、陸上競技を通して基礎体力をつけ、冬場のクロスカントリーやジャンプ、コンバインドなどの競技に生かしています。  普段から支援してもらっている地域の方のためにも、県中総体女子リレー3連覇を目指しつつ、去年以上の成績を残すことを目標としています。応援よろしくお願いします。 ■活動内容・場所 【4~10月】 月~金曜日午後4時から6時まで、土曜日午前9時から正午まで、安代中校庭 【11~3月】 月~金曜日午後4時から6時まで、土曜日午前8時から午後3時まで、安代中校庭・田山多目的グラウンド  詳しくは、同スポーツ少年団指導者・永井陽一(電話7‌2‒2430、安代中学校)まで。 16ページ 博物館だより 博物館は行事盛りだくさん ◆第2回夏季トピック展「磯辺の生き物」  博物館では、9月30日㈰まで、ヒラメ・メバルなど磯辺に生きる魚介類を紹介しています。  ヒラメ・メバルの稚魚は、青森県漁業栽培組合から提供されたものです。海に面していない地域の子どもたちに、ぜひ魚を見てもらいたいという方々からの厚意が感じられます。また、博物館の庭に咲く絨毯のようなラベンダーも今が満開で見頃です。併せてご覧ください。 ◎8月の博物館行事 ①チャレンジ博物館「宝物をさがそう」 ■日時 8月4日㈯、午前10時から正午まで ■内容 博物館の宝物を探し、体験学習をします。 ■対象 小学生のみ(申し込み不要) ②藍染めを試してみよう ■日時 8月5日㈰、午前10時から正午まで ■内容 白生地に藍染めで絞りを試してみましょう(申し込みが必要)。 ■持ち物 白生地(木綿か絹でできたハンカチなど)、縫糸、はさみ、ゴム手袋 ③夏季博物館シアター ■日時 8月12日㈰、午後1時から3時まで ■上映作品 「ピーターパン」「ピノキオ」「星の王子様」 ④体験教室「勾玉を作ろう」 ■日時 8月18日㈯、午前10時から正午まで ■講師 当館学芸員(申し込みが必要) 図書館だより 新しい本がたくさん入ります 新着本など続々到着 図書館に、約200点の話題の本や視聴覚資料が到着しました。貸出準備ができ次第、新着コーナーに展示します。どうぞご利用ください。 新着図書などの紹介 書名(タイトル)、著者など 仙台ぐらし、伊坂幸太郎 三日坊主のやる気術、山崎拓巳 マイクロワールド(上・下)、マイケル・クライトンほか 東京スカイツリーのヒミツ634、エクスナレッジ 未来国家ブータン、高野秀行 上昇思考、長友佑都 らくだい魔女シリーズ1~3(児童)、成田サトコほか 日本全国№.1図鑑(児童)、ポプラ社 YUZU YOU(CD)、ゆず 21(CD)、アデル 本のクリニック講習会を開催  図書館では、6月21日、本の修理を担当するボランティアのみなさんの技術向上を目的とした本のクリニック講習会を開催しました。  講師には、村松昭氏(県立図書館職員)を迎え、10人の参加者が、縫い目の無い「無線とじ」の製本方法を学びました。  参加者からは、「1冊の本を実際に作ってみることで、本の構造が分かった。今後の修理に役立つ」「縫い目のある製本方法より簡単なので、修理の手間を減らすことができそうだ」といった意欲にあふれる感想が寄せられました。 17ページ よろこび おくやみ 健やかに ◎男の子 工藤 孝成(伸一・明佳/間羽松) ◎女の子 伊藤 笑琉(俊輔・汐莉佳/下町三区) 小笠原 希音(明・志乃/松久保) 工藤 朱莉(哲也・麻里/中関) 藤田 結愛(貴良・麻奈美/松尾) 関 栞和(崇将・佳代子/両沼) お幸せに 伊藤 学 /帷子、髙橋 千幸 /南平笠 平野 勤 /中関、竹田 香葉子/大石平 晴山 輝朗 /北村、伊藤 睦美 /秋田県 安らかに 中軽米 春江 57歳 上寄木 齋藤 八重子 82歳 寺田 関 與市 82歳 兄川 松浦 マツ 89歳 堀切 東 とし 86歳 大泉 齋藤 チエ 87歳 畑1区 伊藤 トシエ 60歳 上平笠 宮野 キミ 84歳 新町中央 村上 フジヨ 85歳 畑2区 山田 仁三郎 93歳 北村 中嶋 キツヨ 79歳 時森 中軽米 未治 70歳 寄木新田 伊藤 カメノ 85歳 若谷地 三浦 コヨ 95歳 大石平 工藤 ナツ 95歳 間羽松 晴澤 六 89歳 石名坂 石田 幸男 76歳 浅沢第2 工藤 八四三 71歳 下町二区 田村 正三 86歳 大久保 髙橋 ミサヲ 81歳 共新 遠藤 義明 64歳 帷子 髙橋 勇 78歳 渋川開拓 髙橋 キエ 89歳 野駄 工藤 要一 82歳 五百森 伊藤 福志 75歳 薬師 田村 末吉 89歳 山子沢 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【6月30日現在 ( )は前月比】 西根地区、17,074人(28人減)、6,114世帯(3世帯増) 松尾地区、6,361人(3人減)、2,363世帯(8世帯増) 安代地区、5,097人(4人減)、1,889世帯(2世帯増) 合計、28,532人(35人減)、10,366世帯(13世帯増) 男性、13,784人(10人減) 女性、14,748人(25人減) 出生8人、死亡29人、転入40人、転出54人 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、3件、累計29件 物損事故、26件、累計294件 負傷者、3件、累計36件 死者、0件、累計1件 飲酒運転、1件、累計5件 火災、2件、累計11件 救急、82件、累計619件 No.83 広報クイズ あっぴリレーマラソン合計何㌔走れば完走? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX75-0469 ☆メールkoushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 8月29日㈬ 消印有効 ◎第82回の正解 「自助・共助・公助」 ◎応募者数 14人 ◎正解者数 13人 ◎当選者 山田憲子さん(大更)、田村繁陽さん(平舘)、三澤よし子さん(安比高原)、松尾コノエさん(松尾) 18~19ページ お知らせ 八幡平山賊まつりの 出店・出展者を募集 10月6日㈯から8日㈪までの3日間開催される「八幡平山賊まつり」の出店・出展者を募集します。 ■応募条件 ①特産品の製造・販売をしている市内の業者、団体②地場産品を使って飲食物を提供できる市内の業者、団体③市内で製造・販売している産業製品などを展示したい人 ■出店・出展料(3日間、テント半分につき)▶第1会場(さくら公園イベント会場)①物販=1万円②飲食=1団体3万円③展示=無料(販売行為はできません)▶第2会場(松尾八幡平物産館あすぴーて裏)は無料 ■申込期限 8月24日㈮  詳しくは、八幡平山賊まつり実行委員会事務局(市役所商工観光課内、電話・内線1262)まで。 消防職員の採用 試験を行います 消防職員の採用試験を行います。 ■職種・人数 消防職、若干名 ■受験資格 高校卒業以上の学歴 高校卒業(25年3月卒業見込みを含む)は平成元年4月2日から7年4月1日までに生まれた人、大学・短大卒業(25年3月卒業見込みを含む)は昭和62年4月2日以降に生まれた人 ■受付期間 8月20日㈪から9月12日㈬まで ※消印有効  詳しくは、盛岡地区広域消防組合事務局(電話019-626-7403)まで。 こころの健康相談 気軽に申し込みを  専門医による相談会を行います。 ■日時 8月27日㈪、午後1時半から4時まで(要予約) ■場所 西根地区市民センター ■申込期限 8月22日㈬  詳しくは、 市役所健康福祉課健康推進係(電話・内線1174)まで。 蜂の巣の駆除は 土地の所有者で  夏から秋にかけ、気温が高くなると蜂の活動が活発になります。  市は、蜂の巣駆除を行っていませんので、その土地の所有者または管理者で対応願います。  なお、業者に依頼した場合、費用は依頼者の負担となりますので、業者と十分打ち合わせをした上で駆除を依頼してください。  また、蜂の巣を見かけたら、次のことに注意してください。 ①巣にむやみに近づいたり、刺激しない。②匂いの強い化粧品や香水を控える。③巣の近くではジュースや果物などの甘いものの飲食を避ける。④服装は白っぽいものを選び、出来るだけ肌を露出しない。⑤蜂が近づいてきた時は、落ち着いて頭を隠し、低い姿勢を取る。  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(電話・内線1124、1125)まで。 人材育成研修などに 市補助事業の活用を  市は、人材・青少年育成に係る研修、交流事業に対し補助金を交付します。対象となるのは、市民や市内で活動する団体で、次のとおりです。 ■補助金交付対象事業 ①団体が、その分野の人材を育成するために研修会講演会などを開催②個人が、市内の団体や国、県などの主催する研修会(国外を含む)に参加③20歳未満の青少年が市長の認める研修に派遣④団体が国際親善、国際理解のために国際交流事業を実施  24年度の申込期限は、11月、25年2月の各初日。また、事業実施日から1カ月以上前の受付日までに申請してください。補助額は、①~④の事業内容で異なります。  詳しくは市役所地域振興課協働推進係(電話・内線1144)まで。 西根病院で開催 「健康長寿教室」  第2回健康長寿教室を開きます。 ■日時 9月7日㈮、午後2時から2時半まで ■内容 「健康長寿をめざして ステップ①」 ■講師 西根病院 三浦義明院長 ■場所 西根病院会議室  詳しくは、西根病院事務局(電話76-3111)まで。 相続に関する相談 無料キャンペーン  県司法書士会では、相続に関する無料相談を行っています。 ■期間 8月31日㈮まで ■常設相談 県内の各司法書士事務所 ※土・日曜日を除く ■電話相談 0120-823-815(フリーダイヤル)、午前10時から午後1時まで(土・日曜日および8月13日から16日までを除く)  詳しくは、県司法書士会事務局(電話019-622-3372)まで。 危険物取扱作業者は 忘れずに受講しよう  危険物取扱作業者を対象に、保安に関する講習を実施します。 ■受講対象 ①継続して危険物の取り扱い作業に従事している場合、講習日以後における最初の4月1日から3年以内ごと②危険物の取り扱い作業に従事していなかった人が、従事することになった日から1年以内の場合 ■講習日・場所 9月20日㈭、盛岡市都南文化会館、10月24日㈬、盛岡市渋民文化会館 ■申込期限 8月17日㈮ ■申込手続 県消防協会・各消防本部・県庁総合防災室に備え付けの受講申請書に必要事項を記入の上、直接、県消防協会へ提出してください。  詳しくは、県消防協会(電話019-654-3991)まで。 アンソメット選手が指導 サッカースクールを開講  アンソメット岩手では、サッカースクールの受講生を募集中です。 ■開催日 毎週土曜日(月4回) ■時間 午後2時から4時まで ■場所 大更小校庭、同体育館ほか(天候により決定) ■対象 3歳から小学生まで ■受講料 1回750円(初回のみ傷害保険加入に別途1,000円が必要) ■指導者 同クラブの選手など  詳しくは、アンソメット岩手・丸山(電話090-8743-1964)まで。 戦後に預けた証券の 未返還に気付いたら  税関では、戦後、海外からの引き揚げ時に預かった通貨、証券などの返還を行っています。  返還の請求は、本人だけではなく、家族の方でも構いません。「もしかしたら家にも」とお気付きの方は、お気軽に最寄りの税関までお問い合わせください。  詳しくは、函館税関宮古税関支署(電話0193-62-7403)まで。 排水設備工事責任 技術者試験を実施  排水設備工事責任技術者試験を実施します。 ■試験日 10月28日㈰ ■申込期限 8月31日㈮ ■申込方法 下水道課窓口に備え付けの申込書を提出(郵送不可)  詳しくは、松尾総合支所内下水道課(電話・内線2222)まで。 訪問介護員養成講座の 2級課程を開催します  訪問介護員(ホームヘルパー)養成講座の2級過程を開催します。 ■開催期間 8月28日㈫から10月29日㈪まで(全21回) ■場所 ふれあいランド岩手 ■定員 先着30人(県内在住の人) ■受講費用 6万円  詳しくは、特定非営利活動法人人生いきいきクラブいわて(電話019-626-7403)まで。 8月の「あそぼう会」 水鉄砲や魚釣り遊び  松尾地区の各保育所では、同じ年齢の子どもとのふれあいを目的にさまざまな遊びを用意してお待ちしています。  申し込みは、それぞれの保育所へお願いします。 ■柏台保育所 8月6日㈪、午前9時半から11時半(電話78-2002) ■松野保育所 8月8日㈬、午前9時半から11時半(電話74-2715) ■寄木保育所 8月9日㈭、午前9時半から11時半(電話76-2020) ◎準備するもの 水着または着替えの洋服、サンダル、タオルなど 戦没者遺児による 慰霊友好親善事業  財団法人日本遺族会は、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」の参加者を募集しています。 ■費用 9万円  申込先など詳しくは、同会事務局(電話03-3261-5521)まで。 20ページ 八幡平いにしえの宝 赤沼と赤沼神社 所在地:八幡平・御在所湿原とその周辺  5万分の1の地形図にも通称の「五色沼」で載っていますが、昔から赤沼と呼ばれてきました。褐色だった湖面が、初夏には濁りを帯びた青から鮮やかな青に。やがて、濁りも取れて澄み切ったコバルトブルーになり、初秋には緑色を帯び、秋から冬を経て春までは褐色の、いわゆる“赤沼”になります。冬も凍ることはありません。長年研究を続けている吉田稔氏(岩手大学名誉教授)は、「五色沼」と呼ばれる湖は日本各地にあるが、ひとつの湖が多色に、しかもこれほど顕著に変色する湖は他には無く、世界にも類を見ない、といいます。湖は、直径約45㍍、最大水深13㍍で、湖底はほぼ水平な円筒状です。湖の縁は堤防状に盛り上がり、外から流入する水は全く無く、湖底からの湧水のみで満たされている珍しい湖です。地形や気候のほかに無酸素水であること、湯脈、硫黄鉱床があることなどが変色のメカニズムを複雑なものにしているようですが、ここだけの貴重な天然資源であるといえそうです。  赤沼神社は、昭和の初期には沼の畔にあり、鉱山で働く人たちが管理してきました。寄木の青木正氏によれば、昭和42年に一度目、閉山後の昭和59年に二度目の遷宮(移転)を経て現在地になったとのことです。創建年代は不明ですが、松尾鉱山の歴史と無縁ではないでしょう。ただ、土地の風流人・畑浅左衛門が猟に出て、神秘の沼にたどり着き、魔の大波に襲われるという『赤沼伝説』などもあり、江戸期まで遡る可能性もうかがわせます。(文・市文化財保護審議会委員 畑謙吉) ≪参考文献≫ 松尾鉱山時報 (1951・松尾鉱業所) 松尾の文化財 (1980、83・松尾村教育委員会) いわての自然・第26号 (1994・岩手県) 松尾「五色沼」の記録 (1998・岩手大学農学部土壌学教室) 今月の表紙 泣いた子が勝ち!  白坂観音大祭の泣き・笑い相撲大会が、7月17日、白坂観音神社で開かれました。  当日は、約20人の子どもたちが参加。相撲が始まる前に泣き出す子や、それを見て笑う子など反応はさまざまでした。先に泣いて勝った子には、お菓子が渡され、その途端に泣き止む姿を見た来場者から笑いが起きていました。 編集後記  今回、取材で初めて「先祓い」を見学しました。当日の天気は、あいにくの雨でしたが、踊り手にとっては関係がなかったようで、写真を撮りながらも勇壮な舞を楽しませてもらいました。紙面には掲載していませんが、兄川神社で見た太鼓の大きさとその音には驚かされました。(佐々木)