6ページ 小中学校適正配置計画に基づき、小中学校の統合や連携を検討しています  市教育委員会は、市内の小中学校の教育環境について検討した結果をまとめ、第3期の小中学校適正配置計画を昨年3月に策定しています。  計画は西根、松尾地区の3中学校の統合などを内容とした計画で、本市における教育環境整備の方向性を示すものです。  本号では、計画に基づく本年度の取り組み状況をお知らせします。 計画1 西根中、西根第一中、松尾中の3校を優先して統合し、新設校を建設  統合により生徒数を確保し、中学生として経験させたいさまざまな学習や活動体験の機会と場を保障します。  また、生徒にとって安全で快適な学習環境を整備し、ICT教育やバリアフリー化などの現代の課題に対応します。 取り組み状況  学校統合検討委員会を開催しました。  統合新設校の建設予定地選定のため、次の点に留意しながら、さまざまな角度から検討を進めています。 (1)自然災害に対する安全性、近隣の公共施設や小学校との連携など、立地環境に関すること。 (2)良好な日照状況や、主要道路からのアクセス、必要とする敷地面積の確保など、快適な教育環境に関すること。 (3)土地取得、インフラ整備、必要な事務手続きの容易性、支障となる構造物や周辺への影響など、環境整備に関すること。 計画2 安代中を中心に、安代小、田山小との小中一貫教育(小小連携、小中連携)を推進  安代地区の3校で、義務教育9年間を見通した教育活動を展開し、リンドウ学習など、地域ならではの特色ある教育の実現を目指します。  少子化による児童生徒数の減少を相互に補い、交流や学び合い、集団としての学習経験を積むことにより、望ましい人間関係を形成します。 取り組み状況  安代地区小中学校一貫教育検討委員会を開催しました。  安代地区の小学校間の連携、小中学校の連携のあり方について検討しています。 計画3 西根地区および松尾地区の小学校の統合は、アンケート集計結果や住民説明会での要望を踏まえ改めて検討  小学校については、「地域とともにある学校」を目指し取り組んでおり、今後も地域との良好な関係を大切にしていきます。将来的な学校の統合は避けられないと考えられますが、統合校のあり方について、十分時間をかけて検討する必要があります。 取り組み状況  西根、松尾地区内の中学校までのお子さんを持つ保護者に、アンケートを実施しました。  今後、内容を集計、分析し、寄せられた意見などをまとめ、検討を進める予定です。  計画の推進にあたっては、教育委員会だけではなく、関係機関との連携を図りながら、取り組みを進めていきます。また進捗状況については、今後も随時お知らせします。 問い合わせ先 教育委員会事務局教育総務課(電話 内線1361)