4ページ 地域を守る決意新たに 消防出初式、防犯隊、交通指導隊合同初点検を開催  今年も新春を飾る市消防出初式と市防犯隊、交通指導隊合同初点検が開催されました。安心安全のまちづくりに向け、それぞれが決意を新たにしました。 消防出初式  令和6年市消防出初式は1月7日、市役所本庁舎前で消防団(安保義光団長)団員400人、婦人消防協力隊(石田美枝子隊長)隊員15人が参加し行われました。市、市議会などの関係者が見守る中、参加した団員、協力隊と消防車両40台が約500メートルを分列行進し、威風堂々とした姿を披露しました。  安保団長は「近年は自然災害が全国で数多く発生している。自らの地域は自ら守るとの郷土愛の精神と、相互扶助、結の心で、より一層の訓練と技術の習得に励み、地域防災の要として市民の安全安心のため、任に当たっていただきたい」と訓示し、団員を鼓舞するとともに、昨年7月に逝去された工藤民一前団長の遺志を引き継ぎ、消防団一丸となって無火災に向け尽力することを表明。最後は参加者全員で万歳三唱し、一年の無火災、無災害を願いました。 防犯隊、交通指導隊合同初点検  1月14日には令和6年市防犯隊(舘柳勝彦隊長)、交通指導隊(八重樫俊則隊長)合同初点検が市役所多目的ホール棟で行われ、両隊の隊員、防犯、交通安全関係者ら82人が出席。佐々木孝弘市長は「経済活動が活発化する中で、特殊詐欺被害は報告されておらず、11月には交通死亡事故ゼロ1年6カ月を達成している。今後も隊長を中心に、犯罪と交通事故の無い安全で安心なまちづくりのため、一致団結した活動を期待する」と激励しました。  両隊を代表して、防犯隊の舘柳隊長は「昨年はコロナ禍が明け、市民活動の活発化とともに防犯や交通安全の啓発活動を以前のように行うことができた。市内の犯罪の発生状況は前年に比べ減少している。今後も関係機関と連携し、地域の安全確保を図っていく。全国的に高齢者が関わる交通事故や特殊詐欺が多発していることから高齢者に対する啓発活動にも努めていかなければならないものと思っている」と、より一層の尽力を誓い、隊員の士気を高めました。