2ページ 年頭のあいさつ 八幡平市長 佐々木孝弘  令和6年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。  皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのことと、心よりお喜びを申し上げます。  さて、昨年を振り返りますと、特別国民体育大会冬季大会スキー競技会「いわて八幡平白銀国体」が2月17日から20日にかけて本市において開催され、全国各地から多数の選手、関係者の方々にお越しいただきました。地元選手の奮闘のほか、本大会をもって現役を引退される本市出身の永井秀昭選手が有終の美を飾られるなど記憶に残る大会となりました。  また、5月には新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられました。これまで新型コロナウイルス感染症の影響により停滞していた経済活動が再開し、復調の兆しが見え始めるなど、ここ数年に比べ明るい話題が増えてきているように感じられます。  本年は、市政運営の基本となる市総合計画後期基本計画の取り組みが4年目を迎えます。これまで各事業において皆さまのご協力をいただきながら、着実に事業の進捗を図ってまいりました。  本年においては、(仮称)大更駅前顔づくり施設の建設工事を予定するなど、引き続き、計画に掲げる各政策、施策を推進し、市勢発展、市民生活の向上に努めてまいります。  本市は来年、市政施行から20周年を迎えます。節目の年に向けて八幡平市のこれまでを振り返り、そして未来のために何をすべきかを市民の皆さまとともに考え、行動し、さらなる一歩を踏み出してまいります。  結びに、新年の門出にあたり、市民の皆さまのご健勝とご多幸を心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。 将来に向け 取り組みを進めている主な事業 仮称 大更駅前顔づくり施設整備  大更駅周辺のにぎわい創出の拠点として、屋内の遊び場と子育て支援、移住定住支援や図書館などの機能を持つ複合施設の整備を進めています。 子育て支援  妊娠期から子育て世代に寄り添う相談支援と、充実した経済支援を継続して進めています。 スマートインターチェンジ整備  安比高原エリアの観光の振興、緊急医療の確保など利便性向上を目的に、関係機関との連携を図りながら、スマートインターチェンジの整備を進めています。 市制20周年記念事業  令和7年9月1日に市制20周年を迎えるに当たり、市の将来を展望し、更なる発展に向かう出発点とするため、市民参画、協働による郷土への誇りと愛着を育むような事業の実施に向け検討を進めます。