21ページ 大更小 大更小学校創立150周年を迎え記念の式典を開催 明治から令和まで5つの時代、3つの世紀にわたり「秀れし人」を育てる  明治6(1873)年8月に大更学校として創立され、本年で150周年を迎えた大更小学校で11月4日、記念の式典が開かれました。  高橋司(つかさ)校長は「大更小は開校以来、厳しい歴史の移り変わりや試練に堂々と耐え、幾多の有為な人材を輩出してきた」と挨拶。歴代PTA会長や学校活動に貢献した人へ感謝状を贈りました。また、記念事業実行委員会の遠藤忠志会長は「150年を振り返ると、大戦はもとより、校名変更や渋川小、東大更小の統合などを経ながら、着実な歩みを進めてきた。これは地域の強い思いと、支援があったからこそ」と関係者の支援に感謝しました。  式典では、松川一の宮太鼓や同小ブラスバンド部、西根中吹奏楽部の演奏で節目を祝うと、引き続く児童の発表では、学校の歴史を群読や歌で表現し、未来に向け自分が出来ることに全力で取り組むと宣言しました。 タイムカプセルを埋設開封は20年後を予定  大更小は式典に先立つ10月20日に、全校児童が自分の将来の夢や希望を書いたタイムカプセルの埋設事業を行いました。カプセルは20年後の令和25(2043)年に開封予定です。 松尾中 倍賞さん、小六さんを招き、70周年記念碑の除幕式、文化祭を開催 希望と理想を胸に愛唱歌「約束」を合唱  松尾中学校は10月21、22の両日、俳優の倍賞千恵子さんと作曲家で夫の小六禮次郎さんを招き、昨年度の学校創立70周年の記念に製作した記念碑の除幕式と文化祭を行いました。  記念碑は、同校創立40周年にあたる平成4年の文化祭での来校をきっかけに、松尾中学校愛唱歌として倍賞さん、小六さんから贈られた曲「約束」の歌詞が刻まれたもので、倍賞さんは「お招きいただき、熱い力をいただいた。この歌は、人生で大きな部分を占めるようになった」と述べました。  同校のPTA会長を務める佐々木竜一さんは「碑の製作も含め、皆様の多大な協力をいただいた。生徒たちも合唱練習や準備など、今日を迎えるにあたり、本当に頑張った」と関係者に感謝するとともに生徒をねぎらいました。  除幕セレモニーに先立ち、生徒が「約束」の合唱を披露すると、倍賞さんが目頭を押さえる場面も見られ、生徒は今後も「約束」を歌い継ぐことを誓いました。 松尾中学校愛唱歌「約束」  旧松尾村を舞台に撮影され、1975年に公開された映画「同胞」で主演を務めた倍賞千恵子さん。映画公開から17年後の平成4年に、松尾中が倍賞さんと小六さんを文化祭に招き交流。この来校が縁で小六さんが作曲、編曲し、倍賞さんが歌声を吹き込んだオリジナル曲「約束」(作詞は、故麻生香太郎さん)が同校に贈られました。