農(みのり)と輝(ひかり)の大地 八幡平市 広報はちまんたい 11月号 No.341 Nov.2023 1ページ 表紙  実りの秋 平笠小の児童が稲刈り体験(関連22ページ) ◎主な内容 鹿角街道からまちおこしを考える(関連2から3ページ) 山賊まつりで秋のにぎわいを満喫(関連4ページ) フィールドクロスレースでスポーツの秋を楽しむ(関連5ページ) 大更駅前のにぎわい創出イベント はちマルシェを初開催(関連6ぺージ) 中学校新人大会の結果(関連7ページ) 2、3ページ 歴史的資源 鹿角街道からまちおこしを考える とうほく街道会議第18回交流会八幡平大会が本市で開催  東北の各地で歴史ある街道の魅力や活用方法を話し合うため開催されている『とうほく街道会議』。 今回は本市に歴史的資源として残る鹿角街道をテーマに開催されました。  本号では、会議の概要や実際に街道を歩き当時に思いをはせた参加者の様子をお伝えします。 鹿角街道の歴史的背景を学ぶ  とうほく街道会議第18回交流会八幡平大会は10月6、7の両日、新安比温泉静流閣で開かれ、東北各地から街道好きなど約100人が参加しました。  初日は平泉世界遺産ガイダンスセンターのセンター長を務める八重樫忠郎(ただお)さんが「奥州藤原氏から始まる八幡平地域の歴史と街道」と題し基調講演。 奥州藤原氏と鹿角街道のつながりを地形の資料などを用いながら解説しました。 また、良好な状態で保存されている鹿角街道沿いの史跡についても触れ「地元の人が地域に残っている史跡などから歴史を知り、誇りを培っていくことが重要でそのきっかけをつくることが大事。 平泉もそういった地道な活動が実を結び世界遺産に登録された」と経験を語りました。 歴史的資源の活用方法を考える  基調講演の後、鹿角街道を活用したまちおこしの可能性についてパネルディスカッションが行われました。 地域独自の豊かな自然、歴史文化を体験する「アドベンチャーツーリズム」の需要が高まっていることを踏まえ、観光業界や地元の受け入れ側などさまざまな立場から意見を出し合いました。 とうほく街道会議 会長 宮原 育子(いくこ)さん   とうほく街道会議は地元の歴史や文化、風土や自然豊かな景観など、美しい故郷を次の世代に引き継いでいくための活動をしている人たちの、交流や連携を図る場所を作る団体です。 毎年、各県持ち回りで会議を開いており、岩手県では、過去に盛岡市と一関市で開催しています。  鹿角街道は歴史的に非常に素晴らしいところで、七時雨山など鹿角街道のハイライトにあたるところが八幡平市には現存します。 市特有の漆文化、郷土料理などの食文化といった歴史的経緯や、地域の風土に根ざした文化が残るまちの魅力を他県の人に知ってもらおうと、今回の開催地とさせていただきました。 この大会をきっかけとして、鹿角街道の可能性について、一緒に考えていくことができればと思います。 街道を歩き史跡の現状を知る  2日目は、実際に鹿角街道を巡る探訪会が行われました。  七時雨一里塚から曲田一里塚まで約8キロの道のりをたどるAコースと、白坂観音堂跡を見学した後、留の沢一里塚から七時雨一里塚の間の約4キロをたどるBコースに分かれて散策。 参加者は街道や街道沿いに現存するさまざまな史跡を巡りながら、ガイドとして同行した七時雨ロマンの会、八幡平歴史夢街道の会、八幡平市博物館友の会のそれぞれの会員による解説に 熱心に耳を傾け、街道の魅力に浸りながら歴史的資源の利活用の可能性を考える良いきっかけとなりました。  五日市コミセンは10月7日、とうほく街道会議の開催に併せて荒沢漆器を紹介するイベントを主催。 漆器の展示や荒沢漆器に盛り付けた郷土料理を提供したほか、安比塗漆器工房の工藤理沙(りさ)さんによる漆器の歴史文化や種類などの講演も行われました。 参加してみて どうでしたか Aコースを散策した、花巻市から参加の柴崎志賀子(しがこ)さん  もともと街道巡りが好きだったこともあり、とうほく街道会議には可能な限り参加しています。  今回特に車之走峠に興味があり歩くのを楽しみにしていました。このコースは史跡が多くて、とても面白かったです。 Bコースを散策した、秋田県から参加の阿部明広(あきひろ)さん  今回参加してみて、次の世代に街道を伝える活動として、鹿角街道全体で統一した道標を作ってみたら面白いし、区間を分けての説明会などもあれば良いと感じました。 鹿角街道のさまざまな活用方法を考えていければと思いました。 4ページ 八幡平で秋の賑わいを満喫 山賊まつりに2万人を超える来場者  八幡平山賊まつりは、10月7日から9日までの3日間、市さくら公園イベント広場を会場に行われました。  平成元年から始まった山賊まつりは、今回で35回目。7日のオープニングセレモニーでは松尾中吹奏楽部のファンファーレが秋の恒例イベントの開始を告げると、次々と来場者が訪れ、 市内の数多くの特産品や工芸品、宮古市や名護市から出店された海産物などの出店ブースに行列を作ったほか、吹奏楽演奏や民謡大会などステージ発表を楽しむ姿が見られました。  また、姉妹都市宮古市の桐田教男副市長と友好都市沖縄県名護市の金城秀郎副市長が今回の開催に合わせて来市。 桐田宮古市副市長は「東日本大震災では八幡平市からも応援をいただき、相互に連携してきました」と交流の積み重ねを振り返り、 金城名護市副市長は「お互いのまちを身近に感じることが重要で、今回の交流を通して、友好関係をより深める契機にしたいと考えています」と交流の継続に期待を示すとともに、 両市とも特産品をPRしました。 5ページ 自分の限界に挑む 第17回フィールド クロス レースを開催  第17回フィールドクロスレース(市体育協会主催)は10月8日、市総合運動公園多目的運動広場で行われました。  大会は、障害物のあるコースを走り抜けゴールを目指す市発祥のレースで、全国から約300人が出場。200メートルを走る単距離部門(スプリント)と 全長2キロを周回する長距離部門(ロング)の2部門で、男女年代別に分かれてスピードを競いました。  コースには、ハードルや丸太、林の中の起伏が激しいルートなどが待ち構え、選手たちは30から60種類に及ぶ障害物に時折苦しい表情を見せながらも、会場の声援に応えるように駆け抜けていきました。 最後まで走り切った選手たちは息を弾ませ、達成感に満ち溢れた表情を浮かべていました。 インタビュー 一般男子10キロLFX(40歳未満)優勝 今野太郎(たろう)さん(雫石町)  10キロの参加は今回が初めてでしたが、最初から最後までペース配分を考えながら走ることができました。  来年も高校県駅伝大会と日程が重ならなければ参加したいです。 一般男子4キロLFX(40歳以上)優勝 小野寺理(おさむ)さん(盛岡市)  参加は3回目になります。このような障害物レースの大会は他には無く、面白いと思います。  フルマラソンを前提とした普段の練習が結果につながってうれしいです。 6ページ 大更駅前にぎわい創出、交流イベント はちマルシェを初開催 駅前をもっと楽しく、もっとおいしく  JR大更駅前のにぎわいと交流拠点づくりを目指す市主催のイベント「はちマルシェ」が10月14日、(仮称)大更駅前顔づくり施設建設予定地とその周辺道路で開かれました。  イベントは、都市計画道路の一部を歩行者天国として行われ、多数の屋台販売などのほか、花巻おもちゃ美術館も出張。お気に入りの木のおもちゃを手に夢中で遊ぶ子どもたちの姿が見られ、 来場者は屋台販売を味わったり、体験イベントを楽しんだりしました。  市は今回のイベント会場を予定地として、施設の整備に向けた準備を進めています。 インタビュー 大巻 和紀(かずのり)さん(岩手町在住)   チラシを見てイベントを知りました。お客さんも多く新鮮に感じます。来年も開催してほしいです。 にぎわい、交流拠点施設や屋根付き公園の整備予定については、地元には子どもを遊ばせられる場所が少なく、普段は盛岡や一戸で子どもを遊ばせています。 屋根付き公園は、とてもうらやましいと思いました。 7ページ 先輩を超える これからは自分たちの出番だ。 中学校新人大会の結果 岩手地区中学校新人大会(9月16日、17日 市総合運動公園ほか) 掲載は3位までおよび県大会出場者、敬称は省略 【サッカー】 3位 西根、松尾(合同) 【バスケットボール】 男子 1位(県中学校新人大会出場)西根 女子 2位(県中学校新人大会出場)西根、西根一(合同) 【バレーボール】 男子 1位(県中学校新人大会出場)西根 女子 2位(県中学校新人大会出場)西根、3位 松尾 【ソフトテニス】 団体 男子 3位(県中学校新人大会出場)西根 女子 1位(県中学校新人大会出場)西根一、2位(県中学校新人大会出場)西根、 3位(県中学校新人大会出場)松尾 個人 男子 2位(県中学校新人大会出場)(西根)角掛涼太(りょうた)、工藤寛睦(ひろむ)ペア 女子 1位(県中学校新人大会出場)(西根一)小林桃歌(ももか)、畠山あゆペア、2位(県中学校新人大会出場)(松尾)伊藤弥佑(みう)、佐々木愛莉(あいり)ペア 【卓球】 団体 男子 3位 西根一 女子 3位 安代 【ソフトボール】 2位松尾 【剣道】 団体 男子 3位(県中学校新人大会出場)西根 入賞者以外の県大会出場者 【ソフトテニス】 個人 男子 (西根一)八重樫歩(あゆむ)、佐々木颯斗(はやと)ペア 女子 (西根一)津志田咲来(さら)、水本心寧(ここね)ペア、(安代)田中美緒(みお)、立花緋菜(ひな)ペア 【卓球】 個人 男子 (西根)田村流輝(るき)、(西根一)松浦淳哉(じゅんや)、田村衣俐葵(いりき) 【剣道】 個人 男子 (西根)石井慶治(けいじ) 県中学校新人大会 (9月9日、県営武道館) 相撲競技は地区大会がないため県大会の結果を掲載 【相撲】 団体 1位 西根一 個人 個人選手権 2位(西根一)斎藤煌生(こうき)、3位(西根一)佐々木大翔(ひろと) 軽量級 1位(西根)工藤慧(さとし) 8から10ページ 市役所からのHOT LINE 畜産飼料の価格高騰対策補助金申請を受け付け中  市は飼料の価格高騰により経営に影響を受けている畜産経営体を支援するため、畜産飼料高騰対策支援補助金の申請を受け付けています。 対象者 次の(1)から(3)までの条件を全て満たす畜産経営体 (1)市内に住所または所在地がある (2)家畜または養殖魚を飼養し、出荷により収入を得ている法人または個人事業者 (3)今後も事業を継続する意思がある 補助金額 10月1日現在の飼養頭羽数に応じて次の補助金を交付します。補助限度額は1畜産経営体当たり100万円 補助金額の計算基準 乳用牛、肥育牛 1頭当たり5,000円 繁殖牛 1頭当たり3,500円 豚 1頭当たり4,000円 鶏 1羽当たり110円 養殖魚 1畜産経営体当たり10万円 申請方法 申請用紙に必要事項を記載し、必要書類を添付の上、持参または郵送により申請してください。 申請用紙は市ウェブサイトからダウンロードするか農林課または西根、安代各総合支所から交付を受けてください。 西根、安代各総合支所での申請受け付けは行いません。 申請期限 11月30日(木曜日) 申請受付、問い合わせ先 農林課畜産係(電話 内線1335) 手作りの門松で新年を迎えよう  市博物館では正月を迎えるための縁起物、門松づくりの参加者を募集します。 日時 12月17日(日曜日)午前9時から正午まで 会場 市博物館 対象者 市民(18歳以上) 参加料 無料 定員 6人 申し込み方法 問い合わせ先に電話で申し込んでください。 申込期間 11月15日(水曜日)から11月30日(木曜日)まで その他 防寒着を持参してください。 問い合わせ先 市博物館(電話63-1122) 人権擁護委員による特設相談を行います  市は人間関係などの相談に応じ、問題解決の手伝いをするため、次の3地区で無料の特設人権相談を行います。相談は予約不要で、秘密は厳守されます。気軽に相談してください。 次の日程以外にも事前の連絡で対応が可能ですので、問い合わせてください。 西根地区 日時 12月5日(火曜日)午前9時から正午まで、場所 西根地区市民センター 松尾地区 日時 12月4日(月曜日)午前9時から正午まで、場所 市役所本庁舎 安代地区 日時 12月1日(金曜日)午前9時から正午まで、場所 荒屋コミセン 寄付をいただきました  本市に寄せられた厚意を紹介します。 【物品の寄付】  9月21日、馬場芳道様から第49回全陶展大賞受賞作品と第9回菊池ビエンナーレ入選作品の2点の鉢を寄贈いただきました。  馬場様は旧安代町出身で、現在は神奈川県平塚市で陶芸家として活動されています。 今回寄贈を受けた作品は、市民に広く鑑賞してもらい、芸術に親しんでいただくため、市役所結のひろばで展示を行います。 展示期間 12月15日(金曜日)まで  市役所結の広場での期間終了後は安代総合支所での展示を予定しています。 問い合わせ先 文化スポーツ課生涯学習係(電話 内線1141) 新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の相談先 発熱など症状がある場合は かかりつけ医またはいわて健康フォローアップセンターに電話相談を いわて健康フォローアップセンター(電話0570-089-005、24時間対応)または可能な限り平日、日中に外来対応医療機関へ相談、受診 外来対応医療機関は県のウェブサイトを参照 本年度最後の漢字検定に挑戦してみませんか  日本漢字能力検定協会の漢字検定(漢検)を、市教育振興運動推進協議会と平舘コミセンが共催で実施します。 受検可能な級 2級から10級 日時 令和6年1月20日(土曜日)午前10時から11時 会場 平舘コミセン 申込書の配布 市内各コミセンまたは教育総務課 申込期間 11月14日(火曜日)から12月14日(木曜日)まで 申し込み先 平舘コミセン、田頭コミセン、荒屋コミセン 問い合わせ先 教育総務課(電話 内線1367) 空き家、宅地バンクを活用してみませんか  市空き家宅地バンクおよび全国版空き家空き地バンクに登録する市内の空き家物件や宅地物件を募集しています。 空き家バンク制度  市内にある未活用の空き家の情報を登録し、ウェブサイトなどで広く周知することで、空き家の利活用を促進する制度です。 宅地バンク制度  市内で住宅の建築が可能な宅地を登録し、ウェブサイトなどで広く周知することで宅地を購入したい人に情報提供する制度です。  空き家宅地バンクに登録を希望する場合は、事前に相談が必要です。 問い合わせ先 まちづくり推進課定住促進係(電話 内線1455) 一定面積以上の土地の取引をしたら届け出を  国土利用計画法に基づき、市内の一定面積以上の土地を取引した場合は、契約日から2週間以内に市へ届け出が必要です。 届け出が必要な取引の面積 都市計画区域内の場合 5千平方メートル以上、都市計画区域外の場合 1万平方メートル以上 問い合わせ先 企画財政課秘書政策係(電話 内線1214) 婚活イベントを実施する団体へ費用を一部助成 交流会などの実施に関わる費用を助成しています。 補助対象 次の要件を満たす団体、法人または個人 (1)市内に住所または活動の本拠がある (2)団体、法人の場合は代表者、個人の場合はその個人が成人である 補助事業   独身の男女が出会うためのイベントなどを企画し、実施すること  イベントの開催後においても継続的に情報提供や個別相談を行うなどの支援があること  営利目的でないこと 補助額 上限20万円 事業に必要な経費から会費、その他の収入額を控除した額 提出書類 申請用紙に必要事項を記載し、事業計画書、収支予算書など必要書類を添付の上、持参または郵送により申請してください。申請用紙は市ウェブサイトからダウンロードするか地域福祉課から交付を受けてください。  イベントの実施にあたっては事前に連絡してください。 問い合わせ先 地域福祉課福祉総務係(電話 内線1114) 「ねんきんネット」で自分の年金を簡単確認  日本年金機構では、いつでもどこでもパソコンやスマートフォンで自分の年金情報を確認できる「ねんきんネット」の利用をお勧めしています。  自分の年金記録の確認のほか、将来の年金見込み額の確認や各種通知書の確認などが可能で、インターネットやマイナポータルから利用する事ができます。 問い合わせ先 日本年金機構ねんきんネット専用番号(電話0570-058-555)、市民課国保年金係(電話 内線1074) ネットから申告できるeLTAXが便利です  市はeLTAX(エルタックス)による電子申告、電子申請、届け出や共通納税を受け付けています。eLTAXを利用することにより、窓口まで足を運ぶことなく、自宅やオフィスなどから直接手続きを行うことができます。  詳しくは、地方税ポータルシステムで確認してください。 問い合わせ先 地方税共同機構ヘルプデスク(電話0570-081459)、税務課市民税係(電話 内線1124) 宝くじ助成金を活用しコミュニティを活性化  一般財団法人自治総合センターは宝くじ助成金制度でコミュニティ活動に必要な備品などの購入費用に対して助成し、地域の発展に寄与しています。 5年度採択事業 五日市振興協議会へ除雪機整備 問い合わせ先 まちづくり推進課地域振興係(電話 内線1453) 通学定期券の購入費を一部助成しています  市は通学に関わる家庭の経済的負担を軽減するため、学生の通学定期券購入費の一部を補助しています。 対象となる公共交通機関 次の公共交通機関が運行する鉄道と路線バス JR東日本(東日本旅客鉄道)、IGRいわて銀河鉄道株式会社、岩手県交通株式会社、岩手県北自動車株式会社、秋北バス株式会社、JRバス東北株式会社株式会社 補助対象者 市内に住所があり、居住している学生(小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校)の保護者 専門学校、短期大学、大学へ通う学生は対象外 補助金額 通学定期券購入費の100分の10の金額(10円未満は切り捨て) 申請方法 定期券販売窓口で、有効期間が終了した(または更新する)定期券と併せて申請書を提示し、購入証明を受けてください。複数の交通機関を利用している場合は、交通機関ごとに購入証明を受けてください。 申請書の提出期限 定期券使用期間が切れる日の翌年度4月30日まで 申請書の配布 市ウェブサイトからダウンロードするか教育総務課または西根、安代各総合支所で交付を受けてください。 大更駅、好摩駅、岩手県北バス八幡平営業所でも交付しています。 問い合わせ先 教育総務課総務係(電話 内線1363) 地域の安全を守る消防団員を募集中  消防団はまちの安心と安全のために「自らの地域は自らで守る」という精神に基づき、市民の皆さんの参加によって構成される組織です。  災害時は、消火活動や救助活動、水防活動など、平常時は、火災予防広報や消防操法訓練、救命講習、消防機械器具点検などの活動をしています。あなたも消防団の一員として活躍しませんか。 入団資格 市内に居住または勤務する18歳以上の人 問い合わせ先 防災安全課消防防災係(電話 内線1263) 11ページ 福祉NETWORK 介護のココロ 市地域包括支援センター(電話 内線1088) 成年後見制度をもっと身近に 制度利用に必要な費用を助成します  成年後見制度は、認知症や障がいなどにより、物事をひとりで決めることに不安や心配のある人が安心して暮らすことができるよう、本人を法律的に保護する制度です。  家庭裁判所から選任された成年後見人、保佐人または補助人(以下「後見人」)が本人に代わっていろいろな契約や手続きをする際にお手伝いをします。 制度の利用に必要な報酬  後見人は、家庭裁判所が認めれば誰でもなることができ、弁護士などの専門職や市民後見人など親族以外の人が選ばれることもあります。その場合、後見人になった人に本人の財産から報酬を支払うことになります。  市は報酬の支払いが難しい人でも制度を利用できるように、次の内容で報酬に対する助成をしています。 成年後見制度利用支援事業 助成の対象者 成年後見制度を利用している本人の住所が市内にあり、かつ、本人が次のいずれかに該当する場合  生活保護法による保護を受けている  単身世帯 年間の収入見込額が120万円以下であり、かつ、現金、預貯金その他の資産の合計額が120万円以下  2人以上の世帯 年間の収入見込額が170万円以下であり、かつ、現金、預貯金、その他の資産の合計額が170万円以下 助成額 家庭裁判所が決定した額(在宅の場合は月2万8千円、施設入所または入院の場合は月1万8千円を上限)。 気軽に相談してください  市は健康福祉課地域福祉課内に「八幡平市成年後見センター」を開設し、成年後見制度を適切に利用できるよう相談や支援をしています。 利用時間 午前8530分から午後5時15分まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く) 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係(電話 内線1101) 【児童虐待防止推進 本年の標語】あなたしか 気づいてないかも そのサイン  本年も11月1日から「オレンジリボン児童虐待防止推進キャンペーン」が始まっています。  市は、さまざまな機関からなるネットワークを作り、いち早く「虐待を受けたと思われる子ども」を見つけるために連携、協力しながら、虐待防止に努めています。 皆さんも、児童虐待問題に対する理解を深め、子どもたちを守りましょう。  身体的虐待  殴る、蹴る、たたく、やけどを負わせるなどの行為 ネグレクト  食事を与えない、家に閉じ込める、自動車の中に放置するなどの行為 性的虐待   わいせつな画像を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなどの行為 心理的虐待  無視、暴言、子どもの目の前で家族に対して暴力を振るう(DV)などの行為  近年、子どもの虐待に関する相談は全国的に増加傾向にあります。県の児童相談所でも令和4年度に1,717件の相談に対応しており、これまでで一番多い件数となっています。  全国のみならず、県内でも過去には虐待による死亡事例が発生しており、社会全体で子どもの「命」と「権利」そして「未来」を守っていく必要があります。  最近は子どもの目の前でのDVによる心理的虐待が増加傾向にあり、DVを見せられた子どもは脳が萎縮するという研究結果も出ています。  皆さんの周りで虐待が疑われる事例を見かけたら、匿名で構わないので、児童相談所または市役所に連絡、相談をしてください。連絡者や内容など、秘密は守られます。 連絡先 県福祉総合相談センター「児童相談所」(電話019-629-9602、019-629-9605)市地域福祉課児童福祉係(電話 内線1078、1101)全国共通の虐待対応ダイヤル(電話189) 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 11月20日から12月17日まで 11月20日(月曜日) 博物館休館日 定例行政相談 午前9時半から正午まで(大更コミセン、市役所本庁舎、田山コミセン) 11月21日(火曜日) 図書館休館日 企画展「くらべてみよう!昔と大昔のくらしの道具」(博物館)26日まで 11月22日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分から7時まで(市民課) 姿勢改善エクササイズ 午前10時から11時まで(市総合運動公園体育館) のびのび健康体操教室 午前10時から11時まで(田頭コミセン) 11月23日(木曜日) 勤労感謝の日 市役所閉庁日 11月25日(土曜日) 松ぼっくりで作るクリスマスツリー 午前10時から正午まで(博物館) 11月27日(月曜日) 博物館休館日 11月28日(火曜日) 図書館休館日 離乳食教室【受付】 午前9時半から9時40分まで(市役所多目的ホール棟) 11月29日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分から7時まで(市民課) 11月30日(木曜日) 図書館休館日(図書整理日) 12月1日(金曜日) 特設人権相談【安代地区】 午前9時半から正午まで(荒屋コミセン) 12月2日(土曜日) 朗読劇「雪渡り」宮沢賢治没後90年によせて 午後2時から3時まで(松尾ふれあい文化伝承館) クリスマスお話会 午後2時半から3時まで(図書館) 12月3日(日曜日) 市民フットサル大会 午前9時から午後1時まで(アリーナまつお) クリスマスお話会 午前11時から11時半まで(図書館) 12月4日(月曜日) 博物館休館日 特設人権相談【松尾地区】 午前9時半から正午まで(市役所本庁舎) 12月5日(火曜日) 図書館休館日 特設人権相談【西根地区】 午前9時半から正午まで(西根地区市民センター) チューブトレーニング 午前10時から11時まで(市総合運動公園体育館) 乳児健診【受付】 午後1時から1時15分まで(市役所多目的ホール棟) 12月6日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分から7時まで(市民課) 移動図書 午後0時50分から2時50分まで(松尾地区内) 3歳児健診【受付】 午後1時から1時半まで(市役所多目的ホール棟) 12月7日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 移動図書 午後1時から2時40分まで(松尾地区内) 市議会12月定例会 議案上程ほか(予定) 12月8日(金曜日) のびのび健康体操教室 午前10時から11時まで(田頭コミセン) 市議会12月定例会 一般質問(予定) 12月9日(土曜日) クリスマスお話会 午前11時から11時半まで、午後2時半から3時まで(図書館) Story Time 午後3時から3時半まで(図書館) 12月10日(日曜日) マイナンバー本庁窓口休日臨時開庁 午前9時から正午まで(市民課) スポーツ少年団活動発表会 午前9時から(市総合運動公園体育館) クリスマスお話会 午前11時から11時半まで(図書館) 12月11日(月曜日) 博物館休館日 市議会12月定例会 一般質問(予定) 12月12日(火曜日) 図書館休館日 干支のくるみ絵づくり 午前9時から正午まで(田頭コミセン) 1歳児健診【受付】 午後1時から1時15分まで(市役所多目的ホール棟) 移動図書 午後1時から3時まで(荒沢地区) 市議会12月定例会 一般質問(予定) 12月13日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分から7時まで(市民課) 姿勢改善エクササイズ 午前10時から11時まで(市総合運動公園体育館) 移動図書 正午から午後2時半まで (田山地区) 1歳6カ月児健診【受付】 午後1時から1時半まで(市役所多目的ホール棟) しめ飾りづくり講習会  午後1時半から(シルバー人材センター) 2歳6カ月児歯科健診 【受付】 午後2時から2時15分まで(市役所多目的ホール棟) 議会12月定例会 議案審議(予定) 12月14日(木曜日) チューブトレーニング 午前10時から11時まで(旧安代保健センター) イルミネーション点灯式 午後4時半から(平舘コミセン敷地) 市議会12月定例会 休会(予定) 12月15日(金曜日) 市議会12月定例会 委員長報告ほか(予定) 12月16日(土曜日) そば打ち体験 午前9時から正午まで(博物館) クリスマスお話会 午後2時半から3時まで(図書館) 12月17日(日曜日) 門松づくり、ミニ門松づくり 午前9時から正午まで(博物館) クリスマスお話会スペシャル 午前11時から正午まで(図書館) 休日救急当番医、当番薬局 11月23日(木曜、祝日) 当番医(市内)東八幡平病院(電話78-2511)    (鹿角)福永医院(電話0186-35-3117)             当番薬局(市内)柏台薬局(電話71-1001)     (鹿角)黒沢薬局黒沢薬局(電話0186-35-3200) 11月26日(日曜日)   当番医(市内)八幡平市立病院(電話76-3111)   (鹿角)かづの厚生病院(電話0186-23-2111)              当番薬局(市内)すみれ薬局(電話78-8075)    (鹿角)日本調剤鹿角薬局 日本調剤鹿角薬局(電話0186-30-1193) 12月3日(日曜日)    当番医(市内)東八幡平病院(電話78-2511)    (鹿角)大湯リハビリ病院(電話0186-37-3511)             当番薬局(市内)柏台薬局(電話71-1001)     (鹿角)花輪調剤薬局花輪調剤薬局(電話0186-30-0066) 12月10日(日曜日)   当番医(市内)八幡平市立病院(電話76-3111)   (鹿角)かづの厚生病院(電話0186-23-2111)             当番薬局(市内)大更調剤薬局(電話70-1320)   (鹿角)ファーマックスかづの薬局 ファーマックスかづの薬局(電話0186-30-0033) 12月17日(日曜日)   当番医(市内)八幡平市立病院(電話76-3111)   (鹿角)なかのクリニック(電話0186-22-7335)             当番薬局(市内)リリィ薬局西根店(電話78-8560) (鹿角)花輪調剤薬局 花輪調剤薬局(電話0186-30-0066) 日曜、祝日の日中(午前9時から午後5時) 休日救急当番医へ  日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。  小児の受診を希望する場合は、事前に電話で確認してください。 夜間の症状が軽い場合(午後7時から午後11時) 盛岡市夜間急患診療所(内科)へ  盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 11月20日(月曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月21日(火曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月22日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月23日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月24日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月25日(土曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月26日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月27日(月曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月28日(火曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月29日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月30日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月1日(金曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月2日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月3日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月4日(月曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月5日(火曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月6日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月7日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月8日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月9日(土曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月10日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月11日(月曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月12日(火曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月13日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月14日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月15日(金曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月16日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月17日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 夜間の症状が重い場合(午後5時から翌朝9時、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ)小児救急入院受入当番病院へ  症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。  時間外受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 新型コロナウイルス感染症への対応による変更  岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。  今後の動向により変更の可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 常勤医の専門外来日、岩手医大、県立中央病院などの出張診療日 八幡平市立病院(電話76-3111)診療科目診療日時  糖尿病内科毎週火曜日 午前中  耳鼻科毎週水曜日 午前中  循環器内科毎週水曜日 午前10時から  心臓、血管外科第2木曜日 午前中  血液内科第3水曜日(奇数月) 午後2時から  脳神経外科第1木曜日 午後2時から  神経内科第3木曜日 午前10時から  整形外科第1、第3、第5火曜日 午前9時から 安代診療所(電話72-3115)診療科目診療日時  内科第2木曜日 午前中 八幡平市立病院の耳鼻科を除く専門外来などは、一般内科もしくは一般外科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 他医療機関に受診中の人は、紹介状が必要です。 都合により変更、休診となる場合があります。事前に電話で確認してください。 各種相談   盛岡消費生活センター出前相談会(事前予約が必要) 日時 12月5日(火曜日)午後1時から4時まで、場所 要相談、担当 市民課(電話 内線1066 )  くらしとお金の安心相談会(事前予約が必要)    日時 12月15日(金曜日) 午前10時から午後3時まで、場所  要相談、担当(予約先)市民課(電話 内線1066)  年金相談(事前予約が必要)            日時 11月10日(金曜日) 午前10時から午後3時半まで 場所 市役所多目的ホール棟、担当(予約先)盛岡年金事務所(電話019-623-6211)  人権相談(事前予約が必要)            日時要相談、場所 要相談、担当(予約先)市民課(電話 内線1062) 市税納期(納期限11月30日)固定資産税(第4期)、国民健康保険税(第5期) 市税納期(納期限12月25日)市県民税(第4期)、国民健康保険税(第5期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平、岩手、葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 イベントピックアップ  スポーツ少年団活動発表会で成果や実演発表 12月10日(日曜日)(総合運動公園体育館) 平舘青商会と平高美術部によるイルミネーション点灯式 12月14日(木曜日)(平舘コミセン) しめ飾りづくり講習会で新年を迎える準備 12月13日(水曜日)(シルバー人材センター) スキー場オープン 12月上旬(安比高原スキー場)、12月下旬(八幡平リゾートパノラマ、下倉スキー場)、12月下旬(田山スキー場) 14、15ページ インフォメーション お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 就農を志す人たちを支援特別専攻科入学生を募集  盛岡農業高校では、働きながら農業の知識を学べる6年度特別専攻科入学生を募集します。週2日登校で修業年限は2年間。 畜産専攻生は家畜人工授精師、受精卵移植師の資格取得が可能です。 応募資格 高等学校卒業者(見込みを含む) 募集定員 20人 試験日 12月6日(水曜日) 応募期間 11月13日(月曜日)から27日(月曜日)まで 問い合わせ先 同校特別専攻科(電話019-688-4211) 社会が求める国家資格危険物取扱者試験実施  一般社団法人消防試験研究センター県支部では、危険物取扱者試験を行います。 試験日 6年1月13日(土曜日)、20日(土曜日) 試験地 盛岡市 申請期間 電子申請は、11月21日(火曜日)から28日(火曜日)午後5時まで。書面申請は、11月24日(金曜日)から12月1日(金曜日)まで(消印有効)  問い合わせ先 同センター県支部(電話019-654-7006)  JICAボランティア募集説明会を開きます  独立行政法人国際協力機構では、JICA海外協力隊2023年秋募集説明会を開きます。 日時 11月18日(土曜日)午前11時から午後4時まで 場所 イオンモール盛岡2階 問い合わせ先 公益社団法人青年海外協力協会JOCA東北(電話0223-36-9851)申し込みは不要です。 県議会って何をするの 冬休み親子教室を開催  県議会では、冬休み親子県議会教室の参加者を募集します。 日時 12月26日(火曜日) 場所 県議会議事堂ほか 対象者 県内の小学校、義務教育学校に通う5年生または6年生と保護者20組程度 申込期限 11月30日(木曜日) 問い合わせ先 県議会事務局政策調査担当(電話019-629-6022) 福祉活動に直接使用する備品などの購入費を助成  社会福祉法人岩手県共同募金会では、6年度福祉のまちづくり支援事業を募集します。 対象団体 地域の福祉向上を目的に活動するボランティア団体や自治会など任意の住民グループ 申請期限 12月15日(金曜日) 助成額 1万円から20万円まで 申請、問い合わせ先 社会福祉法人八幡平市社会福祉協議会(電話74-4400) 手作りのしめ飾りで新年を迎えませんか  市シルバー人材センターでは、しめ飾り講習会の参加者を募集しています。定員25人(先着順)。 日時 12月13日(水曜日)午後1時半から 場所 同センター(旧松野保育所) 予約期限 12月6日(水曜日) 予約、問い合わせ先 同センター(電話68-7847) 土地の境界問題で困っていませんか  県土地家屋調査士会では、法務局筆界特定室と合同で境界問題に特化した合同相談会を開きます。相談は無料で予約不要です。 日時 12月2日(土曜日)午前10時から午後4時まで 場所 アイーナ8階 問い合わせ先 同調査士会(電話019-622-1276) 保育士資格があっても保育所勤務を迷う人へ  県保育士保育所支援センターでは、保育士未経験やブランクがあり心配な人などを対象に出張相談会を開きます。 日時 (1)12月13日(水曜日)、1月10日(水曜日)(2)12月15日(金曜日)のいずれも午前10時から正午まで 場所 (1)ハローワーク盛岡  (2)ビッグルーフ滝沢 問い合わせ先 同センター(電話019-637-4544)事前予約を推奨 若者のための就職相談会適職診断も行っています  もりおか若者サポートステーションでは、15歳から49歳までの人を対象に無料就職相談会を開きます。 日時 12月18日(月曜日) 午後1時半からと2時半からのいずれも1組 場所 大更コミセン 予約期限 12月14日(木曜日)午後5時 予約、問い合わせ先 同ステーション(電話019-625-8460) 相続に関する講演会相談会を開催します  盛岡地方法務局では、6年4月1日から相続登記の申請が義務化されることに伴い、相続に関する疑問解消のために、県司法書士会や県土地家屋調査士会と連携し、講演会と相談会を開きます。予約が必要です。 日時 11月28日(火曜日)講演会「相続登記の申請義務化」は、午後1時半から2時まで。    講演会「自筆証書遺言書保管制度」は、午後2時10分から2時40分まで。相談会は、午後1時半から3時半まで 場所 盛岡地方法務局 相談予約、問い合わせ先 同法務局(電話019-624-9852) インボイス制度説明会登録要否相談会を開催  盛岡税務署では、インボイス制度説明会を行い、希望者を対象に登録要否相談会を開きます。 日時 11月22日(水曜日)と12月20日(水曜日)のいずれも、個人事業主は、午前10時から正午まで、法人は、午後1時半から3時半まで 場所 同署3階 定員 時間帯ごとに20人 申込期限 11月22日の申し込みは、11月17日(金曜日)、12月20日の申し込みは、12月15日(金曜日) 申し込み、問い合わせ先 個人事業主は、同署個人課税第一部門(電話019-622-6217)。法人は、同署法人課税第一部門(電話019-622-6237) 住生活に関しての実態や意向、満足度などを調査  国土交通省では12月1日時点での住生活総合調査を行います。住生活の安定、向上に係る施策を推進する上で必要な調査です。 対象世帯 10月に実施した住宅、土地統計調査に回答した世帯の中から抽出 調査方法 対象となった世帯に、11月下旬から調査票を郵送で配布しますので、オンラインや郵送で回答してください。 問い合わせ先 住生活総合調査事務局(電話0120-169-037)11月21日(火曜日)から12月28日(木曜日)までの午前10時から午後6時まで(日曜日、月曜日を除く) 誹謗中傷、暴力、いじめ、ひとりで悩まず電話して  法務省では「女性の人権ホットライン」を、11月15日(水曜日)から21日(火曜日)までの平日は、午前8時半から午後7時まで延長。土曜日、日曜日も午前10時から午後5時まで受け付けます。 相談電話 0570-070-810 インターネットでも相談を受け付けています。 専門カウンセラーが悩みを受け止めます  一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部県運営部では、無料相談ダイヤルを開設しています。 一人で無理せず、ささいな悩みでも気軽に相談を。守秘義務により相談内容が漏れることはありません。 日時 12月8日(金曜日)までの毎週金曜日午後6時から9時まで 相談先 同運営部(電話019-624-0112)通話料は相談者が負担 高齢者の心配事、認知症なんでも相談してみよう  県高齢者総合支援センターでは、高齢者の総合相談事業を行っています。 (シルバー110番)  高齢者なんでも相談のほか、法律や認知症の相談は専門家が直接面談に応じます。 相談時間 一般相談は、祝日、年末年始を除く月曜日、水曜日、金曜日の午前9時から午後5時まで。      法律に関する専門相談は、第3金曜日の午前9時から正午まで。認知症に関する専門相談は、第4水曜日の午後1時半から4時半まで。 専門相談の面談予約、電話相談先 同センター(電話019-625-0110) (いわて認知症電話相談)   認知症のことで悩んでいる人を対象に、認知症介護経験のあるスタッフが電話相談に応じます。 相談時間 祝日、年末年始を除く月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで 専用相談電話 0120-300-340 検察審査員候補者として選ばれた人に通知します  盛岡検察審査会では11月中旬以降、18歳以上の選挙権を有する人の中から、くじで選ばれた検察審査員候補者に通知書を送ります。  検察審査会制度は、検察官が被疑者を裁判にかけなかったことの善しあしを、11人の検察審査員が審査する制度です。 問い合わせ先 同審査会事務局(電話019-622-3391) 裁判員候補者に通知間もなく発送します  盛岡地方裁判所では、11月中旬に18歳以上の選挙権を有する人の中から、くじで選ばれた裁判員候補者に通知書を送ります。  裁判員制度は、6人の裁判員が刑事裁判に参加し、3人の裁判官とともに被告人が有罪かどうか、有罪の場合、どのような刑にするかを決める制度です。 問い合わせ先 同裁判所事務局総務課(電話019-622-3350) 知的財産権の紛争解決に知財調停を利用できます  知財調停とは、ビジネスの過程で生じた、著作権、特許権、商標権などの知的財産権に関わる紛争について、調停委員会の助言や見解を得て、話し合いによる簡易、迅速な解決を図る手続きです。 問い合わせ先 同裁判所事務局総務課(電話019-622-3350) 16ページ よろこびおくやみ よろこびおくやみは個人情報保護の観点からウェブサイトでは掲載しません。 人口の動き(9月30日現在)  西根地区 人口 14,452人(前月比 -16人) 世帯数  6,319世帯(前月比   2世帯)  松尾地区 人口  5,390人(前月比  26人) 世帯数  2,576世帯(前月比  35世帯)  安代地区 人口  3,769人(前月比 - 1人) 世帯数  1,719世帯(前月比  2世帯)  合計   人口 23,611人(前月比   9人) 世帯数 10,614世帯(前月比  39世帯)  男性  11,391人(前月比  13人)  女性      12,220人(前月比 - 4人)  出生 3人   死亡 23人  転入 68人   転出 39人 交通事故発生件数など  人身事故 9月  1件(前年同月の件数  1件) 1月からの累計  19件(前年同月の件数  16件)  物損事故 9月 32件(前年同月の件数 34件) 1月からの累計  341件(前年同月の件数 330件)  負傷者  9月  1件(前年同月の件数  1件) 1月からの累計  21件(前年同月の件数  28件)  死者   9月  0件(前年同月の件数  0件) 1月からの累計  0件(前年同月の件数  1件)  飲酒運転 9月  0件(前年同月の件数  0件) 1月からの累計  4件(前年同月の件数  0件)  火災   9月  0件(前年同月の件数  2件) 1月からの累計  2件(前年同月の件数  13件)  救急   9月 110件(前年同月の件数 106件) 1月からの累計 1030件(前年同月の件数 1039件) 17ページ 平高通信 VOL.44 平高の魅力や話題を発信します 問い合わせ先 平舘高 電話74-2610 HP:http://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 創立75周年目の紫薫祭(しくんさい)を開催  10月14日、15日、平高の一大行事である紫薫祭を開きました。創立75周年となる本年は、2日目の一般公開を3年ぶりに入場制限なしで行い、保護者だけでなく地域の人や同窓生、中学生など多くの人に来場していただきました。  今年度は「my passion 一人ひとりの輝き」をテーマに掲げ、生徒は一人一人が主役となって、展示部門、ステージ部門、模擬店のそれぞれで活躍。 来場者を心からおもてなしすることができました。昨年度は行われなかった生徒会執行部によるスタンプラリーやPTA青空市、同窓会展示、3年生による模擬店などが紫薫祭をさらに盛り上げました。また、両日行われたステージ部門の吹奏楽部の発表には、OBやOGに千葉校長も加わり、迫力のある演奏会となりました。  新生徒会長の阿部颯太さんは「3年ぶりに一般の人を招くことができて喜ばしい。お化け屋敷や模擬店など3年生による企画が特に人気で、来年は、さらににぎわいのある紫薫祭になるよう精一杯努力していきたい」と期待を込めました。  来年の紫薫祭も乞うご期待です。 平高LIFE 平高生活を送る生徒を紹介 相撲部 部長 田村 昂大(こうだい)さん (普通科3年 西根一中出身) 平高に入学した理由  小学校2年生から始めた相撲を高校でも続け、インターハイで入賞したいと思い、相撲が強い平高に入学しました。 平高で頑張っていること  相撲の稽古を一番頑張ってきました。目標に掲げたインターハイ入賞を目指して、日々の稽古でできるだけ多くの取組をし、ぶつかり稽古にも自分の体力の限界まで取り組んできました。また、将来の夢を叶えるために勉強も頑張っています。 平高の楽しいところや魅力  学校生活全般が楽しいです。特に体育祭などの楽しい行事や、仲の良い友だちとの何気ない日常の会話が楽しいです。今年の体育祭は、自分のクラスが優勝したので、3年間の体育祭の中で1番盛り上がりました。 将来の夢、進路は  将来の夢は、大学卒業後に地元に戻って消防士になることです。最近、豪雨や台風などの自然災害が多いと感じているので、経験を積んで、瞬時に判断が下せるような力を身に付け、災害時には一人でも多くの人命を救えるような、地域のために貢献できる消防士になりたいと考えています。 18ページ 松尾鉱山資料館だより 松尾鉱山資料館 電話78-2598 結婚式会場にもなった憩いの場「松山ルーム」  松尾鉱業株式会社は、大正13年(1924年)に鉱山従業員の娯楽の場として、事務所北西側に倶楽部という名の集会所を設けました。倶楽部には碁、将棋盤が備えられたほかビリヤード場も設置されました。また同15年(1926年)には、ラジオが備えられました。これがのちに従業員に広く親しまれる松山ルームの始まりです。  昭和に入ると1階は食堂で、2階が倶楽部の形になり、昭和27年(1952年)には、松山ルームと名が改められ、従業員の娯楽のほか冠婚葬祭や集会の場として広く利用されるようになります。麓の屋敷台(柏台)でも同様の施設が欲しいという希望がかない、同28年(1953年)1月、第2松山ルームが開設されました。どちらの松山ルームも会社の厚生課が管理し、特に結婚式にあっては、生活改善の一環としてその簡素化を推奨。見栄や因習にとらわれて本人や親が過度な負担にならないようにとの考えから、松山ルームで挙行する場合は、必要な婚礼用衣裳や調度品を貸し出すこととし、披露宴は会費制にしました。実際にモデル結婚式を行い見学もしてもらうと、簡素ながらも充実した内容に次第に利用する人も増え、鉱山式結婚式と呼ばれるようになりました。特に鉱山で生まれ育った人たちには郷里での結婚式ということで大変喜ばれました。 図書館だより 図書館 電話 75-1700 松尾コミュニティセンター図書室 電話 76-3235 荒屋コミュニティセンター図書室 電話 72-2505 クリスマスのイベント情報 クリスマスお話会スペシャル  盛岡市で活動する「おはなしボランティアぐるーぷねこの手」のみなさんが送るスペシャルお話会。図書館で一足早いクリスマスを一緒に楽しみましょう。 日時 12月17日(日曜日)午前11時から正午まで 会場 市立図書館 お話室 内容 手作りシアター「どんぐりと山ねこ」やストーリーテリングなどクリスマスと季節のお話。 週末クリスマスお話会  12月の毎週末に図書館ボランティアによるクリスマスをテーマにしたお話会を開催します。 開催日時 12月2日(土曜日)、16日(土曜日)、23日(土曜日)の午後2時半から3時まで 12月3日(日曜日)、10日(日曜日)、24日(日曜日)の午前11時から11時半まで 12月9日(土曜日)は午前11時から11時半までと午後2時半から3時までの2回 会場 図書館お話室 新着ピックアップ 『ぬまの100かいだてのいえ』 作/いわいとしお、出版社/偕成社  ある日、オタマジャクシのウズたちがくらす沼に大きな岩が落ちてきて沼をふさいでしまいました。ウズは助けを求めに沼の底へ向かいますが。  大人気絵本「100かいだてのいえ」シリーズ最新作です。 19ページ 花輪線で出掛けよう 第5回目は東大更駅 JR花輪線の魅力や駅周辺の見どころを紹介 列車に揺られて、のんびりと市内の名所を楽しんでみませんか 東大更駅で下車して風景を楽しむ  昭和35年12月1日に、気動車専用の駅として小屋の畑駅、秋田県の陸中大里駅とともに開業された東大更駅。  ホームと待合室の簡素な駅ですが、地元の人が清掃奉仕活動を行うなど地域で大切に守られてきた駅です。駅から徒歩15分ほどのところには、花輪線唯一のトラス橋(三角形の部材で構成され、変形しにくい構造の橋)である「赤川橋りょう」があり、岩手山を背景に木々の間を通り橋を渡ってくる車両を見ることができます。  のんびり散策しながら、のどかな風景を見に行きませんか。  東大更駅のホームからは、正面に岩手山、左手に姫神山を望むことができます。 伝えよう郷土料理 八幡平キッチン Vol.06 市食生活改善推進員連絡協議会 食生活改善推進員に料理教室などを依頼する場合は健康福祉課まで 今月は 三色ひっつみ  市の郷土料理であるひっつみの生地に、地場産の野菜を入れた、目でも楽しめる料理です。生地に加える水分量を減らすと、うどんにアレンジすることができます。 材料 【4人分】 かぼちゃ   60グラム ホウレン草  10グラム すいとん粉  60グラムを3つ 塩      ひとつまみ 水      適宜 煮干しだし  1リットル 大根、ニンジン、ゴボウ 各60グラム 油揚げ    1枚 シメジ    80グラム 鶏肉     160グラム 長ネギ    1本 めんつゆ   適宜 作り方 (1) かぼちゃはゆでてつぶす。 (2) ホウレン草はゆでて水20シーシーを加えミキサーにかける。 (3) すいとん粉に塩を加えて3等分し、そのうち1つ目に(1)、2つ目に(2)を加える。 (4)(3)に水を少しずつ加えて3種類のひっつみの生地を作る。 (5) 手に水をつけながら(4)の生地を薄く延ばして食べやすい大きさにちぎり、下ゆでする。ゆでたら氷水にさらす。 (6) 大根、ニンジン、油揚げは短冊切り、ゴボウはささがき、シメジは小分け、鶏肉は一口大に切る。 (7) 鍋にだし汁と(6)を入れて煮込み、めんつゆで味付けをする。 (8)(5)のひっつみと斜め薄切りにした長ネギを入れる。 今月の担当 田頭、寺田地区の皆さん 20ページ みんなが主役 環境衛生ワンポイント 市民課環境衛生係 電話 内線1071 家電4品目は解体せずに適正に処理してください エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(衣類乾燥機)の家電4品目を自力で解体し、燃えないごみとして集積所へ出したり、他のごみと混ぜて清掃センターへ持ち込もうとするケースが見られます。  以前からお知らせしているとおり、この4品目は、廃棄物の減量と資源の有効利用を目的とした家電リサイクル法により、リサイクルが義務づけられているものです。自ら解体する行為は違法ですので、適正にリサイクル処理してください。  また、ごみ集積所へ出されるごみも、適切な分別がなされていないものが散見されます。燃えるごみへの金属類の混入などは設備故障の原因となり、修繕には多額の費用がかかります。この間、ごみの受け入れができず、市民生活に大きな影響が出る可能性もあります。ごみの正しい分け方、出し方に協力してください。  なお、中身が見えない袋に入れて清掃センターに直接搬入されるごみは、袋を開けて中身を確認します。 犬、猫などペットの飼育 基本的なマナーを守ろう ポイント1 フンを放置しない  人の家の前や公園、道路脇に犬のフンが放置されているなどの苦情が寄せられています。犬の散歩をする時は、ビニール袋とスコップを持ち、フンは必ず持ち帰りましょう。 ポイント2 排泄場所をしつける  他人の家の塀や門などにオシッコをさせるのもマナー違反です。マーキングを習性だからと放置せず、自宅で排泄するようにしつけを行い、散歩に連れ出すように心掛けましょう。 冬期間に油流出事故多発 処理費用は自己負担です  冬期間は油の流出事故が多発します。その多くは少しの注意で防げたものです。万が一、油の流出事故が発生した場合、処理費用は原因者が費用負担することになります。油流出事故を防ぐために、次の点を心掛けましょう。 ポイント1 その場を離れない  ホームタンクなどから灯油を小分けする時は、絶対にその場を離れないようにしましょう。 ポイント2 配管の場所に目印を  除雪による配管の破損を防ぐために、目印を立てておきましょう。 ポイント3 落雪に注意  屋根からの落雪による配管破損やホームタンク転倒に注意しましょう。 ポイント4 定期点検を行う  配管やホームタンクの定期点検に努めましょう。 21から23ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さんからの情報をお寄せください。 企画財政課広報広聴係(電話 内線1202) 県中駅伝で市中学生が奮闘 西根男子13位、女子は15位、松尾男子は38位  第38回県中学校駅伝競走大会は9月29日、花巻市日居城野運動公園で行われ、市内からは西根中の男、女、松尾中男子の2校3チームが出場。男子は西根中が13位、松尾中が38位、女子は西根中が15位と、上位大会への出場権獲得はなりませんでしたが、選手は全力で走り抜きました。男子1区を走った藤澤蒼弥さん(西根中3年)は「仲間と声を掛け合い練習に取り組んできた。残る2年生も力があるので、悔しさをばねに練習し、来年の大会に臨んでほしい」と、想いを託しました。 地域に開かれた学校に ハロウ安比校が開校1年を迎え記念の式典  昨年8月29日に開校したハロウ安比校は10月20日、開校から1年を迎えたことを祝う式典を行いました。  式典には、生徒のほか保護者や関係者など約120人が参加。英国ハロウ校から贈られた記念の紋章や盾が披露されたほか、生徒による合奏などに加え、岩手大の学生がさんさ踊りを演舞し式典を盛り上げました。  スティーブン トン校長代理は「生徒が切磋琢磨する機会を多く設けてきた。これを地域と一緒に行えばとてもいい経験になる」と今後に意欲を示しました。 産地の取り組みを情報交換 りんどう生産者のサミットを初めて開催  第1回りんどうサミット(新岩手農業協同組合主催)は10月11日、安代地区で開かれました。  サミットには生産者など関係者が全国から約130人が参加。市内のりんどう施設などを見学したほか、交流会も開かれ、それぞれの産地が抱える課題や取り組みなどの情報交換を行いました。  八幡平花き生産部会部会長の齊藤正樹さんは「りんどう農家同士の交流が生まれ、新しいビジネスや問題解決のきっかけになれば」と力を込めました。 会場に響くハーモニー 市芸術祭で日ごろの成果を堂々披露  市芸術祭は西根地区市民センターを会場に、10月21、22の両日に舞台部門、28、29の両日に展示部門がそれぞれ開かれました。  舞台部門には約430人が来場し、市内音楽団体や芸能団体など21団体、個人による演奏や合唱、演技を堪能。各出演団体が日ごろの成果を堂々と発表すると、盛大な拍手を送りました。また、作品展示部門には約992点の作品が展示され、来場者は丹精込めて仕上げられた作品に、熱心に見入っていました。 黄金色のヒメノモチを収穫 平笠小の児童が秋のみのりを刈り取り体験  平笠小の3年生から6年生27人は9月29日、同校近くの田んぼで稲刈りとはせ掛け作業をしました。  使い慣れない鎌を手に、稲を慎重に刈り取っていた児童も、徐々にこつをつかんで次々と収穫。はせ掛け作業の傍ら、額に汗をかきながらこぼれた稲穂を拾う姿も見られ、米を育てる大変さを体験しました。  濱畑夢珂さん(6年)は「稲刈り作業はみんなで楽しくできたけど、刈った稲を束にして結ぶところが難しかった」と笑顔を見せました。 ICTが開く地域の未来 過疎地の医療をDXで持続可能に変革  産学官の連携で過疎地域特有の問題に最先端技術を活用して取り組む市メディテックバレープロジェクトのシンポジウムは9月26日、市役所多目的ホール棟で開かれ、市内外から約90人が参加しました。  シンポジウムでは市立病院の望月泉統括院長など4人が講演。オンライン診療の現状や、ドローンによる処方薬配送の実証実験などが紹介されました。参加した待寺翼さんは「物流などに興味があり参加した。想像以上に状況は進んでいると感じた」と驚いた様子でした。 恒久平和への願い新たに 戦没者837人の英霊に追悼の意をささげる  市戦没者追悼式は10月11日、遺族ら75人が参列し西根地区市民センターで行われました。  佐々木孝弘市長は「先の大戦での教訓を深く胸に刻み、明日を生きる世代のために幸せと平和を願い市の未来を築いていく」と式辞を述べました。  市内遺族会を代表し追悼の言葉を述べた三浦寅男さん(田山遺族会会長)は「今の平和と繁栄が尊い命の上に築かれていることを忘れず、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えていく」と誓いを新たにしました。 聴く人の心に届く合唱に 文化祭の合唱発表に向け技術や表現方法を学ぶ  公益財団法人日本教育公務員弘済会岩手支部は10月4日、不来方高音楽部を8度の日本一に導いた村松玲子さんを安代中に招き、合唱の特別授業を行いました。  村松さんは、生徒が文化祭で発表する合唱曲を指導。ユーモアを交えながら合唱の楽しさを伝えました。  生徒会長の杉本海晟さん(3年)は「ジェスチャーやステップなど考えたことがない方法で練習した。文化祭では学んだことを発揮してきれいな合唱にしたい」と意気込みました。 すなっぷギャラリー 秋晴れの下、県内各地の愛好家がはつらつプレー(10月22日、八幡平ねんりんピックグラウンドゴルフ大会) 9月30日で市内の交通死亡事故ゼロ500日を達成し、市が県交通安全対策協議会から表彰(10月4日、市役所) 佐佐木ジャッキー氏がLGBTについて自身の体験を交えて講演(9月30日、西根地区市民センター) 安代小と田山小の児童が、リンドウの開発や出荷を支える市内の各施設を見学(10月11日、りんどう学習「花育」) 漆を手作業で精製する「手グロメ」製法を学んだ(9月30日、安代漆工技術研究センター) 駅の歴史を振り返る展示会に向け地域住民が駅舎の改装や壁面塗装を行った(10月21日、荒屋新町駅) 作品展示のほか、最終日には福祉作業所などの出店でにぎわう(10月12日から14日、市福祉まつり) 人権擁護委員が人間関係の相談がテーマの寸劇を披露し、個人の権利を啓発(10月21日、平舘コミセン) 24ページ キラリ輝人 Vol.124 後輩や子どもたちの目標となるよう練習に励む 令和5年度全国高等学校総合体育大会(北海道インターハイ)相撲競技大会 個人100キロ級 優勝 工藤 佳太(けいた) さん 18歳 平舘高3年 平成17年生まれ。盛岡市出身。平舘高相撲部主将。身長172センチ、体重96キロ 両親と兄の4人家族。平日は市内の祖父母の家から通学。3食準備してくれる祖父母に感謝する。尊敬する人は、ストイックな生活をしている大谷翔平選手。モットーは「筋肉は裏切らない」  8月4日から6日まで北海道北斗市で令和5年度全国高等学校総合体育大会(北海道インターハイ)相撲競技大会が開かれ、工藤佳太さん(平舘高3年)が個人100キロ級で2年ぶりの優勝を果たした。「1年生のインターハイ以来、全国優勝できなかったが、高校生活最後の大会で優勝し最高の形で終われた」と喜び、5位入賞した団体戦を「自分は負けてしまったが仲間に支えてもらった。賞状はみんなで勝ち取った結果」と振り返る実直な語り口に充実感がにじむ。  相撲を始めたのは小学校2年生の時。「始めてみると、思ったより勝てた」と凛とした表情が緩む。中学に入ってからは、誰よりも努力しようと、筋トレなど体づくりにも取り組んだ。  高校進学にあたり、父の故郷八幡平市を相撲で盛り上げたいという思いもあり、平舘高校へ進む。入学後は大更にある祖父母の家から通学し、ひたむきに相撲と向き合ってきた。本人は「特に変わった練習はしていないが、いつも試合を意識して取り組んできた」と語る。1年生で出場したインタ―ハイは、新しく設けられた個人体重別100キロ級でいきなり優勝したが、連覇のかかった翌年は2回戦敗退。結果を受け止め、研究を重ねながら、緊張に負けないよう心を鍛えて臨んだ今回、3回戦では危ない場面もあったが、決勝では負ける気がしなかったという。  卒業後は大学へ進学し競技を続ける予定で、当面の目標は「世界大会の予選が5月にあり、優勝して、日本代表になること」と表情を引き締める。 後輩たちへは「素質があるので、毎日稽古を継続すれば全国で上位入賞できると思う。頑張ってほしい」と力強くエールを送る。 編集後記 取材後の写真データをカメラからハードディスクに移したハズが、データはまっさらで、顔は真っ青、頭は真っ白。データは復元ソフトで復活でき一安心。技術の力はすごいなぁと心底感動しました。(智) 今月はイベントがたくさん開催されました。いろいろ取材させていただきましたが、どこへ行っても人でにぎわっていて、コロナ前の活気が戻ってきたなと感じました。(千) 安代中の合唱の特別授業を取材しました。体全体で表現しながら楽しそうに歌う生徒らの表情と歌声。つい、シャッターを押すのを忘れてしまいそうになりました。(福)