7ページ 認知症の人や認知機能の低下が見られる人がいつまでも自分らしく生活するために  市は認知症の人や認知機能の低下が見られる人が、より主体的に自分の意思を伝えやすくする「買い物応援マーク」「希望をかなえるヘルプカード」の仕組みをつくり、本年度から取り組みを進めています。  問い合わせ先 市地域包括支援センター(健康福祉課内)(電話 内線1087、 1088) 買い物応援マーク  認知症の人や認知機能の低下により買い物をすることに不安がある人が、安心して買い物ができるように、市認知症サポーターボランティアが発案したマークです。  このマークを目印に、本人が困ったときに周囲の人が声を掛けやすくなったり、ゆっくりしたレジ対応を促したり、周囲の人のさり気ない配慮につなげることを目的としています。  対象となる人にはアクリルキーホルダーを配布します。見かけたら、さり気ない配慮をお願いします。  取り組みの主旨に賛同いただいた市内のスーパーや金融機関、ホームセンター、ドラッグストアなど、店舗の目に入りやすい場所に「買い物応援マーク協力店」のステッカーを貼っています。 希望をかなえるヘルプカード  (福)浴風会認知症介護研究・研修東京センターが作成した、認知症の人や認知機能の低下が見られるなどの支援を必要とする人が使えるカードです。  周りの人に、自分が望んでいることや分かってほしいこと、お願いしたいことをカードに書いておき、必要な時に提示して使います。  使うメリット 自分の伝えたいことをわかってもらえる 言いたいことを忘れても大丈夫 パニックを防げる  提示されたら、声掛け、手助けをお願いします 配布対象者  市内の人で、(1)、(2)のどちらかに該当する人  (1) 認知症と診断された、もしくは認知機能の低下が見られる65歳以上の人  (2) 若年性認知症と診断されたことがある人 配布場所  市地域包括支援センター、西根総合支所、安代総合支所、田山支所 毎年9月は「世界アルツハイマー月間」です  市は「世界アルツハイマー月間」に合わせ、認知症の啓発活動として、市役所結の広場でパンフレットなどの展示や市図書館で認知症特集コーナーを設置しています。