21から23ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さんからの情報をお寄せください。 企画財政課広報広聴係(電話・内線1202) 雨にも負けず軽快に踊る 太鼓や笛の音に合わせて8つの演目を披露  兄川稲荷神社祭典は7月16日に行われ、小雨が降る中、境内は多くの人で賑わいました。  大人から子どもまで17人の踊り手が色鮮やかな衣装を身にまとい、太鼓や笛の音に合わせて市の指定無形民俗文化財「兄川先祓い」を披露。  息を切らしながらも、地域の人の声援を受け8つの演目を踊り切りました。  踊りに参加した関新菜さん(安代中1年)は「暑いし疲れたけど楽しく踊れた。来年ももちろん参加します」と充実した表情を浮かべました。 都市型の災害や防災を学ぶ 修学旅行での防災学習に向け事前に学び深める  西根中は7月10日、岩手大学地域防災研究センターの福留邦洋教授を招いて、防災講演会を行いました。  同校は東京への修学旅行の一環で都市防災の学習を予定しており、今回の講演会はその事前学習として実施。  3年生の生徒71人は関東大震災や阪神・淡路大震災での被害内容の説明に熱心に聞き入っていました。  樋口瑞季さんは「東日本大震災は身近だけど、関東大震災や阪神淡路大震災のことを学べた。 修学旅行では都市での避難方法を学びたい」と意欲を示しました。 木地師の歴史に触れる機会 東北地方木地師学究会代表による講演会を開催  木地師の歴史に触れる講演会「岩手の木地挽」は6月28日、東北地方木地師学究会代表の金井晃さんを講師に市博物館で開かれ、約30人の参加者が耳を傾けました。  講演会では奥会津で営まれていた木地師の暮らしや木地の採取方法、木を伐採する許可を得るための文章や品物を説明。  参加者は次々と紹介される資料に関心した様子でした。  参加した齋藤傑(まさる)さんは「昔、扇畑地区で漆を扱っていた人の事が話に出てきて、身近に感じ興味深かった」と思いを語りました。 表現さまざまな漆と出会う 安代漆工技術研究センター40年記念展を開催  安代漆工技術研究センターが設立40年目を迎えた記念展「うるしと私」は7月8、9の両日、岩手銀行赤レンガ館で開催されました。  会場では、修了生43人の漆作品を展示販売。来場者は目に留まった作品の説明を受けたり手に取ってみたりと漆作品に心が惹かれた様子でした。  漆のイヤリングを購入した阿部千恵子さんは「カラフルな作品が多く、昔の漆のイメージと全く違う。  漆作品は修理して何度も使えるところが魅力」と目を輝かせました。 4年ぶり元気にはっけよい 平舘小で地域の伝統に親しむ相撲フェスタ開催  平舘小は7月14日、地域の伝統である相撲への関心を高めようと同校相撲場で相撲フェスタを開きました。  コロナ禍前まで子ども会対抗で行っていた相撲大会は、伝統をつなごうと内容を変えて4年ぶりに実施。  3年生から6年生の学年ごとの取り組みでは、最後まであきらめない姿勢に、見守った保護者から熱心な声援が送られました。  5年の伊藤渉叶さんは「勝ってすごく嬉しかった。来年はもっと練習して、強い人に挑戦したい」と意気込みました。 山に活気とにぎわいが戻る 岩手山山開きを雫石町、滝沢市と合同で実施  日本百名山の一つである岩手山(2,038メートル)は7月1日に山開きを迎え、焼走り登山口付近では市登山隊や関係者約60人が参加し、山の安全を祈願しました。  市山岳協会田中耕一会長の「無事に帰るまでが登山」という言葉で出発した登山隊は、コマクサやハクサンチドリなどの高山植物に癒されながら約6.7キロ先の頂を目指しました。  山頂では3市町の登山隊がピッケル交換の後、万歳三唱や乾杯で喜びを分かち合い、さらなる連携と友情交流を深めることを誓いました。 地域の安寧と発展を願う 寺田地域で4年ぶりに白坂観音大祭を開催  白坂観音大祭(奉賛会主催)は7月17日、聖福寺周辺で4年ぶりに開かれ、郷土芸能の披露や山車の巡業、寺田小鼓笛隊のパレードなどが盛大に行われました。   白坂観音は728年に聖武天皇の勅命により七時雨山麓に建立され、後に現在の聖福寺境内に移されました。  年に一度の本尊「七面観音世像」の開帳では、寺田小児童らが市指定無形民俗文化財「野口鹿踊」を奉納。  今年初めて参加の遠藤類君(同小3年)は「うまく踊れて楽しかった。来年もがんばりたい」と笑顔を見せました。 美しい音色で観客を魅了 全国で活躍する音楽家を招きコンサート開催  4に設立された市民団体八幡平アートプロジェクト(村上直樹代表)は7月8日、西根地区市民センターで初めてとなる「Mトリオコンサート」を開きました。  コンサートではピアノ奏者宮暁子(あきこ)さん、ヴァイオリン奏者山口あういさん、チェロ奏者三浦祥子(しょうこ)さんのトリオ演奏やフルート奏者村野井友菜(ゆうな)さんを加えたカルテットの奏でる音色に観客約110人が酔いしれました。  村上代表は「今後はメンバーを募り演劇の公演や他団体のイベント支援も行いたい」と意欲を示しました。 スナップギャラリー ・仮装盆踊り大会や屋台、ステージ発表など、多くの人でにぎわう(7月8日、大更ガーデンフェスティバル) ・簡単な手話の語句や表現技術を学ぶ手話奉仕員養成講座が開講(7月7日、市民センター) ・非行や犯罪のない社会を目指し、岩手地区保護司会が内閣総理大臣メッセージを手交(7月5日、市役所) ・平舘小の1、2年の児童が、平舘青商会の準備したアカハライモリを放流(7月6日、ひょうたん池) ・遊休農地の有効活用につなげるため農業委員などが農地パトロールを実施(7月5日、安代地区) ・田頭小の5年生11人が地熱の発電や活用方法について学んだ(7月12日、松川地熱発電所) ・第17回市畜産共進会黒毛和種の部で武田善一郎さんの「あやね号」が名誉賞を受賞(7月7日、市畜産共進会) ・県人力士の錦木関ほか3人が来訪し患者らと交流。笑いを誘い元気を届ける(6月14日、東八幡平病院)