21から23ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さんからの情報をお寄せください。 企画財政課広報広聴係(電話・内線1202) 夏山シーズン山開き続々 七時雨山・八幡平で安全を祈願し登山客を出迎え 七時雨山山開きは5月28日に田代平登山口で、八幡平山開きは6月1日に山頂レストハウスで行われ、両日とも入山者の安全祈願ののち、市山岳会らで編成された登山隊が山頂を目指しました。 八幡平山開きの日に、八幡平ドラゴンアイを見ようと二戸市から訪れた佐藤美佳さんは「以前にも見に来たことはあるが、時期が遅く、今回初めて見ることができた。神秘的という言葉でしか表現できない」と自然が創り出す造形と色彩に驚いた様子でした。 リンドウ学習「花育」始まる 安代小・田山小の児童22人が合同で校外学習 安代小と田山小の5・6年生児童22人は5月24日、6月14日の両日、日本一の生産量を誇る市の花リンドウを学ぶ「花育」の合同学習をしました。 24日は、JA新いわて八幡平花卉き生産部会が製作した教科書を使い、リンドウ栽培の歴史などを学んだあと、畠山馨(かおる)さん=横間=の育苗ハウスを見学。 畠山さんは「自然の厳しさや手間暇など、植物を育てることは簡単でないということを感じてほしい」と思いを込めました。 リンドウ学習は秋まで計4回行う予定です。 「いっぱい水をやっておいしく育てます」と田頭学童の児童が野菜の苗植え(6月20日、田頭学童保育クラブ) 平笠小3年生児童が市役所を訪問。庁舎内を回り、市の仕組みを学びました(6月27 日、平笠小社会科見学) 各地区から9チームが参加し熱戦を繰り広げました(6月7日、第18回市長杯ゲートボール大会) 緑をつなぐ未来に引き継ぐ 旧松尾村で開催以来 本県で2回目の全国植樹祭 昭和49年の開催以来、本県では49年ぶりの第73回全国植樹祭が6月4日、陸前高田市で開かれました。 式典では、2年前に県緑化推進委員会が松尾中の生徒と採取したオオヤマザクラの種を天皇陛下がお手蒔きになったほか、参加者が森林を未来に引き継ぐ誓いのメッセージを発信しました。 誓いを述べた松尾自然森林愛護少年団の佐々木知洋(ちひろ)さん(松尾中3年)は「実の採取や苗木の育成など2年間の集大成と思い発表した。最高の経験になった」と充実感をにじませました。 意見さまざま飛び交う場 自由な発言で対話の力培う「こども会議」を初開催 総合型地域クラブ「わくわく八幡平」設立準備委員会(平野正則委員長)主催のこども会議が5月27日、田頭コミセンで開かれました。 会議には6歳から10歳の児童5人が参加。「休みの日に宿題が出るのはなぜなのか」など普段子ども達が疑問に思っていることをテーマに意見を出し合いました。 参加した吉田有紀(ゆうき)さん(松野小4年)は「話を聞いて、みんなも自分と同じように思っていると知ることができたから寂しくなくなった」と声を弾ませました。 奉仕と助け合いの精神育む 西根中が県内唯一のJRC研究推進指定校に 青少年赤十字(JRC)登録式は6月7日、西根中で開かれ、新たに登録した1年生へのJRCバッジの交付や赤十字の成り立ちについて学びました。 同校は令和元年度からJRCに加盟。本年度は中学校で県内唯一の研究推進指定校となりました。 生徒会副会長の津志田愛奈(まな)さん(3年)は「戦争の話を聞き、知っているつもりで知らないことが多いことに気づいた。自分に関わることも多く、自分で調べたりできることを頑張りたい」と決意を新たにしました。 マスのつかみ取りや演芸会など、多くの人でにぎわいをみせた七時雨温泉まつり(6月17 日、七時雨憩の湯) こだわりの作品などを集めたクラフトイベントが市内で初めて開催。多くの人でにぎわう(6月4日、もいり市) 松野学童保育クラブの児童が能楽を体験し伝統文化への学びを深める(6月9日、松野学童) 未来に引き継ぎたい原風景 安比高原「中のまきば」で今年も馬の放牧始まる 安比高原ふるさと倶楽部(立花安文会長)は6月3日、野芝草原維持を目的に恒例となった馬の放牧を今年も安比高原「中のまきば」で開始しました。 これまでの活動の積み重ねから「未来に残したい草原の里100選」に選ばれた同エリア。放牧は今回で10回目で、牛馬の安全を願う祭事のあと7頭の馬が放たれました。 立花さんは「知名度も上がり、さまざまな人の協力でここまできた。整備を進めればもっといい景観が広がると思う」と、今後に期待を込めました。 地域のぶれない価値を探る 富裕層の訪日外国人集客戦略の意見を交わす 八幡平エリアが3月に観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」事業のモデル観光地区に選定されたことを受け、第1回の地域連絡意見交換会が6月2日に七時雨山荘で行われました。 北東北の観光・金融関係者ら約60人が集まり、参加者からは自然や食など独自の価値や観光戦略などの提案が出されました。 観光庁の星明彦観光政策調整官は「提案の具体化に向け公民連携で目標を共有し一緒に進めていきたい」と先を見据えました。 プールの青さに心が躍る 寄木小の児童が水泳学習に向け元気に清掃 ずぶぬれになりながらも一気にブラッシングする児童 寄木小の児童69人は6月2日、水泳学習に向けて使用するプールの清掃を行いました。 児童がたわしやブラシを使い、壁についた汚れを一カ所ずつ丁寧に落としたり、底にたまった汚れを掃き寄せたりと、歓声を上げながら熱心に取り組むと、プールはさわやかな水色を取り戻していきました。 6年生の髙橋かりなさんは「きれいにできて良かった。今年は平泳ぎができるようになりたい」とプール開きが待ち遠しそうに目を輝かせました。 ふるさとの発展を祈念し乾杯。都内のホテルで174 人が4年ぶりに集う(5月28日、第17 回八幡平ふるさと会) 杉の子こども園の園児38人が「大きくなあれ」と稚魚を放流(5月25 日、松川淡水漁業共同組合アユの放流会)