18ページ 松尾鉱山資料館だより 松尾鉱山資料館 電話 78-2598 「用度」の名称で親しまれた山のデパート 鉱山の地理的特殊性のため、大正3 年の松尾鉱業株式会社創設時から、会社直営の生活物資販売所が鉱山事務所近くに設けられました。販売所は 「用度(ようど)」と言われ、米、塩、食料、衣料品などの生活必需品を取り扱う鉱山の生活のよりどころとして従業員のみならず、鉱山で暮らす人たちみんなに親しまれるようになります。 用度は上記以外にも3 店舗設けられ、商品は穀類・酒・木炭などは当時の大更村や松尾村から、魚類・野菜・調味料・たばこ・お菓子などは盛岡から仕入れていました。 昭和25年にラジオ、時計、靴の修理販売や豆腐製造販売店をそれぞれ専門業者に依託営業。29年には青果物、肉類も依託販売に切り替えた結果、取り扱い品目が充実することとなり、また、もうけを上乗せせず仕入れ値で販売していたので、必需品を安く購入することができました。 31年には全売り場がデパート形式に改装・近代化され、用度は鉱山生活にいっそう潤いを与える存在になりました。 図書館だより 図書館 電話 75-1700 松尾コミュニティセンター図書室 電話 76-3235 荒屋コミュニティセンター図書室 電話 72-2505 夏のイベント情報 こわーいお話やみんなの朗読で夏の夜長を楽しもう。 こわーいお話会 日時 7月29日(土曜日) 午後5時半から6時半 場所 図書館お話室 内容 怖い絵本の読み聞かせや怪談など、夏の夕暮れにぴったりのお話を準備しています(申込不要)。 真夏の夜の朗読会 市内で活動する読書ボランティアや市民有志による朗読会です。朗読者が自由に選んだ作品を朗読します。 日時 8月25日(金曜日) 午後6時半から8時まで 場所 西根地区市民センター 大ホール ※当日、朗読をする出演者も募集しています。興味のある人は8月6日(日曜日)までに市立図書館に申し込んでください。 新着ピックアップ 『ハツ江おばあちゃんの「料理のきほん、教えます」』 著/高木 ハツ江、監修/藤野 嘉子、NHK出版 NHKで放送されている「きょうの料理ビギナーズ」から、人気キャラクター ハツ江おばあちゃんによる一生モノの料理力が身に付く本。 「少々ってどれくらいの量?」「肉や魚も洗うの?」などレシピではわからない、ちょっとした不安を解決しておいしい料理を作りましょう。 児童文学作品を集めた文庫も仲間入り 国内・海外の児童文学作品を集めた岩波少年文庫から140冊が図書館に入りました。 手に取りやすいサイズになっているので、大人にもお薦めです。名作にチャレンジしてみませんか。