6、7ページ 見守り 支え つなぐひと 民生委員・児童委員に相談してみましょう 普段の生活の中で、困りごとや不安を抱え誰かに相談したいと思うことがありませんか。 そんな時、相談できる民生委員・児童委員について紹介します。 問い合わせ先 地域福祉課福祉総務係(電話・内線1115) こんな活動をしています 民生委員・児童委員は地域に寄り添い、行政・専門機関などと連携、協力しながらさまざまな活動をしています。 見守り・声掛け活動 ひとり暮らしの高齢者や子どもが生まれた世帯などへの訪問や声掛けをしています。 また、高齢者のみの世帯などに緊急連絡カードの作成を手伝い、万が一の時に親族に連絡が取れる体制を整えています。 研修会 委員一人一人が役割について理解を深め、知識や技術を習得するための研修を行っています。 相談支援活動 生活上の悩みや不安、気になっていることなど、さまざまな声に耳を傾け地域の身近な相談相手として活動しています。 どこに相談していいかわからないとき、他人に知られたくないとき、まずは気軽に相談してください。 定例会 地区ごとに月1回の定例会を開き、委員間の連携を図るとともに事例の共有や支援方法の検討などを行います。 民生委員・児童委員ってどんな人 あなたの近くで民生委員・児童委員は活動しています。 委員の役割とは 民生委員・児童委員は無償のボランティアで、地域の人たちが元気で安心して暮らせるように、子どもから高齢者までを見守っています。 常にその人の立場に立って生活や福祉のこと、 子育ての不安や妊娠中の心配事などの相談を受け、必要に応じて関係機関につなぐ橋渡し役を担っています。 委員は推薦で選ばれます その地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動に理解と熱意があるなどの要件を満たす人が地域から推薦され、市町村、県の審査を経て厚生労働大臣から委嘱されます。 相談内容は秘密にします 民生委員・児童委員には、法律で守秘義務が課せられています。 相談した人の秘密は守られますので、安心して相談してください。 お話きいてみました 民生委員・児童委員 田村 勇さん 担当地区:平舘・大久保地区 民生委員・児童委員になって10年目に入りました。 気になる住民がいたら訪問を行うこともありますが、基本的には道で擦れ違ったときのあいさつや世間話などの何げない声掛けを意識して行っています。 「民生委員・児童委員」という言葉だけを聞くと堅い印象を持たれてしまう事が多いので、 そういった印象を払拭して、気軽に話し掛けられる民生委員・児童委員を平舘地区の委員全員で目指しています。 民生委員・児童委員に必要な福祉の心はみんなが必ず持っているものです。 何かが起きたらお互いさまの精神で支え合う地域にしていきたいですね。 主任児童委員 藤田 三喜子さん 担当地区:松尾・野駄地区 主任児童委員になって7年目になります。 子どもが生まれた世帯に手作りのフォトフレームをプレゼントするため自宅に訪問したり、子どもや子育てに関する悩みを聞いて適切な相談先を紹介したりしています。 また、保育所や市内の学校行事への参加や福祉体験出前講座などボランティア活動も行っています。 この活動を通して「子どもは地域で育てる」という意識が浸透していけば良いなと思っています。 ようやくコロナ禍も落ち着いたので、学校訪問など子どもたちと接する機会を少しずつ増やしていきたいです。 民生委員・児童委員はあなたの地区の身近な相談相手 ・高齢になってこれからの生活に不安がある ・地域に心配な高齢者や障がい者がいる ・行政や関係機関に行く前に話を聞いてほしい ・怪しい業者が訪問に来る 詐欺なのか心配 ・虐待を受けていると思われる子どもがいる ・出産や子育てに不安がある あなたの地区の担当委員を紹介します 詳しくは市ウェブサイトを確認してください。 対面での相談のほか、電話でも相談できます