1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地 八幡平市 広報はちまんたいお知らせ版 2011年4月21日 No.126 今月の表紙 「ピッカピカのいちねんせい」 4月7日、市内11小学校で、一斉に入学式が行われました。平舘小学校(松村秀二校長、児童133人)では、入学式終了後に2年生から歌のプレゼント。緊張から解放された20人の新入生たちは、一緒に「勇気100%」を歌い、これから始まる学校生活に胸を膨らませました。 2・3ページ 支援に向けた取り組み広がる 被災者のために 東日本大震災被災者に対する支援の輪が広がっています。市が支援米の提供を市民に呼び掛けたところ、815の個人や団体から合計11.6トンの支援米が寄せられたほか、株式会社ニュートンとその関連団体の30万円をはじめ、義援金も寄せられています。  市は、これまでに姉妹都市の宮古市をはじめ、被災した県内外の沿岸市町村に食料品や毛布などの救援物資提供や、延べ100人を超える職員を派遣するなど、東日本大震災で被害を受けた自治体の支援に当たっています。  4月6、7の両日には、田村正彦市長が、奥山恵美子(おくやまえみこ)仙台市長や鹿内博(しかないひろし)青森市長とともに、東北市長会を代表して上京。片山義博(かたやまよしひろ)総務大臣、仙石由人(せんごくよしと)民主党代表代行、自民党の谷垣禎一(たにがきさだかず)総裁や大島理森(おおしまただもり)副総裁など政府や党の要人に、被災地の現状や、後方支援に当たっている内陸自治体の現状を訴えました。  また、4月13日には、陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町に支援米各2トンを届けたほか、武田常徳副市長と瀬川健則議長が被災市町を訪問。支援物資などの提供とともに、「被災者の皆さんに、本市の温泉で疲れを癒やしてください。希望者には、市で無料送迎バスを運行します」と、官民協働の支援を申し出ました。 義援金専用口座を開設 善意をお寄せください 市は、東北地方太平洋沖地震被災者の義援金受け付け専用口座を開設しました。 岩手銀行平舘支店 普通 2043429 北日本銀行平舘支店 普通 7040775 盛岡信用金庫西根支店 普通 0279231 新岩手農協西根中央支所 普通 0018889 口座名義人 「東北地方太平洋沖地震災害義援金 八幡平市会計管理者」  窓口振込手数料は無料です。なお、振込書の控えを領収書に代えさせていただきます。  詳しくは、市役所会計課(電話76-2111、内線1111)まで。 ことし9月分まで 子ども手当を支給 子ども手当が、ことし9月分まで引き続き支給されます。9月分までの支給対象者や金額の変更はありません。また、これまで子ども手当を受給していた人は、申請手続きは不要です。  なお、10月分以降は決まり次第お知らせします。 対象者 4月2日現在、中学校修了前の子ども 支給額 月額13,000円(子ども1人につき) 支給月 2〜5月分は6月、6〜9月分は10月  詳しくは、市役所児童福祉課児童福祉係(電話76-2111、内線1176)まで。 愛犬の登録と予防注射 忘れずに受けましょう  狂犬病は、発症すると治療の手立てがなく、海外では毎年多くの人が亡くなられています。狂犬病の発生を防ぐため、日本では、飼い犬の登録と、年1回の予防注射が義務付けられています。家族と愛犬を守るためにも、必ず実施してください。  本年度も市内を巡回しての狂犬病予防注射を行います。登録済みの場合は、後日送付するハガキを持参ください。未登録の場合は、会場での登録も可能です。お近くの会場にお越しください。 西根地区 5月23日〜27日、30日 松尾地区 6月1日〜3日 安代地区 6月6日〜8日 休日実施 5月29日、6月11日  詳しい時間や場所は、広報と一緒に配布するチラシでご確認ください。  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(電話76-2111、内線1137)まで。 6次産業化を支援する 事業費補助を行います 市は、市内で生産される農林畜産物の商品開発、加工、販売までの一体とした取り組みである6次産業化を推進し、支援することを目的に、事業の一部補助を行います。  この事業は、農林業所得の向上を目指すもので、対象者、対象事業、補助額などは次のとおりです。 対象者 農業法人、地域営農団体、産直組合、個人など 補助対象事業 施設整備費(加工用施設建設費、加工用設備購入費など) 補助額 事業費の2分の1以内(上限50万円) 申請期限 5月20日  市の単独事業で予算に限りがあるので、お早めにご相談ください。なお、対象とならない場合や、希望の実施時期が遅れることがあります。  詳しくは、市役所農政課農政係(電話76-2111、内線1701)まで。 通学定期券購入に 市が助成をします  市は、通学定期券購入費の一部を補助します。 対象交通機関 JR東日本、IGRいわて銀河鉄道、岩手県交通、岩手県北自動車、秋北バス、JRバス東北運行の鉄道と路線バス 対象者 市内に住所があり、現に市内に居住し、通学定期券利用の小・中学生や高校生の保護者 補助額 通学定期券購入費の7%の金額(10円未満切り捨て) 申請方法 市の担当窓口(各総合支所地域振興課)と、大更駅で申請書を交付しています。  通学定期券を購入する時、期限切れまたは現在使用中の定期券を定期販売窓口に提示し、購入証明を受け、市の担当窓口に提出ください。購入証明は、利用交通機関ごとに受けてください。 申込期限 定期券期間終了日に応じ次のとおり 申込期限(定期券が切れる日)が4月1日〜6月30日の場合、申込期限は7月11日 申込期限が7月1日〜9月30日の場合、申込期限は10月11日  申込期限が10月1日〜12月31日の場合、申込期限は24年1月10日 申込期限が24年1月1日〜3月31日の場合、申込期限は24年4月10日 問い合わせ、申請先 各総合支所地域振興課 西根地区 電話76-2111 内線1122 松尾地区 電話74-2111 内線2107 安代地区 電話72-2111 内線3123 4・5ページ 暮らしの情報カレンダー 6・7ページ お知らせ たからっこ広場を、5月9日から再開 地震の影響で閉所していた「たからっこ広場」を、5月9日から再開します。  幼児が自由に遊ぶことができる場所として、また、お母さんの仲間づくりや育児情報交換の場として、お気軽にご利用ください。 利用時間 午前10時から午後3時まで(自由に出入りできます) 休所日 毎週水曜日と日曜日、祝日 場所 大更学童保育クラブ(大更公民館隣)1階  詳しくは、たからっこ広場(電話080-1801-4071)または、市役所児童福祉課子育て支援係(電話76-2111、内線1172)まで。   八幡平ふるさと会の、つどいを開催します 首都圏在住の市出身者で組織する「八幡平ふるさと会」では、会員同士の親交を深め、交流の輪を広げることを目的に「八幡平ふるさと会のつどい」を開催します。  家族や知り合いで首都圏在住の市出身者にお知らせください。 日時 5月29日、午前11時 場所 ホテルラングウッド(東京都荒川区)  また、八幡平ふるさと会では、会員を随時募集しています。  詳しくは、八幡平ふるさと会事務局長小野沢栄治(電話03-3870-7760)、または市役所地域振興課(電話76-2111、内線1122)まで。 お気軽にご利用ください、子育てサークルや託児施設 たからっこ広場(スペース解放、電話は080-1801-4071) 開設は水・日曜日や祝日を除く毎日、午前10時から午後3時まで 場所は大更学童保育クラブ1階 ちびっ子ギャング(育児サークル、電話は西根地区社会福祉協議会 75-1821) 活動は毎週火・金曜日、午前10時半から午後3時まで 場所は西根福祉の家2階  遊びの広場(スペース解放、電話は松尾地区社会福祉協議会74-4400) 開設は毎週月曜日から金曜日まで、午前9時半から11時半まで 場所は福祉センターロビー サンサンキッズ(見守りボランティア、電話は松尾地区社会福祉協議会74-4400) 活動は第2と第4火曜日、午前9時半から11時半まで 場所は福祉センターロビー キラキラサロン(スペース解放、電話は安代地区社会福祉協議会72-2811) 開設は毎週水曜日と金曜日、午前9時半から午後2時まで 場所はふれあいセンター安代 子供の家ひまわり園(託児施設、電話74-3717) 保育料は長期1カ月3万円、短期1時間600円 場所はJR松尾八幡平駅付近の広域農道から沼宮内方面に約500メートル  市の都市計画について、皆さんの意見伺います 市は、都市づくりの基本方針を示す「八幡平市都市計画マスタープラン」(案)を策定しています。  また、農地や山林を保全しつつ秩序ある都市を形成するため、野駄地区の一部を都市計画区域に編入する必要があると考えています。  この計画(案)に皆さんの意見を反映させるため、次のとおり説明会を開催します。 日程(時間は、両会場とも午後6時半から) 4月26日、市役所3階大会議室 4月28日、松尾総合支所3階会議室  詳しくは、市役所建設課都市計画係(電話74-2111、内線2526)まで。 「民生委員・児童委員」は、地域の身近な相談役です 5月12日は「民生委員・児童委員の日」です。  民生委員は、民生委員法に基づき、地域の福祉のために活動する制度ボランティアで、児童福祉法に基づき児童委員も兼ねています。  現在、本市では民生委員・児童委員99人、主任児童委員7人が厚生労働大臣の委嘱を受け活動しています(委員名簿は、昨年12月発行の広報はちまんたいに掲載)。  介護や育児などの悩みは、民生委員・児童委員にご相談ください。  詳しくは、市役所地域福祉課福祉総務係(電話76-2111、内線1162)まで。 地震で疲れた体と心を、日帰り温泉で癒やそう 市内の温泉施設は、現在、次のとおり日帰り入浴が可能です。 なお、今後の状況によっては、営業時間などが変更になる場合がありますので、各施設にお問い合わせください。  詳しくは、各温泉施設まで。 岩手山焼走り国際交流村焼走りの湯(電話76-2013) 入浴可能時間は、4月までは午前9時半から午後8時まで(最終受付時間は午後7時半)、5月以降は午前9時半から午後9時まで(最終受付時間は午後8時半)  いこいの村岩手(電話76-2161) 入浴可能時間は、月曜日と火曜日は午前11時から午後8時まで(最終受付時間は午後7時)、水曜日から土曜日までは午前10時から午後8時まで(最終受付時間は午後7時)、日曜日と祝日は午前9時から午後8時まで(最終受付時間は午後7時)。なお、月曜日が祝日の週は、水曜日の入浴可能時間が午前11時からとなります。 おらほの温泉(電話75-1515) 入浴可能時間は午前10時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時半) 峡雲荘(電話78-2256) 入浴可能時間は午前8時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時) 松楓荘(電話78-2245) 入浴可能時間は午前8時から午後8時まで(最終受付時間は午後7時半) 松川荘(電話78-2255) 入浴可能時間は午前7時から午後7時まで(最終受付時間は午後6時) 八幡平ハイツ(電話78-2121) 入浴可能時間は午前8時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時)、月曜日、水曜日、金曜日は清掃のため、午前9時半から10時半までは入浴できません。 八幡平ライジングサンホテル(電話78-2170) 入浴可能時間は、土曜日、日曜日、祝日の正午から午後6時まで(最終受付時間は午後5時)  八幡平ロイヤルホテル(電話78-3311) 4月27日までの入浴可能時間は午前10時から午後6時まで(最終受付時間は午後5時)。4月28日以降は、通常は午前11時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時)、月曜日と木曜日は午後3時から9時まで(最終受付時間は午後8時)。なお、月曜日と木曜日が祝日の場合は通常営業となり、その翌日の入浴可能時間は午後3時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時) 八幡平リゾートホテル(電話78-4111) 入浴可能時間は正午から午後5時まで(最終受付時間は午後4時)。なお、宿泊客の有無などで、入浴可能時間が延長になる場合があります。 ときわ苑(電話78-3535) 入浴可能時間は午前11時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時) 八幡平温泉館森乃湯(電話78-3611) 入浴可能時間は、平日は午前10時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時)、土曜日、日曜日、祝日は午前10時から午後10時まで(最終受付時間は午後9時) 自然休養村なかやま荘(電話78-3132) 入浴可能時間は午前7時から9時までと、午前11時から午後10時まで(最終受付時間は午後9時) 元湯七滝(電話78-2333) 入浴可能時間は午前8時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時) 八幡平南温泉旭乃湯(電話75-2340) 入浴可能時間は午前9時から午後10時まで(最終受付時間は午後9時) あずみの湯(電話72-6811) 入浴可能時間は午前10時半から午後8時まで(最終受付時間は午後7時半) 新安比温泉静流閣(電話72-2110) 入浴可能時間は午前10時から午後6時まで(最終受付時間は午後5時) 安代林業センター(電話73-5321) 入浴可能時間は、月曜日から土曜日までが正午から午後8時まで(最終受付時間は午後7時半)、日曜日と祝日は午前10時半から午後8時まで(最終受付時間は午後7時半) APPI温泉パティオ(電話73-6060) ゴールデンウイーク期間のみ営業(営業時間は未定) フロンティアの湯(電話72-5740) 入浴可能時間は、土曜日、日曜日、祝日の午前9時から午後9時まで(最終受付時間は午後8時半) 民宿彩冬(電話72-5344) 入浴可能時間は午前11時半から午後3時まで(最終受付時間は午後2時半) 8ページ 話題ピックアップ 匠の技受け継ぎ新世界へ 漆工技術研究センター修了式を開催 3月28日、安代総合支所で、安代漆工技術研究センターの修了式が行われました。  この日、2年間の研修を終えたのは、神奈川県厚木市出身の稲垣元洋(いながきもとひろ)さん、一関市出身の宍戸大祐(ししどだいすけ)さん、栃木県宇都宮市出身の安田温美(やすだあつみ)さんの3人で、田村市長から漆塗りの修了証を受け取った3人は、研修中に制作した釣りざおや壁掛けなど、自慢の作品について工夫した点などを発表。研修中に学んだ匠の技を生かし、新天地での活躍を誓い合いました。 1回100円で乗り放題です 西根・松尾でもコミュニティバス運行 4月1日、市役所前でコミュニティバス出発式が行われました。  このコミュニティバスは、既に試験運行している安代地区に続いて西根・松尾地区で運行を開始したもので、区間・距離に関係なく、誰でも1人1乗車100円で利用することができます。  なお、詳しい運行コースや時刻表については、3月下旬に全世帯へ配布した「八幡平市コミュニティバス時刻表路線マップ」をご覧ください。 つかの間の安らぎ訪れる 東日本大震災の被災者が本市に到着 3月30日、東日本大震災の被災者42人が宮古市から到着しました。  避難所生活を送っていた皆さんが一時避難したもので、大型バス2台と自家用車に分乗した皆さんは、宿泊地のホテル安比グランドに午後6時頃到着。翌朝には、「地震後、初めてゆっくり寝られました」と話す避難者もいて、つかの間の安らぎを実感していました。  なお、4月4日には、陸前高田市から60人が到着するなど、13日現在で117人が滞在しています。