農(みのり)と輝(ひかり)の大地 広報はちまんたい 11月号 No.317 Nov. 2021 1ページ 表紙 佐々木孝弘氏が市長就任(関連2~4ページ) 主な内容 リンドウ栽培50周年(関連5ページ) 青少年赤十字活動に取り組む子どもたち(関連6、7ページ) 2ページ 八幡平市長選挙 佐々木孝弘氏が初当選果たす 八幡平市長選挙開票結果(得票順)(26日午後8時50分選管終了、敬称略) 当選 6,388票 佐々木孝弘(ささきたかひろ) 無所属・新人 3,739票 古川津好(ふるかわつよし) 無所属・新人 3,652票 工藤直道(くどうなおみち) 無所属・新人 任期満了に伴う八幡平市長選挙は9月19日に告示され、いずれも新人で、前副市長の佐々木孝弘氏(59歳)、前市議の古川津好氏(67歳)、前市議の工藤直道氏(63歳)の3人によって選挙戦が繰り広げられました。 9月26日の投票日は、市内15カ所の投票所で午前7時から午後6時まで投票が行われました。 同日午後7時45分から市総合運動公園体育館で開票作業が行われ、午後8時50分に最終確定得票数などを発表。佐々木氏が6,388票を獲得し、初当選を果たしました。 投票日当日の有権者数は21,601人(男10,344人、女11,257人)で、投票率は64.26パーセント(男64.25パーセント、女64.27パーセント)。前回の市長選挙(平成29年9月)の68.87パーセントを4.61ポイント下回りました。 八幡平市長選挙投票結果 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 第1投票区 大更コミセン 投票有権者数 男1,067人 女1,166人 計2,233人 投票者数 男730人 女796人 計1,526人 投票率 男68.42パーセント 女68.27パーセント 計68.34パーセント 第2投票区 大更小学校体育館 投票有権者数 男1,522人 女1,694人 計3,216人 投票者数 男899人 女1,113人 計2,012人 投票率 男59.07パーセント 女65.70パーセント 計62.56パーセント 第3投票区 旧東大更小学校体育館 投票有権者数 男556人 女556人 計1,112人 投票者数 男354人 女336人 計690人 投票率 男63.67パーセント 女60.43パーセント 計62.05パーセント 第4投票区 田頭コミセン 投票有権者数 男850人 女957人 計1,807人 投票者数 男552人 女600人 計1,152人 投票率 男64.94パーセント 女62.70パーセント 計63.75パーセント 第5投票区 平笠小学校体育館 投票有権者数 男406人 女432人 計838人 投票者数 男267人 女297人 計564人 投票率 男65.76パーセント 女68.75パーセント 計67.30パーセント 第6投票区 平舘コミセン 投票有権者数 男1,056人 女1,148人 計2,204人 投票者数 男673人 女730人 計1,403人 投票率 男63.73パーセント 女63.59パーセント 計63.66パーセント 第7投票区 寺田柔剣道場 投票有権者数 男831人 女858人 計1,689人 投票者数 男505人 女512人 計1,017人 投票率 男60.77パーセント 女59.67パーセント 計60.21パーセント 第8投票区 松野小学校体育館 投票有権者数 男1,081人 女1,172人 計2,253人 投票者数 男748人 女783人 計1,531人 投票率 男69.20パーセント 女66.81パーセント 計67.95パーセント 第9投票区 寄木小学校体育館 投票有権者数 男785人 女847人 計1,632人 投票者数 男510人 女572人 計1,082人 投票率 男64.97パーセント 女67.53パーセント 計66.30パーセント 第10投票区 旧柏台出張所 投票有権者数 男440人 女506人 計946人 投票者数 男268人 女299人 計567人 投票率 男60.91パーセント 女59.09パーセント 計59.94パーセント 第11投票区 畑コミセン 投票有権者数 男332人 女365人 計697人 投票者数 男223人 女215人 計438人 投票率 男67.17パーセント 女58.90パーセント 計62.84パーセント 第12投票区 安代総合支所 投票有権者数 男680人 女759人 計1,439人 投票者数 男447人 女461人 計908人 投票率 男65.74パーセント 女60.74パーセント 計63.10パーセント 第13投票区 浅沢コミセン 投票有権者数 男165人 女173人 計338人 投票者数 男105人 女113人 計218人 投票率 男63.64パーセント 女65.32パーセント 計64.50パーセント 第14投票区 田山スポーツ交流館 投票有権者数 男468人 女517人 計985人 投票者数 男303人 女338人 計641人 投票率 男64.74パーセント 女65.38パーセント 計65.08パーセント 第15投票区 舘市コミセン 投票有権者数 男105人 女107人 計212人 投票者数 男62人 女70人 計132人 投票率 男59.05パーセント 女65.42パーセント 計62.26パーセント 合計 投票有権者数 男10,344人 女11,257人 計21,601人 投票者数 男6,646人 女7,235人 計13,881人 投票率 男64.25パーセント 女64.27パーセント 計64.26パーセント うち期日前投票 投票者数 男2,514人 女3,059人 計5,573人 うち不在者投票 投票者数 男51人 女46人 計97人 3ページ 市民の期待を背に、佐々木孝弘新市長が思いを語る 所信表明 略歴 大更駅前二区出身。盛岡商業高等学校情報処理科卒。昭和58年から22年5カ月にわたって西根町職員を、平成17年から14年7カ月にわたって市職員として公務に当たり、市民課長、企画財政課長を歴任する。令和2年4月1日からは副市長として市長補佐に尽力する。 情報共有の大切さを胸に このたびの選挙において皆さまのご信託をいただき、今後4年間の市政を担わせていただくことになりました。選挙戦を通じてさまざまなご意見をいただき、生活環境の向上や市政発展に対する期待の大きさを改めて感じた次第です。一方で、市の施策に関し、市民の皆さまへ正しい情報が伝わっておらず、説明により理解を得られたことが多くありました。改めて皆さまへの情報提供・共有の大切さを強く認識するとともに、胸に刻んで鋭意取り組む所存でございます。 6つの目標で市政を発展 副市長在任中から取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策に重点を置き、疲弊している市民や事業者の皆さまに寄り添って対策に取り組むことを初めに申し上げます。そして、「明日へつなぐまちづくり」実現のための6つの目標について、主なるものを述べさせていただきます。 (1)希望にもえるまちづくり 人口減少が進む中で、これまでの社会増減の推移をまとめると、平成18年からの5年間ごとに1,390人減、963人減、785人減となり、着実に好転しています。一方で自然増減を見ると、毎年約300人が減少しており、少子化対策が急務です。子育て支援を重点対策とし、出生祝い金の増額や子育て環境の整備に努め、令和4年8月に開校を予定するハロウインターナショナルスクールによる国際都市としての市のブランド力の向上を市政発展につなげます。また、市唯一の高等学校である平舘高の生徒確保に向け、同校の魅力向上のための支援策を講じます。 (2)暮らし豊かなまちづくり 新型コロナウイルス感染症の影響を受ける産業への支援を行います。また、企業誘致を促進します。農業基盤の整備と後継者対策に取り組むほか、安代りんどうのブランド力向上に注力します。 (3)心身ともに健康なまちづくり 市民の皆さまが安心して暮らせるよう、医療体制の充実、健康寿命の延伸に注力します。ICT活用による高齢者の見守りや遠隔診療を推進し、令和5年の特別国体冬季大会スキー競技会の成功と冬季スポーツの充実、文化振興のための活動の場の支援を行います。 (4)環境にやさしいまちづくり 温室効果ガス排出量ゼロを目指す2050ゼロカーボンシティに向け、環境への負担を減らし、自然エネルギー資源の活用を図ります。地熱発電所の立地促進および活用により、地域電力会社を設立して電力と経済の市内循環を目指します。 (5)明日へつなぐまちの基盤整備 大更駅前都市計画道路線の魅力ある商店街形成とにぎわい創出のため、その核となる顔づくり施設の整備を促進します。 (6)行政経営への取り組み 合併以来、公民館をコミュニティセンターに移行し、地域振興協議会による指定管理を実現するなど、市民の皆さまの手による地域振興を推進してまいりました。皆さまの要望や意見を聴く新たな取り組みとして市政モニター制度を創設します。また、公共施設の取り壊しや再編を進めます。 責務は苗を果実にすること 私の決意は、前八幡平市長田村正彦氏が取り組んできた市政の苗を果実にすることです。市の将来像「ともに暮らし、しあわせ感じる八幡平市」の実現に向け、全身全霊を尽くしてまいる所存でございます。皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 4ページ もうちょっと教えて 新しい市長ってどんな人? Profileカード 氏名 佐々木孝弘(ササキタカヒロ) 血液型 A型 星座 うお座 身長169センチメートル 性格 温厚です 休日の過ごし方 孫と遊ぶ 趣味 旅行、ドライブ、筋トレ、ワイン 特技 ラムネ早飲み 好きな食べ物 ラーメン、甲殻類 好きな場所 焼走り展望台 最近買った物 靴、タイヤ 最近あったうれしいこと 多くの人達と知り合いになれたこと 新市長に質問 Q 当選したときの気持ちは。 A 応援していただいた多くの皆さんへの感謝の気持ちと、市長という重責に対して改めて身が引き締まる思いでした。 Q 選挙活動中の思い出は。 A 活動を共にしてくださった皆さんと心を一つにして取り組んだことや大勢の人と知り合いになれたこと、多くの市民の皆さんからいろいろな考えを聴くことができたことです。人間として一皮むけた気がしています。 Q どんな市長になりたいか。 A 誰からも気さくに声をかけていただける、心から信頼していただける市長を目指します。 Q 市民の皆さんに一言。 A 長引く新型コロナウイルス感染症の影響で大変お疲れのことと思います。収束後を見据えて、共に頑張ってまいりましょう。 5ページ リンドウ栽培50周年 100年続く産地を目指して 国内で販売されるリンドウの約30%のシェアを誇る「安代りんどう」の栽培が始まってから本年で50年の節目を迎えました。 節目を記念し、安代にリンドウが根付いた経緯と、これからの展望を紹介します。 問い合わせ先 市花き研究開発センター(内線・3611) リンドウ栽培の始まり 昭和46年に旧安代町の農業青年クラブが栽培に取り組んだのが、始まりです。安代地区は寒冷地で冷害も多く稲作をするには厳しい地域でした。生活していくために模索し、たどり着いたのがリンドウ栽培。若い世代を中心に花卉(かき)生産部会を立ち上げ、当時、県園芸試験場の職員だった吉池貞蔵氏と農業改良普及員だった玉山清氏の指導の下、本格的な栽培が始まりました。 48年に初めて出荷し、その後視察研修やほ場の巡回指導などさまざまな取り組みを経て、60年にリンドウ生産額で長野県を抜いて日本一の生産地となりました。 品種開発開始 61年から品種開発が始まりました。需要期に開花する品種がなかったことや品質を向上させる目的の品種開発は容易ではありませんでしたが、平成4年に初めてのオリジナル品種「安代の秋」が誕生。その後、花き開発センターの設立や育苗専門の生産者育成により、安定した苗供給が可能となりました。これまでに約30の独自品種が開発され、初夏から晩秋まで長期的に出荷されています。 世界市場への進出 周年供給や販路拡大を目的として、海外での栽培に取り組んでいます。7年にニュージーランドでの生産、14年にオランダへの輸出が始まり、現在は、ルワンダにおける生産拠点づくりをしています これからのリンドウ これまで培った土台を基に、新たな需要を生み出す取り組みに積極的に挑戦します。そのためにリンドウ生産における課題と向き合い、高齢化による離農や後継者問題の解決を図りながら、生産量を維持するための新規就農対策と労働力や経費負担の軽減を図って生産性の向上を推進していきます。 これまで以上に生産者同士の連携や関係機関の協力体制の強化を図り、これから先100年続く産地を目指していきます。 部会長の声 八幡平花卉生産部会 会長 立花賢生さん 新しいリンドウの「カタチ」を 市でリンドウ栽培が始まり50年、歴史の重みを感じています。私がリンドウ栽培を始めたのが25年前。ここまで続けることができたのは、農家同士の結束と各関係機関との協力体制の下、地域全体で盛り上げようと、一丸となり取り組んできた結果だと思います。私たちの仕事は、花を咲かせることだけではなく、収穫から出荷までを手掛け、消費者の手元に良い品質のリンドウを届けることです。そのために、一人一人がプロ意識を持ち、生産に当たっています。 今後は、消費者のニーズに沿いながら、八重咲りんどうや赤系品種といったオリジナル品種の開発など新しいリンドウの価値の発信に力を入れ、次の世代へつないでいきたいです。 6、7ページ 主体性を磨く青少年赤十字活動 青少年赤十字(JRC)の活動を知っていますか。赤十字の助け合いの精神に基づき、児童・生徒が困っている人を助けようと活動するもので、市では、令和元年度から全ての小中学校と1つの保育園が加盟して取り組みを進めています。各学校の活動に注目してください。 問い合わせ先 教育指導課(電話・内線1431) 青少年赤十字とは 「ALL Are Brothers(人類みな兄弟)」。これは、赤十字の生みの親アンリ・デュナンの言葉です。青少年赤十字は、赤十字の人道の精神に基づき、児童・生徒が主体的に行動することで世界平和と人類の福祉に貢献することを目指します。地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を育むことを目的として、さまざまな活動を学校教育の中で展開しています。令和元年度からは市内全ての小中学校が青少年赤十字に加盟し、ボランティア活動などに積極的に取り組んでいます。 県内の加盟状況 令和3年9月時点で、小学校304校中96校(31.6パーセント)、中学校156校中45校(29.8パーセント)が加盟しています。小中高、特別支援学校まで含めると29.1パーセントで、加盟校は近年増加傾向にあるとはいえ、県内の加盟率は決して高くありません。しかし他県に目を向けると、加盟率が高い順に、香川県95.1パーセント、群馬県94.7パーセント、岐阜県91.7パーセントと活動への関心が高いことがわかります。また、国内には1万4千校を超える加盟校と340万人以上の仲間がいます。 学校教育との関わり 青少年赤十字は「気づき」、「考え」、「行動する」という3つの態度目標を掲げています。この目標は、誰かに指示されてから行動するのではなく、自分で課題に気づき、自分の頭でどうすべきかを考え、失敗を恐れずに実行に移すことの大切さを表しています。市の目指す教育理念も同じで、青少年赤十字活動が子どもたちの主体性の高まりにつながっています。 つなぐ思い、将来の糧に 東日本大震災で岩手県は全国、そして世界中から多大な支援を受けました。あれから10年。そんな私たちだからこそ、今後何かあった時には支援の手を差し伸べることができるのではないでしょうか。 市に育つ子どもたちは、さまざまな青少年赤十字の活動を通して、ボランティア精神と行動力を身に付けています。困っている誰かのために自分の力を惜しみなくささげることのできる人に成長していくなら、将来予期せぬ災害に出合ったとしても、あるいは人生の壁に突き当たったとしても、仲間と手を携えながら困難を乗り越え、自らの人生を豊かなものにしていけるはずです。 西根中3年 佐藤茶芽(ちゃめ)さん 小さな力を合わせて大きな力に 静岡県熱海市で起きた土石流災害を見て、甚大な被害を受けた人たちに対して何かしなくてはと思い、生徒会で話し合って義援金を集める活動に取り組みました。一人一人の力は小さくても、合わせることで大きな力になることを学ぶことができました。 松野小6年 山本徠愛(くれあ)さん 被災地交流で学んだ思いやりの心 青少年赤十字活動の一環で、毎年友好姉妹都市の宮古市との交流を続けています。被災された人たちの状況を理解することで、思いやる心の大切さを学びました。交流会は、参加した人たちを笑顔にしてあげたいという気持ちで取り組んでいます。 8ページ 先輩を超える。これからは、僕たち・私たちの番だ。 中学校新人大会 敬称略 岩手地区中学校新人大会(9月18・19日、市総合運動公園ほか) バスケットボール 男子 1位 西根 県中学校新人大会出場 女子 3位 西根 3位 西根一・葛巻合同 サッカー 2位 西根 軟式野球 2位 西根・西根一合同 県中学校新人大会出場 3位 安代 3位 松尾・葛巻・江刈合同 バレーボール 男子 3位 西根 女子 2位 西根 3位松尾 ソフトテニス 団体 女子 1位 西根一 県中学校新人大会出場 2位 西根 個人 男子 1位 杉本天裕(てんゆう)・小山田直城ペア(安代) 県中学校新人大会出場 女子 1位 工藤紗季・伊藤妃菜(ひな)ペア(西根) 県中学校新人大会出場 2位 高橋朋華・工藤咲来(さら)ペア(西根一) 県中学校新人大会出場 3位 関香里奈・畠山七匠(ななる)ペア(安代) ソフトボール 3位 松尾 柔道 個人 女子 40キロ級 3位 藤原唯栞(いちか)(西根一) 44キロ級 1位 渡辺は菜(西根一) 県中学校新人大会出場 52キロ級 2位 松浦かりん(西根一) 57キロ級 3位 谷地賜乃(たまの)(西根一) 3位 段下遥菜(西根一) 剣道 団体 女子 3位 西根  県中学校新人大会(9月4日、県営武道館ほか)※10月開催分まで掲載 相撲 団体 1位 西根一 個人 軽量級 3位 岩崎想矢(西根一) 個人選手権 1位 佐々木勇吾(西根一) 2位 岩崎想矢 8ページ 福祉ネットワーク 介護のココロ 市地域包括支援センター 電話・内線1086 認知症になっても安心して暮らせる市を目指そう 認知症は誰でもなる可能性のある病気です。認知症を正しく理解することで、大切な人を支えたり、自分が認知症になった時にどうしたいか、どうされたいかを考える準備をしたりすることができます。 認知症図書コーナー 市立図書館と荒屋コミュニティセンター図書室では、市地域包括支援センターと共同で年間を通して「認知症コーナー」を設けています。 市立図書館では、2カ月ごとにテーマを変えて、認知症コーナーに本を置いていますが、11月の1カ月間は年に一度の認知症特集として「認知症=終わりじゃない」をテーマに、全ての認知症関連の本を1カ所に集めて置いています。 荒屋コミュニティセンター図書室には、市立図書館にある認知症関連の蔵書リストも置いているので、「市立図書館まで行くのは大変」という人でも読みたい本を取り寄せることができます。 ぜひこの機会に市立図書館や荒屋コミュニティセンターに足を運んでみてください。 認知症に関する相談先 市地域包括支援センター 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 電話・内線1101 児童虐待の防止を 近年、子どもの虐待に関する相談は全国的に増加傾向にあります。県の児童相談所でも令和2年度に1,376件の相談に対応しており、過去2番目に多い件数となっています。 全国のみならず、県内でも虐待による死亡事例が発生しており、社会全体で子どもの「命」と「権利」そして「未来」を守っていく必要があります。 児童虐待とは 身体的虐待 殴る、蹴る、たたく、やけどを負わせるなどの行為 ネグレクト 食事を与えない、家に閉じ込める、自動車の中に放置するなどの行為 性的虐待 わいせつな画像を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなどの行為 心理的虐待 無視、暴言、子どもの目の前で家族に対して暴力を振るう(DV)などの行為 最近は子どもの目の前でのDVによる心理的虐待が増加傾向にあり、DVを見せられた子どもは脳が萎縮するという研究結果も出ています。 皆さんの周りで虐待が疑われる事例を見かけたら、匿名でも構いませんので、児童相談所または市役所に連絡・相談をしてください。連絡者や内容に関する秘密は守られます。 連絡先 児童相談所(県福祉総合相談センター電話019-629-9602・9605) 市地域福祉課児童福祉係(電話・内線1078、1101) 全国共通の虐待対応ダイヤル(電話189) 今月は児童虐待防止月間です 今年も11月1日から「児童虐待防止月間」が始まっています。 防止月間では、児童虐待の防止に向け、社会的に児童虐待問題に対する深い関心と理解が得られるよう、関係者がそれぞれの地域、学校などで広報・啓発活動をします。皆さんも児童虐待問題に対する理解を深め、子どもたちを守りましょう。 10、11ページ 市役所からのホットライン イベント助成を活用しコミュニティを活性化 公益財団法人地域社会振興財団では、健やかな地域社会づくりを推進することを目的とした、他のコミュニティ活動のモデルとなる事業に対して助成をしています。 3年度採択事業 活気あふれる大更を創る会・第22回大更コミセンまつり 問い合わせ先 まちづくり推進課地域振興係(電話・内線1453) もうすぐパパママ教室に参加してみませんか 市は、出産を迎える妊婦とその夫を対象に妊娠・出産についての理解を深めるため、もうすぐパパママ教室を開きます。 場所 松尾コミュニティセンター 持ち物 母子健康手帳 11月27日(土曜日)  時間 午後1時から3時まで(受け付け午後0時半から1時まで) 内容 お産についての講話、沐浴・妊婦体験 申込期限 11月25日(木曜日) 1月29日(土曜日) 時間 午前9時半から午後0時半まで(受け付け午前9時から9時半まで) 内容 歯と栄養についての講話、着替え・おむつ替え練習 申込期限 1月21日(金曜日) 3月26日(土曜日) 時間 午後1時から3時まで(受け付け午後0時半から1時まで) 内容 お産についての講話、沐浴・妊婦体験 申込期限 3月24日(木曜日) 問い合わせ先 健康福祉課健康推進係(電話・内線1095) 日本遺産の魅力を展示 市博物館では、日本遺産に関連する文化財などを紹介する特別企画展を開きます。 展示期間 11月5日(金曜日)から28日(日曜日)まで 展示内容 「奥南部漆物語 安比川流域に受け継がれる伝統技術」の構成文化財 入場料 大人210円、団体150円(20人以上)、中学生以下無料 ※5日(金曜日)から7日(日曜日)までは入場無料です。 その他 二戸市の浄法寺歴史民俗資料館でも同日程で特別企画展を開きます。 問い合わせ先 市博物館(電話63-1122) 人権擁護委員による特設相談所を開設 市は、人間関係などの相談に応じ、問題解決の手伝いをする無料の特設人権相談を行います。 国から委嘱された人権擁護委員が各地区で相談所を設けます。 相談は予約不要で、秘密は厳守されます。気軽に相談してください。 ※次の日程以外にも事前の連絡で対応が可能ですので、問い合わせてください。 西根地区 日時 12月6日(月曜日)午前9時から正午まで 場所 西根地区市民センター 松尾地区 日時 12月7日(火曜日)午前9時から正午まで 場所 市役所本庁舎 安代地区 日時 12月8日(水曜日)午前9時から正午まで 場所 荒屋コミュニティセンター 問い合わせ先 市民課戸籍住民係(電話・内線1063) 分かりやすく学べる糖尿病予防教室開催 市は、市民を対象に糖尿病の原因や予防法、食事の取り方、運動の方法などを学ぶ糖尿病予防教室を開きます。 日時 11月24日(水曜日)午前10時から11時半まで ※午前9時半から血圧測定や体組成測定(体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量など)の健康チェックを受けることができます。 場所 市役所多目的ホール棟 内容 (1)講話と実技 演題 「有酸素運動、タオル体操」 講師 公益財団法人県スポーツ振興事業団指導員 (2)健康チェック 持ち物 動きやすい服装で、内履き、飲み物(お茶や水)を持参してください。また、令和3年度特定健診を受けた人は、結果表を持参してください。 申込期限 11月17日(水曜日) 問い合わせ先 健康福祉課健康推進係(電話・内線1190) 市環境基本計画(案)へ意見を募集します 市は、環境の保全と創造に関する施策の総合的で計画的な推進を図るため、平成24年3月に「八幡平市環境基本計画」を策定し、さまざまな施策を行ってきました。このたび、10年間の計画期間が満了することから、令和4年度から13年度までの第2次の計画を策定します。 これまでの計画の成果や課題、8月に市民の皆さんに協力いただいた意識調査の結果を整理し、計画案を作成しましたので、市民の皆さんから意見を募集します。 募集期間 11月11日(木曜日)から11月30日(火曜日)まで 閲覧場所 市民課または西根・安代各総合支所窓口のほか、市ウェブサイトからも閲覧できます。 提出方法 様式は自由で、住所・氏名・電話番号・意見などを記載の上、持参または郵送、ファクス、メールで提出してください。なお、意見記録の正確さを期すため、電話や口頭による意見などは受け付けません。 公表方法 取りまとめの上、市ウェブサイトで公表します(氏名等は公表しません)。また、意見に対する市の考え方や、修正をした場合の修正内容も併せて公表します。 問い合わせ先 市民課環境衛生係(電話・内線1069) 新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の相談先 発熱など症状がある場合 かかりつけ医がいる場合は、かかりつけ医に電話相談する。 かかりつけ医がいない場合や夜間・休日で相談先に困る場合は、受診・相談センターに電話相談する。 発熱など症状がない場合 全般的な相談は、一般相談窓口に電話相談する。 相談先 受診・相談センター(電話019-651-3175) 一般相談窓口(電話019-629-6085) おわびと訂正 広報はちまんたい令和3年10月7日号(№316)の20ページ「知ってナッ得 みんなの安心」の記事で、「被害届け」を12件と記述しましたが、正しくは「相談」が12件でした。おわびして訂正します。 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 11月15日~12月12日 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 11月15日(月曜日) 博物館休館日 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) まちづくり推進課 定例行政相談 午前9時30分~正午(市役所本庁舎) 図書館 日本近代史を学ぶ会 午後1時30分~午後3時 11月16日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 1歳児健診 受付 午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 寺田コミセン みんなの茶の間講座 午後1時30分~午後3時30分 11月17日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 2歳6カ月児歯科健診 受付 午前9時~午前9時30分(市役所多目的ホール棟) 1歳6カ月児健診 受付 午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 田頭コミセン 寺子屋「パステルアート教室」 午前10時~正午 体育協会 第18回安代地区ナイタービーチボール大会 午後6時50分~午後9時(安代地区体育館)※18日まで 11月18日(木曜日) 図書館 本のクリニック 午前10時~午後3時 松尾コミセン バランスボール講座 午前10時~正午 寺田コミセン 幼児映画会 午前10時~午前10時30分(寺田保育所) 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後4時45分 11月19日(金曜日) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(田山コミセン) 大更コミセン 第4回手作り講座「クリスマスリース作り」 午前10時~正午 11月20日(土曜日) 市役所閉庁日 体育協会 第23回市小学生フットサル大会 午前9時~午後1時(アリーナまつお) 図書館 八幡平短歌会 午後1時~午後3時30分 11月21日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)森整形外科 (鹿角)大湯リハビリ病院 当番薬局 (市内)あさひ薬局 (鹿角)日本調剤薬局 11月22日(月曜日) 博物館休館日 健康福祉課 親子教室 受付 午前9時30分~午前9時55分(市役所多目的ホール棟) 11月23日(火曜日) 勤労感謝の日 市役所閉庁日 図書館休館日 当番医 (市内)東八幡平病院 (鹿角)本田医院 当番薬局 (市内)柏台薬局、さいとう薬局 (鹿角)黒沢薬局 11月24日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 糖尿病予防教室 受付 午前9時30分~午前10時(市役所多目的ホール棟) 田頭コミセン 料理教室 午前10時~午後0時30分 11月25日(木曜日) 松尾コミセン バランスボール講座 午前10時~正午 大更コミセン 第29回大更地区ビニールバレーボールリーグ 午後7時15分~午後9時 11月26日(金曜日) なし 11月27日(土曜日) 市役所閉庁日 健康福祉課 もうすぐパパママ教室 受付 午後0時30分~午後1時(松尾コミセン) 11月28日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)八幡平市立病院 (鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)大更調剤薬局 (鹿角)ファーマックスかづの薬局 11月29日(月曜日) 博物館休館日 図書館休館日(図書整理日) 11月30日(火曜日) 図書館休館日 寺田コミセン 七時雨大学 午前9時~午後2時 健康福祉課 乳幼児健康相談・離乳食教室 受付 午前9時30分~午前9時40分(市役所多目的ホール棟) 大更コミセン 第29回大更地区ビニールバレーボールリーグ 午後7時30分~午後9時 12月1日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時50分(松尾地区内) 12月2日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(松尾地区内) 寺田コミセン 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後4時45分 大更コミセン 第29回大更地区ビニールバレーボールリーグ 午後7時30分~午後9時 12月3日(金曜日) 田頭コミセン のびのび健康体操教室 午前10時~午前11時 12月4日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 えほんの会 午後2時~午後3時 12月5日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)八幡平市立病院 (鹿角)大里医院 当番薬局 (市内)リリィ薬局西根店 (鹿角)花輪調剤薬局 12月6日(月曜日) 博物館休館日 健康福祉課 健診結果説明会 午前10時~午前11時30分、午後1時30分~午後3時(市役所多目的ホール棟) 議会事務局 市議会12月定例会・議案上程ほか(予定) 12月7日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳児健診 受付 午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書午後1時~午後3時(荒沢地区) 大更コミセン 第29回大更地区ビニールバレーボールリーグ 午後7時30分~午後9時 議会事務局 市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月8日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 田頭コミセン 寺子屋「パステルアート教室」 午前10時~正午 荒屋コミセン 移動図書 正午~午後2時30分(田山地区) 健康福祉課 3歳児健診 受付 午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 議会事務局 市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月9日(木曜日) 大更コミセン 第29回大更地区ビニールバレーボールリーグ 午後7時30分~午後9時 議会事務局 市議会12月定例会・一般質問(予定) 12月10日(金曜日) 田頭コミセン 干支のくるみ絵講座 午前9時~正午 議会事務局 市議会12月定例会・議案審議(予定) 12月11日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 おはなしのじかん 午前11時~午前11時30分、午後2時30分~午後3時 Tom&Tam Story Time 午後3時~午後3時30分 12月12日(日曜日) 市役所閉庁日 マイナンバー本庁窓口休日臨時開庁 午前9時~正午(市民課) 体育協会 令和3年度県青少年相撲錬成大会 午前9時30分~午後4時(松尾コミセン) 当番医 (市内)八幡平市立病院 (鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)すみれ薬局 (鹿角)ファーマックスかづの薬局 休日救急当番医(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 森整形外科(電話76-2318) 東八幡平病院(電話78-2511) 八幡平市立病院(電話76-3111) 鹿角(市外局番0186) 大湯リハビリ病院(電話37-3511) 本田医院(電話35-3002) かづの厚生病院(電話23-2111) 大里医院(電話22-1251) 日曜日・祝日の日中(午前9時~午後5時) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。 夜間の症状が軽い場合(午後7時~午後11時) 盛岡市夜間急患診療所(内科)へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 11月15日(月曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月16日(火曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月17日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月18日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月19日(金曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月20日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月21日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月22日(月曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月23日(火曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月24日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月25日(木曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月26日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 11月27日(土曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月28日(日曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 11月29日(月曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 11月30日(火曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月1日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月2日(木曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月3日(金曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月4日(土曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月5日(日曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月6日(月曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月7日(火曜日) 盛岡赤十字病院(電話019-637-3111) 12月8日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月9日(木曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月10日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター(電話019-647-2195) 12月11日(土曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 12月12日(日曜日) 岩手県立中央病院(電話019-653-1151) 夜間の症状が重い場合(午後5時~翌朝午前9時、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ) 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。 時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 ※新型コロナウイルス感染症への対応による変更 岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。今後の動向により、割り当てに変更が生じる可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 休日当番薬局(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 あさひ薬局(電話75-2227) 柏台薬局(電話71-1001) さいとう薬局(電話72-2130) 大更調剤薬局(電話70-1320) リリィ薬局西根店(電話78-8560) すみれ薬局(電話78-8075) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話35-3200)※日曜・祝日開局 日本調剤薬局(電話30-1193) ファーマックスかづの薬局(電話30-0033) 花輪調剤薬局(電話30-0066) 岩手医大・県立中央病院などの出張診療日 八幡平市立病院(電話76-3111) 糖尿病内科 毎週火曜日 午前中 耳鼻科 毎週水曜日 午前中 循環器内科 毎週水曜日 午前10時~ 心臓・血管外科 第2・4木曜日 午前中 血液内科 第3水曜日(奇数月) 午後2時~ 脳神経外科 第1木曜日 午後2時~ 神経内科 第3木曜日 午前10時~ 安代診療所(電話72-3115) 内科 第2・4木曜日 午前中 ※八幡平市立病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 ※診療日は祝日等により前後の週に変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 くらしとお金の安心相談会(要予約) 11月19日(金曜日)午前10時~午後3時、11月19日(金曜日)午前10時~午後3時 市役所本庁舎 担当(予約先) 市民課(電話・内線1066) 年金相談(要予約) 12月9日(木曜日)午前10時~午後3時30分 市役所多目的ホール棟 担当(予約先) 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) 人権相談(要予約) 日時・場所 要相談 担当(予約先) 市民課(電話・内線1063) ※定例行政相談はカレンダー内に記載しています 市税納期(納期限11月30日) 固定資産税(第4期)、国民健康保険税(第5期) 市税納期(納期限12月27日) 市県民税(第4期)、国民健康保険税(第6期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14、15ページ お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 掲載依頼 掲載希望は発行月の前月10日までにご依頼ください。掲載は、主催団体などを所管する市の担当課を通じ、依頼のあった記事を優先します。 掲載の確約および採否の連絡はいたしかねます。 掲載文は市に一任していただきます。 営利目的の企業や団体からのお知らせは、広告枠をご利用ください。 ひなぎく幼稚園の園児を募集します 学校法人西根学園ひなぎく幼稚園では、4年度の園児を募集します。 募集人員 2歳、満3歳、4歳、5歳児 各児若干名 3歳児(3年保育) 20人 受け付け日時 11月27日(土曜日)午前10時から11時まで ※願書用紙に記入し、子どもと来園してください。定員に空きがある場合は随時受け付けます。 その他 預かり保育 月曜日から土曜日までの各日午後6時まで無料 給食 月曜日から金曜日まで提供 送迎バス有 満3歳児以上は保育料無料、給食費の一部補助有 夏休み、冬休みも預かり保育(午前7時半から午後6時まで無料・おやつ代不要)、給食、送迎バス有 問い合わせ先 同園(電話76-5011) 介護・保育・福祉の就職相談会を開催 社会福祉法人県社会福祉協議会県福祉人材センターでは、県内の福祉施設や事業所に就職を希望する人を対象に「介護・保育・福祉の就職相談会」を開きます。参加は無料で事前に申し込みが必要です。 日時 11月20日(土曜日)午後1時から4時まで 場所 岩手産業文化センター 内容 福祉施設や事業所のPR、個別相談など 申し込み方法 同センターに電話または申込書(同センターウェブサイトからダウンロード)をファクスまたはメール(申込書に記載)で申し込みしてから、公益財団法人ふるさといわて定住財団ウェブサイトで利用者登録およびイベント事前申し込み 申込期限 11月15日(月曜日) 申し込み・問い合わせ先 同センター・田代、今井(電話019-637-4522) 高齢者や障がい者が抱える悩み事を解決 岩手弁護士会などでは、高齢者や障がい者、その家族、関係者からの相談に面接と電話で応じる「高齢者・障がい者なんでも110番」を開きます。相談は無料で秘密を厳守します。 日時 11月24日(水曜日)午後1時から5時まで 場所 県福祉総合相談センター 内容 法律、介護、福祉サービス、年金など幅広い分野の相談 相談の電話番号 019-625-0110 問い合わせ先 東海林法律事務所・東海林利哉(電話019-623-9511) 子どもの具合が悪いとき受診の判断に役立ちます 県では、子どもの具合が悪いときの症状の見分け方を記載した「こども救急ガイドブック」を発行しています。県内の医療機関に置いているほか、県ウェブサイトで見ることができます。 保護者の皆さんの不安解消と症状に応じた医療機関の適正受診に役立ててください。 問い合わせ先 県保健福祉部医療政策室(電話019-629-5416) 保育士として再就職を支援する研修会を開催 社会福祉法人県社会福士協議会県保育士・保育所支援センターでは、保育士資格を持ち現在保育所で働いていない人などを対象に「潜在保育士再就職支援研修会」を開きます。参加は無料で事前に申し込みが必要です。 日時 12月23日(木曜日)午前9時半から正午まで 場所 ふれあいランド岩手 内容 保育士の業務内容、潜在保育士の再就職事例など 申込期限 11月19日(金曜日) その他 託児は先着順で事前に予約が必要です。 申し込み・問い合わせ先 同センター・山田(電話019-637-9605) 県内企業への就職支援をオンラインで開催します 県中小企業団体中央会では、若者や一般求職者、就職氷河期世代、副業・兼業希望者などを対象に「いわてキラリ企業・みんなの就職フェアOnLine」を開きます。事前に申し込みが必要です。 日時 11月26日(金曜日)午後1時半から4時15分まで 内容 会社説明、就職面談 定員 40人 申し込み方法 同中央会ウェブサイトから申し込み 申込期限 11月25日(木曜日)午後1時 その他 Microsoft Teamsを使用します。通信環境が安定している場所から参加してください。 問い合わせ先 同中央会企画振興部(電話019-624-1363) 成年後見制度の利用で権利や財産を守ります 県司法書士会などでは、司法書士が面談と電話で相談に応じる「高齢者・障がい者のための成年後見&相続無料相談会」を開きます。予約を優先します。 日時 11月23日(火曜日)午前10時から午後4時まで 場所 県司法書士会館 相談の電話番号 0120-823-815または0120-333-184 ※フリーダイヤル 問い合わせ先 同司法書士会(電話019-622-3372) あなたの土地の悩みに答えます 県土地家屋調査士会では、土地の境界問題に関する無料相談会を開きます。予約は不要です。 日時 12月4日(土曜日)午前10時から午後4時まで 場所 アイーナ 問い合わせ先 同土地家屋調査士会(電話019-622-1276) 年金記録の確認などはねんきんネットが便利 11月30日は年金の日です。自分の年金記録や年金見込み額を確認し、将来の生活設計を考えてみませんか。「ねんきんネット」を利用すると、パソコンやスマートフォンからいつでも年金記録を確認できるほか、さまざまな条件を設定して年金見込み額の試算をすることもできます。詳しくは、日本年金機構ウェブサイトで確認してください。 HIV/エイズに関する正しい知識の普及啓発 11月24日から12月8日までは「いわてエイズ予防普及啓発強化期間」です。県県央保健所では、エイズに関する正しい知識の普及啓発活動を行います。 期日 11月24日(水曜日)から12月8日(水曜日)まで 場所 盛岡地区合同庁舎 内容 レッドリボンツリー展示、ポスター掲示、パンフレット配架など 問い合わせ先 同保健所保健課(電話019-629-6569) 裁判員候補者に通知間もなく発送します 盛岡地方裁判所では、11月中旬に20歳以上の選挙権を有する人の中から「くじ」で選ばれた裁判員候補者に通知書を送ります。 この通知は、来年2月ごろから約1年間で裁判員に選ばれる可能性があることを事前に知らせるためのものです。 問い合わせ先 同裁判所事務局総務課(電話019-622-3342) 検察審査員候補者に通知書を発送します 盛岡検察審査会では、11月中旬に20歳以上の選挙権を有する人の中から「くじ」で選ばれた検察審査員候補者に通知書を送ります。 この制度は、検察官が被疑者を裁判にかけなかったことの善しあしを、11人の検察審査員が審査するもので、「裁判員候補者」とは異なります。 問い合わせ先 同審査会事務局(電話019-622-3391) 11月9日から15日まで秋の全国火災予防運動 「おうち時間 家族で点検 火の始末」を統一標語に、秋の全国火災予防運動を行います。火災の発生しやすい季節ですので、火の取り扱いや後始末に十分注意して火災予防に努めましょう。 八幡平消防署では、防火座談会や初期消火訓練を随時開いています。希望する人は最寄りの消防署または出張所に問い合わせてください。 問い合わせ先 八幡平消防署(電話76-2119)、松尾出張所(電話74-2119)、安代出張所(電話72-2119) 税の意義や役割、知識と理解を深めてみませんか 11月11日(木曜日)から17日(水曜日)までは税を考える週間です。国税庁では「くらしを支える税」をテーマに、租税の意義や役割、税務行政に対する知識と理解を深めてもらうため、同庁ウェブサイトに特設ページを設けて取り組みを紹介します。 問い合わせ先 盛岡税務署(電話019-622-6141) 年末調整の各種情報は国税庁ホームページへ 年末調整に関する各種情報は、国税庁ウェブサイトの年末調整特集ページで確認してください。 問い合わせ先 盛岡税務署(電話019-622-6141) 所得税予定納税第2期納期限は11月30日です 所得税と復興特別所得税の予定納税の納期限は11月30日(火曜日)です。 振替納税を利用している人は、納期限に指定の金融機関の預貯金口座から自動的に引き落とされます。振替納税を利用していない人は、納期限までに金融機関または盛岡税務署の窓口で納付してください。電子納税も利用できます。 なお、10月31日(日曜日)の現況による令和3年分の「申告納税見積額」が税務署から通知されている「予定納税基準額」よりも少なくなると見込まれる場合などは、予定納税の減額申請をすることができます。申請する場合は、11月15日(月曜日)までに「予定納税額の減額申請書」に必要事項を記載し、盛岡税務署に提出してください。 詳しい手続きは、国税庁ウェブサイトで確認してください。 問い合わせ先 盛岡税務署(電話019-622-6141) 16ページ よろこび・おくやみ(9月届け出分) 個人情報保護の観点からホームページ上に掲載しないこととしております。 人口の動き 9月30日現在 括弧は前月比 西根地区 14,932人(22人減) 6,327世帯(8世帯減) 松尾地区 5,463人(3人減) 2,448世帯(1世帯増) 安代地区 4,019人(7人減) 1,780世帯(3世帯減) 合計 24,414人(32人減) 10,555世帯(10世帯減) 男性 11,750人(18人減) 女性 12,664人(14人減) 出生 6人 死亡 35人 転入 35人 転出 38人 交通事故発生件数など 括弧は前年同月の数 人身事故 9月3件(2件) 1月からの累計9件(17件) 物損事故 9月34件(26件) 1月からの累計299件(319件) 負傷者 9月3人(2人) 1月からの累計10人(21人) 死者 9月0人(0人) 1月からの累計0人(3人) 飲酒運転 9月0件(0件) 1月からの累計2件(2件) 火災 9月1件(2件) 1月からの累計6件(7件) 救急 9月98件(100件) 1月からの累計945件(949件) 17ページ 平高通信 VOL.20 平高の魅力や話題を発信します 問い合わせ先 平舘高 電話74-2610 ホームページhttp://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 校外学習で学びを深める 文化祭で八幡平市探究の結果を発表 10月16、17の両日、平高の文化祭である紫薫祭を開きました。昨年度から取り組みを始めた八幡平市探究(通称「ハチタン」)の取り組み結果を学年ごとに発表しました。 ハチタンは、市の歴史や自然、地域の課題などを調査・探究して地元に理解を深める活動。1、2年生はレポートや模造紙に調査結果をまとめて展示し、3年生は7チームに分かれ、市の歴史や土地利用、子育て支援など幅広いテーマで制作した動画を放映しました。新型コロナウイルス感染症対策で入場者の制限はあったものの、3年生が自身のスマートフォンを使って、脚本、撮影、編集までを手がけた完成度の高い作品に、会場は大いに盛り上がりました。 市内を巡り、魅力を学ぶ校外学習 1、2年生は7月から9月にかけて、不動の滝や松尾鉱山資料館、市博物館などを巡り、市の歴史などを学びました。 市博物館で鹿角街道の展示を見学した1年生は、市が江戸時代に米や鉱物資源の流通に大きな役割を果たして繁栄していた歴史を学び、当時の情景に思いをはせました。 平高ライフ 平高生活を送る生徒を紹介 元応援団長 斎藤斗羽(とわ)さん (普通科3年 安代中出身) 平高を選んだ理由 近所に住んでいる先輩が毎日楽しそうに平高に通っている姿を見ていたからです。 平高で頑張ったことは? 私は2年生のときに応援団長に立候補しました。人前に出ることが苦手な私が、応援団長に立候補したときは、みんな驚いた様子でした。団長を決めるとき、誰も立候補しない状況だったので「誰もやらないなら自分がやろう。自分がやらなきゃ」と決意しました。なぜそんな勇気が沸いたのかは今でもよくわかりません。心の奥の自分が奮い立たせてくれたのかもしれません。始めは、緊張してうまくいきませんでしたが、回数を重ねるごとに自信がついてきて、段々と全校生徒を見渡し指示を出せるようになりました。応援団長になり、内気な性格を克服することができました。 卒業後の自分 安代地区にある企業に就職が決まりました。いつも励まし支えてくれた父に恩返ししたいと思います。応援団で身に付けた度胸を胸に、地域を盛り上げるために頑張ります。 18ページ 松尾鉱山資料館だより 松尾鉱山資料館 電話78-2598 鉱山の仕事を紹介「浮選係」 松尾鉱山の再建を担う浮遊選鉱 昭和30年代の松尾鉱山は、主な取り引き先の化繊・肥料業界の不振により業績が悪化し、国の経済成長政策で進む貿易自由化措置による安価な海外資源との競争にも備えなければなりませんでした。苦境を乗り越えるため、松尾鉱山の事業再建計画の柱の一つ「主力製品の能率的増産」を目指して浮遊選鉱(ふゆうせんこう)という新しい技術を取り入れ、35年7月の機構職制の改革で新しく「浮選係」を設けました。同時期に本格的に開発を始めた第4鉱体(こうたい)から産出される鉄分を多く含んだ硫化鉄鉱(りゅうかてっこう)の品位(硫黄の含有量)を浮遊選鉱によって高めることができれば、一般工業用硫酸の需要の伸びに乗じた増産が可能となるため、松尾鉱山の厳しい経営を立て直すための希望となっていました。 本格化する浮選鉱の生産 浮選係誕生の前月、元山(緑ヶ丘)に「浮遊選鉱場」が新設されました。浮遊選鉱場では、掘り出した鉱石をクラッシャーで破砕した後、ボールミルという磨鉱(きこう)機で0.2ミリ以下の粉末にし、浮選機の特殊な泡に吸着させて不純物を選別して高品位の浮遊精鉱を造りました。1日に600から650トンにも及ぶ鉱石を処理して造られた浮遊精鉱(ふゆうせいこう)は、液状のまま約4.5キロメートルに及ぶ精鉱流送パイプを通して屋敷台(柏台)の貯鉱舎(ちょこうしゃ)まで輸送し、機械乾燥の工程を経て製品としました。これを購入した八戸の硫酸工場では、浮遊精鉱から硫黄を抽出する過程で発生する焼滓(やきかす)を鉄鉱石として釜石製鉄所などに販売していました。   図書館だより 図書館 電話75-1700 松尾コミュニティセンター図書館 電話76-3235 安代コミュニティセンター図書館 電話72-2505 新着視聴覚資料の紹介 新しいCDとDVDが入りましたので一例を紹介します。貸出中の場合は予約ができます。 CD 5枚 タイトル/SINGER7 アーティスト/島津亜矢 タイトル/ケツノパラダイス アーティスト/ケツメイシ タイトル/ぴあのうた アーティスト/サイモン&ガーファンクルほか DVD 10枚 タイトル/風の電話 レーベル/ブロードメディア タイトル/アナと雪の女王2 レーベル/ウォルト・ディズニー・ジャパン タイトル/フォードvsフェラーリ レーベル/ウォルト・ディズニー・ジャパン 新着ピックアップ 「みんなびっくり!超ふしぎ!すぐにできる手品」 監修/ナポレオンズ、出版社/日東書院本社 ハンカチやコイン、トランプなど身近な道具を使って、みんなが驚くマジックを披露してみませんか。簡単なものから本格的なトランプマジックまで、小学生からチャレンジできます。 「初めてでも作れる!ハンドメイドの帽子BOOK」 著/mameko、出版社/ブティック社 クロッシェ、ワークキャップ、キャスケット、チューリップハットなど基本の形を中心に、布を使った帽子の作り方を写真入りで優しく解説。S、M、Lサイズの型紙付きです。 19ページ サークル・サークル Vol.59 市内で活動、活躍する団体・サークル・チームなどを紹介 八幡平マインクラフト部 メンバー8人(10月1日現在) 代表 吉田力 下町一区 活動何年目?きっかけは? 10月に結成しました。オリジナルの建物や畑などを作成し、独自の世界を造ることができるゲーム「マインクラフト」で作成したものをプログラミング教室に参加している生徒が見せてくれたことがあり、その創造性に驚き、子どもたちの個性や才能を伸ばしてあげたいと思ったのがきっかけです。 活動の内容は? 各自でテーマを決めてマインクラフトの作品作りをしています。活動後には、タイピングの練習も兼ねて、感想や作品のポイントなどをまとめて提出してもらい、成果を保護者に共有することで、遊びを通じて学びを深める様子を感じてもらっています。 活動の魅力は? 作る楽しさを体験できることです。ゲームを通じてキーボードの操作に慣れ、IT教育に親しんでもらうことでGIGAスクールに向けた準備につながっています。年代を問わず、自分だけの作品を作ることができるため、作品を通じて自分を表現するツールとしてコミュニケーションが苦手な人の役に立っていると感じます。 今後の展開は? 子どもたちのアイディアがたくさん詰まった作品を多くの人に見てもらえるようなイベントを計画していきます。 活動日・場所は? 毎週火曜日の午後4時から6時まで大更コミュニティセンターで活動しています。また、松尾コミュニティセンターでも同様の活動をしていますので興味がある人は電話してください。 問い合わせ先 吉田(080-7572-1443) 皆さんの活動をサークル・サークルのコーナーで紹介しませんか。催し案内や会員募集にもご活用いただけます。 地域おこし協力隊だより Vol.90 今月の担当 金野利哉(としや)さん 移住して半年がたち、あっという間に秋を迎えました。趣味の温泉巡りや美しい八幡平の紅葉を見ながら市での生活を満喫しています。 田山学童保育クラブと西根第一中の子どもたちに私がJICA海外協力隊で経験した海外での暮らしや仕事、人とのつながりの大切さについて話す場がありました。子どもたちは、海外での仕事の内容に興味を持ってくれたり、日本との物価の違いに驚いたりしていました。来年にはハロウインターナショナルスクール安比校が開校する予定です。世界中の人が安比に集まるため、今まで以上に国際交流の場が増えると思います。私の話を聞き、自国の文化だけではなく、他国の文化にも興味を持つことで、新たな価値観の創出につながってくれたらうれしいです。 既存のアプリを使って情報をスマートフォンなどでリアルタイムに届けられるような仕組みづくりに奮闘中です。これから始まる冬本番、雪道に気を付けながらスキーや温泉を楽しみたいです。見かけたときは気軽に声を掛けてください。 20ページ みんなが主役 環境・衛生ワンポイント 市民課 環境衛生係 電話・内線1071 犬は逃げないように予防接種も忘れずに 最近、首輪が外れたことなどにより、飼い犬が逃げてしまったというケースが多く発生しています。逃げた犬は毎日移動し、至る所でふんをしたり、人間に噛みついたりしてトラブルの原因になります。 逃げた犬は市役所で保護しますが、飼い主が見つからない場合は保健所に送られてしまいますので、首輪やリードをしっかり着けて逃げられないようにしましょう。 また、飼い犬は年に1回、狂犬病の予防注射を受けることが法令により義務付けられています。まだ狂犬病予防注射を受けてない犬を飼っている人は、近くの獣医師診療所か動物病院で注射を受けさせましょう。 ごみの正しい出し方「ペットボトル編」 ペットボトルは、リサイクルすることでさまざまな物に生まれ変わります。次の5つの点を心掛け、限られた資源を有効活用しましょう。 (1)キャップを外す (2)容易に外せるラベルは剥がす (3)軽く水ですすぐ (4)リサイクル専用指定袋に入れる(キャップやラベルは燃えるごみへ) (5)指定日にごみ集積所へ 特に(3)「軽く水ですすぐ」ことが重要です。中身を取り除くことと、臭いを抑えることにもつながります。適切な処理をしないとリサイクルされずに焼却処分となりますので、留意してください。 ※瓶や缶も、軽く水ですすいでごみに出してください。 粗大ごみ処理を一時停止します 市清掃センターでは、11月15日(月曜日)から19日(金曜日)までの間、機械メンテナンスのため、粗大ごみを処理することができません。期間中に持ち込まれた粗大ごみは、同センター内で一時保管し、メンテナンス終了後に処理します。一時保管場所に限りがあることから、メンテナンス期間中の粗大ごみの持ち込みは控えてください。 なお、各地区のごみ収集は通常通り行います。各家庭に配布している「分別収集日程表」や「ごみの正しい分け方・出し方」を確認し、正しい方法でごみを出してください。 21~23ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さんからの情報をお寄せください。 企画財政課広報広聴係(電話・内線1202) 八重咲き新品種を初出荷 あしろブーケ3種(マリン・アクア・ロゼ)を出荷 八幡平花卉(かき)生産部会(立花賢生(けんせい)部会長)は9月21日、新品種の八重咲きリンドウ「あしろブーケ」の市場初出荷報告に市役所を訪れました。 出荷した6,000鉢は全量販売済み。立花部会長は「花束のようで可愛らしく、花は2カ月程度楽しめる。ぜひ祝い事などに使ってほしい」と期待を込めました。 安代りんどうの新たな可能性を担う同品種は、鉢物、切り花の両方に活用できる見込み。現在切り花の販売に向け試験中で、近年中に新色の追加を目指します。 これからも続く幸せ願い 成婚1周年祝って出会い成婚祝金贈る 出会い成婚祝金贈呈式は10月8日、市役所で行われ、市の出会い支援事業を通じて入籍し、2年目を迎えた三浦勤(つとむ)さん、千春(ちはる)さん夫妻に成婚祝金を贈りました。 佐々木孝弘市長が「温かい家庭のために役立ててください」と30万円分の市共通商品券と㈱わしの尾から提供された日本酒「結の香」を手渡し。勤さんは「去年と合わせて50万円分の商品券をいただき大変ありがたい。これからも市に住み続け、2人で楽しく過ごしたい」と優しくほほ笑みました。 収穫を通じて地域を知る 寺田小5、6年生が稲刈りを体験 寺田小の5、6年生児童22人が9月22日、今年5月に同校付近の田に植えたひめのもちの刈り取り作業をしました。 稲刈りの指導に地元農家7人が協力。児童たちは額に汗をかきながら鎌で稲を刈り、束にまとめてはせ掛けをしました。 伊藤和(なごみ)さん(6年)は「おいしくなるように気持ちを込めて植えたので、収穫できてうれしい。収穫祭が待ち遠しい」と頬を緩めました。 成長見守る新保育所完成 松野・寄木保育所が統合して松尾保育所に 松尾保育所開所式は10月1日、同保育所大ホールで行われ、出席者約90人が見守る中、テープカットで開所を祝いました。 当日は、同保育所に通う児童たちのほかに寺田、柏台、田山保育所に通う児童たちも参加。総勢76人が元気な歌声で開所を喜びました。 山口静所長は「松野・寄木保育所は地域に愛される保育所だった。その思いを受け継いでいきたい」と決意を語りました。 特産品に触れ地域を知る 安代・田山小が合同でリンドウ学習 校外学習「リンドウ学習」は10月6日、JA新いわて花卉集出荷場などで行われ、安代小6年と田山小3、4年の児童19人がリンドウ栽培への理解を深めました。 児童たちは出荷場やほ場、雪冷房リンドウ培養育苗生産施設などを見学。リンドウの栽培から出荷までの流れを学び、地元の特産品に関心を深めました。 山本朱樹(しゅうき)君(田山小4年)は「長い年月をかけて品種改良されていることに驚いた。将来はリンドウ農家になりたい」と目を輝かせました。 秋の味覚と紅葉を満喫 第33回八幡平山賊まつり 八幡平山賊まつりは10月9、10の両日、さくら公園イベント広場で開かれ、2日間で訪れた約11,000人の観光客が紅葉が深まる八幡平と秋の味覚を満喫しました。 会場では市や姉妹都市の宮古市、友好都市の沖縄県名護市の特産品などの販売、柏台保育所児童や柏台小学校児童、松尾・西根中学校生徒、八幡平Olive.ヒップホップキッズなどによる多彩なステージイベントが行われ、まつりを盛り上げました。 新しい滞在スタイル提供 温泉郷に「ノーザングランデ」オープン 温泉郷に複合型商業施設「ノーザングランデ八幡平」を建設した㈱クレセント(大坊千文代表取締役)は9月16日、オープニングセレモニーを行いました。 宿泊機能を有しない同施設では、岩手産の地元食材などを使った料理などを提供。大坊代表取締役は「既存の宿泊施設と手を取り合い、泊食分離を進めて滞在方法の多様化を図ることで観光客の長期滞在につなげたい」と温泉郷を中心とした市のにぎわい創出に向けて意気込みました。 生きがい感じて健康に 男女ともに参加できる女性の集いを開催 市老人クラブ連合会は10月6日、健康で自立し、住みよい地域づくりを進める交流「女性の集い」を西根地区市民センターで開きました。 コロナ禍による運動不足が要因となる健康寿命の低下を防ぐため「座位を減らす活動的な生活でフレイル・介護予防」というテーマで実施。高齢期を安心して楽しく暮らすための運動の重要性を学びました。 参加した加藤直子さん(舘腰)は「話を聞けてよかった。今後も運動を続けていきたい」と決意を語りました。 すなっぷギャラリー 10月2日で100歳を迎えられた田村市太郎さん(岡村)これからもお元気で(10月4日、むらさき苑) 9月25日で100歳を迎えられた武田キクさん(山子沢)これからもお元気で(9月27日、ケアホーム川口) 紅葉ウォーキングやチェーンソーアトなどのステージイベントでにぎわう(10月16・17日、八幡平紅葉まつり) 児童たちの「ありがとう」の掛け声に見送られ、42年の歴史に幕を閉じた(9月30日、松野保育所閉所式) 児童たちの「ありがとう」の掛け声に見送られ、49年の歴史に幕を閉じた(9月30日、寄木保育所閉所式) 野駄地区農業集落排水処理施設横の高川1号橋付近で季節外れの桜が開花(10月1日、オオヤマザクラ) 今後の子どもたちの教育環境を委員と市教育委員会が話し合う(9月17日、市小中学校適正配置検討委員会) 拍手に包まれながら、花束を手に笑顔で玄関に向かう田村正彦前市長(10月1日、市長退任式) 24ページ キラリ輝人(ひかりびと)100 安代りんどうの魅力をたくさんの人に届けたい いわてフラワーコンテスト2021農林水産大臣賞受賞 三浦昭則さん みうらあきのり 39歳 日瀬通 昭和56年生まれ。祖母、両親と暮らす。趣味はドライブで、コロナが明けたら海や県外観光地に遠出したいと話す。テレビを見ながらの晩酌が好きで、最近はレモンサワーにはまっている。好きな言葉は「継続は力也」。リンドウを始めた祖父を尊敬する。 9月3日に矢巾町の純情産地営農支援センターで開かれたいわてフラワーコンテスト2021で三浦昭則さんの作品「りんどう 安代の秋」が最優秀賞の農林水産大臣賞に輝いた。「初めての出品で、選ばれるとは思ってもいなかった」と驚きの声を漏らすものの、花1本1本の美しさはもちろん、一束として全体を見たときのバランスに重きを置いた作品は、出品総数129点の中で存在感を示し、評価を得た。 リンドウ農家の道を選んだのは大学卒業後。実家のリンドウを手伝う中で、努力した分だけ成果が表れるところに面白さとやりがいを感じ、就農した。病害虫に弱いリンドウを守るため、5月から10月にかけて週1回、さらに病害虫が発生する都度農薬散布をする。かっぱを着ての作業に、夏場は一日で体重が4キログラム近く減ることも。「どれくらい歩いたか試しに計ってみたら、3万5千歩近かった」と笑って話す。品質にこだわり、出荷先からのクレームが全くないのが自慢。「手に取った人が喜ぶような、自分が買いたいと思うような品質を心掛け、責任を持って育てている」と真摯にリンドウと向き合う。 令和2年4月からはJA新いわて八幡平花卉生産部会の青年部長を務め、少しでも多くの人に安代りんどうの魅力を知ってほしいと周知に力を注ぐ。「維持ではなく、安代りんどうをどう発展させるかがこれからの課題。東京五輪のビクトリーブーケにリンドウが使われたように、仏花としてだけでなく、さまざまな用途で楽しんでもらいたい」と展望を抱く。