農(みのり)と輝(ひかり)の大地 広報はちまんたい 2月号 No.308 Feb.2021 1ページ 【表紙】 消防出初式(関連2~5ページ) 【主な内容】 地域を守る活動と私たちにできること(関連2~5ページ) 体の健康はお口の中から(関連6、7ページ) 2~5ページ 地域を守る活動と私たちにできること 安心して安全に暮らす。そんな当たり前の日常を守るため、多くの人たちが活動を続けています。本号では、消防団、交通指導隊、防犯隊に焦点を当てて、活動を紹介。インタビューでは、それぞれの活動への思いや日ごろから住民に気を付けてほしいことを届けます。 小さな不注意をきっかけに降りかかる災いは、決して他人事ではありません。地域を守る活動を続ける人たちのほかに、私たちにもできる日常の取り組みが、安心安全なまちづくりにつながります。 消防出初式、交通指導隊・防犯隊合同初点検 今年も八幡平市消防団、婦人消防協力隊、交通指導隊、防犯隊の活動が始まりました。安心安全のまちづくりに向け気を引き締め、おのおのが決意を新たに一年の活動を開始しました。 消防出初式 令和3年市消防出初式は1月3日、市役所本庁舎前で消防団(工藤民一団長)団員231人、婦人消防協力隊(石田美枝子隊長)隊員48人が参加し挙行。市、市議会などの関係者100人と一般観客が見守る中、参加者全員と消防車両40台が約500メートルを力強く分列行進し、威風堂々とした姿を披露しました。 工藤団長は「火災のみならず、自然災害から地域住民の尊い生命、財産を守るため、我々消防団は訓練に励み、日々研さんに努めることが重要。団員各位には、郷土愛の精神と相互扶助・結の心を持ち、地域防災の要として、消防防災の任に当たっていただきたい」と訓示して団員を鼓舞。最後は参加者全員で万歳三唱し、一年の無火災、無災害を願いました。 交通指導隊・防犯隊合同初点検 1月10日には令和3年市交通指導隊(八重樫俊則隊長)・防犯隊(舘柳勝彦隊長)合同初点検が市役所多目的ホール棟で行われ、両隊の隊員、防犯・交通安全関係者ら78人が出席。田村正彦市長は「交通事故や特殊詐欺は、高齢者被害が多い傾向にある。隊長を中心に、一致団結した活動を期待する」と激励しました。 両隊を代表して、交通指導隊の八重樫隊長は「昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、交通安全や防犯を啓発する機会が非常に少ない一年だった。市内では4件の交通死亡事故が発生し、尊い人命が失われてしまい非常に残念でならない。交通事故防止や地域安全対策の啓発活動に、更に努めなければならない」とより一層の尽力を誓い、隊員の士気を高めました。 活動する人たちの声 体力が必要なことも多く、活動は休みの日や朝早かったり夜遅かったりと大変なことも多いはず。けれども皆さん笑顔で活動しています。 そんな皆さんから、普段どんな活動をしているのか、私たちの暮らしの中で、どんなことに気を付けてほしいと感じているのかをインタビューしました。 私たちを守ってくれている皆さんの声を聞いてみましょう。 消防団第4分団団員 田村 海登(24) 野口 自分の成長にもつながる活動 消防団を通じて地域を守りたい 普段は主に夜警(火災予防広報)で不審火や異常の見回り、注意喚起をしています。入団する前は自分に務まるか心配もありましたが、頼れる先輩方の丁寧な指導のおかげで、少しずつできることが増え、やりがいにつながっています。地域の人から「いつもありがとう」と声を掛けられることが多く、住民の消防団への期待を感じています。入団してから普段話す機会が無かった人との交流が増え、自分の成長につながっていると実感しています。 市民の皆さん、コロナ禍で在宅時間が増えていることと思います。料理や時節柄暖房などで火を使う機会が多くなっていますので、火元の管理には十分気を付けましょう。 交通指導隊隊員 堀江 幸子(72) 豊畑 大変でも活動を続けるのは地域住民を事故から遠ざけるため 普段は巡回広報や街頭指導で交通マナーの順守を呼び掛けるほか、行事の交通誘導や小中学校の交通安全教室などを行っています。入隊当時は分からないことだらけでしたが、頼りになる先輩に支えられ、実際に動いて覚えようと奮闘しながら、これまで活動を続けています。冬の時期の活動はとにかく寒く大変ですが、住民から「ごくろうさま」と感謝の言葉を掛けてもらうと、苦労も吹き飛びます。 交通事故防止には車、自転車、歩行者それぞれの注意が必要です。車は速度を守って早めのライト点灯。自転車は左側通行。歩行者は光が反射するものを着用。それぞれの立場で、周りをよく見ることが大切です。 防犯隊西根地区隊長 岩井 寿朗(52) 舘腰 愛着あるこの土地を守るため知識を深め実践し犯罪を未然に防ぐ 地域見守り隊として、週2回防犯車でパトロールをするほか、祭典行事の防犯警備で、すりやトラブルを防いでいます。犯罪抑止への知識を深めるため、防犯研修会などに参加し、得た知識を実践しています。 市民の皆さん、犯罪は市内でも発生しており、他人事ではありません。次の2点は特に注意が必要です。1つ目は施錠。家、物置、車、自転車、農機具までしっかり鍵をかけてください。2つ目は、高齢者を狙う成り済まし詐欺電話。怪しい電話は、一人で抱え込まず警察や家族に相談しましょう。盛岡から移住した私ですが、長く暮らしているのでとても愛着があります。安心で住みやすい八幡平市をみんなで守りましょう。 災いを知り、難を避ける 市で昨年起きた火災や交通事故、刑法犯(刑法などの法律に規定する犯罪)の件数は次のとおりです。一人一人が注意すべき事項を知り、対策することが被害を減らす第一歩になります。 火災 8件の火災、7件の火事騒ぎが発生。 注意事項と対策 ストーブ付近での衣類乾燥 ストーブ周辺に物を置かない。外出時、就寝前は消す。 コンロの消し忘れ 火を使う料理中はキッチンタイマーを使い、コンロの周囲に物を置かない。消し忘れ防止装置付きのコンロに替える。 野焼き 水やスコップなどの消火用具を用意し、乾燥、強風時には焼却しない。焼却中はその場を離れない。 交通事故 人身、物損合わせて461件発生(負傷者33人、死者4人)、飲酒運転が1件発生。 注意事項と対策 薄暮時間帯(日没時刻前後1時間) ドライバーから見て右からの横断者、歩行者から見て左からの車の走行は特に注意が必要。車はライトを早めに点灯、歩行者は反射材を着用して互いに存在をアピール。 信号の無い交差点 出会い頭の事故や自転車、歩行者の飛び出しに気を付ける。 飲酒運転 飲酒で脳の働きが鈍くなることを理解し、ハンドルキーパーや代行などで帰宅する習慣を付ける。 刑法犯 窃盗や万引きなどが28件発生。特殊詐欺被害(架空料金請求)が1件発生。 注意事項と対策 玄関や窓の施錠忘れ 鍵を施錠する都度、声出し、指差し確認。 金銭やキャッシュカードをだまし取る詐欺電話 うのみにせず警察、家族に相談。一度電話を切って本人にかけ直す。ナンバーディスプレイ機能のある電話に替える。 私たち一人一人にできること 昨年は新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、現在も勢いが衰えません。この状況がいつまで続くかの見通しも難しく、市民の皆さんも不安な日々を過ごしていることと思います。消防団、交通指導隊、防犯隊も例年通りの活動は難しく、住民にそれぞれの注意喚起をする機会も大きく減ってしまいました。 そんな今だからこそ、私たち個人にできる「災いを未然に防ぐ行動」が重要です。市内で実際に起きた災いを知り、自分の普段の行動の見直しにつなげましょう。 原因を知り、対策をとることで、防げる災いがあります。安心安全に暮らすため、地域を守る活動を続ける人たちに感謝の気持ちを持ちながら、私たちにできる対策を行動に移してみませんか。 6、7ページ 体の健康はお口の中から 寿命の長期化によって先進国の2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる「人生100年時代」が到来するといわれています。100年の人生を充実したものとするには、健康であることが必要不可欠。自立して元気に過ごせる期間「健康寿命」を延ばすため、食事や運動などの生活習慣病予防とともに重要となるのが、お口の健康です。生涯にわたり元気で豊かな人生を送るため、改めて歯の大切さについて考えましょう。 問い合わせ先 健康福祉課健康推進係(電話・内線1190) 歯を失う原因は 歯を失う2大原因は虫歯と歯周病で、歯を失う原因の約4分の3を占めています。比較的若いうちは虫歯で失われることが多く、年齢を重ねるにつれて歯周病が原因で失われることが多くなります。 中でも喪失原因第1位で成人の約8割がかかっているといわれているのが歯周病です。歯周病は正しい処置を取ることで、予防はもちろん、症状も大きく改善します。 そこで次は、岩手八幡平歯科医師会八幡平市地区理事を務める一戸歯科クリニックの一戸晃院長に歯周病から歯を守るため、(1)歯周病の原因(2)全身との関係(3)予防法の3点について話を聞きました。 歯周病から歯を守るために 教えてドクター (1)歯周病の原因は? 歯周病の原因は、口腔内にいる歯周病菌(以下、細菌という)です。細菌が歯と歯肉の境目に付着することで歯肉が炎症を起こして発症します。 口腔内には300~500種類の細菌が何億と存在し、その数をゼロにすることはほぼ不可能です。しかし細菌の数を減らすことで歯周病のリスクを低下させることができます。 (2)全身との関係はあるの? 歯周病が進行し歯を支える骨が溶けて歯がグラついてくると、しっかり噛むことができなくなり、食事の内容、栄養バランスが偏り体力・免疫力の低下を招きます。口臭の原因にもなり、人との対面に不安を感じる人もいます。また、細菌は歯肉の血管に入り込み糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こしたり、誤嚥性肺炎・ウイルス感染のリスクを高めます。 (3)予防法は? 予防は何と言っても日頃の歯磨きです。毎食後の歯磨きと、寝る前の歯磨き、計4回行うようにしましょう。特に寝る前の歯磨きは重要です。寝ている間は唾液量が減少し、細菌が増殖し歯周病の進行につながるので、寝る前は丁寧に歯磨きをし、細菌の数を減らしてから就寝しましょう。 デンタルフロスや歯間ブラシを併用するとなお良いでしょう。それでも歯垢(歯に付着した細菌)・歯石(歯垢が石灰化したもの)が付着することがあるので、半年に1回は歯科医院での定期健診を習慣付けましょう。 健康な人生を送るためには口腔ケアが大切といえます。 予防歯科で「ハチマルニイマル」 ハチマルニイマル運動は、日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。 市はハチマルニイマル達成のため、(1)妊婦歯科健診(2)幼児歯科健診と乳幼児歯科相談(1歳6か月児健診や2歳6か月児歯科健診など)(3)成人歯科健診(20歳から70歳までの10年ごと)など、各年代やライフサイクルに応じた歯科保健事業を行っています。 予防に勝る治療なし。重大な事態を未然に防ぐため、予防歯科に努めましょう。 定期健診を受けてハチマルニイマルを 市は毎年、80歳の人を対象に歯のアンケート調査を行い、20本以上自分の歯を保っている人を表彰しています。 令和2年度ハチマルニイマル運動達成者(敬称略) 西根地区 伊藤猛(駅前二区)、澤信夫(駅前二区)、山本淑子(仲町)、澤口ハルエ(下町二区)、阿部和雄(下町三区)、日戸ヨスミ(渋川)、平野武志(間羽松)、伊藤和子(薬師)、吉田キヨ(下平笠)、高橋ミドリ(南平笠)、遠藤一夫(共新)、鈴木キヌ(共新)、三浦八重子(小福田)、澤口四郎(わし森)、遠藤ハル(松久保) 松尾地区 長坂祐一(中松尾)、古川忠廣(中松尾)、松尾正一(松尾)、吉田キヌ子(小屋の沢)、川村和弘(野駄)、高橋トシエ(南寄木)、花井保子(温泉郷)、及川和雄(温泉郷) 安代地区 阿部正(新町中央)、佐藤モト(秋葉)、畠山ミヤ(曲田横間)、齋藤静江(浅沢第1)、工藤明弘(新興矢神)、泉山博昭(平長)、高村正太郎(田山下) 令和2年度歯・口の健康に関する 図画・ポスター・標語コンクール(敬称略) 図画・ポスター 県歯科医師会表彰 小学校の部 林颯希(寄木小1年) 吉田礼夢(平笠小1年) 中学校の部 日戸楓乃(西根中1年) 工藤なつみ(西根中1年) 岩手八幡平歯科医師会表彰 小学校の部 勝又璃音(平舘小2年)・岩渕六花(柏台小1年)・伊藤ひなた(田頭小1年)・佐藤彩音(松野小1年) 中学校の部 小武方幸來(西根中2年) 標語 県歯科医師会表彰 小学校の部 高橋叶望(寄木小2年) 岩手八幡平歯科医師会表彰 小学校の部 田村典慈(平舘小3年)・本宮志乃(安代小6年)・佐々木春鈴(寄木小6年) 中学生の部 中塚紗江(西根中1年) 例年1月に、ハチマルニイマル運動達成者、3歳児むし歯のない親と子、同コンクール入賞者を表彰していた市歯科保健表彰式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止しました。 3歳児むし歯のない親と子は、来年度に2年分候補者を選出し、併せて表彰します。 8~9ページ 市役所からのホットライン 修学が困難な学生に奨学金貸し付けます 市は、経済的な理由で修学が困難な学生に対し、奨学金の貸し付けを行います。 対象 市内に住所を有する人の子で、高校や大学、各種学校に進学または在学する成績優秀な学生(貸付人数の枠あり) 貸付金額  高校 月額2万円以内 大学(短期大学を含む) 月額3万円以内 その他の各種学校 月額3万円以内 償還条件 無利子(学校卒業後、1年間は据え置き、その後8年以内で月賦償還) 必要書類  (1)申請書(保証人2人必要) (2)家族調書 (3)本人の住民票抄本 (4)学業成績証明書 (5)在学証明書(入学者は合格通知書の写し) 選考方法 奨学生選考委員会で決定 申し込み方法 必要書類を教育総務課に直接持参し、申し込みしてください(※郵送による申し込みは不可)。 申請書と家族調書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、同課または西根・安代各総合支所から交付を受けてください。 申込期限 3月26日(金曜日) 問い合わせ先 教育総務課総務係(電話・内線1363) 看護学生を応援する 修学資金を貸し付け 市は、将来、市内で看護師として就業を目指す人に対し、修学資金を貸し付けます。 対象 看護学生2人(看護学校などに入学(在学)する人) 貸付金額 月額8万円以内 償還免除 市内に居住し、市内医療施設などで看護師として従事した場合 必要書類 (1)申請書 (2)保証人連署の誓約書(印鑑登録証明書添付必要) (3)戸籍個人事項証明書または戸籍抄本 (4)履歴書 (5)健康診断書 (6)在学証明書および学業成績証明書(在学中に限る) (7)合格通知書の写し(入学前に限る) 申し込み方法 必要書類を健康福祉課に持参するか、書留郵便(必着)で提出してください。申請書と誓約書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、同課から交付を受けてください。 申込期限 3月22日(月曜日) 問い合わせ先 健康福祉課健康推進係(電話・内線1089) マイナンバーカード 休日に受け取れます 市は、確定申告に合わせてマイナンバーカードの休日交付を行います。平日の来庁が難しく、まだカードを受け取っていない人は、この機会に交付を受けてください。また日中の来庁が難しい人は、毎週水曜日の本庁窓口延長時もマイナンバーカードの受け取りはできます。 なお来庁する前々日までに予約が必要です。 対象 市から「個人番号カード交付通知書(はがき)」が送付されている人 ※個人番号カードの受け取りは、原則として申請者本人が来庁する必要があります。 開庁日時 2月28日(日曜日)の午前9時から午後4時まで ※2月21日(日曜日)は開庁しません。 開庁場所 市役所本庁舎市民課(西根・安代両総合支所は開庁しません) 予約・問い合わせ先 市民課戸籍住民係(電話・内線1065) 本格トレーニング機器 健康維持や体力向上に 総合運動公園体育館トレーニングルームが1月4日にリニューアルオープンしました。トレーニングルームを1室追加し、サイクルマシンなど8種類11台の機器を新たに利用することができます。 利用料 1回300円 問い合わせ先 地域振興課スポーツ推進係(電話・内線1151)または(一社)市体育協会(電話70-1600) 学校給食物資納入者の登録申請を受け付け中 市は、令和3年度の学校給食用物資納入者の登録申請を受け付けています。 主な納入品目 野菜、精肉、調理加工食品 申請期限 2月26日(金曜日) 問い合わせ先 西根地区学校給食センター(電話70-1117)または安代地区学校給食センター(電話72-2557) 火葬葬儀情報の提供は休日も対応しています 市は、故人の火葬葬儀の日程について問い合わせを受けた際、開庁時は市民課および西根・安代各総合支所、閉庁時は守衛室で対応しています。なお火葬葬儀情報は、遺族の意向により提供しない場合があります。 問い合わせ先 市民課戸籍住民係(電話・内線1061) 各種医療費助成内容 4月診療分から変更 令和3年4月診療分から、(1)から(3)の医療費助成が変わります。変更点は次のとおりです。 (1)子ども医療費助成 対象者 市内に住所を有する高校生世代(医療費助成の受給者を除く、18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の人まで拡大 支給方法 医療機関などの窓口負担額(食事負担金を除く健康保険適用分)を後日口座に振込 (2)身体障がい者医療費助成 負担額 窓口負担額が3分の2から3分の1助成に変更 ※限度額適用認定証を使用した場合を除きます。 申請先 市役所窓口から医療機関などの窓口に変更 受給者証・給付申請書 対象者に3月中に送付 (3)寡婦医療費助成 対象者 「配偶者の無い女子」を「配偶者のない者」に変更 負担額 窓口負担額が3分の2から3分の1助成に変更 ※限度額適用認定証を使用した場合を除きます。 申請先 市役所窓口から医療機関などの窓口に変更 受給者証・給付申請書 対象者に3月中に送付 問い合わせ先 市民課国保年金係(電話・内線1073) 植樹で緑化を推進 苗木を配布します 県緑化推進委員会八幡平支部では、令和3年度緑化推進事業(苗木配布など)の要望を受け付けています。自治会や地区で、植樹などを計画している場合は、問い合わせてください。 申請期限 3月5日(金曜日) 問い合わせ先 農林課林業係(電話・内線1339) 国民健康保険税の減免締め切り迫る 新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者の国民健康保険税の減免を受け付けています。 減免の詳細は、広報はちまんたい令和2年7月号(ナンバー301)の新型コロナウイルス関連情報を確認してください。 申請期限 3月31日(水曜日) 問い合わせ先 税務課市民税係(電話・内線1127) 市営牧野を利用してコストを削減しよう 市は、市営牧野への放牧利用申請を受け付けます。 利用牧野 上坊牧野・七時雨牧野・長久保牧野 利用期間 5月から11月(予定) 対象家畜 乳用牛・肉用牛 提出書類 (1)牧野放牧許可申請書 (2)黒毛和種の場合は登録書の写し 申し込み方法 農林課または西根・安代各総合支所から交付を受けた申請書類に必要事項を記入の上、申し込みしてください。期間内に申し込みがない場合は、放牧できないことがあります。 申込期間 2月5日(金曜日)から3月5日(金曜日)まで 問い合わせ先 農林課畜産係(電話・内線1337) 寄付をいただきました 本市に寄せられた厚意を紹介します。 物品の寄付 真柴商会株式会社 12月23日、ドローンの普及啓発に寄与したいと、ドローン1台が寄せられました。 農振定期見直しの申請は3月31日まで 3年度は変更申し出の受け付けを休止 市は5年に一度の「農業振興地域整備計画定期見直し」を令和3年度に行います。 令和4年度から5年以内に農地への住宅建設や事業開発などを予定している人は、農地転用の許可申請手続きの前に農振農用地区域からの除外手続きが必要になる場合があります。事業計画のある人は、計画地が農用地区域に指定されているか農林課へ問い合わせの上、農用地区域に指定されている場合は、次のとおり農用地区域からの除外手続きが必要となります。 該当者 令和4年度から5年以内に住宅建設や事業開発による農地転用手続きを予定する人 申請期間 令和3年3月31日(水曜日)まで 変更申し出書類 (1)八幡平農業振興地域整備計画の変更申出書 (2)事業計画概要書 (3)位置図(申請地の位置や付近の状況が分かる地図。縮尺は1万分の1から5万分の1程度のもの) (4)事業計画の概要が分かる建物の設計図(平面・立面)、配置図など(縮尺は500分の1から2千分の1程度のもの) (5)土地の登記全部事項証明書 (6)公図(申請地の地番や地目、隣接地の状況を表示した図面) (7)位置選定検討表 (8)位置選定検討図 (9)その他状況に応じた書類(事前協議に応じます) ※申請内容によって必要な書類が異なる場合があります。申請書類は市役所農林課窓口から交付を受けてください。 申請時の注意 提出された書類を審査し、適切なものを除外、見直しをします。転用目的や場所によっては除外できない場合があるため注意してください。 問い合わせ先 農林課農政推進係(電話・内線1341) 教えて‼農振計画のこと 農振計画とは 農業振興地域の整備に関する法律に基づいて市が定める計画です。この計画は農業の振興を図るべき地域(農業振興地域)を明らかにし、農地の有効利用と農業の近代化を総合的に進めることを目的としています。 農振除外とは 農業振興地域内では、農用地として利用する土地の区域を「農用地区域」とし、優良な農地の保全のために農業以外の目的での利用が制限されています。このため農用地区域内の土地を農地以外に使用する時は、農地転用の許可申請前に農用地区域からの除外手続きが必要となります。このことを一般的に「農振除外」と呼びます。 農振除外をするための要件は 農振除外をするには、次の(1)~(5)の要件を全て満たす必要があります。 (1)農用地以外の用途に使用することが必要かつ適当であって、農用地区域外に代替する土地がないこと。 (2)農用地の集団化、農作業の効率化その他の農業上の効率的かつ総合的な利用に支障を及ぼす恐れがないこと。 (3)担い手に対する農用地の利用集積に支障を及ぼさないこと。 (4)ため池、農道、農業用用排水路などの土地改良施設の有する機能に支障を及ぼす恐れがないこと。 (5)土地改良事業実施中でないこと。または工事が完了した年度の翌年度から起算して8年を経過した土地であること。 ※上記5要件に加えて、農地法(転用許可基準)、都市計画法(開発許可基準)など、他の法令の許可が得られることが求められます。 11ページ 福祉ネットワーク 介護のココロ 市地域包括支援センター 電話・内線1087 認知症高齢者のひとり歩き 家族の不安を軽減しませんか 認知症の高齢者が道に迷い、行方不明となる事例が全国で増加しており、市内でも同様の事例が発生しています。 市は、徘徊行動が認められる認知症高齢者を介護する家族が、徘徊行動の早期発見を目的とする位置情報端末機(以下、GPS機器)を購入する際に経費の一部を補助しています。 GPSで何ができるの? GPS機器を高齢者の靴底に埋め込んでおいたり、ポケットなどに入れたりしておくことで、本人が1人で外出している時でも、家族がスマートフォンやパソコンでその現在地を確認することができます。 補助を受けるためには 市地域包括支援センターが窓口です。(1)補助金交付申請書の提出 (2)GPS機器の購入 (3)市に請求書を提出 (4)補助金の受け取り ※GPS機器購入後の申請は、補助の対象になりません。 ※盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステムに登録(無料)が必要です。 まずは本人の状態などを聞きますので、市地域包括支援センターに相談してください。 盛岡広域シルバーケアSOSネットワークシステムとは 氏名、生年月日、身体的特徴、写真などを事前に警察署に登録します。行方が分からなくなり、家族が警察へ連絡すると、即座に各関係機関(警察署、市健康福祉課、消防署)に情報が伝わる仕組みです。これにより、早期発見が期待されます。 登録後は、市から登録番号が入ったステッカーを配布します。これを普段履く靴や杖などに貼っておくことで、自分で名前や住所を話せない人でも本人確認をすることができます。 子育てニュース 地域福祉課児童福祉係 電話・内線1101 病気・仕事などで子どもを預けたいとき 子育て短期支援事業を 市内に住んでいる保護者が、病気や出産、仕事などの理由で一時的に子どもの養育が困難になった時、児童養護施設で養育や保護を行い、子育てを支援する事業があります。 盛岡市にある児童養護施設3カ所と乳児院2カ所が利用でき、世帯の課税状況に応じた費用がかかります。送迎は保護者の責任で行ってください。 事業内容 (1)短期入所生活援助事業(ショートステイ) 期間 7日(6泊7日)以内 対象 保護者の入院などで、養育が一時的に困難になった家庭の18歳未満の児童 (2)夜間養護事業(トワイライトステイ) 期間 1カ月以内(平日) 対象 保護者が夜間、深夜にわたる仕事に就いているため養育が困難な家庭の18歳未満の児童 (3)休日預かり事業 期間 1カ月以内(休日) 対象 保護者が仕事などの理由で、日曜日や祝日に養育が困難な家庭の18歳未満の児童 実施施設 和光学園 盛岡市青山1-25-2 電話019-647-2143 青雲荘 盛岡市加賀野4-8-33 電話019-653-3947 みちのくみどり学園 盛岡市上田字松屋敷11-14 電話019-663-3171 日赤岩手乳児院 盛岡市三本柳6-1-10 電話019-614-0821 善友乳児院 盛岡市北山1-13-24 電話019-622-2156 ※施設が満床状態であるなど、受け入れができない場合があります。 ※現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、新規の受け付けを見合わせている施設もありますので希望に沿えない場合があります。 申し込み方法 地域福祉課で、申請用紙に必要事項を記入して提出してください。申し込み時に印鑑が必要です。 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 2月15日~3月14日 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 2月15日(月曜日) 博物館休館日 地域振興課 定例行政相談 午前9時30~正午(市役所本庁舎) 2月16日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳幼児健康相談・離乳食教室【受付】午前9時3分0~午前9時40分(市役所多目的ホール棟) 2月17日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 親子教室【受付】午前9時3分0~午前9時55分(市役所多目的ホール棟) 防災安全課 Jアラート全国一斉情報伝達試験 午前11時~ 寺田コミセン 健康体操教室 午後1時30分~午後3時 2月18日(木曜日) 図書館 本のクリニック 午前10時~午後3時 寺田コミセン 幼児映画会 午前10時~午前10時30分(寺田保育所)、子ども映画会 午後3時30分~午後4時(寺田学童保育クラブ) 田頭コミセン 冬の映画会 午後2時~午後4時 議会事務局 市議会3月定例会・施政方針演述、議案審議ほか(予定) 2月19日(金曜日) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(安代総合支所) 寺田コミセン 七時雨大学閉講式 午前10時~正午 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 2月20日(土曜日) 市役所閉庁日 教育総務課 市教育振興運動推進大会 午前9時30分~午前11時45分(市役所多目的ホール棟) 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) 図書館 八幡平短歌会 午後1時~午後3時30分 2月21日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)にしね眼科クリニック、(鹿角)長橋医院 当番薬局 (市内)みのり薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 2月22日(月曜日) 博物館休館日 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 2月23日(火曜日) 天皇誕生日 市役所閉庁日 図書館休館日 当番医 (市内)八幡平市立病院、(鹿角)なかのクリニック 当番薬局 (市内)リリィ薬局西根店、(鹿角)黒沢薬局 2月24日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 2月25日(木曜日) 田頭コミセン 寺子屋「折り紙教室」 午前10時~正午 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 2月26日(金曜日) 図書館休館日(図書整理日) 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 2月27日(土曜日) 市役所閉庁日 商工観光課 八幡平・安比ゆきフェスティバル2021「冬花火」 午後7時20分~午後7時30分(安比高原スキー場) 2月28日(日曜日) 市役所閉庁日 マイナンバー本庁窓口休日臨時開庁 午前9時~午後4時(市民課) 当番医 (市内)吉田内科呼吸器科医院、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)スマイル薬局、(鹿角)花輪調剤薬局 3月1日(月曜日) 博物館休館日 図書館休館日(蔵書点検日) 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 3月2日(火曜日) 図書館休館日(蔵書点検日) 健康福祉課 乳児健診【受付】午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 議会事務局 市議会3月定例会・休会(予定) 3月3日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 図書館休館日(蔵書点検日) 健康福祉課 3歳児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時50分(松尾地区内) 議会事務局 市議会3月定例会・会派代表質問(予定) 3月4日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 図書館休館日(蔵書点検日) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(松尾地区内) 議会事務局 市議会3月定例会・会派代表質問(予定) 3月5日(金曜日) 図書館休館日(蔵書点検日) 議会事務局 市議会3月定例会・一般質問(予定) 3月6日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 えほんの会 午後2時~午後3時 3月7日(日曜日) 市役所閉庁日 防災安全課 春季火防点検 当番医 (市内)八幡平こどもクリニック、(鹿角)大里医院 当番薬局 (市内)つぐみ薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 3月8日(月曜日) 博物館休館日 図書館 あみぐるみ教室 午前10時~午後3時 ※同教室の作品展は14日まで 議会事務局 市議会3月定例会・一般質問(予定) 3月9日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 1歳児健診【受付】午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(荒沢地区) ※返却のみ 議会事務局 市議会3月定例会・議案審議、予算特別委員会(予定) 3月10日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 2歳6カ月児歯科健診【受付】午前9時~午前9時30分(市役所多目的ホール棟)、1歳6カ月児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 田頭コミセン 寺子屋「パステルアート教室」 午前10時~正午 荒屋コミセン 移動図書 正午~午後2時15分(田山地区) ※返却のみ 議会事務局 市議会3月定例会・予算特別委員会(予定) 3月11日(木曜日) なし 3月12日(金曜日) 健康福祉課 子宮頸がん検診【受付】午前9時30分~午前10時30分(田山コミセン) 3月13日(土曜日) 市役所閉庁日 寺田コミセン コミセンまつり 午前10時~午後4時 図書館 おはなしのじかん 午前11時~午前11時30分・午後2時30分~午後3時、Tom&Tam Story Time 午後3時~午後3時30分 3月14日(日曜日) 市役所閉庁日 マイナンバー本庁窓口休日臨時開庁 午前9時~正午(市民課) 寺田コミセン コミセンまつり 午前10時~午後4時 当番医 (市内)平舘クリニック、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)白樺薬局、(鹿角)日本調剤薬局 休日救急当番医(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 にしね眼科クリニック(電話70-2711) 八幡平市立病院(電話76-3111) 吉田内科呼吸器科医院(電話70-1100) 八幡平こどもクリニック(電話75-2632) 平舘クリニック(電話74-3120) 鹿角(市外局番0186) 長橋医院(電話23-7612) なかのクリニック(電話22-7335) かづの厚生病院(電話23-2111) 大里医院(電話22-1251) 日曜・祝日の日中(午前9時~午後5時) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。 夜間の症状が軽い場合(午後7時~午後11時) 盛岡市夜間急患診療所【内科】へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 2月15日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月16日(火曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 2月17日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 2月18日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 2月19日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月20日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月21日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月22日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 2月23日(火曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 2月24日(水曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月25日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月26日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 2月27日(土曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 2月28日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月1日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 3月2日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月3日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 3月4日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 3月5日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 3月6日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月7日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 3月8日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月9日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月10日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 3月11日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月12日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 3月13日(土曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 3月14日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 夜間の症状が重い場合(午後5時~翌朝9:00、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ) 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。 時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 ※ 新型コロナウイルス感染症への対応による変更 岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。今後の動向により変更の可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 休日当番薬局(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 みのり薬局(電話75-2333) リリィ薬局西根店(電話78-8560) スマイル薬局(電話75-2871) つぐみ薬局(電話76-2900) 白樺薬局(電話74-3363) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話35-3200)※日曜・祝日開局 ファーマックスかづの薬局(電話30-0033) 花輪調剤薬局(電話30-0066) 日本調剤薬局(電話30-1193) 岩手医大・県立中央病院などの出張診療日 八幡平市立病院(電話76-3111) 糖尿病内科 毎週火曜日 午前中 耳鼻科 毎週水曜日 午前中 循環器内科 第2・4水曜日 午前10時~ 心臓・血管外科 第2・4木曜日 午前中 血液内科 第3水曜日(奇数月) 午後2時~ 神経内科 第3木曜日 午後2時~ 安代診療所(電話72-3115) 内科 第2・4木曜日 午前中 ※八幡平市立病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 ※診療日は祝日等により前後の週に変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 くらしとお金の安心相談会(要予約) 2月19日(金曜日) 午前10時~午後3時 市役所本庁舎 市民課(電話・内線1066) 年金相談(要予約) 3月11日(木曜日) 午前10時~午後3時30分 市役所多目的ホール棟 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) 人権相談(要予約) 日時・場所 要相談 市民課(電話・内線1061) ※ 定例行政相談はカレンダー内に記載しています 市税納期(納期限3月1日) 国民健康保険税(第8期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14ページ お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 掲載依頼 掲載希望は発行月の前月10日までにご依頼ください。掲載は、主催団体などを所管する市の担当課を通じ、依頼のあった記事を優先します。 掲載の確約および採否の連絡はいたしかねます。 掲載文は市に一任していただきます。 営利目的の企業や団体からのお知らせは、広告枠をご利用ください。 八幡平山頂レストハウス従業員を募集しています 一般社団法人市観光協会では、八幡平山頂レストハウスの季節雇用従業員を若干名募集しています。 業務内容 売店や食堂での接客、施設管理など 雇用期間 4月中旬から11月上旬まで 応募資格 市内在住で松尾八幡平ビジターセンターまで通勤可能な人 応募方法 市販の履歴書に記入して、同協会に郵送または持参 応募期限 3月19日(金曜日) 申し込み・問い合わせ先 同協会(電話78-3500) 15歳~49歳を対象にした就職・転職などの相談会 もりおか若者サポートステーションでは、就職活動をしているがなかなか決まらない、転職を考えているなど、就職に関する相談に応じます。相談は無料です。 日時 3月3日(水曜日)(1)午後1時半から(2)2時半から(3)3時半から ※各回1人(組) 場所 大更コミュニティセンター 予約期限 3月1日(月曜日)午後5時 予約・問い合わせ先 同ステーション(電話019-625-8460) ネットで学べる放送大学 入学生を募集しています 放送大学では、令和3年4月入学生を募集しています。約300の幅広い授業科目から学ぶことができます。 出願期間 第1回 2月28日(日曜日)まで、第2回 3月1日(月曜日)から16日(火曜日)まで 大学説明会を開催(予約不要) 日時 2月13日(土曜日)、14日(日曜日)、3月7日(日曜日)のいずれも午前10時から11時半まで 場所 同大学岩手学習センター(岩手大学構内) 資料請求・問い合わせ先 同センター(電話019-653-7414) 第74回岩手芸術祭のテーマを募集します 岩手芸術祭実行委員会では、第74回岩手芸術祭のテーマを懸賞募集しています。 応募資格 県内在住、県出身者または本籍がある人、県内に通勤・通学している人 応募方法 応募用紙のほか、ハガキ、メール、ファクスでも応募できます。※応募用紙は、県文化振興事業団ウェブサイトからダウンロード 応募期限 2月20日(土曜日)消印有効 問い合わせ先 同実行委員会事務局(電話019-654-2235) 盛岡近郊で就職希望ならもりおか就職ガイダンス 岩手労働局などでは、求人予定企業による説明会を開きます。予約や履歴書は不要です。 日時 3月16日(火曜日)午後1時から4時まで(受け付けは正午から) 場所 ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング4階 対象者 4年3月新卒(大学・短大・高専など)予定者またはおおむね35歳未満の既卒者 参加企業 就業場所が盛岡公共職業安定所管内の企業 内容 企業の事業内容・採用情報、ハローワークによる職業相談 問い合わせ先 ハローワーク盛岡求人企画部門(電話019-624-8905) 相続登記の悩み解決 2月中は相談が無料 県司法書士会では2月の「相続登記はお済みですか月間」に、無料で相続登記の手続きに関する相談に応じています。 特設無料相談所 日時 2月中の毎週金曜日午前10時から正午まで 場所 県司法書士会館 司法書士事務所での無料相談 期間 2月26日(金曜日)までの平日(祝日を除く) 場所 県内の各司法書士事務所 無料電話相談 日時 2月中の毎週火・木曜日(祝日を除く)午前10時から午後1時まで 相談の電話番号 0120-823-815 相談全般の問い合わせ先 同会事務局(電話019-622-3372) 手続きでお困りでは? 行政書士による相談会 県行政書士会では、相続、遺言、各種許認可申請など、毎日の暮らしや事業に必要な手続きについて、電話による無料相談会を開きます。 日時 2月22日(月曜日)午前10時から午後3時まで 相談の電話番号 019-623-1555 国民年金保険料の納付 口座振替の前納で割引 国民年金保険料を口座振替で前納(前払い)すると、保険料の割引が受けられます。前納する期間が長いほど割引率が上がります。 前納する場合の割引額 前納する期間が6カ月分で約1,100円、1年分で約4,100円、2年分で約15,800円の割引が受けられます。 口座振替による前納の申し込み 申込先 年金事務所または口座振替を行う金融機関の窓口 申込期限 2月26日(金曜日) 問い合わせ先 ねんきん加入者ダイヤル(電話0570-003-004)、盛岡年金事務所国民年金課(電話019-623-6211) 高齢者の困り事・悩み事 なんでも相談してみよう 県高齢者総合支援センターでは高齢者なんでも相談「シルバー110番」を設置し、電話による相談に専門家が無料で応じています。 相談日時 平日(祝日、年末年始を除く)の午前9時から午後5時まで 内容 高齢者やその家族を対象に、法律、相続、健康、介護、認知症などに関する困り事や悩み事 相談の電話番号 0120-84-8584 実践で基礎技術を学ぶ森のチェーンソー講座 特定非営利活動法人いわて森林再生研究会では、森のチェーンソー講座の参加者を募集しています。 開催期日 4月から4年3月までに10~20回 場所 盛岡市近郊の研修林 定員 30人(先着順) 参加費 年額11,000円 申し込み・問い合わせ先 同会・佐藤(電話090-6624-8290)、ファクス019-638-0871 あなたの大切な遺言書 法務局に預けませんか 自筆証書遺言書は、自書さえできれば遺言者本人のみで作成できるため、手軽で自由度が高いものです。しかし遺言者本人の死亡後に遺言書が発見されなかったり、改ざんされたりする恐れがありました。 そこで、遺言の利用を推進し、相続をめぐる紛争を防止することを目的として、法務局が遺言書を預かる「自筆証書遺言書保管制度」が始まりました。自筆証書遺言書の利点を損なわず、長期間にわたり適正に管理することで、これらの不安が解消できます。手続きには予約が必要です。 制度の詳細は、総務省ウェブサイト「法務局における自筆証書遺言書保管制度について」のページで確認してください。 申請手数料 3,900円 予約・問い合わせ先 盛岡地方法務局供託課(電話019-624-9857) 障がい者の法定雇用率 3月1日から引き上げ 令和3年3月1日(月曜日)から、民間企業における障がい者の法定雇用率と対象となる事業主の従業員数が次のように変わります。 法定雇用率 現行 2.2% 3月1日以降 2.3% 対象となる事業主の従業員数 現行 45.5人以上 3月1日以降 43.5人以上 問い合わせ先 岩手労働局職業安定部職業対策課(電話019-604-3005) 柏台地区の富士見橋 工事のため通行止め 県では県道大更八幡平線富士見橋(柏台地区)の老朽化に伴う架け替え工事を行います。工事期間中は車両と歩行者の通行ができなくなりますので、迂回路を利用してください。 工事(通行止め)期間 3月1日(月曜日)から7月31日(土曜日)まで(予定) 迂回路(迂回路図省略) 問い合わせ先 県盛岡広域振興局土木部岩手土木センター(電話0195-62-2888) 16ページ よろこび・おくやみ(12月届け出分) 個人情報保護の観点からホームページ上に掲載しないこととしております。 人口の動き 12月31日現在 括弧は前月比 西根地区 15,119人(9人減) 6,321世帯(4世帯増) 松尾地区 5,558人(4人減) 2,436世帯(1世帯増) 安代地区 4,111人(4人減) 1,802世帯(3世帯減) 合計 24,788人(17人減) 10,559世帯(2世帯増) 男性 11,956人(8人減) 女性 12,832人(9人減) 出生 8人 死亡 32人 転入 51人 転出 44人 交通事故発生件数など 括弧は前年同月の数 人身事故 12月1件(3件) 令和2年1月からの累計25件(33件) 物損事故 12月46件(80件) 令和2年1月からの累計436件(478件) 負傷者 12月1人(3人) 令和2年1月からの累計33人(37人) 死者 12月0人(0人) 令和2年1月からの累計4人(0人) 飲酒運転 12月0件(0件) 令和2年1月からの累計1件(3件) 火災 12月0件(4件) 令和2年1月からの累計8件(16件) 救急 12月110件(132件) 令和2年1月からの累計1,287件(1,379件) 17ページ 平高通信 VOL.11 平高の魅力や話題を発信します 問い合わせ先 平舘高 電話74-2610 ホームページ:http://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 家政科学科3年生、授業の総仕上げ 学んだ技術を存分に発揮 家政科学科の3年生は1月18日、先生に料理を振る舞う調理実習「感謝の昼食会」を開き、趣向を凝らした料理で目と舌を楽しませました。 同実習では、平高で学んだ3年間の調理技術の集大成として、例年コース料理を振る舞いますが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、弁当に。とはいえ中身は「杜仲茶ポークソテー八幡平山ぶどうジャムソース添え」や雨よけホウレンソウと八幡平マッシュルームが入った「八幡平の恵みグラタン」などで、彩りにもこだわって完成させました。コース料理に見劣りしない出来栄えに、校長先生をはじめ一同感激。味ももちろん大満足の仕上がりで、生徒の成長を大きく感じる一日になりました。毎年開かれる感謝の昼食会は、地産地消をモットーに市産食材の利活用を推進しています。 見事な出来栄え「大漁バンテン」 家政科学科3年生が課題研究の発表会を開きました。家庭クラブ、情報処理、保育、被服のグループに分かれ、同学科1、2年生の前で発表。特に会場を沸かせたのは、被服グループの大漁バンテン。県立博物館学芸員の指導を受け、細部までデザインにこだわって製作しました。 平高ライフ ソフトテニス部 田村 優佳さん(3年:西根一中出身) 平高に入学した理由 通学の利便性の良さから家族に勧められ、平高を選びました。時間を有効活用できていると感じています。 学校生活は楽しいですか 楽しいです。3年間無遅刻、無欠席、無早退を続けられるよう、体調管理に気を付けています。 平高の魅力は? 進路指導が手厚いのが魅力です。生徒数が少ない分、先生方から親身になって相談に乗ってもらえます。私は就職コースに在籍していて、栄養について学べる短期大学への進学が決まりました。これもたくさんの先生方の支えのおかげだと思っています。 将来の夢は? 栄養士として、八幡平市の健康課題の改善に努めたいです。食育の重要性を広め、子どもの肥満を防止し、生活習慣病を予防するのが目標です。目標に向け、栄養素を学ぶために毎日弁当を作っています。一日に必要な食品を偏りなく入れるのは大変ですが、自己の健康管理にもつながるので充実しています。 18ページ 博物館だより 電話63-1122 展示資料紹介 「 手引きロクロ 」 本館で常設展示している「手引きロクロ」(日本遺産「奥南部漆物語」構成文化財/県指定有形文化財)を紹介します。 木地師の仕事道具 「 手引きロクロ 」 安代地区から二戸市浄法寺町にかけて流れる安比川流域は、古くから漆器製作が盛んな地域で、上流域の細野・畑地域には木地椀などを作る木地師が多くいました。 手引きロクロは、木地師が木地椀などを製作するために使った道具です。伐採して荒削りした木地ガタ(木の椀の原型)をロクロの軸の先端に取り付け、軸に巻き付けた縄を左右交互に引くことで木地ガタが回転します。鋼で作られたカンナを回転している木地ガタに当てて滑らかな椀に整形していきます。縄を引く人と、カンナを当てる人のあうんの呼吸が必要です。 手引きロクロと木地師の衰退 当地域では昭和初期まで使用されていましたが、福島県会津地方で考案された水車(後に電気)を動力とした「鈴木式ロクロ」が大正初期に導入されると、木地椀を効率的に大量生産することが可能となり、手引きロクロは次第に衰退。平成になると木地師もいなくなりました。 当館では、鈴木式ロクロも展示しています。2つのロクロを見ながら、往時の手仕事に思いをはせてみてはいかがでしょうか。 図書館だより 図書館 75-1700、松尾コミュニティセンター図書館 76-3235、荒屋コミュニティセンター図書館 72-2505 Story Time 特別編を開きました 英語と日本語のお話会「Tom&Tam Story Time」の特別編を12月6日、20日、25日の全3回で開きました(13日は新型コロナウイルス感染対策のため中止)。今回は一般市民を対象に「ハリー・ポッターと賢者の石 第2章」とハリー・ポッターの舞台であるロンドンを描いた絵本「ジス・イズ・ロンドン」を朗読しました。 3日間で延べ12人が参加。「子どもたちが英語に触れる機会があってうれしい」、「写真があってより内容に興味が持てた」などの感想が寄せられました。 Tom&Tam Story Time 毎月第2土曜日の午後3時から3時半まで 新着ピックアップ 『不調を食生活で見直すためのからだ大全』 監修/池上文雄ほか、出版/NHK出版 体の機能を丁寧に解説し、家庭でもできる健康法や症状の改善が期待できるレシピなどを多数掲載しています。食材と栄養素情報を1,000種類以上収載した『からだのための食材大全』もお薦めです。 蔵書点検が始まります 市立図書館とコミセン図書室は、下記の日程で蔵書点検をします。点検期間中は返却のみ可能です。 松尾コミセン図書室 2月9日(火曜日)、10日(水曜日) 荒屋コミセン図書室 2月16日(火曜日)、17日(水曜日) 市立図書館 3月1日(月曜日)から5日(金曜日)まで 19ページ サークル・サークル Vol.50 市内で活動、活躍する団体・サークル・チームなどを紹介 八幡平市バドミントン協会 メンバー25人(12月4日現在) 会長 田村修(野駄) 結成何年目? 結成12年目です。平成21年に旧西根町と旧松尾村のバドミントン協会が合併し、発足しました。 活動の内容は? 各自都合の良い時間から参加が可能で、2時間の練習時間のうち、30分はフットワークや基礎打ちなど個人の基礎練習を、残りはダブルスの試合をしています。10代から70代までの幅広い年代が在籍し、汗を流しています。 競技の魅力は? 老若男女問わず、少人数でも楽しめることが魅力です。ラケットとシャトルさえあれば手軽に楽しめるほか、ネットを挟んでプレーするため相手との接触が無く、けがの不安も少ないため生涯スポーツとしても人気です。 活動して感じる効果は? 定期的に体を動かすことで体力維持につながっています。また世代を超えた交流ができています。 今後の目標は? 今までは市内の大会にしか参加していませんでしたが、コロナ禍が収まった際には、少し足を伸ばして他市町村の大会にも参加したいと考えています。楽しみながら活動することを大切にしているので、会員同士の交流を深めていきたいです。 活動日時・場所は? 月曜日(松尾コミュニティセンター)と木曜日(松尾中)の午後7時から9時まで活動しています。和気あいあいと明るく活動していますので、興味のある人の参加を待っています。 問い合わせ先 市体育協会本部(電話70-1600) 皆さんの活動をサークル・サークルのコーナーで紹介しませんか。催し案内や会員募集にもご活用いただけます。 地域おこし協力隊だより Vol.81 今月の担当 吉田 裕香 さん 私の任務は、市の魅力を発掘する、宝探しのような仕事だと感じています。移住してから約9カ月間、たくさんの市の魅力に触れる中で、特に強く引かれたのは「食」です。昨年末から吉田力隊員と共に、ユーチューブで市内飲食店のテークアウト・デリバリー情報配信を開始。その取材の中で、市の名産品や名物が地域を超えて注目されていることを知りました。 手軽に買って楽しめる八幡平サーモンが、関東の高級レストランに食材提供されていること。細い路地の奥にある名店が提供するにんにくチーズタンメンを、辛口コメンテーターとして有名なマツコ・デラックスさんが番組内で絶賛していたこと。思わず目を丸くする情報が市内の至る所にあり、土地ならではのこだわり食材や豊かな食文化を感じる中で、身近な魅力の持つ大きな可能性に気が付きました。 今年は今まで以上に、食の情報発信に力を入れようと考えています。はちまんたい通信やブログを活用し、食材などの背景にあるストーリーも感じられるような発信を目標に、宝探しを続けたいと思います。 20ページ 知ってナッ得 みんなの安心 防災安全課 地域安全係(電話・内線1265)、消防防災係(電話・内線1261) 屋根の雪下ろしは十分な準備と注意を 今年の冬は寒さが厳しく、雪が多く積もっています。屋根の雪下ろし作業や屋根からの落雪による事故に注意しましょう。 はしごの固定と足場の確保 はしごは外れないように真っすぐに立て掛け、もう1人が下で補助をします。1人では危険です。必ず2人以上で行いましょう。 命綱の使用と固定 必ず命綱を使用しましょう。綱と綱を固定する場所の強度が十分かを確認し、綱の長さを調整します。 雪を落とす場所の確認 落とす場所に物がないか、人が立ち入らないようになっているかを確認してから作業しましょう。 作業時の天気 天気が良く気温が高くなると、屋根の雪が解けて滑りやすくなります。気温が低く、穏やかな日を選んで作業しましょう。 屋根の端での作業 屋根の端からせり出している雪は、屋根だと思って踏んで落下してしまう恐れがあります。屋根に上がる前に落としましょう。 屋根からの落雪 気温が高くなってくると、屋根などの高所から雪やつららが落ちやすくなります。建物の軒下の通行や駐車は注意が必要です。 軒からせり出した雪やつららを落とす作業も、一度に落ちてくることがあるので注意してください。 雪下ろしや除雪の代行サービス 屋根の雪下ろしや除雪ができない場合は、有料のサービスを利用しましょう。 問い合わせ先 市建設協同組合(電話70-2211) 春は山火事の多発期 火の取り扱いに注意 山火事は消火が難しく、長い年月をかけて育てた森林が一瞬にして失われます。 全国の山火事の月別発生件数(平成26年~30年)を見ると、3月から5月までの発生件数は697件で、その割合は年間の55.6%と、半数以上が春に集中しています。 春に山火事が多いのは 春は燃え広がりやすい条件がそろっています。 空気が乾燥している。 枯れ葉など燃えやすい物が多い。 風の強い日が多い。 山火事の主な原因 原因を割合で見ると、たき火30%、火入れ17%、放火9%、たばこ5%、火遊び3%と約6割が人為的なものです。 山火事を起こさないために 枯れ葉、枯れ草が多い場所で火入れをしない。 風が強い日は火入れをしない。 消火の準備をし、目を離さない。 燃え残りを完全に消火する。 たばこの投げ捨ては絶対にしない。 21~23ページ 話題ピックアップ 皆さんからの情報をお寄せください。  企画財政課広報広聴係(電話 内線1203) 精進重ね事業発展に寄与 市内事業所に永年勤続する従業員を表彰 市商工会(高橋富一会長)が主催する令和2年度永年勤続優良従業員表彰式は1月8日、八幡平ハイツで行われ、永年にわたり勤めた功労者に表彰状が贈られました。 高橋会長は「新型コロナウイルスの影響で深刻な状況だが、再び経済が元気になるよう、皆さんの活躍に期待しています」と式辞。被表彰者を代表して田村博之さんが「周りの支えに感謝して、さらに精進を重ねていきたい」と感謝の気持ちを表し、決意を示しました。 表彰を受けた従業員(勤続15年以上)は次の通りです(順不同・敬称略)。 全国商工会連合会会長表彰(勤続年数30年以上) 田村博之、小野寺清(肉の横沢)、田村悟(遠忠) 県商工会連合会会長表彰(勤続年数20年以上) 千葉芳夫、立花勝、舘山義信(遠忠)、芳門重信(八幡平温泉開発)、高橋菊巳(荒沢運送) 市商工会会長表彰(勤続年数15年以上) 三上順一、中軽米梅子、高村佐知子(八幡平市産業振興)、工藤さゆり、松村美幸(岩手エッグデリカ)、荒木田優也(高橋板金)、遠藤めぐみ(北東地質ボーリング)、四戸恵(ファーストコートサービス)、田中耕輔(八幡平温泉開発) 健康づくりの輪を広げる 食改協の減塩推進や食伝承の取り組みが評価 市食生活改善推進員連絡協議会の中軽米こう子会長が栄養関係功労者厚生労働大臣表彰、伊藤久美子さんが公衆衛生功労者知事表彰(いずれも令和2年度)を受賞し、12月11日に市役所を表敬訪問しました。 二人は健康増進のための減塩推進や地域の食文化継承など、長年にわたる取り組みが評価されての受賞。中軽米会長は「コロナで活動が難しい状況だが、塩分摂取量の改善が見受けられているので、これからも一層、食の大切さを伝えていきたい」と力を込めました。 未来を明るく照らす思い 松尾地区婦人会連絡協議会が義援金を贈呈 松尾地区婦人会連絡協議会(佐々木由美子会長、会員52人)は12月25日、市総合福祉センターで社会福祉法人市社会福祉協議会に歳末助け合い義援金2万6千円を手渡しました。 義援金贈呈は、同連絡協議会が数十年取り組みを続ける活動。昨年は感染症の影響で義援金を集める機会が無くなりましたが、これまで続けている活動を絶やすまいと会員から寄付を募りました。義援金は昨年末、市内の寝たきりの高齢者などに届けられました。 色とりどり願いそれぞれ 平舘コミセンがみずき団子を贈呈 平舘コミュニティセンター(工藤弘光センター長)は1月5日、みずき団子を市に贈り、庁舎を彩りました。 今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、平舘こども園の園児と例年行う餅づくりの機会を設けることができなかったため、購入した飾りを園児と共に装飾。五穀豊穣や商売繁盛を祈るほか、疫病退散の文字も飾りつけ、コロナの早期終息を願いました。 工藤センター長は「いつもより出来は小ぶりだが、地域が明るくなる一端になれば」と笑みを浮かべました。 御『厄』御免(おやくごめん)のお焚き上げ 伊那々伊澤(いなないさわ)神社でどんと焼き 野駄地区の伊那々伊澤神社(工藤立見総代長)は1月9日、正月用の飾りを火にくべる「どんと焼き」を行い、地区住民が1年の無病息災を願いました。 この日は朝から約200戸が正月飾りを持参。神事の後、しめ飾りなどに点火し、燃え上がる炎でお焚き上げをしました。 参列した佐々木えい子さんは「小正月の伝統行事が身近にありうれしい。家族の健康とコロナの終息をお願いした」と晴れやかな表情を見せました。 正月の情景を手作りで 県民の森が年末恒例の門松教室を開催 門松教室は12月26、27の両日、森林ふれあい学習館フォレストアイで開かれ、市内外から参加した25人が門松作りに挑戦しました。 縄の飾り結びに四苦八苦するも、スタッフの指導を受けながら約90㌢の門松を作製。持参した飾りを付け足して、その出来栄えに喜ぶ姿も見られました。 盛岡市から母親と参加した新野桃子さん(8)は「上手にできたので飾るのが楽しみ。良い正月を迎えられそう」と目を輝かせました。 表情は芸術家そのもの 寄木学童保育クラブの児童が陶芸を体験 陶芸教室(七時雨いきいきネットワーク主催)は1月6日、寄木学童保育クラブで開かれ、児童30人がカップやわん作りを体験しました。 松田康嗣さん(仲町)を講師に迎え、陶器の特徴や作り方を学習。粘土を乗せた手回しろくろを回し、思い通りの形になるまで何度も挑戦しました。 ご飯茶わんを作った吉田琉生君(寄木小3年)は「思ったより上手にできた。これでいっぱい食べたい」と仕上がりを心待ちにしていました。 地域に寄り添い40周年 安代ライオンズが空間除菌脱臭機を贈呈 安代ライオンズクラブ(本宮武彦会長)は1月14日、創立40周年の記念事業として、特別養護老人ホームりんどう苑に空間除菌脱臭機2台を贈呈しました。 同クラブは地域社会への奉仕を目的に、昭和56年から活動。これまでも5周年ごとに地元の小中学校や施設に備品などを贈呈してきました。 りんどう苑の種市月子理事長は「利用者、職員の両方にとって、安心感のある環境を作ることができる。大変ありがたい」と謝辞を述べました。 スナップギャラリー 第73回県民体育大会スキー競技会のジャンプ、コンバインドの両種目を開催(1月16日、矢神飛躍台) 県中学、高等学校スキ―大会アルペン種目を開催(1月9日~11日、安比高原スキー場) ガリウムカップ第32回田山クロスカントリー大会を開催(1月6、7日、田山グラウンド) 市建設協同組合(遠藤忠志理事長)がスキー大会実行委員会に大会協賛金20万円を贈呈(1月8日、市役所) 環境省のアクティブ・レンジャーが撮影した十和田八幡平国立公園の写真展(1月15日~2月4日、市役所) 平笠裸参りの代わりに、釜で沸かした岩手山の清水で身を清める湯立ての神事を実施(1月8日、宮田神社) 日本遺産「奥南部漆物語」塗師体験イベントを開催(1月9日、寺田コミュニティセンター) 12月26日から1月3日までの夜間にライトアップされて幻想的な装いに(12月29日、不動の滝) 24ページ キラリ輝人(ひかりびと)91 地域で愛されてきた「けんちん汁」を次の世代へ 令和2年度岩手県 食の匠 認定者 薄衣 ハル子 さん うすぎ・はるこ 61歳 細野 昭和34年生まれ。細野出身。両親、息子と暮らす。平成20年にJA新いわて女性部安代支部に入り、28年から副支部長を務める。趣味はクラフトテープ手芸と旅行。好きな食べ物は栗で、モンブランケーキに目がない甘党。座右の銘は「初心忘れるべからず」。 細野で民宿「里渡り宿ふるさと」を営む薄衣ハル子さんが、昨年12月4日に郷土料理「けんちん汁」で県知事から食の匠に認定された。八幡平農業改良普及センターからの推薦で、同センター管内では19人目、本市では10人目となる。 県北地域の郷土料理であるけんちん汁。薄衣さんも幼少期から母が作るけんちん汁を食べて育った。「安代では年越しの頃から大量に作り、縁側など寒い場所で保存し、大みそかから正月にかけて温めなおして食べていました」と懐かしむ。 身近な郷土料理を味わってほしいと民宿のメニューに加え、修学旅行生や宿泊客に提供を続けることで味に磨きをかけてきた。「安代は山菜の宝庫」とフキやワラビを自ら採る。「友達と山菜採りをしている時は楽しいけど、採ってから塩蔵するなどの処理が大変。でも、おいしかったと言われることがうれしくて」と笑みを浮かべる。 具だくさんのけんちん汁は、不足しがちな栄養素をバランス良く含む、体に優しい料理。中に入る天然の山菜は免疫力を高める効果があるといわれ、新型コロナウイルスなど未知の感染症がまん延する時代には、必要な食材なのかもしれない。 「現在はコロナウイルスの影響でイベントや講座がなくなり、食の匠として活動するのは難しいが、収束した際には、昔から地域で愛され、引き継がれてきたけんちん汁の味や技を、次の世代に伝えていきたい」と腕をまくる。