農(みのり)と輝(ひかり)の大地 広報はちまんたい 10月号 No.304 Oct.2020 1ページ 【表紙】 八幡平ヒルクライム(関連6、7ページ) 【主な内容】 災害発生 そのとき、あなたは?(関連2~4ページ) 八幡平市国土強靭化地域計画(関連5ページ) 2~4ページ 災害発生 そのとき、あなたは? 近年、全国各地で局地的豪雨や台風などによる大規模な風水害や土砂災害が発生しています。もし、八幡平市でもそのような災害が起きた時、あなたは正しく迅速に行動できますか?命を守るためにできること、すぐにでも考えましょう。 ここ数年、降雨状況が局地的大雨、集中豪雨化しています。また、台風も巨大化傾向にあり水災害が発生する危険性は高くなっています。現在、コロナ禍の真っただ中ですが、自然は待ったなし。7月には熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨が、大きな被害をもたらしました。 本市は、比較的大雨被害が少ない地域ですが、いつこのような災害に遭うか分かりません。いざというときに、正しい行動を起こすため、事前の備えと「命を守る」意識を持つことが重要です。 今号では、備え、情報収集、避難の三つのステップで、災害への意識向上を図ります。災害が起きた時「どうしよう…」と迷っている間に危険はどんどん迫ってきます。取り返しのつかないことになる前に、災害について知識や情報を蓄え、リスクを知り、家族や知人と取るべき行動について話し合いましょう。 備え いつ起こるか分からない自然災害で、身を守るには日頃からの備えが重要です。自宅や家の周りの安全確認、非常時持ち出し品、家庭内での食料や水などの備蓄品、家族の安否確認方法、地域での備えや助け合いなど、備えはいくつあってもいいものです。主な備えを以下に掲載しますので、チェックしてみましょう。 家具の転倒、落下防止など安全対策をしている 自宅周辺の災害リスク(各種災害の危険予測)を把握している 防災備品が用意され、充電や賞味期限を定期的に確認している 非常時に持ち出す物を準備し、すぐに取り出せるようにしている 避難場所や集合場所、非常時の連絡方法が決まっている どの時点で避難するか、家族全員が理解している 近所同士の協力体制が日頃からできている 地域で過去にどんな災害が発生したか把握している 防災マップを活用しよう 防災マップは、土石流や急傾斜地別の土砂災害警戒区域、河川が氾濫し洪水が発生した時の浸水深別の想定区域、平成25年9月豪雨で浸水した区域を色分けして表示しています。 また、洪水時の対応方法や地震発生時に取るべき行動などが記載されています。 その他、避難所リストや非常時持ち出しリストも盛り込まれた、まさしく災害に備えるための「教科書」です。 情報収集 風水害や土砂災害などの対策では「情報収集」が大切です。天候の変化や河川の状況など、最新の情報を把握することで避難の準備や心構えができ、市から避難の呼び掛けがあった時に、すぐ行動を起こすことができます。 テレビやラジオ、インターネットからは気象情報だけでなく避難情報が随時提供されています。普段から情報収集をしっかりとして、少しでも身に危険を感じたら、速やかに避難しましょう。 防災行政無線 市は災害時などに必要な情報を伝え、素早く適切な行動をとってもらえるよう、市内159カ所に防災行政無線屋外拡声子局(スピーカー)を設置しています。 放送を聞き逃したときは0195-68-7313へ。放送は直近の内容から、24時間以内の内容を自動音声で確認することができます。 いわて防災情報ポータル 発令されている警報や注意報をはじめ、河川、土砂災害、道路、地震・津波・火山、潮位・海洋の情報などさまざまな防災情報を掲載しています。 民間企業とタッグで備え 避難所長期化の不安解消 市と市ホテル協議会(会長 高橋三男 岩手ホテルアンドリゾート会長)は8月4日、災害時等における宿泊施設の提供等に関する協定を締結しました。 本協定の締結によって、市内で大規模災害が発生し、現在市から指定されている56カ所の避難所開設が長期化することが見込まれた際、同協議会員のホテルが2次避難所となります。 同協議会に加盟する施設は7施設で、最大3,500人の避難者の受け入れが可能です。 迅速物資確保に強い味方 市とNPO法人コメリ災害対策センター(代表 捧雄一郎理事長)は9月17日、災害時における物資供給に関する協定を締結しました。 本協定の締結によって、市内で災害が発生または発生する恐れがある場合、同センターでは市の要請に応じて、必要な物資量を必要な場所へ迅速に供給します。 支援協定は本市で911件目。コメリグループは全国11カ所の流通センターに災害復旧用品を備蓄し、多数の自治体の有事に備えています。 避難 「避難」とは、自らの命を守るために安全な場所に移動したり、とどまったりすることによって「難を避ける」ことです。洪水や地震などの災害そのものを「難」と見てしまいがちですが、あなたに困難をもたらさなければ、それは「難」とはなりません。 また、避難=避難所と考える人もいますが、避難所は行き場のない「難」を抱えた人のためにあるものです。現在は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、地域の避難所以外に親戚や知人宅などの避難先を想定しておくことも必要です。 暮らしている住まいが安全なのか把握したり、頼れる親戚や知人と連絡を取ったりするなど、避難にも事前の備えが大切です。 大雨による洪水 土砂崩れが発生 水平移動 より安全な所へ少しでも遠くに 垂直移動 自宅や今いる建物の2階以上へ 状況を見極め適切な行動をとろう 避難情報の警戒レベル 警戒レベル とるべき行動 市が発令する避難情報 気象庁が発する警報など レベル5 命を守るための最善の行動 災害発生情報 大雨特別警報 レベル4 全員避難 避難勧告・避難指示(緊急) 土砂災害警戒情報 レベル3 高齢者や障がい者は避難 避難準備・高齢者等避難開始 大雨警報・洪水警報 レベル2 避難行動を確認 ― 大雨注意報・洪水注意報 レベル1 災害への心構えを高める ― 早期注意情報 これだけは必ず覚えてください! 警戒レベル4で全員避難 警戒レベル3で高齢者などは避難 問い合わせ先 防災安全課消防防災係(電話・内線1261) 5ページ 八幡平市国土強靭化地域計画 市は9月に、令和2年度から7年度までを計画期間とする「八幡平市国土強靭化地域計画」を策定しました。この計画は、大規模な自然災害が発生しても「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」を持った安全・安心な地域社会を構築するための指針となるものです。 本計画では、市民の命や財産を守るため、4つの「基本目標」と8つの「事前に備えるべき目標」を定めています。対象とする災害は「地震」「火山噴火」「風水害・土砂災害」「暴風雪・雪害」の4つ。過去に発生した災害を教訓に24項目の「起きてはならない最悪の事態」を設定しています。 計画の実効性を高めていくためPDCAサイクルによる進捗管理、社会経済情勢などの把握に努め、必要に応じて計画の見直しを行っていきます。 基本目標 (1)人命の保護が最大限図られること (2)市および社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること (3)市民の財産および公共施設に係る被害の最小化 (4)迅速な復旧復興 想定する自然災害 (1)地震 平成23年の東日本大震災 (2)火山噴火 岩手山における 山体崩壊・水蒸気爆発・山頂噴火 (3)風水害・土砂災害 平成25年の台風18号 (4)暴風雪・雪害 平成22年12月31日の大雪による被害 事前に備えるべき目標と起きてはならない最悪の事態 大規模自然災害に備え、8つの「事前に備えるべき目標」を設定し、目標ごとに24項目の「起きてはならない最悪の事態」を設定しました。 目標1 直接死を最大限防ぐ (1)住宅・建物・交通施設などの大規模倒壊や住宅密集地における大規模火災による多数の死傷者の発生 (2)突発的または広域かつ長期的な市街地などの浸水による多数の死傷者の発生 (3)大規模な火山噴火・土砂災害(深層崩壊)などによる多数の死傷者の発生 (4)暴風雪や豪雪などに伴う多数の死傷者の発生 目標2 救助・救急、医療活動が迅速に行われるとともに、被災者などの健康・避難生活環境を確実に確保する (5)被災地での食料・飲料水・電力・燃料など、生命に関わる物資・エネルギー供給の停止 (6)多数かつ長期にわたる孤立地域などの同時発生 (7)消防・医療・福祉施設および関係者の絶対的不足・被災、支援ルートの途絶による医療・福祉機能などの麻痺 (8)被災地における疫病・感染症などの大規模発生 目標3 必要不可欠な行政機能は確保する (9)行政機関の職員・施設などの被災による機能の大幅な低下 目標4 必要不可欠な情報通信機能・情報サービスは確保する (10)防災・災害対応に必要な通信インフラの麻痺・機能停止 (11)災害時に活用する情報サービスが機能停止し、情報の収集・伝達ができず、避難行動や救助・支援が遅れる事態 目標5 経済活動を機能不全に陥らせない (12)エネルギー供給の停止による、社会経済活動・サプライチェーンの維持への甚大な影響 (13)食料などの安定供給の停滞 目標6 ライフライン、燃料供給関連施設、交通ネットワークなどの被害を最小限に留めるとともに、早期に復旧させる (14)電気・石油・ガスなどのエネルギー供給機能の長期にわたる機能の停止 (15)上水道などの長期間にわたる供給停止 (16)汚水処理施設などの長期間にわたる機能停止 (17)地域交通ネットワークの機能停止 目標7 制御不能な複合災害・二次災害を発生させない (18)地震に伴う市街地の大規模火災の発生による多数の死傷者の発生 (19)沿線・沿道の建物倒壊に伴う交通麻痺 (20)ため池、防災インフラ、天然ダムなどの損壊・機能不全や堆積した土砂・火山噴出物の流出による多数の死傷者の発生 (21)農地・森林などの荒廃による被害の拡大 目標8 社会・経済が迅速かつ従前より強靱な姿で復興できる条件を整備する (22)災害廃棄物の処理の停滞により復興が大幅に遅れる事態 (23)復興を支える人材など(専門家、コーディネーター、労働者、地域に精通した技術者など)の不足、より良い復興に向けたビジョンの欠如などにより復興できなくなる事態 (24)貴重な文化財や環境的資産の喪失、地域コミュニティの崩壊などによる有形・無形の文化の衰退・損失 問い合わせ先 企画財政課秘書政策係(電話・内線1211) 6、7ページ 八幡平ヒルクライム2020 県内屈指の山岳を満喫 自分ならどれくらいの時間で上れるんだろう。上り切って達成感を味わいたい。この坂を一番速く上ってみたい。そんな「坂好きたち」が全国から集まる八幡平の夏が、今年もやってきた。 大会名 八幡平ヒルクライム2020 開催日 8月30日 メインコース 19.1キロ(最大標高差1,083メートル) 平均斜度 全体5.7%(上り6.8%、下り4.4%) ショートコース 8キロ 「八幡平ヒルクライム2020」(実行委員会主催)は8月30日、八幡平アスピーテラインで開かれました。 大会は、ビジターセンター前から山頂パーキング手前路側帯までのメインと御在所パーキングまでのショートの2コースが設けられ、走行距離、最大標高差ともに県内最大級のヒルクライムで、今年で3回目の開催となります。 新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止となる中、会場での検温、消毒液の設置など感染症対策を徹底し開催。実行委員会の伊藤敬事務局長は「感染症対策に力を入れました。例年並みに参加者が集まり、大会の知名度が上がっていると感じます。楽しんでもらいたいです」と大会の開催を喜びました。 大会には386人がエントリー。当日出走者は293人で、参加者は事故や怪我も無くアスピーテラインを駆け上がりました。 エキスパートクラス昨年優勝の山口裕之さん「完走目標で楽しみます」 最遠方出場は愛媛県の石丸良広さん「スノーボードにはよく来ますが、ヒルクライムは初めてです」 最高齢は山梨県南アルプス市から出場の有泉末廣さん69歳 ミニベロ(小径車)の自転車で参加する強者も 感染症対策として受付時に行う検温 笑顔で大会の雰囲気を楽しむ ガスに包まれ30メートル先も見えない中、山頂に向かい気力でペダルをこぐ ゴール地点の撮影パネル前で達成感をかみ締め記念撮影 最後の最後まで競り合う選手 バナナとゆで卵のおもてなし 「タイヤはアスピーテラインと同じ名前のIRC『アスピーテ』で不思議な縁を感じます」と笑顔で語る寺澤さん エキスパートクラス優勝(51分57秒) 寺澤アンドリュウさん(青森県八戸市在住) チーム名 Team Eurasia-IRC TIRE フレーム ANCHOR RS8 ホイール GOKISO GD 安全な速度で下山「また来ます!」 今年は感染症対策として事前に無作為抽出された景品が渡されました 今年も参加の盛岡農業高自転車部の皆さん 8~10ページ 市役所からのホットライン 令和3年度採用の市職員を追加募集 市は令和3年度採用予定の市職員採用試験を行います。 職種、採用予定人数、受験資格 保健師 1人 保健師免許(令和3年3月末までに取得見込みの人を含む)を有し、昭和60年4月2日以降に生まれた人 介護福祉士 若干名 介護福祉士資格(令和3年3月末までに取得見込みの人を含む)を有し、平成元年4月2日以降に生まれた人 臨床工学技士 1人 臨床工学技士免許(令和3年3月末までに取得見込みの人を含む)を有し、昭和60年4月2日以降に生まれた人 試験日 11月26日㈭ 試験会場 八幡平市立病院 申し込み方法 受験申込書に必要事項を記入の上、持参または郵送(必着)で提出してください。受験案内や受験申込書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、総務課または西根・安代各総合支所から交付を受けてください。 申込期限 11月9日㈪ 問い合わせ先 総務課(電話・内線1231) 漆工技術研究センター 令和3年度研修生募集 市は令和3年度漆工技術研修生を募集しています。 研修期間・研修内容 基礎課程(2年) 汁椀、お盆、乾漆製作、蒔絵などの制作実習を中心に、漆精製など漆に関する専門知識やデザイン実習など 専攻課程(1年 ※基礎課程修了者、または同等の技術を有する者) 漆基礎技術を生かした量産実習、販売実習、経理などの各種講義、商品構成、木地発注などの実務を中心とした研修 募集人員 若干名 応募方法 申込書に必要事項を記入の上、持参または郵送(必着)で提出してください。募集要項や申込書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、漆工技術研究センターから交付を受けてください。 応募期限 11月12日㈭ 問い合わせ先 安代漆工技術研究センター(電話・内線3910) 田山スキー場で働く従業員を募集します 市は田山スキー場の臨時従業員を若干名募集します。 募集職種 (1)リフト管理従事員 (2)リフト券販売兼施設清掃員 任用期間 12月1日㈫から3年3月31日㈬まで ※積雪などの自然条件により期間を短縮することがあります。 申込期間 10月15日㈭から26日㈪まで 応募方法 会計年度任用職員登録申込書と履歴書に必要事項を記入の上、提出してください。申込書と履歴書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、安代総合支所または田山支所から交付を受けてください。 申し込み・問い合わせ先 安代総合支所(電話72・2111・内線3121) 国勢調査の回答 済んでいますか 調査回答期限(10月7日)までに、回答の確認ができなかった世帯を調査員が訪問します。 国勢調査は令和2年10月1日現在、日本に住む全ての人と世帯が対象で、統計法という法律に基づき調査に回答する義務が定められています。皆さんの協力をお願いします。 問い合わせ先 総務課情報統計係(電話・内線1241) 家屋を取り壊したら滅失届を忘れずに 固定資産税は、毎年1月1日現在の土地・家屋・償却資産を持っている人に対して課税されます。 今年、住宅や倉庫などの家屋の全部または一部を取り壊した場合は、年内に滅失の届け出をしてください。届け出がない場合、翌年度も課税になる場合があります。 ※登記されている建物で、年内に法務局で滅失の登記が済んでいる場合は届け出の必要はありません。 問い合わせ先 税務課資産税係(電話・内線1133) 介護保険料が減免可能 新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者の収入の減少などがあった場合、介護保険料の全額・一部の免除申請が可能です。 減免対象者 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた次のいずれかに該当する者 全額免除 主たる生計維持者が死亡、または重篤な傷病を負った第1号被保険者 一部を免除 主たる生計維持者の収入減少が見込まれる次の全ての要件に該当する者 (1)事業、不動産、山林、給与収入のいずれかが前年と比べて30%以上減少する見込み (2)収入減少が見込まれる種類の所得以外の前年所得合計額が400万円以下 対象保険料 2年2月1日から3年3月31日㈬までに普通徴収の納期限(特別徴収は年金の支払日)が設定されているもの 減免額の計算方法 減免対象保険料(A×B÷C)×減免割合(D)で計算された額 A 第1号被保険者の保険料額 B 第1号被保険者の属する世帯の主たる生計維持者の減少することが見込まれる事業収入などの前年所得金額 C 第1号被保険者の属する世帯の主たる生計維持者の前年の合計所得金額 D (1)前年の合計所得金額が200万円以下は100%減免、(2)200万円超は80%減免 ※主たる生計維持者の事業などの廃止や失業の場合は、前年の合計所得金額に関わらず100%の減免割合となります。 提出書類 (1)介護保険料減免申請書 (2)減免調査同意書 (3)収入申告書 (4)添付書類 ・死亡、重篤な傷病の場合は、死亡診断書、医師の診断書など ・収入減少による申請の場合は、売り上げを比較できる帳簿、給与明細など ・失業や事業廃止の場合は、離職証明書、事業廃止届など 問い合わせ先 健康福祉課高齢福祉係(電話・内線1086) ふるさと納税業務のプロポーザルを公募 市のふるさと納税事業を推進するために、返礼品発送などの業務を効率的に運営し、本市の魅力発信を図る委託事業者を公募しています。実施要領などは市ウェブサイトからダウンロードするか、企画財政課から交付を受けてください。 申込期限 10月30日㈮ 問い合わせ先 企画財政課地域戦略係(電話・内線1209) 家賃補助期限迫る 申請忘れず活用を 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内中小企業者を支援する家賃補助の交付申請期限が迫っています。 対象になる事業者は、忘れずに申請してください。 申請期限 10月30日㈮ 補助対象要件 市内に事業所を有する「小売業・飲食業・宿泊業・サービス業(一部対象外)」を営む事業者で、次のいずれかに該当 (1)令和2年4月から9月までのうち1カ月の売り上げが、前年同月と比べ50%以上減少。ただし、創業1年未満の場合は、対象月より前の任意の1カ月の売り上げを前年同月の売り上げと見なします。 (2)令和2年2月から9月までの間の連続する3カ月の売り上げの合計が、前年同期と比べ30%以上減少。ただし、創業1年未満の場合は、連続する3カ月より前の任意の1カ月の売り上げを3倍したものを前年同期の売り上げと見なします。 補助対象経費 令和2年4月1日から9月30日㈬までに支払う、連続した3カ月分以内の家賃 補助額 1カ月当たり10万円を上限(合計30万円が上限) 問い合わせ先 商工観光課商工労政係(電話・内線1317) 水道料金など減免支援 申請の期限は10月まで 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内事業者の水道料金などを減免する支援の申請が10月31日㈯で終了します。 事業名 水道料金等減免支援事業 減免対象 事業用の水道料金、公共下水道施設使用料、特定環境保全公共下水道施設使用料、農業集落排水施設使用料、集合浄化槽施設使用料、戸別浄化槽施設使用料 要件 次のいずれにも該当する事業者。ただし、創業1年未満の場合は、対象月までの任意の1カ月の売り上げを前年同月の売り上げとします。 (1)新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年3月から5月までの間の任意の1カ月において、売り上げが前年同月比で50%以上減少 (2)令和元年(平成31年)以前から事業による事業収入(売り上げ)があり、今後も事業を継続する意思がある  減免額 7月から12月に請求を受けた対象の水道料金などを全額減免(家庭用と事業用を共用する場合は、家庭使用分を除く) 申請 次の(1)~(5)の申請書類を上下水道課に郵送してください。 (1)申請書 (2)申告書  ※(1)と(2)の様式は、市ウェブサイトからダウンロードするか、上下水道課に電話をし、郵送により交付を受けてください。 (3)確定申告書類の写し ※法人事業者は前事業年度、個人事業者は令和元(平成31)年のもの (4)売り上げ減少月の売上台帳の写し (5)身分証明書の写し(個人事業者のみ) ※身分証明書は、写真付きの場合は1点、写真なしの場合は2点 問い合わせ先 上下水道課経理係(電話・内線1272) 市民憲章推進大会 規模を縮小し開催 市と市民憲章推進協議会は、安全で活力ある地域づくりのため、市民憲章推進大会を開きます。 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、時間短縮、規模縮小して行い、送迎バスも運行しません。 日時 11月3日(火・祝)午前9時半から ※受け付け開始は午前9時 場所 松尾コミュニティセンター 内容  (1)市勢功労表彰 (2)市民憲章推進協議会表彰 (3)江間章子賞授与式 申し込み・問い合わせ先 地域振興課地域振興係(電話・内線1145) 寄付をいただきました 本市に寄せられた厚意を紹介します。 【現金の寄付】 長谷川律記念財団 8月20日、江間章子賞の運営に活用してほしいと20万8,380円が寄せられました。 遠藤クニヱ様 8月31日、市政(農林業関係)に役立ててほしいと、故遠藤實光氏の遺志で30万円が寄せられました。 11ページ 福祉ネットワーク 保健のひろば 健康福祉課健康推進係 電話・内線1094 インフルエンザは流行前にしっかり対策 予防接種費用の一部を助成します 市は季節性インフルエンザ予防接種費用の一部を助成します。 予防接種は発症する可能性を低減させ、発症した場合には重症化を防ぐことに有効であると言われています。 助成対象接種期間 10月15日㈭から3年1月31日㈰まで 対象者と回数、助成額など 対象者、回数(上限)、助成額(1回につき)、予診票の申請に必要なもの 満1歳以上の幼児(生年月日:平成26年4月2日~令和元年12月31日生まれ) 2回 2,500円 母子健康手帳 小学生 2回 1,000円 中学生 1回 1,000円 満60~64歳で次のいずれかに該当する人 心臓、呼吸器、腎臓に障がい(身体障害者手帳1種1級程度)がある ヒト免疫不全ウイルスにより重度の免疫低下をきたしている 1回 2,200円 身体障害者手帳 満65歳以上の人 1回 2,200円 申請に必要なものは無し ※対象者のうち、生活保護受給者には全額助成 予診票の申請と交付 (1)満65歳以上の人には、市から予診票を送付(接種期間中に65歳になる人には誕生月の月末ころに送付)します。 (2)それ以外の対象者は、10月15日以降に次の窓口で申請して予診票を受け取ってください。 申請窓口 健康福祉課、西根・安代各総合支所、田山支所 予防接種を受ける前に 医療機関に予約してください。委託医療機関は予診票に記載しています。 入院や施設入所などにより市外で接種する場合は、事前に手続きが必要です。健康福祉課健康推進係に相談してください。 子育てNEWS 地域福祉課児童福祉係 電話・内線1101 里親ってどんな制度? 里親とは 親の事故や病気などの事情により家庭で生活できない子どもを自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する人のことです。 児童福祉法に基づいて県がお願いするもので、希望する人は定められた研修を受講し、県福祉総合相談センターと市の職員が家庭訪問をして認定します。 里親の現状 国では、これまで施設で養育してきた子どもたちを、より家庭的な環境の中で養育させたいという方針ですが、現在の里親に登録している世帯数は不足しており、対応が困難であるとされています。県内では2年4月1日現在で205世帯(当市では3世帯)が登録しています。徐々に増えていますが、まだまだ多くの家庭の協力が望まれています。 里親の種類 養育里親 さまざま事情により家庭で暮らせない子どもを、一定期間、自分の家庭で養育する里親 専門里親 養育里親のうち、虐待、非行、障害などの理由により、専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親 養子縁組を希望する里親 養子縁組によって、子どもの里親となることを希望する里親 親族里親 実親の死亡、行方不明などにより養育できない場合に、祖父母などの親族が子どもを養育する里親 養育費用の支給 里親になり子どもを養育する人には、子どもの養育費(生活費など)が支給されます。このほか養育里親と専門里親には、手当が支給されます。 問い合わせ先 地域福祉課児童福祉係または県福祉総合相談センター(電話019-629-9608) 県福祉総合相談センターでは「里親出前講座」を開いています。参加者が少数でも出向きますので、興味がある人は問い合わせてください。 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 10月19日~11月15日 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 10月19日(月曜日) 博物館休館日 地域振興課 定例行政相談 午前9時30分~正午(市役所本庁舎) 松尾コミセン UVレジン講座 午前10時~正午 図書館 日本近代史を学ぶ会 午後1時30分~午後3時30分 10月20日(火曜日) 図書館休館日 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(安代総合支所) 10月21日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(畑コミセン) 健康福祉課 循環器系健診【受付】午前9時30分~午前11時、午後1時30分~午後3時(市役所多目的ホール棟) 寺田コミセン 健康体操教室 午後1時30分~午後3時 10月22日(木曜日) 田頭コミセン 成人講座「干支のくるみ絵づくり」 午前9時~正午 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(浅沢コミセン) 松尾コミセン つまみ細工講座 午前10時~正午 寺田コミセン 幼児映画会 午前10時~午前10時30分(寺田保育所)、子ども映画会 午後3時30分~午後4時 10月23日(金曜日) 大更コミセン 大更婦人学級「第2回講座」 午前10時~正午 寺田コミセン 七時雨大学 午前10時~午後3時 10月24日(土曜日) 市役所閉庁日 10月25日(日曜日) 市役所閉庁日 健康福祉課 循環器系健診【受付】午前9時30分~午前11時、午後1時30分~午後3時(安代地区体育館) 博物館 企画展展示解説会 午後1時30分~午後2時 当番医(市内) 八幡平こどもクリニック、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局(市内) つぐみ薬局、(鹿角)日本調剤薬局 10月26日(月曜日) 博物館休館日 大更コミセン 大更ふれあい大学「開講式、第2回講座」 午前10時~正午 松尾コミセン UVレジン講座 午前10時~正午 10月27日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳幼児健康相談・離乳食教室【受付】午前9時30分~午前9時40分(市役所多目的ホール棟) 10月28日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 10月29日(木曜日) 田頭コミセン 成人講座「干支のくるみ絵づくり」 午前9時~正午 健康福祉課 循環器系健診【受付】午前9時30分~午前11時、午後1時30分~午後3時(市役所多目的ホール棟) 松尾コミセン つまみ細工講座 午前10時~正午 10月30日(金曜日) 図書館休館日(図書整理日) 健康福祉課 親子教室【受付】 午前9時30分~午前9時55分(市総合運動公園体育館) 10月31日(土曜日) 市役所閉庁日 博物館 東北文化の日により入館無料 ※11月1日まで 地域振興課 市芸術祭「展示部門」 午前9時~午後7時(西根地区市民センター) 11月1日(日曜日) 市役所閉庁日 地域振興課 市芸術祭「展示部門」 午前9時~午後4時(西根地区市民センター) 健康福祉課 乳がん検診【受付】午前9時30分~午前10時30分、午後1時30分~午後2時30分(安代地区体育館) 11月2日(月曜日) 博物館休館日 11月3日(火曜日) 文化の日 市役所閉庁日 図書館休館日 地域振興課 市民憲章推進大会 午前9時30分~午前11時(松尾コミセン) 当番医(市内) 八幡平市立病院、(鹿角)大湯リハビリ病院 当番薬局(市内) リリィ薬局西根店、(鹿角)黒沢薬局 11月4日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 大更コミセン 大更婦人学級「第3回講座」 午前9時~午後3時(紫波町) 寺田コミセン 健康体操教室 午後1時30分~午後3時 11月5日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 11月6日(金曜日) なし 11月7日(土曜日) 市役所閉庁日 松尾コミセン 松尾地区ふれあいまつり 午前9時~午後4時 健康福祉課 子宮頸がん検診【受付】午前9時30分~午前10時30分、午後1時30分~午後2時30分(市役所多目的ホール棟) 図書館 えほんの会 午後2時~午後3時 11月8日(日曜日) 市役所閉庁日 松尾コミセン 松尾地区ふれあいまつり 午前9時~午後3時 健康福祉課 乳がん検診【受付】午前9時30分~午前10時30分、午後1時30分~午後2時30分(市役所多目的ホール棟) 当番医(市内) 森整形外科、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局(市内) あさひ薬局、(鹿角)花輪調剤薬局 11月9日(月曜日) 博物館休館日 図書館 あみぐるみ教室 午前10時~午後3時 11月10日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳児健診【受付】午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(荒沢地区) 11月11日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 荒屋コミセン 移動図書 正午~午後2時15分(田山地区) 健康福祉課 3歳児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時50分(松尾地区内) 11月12日(木曜日) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(松尾地区内) 寺田コミセン 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後4時45分 11月13日(金曜日) なし 11月14日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 おはなしのじかん 午前11時~午前11時30分、午後2時30分~午後3時、Tom&Tam Story Time 午後3時~午後3時30分 11月15日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医(市内) 八幡平市立病院、(鹿角)小坂町診療所 当番薬局(市内)大更調剤薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 休日救急当番医(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 八幡平こどもクリニック(電話75-2632) 平舘クリニック(電話74-3120) 八幡平市立病院(電話76-3111) 森整形外科(電話76-2318) 鹿角(市外局番0186) かづの厚生病院(電話23-2111) 本田医院(電話35-3002) 大湯リハビリ病院(電話37-3511) 小坂町診療所(電話29-5500) 日曜・祝日の日中(午前9時~午後5時) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。 夜間の症状が軽い場合(午後7時~午後11時) 盛岡市夜間急患診療所【内科】へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 10月19日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 10月20日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月21日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 10月22日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月23日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 10月24日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月25日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 10月26日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月27日(火曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 10月28日(水曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月29日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 10月30日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 10月31日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月1日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 11月2日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月3日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月4日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 11月5日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月6日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 11月7日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月8日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月9日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 11月10日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月11日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 11月12日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 11月13日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 11月14日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 11月15日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 夜間の症状が重い場合(午後5時~翌朝9:00、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ) 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。 時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 ※ 新型コロナウイルス感染症への対応による変更 岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。今後の動向により変更の可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 休日当番薬局(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 つぐみ薬局(電話76-2900) 白樺薬局(電話74-3363) リリィ薬局西根店(電話78-8560) あさひ薬局(電話75-2227) 大更調剤薬局(電話70-1320) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話35-3200)※日曜・祝日開局 日本調剤薬局(電話30-1193) ファーマックスかづの薬局(電話30-0033) 花輪調剤薬局(電話30-0066) 岩手医大・県立中央病院などの出張診療日 八幡平市立病院(電話76-3111) 糖尿病内科 毎週火曜日 午前中 耳鼻科 毎週水曜日 午前中 循環器内科 第2・4水曜日 午前10時~ 心臓・血管外科 第2・4木曜日 午前中 血液内科 第3水曜日(奇数月) 午後2時~ 神経内科 第3木曜日 午後2時~ 安代診療所(電話72-3115) 内科 第2・4木曜日 午前中 ※西根病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 ※診療日は祝日等により前後の週に変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 くらしとお金の安心相談会(要予約) 11月20日(金曜日) 午前10時~午後3時 市役所本庁舎 市民課(電話・内線1066) 年金相談(要予約) 11月12日(木曜日) 午前10時~午後3時30分 市役所多目的ホール棟 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) 人権相談(要予約) 日時・場所 要相談 市民課(電話・内線1061) ※ 定例行政相談はカレンダー内に記載しています 市税納期(納期限11月2日) 市県民税(第3期)、国民健康保険税(第4期) 市税納期(納期限11月30日) 固定資産税(第4期)、国民健康保険税(第5期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14、15ページ お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 掲載依頼 掲載希望は発行月の前月10日までにご依頼ください。掲載は、主催団体などを所管する市の担当課を通じ、依頼のあった記事を優先します。 掲載の確約および採否の連絡はいたしかねます。 掲載文は市に一任していただきます。 営利目的の企業や団体からのお知らせは、広告枠をご利用ください。 国の平和と安全守る自衛官候補生を募集 自衛隊では自衛官候補生の採用試験を行います。 申し込み資格 入隊予定月の1日現在で18歳以上33歳未満の人(学歴・資格は不問) 入隊予定 3年3月下旬から4月上旬 試験日 11月15日㈰ 申込期間 10月9日㈮から11月5日㈭まで 問い合わせ先 自衛隊岩手地方 協力本部盛岡募集案内所(電話019-641-5191) 保育士として再就職を支援する研修会を開催 県保育士・保育所支援センターでは、保育士資格を持っている人を対象に保育士として再就職するための研修会を開きます。事前に申し込みが必要です。 日時 11月12日㈭午前9時半から11時半まで 場所 ふれあいランド岩手 内容 潜在保育士の再就職についての講演など 申込期限 11月6日㈮ 申し込み・問い合わせ先 同センター・山田(電話019-637-4544) HACCP制度対応説明会を開催します 食品衛生法が改正され、食品営業の制度、衛生管理の方法が大きく変わります。県では、食品などの事業者を対象に説明会を開きます。 日時 11月12日㈭午後1時半から3時半まで 場所 二戸市民文化会館 内容 HACCPに沿った衛生管理の制度化、営業届け出制度の創設、営業許可制度の見直し、健康被害情報の届け出、食品のリコール情報の報告、食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度 定員 60人 申し込み方法 県ウェブサイト「食品衛生法の改正に関する説明会を開催します」のページで確認 問い合わせ先 県民くらしの安全課(電話019-629-5322) 社会が求める国家資格 危険物取扱者試験実施 一般財団法人消防試験研究センター県支部では、危険物取扱者試験を行います。 試験日 3年1月16日㈯、23日㈯ 場所 建設研修センターほか 申請期間 電子申請 11月17日㈫から24日㈫午後5時まで、書面申請 11月20日㈮から27日㈮まで(消印有効) 問い合わせ先 同センター県支部(電話019-654-7006) ひとり親家庭の悩み事 無料で相談に応じます 一般社団法人県母子寡婦福祉連合会では、ひとり親家庭の親などのために弁護士の無料相談を行います。事前に申し込みが必要です。 日時 11月6日㈮午前10時から午後3時まで 場所 西根地区市民センター 内容 離婚や養育費など日常生活での困り事、悩み事 申し込み・問い合わせ先 同連合会(電話019-623-8539) 国民年金保険料の納付 免除の申請は忘れずに 国民年金保険料の納付期限は、翌月末(例:10月分は11月末日)です。日本年金機構から送られる納付書により、金融機関、郵便局、コンビニで納付できます。納付期限から2年を過ぎると、時効により納付できなくなりますので注意してください。 保険料の納付が経済的に困難な場合は、前年所得に応じて保険料が免除または猶予される制度があります。保険料の納付や免除、猶予の申請が遅れると、老齢基礎年金や障害基礎年金などが受けられない場合がありますので、必ず早めに納付または申請をしてください。 問い合わせ先 ねんきん加入者ダイヤル(電話0570-003-004)、盛岡年金事務所国民年金課(電話019-623-6211) 11月9日から15日まで秋季火災予防運動展開 「その火事を防ぐあなたに金メダル」を統一標語に、秋の全国火災予防運動を行います。火災の発生しやすい季節ですので、火の取り扱いや後始末に十分注意して火災予防に努めましょう。 八幡平消防署では、防火座談会や初期消火訓練を随時開いています。希望する場合は最寄りの消防署、出張所に問い合わせてください。 問い合わせ先 八幡平消防署(電話76-2119)、松尾出張所(電話74-2119)、安代出張所(電話72-2119) 9月15日から11月15日は秋の農作業安全期間です 県では、秋の収穫時期を迎えたこの期間に農作業事故防止運動を展開しています。農作業に従事する際は、次のことを心掛け、事故防止に努めましょう。 家族に作業場所と帰宅時間を知らせる。トラクターに安全フレームを装着し、運転者はシートベルト・ヘルメットを着用する。農業機械の日常的・定期的な点検・整備を行う。 問い合わせ先 県農林水産部農産園芸課(電話019-629-5708) 10月15日から21日まで違反建築防止週間です 県では建築基準法の目的、制度を認識してもらうため、違反建築防止に取り組みます。安全で住みよい街をつくるため、みんなでルールを守り、違反建築を無くしましょう。 建築中の現場の見やすいところに確認表示板を掲示する。設計図を現場に備える。建築工事完了後に完了検査申請書を提出する。塀の所有者は自主点検を行い、危険性を感じた場合は適切な補修をする。 週間中は建築相談所を設置し、相談に応じます。 相談所の設置場所 県土整備部建築住宅課、盛岡広域振興局土木部 問い合わせ先 同振興局土木部(電話019-629-6650) 年末調整手続きの電子化 ソフトを無償提供します 令和2年分の年末調整から、保険会社などからの生命保険料控除などを電子データで提供できるようになりました。この電子データを利用して年末調整を簡略化するため、国税庁が「年末調整控除申請書作成用ソフトウェア」を無償提供します。 詳細 同庁ウェブサイト「年末調整手続の電子化に関するパンフレットについて」で確認 岩手県の最低賃金が改正 時間額793円になります 10月3日から改正された最低賃金は、県内で働くパートタイマー、アルバイトなどを含む全ての労働者に適用されます。最低賃金額を下回っている場合は、発効日以降の賃金額が793円以上となるように是正する必要があります。このほか産業別最低賃金にも注意してください。 問い合わせ先 同局労働基準部賃金室(電話019-604-3008) 植林した森林の手入れ 所有者に代わって間伐 県では「いわての森林づくり県民税」を活用して、公益上重要でありながら手入れが行き届いていない人工林(スギやカラマツなど)を森林所有者に代わって間伐します。間伐は森を元気にする大事な作業です。森に元気を取り戻し、次の世代に引き継ぎましょう。 問い合わせ先 盛岡広域振興局林務部(電話019-629-6611) みんなで三行詩 市教育振興運動推進協議会で募集した三行詩の入選作品を不定期で紹介するコーナー(学年は入選当時) 令和元年度三行詩入選作品 金賞・小学校高学年部門 小さいころのぼくは かわいかったんだって 生まれたときから かわいかったんだって 十才になったぼくも まだまだかわいいらしい でもそろそろ 「かっこよく」なりたい ぼく 加藤 雄大 (田頭実践区・田頭小5年) 銀賞・小学校低学年部門 言われてうれしい ありがとう ぼくも言うよ ありがとう 立花 慧士 (安代実践区・安代小1年) 銀賞・高校生部門 久しぶりにおばあちゃんに会って 手をにぎった しわくちゃだけど 温かい 人生たくさん経験して 一生懸命生きている証だよね 工藤 心優 (平舘高2年) 銅賞・中学生部門 人生は 人と歩んで 楽しむもの これから たくさん いいことあるかも 藤田 光 (松野実践区・松尾中1年) 16ページ よろこび・おくやみ(8月届け出分) 個人情報保護の観点からホームページ上に掲載しないこととしております。 人口の動き 8月31日現在 括弧は前月比 西根地区 15,200人(2人減) 6,331世帯(6世帯増) 松尾地区 5,598人(6人減) 2,441世帯(1世帯増) 安代地区 4,164人(11人減) 1,815世帯(4世帯減) 合計 24,962人(19人減) 10,587世帯(3世帯増) 男性 12,037人(14人減) 女性 12,925人(5人減) 出生 10人 死亡 29人 転入 33人 転出 33人 交通事故発生件数など 括弧は前年同月の数 人身事故 8月2件(6件) 1月からの累計15件(20件) 物損事故 8月36件(49件) 1月からの累計293件(334件) 負傷者 8月5人(6人) 1月からの累計19人(23人) 死者 8月0人(0人) 1月からの累計3人(0人) 飲酒運転 8月0件(0件) 1月からの累計2件(2件) 火災 8月1件(1件) 1月からの累計5件(7件) 救急 8月117件(140件) 1月からの累計849件(903件) 17ページ 平高通信 VOL.07 平高の魅力や話題を発信します 【問い合わせ先】平舘高 電話74-2610 ホームページ:http://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 就職説明会を開催 地元企業から学ぶ 就職説明会は7月29日、2年生42人を対象に平高体育館で開かれ、生徒は地元企業6社の担当者から仕事の内容や社会人としての心構えを学びました。 建設や自動車整備、宿泊、医療など幅広い分野の協力を得て開催した説明会は、内容を前後半に分けて実施しました。前半は各分野の企業ごとに仕事内容を紹介。生徒は普段なかなか知ることができない仕事の話に興味津々の様子でした。歯科医院とのオンライン中継では、体育館に居ながら院内の様子を感じることができ、貴重な体験となりました。 後半は企業担当者がテーマに沿ってパネル討議。仕事をするとはどういうことなのか、大人には何が求められるのか、市内就職のメリットは何かなどを熱く語る担当者の言葉に、生徒たちは身が引き締まる様子で耳を傾けていました。 仕事を知る機会を設けられたことに感謝 例年ならばインターンシップ(就業体験)を通じて職業選択の視野を広げますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により延期。市商工会青年部の協力で、就職説明会という形で仕事を知る機会を設けることができました。 平高ライフ 生徒会長 神田 萌さん(2年:西根中出身) 平高に入学したきっかけ 体験入学の際に、明るい校風の学校だと感じ、将来の目標をこの学校で見つけていきたいと思い入学しました。地元高校のため通学しやすく、時間を有効的に使って学習できるのも魅力でした。 学校生活について とても楽しいです。学習面でも生活面でも充実した生活を送ることができています。 平高の魅力 先生方は生徒一人一人に親身になって向き合ってくれますし、部活動や行事などの活動は、周りのみんなとの繋がりを大切にし、協力し合って行うなど、学校の雰囲気が良いのが魅力です。生徒数が少なくても、平高だからこそ私たちが成長できる環境があると実感しています。 生徒会長として 平高の良さを再認識してもらうため、あいさつなど基本的なことや地域との繋がりを大切にしたいです。 将来の夢 中学校の先生になりたいです。専門の教科をもっと深く学習し、夢を叶えたいです。 18ページ 博物館だより 博物館(電話63-1122) いにしえの大集落跡「長者屋敷遺跡」 現在開催中の企画展「八幡平市松尾・長者屋敷遺跡 長者の清水とともに生きた歴史』では、これまでの出土資料に加え、令和元年度の調査で出土した資料を初めて展示し、長者の清水と共に生きた人々の歴史を紹介しています。 開催日時 12月8日㈫までの午前9時から午後4時半(入館は4時)まで ※休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日) 長者屋敷遺跡とは 名水「長者屋敷清水」が湧き出る長者屋敷公園一帯に広がる遺跡で、古くから土器や石器が出土する所で知られています。昭和53、54年に県埋蔵文化財センターが発掘調査し、豊富な湧水や水系を背景に、縄文時代から平安時代まで長期間営まれた大規模集落跡であることが判明しています。 住居跡や土器などが多数出土 元年度、配水管などの敷設工事に伴って行われた緊急発掘調査では、縄文時代中期(約4,000~4,500年前)の竪穴住居跡6棟が見つかり、高嶺沢沿いに営まれた集落の一部であることを確認しました。この中には住居跡が重なった状態で見つかったものもあることから、住居を建て替えていたと考えられます。出土した遺物は縄文土器を中心に、石器など合わせて40リットル収納コンテナ約5箱分で、動物形土製品も見つかっています。 図書館だより 図書館 75-1700、松尾コミュニティセンター図書館 76-3235、荒屋コミュニティセンター図書館 72-2505 「もしサポ岩手」始めました 市立図書館は、県が提供する新型コロナ感染拡大防止サービス「もしサポ岩手」に参加しています。 図書館利用者の感染が判明し、県が不特定の人への感染の恐れがあると判断した場合に、県のLINE公式アカウント「岩手県新型コロナ対策パーソナルサポート」を活用して感染症拡大防止に向けたお知らせなどをするサービスです。図書館入り口やカウンターなど、館内に掲示しているQRコードを読み込むことで登録できます。 「もしサポ岩手」の詳細は、県ウェブサイトで確認してください。 新着ピックアップ 珪藻美術館 文・写真/奥修、出版/福音館書店 水中に生える藻の1種「珪藻」はガラスの殻を持っています。1㍉の10分の1より小さい殻を集めて作られた美しい「珪藻アート」の児童書です。 浮世絵の解剖図鑑 著/牧野健太郎、出版/エクスナレッジ 1枚の浮世絵から見えてくる江戸の街をタイムスリップ気分でのぞいてみれば―。創意工夫や遊び心あふれる江戸っ子たちの暮らしぶりを紹介するガイドブックです。 19ページ サークル・サークル Vol.46 市内で活動、活躍する 団体・サークル・チームなどを紹介 田頭野球スポーツ少年団 メンバー9人(9月11日現在) 父母会会長 青木純 中村 結成何年目? 昭和60年に結成し、今年35年目を迎えました。現在は3年生から6年生の男女が所属していて、元気に楽しく、全員野球で頑張っています。 活動の内容は? 週3回(月曜日・金曜日・土曜日)の練習のほか、対外試合や大会などに参加しています。 活動の魅力は? 学年関係なく協力すること、最後まで諦めないこと、努力することの大切さを学べることが魅力です。また練習試合や大会などを通して、学校が異なる子どもたちとも交流を広げることができます。 活動して感じる効果は? 技術の向上はもちろん、人間性が育っていると感じます。子どもたちは自ら進んで整理整頓やあいさつができるようになり、集中して物事に取り組めるようになりました。仲間のミスを責めるのではなく、前向きに全員でカバーをし合うなど、少しずつ成長していく姿をうれしく感じます。 今後の目標は? 県大会出場が目標です。全員が一戦必勝の気持ちを胸に一つでも多くの試合に勝てるよう、まずは日々の練習から一球一球を大切に励みたいです。 活動日時・場所は? 平日は午後5時から7時まで、土曜日は午前9時から12時まで田頭小で活動しています。一緒に野球をできる仲間を募集していますので、見学・体験にきてください。 問い合わせ先 監督:高田(090-9030-9480)、事務局:佐藤(090-5846-6773) 地域おこし協力隊だより Vol.77 今月の担当 松本侑子さん ウェブ媒体に記事を書くことが多い私ですが、最近、紙媒体の仕事を受けることが増えてきました。直近では、ふるさと納税の新冊子で市紹介ページとピックアップ商品のキャッチコピーを担当しました。コピーライティングを駆使し、読んだ人の購買意欲を刺激することを意識して作りました。たった1行、されど1行。まだその商品の魅力に気付いていない人に興味を持ってもらうための強力なきっかけになるので、知恵を絞りだしました。 平舘高校の生徒会の皆さんから声を掛けられ、キャッチコピー作成講習を開きました。若い感性に触れ、新鮮な発想に私自身ハッとさせられることが多かったです。今後も、私が学んできた技術などを伝える機会を持つことができたらと思っています。 安比塗漆器について、ハチクラで書いた記事が縁で10月1日のごきげんテレビに出演しました。思いも寄らず、取材を受ける側を体験できました。残り半年の任期、移住者ならではの視点を生かしながら、紙媒体などでも市の多様な魅力を伝えていけたらと考えています。 20ページ 知ってナッ得みんなの安心 防災安全課 地域安全係(電話・内線1265)、消防防災係(電話・内線1261) 毎年10月11日は「安全安心なまちづくりの日」です。この日から20日までの10日間で令和2年全国地域安全運動が行われます。 運動の重点項目は次の三つです。 重点1 子どもと女性の犯罪被害を防止 全国的に子どもや女性が被害者となる誘拐や強制わいせつ事件が発生し、県内でも兆候とみられる声掛けや付きまといなどの事例が発生しています。 岩手警察署管内での事例 登校中の児童が「車に乗っていかないか」と声を掛けられた 遊んでいるところをカメラで撮られたかもしれない(容姿撮影疑い) 不審者を発見したときは、早期通報をお願いします。 「ぴかぽメール」に登録しよう 県警察では電子メールで不審者などの情報を配信しています。メールアドレスを持っていれば、誰でも無料で受信できます。 登録方法など、詳しくは県警察ウェブサイトで確認してください。 特殊詐欺の被害防止 県内での特殊詐欺の被害届けは、8月末時点で37件ありました。 被害の6割以上がキャッシュカードに関係した手口 警察官や市役所職員をかたり「あなたの口座が悪用されている」「還付金がある」などの理由を付けて「キャッシュカードを交換(保管)する必要がある」と訪問します。暗証番号は電話で聞き出したり、メモに書かせたりしてキャッシュカードと一緒にだまし取ります。 犯人からの電話を直接受けないことが被害を防止します。在宅時でも留守番電話に設定しましょう。 キャッシュカードは渡さない。暗証番号は教えない。 架空請求詐欺の被害も発生 NTTファイナンスをかたる者から利用料金を請求するショートメールが送り付けられ「契約した記憶がなくても支払う義務がある」「裁判はもう始まっている」などと言われ、犯人の指示に従い、お金をだまし取られた例があります。 知らない人には、四(し)ない!(払わない・渡さない・教えない・連絡しない) 不審なメールやはがきなどは相手にせず、警察に相談しましょう。 鍵をかけましょう 家や小屋の鍵はかけていますか。泥棒の被害に遭った人の多くが、鍵をかけていませんでした。泥棒と鉢合わせになると攻撃を受け、強盗や殺人になる可能性が高くなります。 侵入・窃盗を防ぐために 家にいる時も玄関や窓に鍵をかけましょう。 自動車や自転車にも忘れずに鍵をかけましょう。 21~23ページ 話題ピックアップ 皆さんからの情報をお寄せください。  企画財政課広報広聴係(電話 内線1203) 素直な思いを届けたい 「わたしの主張」北岩手地区大会 「わたしの主張」北岩手地区大会は9月3日、安代中体育館で開かれ、八幡平、岩手、葛巻の3市町の中学10校からそれぞれ代表者が出場し、熱弁を振るいました。 発表者は5分の発表時間を余すことなく、堂々としたしぐさで自らの気持ちを素直に表現。安代中の生徒は、その熱い発表に聞き入りました。 最優秀賞に選ばれたのは「ボランティアってめんどくさい!?」と題して発表した沼宮内中3年の三浦巴那さん。平成30年の西日本豪雨災害の際に同校が行った募金活動をきっかけにボランティアに対する意識が変わり、生徒会執行部となった現在は先頭に立って「ちょっぴりボランティア」を実践。「たとえ小さなボランティアでも必ず大きな笑顔につながることを信じている」と訴えました。 本市では安代中3年の齋藤愛華さんが優秀賞を受賞しました。「心を開いて」と題し、言葉が通じない異国での不安な心情を表現。心を開いて、違いを楽しみ、認め合う大切さを呼び掛けました。 その他、市内の入賞者と演題は次の通りです。優良賞 松村楓蓮さん(西根中3年)「たくさんの笑顔を届けたい」、古川真愛さん(松尾中3年)「私の軸となる大切なパーツ」 きれいなまちを作ろード 道路愛護団体等に対する大臣表彰を受賞 道路愛護団体等に対する国土交通大臣感謝状伝達式は8月27日、サンセール盛岡で行われ、市公衆衛生組合連合会松尾支部が表彰されました。 昭和44年から長きにわたって取り組んできた路面や側溝の清掃、不法投棄パトロールや啓発活動が評価されての受賞となりました。同支部長の立花國彦さんは「先輩方がやってきた活動の積み重ねが認められてうれしい。今後も道路の環境悪化を未然に防ぐように努めていきたい」と気を引き締めました。 視野を広げる大事な学習 平舘小で高齢者体験 社会福祉法人市社会福祉協議会は9月3日、高齢者の気持ちや日常生活の中の苦労を知ってもらおうと平舘小で高齢者体験を開きました。 6年生17人がヘッドホンや特殊眼鏡、手足の重りなどの疑似体験装具を装着し、買い物などの日常生活動作を体験。加齢による身体的変化や高齢者とのコミュニケーションの取り方を学びました。工藤優武君は「お金をつまむのが難しかった。うちのおじいさん、おばあさんにもっと優しくしたい」とはにかみました。 名水生かす無農薬ビール 暁ブルワリー八幡平ファクトリー醸造棟竣工式 株式会社太極舎(岡部いずみ社長)は9月7日、旧八幡平トラウトガーデンを改装して建てた暁ブルワリー八幡平ファクトリーの醸造棟竣工式を行いました。 金沢清水を使って造るビールは、通常行う水質調整はせず、天然水の持つ風味を生かしたこの土地ならではの爽やかな味わい。年間最大生産量は240キロリットルで、初年度の目標生産量を100キロリットルとし、10月下旬に「ドラゴンアイ」の名称で商品化する予定です。 豊かな緑を未来へ残す 県民の森で自然ボランティア体験 公益社団法人県緑化推進委員会は8月29日、岩手の豊かな自然を後世に引き継ぐ目的で、県民の森を会場にボランティアによる森林整備作業を行いました。 作業には、市内外から団体や個人137人が参加。班ごとに分かれ、散策しやすいように鎌で雑草の下刈りをしました。 盛岡市から家族5人で参加した千葉章浩さんは「自然を通じて子供たちにボランティア活動の大切さを体験してもらいたい」と流れる汗を拭いました。 地域の特産品に触れる 田山小が校外学習でリンドウ栽培を学ぶ 田山小の校外学習「リンドウ学習」は8月26日、地元農家で行われ、3、4年の児童9人がリンドウ栽培への理解を深めました。 指導をしたのは栽培農家の齊藤正樹さんら4人。児童はリンドウの種類や特徴などの説明を受けた後、ほ場での収穫から出荷に向けた箱詰めまでの一連の作業を体験しました。3年生の安保皇河君は「採ってもいいリンドウかどうかを選ぶのが難しかった」と笑みを浮かべました。 高パフォーマンス支える パラバイアスロン強化拠点機能強化事業 パラリンピックバイアスロン強化拠点機能強化事業の一つであるスポーツ医による講義が8月25日、新安比温泉静流閣で行われました。 合宿中の出来島桃子、阿部友里香の両選手らが参加。スポーツ医の認定を受けている佐藤整形外科クリニック(岩手町)の佐藤正義院長を講師に迎え、けがの種類や対処法などを学びました。 本事業では、これまで栄養指導などを実施。令和4年の北京パラリンピックまで選手をサポートします。 秋風涼しくも試合白熱 西根ライオンズカップ争奪少年サッカー大会 第35回西根ライオンズカップ争奪少年サッカー大会は9月21、22の両日、安比高原スポーツパーク(アスパ)で開かれ、参加選手が声援の飛び交うグラウンドを優勝目指して駆け回りました。 リーグ戦で争われる今大会は、市内や盛岡市、滝沢市、久慈市、北上市、葛巻町から合わせて8チームが参加。地元アレグレーゴ八幡平主将の伊藤練君(平舘小6年)は「新型コロナウイルスに負けず、最後まで正々堂々と戦います」と熱戦を誓いました。 すなっぷギャラリー 短期間で集中的にプログラミングを学ぶスパルタキャンプスイフト編(9月12日、友好都市交流促進センター) 八幡平スマートファームの熱水ハウスでバジルの摘み取り体験をする生徒(9月10日、平舘高校地熱探検隊) 5月に種まきしたスイートコーンを収穫する東慈寺保育園の園児(8月26日、サラダファーム食育体験) 8月9日にアルパカのアルくんとモカちゃんの子ども「モモ」が誕生(8月13日、サラダファーム) 市芸術文化協会・市婦人会連絡協議会が文化交流拠点の整備に関する要望書を提出(8月26日、市役所) 第2回八幡平CUPタグラグビー大会を開催。16チーム約110人が参加(8月23日、市ラグビー場) 黒倉山を舞台に県内13校76人が健脚を競う(9月21、22の両日、第56回県高等学校新人登山大会) 上村地区資源保全会が景観整備でヒマワリの迷路を作り、松野保育所園児を招待(8月19日、野駄地内) 24ページ キラリ輝人(ひかりびと) コロナの夏、絶望乗り越えつかみ取った頂点 夏季岩手県高等学校野球大会優勝(全国高校野球選手権岩手大会の代替大会) 佐々木春磨さん ささきはるま 17歳 一関学院高3年 平成14年生まれ。扇畑出身。安代小4年のときにスポーツ少年団に入団し、野球を始める。安代中3年でKWBボール県選抜に選ばれ、主将としてチームを全国大会3位に導く。趣味は釣りと筋トレ。座右の銘は「雪に耐えて梅花麗し」。身長165センチ、体重70キロ。 「ずっと目指してきた県ナンバーワン。とてもうれしかった」と笑みを広げたのは、一関学院捕手の佐々木春磨さん。甲子園に出場するため、捕手の育成に定評のある同校に進み、練習中から「県大会優勝、甲子園ベストエイト」を口にするなど、目標を強く意識してきた。 「甲子園とは夢舞台、譲れない場所」ときっぱり。だからこそ、夏の甲子園大会中止はショックだった。代替大会開催が決まっても「優勝したところで甲子園でプレーする夢は叶わない」。目標を失い、練習に身も入らず、最悪のチーム状況に陥った。 そんなときに監督から「目標と目的は違う」と話があった。なぜ、この目標を掲げてきたのかチームで問い、対する答え「これまでやってきたことを証明する。一関学院の歴史を塗り替える」という二つの目的を果たそうと、考えを切り替えた。 2年の秋に左手首を骨折。4月下旬に復帰するまでリハビリに時間を要した。復帰後、何が正しいプレーなのか分からず、結果を残せなかったが、大会前の5、6月毎日午後10時まで自主練を続け、迷いを振り切った。 左手に痛み止めを打ち、満身創痍で臨んだ今大会、巧みなリードで投手陣の力を引き出し、チームの堅守を支えた。盛岡大付との決勝では、試合を決定づける中前打など3安打を放ち、3年間やってきた証を示した。代替大会のため記録は夏の岩手大会に継承されないが、コロナの夏、前例のない大会を制し、歴史をつくった。 東北大会は接戦の末、仙台育英に敗退。「このメンバーで負けると思わなかった」と悔しさをにじませ、夏は終わりを告げた。卒業後は「お世話になった地域に寄り添いたい」と消防士を目指す。「全然勉強できていなくって。がんばって追い込みます」。次なる目標へ駆け足。表情は明るい。